JPH03505775A - 継手ユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 継手ユニット 本発明は、請求の範囲１の上位概念に個々に記載されているように、その位置を 相対的に互いに変えることができる二つの構成要素内で流体導管を解放可能に連 結するための継手要素に関する。

その作用中、種々の箇所に圧力流体を供給すべき機械の場合、圧力流体をその都 度の使用場所へ供給したり使用場所から運び去るための多数の流体導管が存在す る。今、そのような流体導管が走っている機械の個々の構成要素を、例えば他の 作用場所に機械を再セットするために交換しなければならない場合に、種々の流 体導管を迅速にかつ確実に互いに弛め、かつ場合によっては他の仕方で再び組み 立てることができる希望があり、その際できるだけ広範囲な自動的な作用の仕方 をめざして努力される。

その場合、本質的な問題は、流体導管を組み立てる際に、一方では、一方の導管 の端部のブシュを他方の導管の端部の接続片に確実に心出しすることが確保され なければならず、かつ他方では、組み立てる構成要素に及ぼされる横方向の力の 大きさが許容しがたい高い値に達してはならないことにある。この点では、一方 の構成要素に不動に配置されたブシュが、それぞれ他方の構成要素に同様に不動 に配置された接続片と互いに直接係合するこれまで周知の継手構造は完全には満 足できない。

それ故、本発明は、上記の互いに反対する両方の要求に同時に充分な程度に対応 する、冒頭に述べた種類の継手ユニットを創造することを課題の基礎とする。

この設定された課題は、本発明により、請求の範囲１に記載されているような継 手ユニットにより解決される。本発明の有利な形成および発展は従属請求の範囲 から明らかである。

本発明の基本原理は、心出し平衡と横方向力の無負荷の機能を同時に引き受ける 、中間板のほとんど漂い動くまたは浮かんでいる配置にある。そのために、中間 板は、軸方向と半径方向のこの充分な可動性をそのままにしておきかつそれにも かわわらず緊密な導管連結を作るために接続片に確実に装着することを確保する ブシュのための保持部を形成する。

本発明およびその利点をさらに説明するために、これから先、本発明のための好 都合な実施例を具体的に説明する図面を参照する。その際、図面において、 第１図は機械の第一の構成要素および、その位置をそれに対し相対的に可変な第 二の構成要素と連結している本発明による継手ユニットを第２図の切断線Ｙ−Ｙ に沿った軸方向断面で示し、第２図は第１図の描写を第１図の切断線Ｚ−Ｚに沿 った別の軸方向断面で示し、第３図は第１図の線ｘ−Ｘにより示された視線方向 で見た第１図の継手ユニットの中間板の正面図を示し、第４図は第１図〜第３図 の継手ユニットのブシュをそのアダプタと共に著しく拡大した描写で示し、そし て第５図はこのブシュに付設される接続片を同じような描写で示す。

第１図と第２図の図面はそれぞれ、左側が機械フレームＭを示しかつ右側がこれ と共働する工具Ｗを示し、この工具は場合によっては他の構成要素と取り替える ことができる。機械フレームＭも工具Ｗも液圧流体および／または潤滑油を移送 するための液体導管を有し、これらの導管は、工具Ｗに機械フレームＭから供給 することができるために、継手ユニットを介して対をなして相互に連結されなけ ればならない。そのような液体導管として、図面には、工具Ｗに不動な通路Ｋが 示され、かつ機械フレームＭには可動なホースラインＬがそれぞれ矢印により示 されている。機械フレームＭへの工具Ｗの通路にの継続は接続片Ａに認められ、 これらの接続片は各々機械フレームＭに向かって開口する環状空間Ｒに心出しさ れて不動に配置されている。機械フレームＭのホースラインＬは中間スリーブＨ に接続され、これらの中間スリーブは各々、外方の保護ハウジングＧにより囲ま れた機械フレームＭの基本体Ｂにおいて、それぞれ、特有な軸方向貫通路りに半 径方向隙間をもって受は入れられ、かつその中で軸方向に摺動することができる 。

一方では機械フレームＭでかつ他方では工具Ｗでの種々の液体導管のための連結 要素としてその間に継手ユニ７トが設けられ、この連結ユニットにより、自動運 転のときに全ての関連する液体導管対の間の液密な連結を作ることができる。

まず、この継手ユニットは中間板ｌを有し、この中間板は、図示の実施例では、 機械フレームＭに固定された二つの案内ロッドＦに移動可能に案内され、この案 内ロッドは第３図に最も明らかに認められるように中間板１を貫通して各々不動 の軸方向孔６内を貫通している。工具Ｗに対して近接または離隔可能に中間板１ を軸方向に調整するために、機械フレームＭには、軸方向に調整可能なピストン ロッドＳを有する液圧機構が設けられ、第２図と第３図の図に示すように、ピス トンロッドＳの自由端は中間板１の凹所８にナツト７を用いて固定されている。

一方では案内ロッドＦとかつ他方ではピストンロッドＳとからなる組み合わせに より、中間板ｌとこれにより担持された構成要素の正確な軸方向の調整ができる 。

液体導管連結のための本来の連結要素として、各々製造すべき導管連結のための 中間板１は別個のブシュ３を有し、このブシュは、再び各々中間板１において機 械フレームＭの基本体Ｂの軸方向貫通穴りへの軸方向延長部に特有な軸方向収容 部２に着座しており、かつそこに軸方向と半径方向の隙間をもってそれぞれ一つ の特別なスナップリング４により保持されている。機械フレームＭでは、各々ブ シュ３が、対応する貫通路りに突出するそれぞれ一つのアダプタ５を介して、付 設された中間スリーブＨとねじ結合され、かつそれと共に所属のホースラインＬ と液密に連結される。この種の保持と連結のおかげで、ブシュ３を中間板１と共 に軸方向に調整することができ、そのときしかも中間板１は一定の可動性を軸方 向にも半径方向にも維持し、この一定の可動性により、それぞれ付設された工具 Ｗの接続片Ａの上のブシュの心出しが、それぞれ包囲する環状空間Ｒにブシュを 導入するときに可能となる。工具Ｗに向けられた中間板ｌの側で、ブシュが中間 板１の端面を越えて突出しており、かつブシュは、そこに、それぞれ付設された 接続片Ａの周りの環状空間Ｒへのブシュの導入をそこで心出ししながら行うこと ができる外径を有する。個々のブシュ３をそのアダプタ５または個々の接続片Ａ と共に示す第４図と第５図の描写から最も明らかなように、ブシュ３はその内径 がそれぞれ付設された工具Ｗの接続片Ａに適合されている。それで、ブシュ３を 、それぞれ付設された接続片Ａに保持係合するまで滑らせることができ、その際 できるだけ必要な密閉する０リングを液密な連結のために考慮する。このように して、中間板ｌとそこに保持されたブシュ３の対応する軸方向の調整により、一 方では機械フレームＭのホースラインＬと他方では工具の通路にの間に密封連結 を作ることができ、その際中間板１のそれぞれの収容部２のブシュ３の軸方向と 半径方向の可動性または機械フレームＭの基本体１の貫通路りのアダプタ５およ び中間スリーブＨの可動性により、許容できない大きな横方向力を何か成る構成 要素に作用させずにブシュ３に付設された工具Ｗの接続片Ａでのブシュ３の許容 できる心出しが確保される。

前記の記載も示すように、本発明の要点は、ブシュ３を中間板１にあたかも漂い 動くかまたは浮遊するように配置することにあり、その際ブシュ３が工具Ｗに個 々の接続片Ａの周りの環状空間Ｒに心出しして導入され、そしてその軸方向長さ とその内径のよく調和する寸法のおかげで接続片Ａと液密な連結にすることがで き、それに依って継手ユニ７トを介してひっくるめて機械フレームＭから工具Ｗ に作用液体を漏洩損失なしに供給することが可能であり、その際これを横方向力 による過度の負荷によってあがなう必要がない。

国際調査報告 国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．一方の構成要素に所属する接続片を、他方の構成要素に付設されたブシュに 、外部空間に対して密封状態で互いに係合するまで導入しながら、例えば機械フ レームおよび交換可能な工具のような、その位置を相対的に互いに変えることが できるニつの構成要素内でまたはこれに接して流体導管を解放可能に連結するた めの継継手ユニットにおいて、一方の構成要素（Ｍ）に、少なくとも一つのそこ に固定された案内ロッド（Ｆ）により軸方向に揺動可能に保持される中間板（１ ）を備え、この中間板は少なくとも一つのそこに設けられたピストンロッド（Ｓ ）により他方の構成要素（Ｗ）に向かう方向にまたはそこから離れる方向に調整 可能であり、また両方の構成要素（ＭとＷ）の間に作るべき導管結合の数に対応 する数のブシュ（３）を備え、このブシュは、各々中間板（１）に設けられたそ れぞれ一つの収容部（２）に軸方向と半径方向の隙間をもって保持され、かつ可 動なホースライン（Ｌ）を有する一方の構成要素（Ｍ）に連結され、かつ他方の 構成要素（Ｗ）に不動に配置された接続片（Ａ）に付設されることを特徴とする 連結ユニット。 ２．ブシュ（３）は、接続片（Ａ）を有する構成要素（Ｗ）に向けられた中間板 （１）の側でその端面を越えて突出しており、かつ接続片（Ａ）を囲む環状空間 （Ｒ）へのブシュの心出し導入を許容する外径を有しならびに密封係合するまで それぞれの接続片（Ａ）の上にブシュが載るように接続片に適合された内径を有 することを特徴とする、請求の範囲１による継手ユニット。 ３．各ブシュ（３）は中間板（１）のその収容部（２）にスナップリング（４） により保持されることを特徴とする、請求の範囲１または２による継手ユニット 。 ４．各ブシュ（３）は、それに付設されたホースライン（Ｌ）と、一方の構成要 素（Ｍ）の特別な貫通路（Ｄ）に軸方向に摺動可能にかつ半径方向に可動に案内 されたそれぞれ一つのアダプタ（５）を介して連結されることを特徴とする、請 求の範囲１から３までのうちの一つまたは複数による継手ユニット。 ５．各アダプター（５）は、所属のホースライン（Ｌ）と、対応する貫通路（Ｄ ）に同様に軸方向に摺動可能にかつ半径方向に可動に案内されたそれぞれ一つの 管状の中間スリーブ（Ｈ）を介して連結されることを特徴とする、請求の範囲４ による継手ユニット。 ６．各アダプター（５）は、所属の中間スリーブ（Ｈ）と不動にねじ結合される ことを特徴とする、請求の範囲５による継手ユニット。 ７．中間板（１）は貫通する軸方向孔（６）に案内ロッド（Ｆ）を受け入れ、か つピストンロッド（Ｓ）と、ナット（７）により不動にねじ結合されることを特 徴とする、請求の範囲１から６までのうちの一つまたは複数による継手ユニット 。