JPH03501623A - 蛋白誘導体及びその調製法 - Google Patents

蛋白誘導体及びその調製法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、蛋白複合体、その調製法、及び医学の分野で有効である新規蛋白複合 体の調製におけるその使用に関する。さらに詳しくは、本発明は蛋白のヒドラジ ド誘導体及びその調製法(特に酵素に触媒された逆蛋白分解による調製法)に関 する。
発明の背景 医学の分野において、治療又は診断のための蛋白複合体の使用に対して大きな興 味が持たれている。この複合体は一般的には、エフェクターやレポーター基(例 えば細胞毒性物質や放射能標識されることができる基)の結合した蛋白(例えば 抗体)よりなる。
一般的にエフェクターやレポーター基の蛋白への結合は、基特異的反応により、 領域特異的反応(例えばチロシン残基のヨード化、またはりジン残基のアシル化 )ではない。従って1つの物質とだけ反応した物質でも一般的にそれ自身は不均 一であり、修飾反応に関与するタイプのいくつかの残基のうちの1つに1つの基 が結合した種の混合物である。
医学分野での使用が目的の蛋白複合体については、上記の非領域特異的方法によ り得られた生成物よりも、目的の基の部位特異的結合法による生成物の均一性に より、多くの情報が得られる。即ちIgG型の抗体の部位特異的修飾の利点につ いては、すでに報告されている(ムラヤマら(Mu+ayama ej al、 ) 、イミュノケミストリー(1mmunochemi l目y)第15巻、5 23−528頁(1978年);ジエイ・ディー・ロッドウェルら(Rodwc  l l。
1、D、et al、) 、プロシーディングズオブナショナルアカデミーオブ サイエンシーズユーエスエ−(1’+o、Natl。
Ac1d、 Sci、 IJS^)第83巻、2632−2636頁(1986 年)、及びヨーロッパ特許明細書第88695号)。この場合、126分子の炭 水化物を酸化した後に還元性アルキル化を行うことにより、領域特異性が達成さ れた。このような方法がうま(いくかどうかは、適当なグリコジル化があるか否 かに依存するため、他のクラスのポリペプチドには一般的には適用できない。ま た126分子はグリコジル化の部位が2つ以上あるため、この方法は必ずしも部 位特異的とは限らない。
活性基をポリペプチドのC末端にのみ結合させるために、逆方向に働くプロテア ーゼの特異性が利用されている(アール・イー・オフオードとケー・ローズ(O fio+d。
R,E、and Rose、に、) 、r生体液のプロタイド」(Protid es rrl the Biological FIuid+) 、エイチφビ ーターズ(H,P6ele+s)編、パーガモン(Pe+gxmon)、オック スフォード(Oxford)、35−38頁(1986年);アール・イー・オ フオードら(OfIo+d、 R,E、el al、)「ペプチドJ 1986 年(ディー・チオドロボーロス(D、 Theodo+opoulos)編)、 ダブりニー・デグルイタ−(W、 de G+uyle+)、ベルリン、279 −281頁(1986年);ケー・ローズら(Rose、K el al、)  rペプチド」(同上)、219−222頁(1986年);ケー・ローズら(R ose、K et al、) 、バイオケミストリージャーナル(Bioche m、 1. )、第249巻、83−88頁(1988年);及びヨーロッパ特 許明細書第243929号)。
この後の化学反応において、エフェクターやレポーター基は特異的に、修飾され たポリペプチドの活性基に向かう。(酵素の特異性という点と、酵素の結合反応 を高収率にするために大量のアミノ成分が一般的に必要であるという点から、目 的の基を直接ポリペプチド鎖に酵素的に結合させることは、普通可能ではないし 、好ましくもない。)エフェクターやレポーター基と活性ポリペプチドの結合反 応の特異性は、エフェクターやレポーター基とポリペプチド中の反応性基の化学 的相補性により、またエフェクターやレポーター基自身がポリペプチド断片の場 合は立体配置的に助けられて、達成される。
上記のタイプのプロテアーゼ反応に、芳香族アルデヒド、脂肪族アルデヒド又は 芳香族アミンである活性基の使用が、記載されている。シッフ塩基の生成と還元 (還元アルキル化)により結合し、低p)Iにおける芳香族アミンと脂肪族アミ ンの相対的反応性により特異性が得られている。
蛋白のカルボキシル末端に特異的にヒドラジド基を結合させるのに、酵素に触媒 された逆蛋白分解(酵素触媒逆蛋白分解)を使用できることを、われわれは見い だした。側鎖の保護は必要でなく、蛋白の変性が最小に抑えられる非常に穏和な 条件下で及び水溶液中で結合反応が有効に実施できる。ヒドラジド基は通常蛋白 中には存在せず、エフェクターやレポーター基が酵素的に蛋白に結合している場 合は、適当に修飾したエフェクターやレポーター基を直接ヒドラジド基に向かわ せることにより、部位特異的結合が可能である。得られる複合体はこれ以上の処 理は不要であり、これはシッフ塩基で還元的安定化が必要であるという部位特異 的結合の従来の報告とは異なる(ニー・ムラヤマら(Mu+a7una、A e l al、) 、ジエイ・ディー”Oラドウェルら(Rodwell、J、D、 el al、)、アール・イー・オフオードとケー・ローズ(OIIo+d、  R,E。
and Rose、に、)、アール−イー・オフオードら(Ollud、R。
E、etal、)、同上)。このような還元を使用すると好ましくない分子間及 び分子内架橋の不可逆的生成の原因となりやすく、ヒドラジド形成による結合を 使用することにより高度の特異性が得られる。
化学試薬を使用する場合、蛋白へのヒドラジド基の非特異的結合は報告されてお らず、ヒドラジド形成による蛋白複合体が生成されている(ティー・ピー・キン グら(King、T、P、!t al、)、バイオケミストリー(Bioche mistB)第25巻、5774−5779頁(1986年))。
A−Co−N (R’)N (R2)−Z’−C−Z2−N (R3)NHR’ す、それぞれ水素原子、又はアルキル、アリール、又はアラルキル基であり;Z l、!:Z2は同じか又は異なり、存在するか又は欠如しており、それぞれスペ ーサー(space’)基であり;Xは酸素又はイオウ原子である)。
式(1)の化合物において1.A−CO−で示される蛋白又はペプチドAC02 Hの残基は、任意の天然に存在する合成又は半合成蛋白又はペプチド(ハイブリ ドーマや組換えDNA法により産生されたものを含む)の残基でもよい。具体的 な例としては、免疫グロブリン(例えばポリクローナル抗体、モノクローナル抗 体、及び組換え抗体やその断片)、フィブリノーゲン、アルブミン、トランスフ ェリンなどの血漿蛋白、ホルモン(例えばエストロゲンのようなステロイドホル モン、インスリン、エリスロボエチン、ソマトスタチン)、リンフ才力イン(例 えばインターロイキン1又はインターロイキン2)、組織壊死因子(T N F )などのサイトカイン、そして治療上有効な酵素(例えば組織プラスミノーゲン アクチベータ(TPA))や酵素インヒビター(例えばメタロプロテイナーゼの 組織インヒビター)などがある。
式(1)の化合物のR1、R2、R3、又はR4がアルキル基の場合、それは例 えばC,−6アルキル基(メチル又はエチル基)でもよい。R1,R2、R3、 又はR4で示されるアリール基の例はC6−12アリール基(例えばフェニル基 )がある。R1、R2、R3、又はR4で示されるアラルキル基は、芳香族C1 −3アルキル(例えばベンジル又はフェネチルなどのフェニルC1−3アルキル )がある。
式(1)の化合物の2 又はZ2がスペーサー基であす る場合、それは例えば、−〇−又は−S−又は1つ又はそれ以上の−N−(R5 )−(ここでR5は水素原子又はC1−6アルキル基である)、環状脂肪族又は 芳香族基より選択された1つ又はそれ以上の異種原子が随時介在する、随時置換 された脂肪族ハイドロカルビル鎖である。
即ち具体的にはZl又はZ2は、−〇−又は−8−又は1つ又はそれ以上の−N −(R5)(例えば−NH−又は−N (CH3’)−) 、環状脂肪族(例え ばシクロへキシレンのようなC3−8シクロアルキレン)又は芳香族(例えばフ ェニレンのようなC6−12アリレン)基より選択される1つ又はそれ以上の異 種原子が随時介在する、随時置換された直鎖又は分岐鎖C1−10アルキレン、 Cアルケニレン、又はC2−10アルキニレン鎖である。
Z 又はZ2の具体的例としては、−CH,、−1−(CH2)2−1−CH2 0CH2−1−CHSCH、−(CH) −又は−(CH2)4がある。
式(1)の化合物の塩には、酸や塩基との塩(例えば塩酸塩やシュウ酸塩などの 酸付加塩、又はナトリウム塩やカリウム塩などのアルカリ金属塩)がある。
一般的に式(1)の化合物のA、 −CO−基は、蛋白又はペプチドA−Co  H(ここで−〇〇、、Hは蛋白又はペプチド中に存在する任意のカルボキシル基 である)の残基である。しかし好ましくは式(1)の化合物のA−Co−基は、  Co2Hは蛋白又はペプチド中のC末端カルボキシル基である蛋白又はペプチ ドのA−Co2Hの残基である。
式(1)の化合物の好適な基は、A−Co−が、フィブリノーゲンや免疫グロブ リン又はそれらの断片などの血漿蛋白、インスリンなどのホルモン、組織壊死因 子(TNF)などのサイトカイン、又は治療上有効な酵素(例えば組織プラスミ ノーゲンアクチベータ(TPA))などの残基であるものである。
具体的にはA−Co−は免疫グロブリン又はその断片の残基であることが好まし い。免疫グロブリン又は免疫グロブリン断片は一般的には、免疫グロブリンクラ スに属する。例えばそれは免疫グロブリンMクラスに属する抗体、又は特に免疫 グロブリンGクラスに属する抗体である。抗体又はその断片の起源は、動物、例 えば咄乳類(例えばマウス、ラット、又はヒI−)でもよい。またそれは天然の 抗体又はその断片、又は必要な場合は、組換え抗体又は抗体断片(即ち組換えD NA法を使用して産生される抗体又は抗体断片)でもよい。
具体的な組換え抗体又は抗体断片には、(1)少なくとも一部は、異なる抗体由 来の抗原決定基を有するもの、例えば1つの抗体の高度可変域又は相補性決定域 が、第2の異なる抗体の可変フレームワーク領域に移植されているもの(ヨーロ ッパ特許明細書第239400号に記載);(2)非Fv配列が他の異なる抗体 のFv配列で置換されている組換え抗体又は断片(ヨーロッパ特許明細書第17 1496号、173494号、194276号に記載);又は(3)実質的に天 然の免疫グロブリンの構造を有しているが、ヒンジ部位のシスティン残基の数が 天然の免疫グロブリン中の数と異なるもの、又は組換え抗体又は断片の表面ポケ ット(su「face pocket)中の1つ以上のシスティン残基が天然の 免疫グロブリン中に存在する他のアミノ酸の場所にあるもの(それぞれ国際特許 出願PCT/GB 88100730とP CT/G R88100729に記 載)がある。
抗体又は抗体断片は、ポリクローナル、好ましくはモノクローナルであり、複数 の抗原決定基に対して特異性を有していてもよいが、1つにのみ特異的であるこ とが好ましい。抗原決定基は任意のハプテン、はヒトなどの動物(例えば正常動 物の組織又は器官細胞に関連した抗原、腫瘍細胞関連抗原(例えば癌胎児性抗原 又はアルファフェトプロティンなどの腫瘍胎児抗原、絨毛性ゴナドトロピンや胎 盤性アルカリホスファターゼなどの胎盤性抗原、前立腺酸性ホスファターゼや前 立腺特異抗原などの前立腺抗原)、及びフィブリン、血小板のどの体液に関連し た抗原)、ウィルス、細菌そして菌類に関連した抗原決定基である。
抗体断片は例えば、全抗体の蛋白分解により得られた断片、例えばF (a b ’ ) 、F a b’又はFab断片、又は組換えDNA法により得られる断 片(例えばFv断片)がある(国際特許出願PCT/GB 88100747に 記載)。
式(1)の化合物のR1、R2、R3、R4は好ましくは水素原子、又はアルキ ル(特にメチル)基である。
R1、R2、R3、R4がそれぞれ水素原子である式(1)の化合物が特に好ま しい。
式(1)の化合物の一般的に好ましい群は、Zlとz2が欠如しているか又は存 在しており、同じであるものである。
式(1)の化合物の21と22が存在する時、それらは好ましくは1つ以上の一 〇−又は−S−又は−N(R)−基が随時介在するCl−10アリキレン鎖であ る。
式(1)の化合物のXは好ましくは酸素原子である。
本発明の化合物の特に有用な群は式(1a)を有する:A−Co−N(R”)N (R2)−C−N(R3)NHR,’I (1a) (式中、A−CO−1R、R2、R3、R’は式(1)■ の化合物及びその塩で定義されたものである)。
この型の特に有用な化合物は式(1b)を有する:A −CO−N HN HC F(N HN H2(1b) (式中、A−Co−は式(1)の化合物及びその塩で定義されたものである)。
A−Co−は蛋白又はペプチドA、−Co2H(ここでCO2Hは蛋白又はペプ チドのC末端カルボキシル基である)の残基である式(1a)と(1b)の化合 物は特に好ましい。A−Co−が免疫グロブリン又はその断片の残基である、こ の型の化合物は特に好ましい。
式(1)の化合物は以下の方法で調製される(ここで特に明記していない場合は A−CO−1RISR2、R3、R4、Zl、Z2、Xは式(1)で定義(、た ちのである)。
即ち本発明は、式(2)の化合物: 八−CO2H(2) 又はその活性化誘導体を、式(3)の化合物:RNHN (R2) −Z’−C −Zz−N (R3) NHR’と、溶媒(例えば水性溶媒)中で適当な温度( 例えば大体周囲温度)で縮合することよりなる、式(1)の化合物の調製法を与 える。
zlと22が同じでない式(1)の化合物を調製する場合は、反応の前に−N  (R)NHR’基を保護することが必要かも知れない。この場合従来の保護方法 が用いられ、式(1)の化合物の化合物が得られた後は、標準的脱保護法を使用 して脱保護される。
本発明の上記の一般的方法の特に有用な点は、ペプチド結合の形成を触媒するこ とができる酵素の存在下で式(2)の化合物を式(3)の化合物と縮合させるこ とよりなる、式(1)の化合物(式中、A−Co−は蛋白又はペプチドA−Co  Hの残基であり、−Co2)1は蛋白又はペプチドのC末端カルボキシル基で ある)の調製法が与えられることである。
本発明のこの点での使用に適した酵素は、セリンプロテイナーゼ(例えばトリプ シン、又はキモトリプシン)、又はリジルエンドペプチダーゼ、エクソペプチダ ーゼ(例えばカルボキシペプチダーゼYのようなカルボキシペプチダーゼ)など のプロテアーゼがある。
一般的に、式(2)の化合物と式(3)の化合物の縮合を促進するのに選ばれる 、有利な穏和な条件で反応が行われる。正確な条件は使用する酵素により異なる 。即ち例えばトリプシンを酵素として使用する場合、反応は溶媒、特に水性溶媒 (例えば水又は水性有機溶媒(例えば水溶性ジメチルスルホキサイド又は水溶性 ブタン−1,4−ジオール)中で適当なpH(例えばpH4−8)、適当な温度 (例えば大体周囲温度)で実施される。
同じ条件又は類似の条件を使用して他の酵素も使用される。その正確な条件は、 縮合反応を実施する前に通常の方法により適当な小規模実験を行い、実験的に決 定される。
式(1)の化合物の塩は、標準的方法(例えば水性溶媒中で式(1)の化合物を 酸又は塩基と反応させる)で調製される。
式(2)の蛋白又はペプチドは、容易に入手できるか、又は標準的方法を用いて 得られる。
式(3)の中間体は公知の物質であるか、又は該公知の物質の調製に使用される 方法に類似の方法を使用して公知の出発物質より調製される。
式(1)の化合物は、蛋白が目的の別の分子(例えば他の蛋白又はペプチド、又 はエフェクターやレポーター分子)に結合しており、結合は−N(R)N(R2 )−Z C(=X)Zz−N (R3)N=基である、蛋白複合体の調製に有用 である。
即ち本発明のさらに別の点において、蛋白複合体の調製に使用できる式(1)の 化合物を与える。
本発明のさらに別の点において、結合は−N (R’ )N CR)−Z’ C (=X)Zz−N (R3)N−JEであることを特徴とする、蛋白が他の蛋白 又はペプチド、又はエフェクターやレポーター分子に結合している蛋白複合体を 与える。
この型の複合体において、R1、R2、R3、R4、zl、Zz、Xは式(1) で定義されたものであり、式(1)に関連してこれらの基のある型について説明 した種々の選択は、本発明の蛋白複合体にも適用されると理解するべきである。
本発明の具体的な蛋白複合体は、式(4)の化合物よりなる: A−Co−N CR’)N (R2)−Z’−C−Zz−N (R3)−Y−R (式中、A−CO−1R1、R2、R3、Zl、Zz、Xは式(1)で定義した ものであり、Rは蛋白又はペプチド又はエフェクターやレポーター基であり、Y は−NHR’ (ここでR4は式(1)で定義したものである)をRの反応性基 と結合させることにより形成される結合基である)。
式(4)の具体例は式(5)の化合物を含む:A−Co−N CR’)N (R 2)−Z’−C−22−N (R3)N=CH−RI (式中、A−CO−1R1、R2、R3、Zl、z2、X、Rは上で定義したも のである)。
式(4)と式(5)の化合物において、Rは例えばA−CO−1又はエフェクタ ーやレポーター基について定義した蛋白又はペプチドである。エフェクター基は 、例えば任意の生理的に活性な化合物、抗細菌、抗ウィルス、抗菌化合物である 。具体的な生理的に活性な化合物としては、抗新生物物質(細胞毒性物質や細胞 増殖抑制性物質など)、毒素、ホルモン、抗炎症化合物、及び心臓血管系(線溶 系)物質や中枢神経系物質として活性な物質などがある。レポーター基は、例え ば分析法によりインビトロ及び/又はインビボで検出される基(例えば放射能標 識が可能な基、蛍光性の基、又はNMRやESR分光法で測定可能な基)がある 。
式(4)と式(5)の化合物を生成させるために、出発物質Rは、式(1)の化 合物のヒドラジド基と反応できる基を有していなければならないことは理解され るであろう。このような基は容易に同定可能であり、特にアルデヒド基がある。
適当な基は出発物質中に存在することもあり、必要な場合には、例えば本実施例 中に君己載した従来法を使用して導入することができる。
図面の簡単な説明 本発明は以下の非限定的実施例において、及び添付の図面を参照して説明される 。図1は、リジルエンドペプチダーゼの存在下でデス(alaB30)インスリ ン(DAI)と1.1−カルボニルジヒドラジドを反応させて得た試料のHPL C分析の結果を示し、DAI−N HN HCON HN H2(本発明の化合 物)とDAI出発物質との分離を示す。
具体的態様の説明 以下の実施例により本発明を説明する:実施例1 1.1−カルボニルジヒドラジドとデスAlaB30インスの調製 1 載された方法により調製した(モリハラら(Mo+iba+a elat、)、 ビオケム拳ビオフィシ・レス・コム(Biochem。
Biophys、 Reh、 Common、 )第92巻、396−402頁 (1980年))。1.1−カルボニルジヒドラジド(180mg−フル力(F lukx、 pu+1ss))に2 mlの蒸留水を加えた後、2mlのジメチ ルスルホキサイド(フル力(Fluka) 、pu+1ss)と12μmの酢酸 (フル力fFluka) )を加えた。標準液(メルク(Me+ck)社)で較 正した後、ガラス電極(モデルGK2421C,ラジオメーター(Radiom etc+)、コペンハーゲン(Copenbalan))で見かけのpHを測定 したが、pl+は調整しなかった。約12.5μmの98−100%の蟻酸(メ ルク(Me+ck)社)を加エテpHを5.5に下ケタ。DA、I(30mg) を1.5m1(7)上記溶液に溶かし、次に30μmの水中の0.5■のリジル エンドペプチダーゼ(アクロモバクタ−(^ch+om。bxclulより;ワ コー(Wako)社)を加えた。システム1で分析HPLC,続いて調製HPL Cを行った。
システムト ベックマンゴールドシステム。カラムはマシェリーナゲルヌクレオ ジル(MacheB NaI!elNucleioiil) (300A% 5 1111% C8、内径25 cm X 4m1I+)を0.6ml/分で使用 した。溶媒Aは0.3M硫酸アンモニウムであり、溶媒Bは35%アセトニトリ ル中の0.3M硫酸アンモニウムであった。この2つの溶媒は、濃硫酸を注意深 く加えてpHを2(ガラス電極)に調整した3M硫酸アンモニウムを使用して調 製した。分析実験では214 nmで検出し、調製実験では254 ++mで検 出した。
図1はシステム1でのイソクラティック(isoc+atic)HPLCの結果 である。DAIは約90%の収率できれいに、より親水性(速く溶出する)の化 合物に変換されている(DA I−NHNHCONHNH,、として同定される 、下記参照)。もともとのDA15mgに相当するバッチで試料を注入し、画分 を手で集めて調製分離を行った。水で希釈した後製造業者の指示に従いC18セ パツク(SepPak) (ウーターズ(Waters)社)で蛋白を回収した (メタノールで洗浄、0.1%トリフルオロ酢酸(T F A)で平衡化、等量 の水で希釈した試料を添加、0.1%TFA/20%アセトニトリルで洗浄、0 .1%TFA/40%アセトニトリルで溶出)。真空遠心分離機中でヒーターの スイッチはきった状態で溶媒を除去した(スピードバックコンセントレータ−( SpeedVacConcentra+or) 、サバント(Savant)) 。
生成物DA I−NHNHCONHNH2を電気泳動、ペプチドマツピング、逆 相HPLC,そして2.4−ジヒドロキシベンズアルデヒドへの特異的結合で性 状解析した。pH8での酢酸セルロース電気泳動(ローズら(Rou rl a l、) 、ジャーナルオブクロマトグラフィ−(J、 ChrolIlatog raphy)第210巻、301−309頁(1981年)に記載のシステム) で、この生成物は、陰性荷電を1つ失ったインスリン誘導体としての挙動を示し た(ローズら(Ro+!el al、) 、バイオケム・ジェイヒドラジド基( pH8では荷電していない)になっているため、これは予想されたことである。
アルミラリアメ1ノア(A+m1lla+ia mell!a)より単離された プロテアーゼ(Lys残基のN末端で切断する)(例えばローズら(RoIe  et al、) 、「ペプチドJ、1984年、ラグナーソン(Ragna+s +on、 U、 )編、235−238頁、アルムクビストアンドゥィクセルイ ンターナショナル(^1mqvisland Wikscll Intetna tional)、ストックホルム、1984年を参照)を用いて消化すると、L ys−Ala −NHNHCONHNH2で予想される性質(高圧濾紙電気泳動 )を有する小断片とともに、デス(LysB29−AlaB30)インスリンが 遊離された(標準物質と比較してHPLCと酢酸セルロース電気泳動で同定)。
システム1の逆相HPLCでは、DAI−NHNHCONHNH,。
はDAIや天然のインスリンよりも速く溶出しくDAIと天然のインスリンはこ のシステムで同じ位置に溶出した)、生成物が低pHにおいて陽性荷電を1つ余 分にもっていることに一致する。上記のデータ及び合成方法を考慮すると(ロー ズら(Rate el ml、)、バイオケム・ジエイ(Biochem、 1 . )第211巻、671−676頁(1983年)と比較)、この生成物の予 想される構造はDAI−NHNHCONHNH2で、Lys のカルボキシル基 を介してヒドラジド基が結合している。
亜鉛を含まないブタインスリン(対照)とDAI−NHNHCONHNH2を1 100jの濃度で、500jMの2.4−ジヒドロキシベンズアルデヒド(フル 力(Fluk))の存在下で及び存在しないところで、pt14. 6の0.1 Mの酢酸ナトリウム緩衝液中で22℃で、別々にインキュベートした。間隔をあ けて10μmをHPLCで分析した。その結果は、インスリンはアルデヒドと反 応セス、DA I−NHNHCONHNH2G;!フルデヒドの存在しないとこ ろで安定であり、アルデヒドは安定でありDA I−NHNHCONHNH2+ ;i明らかに反応してより疎水性の単一の複合体を産生じていることを明瞭に示 していた。同様の条件でDAI−NHNHCONHNH2は4−カルボキシベン ズアルデヒド(フル力(Fluka) )と反応し、HPLCでより疎水性の、 そしてpH8の電気泳動で(DA I−NHNHCONHNH2より)1つ余分 の陰性荷電を有する生成物を生成し、修飾していないインスリンとは反応しなか った。
入乞ワ上μとりを上韮斗−ノヱ44 0.2mlのp)14.6.0.IMの酢酸ナトリウム緩衝液中22℃で、10 0 jMノD A I NHN HCON HN H2を、560.MのHCO −CO−フェリオキサミン(市販のデフエロキサミンをBoc−L−3e rO Nsuで7シル化し、脱保護し、次に112ナノモル当り約1106dpの55 Feで標識し、次にエチレングリコール中の過ヨウ素酸塩を用いて酸化してHC O−Co−型にした;調製物を希釈して必要な比活性にした)とインキュベート した。24時間後に試料をセファデックスG50フアインカラムでゲル濾過(0 ,1Mの酢酸ナトリウム緩衝液)シ、次に全ての画分の液体シンチレーション計 測を行った。結果は、蛋白への放射能の予想される取り込み量に近いものを示し ていた(14.3%の放射能が取り込まれた;過剰のフェリオキサミン試薬から 考えると、理論的最大取り込み量は17.8%であろう)。標識したHCO−C O−フェリオキサミンと修飾していないインスリンとの対照インキュベ−1・で は、蛋白画分に放射能は取り込まれなかった。
実施例3 キモトリプシンを用いる1、1−カルボニルジヒドラジドとデス(ペンタペプチ ドB26−30)インスリンとの結合実施例1と同様の条件(ただしスケールは 5■であり反応時間は24時間)でアルファーキモトリプシン(シグマ社(Si g+na Chemical Co、))を用いて、1.1−カルボニルジヒド ラジドをデス(ペンタペプチドE26−30)インスリン(DPl、ブタインス リンの穏和なペプシン消化の後、尿素を含むトリス緩衝液でDEAE A25イ オン交換クロマトグラフイーを行う公知の方法により調製した)と結合させた。
HPLCによる分析の結果は、酢酸セルロースによる電気泳動と、共有結合した アルデヒド基を有するゲルに結合する能力(未修飾のインスリンはアルデヒドカ ラムに結合しなかった)から、予想されるDA I−NHNHCONHNH2と 同定される、速く溶出する生成物に明らかに変換されていることを示していた( 約62%の収率)。
0.2mlのIgG溶液(リン酸緩衝化生理食塩水中10■/ml)に0.8m lの1.1−カルボニルジヒドラジド(2,5M5pH5,5: 210mlの 水に50gのカルボニルジヒドラジドを溶解し、1.2mlの氷酢酸、そして1 .5mlの蟻酸を加え、水で220m1とした)を加えた。固体トリプシン(2 ■、ブタ)を加えて混合物を20℃で放置した。少量の試料を標準の5DS−ア クリルアミドゲルで電気泳動した結果、IgGの消化が進んでいた。消化24時 間と72時間の間は、見かけの分子量がF (a b’ ) 2に相当する断片 が優勢であった。72時間後はIgGはほとんど残っていなかった。スーパーロ ーズ(Supe+ose) 12のカラム(25X0.8cm)(1,p、 1 . c、 )でゲル濾過して、修飾断片をトリプシンから単離した。2.5Mの カルボニルジヒドラジド溶液を水で2Mに希釈してカラム緩衝液を得た。流速は 0.5m1Z分であった。
F (a b’ ) 2に相当するピークをトリプシンのピークからほとんど完 全に分離し、酵素を完全に除去するため同じ緩衝液中で同じカラムにもう一度か けた。次にカラムの緩衝液をO,LM NH,HCO3に変えて、大豆トリプシ ンインヒビターの2■/ml溶液1 mlをシステムに通した。次にこのカラム でF (a b’ ) 2様物質からカルボニルジヒドラジドを除去した。
上記条件で24時間消化の生成物を上記のように単離し、生成物はIgG 1モ ルにつき0.06モルのヒドラジドを取り込んでいることが証明された。
実施例5 Fab様1gG−フェリオキサミン複合体の産生IgG抗体の試料(0,5mL  リン酸緩衝化生理食塩水中23.3■/n+1.)リプシン消化によりFab 様断片を与えることが分かっている)に、50jlのトリプシン(ブタ、TPC K処理した10’HC1中15mg/ml)を加え、混合物を室温で8時間放置 した。次にトリプシン溶液をさらに100μl加え、さらに21.5時間消化を 続けた。この時点で白い沈澱物が現れた。消化物に固体1.1−カルボニルジヒ ドラジド(155■)を加え、1時間20分後に、膵臓トリプシンインヒビター (ベイヤー(BaHr) 、13■/m1)を加えて反応を停止させた。
適当に処理したアルデヒド性55フエリオキサミン(実施例2に記載の方法で調 製)に結合させると、Fab様IgG分子の約20%が標識されていた。次のト リプシン消化で約90%の放射能が除去可能であり、標識は実質的にC末端のト リプシン感受性部位で起きていることを示していた。
A!持時間(分) = ClAlεNH2NHCONHNH2乙0)祁合つイゝ//7うfi・vフ(1 socra士i’の f−I P L C分M(ウーボ゛LSF“ラジ゛ト″) FIGURE 1 手続補正書く自発ン 平成 2 年87月80日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式(1)の化合物及びそれらの塩:▲数式、化学式、表等があります▼(1 )(式中、A−CO−は蛋白又はペプチドA−CO2Hの残基であり;R1、R 2、R3、R4は同じか又は異なり、それぞれ水素原子、又はアルキル、アリー ル、又はアラルキル基であり;Z1とZ2は同じか又は異なり、存在するか又は 欠如しており、それぞれスペーサ(spacer)基であり;Xは酸素又はイオ ウ原子である)。 2.式(1a)の化合物及びそれらの塩:▲数式、化学式、表等があります▼( 1a)(式中、A−COは蛋白又はペプチドA−CO2Hの残基であり;R1、 R2、R3、R4は同じか又は異なり、それぞれ水素原子、又はアルキル、アリ ール、又はアラルキル基であり;Xは酸素又はイオウ原子である)。 3.A−COは蛋白又はペプチドA−CO2H(ここで−CO2Hは該蛋白又は ペプチドのC末端カルボキシル基である)の残基である、請求の範囲第1項又は 第2項に記載の化合物。 4.R1、R2、R3、R4がそれぞれ水素原子である、前記請求の範囲のうち いずれか1項に記載の化合物。 5.Xは酸素原子である、前記請求の範囲のうちいずれか1項に記載の化合物。 6.A−COは免疫グロブリン又はその断片の残基である、前記請求の範囲のう ちいずれか1項に記載の化合物。 7.式(2): A−CO2H(2) の化合物又はその活性化誘導体を、式(3)▲数式、化学式、表等があります▼ (3)の化合物と縮合することよりなる、 式(1)の化合物及びその塩の調製方法:▲数式、化学式、表等があります▼( 1)(式中、A−CO−は蛋白又はペプチドA−CO2Hの残基であり;R1、 R2、R3、R4は同じか又は異なり、それぞれ水素原子、又はアルキル、アリ ール、又はアラルキル基であり;Z1とZ2同じか又は異なり、存在するか又は 欠如しており、それぞれスペーサ(spacer)基であり;Xは酸素又はイオ ウ原子である)。 8.式(1)(式中、A−COは蛋白又はペプチドA−C02Hの残基であり、 −CO2Hは該蛋白又はペプチドのC末端カルボキシル基である)の化合物の調 製のための請求の範囲第7項に記載の方法において、ペプチド結合の形成を触媒 することができる酵素の存在下で、式(2)の化合物を式(3)の化合物と縮合 させることよりなる、上記方法。 9.蛋白は他の蛋白又はペプチド、又はエフェクター(effector)やレ ポーター(reporler)分子に結合している蛋白複合体において、結合は −N(R1)N(R2)−Z1−C(=X)Z2−N(R3)N=基よりなる上 記蛋白。 10.式(4)の化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼(4)(式中、A−CO−は蛋白又はペプチ ドA−CO2Hの残基であり;R1、R2、R3は同じか異なり、それぞれ水素 原子、又はアルキル、アリール、又はアラルキル基であり;Z1とZ2は同じか 又は異なり、存在するか又は欠如しており、それぞれスペーサ(spacet) 基であり;Xは酸素又はイオウ原子であり;Rは蛋白又はペプチド又はエフェク ター又はレポーター基であり;Yは、−NHR4(ここでR4は水素原子、又は アルキル、アリール、又はアラルキル基である)をR基中の反応性の基と結合さ せることにより生成される結合基である)。
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