JPH03503581A - 集中データ収集及び電子商品監視のための方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 データ　　　び　　　♂監　のための　゛　び本発明は全体的には電子商品監視 の分野に関し、特に現存のＰＯＳデータ収集システムと互換性があり、実際に結 合可能な電子商品監視システムを作動停止する手段に関するものである。

現代の小売りで避けられないのはいわゆる在庫品の減価という問題である。この ような問題によりかなりの費用がかかることになり、消費者にもそれが影響して 、小売店には重大な問題を引き起こし、一般客にも材料コストの増加という問題 を引き起こす。このため、このような在庫品の減価という問題に対処できる電子 商品監視装置の開発に多大な努力がなされてきた。

一般的には、小売店の在庫商品に特別のタグ又はラベルを付け、このようなタグ 又はラベルがいつ近くを通ったかを検出できる電子機器を備えることにより上記 の目的が達成される。このため、従来からある手段を用いて品物に付けることの できる軟質のタグ（例えばラベル、又は吊孔）はもちろん、一般的には特別な留 め具で品物に付けられる、剛性（いわゆる「硬質」）タグを含め、あらゆるタイ プのタグ又はラベルが開発されてきた。

その形状には関係なく、使用されるタブ又はラベルには関連する装置を励起する ことのできる、内部に配された励振（Ｓｔｉｍｕｌｕｓ）が一般に備えられてい る。これは、所定の界に反応して検出可能な事象を引き起こし、次に警告信号を 発することのできる回路という形をとっていることが多い。このような一般的の 取り組み方法は、あらゆる小売店の設定に於ても電子商品監視を行うために、磁 気、無線周波数システムおよびマイクロ波システムと関連して利用されてきた。

操作上、選択されたタグ又はラベルは適当な仕方で品物に付けられている。一旦 品物に付けられると、商品を小売店から不当に持ち出そうとすると、電子商品監 視機器（小売店からの出口近くに普通は配されている）がタグ又はラベルの存在 、並びにそれが付けられている品物を検出し、小売店に商品の持ち出しを警告す ることのできるアラームを発生する。

しかし、顧客が購入した商品をその小売店から正当に持ち出したり、あるいは同 様の機器のある他の小売店に入ったりする度に同様の信号が発生してしまうのは 避けられない。このため、小売店の顧客が購入した品物に付いているタグ又はラ ベルを「無効化する」適切な方法をとることが望ましくなる。このような課題を 達成するために様々な技術が開発されたが、それらは使用するタグ又はラベルの タイプに関するものが多かった。

例えば、硬質タグは購入した時点で品物から物理的に取り除くことにより無効化 される。このためには一般に、硬質タグを品物に保持するピンを取り除く特別な 装置を用いることが必要である。吊孔は購入された時点で品物から単に切り取る 、あるいは破り取ることができる。品物に貼られているラベルは、ラベルと小売 店の電子商品監視機器との間で相互作用を阻止できる金属片（例えばアルミニウ ム片）を組み込んだいわゆる「サンキュー」タグでラベル（及びラベルが有する 回路）を覆うことにより無効化することができる。

これらの技術の各々により、顧客が所定の小売店から購入した品物を持ち出せる ようになる。しかし、これらの技術の各々は独自の特有な欠点を持つことがわか った。例えば、硬質タグは、取付は用ピンのために品物に好ましからざる傷跡を 残しがちである。品物から吊孔を切り取るあるいは破りとると、顧客が後に必要 とする、伝統的に提供されている品物に付随の情報（サイズ、説明、価格等）が 失われる結果になることがしばしばである。「サンキュー」タグは剥がれ落ち＆ ことがあり、信用を落とす結果となると共に、警備装置の使用を促すことになる ので、それまでの警備方法を廃止しようとする動きを招く事になる。少なくとも これらのシステムは、支払いプロセスの遅延及び（タグ又はラベルを無効化する のを忘れるという）人間にありがちな間違いに通じるので、付加的操作及び独立 的操作を必要とするのが一般的であった。

このことを認識した上で、システム全体の有効性の信用を落とすことなく、合法 的な商品購入に伴う警備装置の適当な作動停止を効果的に保証する、より便利な タグ／ラベル無効化システムを開発するように取り計られた。このようなシステ ムの１つはチェックポイントシステムズ社（Ｃｈｅｃｋｐｏｉｎｔ　ｓｙｓｔｅ ｍｓ、　Ｉｎｃ、　Ｔｈｏｒｏｆａｒｅ、　Ｎｅｗ　Ｊｅｒｓｅｙ）ｉｉ！のカ ウンターポイン１−　（Ｃｏｕｎｔｅｒｐｏｉｎｔ、登録商標）作動停止システ ムである。この作動停止システムは、特別に構成したタグヌはラベルを、それら を効率よく確実な方法で明確に作動停止させる装置と関連して使用している。こ のため、米国特許東４，４９８．１７６号（Ｇｅｏｒｇｅ　Ｊ、　Ｌｉｃｈｔｂ ｌａｕ）に説明されているタイプのタグ（又はラベル）には共振回路が備えられ ている。この共振回路は、例えば米国特許第４，７２８，９３８号（Ｇｅｏｒｇ ｅ　Ｗ、　Ｋａｌｔｎｅｔ）に説明されているように共振回路の作動停止を可能 にするくぼみ（ｉｎｅｎｔａｔｉｏｎ）が備えられているコンデンサ部を有して いる。このタグと活動停止システムが結合して、２Ｎ常は小売店からの商品の不 当な持ち出しを防ぐために先述したように動作するが、備えられている機械的な くぼみのためにタグヌ又はラベル内の短絡回路がタグ又はラベルを作動停止させ るのに充分な、比較的強力な信号をタグヌ又はラベルに受けさせることによって 販売の時点で容易に作動停止されるタグヌ又はラベルを提供する。

しかし、このような増強システムもやはり小売店から購入した品物を持ち出すこ とを可能にするためには、販売の時点で別の作動停止処理を必要としていた。こ のような作動停止処理は、小売業務に関連して起こる伝統的操作の一部を成す事 ができれば、かなり増強できる（即ち、　簡単にでき、より確かに機能できる） ということが明らかになった。例えば、より伝統的な設定では、支払いカウンタ ーの直接上で、レジスタの近傍に作動停止装置を設置し、作動停止処理が支払い 処理、又は次にくる袋詰め処理に組み込まれるようにすることによって、そのよ うな確実さが提供されることがわかった。

このような対策は、近年在庫管理の目的等のために開発されている、より進歩的 な販売時点データ収集装置と関連して、より難しいことが判明した。この広く受 は入れられる事が判った装置の１つには、さまざまな製品に着けられた標準化し たバーフードを利用し、バーコードを読み取り、次に価格決定又は在庫管理を開 発する適当なデータベースを用いて、得られた情報を相互参照する方法をとるも のがある。このタイプのバーコードを読み取るために開発され、特に産業上受は 入れられた、よく普及している取り組み方法の内の２つは、いわゆる「スロット 式スキャナ」及び「手持ち式」即ち「ガン式スキャナ」である。

スロット式スキャナは一般に、支払いカウンタの下で２０８機器の近傍に配され 、タグ又はラベルの付けられた商品が装置を通過する時にバーコードの情報を読 み取る、バーコード読み取り装置（例えばレーザスキャナ）を利用している。

このような装置はスーパマーケットやデパートでしばしば見られ、−例としては スペクトラフィジックス社（Ｓｐｅｃｔｒａ−Ｐｈｙｓｉｃｓ、　Ｉｎｃ、　Ｅ ｕｇｅｎｅ、　Ｏｒｅｇｏｎ）製の７５０Ｆ型バーコードスキヤナが挙げられる 。手持ち式、　即ちガン式スキャナは一般的に、同様の処理（即ちレーザ走査） を利用してバーコードを読み取るが、主な違いはタグ又はラベルの付いている商 品に直接向けて、提供されるバーコードの情報を読み取ることができる、手持ち 式の「ガン」に走査装置が組み込まれているということである。このような装置 は薬局、コンビニエンスストア等で見られることが多く、その−例としてはシン ボルテクノロジー社（Ｓｙｍｂｏｌ　Ｔｅｃｈｎｏｋｏｇｉｅｓ、　　Ｉｎｃ、 　Ｂｏｈｅｍｉａ、　ＮｅｗＹｏｒｋ）製のＬＳ−７０００■型バーコードスキ ヤナが挙げられる。

従って、　電子商品監視に使用されるタグ／ラベル作動システムを全体的に上述 したタイプのものを含むＰｏＳデータ収集システムに組み込むこたが望まれるよ うになった。

従って、本発明の主な目的は、ＰＯＳデータ収集システムに統合できる電子商品 監視システムを作動停止する手段を提供することである。

本発明の他の目的は、あらゆるタイプのＰＯＳデータ収集システムに統合できる 電子作動停止システムを提供することである。

本発明の他の目的は、極めて接近しているにも関わらず２つのシステム間に無線 周波数干渉を誘発することなしに、ＰＯＳデータ収集システムを提供することで ある。

本発明の他の目的は、簡単に使用でき、データ収集処理中にタグ又はラベルを明 確に操作停止させることを確実にする、上記のような能力を有する電子作動停止 システムを提供することである。

これらの目的及び他の目的は、本発明に従って、スロット走査データ収集システ ムのアクセスウィンド、又は手持ちデータ収集システムのガン部分に、電子商品 監視システムのタグ又はラベルを作動停止させるために使用されるタイプの作動 停止システムを組み込み、（購入される）品物に看けられたタグ又はラベルを、 ＰＯ３で実行されるデータ収集工程の一環として作動停止することによって達成 される。

スロット走査装置に関しては作動停止部が装置のカバーパネルの下に設置されて おり、商品をスロット走査装置上を移動させられると、先述したようにタグ又は ラベルを作動停止させるために使用されるエネルギー界に品物に付けられている タグ又はラベルが同時にさらされる。手持ち式装置に関しては、作動停止部はデ ータ収集のための使用されるガン部分の前端内に設置されているので、商品に関 するバーコード情報を読み取るため、タグ又はラベルの付いている（購入される ）商品にガンが向けられる時タグ又はラベルが作動停止される。どちらの場合も 、タグ又はラベルの作動停止は購入されている商品上のバーコードを読み取る間 になされ、従ってタグ又はラベルを作動停止するための別の操作を必要とせずに タグ又はラベルを作動停止する。

注目すべきことは、本発明に従って使用される作動停止システム及びデータ収集 システムは両者とも、それぞれ感度の高い信号検出機器に関連して（周波数が互 いに比較的接近している）高周波信号を利用しているということである。データ 収集システムは必然的に、行われるべき走査操作を行う、感度の高い回路構成を 使用し、作動停止システムは必然的に、特定の目的を達成するために、ある比較 的高いエネルギー界を発生させる。これらの要因を考慮すれば、装置のこのよう な組み合わせは実際の設定では満足に動作しないということが当業者には全体的 に予想されていた。むしろ、働くであろう機能の内いずれか一方あるいは両方を 好ましからざる干渉が阻止してしまうということが予想された。にもかかわらず 、作動停止システムがあるＦＣＣ要求を満足させることを確実にするためにとら れる特別の方法、並びにデータ収集装置の一部として備えられている特別の遮蔽 物が有益に働き合うようになり、作用する２つの機能の各々が互いに干渉するこ となく１つの環境に現れることができるようになることが判った。その結果、タ グ又はラベルの作動停止はデータ収集と共に成し遂げられ、作動停止処理を元々 の所望のデータ収集処理に組み込むことができるということが判った。

本発明に従って作製された好ましいシステムに関して更に詳述するために、次の 実例態様と共に取り上げて、以下に提供する説明について言及する。

ｌ酢旦１至工晟ユ 第１図は本発明の結合したデータ収集／操作停止システムを包括的に示すブロッ ク図である。

第２図は内部構造を詳しく示すために部分的に切欠した、本発明の作動停止シス テムを組み込んでいるスロット走査装置の斜視図である。

第３図は第２図のスロ）ｌ）走査装置のカバーの底面図であり、作動停止システ ムの部分を示している。

第４図は内部構造を詳しく示すために部分的に切欠した、本発明の作動停止シス テムを組み込んでいる手持ち走査装置のガン部分の等周回である。

第５図は内部構造を詳しく示すために切欠した第４図のガン部分の端面図である 。

第６図は第４図の手持ち走査装置の残りの部分の概略図である。

いくつかの図面において、同じ参照番号は同様の構造を表す。

図面の簡単な説明 第１図は本発明の集中データ収集／作動停止システム１を全体的に示している。

本システムの基本的な構成部分の説明に於いて、システム１は、その主題が参考 としてここに組み込まれている米国特許第４，４９８，０７６号に全体的に説明 されているタイプのラベル２と共に動作するものと想定される。又、ラベル２の 表面３には、ラベル２が付けられた商品（図示しない）を表す所望のバーコード 表示４が備えられていると想定する。しかし、必要に応じて製品、店等の他のデ ータを示すためにラベル２の表面３に他の表示を備えてもよいことに注意された い。バーフード表示４をラベル２の表面３上に直接設けることが必須ではないと いうことにも注目されたい。しかし現在、そのように別々に設置するのでは、Ｐ ｏＳの支払い処理中にラベル３およびバーコード表示４を別々にアドレスする必 要性がでてくるので好ましくないと考えられている。

スキャナ５が、バーコード表示４をアドレスするために備えられており、それ目 体公知である一般に認められている技術を利用し、バーコード表示４が有するデ ータを読み取る。

そのようなデータは、得られた時点で今度は文字解読装置６及びプロセッサ７に よって、さもなければ従来の仕方で処理され、伝統的なＰｏＳの取扱いと関連し て所望の価格決定及び／又は在庫管理制御を提供する。

本発明に依れば、米国特許第４，７２８，９３８号に開示されているように、ラ ベル２の一部を形成する共振回路９を作動停止できる作動停止システムのアンテ ナシステム８がスキャナ５と結合されている。より詳細に以下に説明するような 、アンテナシステム８とスキャナ５は、スキャナ５に適当な伝送アンテナ及び受 信アンテナ、並びに整合回路１０を取りつける（組み込む）ことにより統合され 、これらは（ぼみ（ｉｎｄｅｎｔａｔｉｏｎ）　１１内に短絡回路を起こすよう に動作し、そうでなければくぼみ１１で共振回路９を無力にするように動作する 。

くぼみ１１は上記目的のためにラベル２内に設けられている。

この動作停止を行うのに必要な機能を提供するために、アンテナシステム８の整 合回路１０は、作動停止システム１のための制御部１３の一部を形成する受信部 １２に電気的に接続されている。当該分野に既に広く受は入れられたスキャナ構 成の他の２つの実施態様と関連して、システム１についてより詳細に説明する。

第２図はスペクトラフィジックス社（Ｓｐｅｓｔｒａ−Ｐｈｙｓｉｃｓ−、Ｉｎ ｃ、　Ｅｕｇｅｎｅ、Ｏｒｅｇｏｎ）製タイプのいわゆる「スロット式スキャナ Ｊ（７５０Ｆ型）を示している。本発明による改良点を除けばスロット式スキャ ナ１５は構成面では全（従来と同様であり、本発明のシステム１の動作には本質 的に影響されない。

スロットスキャナ１５は動作時に、レーザ（図示しない）で発せられた光線を導 き、入射光線がケース１８のカバー２０に設けられた窓１７の上を通過する（あ る品物１９に貼られている）ラベル２をアドレスできるようにする。反射光は次 にレセプタ（図示しない）に返り、公知の技術を用いて適当に解釈をされる。

本発明に依れば、アンテナシステム８の構造部品は図示のように、スロットスキ ャナエ５のカバー２０の下で窓１７の近傍の設置されている。次に図面の内部３ 図を嘗照すると、アンテナシステム８の部品は、一対のシングルループアンテナ ２１及び２２を窓１７の周囲を囲むようにカバー２０の下面に取りつけることに より設置される。アンテナ２１及び２２は、やはりスロットスキャナ１５のカバ ー２０の下面に取り付けられている整合回路１０に電気的に接続されている。

整合回路１０は、アンテナ２１及び２２を用いて、　前述のようにラベル２の共 振回路９内に短絡回路を起こすのに充分な、比較的高エネルギーの電界に、ラベ ル３の有する共振回路９をさらすことによってラベル３を作動停止させる適当な 信号を発生させ受信するのに必要な回路構成を有している。

制御部１３（及び受信部１２）は、アンテナシステム８の動作を規制し、従って ラベル２の作動停止を制御するのに用いられる信号を提供するように機能する。

これらの信号は、受信部１２（制御部１３の一部として離れて設置できる）とス ロットスキャナ１５０ケース１８との間に伸びるケーブル２３によって伝送され る。注目すべきは、アンテナ２１及び２２、　整合回路１０、　　並びにケーブ ル２３はスロットスキャナ１５の動作している部品に（構造的にも電気的にも） 干渉しないということである。実際、スロットスキャナ１５の唯一影響を受ける 部品は（取りはずしか簡単な）カバー２０であり、スロットスキャナ１５を作動 停止システム１に取り付けることも改装することも極めて簡単である。

整合回路１０．受信部１２及び制御部１３は、構成に於いても動作に於いても、 チェックポイントシステムズ社（Ｃｈｅｃｋｐｏｉｎｔ　ｓｙｓｔｅｍｓ、　　 Ｉｎｃ、　Ｔｈｏｒｏｆａｒｅ、　Ｎｅｗ　Ｊｅｒｓｅｙ）の販売する前述のカ ウンターポイント（Ｃｏｕｎｔｅｒｐｏｉｎｔ、登録商標）作動停止システムの 整合回路、受信部及び制御部に担当する。従って、これらの構成部分はアンテナ ２１及び２２と共に先に述べたのと本質的に同じ仕方でラベル２の共振回路９を 作動停止させるように動作するが、この場合は以下のように起こるデータ収集処 理の一部として動作する。

使用時には、販売され、ラベル２が適切に付けられている商品１９はスロットス キャナ１５の窓１７を通過させられ、スロットスキャナ１５がラベル２の表面３ 上に設けられたバーコード表示４を読み取るように作動する。この走査処理中に 、伝送アンテナ２１で発生される電界に出会い、アンテナ２１及び２２と相互作 用してラベル２が作動停止システムｌの動作部分と８会った時にラベル２の状態 を適当に示すため、ラベル２がアンテナ２１及び２２に充分接近するように、間 品を窓１７を横切って引っばる注意がなされる。このためには、システム１のオ ペレータがラベル２をつけている商品１９を窓１７に充分近づけてこれらの電界 に出会うように通過させるよう注意することが必要なだけである。この距離（例 えば作動停止のために０．５インチから３インチ）は、スロットスキャナ１５の 受は入れ可能な動作範囲内であるので、スロットスキャナ１５のデータ収集機能 は決して損なわれることはない。

必要に応じて、ラベル２が作動停止されたことを適切に確認するために、動作中 の共振回路９を備えたラベル２が、電界に出会うときに、可聴信号を作動停止シ ステム１が発信する。伝送アンテナ２１から受は取られるエネルギーのために、 ラベル２の共振回路９が作動停止されると、この可聴信号が止まり、結果とし、 て起こる作動停止処理を証明する。この機能は従来のカウンターポイント（Ｃｏ ｕｎｔｅｒｐｏｉｎｔ、登録商標）作動停止システムの一環でもあり、整合回路 １０と関連して、スロットスキャナ１５のカバー２０に取り付けられているビー μ２４によって実行される。

他の広（用いられているデータ収集システムと１．では、シンボルテクノロジー 社（Ｓｙｍｂｏｌ　Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｅｓ、　Ｉｎｃ、　Ｂｏｈｅｍｔａ。

Ｎｅｗ　Ｙｏｒｋ）製タイプのいわゆる「手持ち式」、　即ち「ガン式」システ ム（Ｌａｓｅｒｓｅａｎ７０００　ＩＩ　）が挙げられる。ここで東４図及び第 ５図を参照すると、手持ち式システムは、　（レーザ２６で発生され）導かれた 光線を利用して、ラベル２の表面３に設けられたバーコード表示４を公知の技術 を用いて読み取るガン２５を備えている。

スロットスキャナ１５と同様に、又本発明に依れば、手持ちシステムのガン２５ にも一対のシングルループアンテナ２９及び３０が備えられており、これらは図 示するようにガン２５の被い３１内に取りつけられた整合回路１０に電気的に接 続されている。好ま１７い実施態様に於いて、伝送アンテナ２９は被い３１の前 端部３３に設置されている一回巻ループとして形成され、受信アンテナ３０はア ンテナ２９のすぐ後ろに設置されている二回巻ループとして形成されている。こ のような構成によって、作動停止システムｌの無線周波数信号とガン２５に関連 する無線周波数信号とが、キャンセル用のアンテナ構造を設ける必要なしに十分 に分離されるということが判った。この驚くべき結果は、ガン２５の前端部３３ に取りつけられているアンテナ２９とアンテナ３０との間に設ける間隔を狭くし たこと（並びにスｏ　ットスキャナ１５の場合には１．そのグランド（ｇｒｏｕ ｎｄ）を効果的なサイズにしたこと）によると考えられる。

整合回路１０は１手持ちシステムのガン２５と文字解読装置６との間に（バー・ コー　ドの情報を読み取るという目的のために）伝送されなければならない信号 にか１えて、３整合回路１０と受信部１２との間に（作動停止のために）伝送さ れなければならない信号を収容する変形（Ｉｌｌｏｄ汀１ｅｄ）ケーブル３２を 使用１、て、　（遠くに位置する）制御部１３の受信部１２と通じている。この ため、整合回路１０と受信部１２との間に伸びている配線接続部は、ガン２５と 手持ちシステムの他の構成部分との間に（電波干渉を避けるためにより合わせた り一ド線を用いて）伸びている元々の配線接続部と共通の（遮蔽された）ケーブ ル内に、　（電波干渉を避けるために）より合わせた１１−ド線３４とし、て構 成されている。

次に第６図を卦照すると、ケーブル３２は接続箱３５と通じており、接続箱３５ は、通常はガン２５と関連している電気接続部から、アンテナシステム８の整合 回路１０と制御部１３の受信部１２との間に伸びている電気接続部を受は取り、 分離する。ガン２５と関連するそれらの電気接続部は先述のように、本質的には 接続箱３５を通って文字解読装置６に至る。作動停止システム１に関連するそれ らの電気接続部も、接続箱３５を通って制御部１３の受信部１２に至る。しかし 接続箱３５には、動作信号を制御部１３から公知の方法で受信するビーμ３６が 付加的に取りつけられている。

使用中、手持ちシステムのガン２５は、特定の商品１９に関連１７ているラベル ２の表面３上のバーコード表示４に近づけられ、従来の仕方で与えられた表示４ を読み取る。このような走査動作中には、共振回路９が伝送アンテナ２９によっ て生ずる電界に出合い７３　　アンテナ２９及び３０と相互作用してガン２５に 接近された時のラベル２の状暢を適切に示すように、ガン２５の前端部３３をラ ベル２に結合１．た共振回路１〕に十分近づけるように注意を払う。ここでも又 この処理に関して唯一つ必要なのは、システムｌのオペレーターがガン２５をこ れらの７４’Ｒと出会うようにラベル２に充分に近づけるように注意するという ことである。その距離（例えば作動停止Ｉ：のために２から２．５インチ）はこ こ−Ｃもやはりガン２５の受ｕ入れ可能な動作範囲内に充分にあるので、手持ち システムのデータ収集機能は決して損なわれることはない。このシステムはスロ ットスキャナ１５に関して先に説明したように動作し、動作中のラベル２が接近 したことを示す可聴信号を発し、ビー・−パ３６によって発ゼられている可聴信 号の不連続性に基づいて、結果として作動停止処理がなされたことを証明する。

従って、先に説明してきたシステムのどちらを使用する際も、バーコード表示４ からのデータ獲得と、関連するラベル２の作動停止との両方がバーフード表示４ からデータを得るためだけに元々用いられた（ラベル２がアンテナシステム８に よって生じた電界に接近することの確認以外の）処理以上のことを本質的にはほ とんど有さず、単一の処理で為される。

注百すべきは、これらの結果はカウンタースペースの利用を増加させずに、且つ 消費者に本質的にわかりやすい方法で（安全性を向上させて）達成される。その 上、バーコード読み取り機能を作動停止機能との両方が電波の相互干渉なしに進 行できるようにするシステムを使用して、簡単で直接的方法で達成される。この 電波の相互干渉は、データ収集システムの動作中の構成部分（スロットスキャナ １５の回路構成４０、及びガン２５のレーザ２６／光検出装置２７）と、作動停 止システムの動作中の構成部分（アンテナ２１．２２及び２９．３０、並びに整 合回路１０）との間が極めて接近しているにもかかわらず起こらない。このよう な接近は、当業者にはこれら２つのシステム間の好ましからざる干渉を予想させ るものであった。

従って、先に述べた目的を達成するためにこれらのシステムが充分に働くという ことが判る。又、これらのシステムが本発明の意図及び範囲から逸脱することな しに変形することができるということも判る。

例えば先述のシステムは、広く用いられている走査装置を現在代表しているスロ ットスキャナおよび手持ちスキャナと共に動作する。しかし、本発明の作動停止 システムは、これらの普及しているシステムに加えて、他のデータ収集システム にも同様に適用できる。例えば、本発明のシステム１は、ワンド（ｗａｎｄ）シ ステム、レーザダイオードシステム等の、他のレーザに基づくバーフード読み取 りシステムと結合しても、同様に有効である。更に、このような技術は他のタイ プのバーコード、又は電荷結合素子（ＣＯＤ）、無線周波識別装置（ＲＦＩＤ） 等の他の文字認識システムと結合しても、同様に有効である。

又、このような技術は、磁気ベースのシステム及びマイクロ波ヘースのシステム と同様に他の無線周波数ベースのシステムを含む、他のタイプの作動停止システ ムと結合しても有効である。更に、ＰＯ３の取り扱いに関して説明したが、本発 明の作動停止システムｌは、プロセス制御、在庫制御、及び図書館の申込書とい った光走査を含む他の分野にも適用される。

更ニ、上記作動停止システムとデータ収集システムとの、より相互作用の高い組 合せも可能であるということも、他の変形例として考えられる。例えば、データ 収集システムのプロセッサ７と作動停止システムの制御部１３（第１図で４５と して概略的に図示）とを電気的に接続することによって、多数の相互作用制御シ ーケンスのどれをも発達させることができる。

このように、バーコードを読み取り、次にそのバーコードに関連している製品が 保護されている（安全な）製品かどうか（プロセッサ７のデータベースで確認さ れる）を決定して、有効で保護されているバーコードが読み取られた後でのみラ ベルの作動停止を可能にすることが可能となる。これにより、万引きによるラベ ルの不正な作動停止は事実上不可能となる。

何故ならそのような場合には登録処理によってのみ作動停止が起こるからである 。

プロセッサ７が保護されている商品と在庫品コード番号との間の関係を集積でき るようにするために、接近するラベルを在庫品番号又は関連する商品（すなわち ＳＫＵ番号）に関連させることも可能となる。これにより、小売店が、その保護 されている商品が店員によってラベルを付けられ、監査の手掛かりを作って店に 起こり得る問題を警告するということを確認できるようになる。

更に他の応用例としては、データ収集機能と作動停止機能との両方が完了するま では正当な売却を完了するのを防ぐということである。これにより、商品が消費 者に渡る前に両方の機能が完了するということが確実になる。他の応用例及びシ ーケンスも明らかに可能である。

従って、本発明の詳細な説明するためにここで説明され、例証されてきた部分の 詳細、材料及び構成におけるあらゆる変形が、以下のクレームに表される本発明 の原理及び範囲内で当業者によって作成され得るということが理解される。

国際調査報告

Claims (37)

【特許請求の範囲】
1. １．商品と結合した表示手段からデータを収集する手段を有するシステムであっ て、該商品が更に電子商品監視手段を作動させる手段を備えており、該システム を用いて該表示手段からデータを収集する工程、並びに該システムを用いて該作 動手段を作動停止させる工程を有する、該作動手段を作動停止させる統合手段を 備えているシステムを動作させる方法。
2. ２．前記収集及び前記作動停止が実質的に同時に行われる請求項１に記載の方法 。
3. ３．前記収集及び前記作動停止が一度の処理で行われる請求項２に記載の方法。
4. ４．前記作動停止手段が加えられた界に応答して前記作動手段を無効にする手段 を備えており、該作動停止には、該作動手段を該加えられた界内に位置付けし、 それによって該作動手段を無効にすることがさらに包含されている請求項１に記 載の方法。
5. ５．前記無効化及び前記収集が実質的に同時に行われる請求項４に記載の方法。
6. ６．前記表示手段が前記作動手段の一部を形成している請求項５に記載の法。
7. ７．前記収集手段が前記収集を行うための領域を有するスロットスキャナであり 、前記作動停止手段が該領域の近傍に設置されており、前記表示手段及び前記作 動手段を該領域に移動させること、前記データを収集すろこと、並びに該作動手 段を作動停止させることを更に包含する、請求項１に記載の方法。
8. ８．前記収集手段が手持ちスキャナであり、前記作動停止手段が該手持ちスキャ ナの一部内に設置されており、該手持ちスキャナを前記表示手段及び前記作動手 段の所まで移動させること、前記データを収集すること、並びに該作動手段を作 動停止させることを更に包含する、請求項１に記載の方法。
9. ９．前記作動停止手段が、前記作動手段の存在を検出する手段、及び該作動手段 の検出された存在を信号する手段を備えており、該作動停止手段及び該作動手段 を互いの方向に移動させること、該信号手段を作動させること、並びに該作動手 段を作動停止させて該信号手段をも作動停止させることを包含する、請求項１に 記載の方法。
10. １０．前記表示手段がバーコード表示であり、前記収集がさらに該バーコード表 示の読み取りも包含する請求項１に記載の方法。
11. １１．商品と結合した（ａｓｓｏｃｉａｔｅｄ）表示手段からデータを収集する 手段を有する装置であって、該商品が更に、電子商品監視手段を作動させる手段 を備えており、該作動手段を作動停止させる手段を組み込んでいる装置。
12. １２．前記収集手段及び前記作動停止手段が集積部を備えている請求項１１に記 載の装置。
13. １３．前記収集手段が前記表示手段に接近するための窓を有しているスロットス キャナであり、前記作動停止手段が該窓に隣接して設置されている請求項１２に 記載の装置。
14. １４．前記作動停止手段が前記窓の少なくとも部分を囲む電界発生アンテナシス テムを備えている請求項１３に記載の装置。
15. １５．前記収集手段が前記表示手段に接近するためのガンを有する手持ちスキャ ナであり、前記作動停止手段が該ガンの前部内に設置されている請求項１２に記 載の装置。
16. １６．前記作動停止手段が電界発生アンテナシステムを備えている請求項１５に 記載の装置。
17. １７．前記収集手段がプロセッサ手段と通じており、前記作動停止手段が作動停 止制御手段と通じており、該プロセッサ手段及び該作動停止制御手段と通じるた めに該収集手段及び該作動停止手段から受信される信号を分離する手段を更に備 えている請求項１６に記載の装置。
18. １８．前記プロセッサ手段が前記作動停止制御手段に電気的に接続されている請 求項１７に記載の装置。
19. １９．前記作動停止手段が加えられる界に応答する前記作動手段を無効化する手 段を備えている請求項１１に記載の装置。
20. ２０．前記作動手段が前記表示手段の一部を形成している請求項１９に記載の装 置。
21. ２１．前記作動手段が共振回路であり、前記作動無効化手段が該共振回路の各部 分の間の狭い間隔（ｎａｒｒｏｗｉｎｇ）である請求項１９に記載の装置。
22. ２２．前記表示手段がバーコード表示を組み込んでおり、前記収集手段が該バー コード表示を読み取る手段を有している請求項１９に記載の装置。
23. ２３．前記作動停止手段が、前記作動手段の存在を検出する手段、及び検出され た該作動手段の存在を信号する手段を備えている請求項１１に記載の装置。
24. ２４．前記収集手段が動作範囲を有し、前記作動停止手段が動作範囲を有し、該 作動停止手段の動作範囲が該収集手段の動作範囲内にある請求項１１に記載の装 置。
25. ２５．表示手段からデータを収集する手段によって接近可能な表示手段を更に有 する商品に作動手段が付けられるとき、電子商品監視手段を作動する手段を作動 停止する装置であって、該作動停止手段が、該データ収集手段に組み込まれるよ うに構成されている装置。
26. ２６．前記作動停止手段が、前記データ収集手段又は該作動停止手段の動作に電 波干渉を生ずることなく、該データ収集手段に組み込まれるように構成されてい る請求項２５に記載の装置。
27. ２７．前記作動停止手段が、前記収集手段と共に統合部を形成するように構成さ れている請求項２５に記載の装置。
28. ２８．前記収集手段が前記表示手段に接近するための窓を備えているスロットス キャナであり、前記作動停止手段が該窓に隣接して設置されている請求項２７に の装置。
29. ２９．前記作動停止手段が、前記窓の少なくとも部分を囲む電界発生アンテナシ ステムを備えている請求項２８に記載の装置。
30. ３０．前記収集手段が前記表示手段に接近するためのガンを有する手持ちスキャ ナであり、前記作動停止手段が該ガンの前部内に設置されている請求項２７に記 載の装置。
31. ３１．前記作動停止手段が電界発生アンテナシステムを備えている請求項３０に 記載の装置。
32. ３２．前記作動停止装置が、前記収集手段から受信される信号を該作動停止手段 から受信される信号から分離する手段を更に備えている請求項３０に記載の装置 。
33. ３３．前記作動停止手段が、加えられる界に応答する前記作動手段を無効化する 手段を備えている請求項２５に記載の装置。
34. ３４．前記作動手段が前記表示手段の一部を形成している請求項３３の装置。
35. ３５．前記作動手段が共振回路であり、前記無効化手段が該共振回路の各部分の 間の狭い間隔（ｎａｒｒｏｗｉｎｇ）である請求項３３に記載の装置。
36. ３６．前記表示手段が前記収集手段によって読み取り可能なバーコード表示を組 み込んでいる請求項３３に記載の装置。
37. ３７．前記作動停止手段が、前記作動手段の存在を検出する手段、及び検出され た該作動手段の存在を信号する手段を備えている請求項２５に記載の装置。