JPH03501518A - レーザ起動されたラマン光散乱によるマルチチャネル分子ガス分析 - Google Patents

レーザ起動されたラマン光散乱によるマルチチャネル分子ガス分析

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 レーザ起動されたうマン光散乱による マルチチャネル分子ガス分析 発明の分野 この発明は包括してガス分析に関し、かつより詳述すればレーザ誘起ラマン光散 乱による多重ガスの同時分析のためのシステムに関するものである。
発明の背景 手術室における患者の呼吸ガスの連続的な呼吸ごとの分析は麻酔中の患者の安全 を改良する際にますます重要となってきている。特定のトレーサおよび呼吸ガス の取込みおよび発生に基づく特定の心臓の、かつ肺の機能の測定と同様に呼吸お よび麻酔ガスをモニタすることは精巧なセンサ、トランスデユーサおよびコンピ ュータの発達に伴う技術の進歩の高い水準に到達した。これらのモニタ技術は患 者の状態の好ましくない傾向を素早く診断することと治療することを可能にし、 かつ改善された生存率、手術の後の早期の抜管および集中治療ユニットでのより 短い時間をもたらす。呼吸ガスおよび麻酔薬をモニタする応用は酸素の消費と二 酸化炭素の発生と麻酔薬の取込みとの測定および麻酔機械の回路の断線と血液中 への空気塞栓の差込とを検出する可能性を含む。これらの測定値は麻酔薬の管理 のためのより科学的な根拠に繋がる。患者の呼吸ガスを呼吸ごとにモニタをする ことと集中治療ユニットおよび他の危篤状態における患者のシステムにおける多 重の特定呼吸ガスおよび麻酔薬の同時測定とはしばしば診断および治療を容易に し、接近する問題の進展を予想し、かつ防ぎ、かつその他の点では医師および他 の健康管理職員が治療局面において使用する即時のデータを提供する。心拍出量 および肺の機能の非侵入の測定のために使用されるガス混合の呼吸ごとの分析に も同じことがいえる。
特定の揮発性麻酔薬を見分け、かつ窒素の量を測る質量分光法の技術を利用して 危篤状態の患者の呼吸をモニタすることは現在手術室および集中治療ユニットに おいて利用可能である。多重層サンプリング技術は高価な多重質量分析計ガスア ナライザの使用を実行可能にする、なぜならばそれは多くの患者の間で共有され ることができるからである。質量分析計ユニットは大きくかつ部屋から部屋へ容 易に動かされないので、それは一般的に遠隔の場所に置かれ、かつ患者をユニッ トに繋ぐために長い毛細管が使用される。
この管輸送システムはガスサンプルの混合、時間遅延、波形の歪みおよび断線の 可能性を増加させ、かつ麻酔、危篤の治療および医学の研究における使用に対し て固有の制限を持出す。さらに質量分析計は真空システムを必要とし、それはそ のコストおよび維持を増加させ、がっその信頼性を減少させる。真空システムも またヘリウムまたは他の希ガスが存在する多くの状況において質量分析計の使用 を妨げる。希ガスはしばしばレーザが患者に適用される場所をしゃ下するレーザ 手術の手順において使用される。希ガスの質量分析計の真空システムへの拡散は それを呼吸ガス分析にとって事実上役に立たないものにする。
代りに、ともに用いられるとき麻酔薬および呼吸ガスを測定することができる赤 外線吸収およびポーラログラフィのかつ固体の半導体分析を含む数個の異なる物 理的原理に基づく様々なガス検出器がある。これらの検出器のいくらかの不利な 点は高い総コスト、かさばること、遅い応答時間および患者のパラメータの1つ の包括的なディスプレイへの貧弱なデータ統合である。
危篤の治療状況において数個のガスを同時にモニタするときの使用のために提案 される代替的な技術はラマン光散乱に基づく。ラマン光散乱効果は単色光がガス 分子の振動/回転モードと相互作用し散乱ガス分子の振動/回転エネルギに対応 する量により入射する放射のそれから周波数変化する散乱光を生ずるときに起こ る。もし入射光光子が衝突においてエネルギを失うとすれば、それは入射光子よ り低いエネルギおよび結果的に低い周波数を伴う散乱光として再放出される。こ の非弾性散乱はストロークスラマン散乱(Strokes Raman sea tterlng)とよばれる。同様にもし入射光子が衝突においてエネルギを得 るとすれば、それは入射光子より高いエネルギおよび結果的に高い周波数を伴う 散乱光として再放出される。このタイプの非弾性散乱は反ストロークスラマン散 乱(anti−8trokes Raman scatterjng )とよば れる。これらのエネルギ変化は種類が特定で供する。様々な周波数成分またはラ マンライン(Raman Itnes )の強度はもし適当な校正が行なわれた とすれば、存在するガスの量の測定を提供する。異なるガスに対する相対感度は 絶対的に固定されたままであり、頻繁な校正の必要を除去する。主に、ストロー クスまたは反ストロークスラマン光散乱のどちらかが利用されることができる。
しかしながら、室温では、ストロークスラマン効果は一般的により激しい。
ラマン技術は大気のモニタをするために、かつ燃焼応用のために広く使用されて きた。lppmよりよい感度が示された。コンピュータ補助された信号処理技術 と結合したラマン散乱分析の典型的な応用はラップ他、“レーザラマンガス診断 学”プレナムプレス、二ニーヨーク/ロンドン、enum Press、 Ne w York/Lond。
n、 1974)において報告される。
ラマン散乱分析技術はまた特許文献においても説明される0ベナー他(Benn er、 et al、)(米国特許番号第4.648,714)はこれらの内の 多くのものの概要を含み、チャツプ(Chupp)(米国特許番号第3.704 .951)% Hatzenbuhler (米国特許番号第3,807,86 2)およびレオナード(Leonard)(米国特許番号第3,723.007 )を含む。
多重ガスの同時検出のためのシステムはA 1 b r e c ht他独国特 許番号第DE 27 23 939 C2号(1983)において教示される。
この特許は偏光されないレーザビームを2個の凹面鏡の間の領域に拘束する2個 の凹面鏡を有する空洞外マルチパスサンプルセルを開示する。2つの凹面鏡はレ ーザビームが合焦された領域または増加された光の強度の領域を通して2個の鏡 の間を繰返して前後に反射するように配向される。分析中のサンプルからのラマ ン散乱光が収集されかつ分析されるのはこの合焦された領域からである。合焦さ れた領域からの散乱光はラマン散乱光に360@赤道モニタジオメトリを提供す る焦点領域のまわりに装着された一連の6個の検出器チャネルにより収集される 。各チャネルは集光レンズ、干渉フィルタおよび光子検出器を有する。干渉フィ ルタは各チャネルが特定のガスに感じやすいように選択される。これは広バンド フィルタを1個のガス特定フィルタと組合せることによって達成される。このよ うに6個のチャネルは6個の異なるガス成分を同時にモニタするために6個の別 個のラマンラインからの信号を収集する。検出器チャネルが赤道面に配置され、 かつセルの中の高い光強度の単一のポイントに向けられるこの方法はサンプルか らのラマン光の収集のために1チヤネルにつき効果的な立体角が約f/1集光レ ンズに対応するという事実のためにおのずかられずか6個の検出器に制限される 。そのような集光レンズの利用は光散乱の最適利用を保証するといわれている。
もし6個より多いガス成分をモニタすることが望まれるなら、記載された光散乱 は様々な検出器へ連続的に送られる数個のガス特定成分へ分割される。これは集 光レンズを使用して達成され、それは第1のフィルタで検出されるべきガスが検 出器へと通過するような入射角度で、散乱光を一連の干渉フィルタおよび凹面鏡 へ向ける。工程は所望数のチャネルを得るために必要とされるのと同じ数のフィ ルタ、検出器および鏡に対して続く。連続チェーンで最後のフィルタからの光を 直接反射する鏡はチェーンを通して残る光を逆戻りで通過させるので、入るおよ び出る方向は一致し、かつ光は再び逆の順序ですべてのフィルタを通過する。こ の精巧な計画はフィルタおよび鏡の角度の正確な位置決めを必要とする。さらに 各反射とともに光の強度の累積損失が起こり、それは数個のフィルタおよび鏡か らの反射の後かなり大きくなる。ラマン散乱光は入射光よりかなり弱いので、最 小の数の屈折および反射で散乱光の各モニタされた波長を検出器へ向け、収集し 、ろ波し、かつ合焦することが望ましら十分な、かつ均一のラマン信号を得るた めにレーザビームが偏光されないことを必要とする。
Albrechtシステムの制限の多くを克服するラマン散乱光の収集および検 出による多重多価ガスの同時に近い測定のための改善されたシステムはベナー他 (米国特許番号節4,648,714)により開示される。この特許はシステム および方法を教示し、そこでガスサンプルはレーザの共振空洞の中に配置された サンプリングセルの中に置かれる。ラマン散乱光の検出できる信号を発生するの に十分な強度を有する偏光されたレーザビームはセルおよびガスを通過させられ る。非弾性ラマン散乱光および弾性レーザ散乱光の両方はその先軸をレーザビー ムの軸とレーザビームの偏光ベクトルとの両方に垂直にさせる集光レンズにより 偏光されたレーザビームの単一の合焦された領域から収集される。散乱光の別の 部分はとらえられ、かつ光軸をレーザビームの軸に垂直に配向されるようにし、 かつ合焦された領域に近接して配置されるようにする反射鏡によって集光レンズ へ再び向けられる。鏡はガスセルの外にある。収集された散乱信号は多分子層誘 電レーザライン阻止フィルタへ向けられ、そこでは散乱弾性レーザ信号は炉渡し 出され、かつ非弾性ラマン散乱信号は一連の干渉フィルタを含む回転フィルタホ イールへ伝送され、各フィルタは1個のラマンラインの伝送に特定である。回転 フィルタを通過するラマンラインは単一検出器により連続的に感知され、かつ増 幅され、かつ分析されているガスにある多値分子の各々の同一性および濃度を表 示する視覚読出しへと処理され、かつ変換されるデジタル電気パルスへ変換され る。
ベナー他の特許に開示されるシステムは先行技術に対して実質的な改良である一 方、多くの干渉フィルタを含む単一の検出器およびフィルタホイールの使用に関 連した実際上の制限がある。たとえば単一の検出器を伴う同時に近い連続サンプ リングは“n“チャネルからの連続データのすべてを処理するのに十分に速くか つ強力なマイクロプロセッサを必要とする。それはまた各フィルタの位置により 信号が非常に短い時間で分析されるのを可能となるために、十分な信号の強度が 検出器で存在することを必要とする。
チャネルたとえば麻酔ガスおよび一酸化二窒素チャネルの間の混線補正、ちまた データが連続的に得られるときに速いマイクロプロセッサを必要とする。
このように6個より多い検出器チャネルが使用されるときに性能を犠牲にしない ラマン散乱技術を使用して多重ガスを同時にモニタするための装置および方法へ の必要が存在する。そのような装置はまた、超高速電子プロセッサまたはエキシ チック光学シ゛ステムを必要とすることなしに6個より多いガスの種類を同時に 素早くモニタすることができるべきである。モニタ装置はシステムの応答時間ま たはその測定値の正確さを犠牲にすることなく上述のことを達成するべきである 。
発明の概要 この発明はレーザ誘起されたラマン光散乱によりガスサンプルを含む多重ガスの 同時検出および分析のための方法および装置であり、そこでガスサンプルはレー ザ光源の共振空洞の中または外のどちらかに置かれる。多数の専用光学系および 検出器がサンプルからラマン散乱光信号を収集し、かつその量を測るために利用 される。専用光学検出器は分析されている各ガスの種類に対し利用される。
より詳述すれば、この発明は患者の呼吸を含む多重の呼吸ガスおよび麻酔蒸気薬 の連続的な呼吸ごとの分析のための方法およびシステムに関するものであり、そ こで入射レーザビームがレーザの共振空洞の中または共振空洞の外側のどちらか に置かれる呼吸ガスサンプルを通過するものに関するものである。一連の光収集 光学および干渉フィルタはサンプルからのラマン散乱光を各特定のラマン信号の 量を測るために適当な検出器へ伝送するために使用され、かつこのように各特定 のガスは呼吸サンプルを含む。
(J大王#色) この発明のガスアナライザは、ラマン散乱の原理を有利に利用し患者の呼吸を含 む多重ガスの連続的でかつ同時の分析を提供する。先行のシステムに対比して、 この発明の使用を単一の患者に専用に用いることは費用効果があり、かつ実際的 である。単一の患者の使用は検出応答時間を改善し、かつ事実上多数の患者によ り共有されるシステムの固有の制限の大部分を除去する。これらの利点は分析の 品質を犠牲にすることなく達成される。
この発明に従って構成されるガスアナライザは患者の呼吸ガスの連続的モニタが 示される手術室、集中治療ユニット、回復室および他の場所でのルーチン使用の ために必要な信頼性および柔軟性を有する。多重ガスの種類を同時にモニタし、 かつガスの濃度のリアルタイムの分析を行なう能力は医療職員が患者の状態をよ り正確にモニタするのを可能とする。さらに、この発明が使用されるとき、麻酔 薬の誤ったタイプまたは誤った用量決定という事故的な管理が減少される、なぜ ならば患者のシステムにある薬のタイプおよび対応する濃度は患者が行なう呼吸 ごとに決定されるからである。
この発明はまた先行技術の器具がしばしば役に立たない環境において使用される こともできる。特に、レーザ手術においては、レーザが患者に与えられる範囲を 一杯にするためにヘリウムガスが使用される。真空チャンバ、たとえば質量分析 計を利用するガス分析システムはしばしばヘリウムガスの存在するところでは完 全に実施不可能にされる。
外部ガスの存在はこの発明の動作に影響を及ぼさない、なぜならばそれは真空シ ステムを必要としないからである。
真空システムの不在はまたこの発明の信頼性を改良し、かつその取得および維持 費を減少させる。
この発明は多数の収集領域を有利に含み同時にモニタされることができるガスの 種類の数を増加させる。これらの多数の領域は光源により発生される放射のビー ムの縦軸に沿って位置決めされる。ガスサンプルから散乱された光を表す光学信 号は放射ビームの軸に沿った多数の収集領域でサンプルから光を受けるように位 置決めされた多数の収集チャネルにより収集される。収集領域は放射のビームの コリメートされた、または合焦された領域の一方に配置されてもよい。収集がコ リメートされた領域からのとき、光源が偏光を発生することが好ましい。収集が 合焦された領域からのとき、光源が偏光されない光を発生することが好ましい。
この発明は数個の収集チャネルからのデータを同時に処理することにより従来の データ分析技術およびマイクロプロセッサを使用し数個のガスの種類のための速 いデータ分析を行なう。データのこの効率的な処理に貢献するこの発明の1個の 特徴は各チャネルのガスの種類のための重要な特定のストロークスおよび/また は反ストロークスラマンラインを通す一方で弾性的に散乱されたレーザ光(レイ リ散乱)を阻止する多数の収集チャネルにおける一連のフィルタである。
この発明の一実施例は偏光されたレーザ光開始されたラマン散乱により多重ガス の同時モニタのための改良されたシステムおよび方法を提供する。システムはサ ンプルからのストロークスおよび/または反ストロークスラマンラインスペクト ルを受ける空洞内または空洞外の一方のサンプリングセルおよび多重検出器を使 用する。それぞれが特定のガスの種類に特有の多重光学フィルタチャネルは収集 光学系および狭バンド干渉フィルタを含む。
この発明はガスサンプリングセルを利用することによりガスの同一性および濃度 の決定のための応答時間を改善し、そこではサンプリングボリュームは小さく、 かつ連続的で、かつそこで光学フィルタチャネルはサンプリングセルに関し整列 しておりガスサンプルからラマン散乱光を直接受ける。
システムの一実施例は偏光されたレーザ源を含み、好ましくはラマン散乱信号を 向上させるためにレーザの共振空洞の中に配置されたガスサンプリングセルを含 む。しかしながら、共振空洞の外に配置されたガスセルもまた利用されることが できる。ラマン散乱光はガスセルから一連の整列した光学フィルタ検出器チャネ ルの上へ、かつそれを通って同時に受けられる。各チャネルは(a)収集レンズ を含む光学部分または一連の反反射コーティングされた収集レンズと、(b)弾 性的に散乱されたレーザ光を減じ、かつサンプルされているガス分子との衝突か ら生じる非弾性的に散乱されたストロークスおよび/または反ストロークスラマ ンラインを伝送する1ノーザライン阻止フイルタを含むフィルタ部分と、ディス クリ−1・な分子の種類に対応して1個またはそれより多いラマンラインに沿っ て通るように選ばれた狭バンド干渉フィルタと、(C)前記ラマンラインを合焦 する任意の合焦レンズと、(d)前記ラマンラインを受け、増幅し、かつ検出さ れているディスクリートな分子の種類の濃度を示す有用なデータへ処理する検出 器とを含む。
光子計数または充電流電子工学に関連して使用される光電子増倍管(PMT)  、またはそれに制限はされないのだがアバランシェフォトダイオード、強化ダイ オードアレイまたは電荷結合素子のような様々な固体光検出器は増幅および検出 手段に典型的である。このように一連の収集光学系、干渉フィルタ、(もし望ま れるのならば)合焦光学系および検出器を含む各ガス特定チャネルは特定の選択 ガスを感知する。これらの選択ガスの対応する濃度は適当な校正が行なわれた後 で決定される。ゆえに各ガスの決定は同時で、かつほとんど即時である。各検出 器からのデータは好ましくはマイクロプロセッサに送られ、そこからは検出され ている各ガスの濃度はさらに所望されるように処理され、かつプリントアウトさ れ、または表示されることができる。体積パーセントの何分の1まで正確な各ガ スの同時読取りおよび/または波形は任意の所望時間間隔で出力されることがで きる。
この発明において、ラマン光散乱を利用し、縦軸(20)に沿った光学放射(1 8)のビームを発生するために光源(10)を含むガスサンプルの中のガスの分 析のための装置が開示される。この発明の装置は縦軸(20)に沿った多数の位 置でガスサンプルを含むためのサンプル容器(26)により特徴づけられるので 、光学放射(18)のビームは多数の位置でガスサンプルに入射し、かつこれは 縦軸(20)に沿った多数の位置からサンプルに入射するビーム(18)からの 散乱された光学エネルギの複数個のサンプルを同時に得るための複数個の光学検 出チャネル(16゜40)によってである。
一実施例において、この発明の装置はさらに光源(10)からの光のビームを合 焦するための多数の光学素子(38)により特徴づけられ、このようにビームに 沿った増加された強度(36)の多数の領域を創造し、そこで領域(36)に入 る光線は領域(36)で実質的に集中し、かつ領域(36)から出る光線は実質 的に逸れる。多数の領域(36)はビームの伝播の包括的な方向に光学軸に沿っ て存在し、それにより多数の高い強度の領域(36)でサンプルによりビームか ら散乱される光は検出される。典型的に、高い強度の領域(36)は多数の縦の 位置に一致する。光源(10)が偏光されない光を発生するのは有利かもしれな い。
第2の実施例において、この発明はさらに光源(10)から縦軸(20)に沿っ て伝播する光学放射のコリメートされたビームへ出される光学放射のビームをコ リメートするためのコリメータ(12,14)により特徴づけられる。
放射のコリメートされたビームは縦軸(20)の領域に沿って平行な光線を実質 的に含み、そこでコリメートされたビームはサンプルと相互作用する。
典型的に、光学放射のビームは線形に偏光され、このように偏光ベクトルを規定 する。偏光ベクトルおよび縦軸(20)は付加的に偏光の面を規定する。検出器 チャネル(16,40)が検出の軸に沿って伝播する光を優先的に受け、かつ検 出の軸が偏光の面に実質的に垂直に配向されることはしばしば有利である。
好ましくは、光源(10)は共振空洞を有するレーザを含む。レーザ共振空洞は プラズマ管(80)を含んでもよく、かつレーザ共振空洞の一方の端部は出力カ ブラ鏡(94)を含んでもよく、かつ他方の端部は高い反射率の鏡(108)含 んでもよい。サンプル容器(26)は出力カブラ鏡(94)とプラズマ管(80 )の近接した端部との間に位置決めされてもよい。付加的にまたは代替的に、サ ンプル容器(26)は高い反射率の鏡(108)とプラズマ管(80)の近接し た端部との間に位置決めされてもよガスサンプルを含むための多数の位置が共振 空洞の中に配置されることはしばしば有利である。しかしながら、ガスサンプル を含むための多数の位置はまた共振空洞の外に配置されてもよい。いくつかの実 施例はガスサンプルを含むための多数の位置を共振空洞の中と共振空洞の外の両 方に配置されるようにしてもよい。
好ましくは、ガスサンプルを含むためのサンプル容器(26)はガス拘束チャン バ(104)を有するガスセル(50)を含む。チャンバ(104)は光学放射 縦軸(20)のビームと実質的に一致する縦軸を有する。付加的に、サンプル容 器(26)は多数のチャンバ(104)を有するガスセル(50)を含んでもよ い。多数のチャンバ(104)は光学放射縦軸(20)のビームに沿って多数の 位置に配置される。
典型的に、レーザ源(10)はレーザ空洞を含み、かつチャンバ(104)は側 壁によって相互接続された端部光学手段を含む。ガスセル(50)はレーザビー ムが活性化されたとき、レーザビームが縦のガスチャンバ(104)の軸と一致 し、かつそれを横切るようにレーザ共振空洞に関し配向される。光学端部手段は 縦のガスチャンバ(104)の軸に沿ってレーザビームを反射または伝送するよ うに位置決めされる。ガスセル(50)はまた縦のガスチャンバ(104)の軸 の一方側に平行でかつその上で側壁の対向する整列した側部窓(146)を有し てもよい。好ましくはガスセル(50)は対向する平行端部窓(102゜106 )を側壁により相互接続されるようにする。一実施例において端部窓は縦のガス セルチャンバ(104)の軸に実質的に垂直になるように位置決めされる。代替 的な実施例において、ガスセル(50)は端部窓を側壁によって相互接続される ようにし、そこで端部窓は縦のガスセルチャンバ(104)の軸に関し、実質的 にブルースタ角になるように位置決めされる。端部窓がレーザビームの選択され た波長に特定の反反射コーティングでコーティングされることが好ましい。さら に、ガスセル(50)の側部窓(146)は非弾性ラマン散乱光の所望の波長を 通すように適合した広バンド反反射コーティングでコーティングされてもよい。
典型的に、セル(50)はさらにセル(50)を通してサンプルガスを通すよう にチャンバ(104)に連通するおよび出口手段を含む。
光学検出器チャネル(16,40)が光学部分、ライン阻止フィルタ(216) 、狭バンドフィルタ(217)、および光子検出器(219)を含むことがしば しば有利である。光学部分は光学放射(18)のビームおよびサンプル容器(2 6)に関し、縦軸(20)に沿った多数の位置からの散乱された光学エネルギを 収集するように位置決めされた収集レンズ(214)を含む。ライン阻止フィル タ(2i 6)は弾性的に散乱された光またはレイリ光を減するように選択され る。狭バンドフィルタ(217)は重要な特定のラマンラインに対応して狭い波 長バンドの中に光学信号を伝送するように選択される。光子検出器(219)は ライン阻止フィルタ(216)および狭バンドフィルタ(217)を通して伝送 される光学信号を受ける。好ましくは、ライン阻止フィルタ(216)およびラ インバスフィルタ(217)はインターフェイスフィルタである。しばしば光子 検出器(219)は光電子増倍管(PMT)を含む。代替的に、光子検出器(2 19)は感光固体ダイオードを含んでもよい。
一実施例において、ライン阻止フィルタ(216)はラインバスフィルタ(21 7)の先にくるようにチャネル(16,40)に位置決めされる。代替的な実施 例において、ラインパスフィルタ(217)はライン阻止フィルタ(216)の 先にくるようにチャネル(16,40)に位置決めされる。
典型的にラインパスフィルタ(217)は特定の多価ガスの特徴を示す特定のス トロークスまたは反スI・ロークスラマン波長の伝送に特定である。
この発明はまたガスサンプルからの散乱された光学エネルギを表す検出器チャネ ル(16,40)からの信号を受け、かつ分析するデータ分析システムを含んで もよい。データ分析システムは典型的に検出器チャネル(16,40)からの信 号を解釈し、かつガスサンプルの中の選択された多価分子ガスの濃度を示す出力 信号へそれらを変換するための処理手段(70,71)を含む。
この発明の一実施例において光学検出器チャネル(16゜40)は狭バンドフィ ルタ(217)を含み、それは狭バンドフィルタ(217)により選択される光 学信号を受けるための重要な1個またはそれより多い特定のラマンラインおよび 光子検出器(219)に対応して狭い波長バンドの中の光学信号を選択する。
この発明の別の局面に従ってガスサンプルを分析する手段が開示される。その手 段は縦軸(20)に沿って伝播する光学放射のビームを発生する段階と、放射の ビームがサンプルを通って伝播するように縦軸(20)に沿った領域にガスサン プルを閉じ込める段階と、放射のビームと縦軸(20)に沿った多数の位ばから のガスサンプルとの相互作用から生じるラマン散乱光を収集する段階とによって 特徴づけられる。
この方法はさらに放射のビームを多数の位置に実質的にコリメートする段階を含 んでもよい。代替的に、この方法はさらに多数の位置で高い強度の領域を形成す るように放射のビームを合焦する段階を含んでもよい。
放射のビームがレーザビームを含み、かつ共振空洞を有するレーザにより発生さ れることが好ましい。この方法はそれから、さらに多数の位置を共振空洞の中に 置く段階によって特徴づけられる。
この方法がさらにガスサンプルを含むガスの分子の種類を同定し、かつその量を 測るようにラマン散乱光を分析する段階を含むことが有利である。
この発明の装置は呼吸および麻酔ガスからなるグループから選択された多値ガス の分析のために使用されてもよい。
さらに、この発明の装置は窒素、酸素、二酸化炭素、−酸化二窒素およびハロゲ ン化された麻酔ガスからなるグループから選択された成分である多価ガスの分析 のために使用されてもよい。
図面の説明 第1a図は、多重チャネルのコリメートされたビームラマン分光法システムを示 すこの発明の一実施例の略図である。
第1b図は、ラマン分光計において偏光されたレーザ光の利用のための散乱ジオ メトリを示す立体座標系図である。
第1c図は、多重チャネルの合焦されたビームラマン分光法システムを示すこの 発明の一実施例の略図である。
第2図は、空洞内のガスセルおよびコリメートされたレーザビームを使ったレー ザ起動されたラマン散乱、サンプリングおよびマルチチャネル検出システムの完 全な、がっ好ましい実施例を示す略平面図である。
第3a図は、第2図に示されるマルチチャネルコリメートされたビームシステム において利用されるようなガスサンプリングセルの平面断面図である。
第3b図は、第3a図に示されるガスセルの側面図である。
MBc図は、第3a図および第3b図でのガスセルの端面図である。
第3d図は、第3a図、第3b図および第3c図で示されるガスセルの斜視図で ある。
第4図は、ガスセルへの、かつガスセルからのガスの流れを示す略図である。
第5図は、ガスセルに近接した位置で示される検出器チャネルの好ましい実施例 の断面図である。
′!J6図は、呼吸ガスおよび麻酔薬の分析のための主なマイクロプロセッサル ーチンのフローチャートである。
第7a図は、計算手順のためのフローチャートである。
第7b図は、第7a図の続きである。
第8図は、趨勢データの手順を最新のものにするためのフローチャートである。
第9図は、自己校正の手順のためのフローチャートである。
第10図は、趨勢データの表示ルーチンのためのフローチャートである。
第11図は、共振空洞の外に配置されているガスセルを示し、かつまた空洞内の 位置を示し、そこで1個またはそれより多いガスセルが配置されることができる レーザ共振器およびガスセル形状の側面図である。
第11a図、第11b図、第11c図および第1id図は、第11図に示される 共振器の部分の略平面図であり、これらの部分がどのように空洞内のガスセルの 部分として役割を果たすこともできるかを示す図である。
発明の詳細な説明 第1a図および第1C図はこの発明の好ましい実施例の特徴を組み入れる2個の ラマン分析形状の略ブロック図表示を図示する。第1a図はコリメートされたビ ームシステムと呼ばれるであろう形状2を示す一方で、第1C図は合焦されたビ ームシステムと呼ばれるであろう形状4を示す。
第1a図は光源10、光線コリメータ12および14、および多重分析チャネル 16を含むコリメートされた光線システム2を示す。分析チャネル16a〜16 hは光線18に近接して位置決めされる。光線18は縦軸20に沿って光源10 により放出される。光線18の縦軸20と実質的に一致する縦軸28を有するサ ンプリング領域26は分析のためのガスのサンプルを含む。コリメータ12およ び14は光線18が軸20に沿って通るときにそれが実質的にコリメートされる ようになるように軸20のまわりに位置決めされる。つまり、それは焦点からの 逸脱または焦点への集中の小さな角度を示す実質的に平行な光線22.24を含 む。C’J i a図に示される逸脱は図解を明らかにするために誇張される。
)光源10が低い逸脱光線を発生するとき、コリメータ12および14は必要で ないかもしれない。これは光源がレーザを含むときによ(あることである。領域 26の幾何学的形状もまたさらに光線18をコリメートするために機能してもよ い。領域26の中のサンプルから散乱された光は分析チャネル16a〜16hに より検出され、かつ分析される。チャネル16はそれぞれ光線18およびサンプ リング領域26の縦軸20.28に近接して、かつそれに沿って位置決めされる 。分析チャネル16はチャネル16a、16b、16e、16f、16gおよび 16hにより図示されるように軸28の一方の側部からまたはチャネル16cに より図示されるように両方の側部から領域26からの散乱光を収集する。チャネ ル16cに対向する軸28の側部に向かう散乱された光は鏡16dにより収集さ れ、かつチャネル16cへ反射し返される。
鏡16dは平面鏡または合焦鏡のどちらでもよい。
コリメートされたビームシステム2を利用する一実施例において、光線18は偏 光される。Eベクトルの偏光の方向はY軸に沿ってであり、それは第1a図を参 照すると、図の面に垂直な軸である。光線18の伝播の方向はZ軸に沿ってであ り、検出器チャネルはX軸に実質的に一直線であり、かつX2面に存在する。
偏光された光ラマン散乱に対する散乱ジオメトリが第1b図に図示される。散乱 サンプルはXYZ座標系の原点30に配置され、かつZ軸20に沿って伝播する 偏光された光31により照らされる。偏光された光31のEベクトルの偏光の状 態32はYZ面にある。伝播のZ軸に平行な2個の直交する面(面YZおよびX Z)へ散乱されたラマン光の散乱特性はこのジオメトリにおいて特に重要である 。
ラマン散乱光は等方性および非等方性構成要素からなる。
空間の、結果として生じg散乱強度分布は不変量、aによって説明されることが でき、それは平均分極率、分極率の異方性、イ 、および観察面での角度の測定 である。−X2面においてベクトルOi により示される包括的な観察方向はZ 軸との角度φを生じる。YZ面において、ベクトルへにより示される包括的な観 察方向はZ軸との角度θを生るNランダムに配向された分子のアセンブリでは、 入射すて散乱された偏光状態Ps の散乱された放射の強度を表し、以下によっ て与えられる。
ここでti、v、l は vf−v五 の振動遷移に関連した波数の大きさの絶 対値であり、かっ−および十記号はそれぞれストロークスおよび反ストロークス ラマン散乱を示す。Nv’l は初期振動状態1/)における分子の数であり、 カつ’r (’ 、T”、SL、 0 ) b −!−ヒ−F((L−t ’l ” ”t & ’ 、 p’ )は不変量 心r、& および観察角度θお11 (φ)が偏光E−ベクトルに直角なX2面におけるφの関数としてのラマン散乱 強度であり、かつIII(θ)が偏光E−ベクトルに平行なYZ面におけるθの 関数としてのラマン散乱強度である場合は下記のとおりである。
1工Cφ) −よ工I(φ] + 1エエ、(φ) tJ)lx(#) −1工 1(#) ” ’:!z(#) (りそこでり、 A、 oング(D、 A、  L o n g)著「ラマン分光学」、マグロウヒル社1977年のCR86頁 −CR87頁によれば、 (X2面)においてラマン散乱強度が等方性であることを示す。言い換えれば、 11(φ)は関数的にはX2面における角度φに依存しない。他方、方程式(6 )は放射のE−ベクトルに平行なYZ面でのラマン散乱信号強度における非等方 性のC082θの変分を示す。すなわち、φのどのような所与の値にも、ポイン ト30をも通過する電気的E−ベクトルに対して平行な無限数の面のどれに対す るラマン信号強度においてもcos2 θの変位が存在する。したがって、θ− 0のときYZ面における最大ラマン散乱信号が発生する。θ−ル/2では、ラマ ン散乱強度は最小であるが、一般的にはノンゼロの値である。空間的ラマン散乱 強度の分布は方程式(5)および方程式(6)の総和により与えられかつX2面 における最大値(θ−〇)に達する。
θ−0であるとき、φはラマン散乱強度を変化させることなく0度から360度 まで変化し得るが、φが0およびπに近づくと、入射レーザ光強度およびレイリ ー光散乱強度がラマン信号を大いに圧倒することに留意されたい。
上記から、散乱ラマン光を最適に収集するためには、X2面におけるラマン光を 収集するように各分析チャネル16をおくことが好ましいことは明らかである。
X2面における特に好都合な方向はレーザビーム軸20および電気E−ベクトル 軸32に直角なX軸の方向にある。この所望の整列を達成するために多数の態様 が存在することは当該技術の熟練者には自明であろう。ここに記載される技術は したがって例証的なものとして意図され制限的なものとしては意図されない。
第1C図に示されるとおり、合焦のビームを使用したこの発明の実施例4におい ては、複数の高強度領域36または焦点が縦のビーム軸20に沿って形成される 。焦点36は光学レンズ38または他の等価な合焦手段を介して源10からビー ム18を通すことにより形成される。分析チャネル40はこれら高強度領域36 におかれたサンプルからラマン散乱光をサンプルするために位置決めされる。分 析チャネルはチャネル40a、40dおよび40eにより示される軸20の回り のどの位置におかれてもよい。ラマン散乱光は鏡40cに対向して置かれたチャ ネル40bに関連する収集鏡40cを使用して軸20の対向側部から収集されて もよい。代替的には、チャネル40fのアレイは軸20の回りの赤道面42およ び高強度領域36dに置かれてもよい。赤道アレイ40fを使用するときは、入 射ビーム18は偏光されないことが望ましいかもしれない。
高強度の領域360回りへの分析チャネル40の配置のためのこれらのおよび他 の方法は当該技術の熟練者には明からの光を収集する分析チャネルの位置につい て述べる。
バーチエル(Herchel)他による「応用分光学」(Applied 5p ectroscopy)第32巻、第3号1978年における「能率的空洞内レ ーザラマン分光計J (An Efficien、t Intraeavfty  La5er Raman Speetrometer)と題する論文において はレーザビームの合焦位置におけるラマン散乱が議論される。ドイツ特許第De 、2723939C2号(198B)において、アルブレヒト(Albrech t)他は高強度または合焦領域の回りの赤道面における分析チャネルのアレイに ついて議論する。
コリメートビームジオメトリを組込むこの発明の実施例が第2図に図示される。
このシステムはガスセル50の一方の端で接続された偏光レーザ放射10の源を 広く含む。
検出器チャネル60のアレイはガスセル50に隣接して位置決めされる。マイク ロプロセッサ70は検出器60に接続される。動作においては、レーザ10はガ スセル50内へ伝播しかつガスセル内に含まれるガスサンプルから散乱する偏光 光学放射78のコリメートされたビームを発生する。上記の説明のとおり、非等 方性的に放出されるラマン散乱放射は入射レーザ光により形成された円筒の軸の いずれかの側に対してほぼ直角にかつそのいずれかの側に置かれた一連の検出器 チャネル60により可能な限り大きな立体角にわたって収集される。ラマン信号 はマイクロプロセッサ70で分析される。ラマン散乱光信号の分析に基いて、マ イクロプロセッサ70はガスサンプルを含み得る特定のガス8つまでの同一性と 濃度を報告する。
レーザ源 レーザ10は好もしくは488ナノメータの波長を有する光78の偏光されたビ ームを発生する能力のある持続波A+レーザである。レーザ10はプラズマ放電 管80、放電管80の一方の端の近くに置かれたカソード82および放電管80 のもう一方の端の近くに置かれたアノード84を含む。電源86は線88および 線90によりそれぞれカソード82およびアノード84に接続される。ラジェー タまたは熱交換器92はカソード82およびアノード84の間に置かれた放電管 80の部分に熱でコンタクトしかつそれを取り囲む。アルゴンガスを含むレーザ のガス混合物はプラズマ放電管80内に閉じ込められる。
電源86はカソード82およびアノード84の間に高電圧を供給しそれによりプ ラズマ放電管80内でのレーザのガス混合物を介するプラズマ放電を作り出す。
ガス混合物に含まれるアルゴン原子はより高いエネルギレベルへ励起されかつ適 当に刺激されると同時により低いエネルギレベルに減励起(de−excite )L、そのことにより特定の特性波長で光のレーザ放出を発生する。アルゴンの そのような1つの波長特性が488ナノメータである。最適な光の増幅が発生す るためには、放出された光が共振空洞を通って伝播し、そのことによりアルゴン の付加的な励起された原子のさらなる放出を誘導しなければならない。
上記の特性を有するレーザ源1oはユタ州ツルトレイクシティに位置するイオン ・レーザ・テクノロジ・コーポレーシヨンから品番350Aとして容易に入手可 能である。
このレーザからのビームの空洞外出力は、98パーセントの反射率の出力カブラ 94を使用するとき、好ましくは数10ミリワットの位である。
第2図に示される実施例のための共振空洞は放電管8゜のカソード82部分に対 向する出力カブラ反射器94がら放電管80のアノード84部分に対向する端部 の反射器108へ延在する領域を取り囲む。レーザ源1oにより発生させられた 光ビーム78は、第2図に左から右へ順に出力カブラ反射器94、第1ブルース ター(Brewster)窓96、放電管80、第2のブルースター窓98、空 洞内アパチャ100、第3のブルースター窓102、ガスセル50の内部のチャ ンバ104、第4のブルースター窓1゜6および端部の反射器108を含む共振 空洞を通る光の経路に従う。典型的には、出力カブラ反射器94は多層の誘電体 コーティングでコーティングされた高い反射率の湾曲した鏡を含む。はこりを防 ぐスリーブ109が、共振空洞において循環する光パワーに悪影響を与え得る粒 子および分子の汚染からこれらコンポーネントを保護するために、鏡94、ブル ースター窓96およびプラズマ管8oのカソード端部を囲む。同様に、はこりを 防ぐスリーブ119が汚染から共振空洞のこの部分を保護するために、プラズマ 管80のアノード端部、ブルースター窓98、相互作用アパチャ100およびガ スセル50上のブルースター窓102を囲む。第3のほこりを防ぐスリーブ12 1はガスセル50上のブルースター窓106および端部反射器1o8を保護する 。端部反射器108はリットロウプリズムの裏面でコーティングされた高い反射 率の鏡を含む。代替的には、端部反射器108はレーザ線選択コーティングを有 する平坦な鏡を含んでもよい。この場合には、出力カブラ94はまた波長選択の ためのレーザ線選択コーティングでコーティングされるであろう。ブルースター 窓96.98.1゜2.106および端部反射器94.108およびそれらのそ れぞれのコーティングおよび/または配向は共振空洞で循環する偏光され選択さ れた波長の光のパワーを最大限にするために選択される。付加的には、ブルース ター窓96.98.102および106はレーザビーム78が第2図の平面に実 質的に直角をなす偏光ベクトルを有することを引き起こすために配向される。
ガスセル50およびプラズマ管80の位置はレーザの共振空洞内にある。この形 状はしばしば空洞内と呼ばれる。
共振空洞内のガスセル50の位置はセルチャンバ104におけるガス分子からの ラマン散乱のために使用可能なレーザ出力の量を増大させる。RおよびTが出力 カブラ反射器94のそれぞれ反射率および伝送である、[1+R] /Tの因数 により空洞内出力は空洞外出力より高い。空洞内セル50を使用しているときは 実質的レーザ光量を抽出する必要がないので、端部反射器108および出力反射 器94の双方は約99.9%またはそれ以上の反射率を有しかつそのことにより 空洞外での配置に比べて空洞内サンプル配置のために循環する光パワーおよびラ マン散乱信号の実質的増大を与え得る。
レーザビーム78の安定化は出力カブラ反射器94、狭いレーザ線フィルタ11 2、拡散器114および光検出器116を含むビーム分析システム110により 提供される。
フィルタ112は出力カブラ反射器94に隣接して位置し、かつ拡散器114は フィルタ112と検出器116の間に位置する。検出器116は線118を介し てレーザ電源86へ接続される。フィルタ112は拡散アルゴンプラズマグロー を阻止しかつ出力カブラ鏡94を伝送するわずかな量のレーザ光を伝送する働き をする。
安定化は検出器116を介して光ビーム78の強度をモニタしかつ光ビーム78 の強度における変化に応答して電源86を調節することにより達成され、かつそ のことにより帰還システムを形成する。光ビーム78の約0. 1%の、小さな サンプルは出力カブラ反射器94を介して共振空洞から抽出され、そしてそれは 約991%またはそれ以上の反射率を有するべく選択される。フィルタ112は 実質的に488nmの波長を有する光が拡散器114へ通過することを可能にす る。拡散器114はサンプルされフィルタ処理された488nmの光のサンプル が検出器116の敏感な領域のかなりの部分にわたって散布されることを引き起 こし、かつそのことにより均一ではないかもしれない検出器の敏感な領域をさま ようビームの影響を減する。サンプルされた光ビームの強度の関数である、検出 器116がらの出力は電源86からプラズマ放電管80への出力を制御するため に使用され、そのことによりレーザビーム78の強度を安定化するための帰還ル ープを完成する。
ガスセルチャンバ104内に実質的にコリメートされた光ビーム78を提供する ために、合焦出力カブラ反射器94がガスセル50から最も離れた共振空洞の端 部に配置される。平坦な端部反射器108はさらにガスセル5o内の狭い本質的 にはコリメートされたビーム78を保存する働きをする。加えて、プラズマ管8 0の内側の直径(約0゜050インチ)がガスセルにおいてレーザビームを形づ くりかつそれをコリメートする役割をさらに果たす効果的なアパチャとしての働 きをする。加えて、空洞内アパチャ100はガスセルの内部に到達するプラズマ 管平行放射を効果的に減するために放電管80の付近でかつガスセル50から約 3インチの位置に配置される。光学要素のこの配列において、ガスセル50のチ ャンバ104の近くには合焦要素は置かれず、そのことによりチャンバ内の光の コリメートを改善する。
長期のレーザシステムはこうしてガスセル50のチャンバ104内で実質的にコ リメートされ、偏光され、高強度の488nmの光の空洞内ビーム78を提供す る。
ガスサンプルセル ガスセル50は空洞内における循環する光パワーを実質的に減することなしにレ ーザの共振空洞内にサンプルが配置されることを可能にする、ガスのサンプルが 分析されるために使用される囲いを提供する。この配列は結果的にラマン散乱を 生じるレーザビームおよびガス分子の間の相互作用の数を最大にすることにより 入手可能なレーザ出力パワーを効率的に使用する。第2図および第3図の双方に 示されるとおり、ガスセル50の好ましい実施例は中央チャンバ104とガスセ ルの間に光の通路を形成する中央チャンバ104および8つの出力チャネル12 0を含む。8つの出力チャネルはレーザビーム78の伝播の軸と一致するチャン バ104の縦の軸121に直角になるように配列される。出力チャネル120は さらにレーザ光ビーム78の偏光のEベクトル軸に直角をなす面である第2図の X2面に対称に位置する軸を有する。
ガスサンプリングセル50の1つの実施例が第3a図、第3b図、第3C図およ び第3d図に詳細に示され、かつ中空のインテリア104、ガスサンプルをイン テリアに運び入れかつインテリアから運び出すための通路142、通路144お よびラマン散乱光が通り得る出力チャネル120を有する枠組み140を含む。
内部チャンバ104の軸121はチャンバ104の軸中央を介するレーザビーム 78の通過を収容するべく配向される。1つの実施例においては、チャンバは約 0.125インチの直径を有する中空の円筒を形成するが、他の形および大きさ もまた使用され得る。チャンバの容積は応答時間が早くなるよう可能な限り小さ くなるべく選択されるが、しかしながら、また分析のために十分な量のガスを適 用するのに十分な大きさになるべく選択される。付加的には、チャンバの内側の 大きさはかなりの割合のレーザビームパワーがガスサンプルと相互作用できるよ うに選択されるべきである。好ましいチャンバの形はまたガスサンプルの部分が チャンバの内側に集まり得る無駄な空間をできる限り排除する。ハウジング14 0のいずれかの端部にブルースター窓102および106が装着される(第2図 に図示)。ブルースター窓102および106の目的は三重である;第1に、そ れらはチャンバ104内にサンプルガスを拘束しかつそのことによって応答時間 を減するサンプルの量を最小限にし、第2に、それらはチャンバ104内にレー ザビーム78の循環する空洞内出力を維持する働きをしかつ第3には、それらは ガスサンプルから生じることが可能な汚染から共振空洞における他の光成分を保 護する。
第2図および第3a図に示されるとおり、ガスセル50はまたそのいずれかの側 の上に対向する光の側部窓146を含む。側部窓146はセルハウジング140 の側部に沿って連続し得るしまたは図示のとおり、セルハウジング壁面における チャネル120に装着された一連の窓146でもよい。側部の窓146は好まし くは偏光されたレーザビーム78から出力チャネル120への散乱した光の信号 の最適な通過を提供するためにハウジング140の縦の軸121およびレーザビ ーム78に平行に装着される。窓146はラマン散乱光を検出器へ伝送しなけれ ばならないので、それらは所望の波長を通過しなければならない。したがって、 高能率広帯域及反射コーティングが適切である。広帯域コーティングは典型的に は覆われる空間範囲のために全体の反射率を極度に低いレベルに減するような態 様で組合された、種々の屈折率の透明な材料の交互の層を含む多層誘電体フィル ムにより形成される。広帯域の範囲にわたっては反射率は一般的には1.0%を 越えずかつ一般的には0.6%を下回る。
側部の窓146はガスサンプルを拘束しかつしかも、ラマン散乱光を伝送するこ とが可能ないかなる材料でもよい。
窓は第1図、第2図および第3a図に描写されるとおり、面状であってよい。代 替的には、第2図に示される収集光学系214はレンズ214の焦点距離がレー ザビーム78の光の中心と一致する限りにおいては側部窓146のために使用さ れてもよい。どのような代替的形状の側部窓も弾力的に散乱するレーザの光を阻 止するためにV−帯多層誘電体コーティングでコーティングされてもよい。
第4図に示されるとおり、ガスセル50は入り口142により分析されるべきガ スの源に接続される。出口144がセルチャンバ104からサンプルガスを放出 するために設けられる。セル50の設計が典型的には約0. 1から1゜0立方 センチメートルの間のたいへんわずかの量のガスがレーザビーム78を介して連 続的に発することを可能にする。セル50はまた分析されるべきいかなる所与の ガスもわずかなサンプルしか必要としない集団型の動作における使用のためによ く適合する。入り口142は供給線148を介して3方向ソレノイドバルブ14 9に接続される。サンプルガスはセルインテリア104内へ出口144へのチュ ーブ線153を介して接続された空気ポンプ150により引き入れられる。入力 線151および152に取付けられたソレノイドの入力位置に依存して、種々の 源がセル50ヘガスサンプルを供給し得る。線151は第2の3方向ソレノイド バルブ160に接続し、それは活性化されていないときはシステムの窒素および 酸素ガスに対する校正のために室内の空気が線161を介してセル50へ引き込 まれることを可能にし、またはソレノイド160が活性状態にあるとき校正ガス の混合物が線157を介してセル50へ引き入れられてもよい。代替的には、呼 吸ガスまたは他のサンプルガスは患者の気道または他のサンプル源から線152 を介して引き込まれてもよい。膜フィルタ156を含むフィルタハウジング15 5は、セル50における端部のおよび側部の窓の汚染を最小限にするために患者 の気道からサンプルするときのサンプルから望まれない物質を取り除くためにソ レノイド149の上流にある線152に配置される。第2のフィルタ162もま た校正ガスからのセル50の汚染を防ぐために使用されてもよい。チューブ15 3はセル÷÷の出口144に接続され、サンプルガスをセル50からポンプ15 0へ運ぶ。チューブ154はポンプ150に接続され、排気のためまたは患者の 気道へ再導入のためもしくは収集および保管のためにサンプルされたガスをポン プから運ぶ。電子気圧計158はサンプル管159を介してサンプルの線153 に接続されかつサンプルセル50の内部におけるガスの気圧のモニタとして機能 する。
膜フィルタ156が栓をされると、サンプルセル50におけるガスの気圧はしき い値を下回って低下し測定された信号が誤った状態になることを引き起こす。こ のような場合には、電子気圧計158はマイクロプロセッサ70へ信号を送り、 それは順に、ユーザまたはオペレータに警告する。
再び第2図を参照すると、ガスセル50はブラズ・マ管80に沿ってスリーブ1 19をすべらせてガスセル50から引き離すことにより容易に空洞内の空間から 除去できる。
セルはそこでスリーブ121からすべらされて引き離されかつ共振空洞から取り 除かれる。ガスセル50の容易な除去がフィールドのサービスおよび維持を簡単 にする。たとえば、埃の粒子または有機フィルムにより汚染された状態にあれば 、端部の窓102および106のクリーニングが必要になるかもしれない。
多重検出器チャネル 第2図に示されるように、ラマン散乱光は窓146を介してガスセル50を出、 かつ検出器チャネル60のアレイに入る。第2図に実施例に示される検出器アレ イ60はガスセル50のいずれかの側に一連の8つの個別の検出チャネルを含み 、1つのチャネルはガスセル50の8つの出力窓146の各々からの光出力を検 出するために配置される。
8つの検出器チャネルはすべて全く類似したものであり、したがって、明瞭にす るために、1つのチャネルだけが詳細に記載されるが、説明はまた残りの7つの チャネルにも適用されることを理解されたい。8つのチャネルの選択は単に例証 的であり、サンプルされ検出されるガスの数に依存してガスセルのいずれかの側 に異なる数のチャネルが整列され得ることを理解されたい。
典型的な検出器チャネル60aはチャンバ104内に配置された領域122から 窓146を介して光を受取るため16がレンズ214の下流に位置決めされる。
狭帯域干渉フィルタ217はフィルタ216に隣接して配置されかつ出力レンズ 218はフィルタ217に隣接して位置決めされる。使用される検出器の形式に 依存して、レンズ217が必要とされるかもしれないし必要とされないかもしれ ない。1つの実施例では、収集レンズ218および出力合焦レンズ218の双方 が平面凸ホウケイ酸レンズ(planよい。好ましい実施例はレンズ214、フ ィルタ216および217を通過した後の、セルからの光を検出するために光電 子倍増管(PMT)219を使用し、そうしてレンズ218を除去する。PMT は経路221を介して電源220に接続される。PMT219により検出された 光を表わす電気パルスは線222を介して増幅弁別器224へ伝送されそこでそ れらは処理されかつ分析される。処理されたパルスはそれからマイクロプロセッ サ70へ線226を介して伝送されそこでそれらは累算され、分析され、記憶さ れかつ表示装置71上に表示される。
(以下余白) 代替的には、検出器219は、光子カウンティングまたはフォトダイオード、強 化されたダイオードアレイ、電荷連結装置もしくは線221を介して適切な電源 220により電力を与えられた光電子倍増管等の充電流電子工学を使用するどの ような適当な検出器でもよい。
典型的な検出器チャネル60aのより詳細な断面図が第5図に示される。検出器 60aは検出器チャネル60aの光の軸230がレーザビーム78の伝播の軸に 直角をなしかつレーザビームのE−ベクトルの偏光の方向に直角をなすようにガ スセル50に対抗して位置決めされる。第1b図および第2図ではこの方向はX −軸に沿っている。チャンバ104の領域122からのラマン散乱光は窓146 を介して伝送され、収集されかっPMT219により検出される前にレーザ線阻 止フィルタ216およびラマン線帯域バスフィルタ217によりフィルタ処理さ れたレンズ214によりコリメートされる。レンズ218は2つの機能を果たす 。第1に、それはラマン散乱光を収集する。第2に、それはこの光がフィルタ2 16および217を通って移動するとき、それらフィルタが弾力性の散乱を阻止 しかつ特定のラマン散乱光を伝送するために最適に機能するようにこの光をコリ メートする。収集レンズ214は実際にはそれらの全てが反反射コーティングを 施された一連の最適な形状のレンズの要素であってもよい。そのような1つの例 が高速(f/1.2)カメラレンズである。各収集レンズ214はガスセル50 からの散乱光の能率的な収集を確実にするため、レーザビーム78に関して適当 に整列されなければならない。各チャネル60において1/ンズ214により収 集された弾力的なおよび非弾力的な散乱光は1つまたは2つ以上の直列配向の高 度な阻止レーザ線フィルタ216に向けられる。フィルタ216はラマン散乱光 または非弾力的に散乱された光への干渉を最小限にするために弾力的に散乱され たレーザ線(レイリー散乱)を大いに減じかつ非弾力的に散乱されたラマン線の すべてを実質的に伝送する。散乱する分子の振動性の7回転性のエネルギに応答 してサンプルガスと相互作用する入射1ノーザビームから生じる伝送されたラマ ン線はそれから干渉フィルタ217を介して伝送される。
フィルタ部分は弾力的に散乱されたレーザ光および特定の重要な線を除く全ての ラマン線を阻止するべく設計される。これは2つのフィルタを使用することによ り達成され得る。しかしながら、1つのフィルタで2つのフィルタ216および 217の直列配列と同じ機能を達成する商業的に入手可能なフィルタの設計が存 在する。フィルタ216はラマン散乱光における干渉を最小限にするために弾力 的な散乱レーザ線を大いに減する一方でフィルタを介(、てラマン散乱光のすべ ての波長が伝送されることを可能にする高度な阻止レーザ線フィルタである。フ ィルタ217は所望のものを除く全てのレイリーおよびラマン散乱光波長を阻止 する特定的に選択された干渉フィルタである。所望されれば、フィルタ216お よび217は逆の順序でもよい、すなわちフィルタ217をレンズ214および レーザ線フィルタ216の間に位置決めする。
ラマンスペクトル線特定フィルタ217は各チャネルにおいて異なったものでも よいしかつ機械装備が、いくつかの重要な異なる多原子のガスを検出しかつその 量を定めることができるように選択される。したがって、使用されるチャネルの 数は識別されかつ測定されるガスの数に依存する。
第1a図および第2図に示されるこの発明のコリメートされたビームの実施例は ガスセル50内の狭い長方形の区域122から光を収集する。たとえば、第3図 における出力チャネル120bを参照。こう1.て、理想的な光のシステムは長 方形の形の焦点を有するレンズのシステムを含むであろうしかつフィルタ217 および218を介してのさらなる伝搬のためにチャンバ104から収集された光 をコリメートするであろう。このことが望ましいのは多層誘電体フィルタが入射 する光が相当に良好にコリメートされるとき弾力的に散乱されたレーザ光を最も 良く阻止しかつ特定のラマン線機能を伝送するべく設計されているからである。
このような特定の目的を持ったレンズは製造が困難でありかつ高価である。 代 替的には、この発明のコリメートされたビームの実施例を実現化するための1つ の方策はガスセル50におけるレーザビーム78の可能な限り広い妨害角度から の信号を収集する単一の平面凸収集レンズ214を使用する。実際の応用におい ては、光の収集は幅にして約0.5mmおよび長さにして数ミリメータの大きさ を有するレーザビームの長方形の形の領域122から行なわれる。結果的にはレ ンズ214はレーザビーム78内のポイント源を観察する場合よりはより多くの 光(弾力性および非弾力性双方)を収集する。結果的に、ラマン信号はより高く なる。しかしながら、光の収集は延長された源から行なわれるので、収集された 光のいくらかは非通常的に(すなわち完全にコリメートされない)フィルタ21 6および217に入射し、結果的にノンゼロレベルの迷光背景信号が検出器21 9へ伝送されることになる。こうして、ラマン信号は比較的高いが迷光背景への 信号の比率は比較的低い。この比率の典型的な値はCO□に関しては230;1 でありかつ5%のハロセンに関しては7;1である。より高いラマン信号レベル から結果として得られる利点はその妥協を独占し、かつ受け入れられる背景への より高い信号レベルを作り出すことであることがわかった。
記載された発明に従い設計された機械装備で行われたテストでは、分子N2、分 子02、分子CO2および分子N20のための検出された信号レベルはアイリス 絞りを介してのポイント源収集を使用する純粋なガスのためには毎秒的2000 0から約100000カウントの範囲でありかつガスセルにおける直径0.5m mx長さ4mmのレーザビーム全体からの収集のためには毎秒約50000から 250000のカウントの範囲であった。レイリー線の弾力性の散乱からの対応 する迷光散乱背景は純粋のアルゴンを使用するこれら2つの収集ジオメトリのた めに決定されてかつそれぞれ毎秒約500および1000カウントであることが わかった。
所望されれば、迷散乱レーザ光を減じかつ背景の雑音を最小限にするためにガス セル50および光フイルタ検出器チャネル60においである改善がなされてもよ い。たとえば、ガスセルに入りかつガスセルを出るレーザビームの経路のための アパチャの大きさは端部の窓102および104の丁度内部のセル50のいずれ かの端部または双方の端部に位置するアイリスまたは円状のバッフル(図示され ていない)により決定されてもよい。同様に、アイリスまたはバッフル(図示さ れていない)もしくは連続するいくつかのバッフルが各側部の窓146および対 応する収集レンズ2140間にあるチャネルに配置されてもよい。付加的なバッ フル(図示されていない)は迷光を最小限にするために収集レンズ214、フィ ルタ216および217の間ならびに合焦光学系218および光検出器219の 間に位置決めされてよい。また、第2図に示されるように空洞内アパチャ100 は背景信号の原因となる平行なプラズマのグローを減じるために機能する。加え て、平坦な黒い塗料が背景の迷光をさらに吸収す゛るために光収集チャネル60 の内部の表面をコーティングするために使用されてもよい。
収集レンズ214は単一のまたは最適に整列する連続するファイバ光学系により 置き換えられてもよい。このようなファイバの光学系は一般的にはレンズより大 変高い数学的な開口を有しかつしたがってより能率的な光の収集器である。ラマ ン散乱光の収集の後、その信号を光フイルタシステムおよび/または検出器へ伝 送させかつ再び向けるどのような手段、すなわちレンズ等の屈折する光学系、鏡 等の反射する光学系またはファイバの光学系等の伝送する光学系が使用されてよ い。
多原子ガス状分子からの散乱はそれら分子の振動性/回転性のエネルギに対応す る量の入射放射の周波数からの周波数変化を引起しかつ種特異性であるので、ラ マン散乱光内に存在する周波数成分の分析は散乱する量におけるガスの識別およ び量の決定を提供する。量の決定は基準ガスに対して校正されたラマン信号の測 定された強度から決定されかつラマン散乱クロスセクションとして知られる。
各ガスの種類を量決め決定するために、狭帯域干渉フィルタ217がそのガスの ためのラマン線の波長を伝送するために選択される。第2図および第5図に示さ れる通り、これらのフィルタは各チャネル60に位置する特定の多層誘電体干渉 フィルタ217により表される。各特定のフィルタ217はディスクリートな分 子の種類に対応する1つまたは2つ以上のラマン散乱線を通過させるべく選択さ れる。各チャネルには異なったフィルタが使用され、したがって各チャネルを異 なった多原子のガスの種類の検出に特定的にする。ガスの量を定めるために1つ 以上のディスクリートなラマン線を伝送するフィルタを使用することが可能であ る。適切な例は2900cm−’から3100cm−1の領域におけるラマン周 波数の変化を有する麻酔ガスのためのC−Hストレッチ線である。使用の麻酔薬 の形式を識別するために2つまたは3つ以上のチャネルからのデータを使用する ことも可能である。
この発明の主要な関心事は呼吸および麻酔薬のガスの分析に焦点を合わせている ので、以下の表はストーク ラマン周波数の変化およびいくつかの代表的な重要 なガスのための相対的散乱クロスセクションを示す。麻酔薬のためのラマンスペ クトルは大変複雑である。したがって、麻酔薬のための[表I]に示される周波 数の変化は好ましい実施例における使用のために経験論的に選択されたものであ る。
麻酔ガスおよびC−Hストレッチのための相対的散乱クロスセクションもまたそ のスペクトルの複雑性により、容易に入手可能ではない。
r表IJ いくつかの呼吸および麻酔ガスのための周波数の変化および正規化された相対的 散乱クロスセクションガスの種類 周波数の変化(CM ) 相対的りaスセ9 ’/*ンN2 2331 1゜0 02 1555 1、 O Co、、 2143 0.9 CO12g5 0.8 1388 1、 2 N20 12g5 1.8 2224 0、 5 )(2o 3652 2.8 イソフルラン 995 − エンフルラン 815 − 特定のガスの種類のだめの検出チャネル60において、選択された周波数を有す るラマン散乱光は各チャネルにおける干渉フィルタ217を通過しかつ分離した 検出器219への入力である。任意の合焦レンズ218がいくつかのフィルタお よび検知器のために使用されてもよい。検出器219は光の信号を受取り、増幅 してかつそれを有用なデータへ処理する能力のあるどのような装置でもよい。第 2図および第5図に示されるのは光電子倍増管(PMT)219であり、それは 信号処理ユニット224に接続されそしてそれは光子カウンタ、光電流増幅器ま たはラマン信号を増幅し、処理しかつその量を測定して有用なアナログまたはデ ジタルのデータにすることができそしてそのデータがデジタル表示、CRTスク リーンおよび/またはプリンタ等の表示装置71上に表示される中央処理ユニッ トまたはマイクロプロセッサを含む他の装置であってよい。表1はそれら重要な ガスが一般的には水蒸気のためのものより実質的に小さい周波数の変化を有する ことを示す。したがって、ラマン信号の間にはいかなる重大なスペクトルの重複 もほとんど存在しないので水蒸気からのラマン信号は重要なラマン信号には干渉 しない。このことは高い(〉1000)の帯域外阻止を有する狭い(1nm半値 幅エネルギ)帯域干渉フィルタが使用されることを真に条件とする。
麻酔薬と呼吸ガスの識別および量の測定のための好ましい実施例において、8つ の多層誘電体フィルタ217が使用される。へロセン、エンフルランおよびイン フルランの麻酔薬が505. 7 n m% 508. 2 n mおよび51 2゜9nmのそれぞれ中央波長を有するフィルタ217によって検出される。二 酸化炭素、酸素、−酸化二窒素および窒素は523.5nm、528.lnm、 547.4nmおよび550.6nmの中央波長をそれぞれ有するフィルタ21 7によりその量が測定される。上記のフィルタ全てが約1nmの半分の帯域を有 する。麻酔薬は572.6nmの中央波長と10nmの半分の帯域を有するフィ ルタ217によりその量が測定される。これらフィルタは488nmでのアルゴ ンレーザ線のラマン散乱のために適切である。
データ処理 再び第2図を参照すると、電源220により電力を供給される検出器219によ り受けとられる光子は、電流または電圧に変換され、増幅され信号ライン226 により光電流または光電圧としてパルス増幅器弁別器または電流または電圧増幅 器回路224へ送られる。これらの信号は標準のディジタルパルスへ変換され、 信号ライン226を介してマイクロプロセッサ70へ中継される。検出器219 へ入り有用なデータへの特定のラマンラインの処理は既知の手段により達せられ 、マイクロプロセッサ70に入る信号はソフトウェアにより処理され得、所望の データを与え、それはその後ライン73を介してディジタルまたはアナログCR Tディスプレイ71へ送られる。
技術状態の技術がデータを処理するのに使用されるが、データが収集され、処理 されディスプレイされる態様は最終のユーザのニーズの準備をするために変更さ れてもよい。
マイクロプロセッサ70の主な機能は収集チャネル60から受取られた日付を蓄 積し、分析し、記憶し、ディスプレイすることである。2次的な機能はガスセル の中のガスフロー、レーザ強度出力、システムにわたる温度その他をモニタする ルーチンを含み得る。
呼吸ガスおよび麻酔薬をモニタするための好ましい実施例の応用におけるマイク ロプロセッサ70の一般的な機能は第6図にフローチャートにより図示される。
マイクロプロセッサのパワーアップで、ソフトウェアはハードウェアを初期設定 し、プログラムの割込構造をセットアツプし、グローバル変数をそれらの開始値 に設定する。それはレーザが進み、その後ユーザがグローバル変数におけるフラ グを設定しまたは変更するのを可能にする開始選択スクリーンをディスプレイす る。1つのメニュー選択はメインプログラムの実行を始める。これらのアクティ ビティはアクティビティブロック300に示される。動作を始めるコマンドの受 取りで、メインプログラムソフトウェアは決定ブロックおよび通路304.30 6.308.310,312、および314を含む無限のループにおいて実行す る。このループ以内で、待機キープレスが決定ブロック312において検出され 、それがプログラムの実行を停止しアクティビティブロック300の一部として ディスプレイされる開始選択スクリーンに制御を戻すまでデータはそれが使用可 能になる間抜われる。
マイクロプロセッサのタイマチャネルは100m5ストローブを与え、収集チャ ネル60からのデータがマイクロプロセッサによる受入れの準備ができていると いう信号をシステムに送る。ストローブは割込みを発生し、検出器チャネルは読 出され、データは待ち行列データ構造においてグローバルに利用可能にされるが 、なぜならCPU時間としての処理が利用可能になるからである。これらのアク ティビティは決定ブロック304内で実施される。
もし割込み待ち行列でデータがまったく利用可能でないとすると、制御は経路3 06を介して通過し、無限のループが続く。もしデータが割込み待ち行列で利用 可能であるならば、制御は経路316を介してアクティビティブロック318へ 通過し、それは濃度を計算するための手続きを実行する。ブロック318内で行 なわれるアクティビティの詳細は第7a図および第7b図のフローチャートにお いて図示される。
第7a図に図示される計算手続きの主要な動作は、3つの麻酔蒸気薬、すなわち イソフルラン、ハロセン、またはエンフルランの1つと同じく、4つのガス、す なわち酸素(02) 、窒素(N2 ) 、亜酸化窒素(N20) 、および二 酸化炭素(CO2)の体積パーセント濃度を計算することである。
蒸気薬が前に識別されたと仮定するならば麻酔蒸気薬濃度のように、酸素濃度は 直接に計算されることができる。
蒸気薬がまだ識別されていない、または示されていないとするならば、蒸気薬が イソフルランであるという仮定はエンフルランについてのおおよその正確な結果 を生じ100%だけハロセン濃度を過大に見積るが、しかしこの状態は20秒以 上継続しないであろう。
アクティビティブロック322において、バックグラウンド信号レベルは酸素、 窒素、亜酸化窒素、および二酸化炭素チャネルを表わす信号から減算される。ブ ロック322におけるバックグラウンド減算の後、アクティビティブロック32 4は亜酸化窒素からの漏話寄与のために窒素チャネルを訂正し、その後窒素濃度 を計算する。亜酸化窒素漏話寄与は亜酸化窒素の前に決定された濃度から計算さ れる。窒素、および酸素のための体積パーセントガスはそれぞれのチャネル信号 を100%ガスを表わす信号で除算することによりアクティビティブロック32 6において決定される。二酸化炭素チャネルにおける麻酔蒸気薬のための漏話値 はその後アクティビティブロック328において決定され合計信号から減算され る。同様に亜酸化窒素チャネルにおける窒素からの漏話は決定され合計信号から 減算される。アクティビティブロック330における二酸化炭素および亜酸化窒 素信号からの漏話の最終の減算の後、アクティビティブロック332はガウス消 去とよばれるnの未知数におけるnの等式を解く方法を用いて二酸化炭素および 亜酸化窒素のための濃度を計算する。この点において、第7a図におけるフロー チャートは第7b図のフローチャートと接続する。
ここで第7b図を参照すると、もし器械が蒸気薬を識別するように設定されない ならば、制御は決定ブロック334から制御経路336を介して計算ルーチンの 最後まで通過される。もし器械が蒸気薬を識別するように設定されるならば、そ れはCHストレッチチャネルにおいて検出される麻酔蒸気薬の量をモニタするで あろうし、チャネルは麻酔薬を量的に表わすために使用される。制御は決定ブロ ック334から経路338を介して決定ブロック340まで通過され、そこでは 麻酔蒸気薬の濃度はしきい値と比較される。もし蒸気薬濃度がしきい値未満であ るならば、制御は経路342を介してブロック340からブロック344へ通過 され、そこでは種々の検出器チャネルの信号を表わす和がクリアされ、麻酔蒸気 薬がまったく識別されなかったということを示すフラグが設定される。制御はそ の後経路346を介して計算手続きの終りまで通過する。
もし決定ブロック340において麻酔蒸気薬濃度がしきい値より大きいとわかる と、それなら制御は経路348を介してアクティビティブロック350へ通過さ れ、そこでは3つの麻酔フィルタチャネルからの、およびCHストレッチチャネ ルと同じく亜酸化窒素チャネルからの信号は合計10秒について積分される。
制御はアクティビティブロック350から経路352を介して決定ブロック35 4まで通過され、そこでは積分時間の持続時間が検査される。もし積分時間が十 分でないならば、制御は経路356を介して計算手続きの終りまで通過する。も し積分時間が十分であるならば、制御は決定ブロック354から経路358を介 してアクティビティブロック360まで通過し、そこではデータは平均にされバ ックグラウンドは減算される。
信号平均およびバックグラウンド減算の後、制御は経路362を介してアクティ ビティブロック364まで通過し、そこではデータは4つの未知数における5つ の等式として処理され、解は再びガウス消去技術を用いて達せられる。
アクティビティブロック364において決定される蒸気薬の濃度は経路366を 介して決定ブロック368まで転送される。もし麻酔蒸気薬の濃度のどれもがし きい値より大きくないならば、それなら制御は経路370を介して計算ルーチン の終りまで転送される。もし麻酔蒸気薬の濃度のいずれかがしきい値より大きい ならば、それなら制御は経路372を介して決定ブロック374まで転送される 。
もし1つより多い麻酔蒸気薬がしきい値より大きい濃度を有するのであれば、そ れなら制御は経路376を介してアクティビティブロック378まで転送され、 そこでは多数の蒸気薬が存在するということを示す警報が発せられる。
制御はその後経路380を介してアクティビティブロック384まで進む。もし 決定ブロック374においてたった1つの麻酔蒸気薬がしきい値より大きいので あれば、それなら制御は経路382を介してアクティビティブロック384まで 通過され、そこでは識別フラグはどの麻酔蒸気薬が最高濃度に存在するかを示す ように設定される。制御はその後経路386を介してアクティビティブロック3 88まで進み、そこではディスプレイスクリーンは識別された蒸気薬の同一性が 更新される。制御はその後経路390を介して計算ルーチンの終りまで通過し、 第6図におけるメインルーチンのためのフローチャートのアクティビティブロッ ク392を始める。
メインルーチンのアクティビティブロック392において、C02濃度データは 低域実行平均ディジタルフィルタを用いてフィルタリングされる。制御はその後 経路394を介して決定ブロック396まで通過し、そこではもし器械のディス プレイモードが波形を示すように設定されるならば、制御は経路398を介して 決定ブロック400まで通過し、それはディスプレイスクリーンに新しい濃度デ ータ点を塗る。制御はその後経路402を介してアクティビティブロック408 まで通過する。も1.決定ブロック396においてディスプレイモードが可能化 されないならば、制御は経路406を介してアクティビティブロック408まで 通過し、そこでは患者が吐き出しているかまたは吸入しているかどうかを決定す るためにテストが行なわれる。
この決定は二酸化炭素濃度がしきい値より上であるかどうかを観察することによ りなされ、それは呼気の徴候である。
この情報はグローバルフラグでプログラムの残りに信号を送られる。呼吸検出間 のデータストローブの数は測定され、呼吸速度値を供給する。すべてのデータは 経路410を介して決定ブロック412まで通過され、そこではすべてのデータ はユーザにより設定されるように上部のおよび下部の警告限界に対して比較され 、もしいずれかの濃度が上部の警告限界より上、または下部の警告限界より下で あれば、警報状態がディスプレイで注目される。警告限界を検査した後、制御は 経路414を介してアクティビティブロック416まで通過し、そこではスクリ ーンのディジタルデータを更新する手続きが実行される。この手続きの詳細なフ ローチャートは第8図に図示される。
第8図に図示される決定ブロック417は、呼気が起こっているかどうかを決定 する。もし呼気が起こっているならば、制御は経路418を介してアクティビテ ィブロック420まで通過し、そこでは現在の呼気データが呼気データ和に追加 される。制御はその後経路422を介して決定ブロック424まで通過する。も し決定ブロック417において呼気が起っていないならば、それなら制御は経路 425を介してアクティビティブロック427まで転送され、そこでは現在のデ ータは吸気相へ追加される。制御はその後経路429を介して決定ブロック42 4に通過される。
もし特定のガスのためにスクリーンを更新する時間であれば、それは9秒ごとに 1度発生するが、制御は決定ブロック424から経路426を介して決定ブロッ ク428まで通過される。もし吸込まれた、および吐き出された和レジスタにデ ータがあるならば、それなら制御は決定ブロック428から経路430を介して アクティビティブロック432まで通過し、そこでは吸込まれた、および吐き出 された和はそれぞれの和を形成するエレメントの数により除算され、したがって 平均を生成する。制御はその後経路434を介してアクティビティブロック43 6まで通過する。
もし吸込まれた、および吐き出された和にデータがまったくないのであれば、制 御は決定ブロック428から経路438を介してアクティビティブロック440 まで通過し、そこでは吸込まれた値は前の吸込まれた値へデフォルトにより設定 される。制御はその後経路434を介してアクティビティブロック436へ通過 し、そこではトレンドデータがトレンドバッファに記憶され、更新された濃度値 は、CPU時間が利用できるようになるので、ディスプレイのためのペイント待 ち行列に位置する。更新ルーチンはその後終了し、経路439を介してメインプ ログラム決定ブロック440まで戻る。
もし自己校正のための時間であるならば、それは5分ごとに発生するが、メイン プログラムは経路442を介してアクティビティブロック444まで進み、それ は自己校正手続きを行なう。自己校正手続きの詳細なフローチャートは第9図に 示される。経路442を介してアクティビティブロック445へ自己校正ルーチ ンに入ると、そこでは現在のメツセージがクリアされ校正メツセージが書込まれ る。
制御はその後アクティビティブロック446へ通過し、それはサンプル校正ポー トを器械へ接続する。アクティビティブロック448へ進むと、工場校正データ がメモリから読取られる。アクティビティブロック450において、データは部 屋の空気サンプルからとられる。部屋の空気サンプルを得た後、器械はアクティ ビティブロック452においてアルゴンサンプリングポートへ切換えられ、そこ では内蔵されたアルゴンタンクは器械のサンプリングポートヘアルゴンガスを供 給する。アルゴンガスはバックグラウンドを得るためにアクティビティブロック 454で使用される。アクティビティブロック456において、サンプリングポ ート圧力は一貫した値のためにテストされる。部屋の空気サンプルにおける酸素 および窒素の濃度は固定され、それでアクティビティブロック458におけるそ れらの工場校正値と比べて酸素および窒素のための信号におけるどんな変化も、 他のチャネルにおいて信号の類似の変化を生じる。その後アクティビティブロッ ク460において、酸素および窒素信号はそれらの工場校正値へ釣合いのとれる ようにされ、この比率はすべての他のガスのための校正係数を修正するのに使用 される。サンプリングポートはその後アクティビティブロック462において患 者ポートへ切換えられる。アクティビティブロック464において、システムは 校正メツセージをクリアすること、および制御経路466に沿ってメインルーチ ンへ戻ることによりそれの状態を復元する。
第6図の決定ブロック440へ再び戻ると、もし自己校正をする時間でないなら ば、制御はライン466を介して決定ブロック308へ通過される。もしシステ ムがディスプレイスクリーンにディジタルデータを塗る準備ができているならば 、制御はライン468を介してアクティビティブロック470まで通過し、それ はスクリーンのディジタル情報を更新する。トレンドデータをディスプレイする ときペイントスクリーンソフトウェアの詳細なフローチャートは第10図に図示 される。
第10図において経路468を介して第1のアクティビティブロック471へ入 ると、ソフトウェアは正確なディスプレイを描き、その後経路472を介してア クティビティブロック474へ進み、そこではトレンドデータはトレンドバッフ ァから抽出される。制御はその後経路476を介してアクティビティブロック4 78へ通過し、そこではデータは吐き出された、および吸込まれた値を表わす和 へ追加される。経路480を介して決定ブロック482へ継続すると、もしトレ ンドデータの終りが達せられていないならば、制御は経路484に沿って決定ブ ロック486まで続く。もしデータを平均する時間でないならば、それなら制御 はライン488を介してアクティビティブロック474まで戻る。アクティビテ ィブロック474で始まり決途ブロック486を介するステップはデータを平均 にする時間まで続き、その時間では制御は経路490を介してアクティビティブ ロック492まで通過し、そこではデータは平均にされる。制御は再び経路48 8を介してアクティビティブロック474まで通過し、トレンドバッファの終り が達せられるような時間まで決定ブロック482を介して継続する。このことが 発生するとき、制御は経路494を介してアクティビティブロック496まで移 り、そこでは正確な濃度目盛が選択され、ディスプレイされる。制御はその後経 路498を介してアクティビティブロック5゜Oまで通過し、そこでは時間の関 数としての吐き出された、および吸込まれたトレンドのためのデータがプロット 窓にディスプレイされる。転送がその後経路502を介して決定ブロック312 へのメインルーチンへ戻って起こる。
もしディジタルデータが第6図における決定ブロック308のスクリーンに塗ら れる準備がないのであれば、制御は経路310を介してアクティビティブロック 312へ直接に転送される。決定ブロック312においてキーバッドはいずれか の命令がモードを変更するためにユーザがら受けとられたかどうかをみるために 読出される。もしキープレスが受取られたならば、制御は経路504を介してア クティビティブロック506まで通過し、そこではキープレスはそれを各キーの ためのモード変更命令のリストと比較することにより分析される。これらの命令 は主にグローバルフラグを設定しディスプレイを再び描くことだけを伴う。
制御はその後ライン314を介してメインプログラム無限ループの開始決定ブロ ック304へその後戻る。
代替の多重セル構成 再び第2図を参照し、ガスセル5oをブルースタの窓102および106で限る ことの代わりとして、ガスセル端部窓としてプラズマ放電チューブ80のブルー スタの窓98および共振空洞の端部のミラー108を利用することが可能である 。ガスサンプルはまだ束縛され、適当に設計されるとき、セル体積は適当な反応 時間のために最小にされることができる。不便はブルースタの窓98およびミラ ー108の両方への汚染のリスクである。しかしながら端部窓汚染についての可 能性は、患者を検出システムへ接続する自由になるインターフニイスチューブ先 行ライン152およびフィルタハウジング155(第4図に図示される)におい て模型フィルタ(図示されない)を組み入れることにより好ましい実施例におい て最小にされる。また第4図に図示されるように、ソレノイド149、ガスセル 50およびポンプ150の上流の第2の膜フイルタハウジング155およびフィ ルタ156は端部窓汚染に対する追加の保護として役立つ。最後に、第2の電子 バロメータ(図示されない)が、Hgのミリメータに関してサンプルにおける任 意のガスの濃度を正確に計算するのに必要な気圧の変化を感知するために、シス テム内に都合よくおかれてもよい。
もう1つの空洞内ガスセル(図示されない)が、ミラー94とブルースタの窓9 6との間の、プラズマチューブ80の他方の側の共振器空洞内に置かれ得るとい うことが第2図からまた明らかである。第11図はガスセルの端部を規定し共振 器空洞内にガスサンプルを含むためにブルースタの窓および共振器ミラーを利用 するこのアプローチの展開を図解する。第11図は、第2図に規定されたそれら と同様のレーザ10、放射器92、カソード82、アノード84およびプラズマ チューブ80を大まかに図示する。空洞内レーザビームは再び数字78により示 される。プラズマチューブ80の各々の側に1つ、2つの空洞内セルが規定され る。第1のセルはプラズマチューブ80の左にあり、ミラー94およびブルース タの窓96により規定される。
プラズマチューブ80の右への第2のセルはブルースタの窓98および端部ミラ ー108により規定される。第3図に図示されるガスセル50と同じ態様でスリ ーブ560および562は側部窓(図示されない)を含み得るということが明ら かである。第11図に図示される実施例において、2つの追加の窓564および 566がプラズマチューブ80の各々の側に規定される左の、および右のガスセ ル内に含まれた。これら2つの端部窓564および566の存在は、第2図に図 示されるセル50と同様の態様で使用に適合され得る4つの空洞内ガスセルにレ ーザの共振空洞を効果的に分割する。これら4つのセルの各々は第11a図ない し第1id図に、より詳細に図解される。
第11a図はミラー94および窓564の間の第11図の部分50aの部分平面 断面図である。スリーブ560は側部窓146aを含むように修正されて、それ を介して非弾性散乱ラマン光およびレイリー散乱弾性レーザ光が、第2図、第3 図、および第5図に関連して前に記述されたのと同じ態様で光学フィルタ検出器 チャネル60へ伝送され得る。セル50aは、ミラー94、端部窓564および 側部窓146を含むハウジング560(変更されたスリーブ)により規定される 。隣合ったミラー94および端部窓564は隔壁570および572であり、そ れは実際の光学採集領域に入るミラー94および端部窓564からの散乱した光 を最小にするのに役立つ。
第11b図゛は窓564とプラズマチューブ80のブルースタの窓96との間の 第11図の部分50bの部分平面断面図である。スリーブ560は第11a図に 関連して記述されたように側部窓146bを含むように修正された。セル50b は端部窓564、ブルースタの窓96および側部窓146bを含むハウジング5 60(変更されたスリーブ)により規定される。隣合った端部窓564およびブ ルースタの窓96は隔壁574および576であり、それは実際の光学採集領域 に入る端部窓564およびブルースタの窓96からの散乱した光を最小にするの に役立つ。
第11c図はプラズマチューブ80のブルースタの窓98と端部窓566との間 の第11c図の一部の部分平面断面図である。スリーブ562は第119a図と 関連して記述されたように側部窓146Cを含むように修正された。
セル50cはブルースタの窓98、端部窓566および側部窓146cを含むハ ウジング562(変更されたスリーブ)により規定される。隣合ったブルースタ の窓98および端部窓566は隔壁578および580であって、それは実際の 光学採集領域に入るブルースタの窓98および端部窓566からの散乱された光 を最小にするのに役立つ。
第1id図は窓566と端部ミラー108どの間の第11図の一部の部分平面断 面図である。スリーブ562は第11a図に関連して記述されたように側部窓1 46dを含むように修正された。セル50dは端部窓566、端部ミラー108 および側部窓146dを含むハウジング562(変更されたスリーブ)により規 定される。隣合った端部窓566および端部ミラー108は隔壁582および5 84であり、それは実際の光学採集領域に入る端部窓566および端部ミラー1 08からの散乱した光を最小にするのに役立つ。
第11図はまた、第3図で開示されたそれと同様のガスセル50eはレーザ共振 器の外側の空洞外モードにおいて利用されてもよいということを示す。第11図 において空洞外位置において図示されるようなこのセル50eは、ハウジング5 86、端部窓602および604、および側部窓146eからなり、それは第1 図ないし第3図に記述されたようなものと同じ機能を満たす。この場合空洞外ビ ーム600は検出可能なラマン散乱信号を発生する十分な光学的出力を有さなけ ればならない。端部窓602および604はガスをガスセル50e内に閉込め、 空洞外ビームがセル50eを通って伝播するのを可能にする。窓602および6 04は非常に効率的な狭バンド反射防止膜、すなわちレーザの特定の波長のため の「v」コーティングで被覆される。■コーティングは1つの非常に狭い波長レ ンジのために光学成分の反射率をO近くに低減する多層誘電反射防止膜であり、 垂直の、または垂直に近い入射での使用に一般的に企図される。したがって窓6 02および604はお互いに平行であり、ハウジング586の軸およびレーザビ ーム600に実質上垂直である。そのようなコーティングは多くて約0.25% の最大の反射率を達するであろうし、特定の波長で表面当りたった約0.1%の 反射率を許すのに一般的に有効である。このようにそれらはレーザの共振空洞を 通るレーザビームの伝送を明らかには干渉しない。代替的に、端部窓602およ び604はブルースタ角に配向された被覆されない石英ガラスであってもよい。
ここに記述されたシステムおよび方法は呼吸および麻酔薬ガスをモニタするため に主に開発された。しかしながらそれはまた、血液および組織ガス(適当なサン プリングカテーテルと関連した)、肺機能および拍出量決定のために使用される ガスおよび仕事場における危険なガスをモニタするために、および化学処理工場 における漏れを検出し、疑わしい化学および環境汚染物質のレベルをモニタする ために、および多原子ガス分子が検出され測定されるべき他の応用において有用 であるかもしれない。
上記の説明は呼吸ガスの分析に応用されるようなこの発明の1つの好ましい実施 例を含むが、当業者に明らかであるであろう他のものがある。さらに当業者はシ ステムの多様性および適応性は、たとえば汚染モニタリング、化学処理モニタリ ングなどのようなラマン分光分析の多数の型のためにそれを有用にするというこ とを容易に理解するであろう。
発明はそれの精神または本質的な特性から逸脱することなく他の特定の形式で実 施され得る。記述された実施例はすべての点においてただ例示的であり制限的で はないように考えられるべきである。この発明の範囲はしたがって、前記の説明 によりというよりもむしろ、添付の請求の範囲により示される。請求の範囲の均 等の意味および範囲内に入るすべての変更は、それらの範囲内に含まれるべきで ある。
F/に、 7A 補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法第184条の8)1.事件の表示 国際出願番号: PCT/US881033942、発明の名称 レーザ起動されたラマン光散乱によるマルチチャネル分子ガス分析3゜特許出願 人 住 新 アメリカ合衆国、84116 ユタ州ソルト・レイク・シティ、ウィリ ー・ポスト・ウェイ、4745ブラザ・6.650 名 称 アルピオン・インストルメンツ4、代理人 住 所 大阪市北区南森町2丁目1番29号 住友銀行南森町ビル25日10月  1989年 6、添付書類の目録 補正書の写しく翻訳文) 1通 したがって、明瞭にするために、1つのチャネルをごけが詳細に記載されるが、 説明はまた残りの7つのチャネルにも適用されることを理解されたい。8つのチ ャネルの選択は単に例証的であり、サンプルされ検出されるガスの数に依存して ガスセルのいずれかの側に異なる数のチャネルが整列され得ることを理解された い。
典型的な検出器チャネル60aはチャンバ104内に配置された領域122から 窓146を介して光を受取るために位置決めされた入力収集レンズ214を含む 。1つまたは2つの直列に配向された高度な阻止レーザ線フィルタ216がレン ズ214の下流に位置決めされる。狭帯域干渉フィルタ217はフィルタ216 に隣接して配置されかつ出力レンズ218はフィルタ217に隣接して位置決め される。使用される検出器の形式に依存して、レンズ217が必要とされるかも しれないし必要とされないかもしれない。1つの実施例では、収集レンズ214 および出力合焦レンズ218の双方が平面凸ホウケイ酸レンズ(plano c onvex borosilicate 1enses)であるが、他の適当な レンズ―■¥危く使用されてもよい。好ましい実施例はレンズ214、フィルタ 216お、にヒ217を通過した後の、セルからの光を検出するために光電子倍 増管(PMT)219を使用し、そうしてレンズ218を除去する。PMTは経 路221を介して電源220に接続される。PMT219により検出された光を 表データ処理 再び第2図を参照すると、電源220により電力を供給される検出器219によ り受けとられる光子は、電流または電圧に変換され、増幅され信号ライン226 により光電流または光電圧としてパルス増幅器弁別器または電流または電圧増幅 器回路224へ送られる。これらの信号は標準のディジタルパルスへ変換され、 信号ライン226を介してマイクロプロセッサ70へ中継される。検出器219 へ入り有用なデータへの特定のラマンラインの処理は既知の手段により達せられ 、マイクロプロセッサ70に入る信号はソフトウェアにより処理され得、所望の データを与え、それはその後ライン73を介してディジタルまたはアナログCR Tディスプレイ71へ送られる。
技術状態の技術がデータを処理するのに使用されるが、データが収集され、処理 されディスプレイされる態様は最終のユーザのニーズの準備をするために変更さ れてもよい。
マイクロプロセッサ70の主な機能は収集チャネル60から受取られたデータを 蓄積し、分析し、記憶し、ディスプレイすることである。2次的な機能はガスセ ルの中のガスフロー、レーザ強度出力、システムにわたる温度その他をモニタす るルーチンを含み得る。
呼吸ガスおよび麻酔薬をモニタするための好ましい実施例の応用におけるマイク ロプロセッサ70の一般的な機能は第6図にフローチャートにより図示される。
マイクロブ15、前記ガスサンプルを含むための前記サンプル容器(26)がガ ス閉込めチャンバ(104)を有するガスセル(50)を含み、前記チャンバ( 104)は光学放射縦軸(20)の前記ビームと実質上一致する、請求項1に記 載のガスサンプルにおけるガスの分析のための装置。
16、前記サンプル容器(26)が多数のチャンバ(104)を有するガスセル (50)を含み、前記多数のチャンバ(104)は光学放射縦軸(20)の前記 ビームに沿って前記多数の位置に位置する、請求項1に記載のガスサンプルにお けるガスの分析のための装置。
17、前記レーザ源(10)がレーザ共振空洞を含みかつ前記チャンバ(104 )は側壁により相互接続される端部光学手段を含み、前記ガスセル(50)は前 記レーザ共振空洞に関連して配向され、前記レーザビームが活性化されるとき、 レーザビームは前記縦のがスチャンバ(104)の軸と一致しかつ横切り、前記 光学端部手段は縦のガスチャンバ(104)の軸に沿ってレーザビームを反射し 、または伝送するように位置し、前記ガスセル(50)はまた前記縦のガスチャ ンバ(104)・の軸に平行のかつ各々の側の前記側壁において対向する、整列 した側部窓(146)を有する、請求項15に記載のガスサンプルにおけるガス の分析のための装置。
18、前記ガスセル(50)は前記側壁により相互接続される対向する平行の端 部窓(102,106)を有し、前弾性的に散乱した、またはレイリー光を減衰 するように選択されたライン阻止フィルタ(216)と、興味のある特定のラマ ンラインに対応する狭い波長バンド内に光学信号を伝送するように選択されるラ イン通過フィルタ(217)と、 前記ライン阻止フィルタ(216)と前記ライン通過フィルタ(217)とを介 して伝送される光学信号を受取るための光子検′出器(219)とを含む、請求 項1に記載のガスサンプルにおけるガスの分析のための装置。
24、前記ライン阻止フィルタ(216)および前記ライン通過フィルタ(21 7)が干渉フィルタである、請求項23に記載のガスサンプルにおけるガスの分 析のための装置。
25、前記光子検出器(219)がフォトマルチプライヤチューブ(PMT)を 含む、請求項23に記載のガスサンプルにおけるガスの分析のための装置。
26、前記光子検出器(219)が光感知固体ダイオードを含む、請求項23に 記載のガスサンプルにおけるガスの分析のための装置。
27、前記ライン阻止フィルタ(216)が前記ライン通過フィルタ(217) に先行するために前記チャネル(16,40)に位置する、請求項23に記載の ガスサンプルにおけるガスの分析のための装置。
28、前記ライン通過フィルタ(217)が前記ライン阻止フィルタ(216) に先棒するために前記チャネル(16,40)に位置する請求項23に記載のガ スサンプルにおけるガスの分析のための装置。
29、前記ライン通過フィルタ(217)が特定の多原子ガスの特性である特定 のストークスまたは反ストークスラマン波長の伝送に特定である、請求項23に 記載のガスサンプルにおけるガスの分析のための装置。
30、前記ガスサンプルからの前記散乱した光学エネルギを表わす前記検出器チ ャネル(16,40)からの信号を受取りかつ分析するデータ分析システムをさ らに含み、前記データ分析システムは、 前記検出器チャネル(16,40)からの前記信号を解釈しかつそれらを前記ガ スサンプルにおける選択された多原子分子ガスの濃度を示す出力信号へ変換する ための処理手段(70,71)を含む、請求項1に記載のガスサンプルにおける ガスの分析のための装置。
31、前記光学検出器チャネル(16,40)は興味のある1つまたはそれ以上 の特定のラマンラインに対応する狭い波長バンド内で光学信号を選択するライン 通過フィルタ(217)と、 前記ライン通過フィルタ(217)により選択される光学信号を受取るための光 子検出器(219)とを含む、請求項1に記載のガスサンプルにおけるガスの分 析のための装置。
32、ガスサンプルを分析する方法であって、縦軸(20)に沿って伝播する光 学放射のビームを発生するステップと、 前記放射のビームが前記サンプルを通って伝播するように前記縦軸(20)に沿 って前記ガスサンプルを領域に閉込めるステップと、 前記放射のビームと前記縦軸(20)に沿った多数の位置からの前記ガスサンプ ルとの相互作用から結果として生じるラマン散乱光を採集するステップとを含む 方法。
33、前記多数の位置内に前記放射のビームを実質上コリメートするステップを さらに含む、請求項32に記載の方法。
34、前記多数の位置に高強度の領域を形成するために前記放射のビームの焦点 を合わせるステップをさらに含む、請求項32に記載の方法。
35、前記放射のビームはレーザビームを含みかつ共振空洞を有するレーザによ り発生され、前記方法は前記多数の位置を前記共振空洞内に位置するステップを さらに含む、請求項32に記載の方法。
36、前記ガスサンプルを含むガスの分子の種を識別し量を測るために前記ラマ ン散乱光を分析するステップをさらに含む、請求項32に記載の方法。
37、呼吸および麻酔ガスからなる群から選ばれる多原子ガスの分析のための請 求項ユないし請求項7、請求項15ないし請求項19、および請求項21ないし 請求項31のいずれか1つに記載の装置の使用。
38、窒素、酸素、二酸化炭素、亜酸化窒素およびハロゲン化された麻酔ガスか らなる群から選ばれるメンバーである多原子ガスの分析のための請求項1ないし 請求項7、請求項15ないし請求項19、および請求項21ないし請求項31の いずれか1つに記載の装置の使用。
国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ラマン光散乱を利用するガスサンプルにおけるガスの分析のための装置であ って、縦軸(20)に沿って光学放射のビーム(18)を発生するための光源( 10)を含むものであって、 前記光学放射のビーム(18)が多数の位置で前記ガスサンプルに投射するよう に前記縦軸(20)に沿って前記多数の位置に前記ガスサンプルを含むためのサ ンプル容器(26)と、 前記縦軸(20)に沿った前記多数の位置からサンプルに投射する前記ビーム( 18)から散乱する光学エネルギの複数個のサンプルを同時に得るための複数個 の光学検出器チャネル(16、40)とを特徴とする装置。 2.前記光源(10)からの前記光のビームの焦点を合わせるための多数の光学 エレメント(38)をさらに特徴とし、前記ビームに沿って高められた強度の多 数の領域(36)を生み出し、そこでは前記領域(36)に入る光線は前記領域 (36)に実質上集中し前記領域(36)から出ていく光線は実質上広がり、前 記多数の領域(36)は前記ビームの伝播の一般的な方向に光学軸に沿ってあり 、それによって前記多数の高強度領域(36)において前記サンプルにより前記 ビームから散乱される光は検出される、請求項1に記載のガスサンプルにおける ガスの分析のための装置。 3.前記高強度領域(36)が前記多数の縦の位置と一致する、請求項2に記載 のガスサンプルにおけるガスの分析のための装置。 4.前記光源(10)が偏光されない光を発生する、請求項2に記載のガスサン プルにおけるガスの分析のための装置。 5.前記光源(10)から放射される前記光学放射のビームを前記縦軸(20) に沿って伝播する光学放射のコリメートされたビームにコリメートするためのコ リメータ(12、14)をさらに特徴とし、前記放射のコリメートされたビーム は前記縦軸(20)の領域に沿った実質上平行の光線を含み、そこでは前記コリ メートされたビームは前記サンプルと相互に作用する、請求項1に記載のガスサ ンプルにおけるガスの分折のための装置。 6.前記光学放射のコリメートされたビームは線形に極性を与えられ偏極ベクト ルを規定し、前記偏極ベクトルおよび前記縦軸(20)は偏光面をさらに規定す る、請求項5に記載のガスサンプルにおけるガスの分析のための装置。 7.前記検出器チャネル(16、40)は検出の軸に沿って伝播している光を優 先的に受取り前記検出の軸は前記偏光面に実質上垂直に配向される、請求項6に 記載のガスサンプルにおけるガスの分析のための装置。 8.前記光源(10)が共振空洞を有するレーザを含む、先行する請求項のいず れか1つに記載のガスサンプルにおけるガスの分折のための装置。 9.前記レーザ共振空洞はプラズマチューブ(80)を含み、かつ前記レーザ共 振空洞の一方の端部は出力結合器ミラー(94)を含み他方の端部は高反射率ミ ラー(108)を含む、請求項8に記載のガスサンプルにおけるガスの分析のた めの装置。 10.前記サンプル容器(26)が出力結合器ミラー(94)とプラズマチュー ブ(80)の隣合う端部との間に位置する、請求項9に記載のガスサンプルにお けるガスの分折のための装置。 11.前記サンプル容器(26)が高反射率ミラー(108)とプラズマチュー ブ(80)の隣合う端部との間に位置する、請求項9に記載のガスサンプルにお けるガスの分折のための装置。 12.前記ガスサンプルを含むための前記多数の位置は前記共振空洞内に位置す る、請求項8に記載のガスサンプルにおけるガスの分析のための装置。 13.前記ガスサンプルを含むための前記多数の位置は前記共振空洞の外部に位 置する、請求項8に記載のガスサンプルにおけるガスの分折のための装置。 14.前記ガスサンプルを含むための前記多数の位置の少なくとも1つが前記共 振空洞内に位置し前記位置の残余は前記共振空洞の外部である、請求項8に記載 のガスサンプルにおけるガスの分析のための装置。 15.前記ガスサンプルを含むための前記サンプル容器(26)がガス閉込めチ ャンバ(104)を有するガスセル(50)を含み、前記チャンバ(104)は 光学放射縦軸(20)の前記ビームと実質上一致する、請求項1に記載のガスサ ンプルにおけるガスの分析のための装置。 16.前記サンプル容器(26)が多数のチャンバ(104)を有するガスセル (50)を含み、前記多数のチャンバ(104)は光学放射縦軸(20)の前記 ビームに沿って前記多数の位置に位置する、請求項1に記載のガスサンプルにお けるガスの分析のための装置。 17.前記レーザ源(10)がレーザ空洞を含みかつ前記チャンバ(104)は 側壁により相互接続される端部光学手段を含み、前記ガスセル(50)は前記レ ーザ共振空洞に関連して配向され、前記レーザビームが活性化されるとき、レー ザビームは前記縦のガスチャンバ(104)の軸と一致しかつ横切り、前記光学 端部手段は縦のガスチャンバ(104)の軸に沿ってレーザビームを反射し、ま たは伝送するように位置し、前記ガスセル(50)はまた前記縦のガスチャンバ (104)の軸に平行のかつ各々の側の前記側壁において対向する、整列した側 部窓(146)を有する、請求項15に記載のガスサンプルにおけるガスの分析 のための装置。 18.前記ガスセル(50)は前記側壁により相互接続される対向する平行の端 部窓(102、106)を有し、前記端部窓は縦のガスセルチャンバ(104) の軸に実質上垂直に位置する、請求項17に記載のガスサンプルにおけるガスの 分折のための装置。 19.前記ガスセル(50)は前記側壁により相互接続される端部窓を有し、前 記端部窓は縦のガスセルチャンバ(104)の軸に関して実質上ブルースタ魚に あるように位置する、請求項17に記載のガスサンプルにおけるガスの分析のた めの装置。 20.前記端部窓はレーザビームの選択された波長に特定の反射防止膜で被覆さ れる、請求項18または請求項19に記載のガスサンプルにおけるガスの分析の ための装置。 21.前記ガスセル(50)における前記側部窓(146)は非弾性ラマン散乱 光の所望の波長を通過するように適合された広バンド反射防止膜で被覆される、 請求項17に記載のガスサンプルにおけるガスの分析のための装置。 22.前記セル(50)は前記セル(50)を通ってサンプルガスを通過するた めに前記チャンバ(104)と通信する入口および出口手段をさらに含む、請求 項15に記載のガスサンプルにおけるガスの分析のための装置。 23.前記光学検出器チャネル(16、40)は、前記光学放射のビーム(18 )および前記サンプル容器(26)に関連して位置し、前記縦軸(20)に沿っ て前記多数の位置から前記散乱した光学エネルギを集める採集レンズ(214) を含む光学部分と、 弾性的に散乱した、またはレイリー光を減衰するように選択されたライン阻止フ ィルタ(216)と、興味のある特定のラマンラインに対応する狭い波長バンド 内に光学信号を伝送するように選択される狭バンドフィルタ(217)と、 前記ライン阻止フィルタ(216)と前記狭バンドフィルタ(217)とを介し て伝送される光学信号を受取るための光子検出器(219)とを含む、請求項1 に記載のガスサンプルにおけるガスの分析のための装置。 24.前記ライン阻止フィルタ(216)および前記ライン通過フィルタ(21 7)が干渉フィルタである、請求項23に記載のガスサンプルにおけるガスの分 析のための装置。 25.前記光子検出器(219)がフォトマルチプライヤチューブ(PMT)を 含む、請求項23に記載のガスサンプルにおけるガスの分析のための装置。 26.前記光子検出器(219)が光感知固体ダイオードを含む、請求項23に 記載のガスサンプルにおけるガスの分析のための装置。 27.前記ライン阻止フィルタ(216)が前記ライン通過フィルタ(217) に先行するために前記チャネル(16、40)に位置する、請求項23に記載の ガスサンプルにおけるガスの分析のための装置。 28.前記ライン通過フィルタ(217)が前記ライン阻止フィルタ(216) に先行するために前記チャネル(16、40)に位置する請求項23に記載のガ スサンプルにおけるガスの分析のための装置。 29.前記ライン通過フィルタ(217)が特定の多原子ガスの特性である特定 のストークスまたは反ストークスラマン波長の伝送に特定である、請求項23に 記載のガスサンプルにおけるガスの分折のための装置。 30.前記ガスサンプルからの前記散乱した光学エネルギを表わす前記検出器チ ャネル(16、40)からの信号を受取りかつ分析するデータ分析システムをさ らに含み、前記データ分折システムは、 前記検出器チャネル(16、40)からの前記信号を解釈しかつそれらを前記ガ スサンプルにおける選択された多原子分子ガスの濃度を示す出力信号へ変換する ための処理手段(70、71)を含む、請求項1に記載のガスサンプルにおける ガスの分折のための装置。 31.前記光学検出器チャネル(16、40)は興味のある1つまたはそれ以上 の特定のラマンラインに対応する狭い波長バンド内で光学信号を選択する狭バン ドフィルタ(217)と、 前記狭バンドフィルタ(217)により選択される光学信号を受取るための光子 検出器(219)とを含む、請求項1に記載のガスサンプルにおけるガスの分析 のための装置。 32.ガスサンプルを分析する方法であって、縦軸(20)に沿って伝播する光 学放射のビームを発生するステップと、 前記放射のビームが前記サンプルを通って伝播するように前記縦軸(20)に沿 って前記ガスサンプルを領域に閉込めるステップと、 前記放射のビームと前記縦軸(20)に沿った多数の位置からの前記ガスサンプ ルとの相互作用から結果として生じるラマン散乱光を採集するステップとを含む 方法。 33.前記多数の位置内に前記放射のビームを実質上コリメートするステップを さらに含む、請求項32に記載の方法。 34.前記多数の位置に高強度の領域を形成するために前記放射のビームの焦点 を合わせるステップをさらに含む、請求項32に記載の方法。 35.前記放射のビームはレーザビームを含みかつ共振空洞を有するレーザによ り発生され、前記方法は前記多数の位置を前記共振空洞内に位置するステップを さらに含む、請求項32に記載の方法。 36.前記ガスサンプルを含むガスの分子の種を識別し量を測るために前記ラマ ン散乱光を分析するステップをさらに含む、請求項32に記載の方法。 37.呼吸および麻酔ガスからなる群から選ばれる多原子ガスの分析のための請 求項1ないし請求項31のいずれか1つに記載の装置の使用。 38.窒素、酸素、二酸化炭素、亜酸化窒素およびハロゲン化された麻酔ガスか らなる群から選ばれるメンバーである多原子ガスの分析のための請求項1ないし 請求項31のいずれか1つに記載の装置の使用。
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