JPH035145A - インプレッション・シリンダをイメージ・キャリア・シリンダと印刷可能に係合・脱係合させる装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、輪転印刷機のインプレッション・シリンダを
プレート・シリンダのようなイメージキャリア・シリン
ダに対して印刷可能に係合・脱係合させ、またイメージ
・キャリア・シリンダを取り替えるに十分なだけ離間さ
せる装置であって、そのインプレッション・シリンダの
軸受を昇降するリード・スクリューを有し、各ピストン
・シリンダ・ユニットがこのリード・スクリューに作用
して、そのインプレッション・シリンダをイメジ・キャ
リア・シリンダと印刷可能に係合させる装置に関する。

（従来技術） ドイツ特許第３，３７７．３０９号に記述されているこ
の形式の装置はすでに実施されているが、その設計はか
なり複雑であり、その装置が嵌合される印刷機は高価で
ある。

（発明の概要） 本発明の成る目的は簡単な構造を有する上述の形式を有
する装置を提供することにある。

本発明の他の目的は、安価に製造可能なこのような装置
を提供するこＪにある。

本明細書中で記述されるこれらの目的あるいは他の目的
を達成する為に、上述の形式を有する装置において、各
リード・スクリュー・ナットは管構造を有し、一定の外
径を有するリード・スクリュー・ナットの管状部分には
、ピニオンが回転しないように配設され、該ピニオンは
軸線方向に案内されながら限られた範囲まで軸線方向に
移動でき、フレームに取付けられるハブを有する。本装
置の最も単純な形式は、リード・スクリュー・ナットを
移動させるピニオンのみから成り、そのピニオンは、リ
ード・スクリュー・ナットに関して回転しないが、当接
部の間で限られた距離の軸線方向の運動が可能なように
案内され、これによって、印刷中、インプレッション・
シリンダはハウジングに押し当たるリード・スクリュー
・ナットによる付加的な負荷を必要とせずに、イメージ
・キャリア・シリンダに押し当たり、従って、イメシ・
キャリア・プリンタに対するインプレ／コン・シリンダ
の所要の係合スラスト力は、通常は空圧式のピストン・
シリンダ・ユニットによってのみ実質的に設定される。

各ピストン・シリンダ・ユニットのピストン・ロットは
フレームを支点とする各レノ＼−の端部と関節連結され
るのが好ましく、このピストン・ロットはこの支点と関
節点との間においてリード・スクリュー・ナツトに押し
当たる。この設計は二つのピストン・シリンダ・ユニッ
トによってインプレション・シリンダに負荷を与える単
純な構造を提供する。

レバーは、そのレバーとカラーと間にスラスト軸受を有
する管状のり一ト・スクリュー・ナンドをカラーに押し
当たる。そのレバーは、上部が圧縮ばねによって負荷さ
れるリード・スクリュー・ナツトの二つの軸受の間に挟
持されるのが好ましい。

本発明の特に利点を有する形式の装置において、各軸受
はその軸受とそれに連結される部品とインプレンヨン・
シリンダの重量を補償する装置を備えている。この補償
装置によると、インプレション・シリンダおよび軸受の
重量が釣り合わされるので、インプレション・シリンダ
のスラスト力はピストン・シリンダ・ユニットを用いる
だけで、鋭敏に調整される。この補償装置はばね、好ま
しくは、所定の例与力のレベルに設定される引張りばね
として作用する空圧式ピストン・シリンダ・ユニットを
有する。

本発すによるさらに好ましい特徴は、各軸受がべンド・
ブーりを走行するけん引部材（例えば、コード）によっ
てピストン・シリンダ・ユニットのピストン・ロットに
接続されていることである。

本発明の他の特徴によれば、フレームに固着されている
スイッチが、印刷中、ピニオンのハブとそれに接続され
る部品間の間隙およびリード・スクリュー・ナットに働
く逆当接を監視する。ただし、この逆当接は管状リード
・スクリュー・ナットのつばによって形成される。

（実施例） 本発明の１実施例を以下、図面を参照して詳細（ご言凭
明する。

グラビア印刷機の２つのサイトフレーム１．２の各々に
は、ハウジング３．４が取付けられている。このグラビ
ア印刷機の２つの側部は同一であり、以下、左側の側部
について説明する。

第３図に詳しく示すように、ハウジンク３はカラー５を
備えた上部貫通孔６と下部貫通孔７とを有する。カラー
５によって形成される内側の段部は転がり軸受８と係合
し、一方、転がり軸受９は、その下端部で貫通孔７を密
閉するカバー・ブレー１−１０によって適切に保持され
る。２つの軸受８．９は、相対運動を妨げる目的で管１
３にキー１２によって固定されているピニオン１１のハ
フを軸支しており、管１３は雌ねじを有し、リード・ス
クリュー・ナットとｉ２て機能する。キー１２を収容す
る溝はキー１２よりも長く作られており、従って、ピー
ニオン１１は管１３に対してわずかの距離だけ軸線方向
に移動可能である。管１３に対するピニオン１１の滑り
変位はピストン・シリンダ・ユニットのピストン・ロッ
トの当接によって制限される。管１３の雌ねじはリード
・スクリュー１４の雄ねじと螺合する。リード・スクリ
ュ１４はクラビア印刷機のインプレンヨン・シリンダ１
６の支持板１５に固着されている。ハウシング３の上方
において、管１３は、レバー１７が管１３にクリアラン
スをもって嵌合されている。このレバーは支点１８を有
し、その枢動は、サイトフレーム１に接続される（図示
せず）空圧式ピストン・シリンダ・ユニット１９によっ
てもたらされる。このレバー１７は対向する位置にスラ
スト軸受２２．２３の各案内リングを支持する部分球の
凹み２０．２１を有している。上部軸受２２の第２案内
リンクはばね２４と管１３に螺合するナンドによって付
勢され、レバー１７に結合しているスラスト軸受２３の
案内リングは管１３のカラー２５とクリアランスのない
係合状態にあり、このカラーはスラスト軸受２３の第２
案内リングを形成する。第１図に示すように、モーフ２
７がハ０ ウジング３に連結され、その出力軸２８には駆動ピニオ
ン２９が設けられる。このピニオン２９は歯付きベルト
３０によってピニオン１１に作動的に連結されている。

第２図に示すように、支持板１５の重量はピストン・シ
リンダ・ユニット３１によって保持され、ピストン・ロ
ッド３２は引張り要素３３　（本例ではコード）に接続
され、引５長り要素３３はベンド・プーリ３４を走行し
て、支持板１５に接続されている。ピストン・シリンダ
・ユニット３１に人力される圧力は調整可能であり、支
持板１５とグラビア・インプレション・シリンダ１６の
正確な重量比が設定され、釣り合いが取られている。

第１．２図は、カラー２６が軸受８からある距離だけ離
間して設定されている印刷位置を示している。もし、新
しいイメージ・キャリア・すなわち、グラビア・プレー
ト・シリンダ３５が取付けられると、まず、モータ２７
が始動され、ピニオン２９、歯付きベルト３０、ピニオ
ン１１およびキー１２を介して、管１３が回転される。

その回転の方向は、リード・スクリュー１４が上方に移
動する（矢印Ａ）ように選択され、カラー２６が軸受８
と係合し、インプレション・シリンダ１６は支持板１５
によってイメージ・キャリア・シリンダ３５から脱係合
するように移動する。マイクロスイッチ３７によって設
定されたあるストロークだけ移動した後、モータ２７　
（第１図）は停止される。そして、交換前のシリンダと
異なる直径を有する別のグラビア・イメージ・キャリア
・／リンダとさらに別のインプレション・シリンダが取
付けられるとすぐに、モータ２７が逆方向に駆動され、
前述の各要素を介して、リード・スクリュー１４は、取
付けられた新しいインプレション・シリンダ１６がイメ
ージ・キャリア・シリンダに当たるまで下向きの矢印、
すなわち、方向２へと逆向きに移動される。モータ２７
をさらに回転させても、リード・スクリュー１４はそれ
以上は下方に移動できず、下方に移動する代わりに管１
３は上方に移動し、カラー２６が軸受から離れて上昇す
る。この状態になると、レバー１８はマイク１ ２ ０スイツチ３６　（第２図参照）を作動させるまで支点
を中心に時計方向に動き、これによって、モータ２７が
停止される。空圧式ピストン・シリンダ・ユニット１９
は正確に設定された人力圧によって一定に保持されてい
るから、この正確に設定された圧力はインプレション・
シリンダおよびイメージ・キャリア・シリンダの直径に
無関係にインプレション・シリンダに伝達される。もし
、印刷中、誤動作によって、カラー２６と軸受８間の間
隙が減少すると、マイクロスイッチ３６がレバー１７を
介して作動され、例えば、光学式あるいは音響式の警報
システムが作動される。この時、作業者は間隙がカラー
２６と軸受８との間に再び生じるまでモータ２７のスイ
ッチを押せば良い。

支持板１５とグラビア・インプレション・シリンダ１６
の全重量はピストン・シリンダ・ユニット３１によって
支持されているから、印刷位置をその重量と無関係に感
度よくかつ正確に設定できる。

インプレション・シリンダ１６の印刷可能な係合への移
動は、数値制御されるモータ２７によって行なわれる。

リード・スクリュー１４は蛇腹を備えたブーツ３８．３
９によって異物の侵入から保護される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、イメージ・キャリア・シリンダと協働してイ
ンプレション・シリンダを印刷位置に移動させるための
装置の概略正面図である。 第２図は、第１図の線■−■に沿った本装置の断面図で
あり、インプレション・シリンダはイメージ・キャリア
・シリンダと印刷可能に係合している。 第３図は、第２図に示す構造体の部分拡大図であり、イ
ンプレション・シリンダはイメージ・キャリア・シリン
ダから脱係合されている。 Ｌ２・・・・・・サイドフレーム ３．４・・・・・ハウジング １０・・・・カバー・プレート １５・・・・・支持板 １６・・・・・インプレション・シリンダ３ ４ ２７・　・モータ ２９・　　駆動ピニオン ３０・・・歯ｊ」きベルト ３１　・・ピストン・シリンダ・ユニフト３２・・・・
・・ピストン・ロッド ３３・・・・・引張り要素 ３５　・・グラビア・プレート・ンリンダ５

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. （１）インプレション・シリンダとイメージ・キャリア
   ・シリンダとを有する印刷機において、イメージ・キャ
   リア・シリンダと協働して印刷可能な係合位置と脱係合
   位置との間でインプレション・シリンダを移動させると
   ともに、イメージ・キャリア・シリンダを交換するため
   にインプレション・シリンダを大きく移動させる装置で
   あって、 前記インプレション・シリンダの軸受を昇降させるリー
   ド・スクリューと、前記インプレション・シリンダを前
   記イメージ・キャリア・シリンダに向って付勢するよう
   に作用するように構成されたピストン・シリンダ・ユニ
   ットとを各リード・スクリュー・ナットが管状であり、
   一定の外径を有する管状断面を有し、 各ピニオンがこの管状部分に取付けられ、該管状部分に
   、ある限られた範囲において前記管状部分に沿って摺動
   しながら該管状部分と共に回転し得るように固定され、 前記ピニオンがフレームに取付けられるハブを有する、
   ことを特徴とする装置。
2. （２）各ピストン・シリンダ・ユニットのために、前記
   フレームに１つの枢動点において支持され、別の枢動点
   において前記各ピストン・シリンダ・ユニットのピスト
   ン・ロッドが連結され、これら枢動点の間において前記
   リード・スクリュー・ナットを押し当たるレバーを有す
   る、ことを特徴とする請求項（１）記載の装置。
3. （３）前記管状のリード・スクリュー・ナットがそれと
   前記レバーの軸受装置との間にスラスト軸受を有する、
   ことを特徴とする請求項（２）記載の装置。
4. （４）前記各リード・スクリュー・ナットが２つのスラ
   スト軸受を有し、それらの軸受間でレバーが支持され、
   これら２つの軸受の上部軸受の圧縮ばねによって負荷さ
   れる、ことを特徴とする請求項（２）又は（３）記載の
   装置。
5. （５）前記軸受のために、その軸受とそれに接続される
   部品と前記インプレション・シリンダの重量を釣り合わ
   せる補償装置を有する、ことを特徴とする請求項（１）
   乃至（５）のいずれか１項に記載の装置。
6. （６）前記補償装置が空圧式ピストン・シリンダ・ユニ
   ットを有することを特徴とする請求項（５）記載の装置
   。
7. （７）各軸受がべンド・プーリに巻かれた引張り要素に
   よってピストン・シリンダ・ユニットに接続されること
   を特徴とする請求項（６）記載の装置。
8. （８）フレームに対して取付けられ、ピニオンのハブ又
   はそれらに接続される部品とリード・スクリュー・ナッ
   トの当接部との間の間隙を監視するようになったスイッ
   チを有する、ことを特徴とする請求項（１）乃至（７）
   のいずれか１項に記載の装置。
9. （９）前記当接部が前記管状のリード・スクリュー・ナ
   ットのカラーによって形成されることを特徴とする請求
   項（９）記載の装置。