JPH0351135A - 液体噴射記録装置 - Google Patents

液体噴射記録装置

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JPH0351135A
JPH0351135A JP18847789A JP18847789A JPH0351135A JP H0351135 A JPH0351135 A JP H0351135A JP 18847789 A JP18847789 A JP 18847789A JP 18847789 A JP18847789 A JP 18847789A JP H0351135 A JPH0351135 A JP H0351135A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皮4分立 本発明は、液体噴射記録装置、より詳細には。
バブルジェット記録方式の液体噴射記録装置に関する。
従漣LLi忙 ノンインパクト記録法は、記録時における1i音の発生
が無視し得る程度に極めて小さいという点において、最
近関心を集めている。その中で、高速記録が可能であり
、而も所謂普通紙に特別の定着処理を必要とせずに記録
の行える所謂インクジェット記録法は極めて有力な記録
法であって、これまでにも様々な方式が提案され、改良
が加えられて商品化されたものもあれば、現在もなお実
用化への努力が続けられているものもある。
この様なインクジェット記録法は、所謂インクと称され
る記録液体の小滴(droplet)を飛翔させ。
記録部材に付着させて記録を行うものであって、この記
録液体の小滴の発生法及び発生された記録液小滴の飛翔
方向を制御する為の制御方法によって幾つかの方式に大
別される。
先ず第1の方式は例えばU S P 3060429に
開示されているもの(Tale type方式)であっ
て、記録液体の小滴の発生を静電吸引的に行い1発生し
た記録液体小滴を記録信号に応じて電界制御し、記録部
材上に記録液体小滴を選択的に付着させて記録を行うも
のである。
これに就いて、更に詳述すれば、ノズルと加速電極間に
電界を掛けて、−様に帯電した記録液体の小滴をノズル
より吐出させ、該吐出した記録液体の小滴を記録信号に
応じて電気制御可能な様に構成されたxy偏向電極間を
飛翔させ、電界の強度変化によって選択的に小滴を記録
部材−Lに付着させて記録を行うものである。
第2の方式は、例えばTJ S P3596275、U
SI)3298030等に開示されている方式(Swe
et方式)であって、連続振動発生法によって4141
の制御された記録液体の小滴を発生させ、この発生され
た帯電量の制御された小滴を、−様の電界が掛けられて
いる偏向電極間を飛翔させることで、記録部材上に記録
を行うものである9 具体的には、ピエゾ振動素子の付設されている記録ヘッ
ドを構成する一部であるノズルのオリフィス(吐出口)
の前に記録信号が印加されている様に構成した帯電電極
を所定距離だけ離して配置し、前記ピエゾ振動素子に一
定周波数の電気信号を印加することでピエゾ振動素子を
機械的に振動させ、前記吐出口より記録液体の小滴を吐
出させる。この時前記帯電電極によって吐出する記録液
体小滴には電荷が静電誘導され、小滴は記録信号に応じ
た電荷量で#i電される。帯電量の制御された記録液体
の小滴は、一定の電界が一様に掛けられている偏向電極
間を飛翔する時、付加された4iF電量に応じて偏向を
受け、記録信号を担う小滴のみが記録部材上に付着し得
る様にされている。
第3の方式は例えばU S P3416153に開示さ
れている方式(Hertz方式)であって、ノズルとリ
ング状の帯電電極間に電界を掛け、連続振動発生法によ
って、記録液体の小滴を発生霧化させて記録する方式で
ある。即ちこの方式ではノズルと帯電電極間に掛ける電
界強度を記録信号に応じて変調することによって小滴の
霧化状態を制御し、記録画像の階調性を出して記録する
第4の方式は1例えばU S I) 3747120に
開示されている方式(Stem+ua方式)で、この方
式は前記3つの方式とは根本的に原理が異なるものであ
る。
即ち、前記3つの方式は、何れもノズルより吐出された
記録液体の小滴を、飛翔している途中で電気的に制御し
、記録信号を担った小滴を選択的に記録部材」二に付着
させて記録を行うのに対して、この5teIoIlle
方式は、記録信号に応じて吐出口より記録液体の小滴を
吐出飛翔させて記録するものである。
つまり、Sta+++ma方式は、記録液体を吐出する
吐出口を有する記録ヘッドに付設されているピエゾ振動
素子に、電気的な記録信号を印加し、この電気的記録信
号をピエゾ振動素子の機械的振動に変え、該機械的振動
に従って前記吐出口より記録液体の小滴を吐出飛翔させ
て記録部材に付着させることで記録を行うものである。
これ等、従来の4つの方式は各々に特長を有するもので
あるが、又、他方において解決され得る可き点が存在す
る。
即ち、前記第1から第3の方式は記録液体の小滴の発生
の直接的エネルギーが電気的エネルギーであり、又、小
滴の偏向制御も電界制御である。
その為、第1の方式は、構成上はシンプルであるが、小
滴の発生に高電圧を要し、又、記録ヘッドのマルチノズ
ル化が困難であるので高速記録には不向きである。
第2の方式は、記録ヘッドのマルチノズル化が可能で高
速記録に向くが、構成上複雑であり、又記録液体小滴の
電気的制御が高度で困難であること、記録部材上にサナ
ライ1−ドツトが生じ易いこと等の問題点がある。
第;3の方式は、記録液体小滴を霧化することによって
階調性に優れた画像が記録され得る特長を有するが、他
方霧化状態の制御が困難であること。
記録画像にカブリが生ずること及び記録ヘッドのマルチ
ノズル化が困難で、高速記録には不向きであること等の
諸問題点が存する。
第4の方式は、第1乃至第3の方式に比べ利点を比較的
多く有する。即ち、構成上シンプルであること、オンデ
マンド(on−demand)で記録液体をノズルの吐
出口より吐出して記録を行う為に2第1乃至第3の方式
の様に吐出飛翔する小滴の中、画像の記録に要さなかっ
た小滴を回収することが不要であること及び第1乃至第
2の方式の様に、導電性の記録液体を使用する必要性が
なく記録液体の物質上の自由度が大であること等の大き
な利点を有する。面乍ら、一方において、記録ヘッドの
加工上に問題があること、所望の共振数を有するピエゾ
振動素子の小型化が極めて困難であること等の理由から
記録ヘッドのマルチノズル化が難しく、又、ピエゾ振動
素子の機械的振動という機械的エネルギーによって記録
肢体小滴の吐出飛翔を行うので高速記録には向かないこ
と、等の欠点を有する。
央には、時開1イ148 9622号公報(前記US 
I’3747120に対応)には、変形例として、前記
のピエゾ振動素f・等の手段による機械的振動エネルギ
ーを利用する代わりに熱エネルギーを利用することが記
載されている。
即ち、」二記公帽には、圧力上昇を生じさせる蒸気を発
生する為に液体を直接加熱する加熱コイルをピエゾ振?
JJM子の代りの圧力上昇手段として使用することが記
載されている。
しかし、上記公報には、圧力上昇手段としての加熱コイ
ルに通電して液体インクが出入りし得る口が一つしかな
い袋状のインク室(液室)内の液体インクを直接加熱し
て蒸気化することが記載されているに過ぎず、連続繰返
し液吐出を行う場合は、どの様に加熱すれば良いかは、
何等示唆されるところがない。加えて、加熱コイルが設
けられている位置は、液体インクの供給路から遥かに遠
い袋状液室の最深部に設けられているので、ヘッド4y
t造上複雑であるに加えて、高速での連続繰返し使用に
は、不向きとなっている。
しかも、上記公報に記載の技術内容からでは、実用−に
重要である発生する熱で液吐出を行った後に次の液吐出
の準備状態を速やかに形成することは出来ない。
このように従来法には、構成」二、高速記録化上、記録
ヘッドのマルチノズル化」二、サテライトドツトの発生
および記録画像のカブリ発生等の点において一長一短が
あって、その長所を利する用途にしか適用し得ないとい
う制約が存在していた。
また、バブルジェット記録方法は、いわゆるdrop 
 ondemand記録法に礪めで有効に適用され、吐
出オリフィスを高密度に設けることができるばかりでな
く、吐出オリフィスと同密度で駆動部(すなわち1発熱
部)を設けることができる為、高密度マルチオリフィス
化が容易に具現できる優れたffe録法である。しかし
、コピア等のより高精細な画像品質を狙うには、まだ解
決すべき問題点が存在する。中でも、高解像度、高品質
の画像を得るには、記録画素に階調性を持たせることが
極めて効果的な方法である。従来バブルジェット記録方
法において階調性を表現する方法としては持分1t1’
/ 62−48585号公報に記載されているように、
1つの流路に設けられた複数の電気・熱変換体の各々に
入力される&!11!動4fii号の入力タイミングの
ズレを可変制御することにより階調記録を行なうことが
知られている。また、特公昭62−46358号公報に
は、1つの液室中に供給された記録媒体液を熱する位置
に設けられた複数個の発熱体から記録すべき情報を表わ
す信号のレベルに応じて所定数の発熱体を選択して駆動
することにより吐出液滴径を変える技術が開示されてい
る。
しかしながら、いずれの技術もその明細書より明らかな
ように、吐出口に通じる流路に沿って、発熱体を設けた
いわゆるエツジシュータ型のヘッドに関するものであり
、エツジシュータ型の場合は。
1つの吐出口に対して、1つの発熱体を形成して使用す
る場合においては、高密度化が可能でその特徴を大いに
発揮できるが、」−記のように、1つの吐出11に対し
て、その吐出口に通じる流路にそって複数個の発熱体を
形成したようなものにおいては、各発熱体を独立に制御
するための制御電極が多くなり、高密度化が困難となり
、本来の特徴をいかすことができないという不具合があ
る。また、エツジシュータ型の場合、吐出口がら発熱体
までの距離が吐出特性(滴速度または/および滴の大き
さ等)に大きな影響を与えるため、各発熱体の吐出口か
らの距離が異なる」;記のような例では、それらを制御
して階調性を出すことは、きわめて困難な技術を要し、
必ずしも実用的とはdえない。
また、さらに特開昭59−124863号公報、特開昭
59−124864号公報には、吐出用の気泡を発生さ
せるとともに、さらに別の吐出エネルギー調整用気泡を
発生させて1階調記録を行なう技術、あるいは、さらに
吐出エネルギー調号3部に/J%開口を設け、液滴の大
きさをかえて階調記録を行なう技術が開示されている。
しかしながら、吐出のための発熱体と、吐出エネルギー
調整用の発熱体が離れており、両者による圧力のタイミ
ングをうまく合オ)せることが難しいという問題、また
、吐出エネルギー調整用の発熱体が位置する場所が袋小
路状になっており、新しいインクが供給されにくく、そ
の部分のインク温度が」二Hし、定の安定した条件で吐
出エネルギー調整用の発熱体を駆動することが困難であ
るという問題であり。
必ずしも満足すべき階調記録が得られない、さらに、特
開昭59−207265号公報には、パルス群で発熱体
を駆動させ、気泡を繰り返し生成・41滅させて、その
回数(即ち、パルス群中のパルスの数)に応じて階調表
現を行つな技術が開示されている。また、特開昭63−
42869号公報には1発熱体の通電時間を変えること
によって気泡の発生回数を変更し、吐出景を可変にする
技術が開示されている。しかしながら、バブルジェット
記録方法においては、1つの気泡の生成・消滅はわずか
数10μsで行なわれ、」―記のように、連ネ)゛シ的
に気泡を成長・収縮させた場合、各々の気泡で吐出した
インクに対して新しいインクを極めて速やかにリフィル
しなければならず、困難な技術を要する。また、繰り返
しの気泡をパルス群で形成するにしても連続した通電で
形成するにしても1画素を形成するのに要するエネルギ
ーは必然的に多くなり、マルチノズルタイプのヘラ1−
では、大きな問題となる。さらに、発熱量も当然多くな
る為、高周波数で駆動した場合、基板に蓄熱してしまい
、吐出安定性が悪くなったり、スプラッシュ現象が発生
したり、ついには、吐出不能となってしまうという欠点
があった。この為、高熱伝導率の基板を使用したり、ま
た吐出周波数を低くしたりしなければならず安価に高密
度、高集積ヘッドを作製可能、あるいは、4KIlzを
越える超高周波数吐出が可能というバブルジェット記録
方式の特徴を生かせないという問題がある。
また、特公昭59−31943号公報には発熱量調′!
I!構造を有する発熱部に階調情報に応じた熱斌を発生
させることで階調記録を行なう技術が開示されている。
しかしながら、その明細書中に示されているようなil
Z面構造を台形にした発熱体においては幅が狭くなった
部分において熱ストレスおよび/あるいは気泡消滅時の
衝撃力により断線が生じやすく信頼性に欠けるという欠
点がある。
また、断面構造において保護膜、蓄熱層1発熱体に厚み
勾配を設ける構造は、現在の簿膜形成技術においては極
めて困難な技術を要し、また、非常に高価なものとなる
一方、特開昭58−1571号公報には、安定した吐出
を行ない、使用寿命を向上させるために、発熱体を閾値
電圧の1.02〜1.3倍で駆動する技術が開示されて
いる。しかしながら、これは、その四種1書から明らか
なように、安定した気泡の形成・成長・収縮を起させ5
発熱体の寿命を延ばす技術であり、言いかえるならば、
膜沸騰により安定した気泡の生成・消滅を行なうもので
あり、階調記録という概念は見あたらない。
このように、従来の階調記録法は階調記録用の補助f段
を設けたり、パルス群を与えたり、吐出に必要なパルス
r1以上のパルスIで駆動したりするもので、いずれも
1滴を吐出するよりはるかに高いエネルギーを必要とす
る。また、バブルジェット記録方法が有する16本/I
以上の高密度化の可能性、256ノズルを越えるような
高集積化の可能性、さらには、4Kl(zを越えるよう
な高周波数駆動の可能性、さらには、超高密度フルライ
ン型ヘッドの実現の可能性を犠牲にしてしまうものであ
った。
1’?=−1隻 本発明は、以上のような実情に鑑み、本発明者らの多く
の実験結果よりなされたものであり、その主たる目的は
、吐出滴址を変化させ、安定した階調記録ができる液体
噴射記録ヘッドを提供することである。
さらに別の目的は、特別な補助手段を設けずに、安価な
階調記録ヘッドを提供することである。
さらに別の目的は、超高密度(例えば16本/■を越え
る)に配列されたP?I調記録ヘッドを提供することで
ある。
さらに別の目的は、高集積化(例えば256ノズルを越
える)が可能な階調記録ヘッドを提供することである。
さらに別の目的は、高周波数駆動(例えば4に七を越え
る)が可能な階調記録ヘッドを提供することである。
構−一」文 本発明は、上記目的を達成するために、記録液を吐出す
る為の吐出口と、前記記録液に熱エネルギーを作用させ
る為の熱エネルギー発生体と、前記熱エネルギーにより
気泡を発生させ、前記気泡の体積増加にともなう作用力
によって、前記記録液を前記吐出口より飛翔せしめる液
体噴射記録装置において、画情報に応じて熱エネルギー
発生体への入力エネルギーを変えることを特徴としたも
のである。さらに、遷移沸騰を起こして階調記録を行な
うことを特徴としたものである。以下1本発明の実施例
に基いて説明する。
最初に、第1図に基づいて、本発明を好適に実現するバ
ブルジェット方式によるインク噴射の原理を説明する。
(、)は定常状態であり、オリフィス面でインク2の表
面張力と外圧とが平衡状態にある。
(b)はヒーター3が加熱されて、ヒーター3の表面温
度が急上昇し隣接インク層に沸IIm現象が起きるまで
加熱され、微小気泡4が点在している状態にある。
(c)はヒーター3の全面で急激に加熱された隣接イン
ク層が瞬時に気化し、沸騰膜を作り、この気泡4が成長
した状態である。この時、ノズル内圧力は、気泡の成長
した分だけ上昇し、オリフィス面での外圧とのバランス
がくずれ、オリフィスよりインク柱6が成長し始める。
(d)は気泡が最大に成長した状態であり、オリフィス
面より気泡の体積に相当する分のインク2が押し出され
る。この時、ヒーター3には、電流が流れていない状態
にあり、ヒーター3の表面温度は降下しつつある。気泡
5の体積の最大値は電気パルス印加のタイミングからや
やおくれる。
(())は気泡5がインク等より冷却されて収縮を開始
し始めた状態を示す。インク柱の先端部では押し出され
た速度を保ちつつ前進し、後端部では気泡の収縮に伴っ
てノズル内圧の減少によりオリフィス面からノズル内へ
インクが逆流してインク柱にくびれが生じている。
(f)はさらに気泡7が収縮し、ヒーター「11にイン
クが接しヒーター面がさらに急激に冷却される状態にあ
る。オリフィス面では、外圧かノズル内圧より高い状態
になるためメニスカスが大きくノズル内に入り込んで来
ている。インク柱の先端部は液滴になり記録紙の方向へ
5〜Lone/seeの速度で飛翔している。
(g)はオリフィスにインクが毛細管現象により再び供
給(リフィル)されて(a)の状態に戻ろ過程で、気泡
は完全に消滅している。8はインク滴である。
第2図は、上記噴射原理によるバブルジェット記録ヘッ
ドの全体斜視図で1図中、9は発熱体基板、10は蓋基
板、11はインク供給[1,12はオリフィスで、該オ
リフィス12より前述のごとくして生成されたインク滴
が噴射される。
第3図は1発熱抵抗体を用いる気泡発生手段の構造を説
明するための図で、第3図(a)は記録ヘッドのオリフ
ィス側から見た正面部分図、第3図(b)は、第3図(
a)に−点鎖線X−Xで示す部分で切断した場合の切断
部分図で、図中、13は基板、14は蓋基板、21は電
気熱変換体(発熱抵抗体)、22は保護層、23.24
は電極で、該記録ヘッドは表面に電気熱変換体が設りら
れた基板13の上を所定の密度で所定の111と深さの
溝を所定数設けた蓋基板14で覆う様に接合することに
よって、オリフィス15と液吐出部16が形成された構
造を有している。液吐出部16は、その終端に液滴を吐
出させるためのオリフィス15と、電気熱変換体21よ
り発生される熱エネルギーが液体に作用し気泡を発生し
、その体積の膨張と収縮による急激な状態変化を引き起
こす所である熱作用部17を有している。
熱作用部17は、電気熱変換体21の熱発生部18の上
部に位置し、熱発生部18の液体と接触する熱作用部1
9をその底面としている。
熱発生部18は、基板13上に設けられた下部層20、
該下部層20上に設けられた発熱抵抗層21を有し、該
発熱抵抗層21には、熱を発生させる為にMJM2tに
通電するための電極23゜24がその表面に設けられて
いる。電+fi23は。
各液吐出部の熱発生部に共通の電極であり、電極24は
、各液吐出部の熱発生部を選択的に発熱させる為の選択
電極であって、液吐出部の流路に沿って設けられている
基板13の材料としては、ガラス、セラミックス、金属
或は、シリコン等である0発熱抵抗体21を構成する材
料として、有用な物には1例えば、タンタル−5in、
の混合物、窒化タンタル、ニクロム、銀−パラジウム合
金、シリコン半導体。
あるいはハフニウム、ランタン、ジルコニウム。
チタン、タングステン、モリブデン、ニオブ、クロム、
バナジウム等の金属の硼化物があげら九る。
これらの発熱抵抗体21を構成する材料の中で、特に金
属硼化物が優れたものとしてあげる事ができ、その中で
も最も特性が優れているのが、硼化ハフニウムであり、
ついで、硼化ジルコニウム。
硼化ランタン、硼化タンタル、硼化バナジウム、硼化ニ
オブの順となっている。
発熱抵抗体21は、上記の材料を用いて、フォト・リン
グラフや、電子ビーム蒸着やスパッタリング、CVD、
プラズマCV I)等の手法を用いて形成することがで
きる0発熱抵抗体2[の膜Hは、単位時間当りの発熱部
が所望通りとなるように。
その面積、材質及び熱作用部の形状及び大きさ。
更には実際面での消費電力等にしたがって決定されるも
のであるが、通常の場合、o、oot〜5μm。
好適には0.01〜1μmとされる。
゛上極23,24を構成する材料としては、通常使用さ
れている電極材料の多くのものが有効に使用され、具体
的には1例えば、AQ、Ag+ Au。
Pt、Cu等の金属、及びそれらの合金等があげられ、
これらを使用して蒸着やスパッタリング等の手法で所定
位置に、所定の大きさ、形状、厚さで設けられる。
保護層22に要求される特性は、発熱抵抗体21で発生
された熱を記録液体に効果的に伝達することを妨げずに
、記録液体や、気泡消滅時の衝撃力より発熱抵抗体21
を保護することである。
保護層22を構成する材料として有用なものには。
例えば酸化シリコン、酸化マグネシウム、酸化アルミニ
ウム、酸化タンタル、酸化ジルコニウム等があげられる
。これらは、電子ビーム蒸着、スパッタリング、CVD
法、プラズマCVD法、気相成長法等の薄膜形成手法を
用いて形成する事が出来る。保護層22の膜厚は、通常
は、0.01〜10μm、好適には0.1〜5μm、最
適には0.1〜3μmとされるのが望ましい。
また、保護層形成後、発熱部19を除<W横部分に電極
保護層を設けても良い。1を極保護層に要求される特性
は、耐インク性、耐熱性に優れ、電気絶縁性が良いこと
等である。よって、成膜性が良く、ピンホールが少なく
、使用インクに対し膨潤、溶解しないことが要求される
。電極保護Jflを形成する材料としては、上記条件を
満たす多くのものが使用出来る0例えば、シリコン樹脂
、フッ素樹脂、芳香族ポリアミド、付加重合型ポリイミ
ド、金属キレート重合体、チタン酸エステル、エポキシ
樹脂、フタル酸樹脂、熱硬化性フェノール樹脂、P−ビ
ニルフェノール樹脂、ザイロツク樹脂、1へリアジン樹
脂等の樹脂、さらに高密度マルチオリフィスタイプの記
録ヘッドを作製するのであれば、上記した有機材料とは
別に、微細フォトリソグラフィー加工が極めて容易とさ
れる有機質材料を使用するのが望ましい。
以1−の様に構成される発熱体基板]二に感光性樹脂で
流路を形成する。スピーナ或いはロールコータ−等の塗
布手段を用いて、感光性ポリアミドワニスあるいは感光
性ポリイミドワニス等の耐キャビテション性のある樹脂
を塗布する。感光性ml指の層厚としては特に制限され
るものではないが、インクジェット記録ヘッドとしての
実用性を考慮するならば、少なくとも5〜100μm程
度、好適には10〜50μm最適には15〜5oμff
lとするのが望ましい、従って感光性樹脂としても、こ
のような厚さに積層し得るものが好ましく、市販の感光
性樹脂としては、t”rX7述の感光性ポリアミドワニ
ス、即ちプリンタイトE I” 95、ドブロン(To
plon) 、ナイロンプリント(Nylonprin
t)、或いは感光性ポリイミド、即ちフォトニースV 
l<−3140、セレクティラックス11 TR−2が
好ましい。
このようにして、感光性樹脂が積層された基板に、以下
に示す様な露光或いは現像等の処理を施し、感光性樹脂
から成るインク流路壁を形成する。
尚、以−ド主として感光性樹脂をフォトニースVR−3
14,0とした場合を例として、これらの処理について
説明するが、インク流路壁の形成方法は、用いる感光性
樹脂に応じた任意のものとし得る。
感光性樹脂をM層した基板に必要に応じてプリベークを
施す、プリベーク終了後所望のパターンを有するフォト
マスクを、フォトニースVR−3140の上に重ね、つ
いでこのフォトマスクを介して露光を行う、露光終了後
、フォトニースVR−3140の未露光部分をフォトニ
ースVR−3140用の現像液DV−505を用いて現
像し。
未露光部分を溶解除去することによって、流路となる溝
を形成する。こうして未露光部分を溶解除去した後、ポ
ストベークを施して基板上に残存するフォトニースVR
−3140を硬化させ、基板上に所望のパターンを有す
るインク流路壁たるフォトニースVR−3140の硬化
膜を形成する。
以−1−フォトニースVR−3140等の液状タイプの
感光性樹脂の形成方法を説明したが、感光性ドライフィ
ルムを用いて形成することもできる。このようにして形
成された基板と、流路の天井部分を形成するための蓋基
板10 (14)を接着層を介して接合する。蓋基板の
材料としては5発熱体基板と同様のものが使用出来る。
即ち、シリコン。
ガラス、セラミックス等である。これら材料で形成した
基板に感光性ドライフィルムを半硬化の状態で設け、溝
が形成された基板に接合した後、熱をかけ本硬化させ、
発熱体基板と蓋基板を接合する。
本発明において使用される記録液体は、後述する熱物性
値及びその他の物性値を有する様に材料の選択と組成成
分の比が調合される他に従来の記録法において使用され
ている記録液体と同様化学的物理的に安定である他、応
答性、忠実性、曳糸化能に優れている事、液路殊に吐出
l」において固まらないコ1【、流路中を記録速度に応
じた速度で流通し得る事、記録後、記録部材への定着が
速やかである事、記録濃度が充分であるjlG 、貯蔵
寿命が良好である事、等々の特性を与える様に物性が調
整される。
また1本発明に使用される記録液体は、液媒体と記録像
を形成する記録剤及び所望の特性を得る為に添加される
添加剤より構成され、前記の物性値を得る範囲において
液媒体及び添加剤の種類及び組成比の選択によって、水
性、非水性、溶解性。
導電性、絶縁性のいずれも得ることが出来る。
液媒体としては、水性媒体と非水性媒体とに大別される
が、使用される液媒体は、前記の物性値を調合される記
録記録液体が有する様に他の選択される構成成分との組
み合せを考慮して下記のものより選択される。
その様な非水性媒体としては、例えばメチルフルロール
、エチルアルコール、ロープロピルアルコール、イソプ
ロピルアルコール、n−ブチルアルコール、5ee−ブ
チルアルコール、Lert−ブチルアルコール、イソブ
チルアルコール、ペンチルアルコール、ヘキシルアルコ
ール、ヘプチルアルコール、オクチルアルコール、ノニ
ルアルコール、デシルアルコール等の炭素数1〜10の
アルキルアルコール;例えば、ヘキサン、オクタン、シ
クロペンタン、ベンゼン、トルエン、キジロール等の炭
化水素系溶剤;例えば、四塩化炭素、トリクロロエチレ
ン、テトラクロロエタン、ジクロロベンゼン等のハロゲ
ン化炭化水素系溶剤;例えば、エチルエーテル、ブチル
エーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチ
レングリコールモノエチルエーテル等のエーテル系溶剤
;例えば、アセトン、メチルエチルケトン、メチルプロ
ピルケトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等
のケトン系溶剤;ギ酸エチル、メチルアセテ−1〜、プ
ロピルアセテ−1−、フェニルアセテ−1〜。
エチレングリコールモノエチルエーテルアセテ−1−等
のエステル系溶剤;例えばジアセトンアルコール等のア
ルコール系溶剤;石油系炭化水素溶剤等が挙げられる。
これ等の列挙した液媒体は使用される記録剤や添加剤と
の親和性及び記録液体としての後述の諸特性を満足し得
る様に適宜選択して使用されるものであるが更に、後記
の特性を有する記録液体が調合され得る範囲内において
、必要に応じて適宜二種以上を混合して使用しても良い
。又、上記の条件内においてこれ等非水性媒体と水とを
混合して使用しても良い。
」二記の液媒体の中、公害性1人手の容易さ、調合のし
易さ等の点を考慮すれば、水又は水・アルコール系の液
媒体が好適とされる。
記録剤としては、調合される記録液体が前記の諸物性値
を有するようにされる他、長時間放置による液路内や記
録液体供給タンク内での沈降、凝隻、更には輸送管や液
路の回詰りを起こさない様に前記液媒体や添加剤との関
係において材料の選択がなされて使用される必要がある
。この様な点からして、液媒体に溶解性の記録剤を使用
するのが好ましいが、液媒体に分散性又は難溶性の記録
剤であっても液媒体に分散させる時の記録剤の粒径を充
分小さくしてやれば使用され得る。
使用され得る記録剤は記録部材によって、その記録条件
に充分適合する様に適宜選択される。記録剤としては染
料及び顔料を挙げることが出来る。
有効に使用される染料は、調合された記&A液体の後述
の諸特性を満足し得る様なものであり5好適に使用され
るのは、例えば水溶性染料としての直接染料、塩基性染
料、酸性染料、可溶性建染メ染料、重性媒染染料、媒染
染料、非水溶性染料としての硫化染料、建染メ染料、酒
精溶染料、油溶染料、分散染料等の他、スレン染料、ナ
フトール染料、反応染料、クロム染料、1:2型錯塩染
料、1:1型錯塩染料、アゾイック染料、カチオン染料
等の中より選択されるものである。
具体的には1例えばレゾリングリルブルーP RL、レ
ゾリンイエローP CG、レゾリンピンクL)RR、レ
ゾリングリーン[113(以上バイヤー製)、スミカロ
ンブルー5−BG、スミカロンレッドE−EBL、スミ
カロンイエローE−4OL、スミカロンブリリアントブ
ルー5−I3L(以り住友化学製)、ダイヤ二ックスイ
エロー−Ha −S E、ダイヤニックスレッドBN−
3E (以−1二三菱化成製)、カヤロンポリエステル
ライトノラビン4GL、カヤロンポリエステルブルー3
 R−51=”、カヤロンポリエステルイエローYL−
3E、カヤセットターキスブルー776、カヤセッ]−
イエロー902、カヤセラ1−レラド026.プロジオ
ンレツドH−2B、プロジオンブルーH−3R(以上日
本化架装)、レバフィックスゴールデンイエロ−P−R
、レバフィックスプリルレッドP−[3、レバフィック
スプリルオレンジP−OR(以上バイヤー製)、スミフ
ィックスイエローG RS、スミフィックスB、スミフ
ィックスプリルレッド■3S、スミフィックスプリルブ
ルーP 13、ダイレクトブランク40(以上住友化学
製)、ダイヤミラーブラウン3G、ダイヤミラーイエロ
ーG、ダイヤミラーブルー3Iり、ダイヤミラープリル
ブルーB、ダイヤミラープリルレッド13B(以上三菱
化成製)、レマゾールレッドB、レマゾールブルー31
り、レマゾールイエローG N L、レマゾールプリル
グリーン6B(以上ヘキスト社製)、チバクロンプリル
イエロー、チバクロンプリルレッド4Gl!:(以上チ
バガイギー社!IQ) 、インジコ、ダイレクI−テー
プブラックE−Ex、ダイアミンブラックB H、コン
ゴーレッド、シリアスブラックBH、オレンジII、ア
ミドブラック1. OB、オレンジRO、メタニールイ
エロー、ビクトリアスカーレッ1〜.ニグロシン、ダイ
アモンドブラックPBB(以上イーゲー社製)、ダイア
シトブルー3G、ダイアシドファス1〜・グリーンGW
、ダイアシト・ミーリングネービーブルーR、インダン
スレン(以上三菱化成製)、ザポン−染料(BASF製
)、オラゾール染料(C■BAI)、ラナシンー染料(
三菱化成製)、ダイアクリルオレンジRL −E、ダイ
アクリルブリリアントブルー28−E、ダイアクリルタ
ーキスブルーBGE(三菱化成製)などの中より1前記
の諸物性値が調合される記録液体に与えられるものがり
fましく使用できる。
これ等の染料は、所望に応じて適宜選択されて使用され
る油媒体中に溶解又は分散されて使用される。
有効に使用される顔料としては、無機顔料、有機顔料の
中の多くのものが好適に使用される。そのような顔料と
して具体的に例示すれば無機顔料としては、硫化カドミ
ウム、硫黄、セレン、硫化亜鉛、スルホセレン化カドミ
ウム、黄鉛、ジンククロメート、モリブデン赤、ギネー
・グリーン。
チタン白、亜鉛華、弁柄、酸化クロムグリーン。
鉛丹、酸個コバルト、チタン酸バリウム、チタニウムイ
エロー、鉄黒、紺青、リサージ、カドミウムレッド、硫
化銀、硫酸鉛、硫酸バリウム、群青。
炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、鉛白、コバルトバ
イオレット、コバルトブルー、エメラルドグリーン、カ
ーボンブラック等が挙げられる。
有機顔料としては、その多くが染料に分類されているも
ので染料と重複する場合が多いが、具体的には次のよう
なものが好適に使用される。
(a)不溶性アゾ系(ナフトール系) ブリリアントカーミンBS、レーキカーミンFB、ブリ
リアントファストスカーレソド、レーキレッド4R,バ
ラレッド、パーマネントレッドrく、ファストレッドF
OR,レーキボルドー5B、バーミリオンNO,1,バ
ーミリオンN082、トルイジンマルーン。
(b)不溶性アゾ系(アニライド系) ジアゾイエロー ファストイエローG、ファス1へイエ
ロー10G、ジアゾオレンジ、パルカンオレンジ、バラ
ゾロンレッド。
(c)溶性アゾ系 レーキオレンジ、ブリリアントカーミン3B。
ブリリアン1〜カーミン6B、ブリリアントスカーレッ
トG、レーキレットC,レーキレッドD、レーキレッI
司り、ウオッチングレッド、レーキボルドー10L3、
ボンマルーンL、ボンマルーンM。
(d)フタロシアニン系 フタロシアニンブルー、ファス1−スカイブルーフタロ
シアニングリーン8 (a)染色レーキ系 イエローレーキ、エオシンレーキ、ローズレーキ、バイ
オレットレーキ、ブルーレーキ、グリーンレーキ、セピ
アレーキ。
(f)媒染系 アリザリンレーキ、マダカーミン。
(g)建染系 インダンレン系、ファストブルーレーキ(GGS)。
(h )塩基性染料レーキ系 ローダミンレーキ、マラカイ1〜グリーンレーキ。
(1)酸性染料レーキ系 ファストスカイブルー、キノリンイエローレーキ、キナ
クリドン系、ジオ゛キサジン系。
液媒体と記録剤との斌的関係は、調合される他に液路の
目詰り、液路内での記録液体の乾燥、記録部材へ付与さ
れた時の滲みや乾燥速度等の条件から1重量部で液媒体
100部に対して記録剤が通常1〜50部、好適には3
〜30部、最適には5〜10部とされるのが望ましい。
記録液体が分散系(記録剤が液媒体中に分散されている
系)の場合1分散される記録剤の粒径は、記録剤の種類
、記録条件、液路の内径、吐出1コ径。
記録部材の種類等によって、適宜所望に従って決定され
るが1粒径が余り大きいと、It?蔵中に記録剤粒子の
沈降が起って、 ′a度の不均一化が生じたり、液路の
目詰りが起ったり或いは記録された画像に濃度斑が生じ
たり等して好ましくない。
このようなことを考慮すると、分散系記録液体とされる
場合の記録剤の粒径は、通常0.01〜30μ9好適に
は0,01〜20μ、最適には0.01〜8μとされる
のが望ましい。更に分散されている記録剤の粒径分布は
、出来る限り狭い方が好適であって、通常はD±;3μ
、好適にはD±1.5μとされるのが望ましい(但しD
は平均粒径を表わす)。
使用される添加剤としては、粘度1!1整剤1表面張力
調整剤、pHm!!剤、比抵抗調整剤、湿潤剤及び赤外
線吸収発熱剤等が挙げられる。
粘度調整剤や表面張力調整剤は、前記の物性値を得る為
の他に、記録速度に応じて充分なる流速で液路中を流通
し得ること、液路の吐出口において記録液体の回り込み
を防止し得ること、記録部材へ付与された時の滲み(ス
ポット径の広がり)を防止し得ること等の為に添加され
る5粘度調整剤及び表面張力調整剤としては、使用され
る液媒体及び記録剤に悪影響を及ぼさないで効果的なも
のであれば通常知られているものの中より適宜所望特性
を満足するように選択されて使用される。
具体的には、粘度調整剤としては、ポリビニルアルコー
ル、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセル
ロース、水溶性アクリル樹脂、ポリビニルピロリドン、
アラビアゴムスターチ等が好適なものとして例示出来る
所望に応じて適宜選択されて好適に使用される、表面張
力調整剤としては、アニオン系、カチオン系及びノニオ
ン系の界面活性剤が挙げられ−JL体的には、アニオン
系としてポリエチレングリコールエーテル硫酸、エステ
ル塩等、カチオン系としてポリ2−ビニルピリジン誘導
体、ポリ4−ビニルピリジン誘導体等、ノニオン系とし
てポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエ
チレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン
アルキルエステル、ポリオキシエチレンソルビタンモノ
アルキルエステル、ポリオキシエチレンアルキルアミン
等が挙げられる。
これ等の界面活性剤の他、ジェタノールアミン、プロパ
ツールアミン、モルホリン酸等のアミン酸、水酸化アン
モニウム、水酸化ナトリウム等の塩基性物質、N−メチ
ル−2−ピロリドン等の置換ピロリドン等も有効に使用
されろ。
これ等の表面張力調整剤は、所望の値の表面張力を有す
る記録液体が調合されるように、iLいに又は他の構成
成分に悪影響を及ぼさず■つ前記の物性値が調合される
記録液体にijえられる範囲内において必要に応じて二
種共I−混合して使用しても良い。
これ等表面張力調整剤の添加駄は種類、調合される記録
液体の他の構成成分種及び所望される記録特性に応じて
適宜決定されるものであるが、記B液体1重量部に対し
て、通常はo、ooot〜0.1重量部、好適には0.
001〜0.011重部とされるのが望ましい。
p 11調整剤は、調合された記録液体の化学的安定性
、例えば、長時間の保存による物性の変化や記録剤その
他の成分の沈降や凝集を防止する為に所定のpH値とな
るように前記の諸物性値を逸脱しない範囲で適時適当量
添加される。
本発明において好適に使用されるp H調整剤としては
、調合される記録液体に悪影響を及ぼさずに所望のpH
値に制御出来るものであれば大概のものを挙げることが
出来る。
そのようなp Hl!I fli剤としては具体的に例
示すれば低級アルカノールアミン、例えばアルカリ金属
水酸化物等の一価の水酸化物、水酸化アンモニウム等が
挙げられる。
これ等(77pH119fi剤は、調合される記録液体
が前記の物性値をはずれない範囲で所望のP H値を有
するように必要量添加される。
使用される潤滑剤としては、調合される記録液体が後記
の諸物性値を逸脱しない範囲で本発明に係わる技術分野
において通常知られているものの中より有効であるもの
、殊に熱的に安定なものが好適に使用される。このよう
な潤滑剤として具体的に示せば、例えばポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール等のポリアルキレ
ンゲリコール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコ
ール等のアルキレン基が2〜6個の炭J原子を含むアル
キレングリコール;例えばエチレングリコールメチルエ
ーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、ジエチ
レングリコールエチルエーテル等のジエチレングリコー
ルの低級アルキルエーテル:グリセリン;例えばメトオ
キシトリグリコール、エトオキシトリグリコール等の低
級アルコールオキシトリグリコール:N−ビニル−2−
ピロリドンオリゴマー;等が挙げられる。
これ等の潤滑剤は、記録液体に所望される特性を満足す
るように所望に応じて必要量添加されるものであるが、
その添加社は記録液体被膜址に対して、通常0.1〜1
0wt%、好適には0.1〜8wL%。
最適には0.2〜7+it%とされるのが望ましい。
又、上記の潤滑剤は、単独で使用される他、互いに悪影
響を及ぼさない条件において二種以上混用しても良い。
本発明に使用される記録液体には、上記のような添加剤
が所望に応じて必要量添加されるが、更に記録部材に付
着する場合の記録液体被膜の形成性、被膜強度に優れた
ものを得るために、例えばアルキッド樹脂5アクリル樹
脂、アクリルアミドml指、ポリビニルアルコール、ポ
リビニルピロリドン等の樹脂重合体が添加されても良い
また1本発明で使用される記録液体は、前述した諸記録
特性を具備するように、比熱、熱膨張係数、熱伝導率、
粘性1表面張力、pH及び帯電された記録液滴を使用し
て記録する場合には比抵抗等の特性値が特性の条件範囲
にあるように調合されるのが望ましい。
即ち、これ等の諸特性は、曳糸現象の安定性、熱エネル
ギー作用に対する応答性及び忠実性、画像濃度、化学的
安定性、液路内での流動性等に重要な関連性を有してい
るので、本発明においては記録液体の調合の際、これ等
に充分注意を払う必要がある。
本発明に有効に使用され得る記録液体の上記諸特性とし
ては下記の第1表に示されるごときの値とされるのが望
ましてか、列挙された物性の総てが第1表に示されるご
とき数値条件を満足する必要はなく、要求される記録特
性に応じて、これ等の物性の幾つかが第1表の条件を満
足する値を取れば良いものである。丙午ら比熱、熱膨張
係数、熱伝導率、粘性、表面張力に関しては、第1表の
値に規定されるのが望ましい。勿論、調合された記録液
体の、[―記譜特性の中で第1表に示される値を満足す
るものが多い程良好な記録が行われることは言うまでも
無い。
第1表 以上のような構造のバブルジェット記録ヘッドにおいて
、従来は、前述したように発熱体を短時間に急激に加熱
し1発熱部表面のインク層を瞬時に全を化することによ
って、沸騰膜を作り膨張させるという、いわゆる膜沸騰
を起こすことにより安定した気泡を発生させ、すなわち
、安定した吐出を行なうものであった。しかしながら、
本発明粁らは、100μmX1ooμ「nの大きさで抵
抗値70Ωの発熱体に厚さ2μmの保護層を設けた発熱
体基板を試作し、純水中で通電加熱した時の気泡発生の
様子を観察した結果、第4図に示すように膜沸騰状態で
は、印加電圧を変化させても、気泡の発生状態(気泡体
積の増加率dv/dt、および最大体積V wax )
には、大きな相違はないことがわかった。これは膜沸騰
状態では、発熱部表面に蒸気膜ができ、その蒸気膜が発
熱部から液層への熱の伝達を防げる断熱層となり、すな
わち、蒸気膜形成後は、発熱部表面のilJ度によらず
膨張する為である。したがって、膜沸騰状態では常に安
定した気泡が作れるが、多少電圧を変化しても吐出滴量
に大きな差違は出ないということである。
ここで、第4図中、41は印加電圧Vp=14V。
42はVP=16V、43はVp=18Vとした場合で
あり、いずれもパルス+lIは6μs周波数4.5KI
Lzで駆動した。
一方、第5図は、30mμXLOOmμの大きさで抵抗
値128Ωの発熱体基板に、前述した構成の流路及び吐
出オリフィスを設けたヘッドを試作し、発熱体への印加
電圧Vpを変えた時の吐出スピードの測定結果を示した
ものである。吐出液滴を12211!I l、たところ
、その形状は非常に長い(100μIn以」―の)柱状
に飛翔するという特徴があった。51は飛翔液柱の先χ
l′j速度、52はその後端速度である。これから、後
端速度は電圧を変えても大きな変化は見られないが、先
端速度は約6 m / sか615m/sまで大きくか
わっていること、VPl凧1−の電圧では略一定になっ
ていることがわかる。これは、すなわち、先端が紙に到
着してから後端が到着するまでの時間差が変わることを
意味しており1通常ノズルは紙に対して決められた速度
で相対的に移動している為、インク、が付着する面積が
変化することとなる。また、後端速度が略一定であるに
もかかわらず、先端速度が大きく変化するということは
、液柱の長さが電圧により変化することであり、したが
って、吐出量そのものが変化することである。この時の
気泡の様子をインクと略同じ物性をしたビヒクル中で観
察したところV P x以上の電圧では安定した膜沸騰
状態の気泡が発生しているが、吐出開始電圧■ρ2から
V P z間の電圧では完全な沸騰膜を形成しておらず
、いわゆる遷移沸騰となっていた。
このときも気泡は入力信号に同期しており、また。
その大きさは電圧に対応していることを発見した。
先端速度および後端速度が一定、すなわち1滴速度が一
定となる電圧V P 1は滴吐出開始電圧(V P 2
= 16 V )の1.5倍の24Vであった。
ここでいう遷移沸騰状態とは完全な収線flffiには
至らない状態であり、「伝熱概論」第15章(甲藤好部
著、養賢堂版、295〜336)に述べられているよう
に、核沸騰から膜沸騰へ遷移していく領域の沸lll1
現象であり、膜沸騰と同様に蒸気膜が形成された後、気
泡となって離れ、インク層が再び発熱体面に接し、連続
的に蒸気膜を形成する状態である。
本発明者らは、配列密度16木/ ia、ノズル数30
0のヘットを試作し、被記録体として、三菱製紙製NM
マツトコ−1へ紙を使用して駆動電圧を変えて印写した
が、その結果を第6図に示す。なお、ここでノズルと紙
との間の距11dはドツト径に影響する為、適切な値に
設定することが望ましく、通常は、0.1≦d≦20 
no、好適には0,5≦d≦10口■、最適には、0.
5≦d≦5 ++nとするのがよい。ここでは、d”−
1mとして評価した。
これかられかるように、遷移沸騰および/′または膜沸
騰を用いることにより、いいかえるならば滴速度が駆動
電圧に対応して変化する領域を用いることにより、さら
にいいかえるならば、吐出開始電圧(Vp、)から1.
5VPz以Fの駆動電圧を任意に設定することにより、
ドツト径が50μmから120μlまでの任意の大きさ
のドツトを得ることができた。
さらに1本発明らは、50μm X 50μmの正方形
の発熱部を設け、それに対向する位置にノズルを設けた
。いわゆるサイド・シュータ型のヘッドを作り、同様に
ドツト径を測定したところ、第7図に示したような結果
を得た。ここでVp□=17V、Vp、=l iVであ
り、60μm〜120μmまでの任意のドツト径を得る
ことができた。
本実施例においては、駆vJ電圧Vpを変えて遷移沸騰
を起こし階調記録を行なったが駆動電圧および/または
パルスIIを変えることでも同様の階調記録が行なえた
第8図は、記録液体に気泡を発生させる別の手段を説明
するための図で、図中、81はレーザ発振器、82は光
変調即動回路、83は光変調器。
84は走査器、85は集光レンズで、レーザ発振器81
より発生されたレーザ光は、光変調に+ 83において
、光変調器駆動回路82に入力されて電気的に処理され
て出力される画情報信号に従ってパルス変調される。パ
ルス変調されたレーザ光は。
走査器84を通り、集光レンズ85によって熱エネルギ
ー作用部の外壁に焦点が合うように集光され、記録ヘッ
ドの外壁86を加熱し、内部の記録液体87内で気泡を
発生させる。あるいは熱エネルギー作用部の壁86は、
レーザ光に対して透過性の材料で作られ、集光レンズ8
5によって内部の記録液体87に焦点が合うように集光
され、記録液体を直接加熱することによって気泡を発生
させてもよい。
第9図は、」;述のごときレーザ光を用いたプリンター
の一例を説明するための図で、ノズル部91は、高密度
に(たとえば16ノズル/mWを越える)、又、紙92
の紙中(たとえばA4横111)すべてにわたってカバ
ーされるように集積されている例を示している。
レーザ発振器81より発振されたレーザ光は、光変調器
83の人口開口に導かれる。光変調器83において、レ
ーザ光は、光変調器83への画情報入力信シ)に従って
強弱の変調を受ける。変調を受けたレーザ光は、反射f
i88によってその光路をビームエキスパンダー89の
方向に曲げられ、ビームエキスパンダー89に入射する
。ビームエキスパンダー89により平行光のままビーム
径が拡大される0次に、ビーム径の拡大されたレーザ光
は、高速で定速回転する回転多面鏡90に入射される6
回転多面鏡90によって掃引されたレーザ光は、集光レ
ンズ85により、ドロップジェネレータの熱エネルギー
作用部外壁86もしくは内部の記録液体に結像する。そ
れによって、各熱エネルギー作用部には、気泡が発生し
、記録液滴を吐出し、記録紙92に記録に行なわれる。
第10図は、さらに別の気泡発生手段を示す図で、この
例は、熱エネルギー作用部の内壁側に配置された1対の
放電i?f、極100が、放電装置1゜1からKrfl
jt圧のパルスを受け、水中で放電をおこし、その放電
によって発生する熱により瞬時に気泡を形成するように
したものである。
第11図乃至第18図は、それぞれ第10図に示した放
電電極の具体例を示す図で、 第11図に示した例は、 電極100を針状にして、電界を集中させ、効率よく(
低エネルギーで)放電をおこさせるようにしたものであ
る。
第12図に示した例は、 2枚の平板電極にして、電極間に安定して気泡が発生す
るようにしたものである。針状の電極より1発生気泡の
位置が安定している5第13図に示した例は、 電極にほぼ同軸の穴をあけたものである。2枚のttt
極の両穴がガイドになって、発生気泡の位置はさらに安
定する。
第14図に示した例は。
リング状の電極にしたものであり、基本的には第13図
に示した例と同じであり、その変形実施例である。
第15図に示した例は。
一方をリング状電極とし、もう一方を針状電極としたも
のである。リング状電極により、発生気泡の安定性を狙
い、針状電極により電界の集中により効率を狙ったもの
である。
第16図に示した例は、 一方のリング状電極を熱エネルギー作用部の壁面に形成
したものである。これは、第15図に示した例の効果に
加えて、基板上にjlt面的に電極を形成するという製
造上の容易さを狙ったものである。このような平面的な
電極は、蒸着(あるいはスパッタリング)や、フォトエ
ツチングの技術によって容易に高密度な複数個のものが
製作され得る。マルチアレイに特に威力を発揮する。
第17図に示した例は。
第16図に示した例のリング状電極形成部を電極の外周
にそった形状で周囲から一段高くしたものである。やは
り、発生気泡の安定性を狙ったものであり、第15図に
示したものよりも3次元的なガイドを付は加えた分だけ
安定する。
第18図に示した例は。
第17図に示した例とは反対に、リング状電極形成部を
1周囲から下へ落しこんだ構造とじたもので、やはり、
発生気泡は安定して形成される。
拗果 以上に述べたように、本発明により、安定した階調記録
を行なうことができた。また、本発明によれば、補助手
段を全く必要としない為、極めてシンプルなヘッド構造
で階調記録が行なえる。したがって高密度でマルチノズ
ルを形成することができるので、コピア等の極めて高精
細な印字品質が実現できる。またさらに、高精細になれ
ば、それだけ1枚の紙に打ち込むドツト数が多くなり。
高速で印写しなければならないが1本発明ではパルス群
や通電時間を長くすることがないル、4Kllzを越え
るような高周波数で駆動して階調記録を得ることができ
る。
すなわち、16本/anを越えるような超高密度、25
6ノズルを越えるようなマルチノズルで、4kllzを
越えるような高周波数駆動をするヘッドで。
しかも階調記録ができるという極めて超高精細な画質を
得ることができるというすぐれた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は9本発明を好適に実現する液体噴射記録の〃;
(理を説明するための図、第2図は、バブルジェット記
録ヘッドの一例を示す斜視図、第3図は、バブルジェッ
ト記録ヘッドの詳細を説明するための図、第4図は、印
加電圧をパラメータとして通電時間と気泡の電極方向長
さとの関係を示す図、第5図は、駆動電圧ど吐出スピー
ドの関係を示す図、第6図及び第7図は、駆動電圧とド
ツト径の関係を示す図、第8図及び第9図は、レーザ光
により気泡を発生させる例を示す図、第10図乃至第1
8図は、放電によって気泡を発生させる例を示す図であ
る。 2・インク、3・・・ヒーター、4・・・微小気泡、5
゜7・・・SC泡、6・・・インク柱、8・・・インク
滴、10蓋基板、11・・インク供給1」、12・パオ
リフィス、13・・基板、14・・・蓋基板、15・・
・オリフィス。 16・・液吐出部、17・・・熱作用部、21・・・電
気熱変換体、22・・・保護層、23.24・・・電極
。 第 図 八 社すコー 第 図 (0〕 (b) 第 4 図 時 間IfiS) 第 図 ・50−1 第 区 駆動電圧(v) 第 区 駆動電圧(v) 第 図 7 第 0 図 第 1 図 第 3 図 第 7 図 第 2 図 第 4 図 第 旧 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、記録液を吐出する為の吐出口と、前記記録液に熱エ
    ネルギーを作用させる為の熱エネルギー発生体と、前記
    熱エネルギーにより気泡を発生させ、前記気泡の体積増
    加にともなう作用力によって、前記記録液を前記吐出口
    より飛翔せしめる液体噴射記録装置において、画情報に
    応じて熱エネルギー発生体への入力エネルギーを変える
    ことを特徴とする液体噴射記録装置。
JP18847789A 1989-07-20 1989-07-20 液体噴射記録装置 Expired - Lifetime JP2859647B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61109314A (ja) * 1984-11-02 1986-05-27 Mitsubishi Electric Corp 発振回路
CN110239215A (zh) * 2019-07-12 2019-09-17 中国石油大学(华东) 一种基于放电产生气泡的打印新方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61109314A (ja) * 1984-11-02 1986-05-27 Mitsubishi Electric Corp 発振回路
CN110239215A (zh) * 2019-07-12 2019-09-17 中国石油大学(华东) 一种基于放电产生气泡的打印新方法

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