JPH03501443A - 細胞培養培地の可撓性容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 細胞培養培地の可撓性容器 発明の背景 本発明は一般に可撓性容器に関する。より具体的に本発明は細胞培養培地および 他の感応性液体を収容するための容器に関する。

細胞培養培地は典型的に、アミノ酸、電解質およびビタミンから成る溶液である ０通常この溶液は、抗体を含んでいないウシ胎児血清であって、成長因子および 哺乳動物細胞の成長に関して本質的であるその他の蛋白質を含んでいると信じら れるものを補給される。培地は液体または粉末状で跋売されるのが代表的と云え る。もし培地が粉末状で販売されれば、それは使用に先立って再構成されねばな らない。

一般的に、液体細胞培養培地はガラス瓶または容器中にパッケージされ、そして 約２乃至約４℃の温度で貯蔵される。ガラス瓶は細胞培養培地をパッケージする ために用いられるが、それはガラス瓶のバリヤー性の故である。アミノ酸は容易 に酸化されるので、酸素バリヤーが必要となる。更に培地中に炭酸水素塩緩衝液 系が典型的に使用されるので、二酸化炭素バリヤーが必要である。

その上、容器の内部表面の不活性であることが重大である。それは毒性浸出分し ン瓶内にパッケージされる。しかしながら、パウチおよび／または瓶の構造に起 因して、培地は再構成に際しガラス瓶内に配置せねばならない。粉末培地の欠点 の一つは培地の再構成および無菌の維持が９ｆ働集約的であることである。

細胞培養培地を収容するためのガラス瓶に関する典型的な「ライフサイクル」は 以下の通りである。瓶はガラス製造業者から大量に受け取られるのが一般的であ り、そして培地製造業者によって備品目録に記入される。必要に際して、瓶は開 き、洗浄および殺菌される。次いで、滅菌瓶は充填室に配置され、そこでそれら は充填され、かつキャップを装着される。充填された瓶は充填室から運び出され て検査され、かつ標識される。標識された瓶は製品の検査の間、隔離状態に置か れる。ロフトが一部リリースされると、これらの瓶は特別にデザインされた段ボ ールコンテナに入れて取引先に運送されるのが普通である０次に購入者は瓶を開 きし、そして使用するまでそれらを冷凍装置中に貯蔵せねばならない、瓶が使用 される場合、それらは無菌技法を用いてキャップが外され、そしてその培地は他 の容器中に注入されるか、或いはピペットによって移される０次いで、そのガラ ス瓶は廃棄されねばならない。

上に例示したように、細胞培養培地を収容するなめにガラス瓶を利用する方法に は幾つかの明らかな欠点がある。勿論、ガラス瓶の貯蔵は大量の保管所スペース を使用することになる。これは瓶を培地で充填する以前の問題上いうばかりでな く、瓶が充填された後ですら間駅である。ガラス瓶の実装密度は、製品の層離お よびリリースに要する保管所スペースを増加させる。

更に、ガラス瓶は予備殺菌されておらず、また非発熱原性とはされていないので 、使用に先立ってこれらの瓶を洗浄、かつ殺菌しなければならない。その上、ガ ラスの性質に起因してそこには輸送中および処理中に瓶が破損乃至損傷する可能 性がある。

更にまた、ガラス瓶から培地を取り出すことについての典型的な技法は時間が掛 かり、そして汚染の危険を有している。ガラス瓶を使用するに際してのその上の 欠点は、それが空になった後のその容器の廃棄の問題がある。ガラス瓶を用いる ことの付加的な欠点は容器の処理および予備充填処理に伴うコストである。

従って、そこには細胞培養培地を収容するための改良された容器に関するニーズ が存在する。

艦呵の！稔 本発明はｍ胞培養培地の容器を提供するものであり、該容器は細胞培養培地を収 容するための封じ込め領域を形成する可撓性フィルムから構成される本体を含ん で成る。この本体は前面および後面を含む、この前面および後面はその少なくと も三方の側に沿って互いにシールされている。充填口は＠胞培養培地をもって封 じ込め領域を無菌的に充填するために設けられている。この充填口は本体の表面 にシールされて、それがその表面から垂直に延在するように構成、かつアレンジ されている。

勿論、その容器内に収容すべき製品が無菌条件を必要としない用途においてはこ の充填口を非無菌的方法において充填する二６も出来る。

好ましいのはこのフィルムが高度のガスおよび水蒸気バリヤーから構成されるこ とであり、場合により透明な、放射性殺菌可能フィルムであることである。一実 施態様において、フィルムはラミネートである。別の実施態様において、フィル ムはポリオレフィン材料である。更に別の実施態様において、フィルムはポリエ チレン材料から成る内層、バリヤー材料から成るコア層およびポリオレフィンま たはポリエステル−ベース材料から成る外層から構成されている。

好ましいのは、成形可能であり、低い気体透過性を有し、そして音波的に溶接可 能である材料からこの口が構成されることである。成る実施Ｂａｔにおいて、口 はポリオレフィンから構成される。好ましい実施Ｒ様において、この口はポリエ チレンから構成される。

好ましい実施態様において、フィルムのウェブから構成され、そして少なくとも 部分的に延在する充填部を含む製品収容のための容器が提供される。この容器は 上端縁、下端縁および側端縁を包含している。容器は側端縁部がフィルムの上端 縁に対し実質的に垂直には延在しないように構成されている。充填セグメントが 容器の側端縁部によって部分的に形成され、それは該容器の残りの側端縁部から ００より大きい角度θをもって延在する。この充填セグメントは容器の充填工程 の間、その周囲に沿って該容器の残りの部分からシールされるべくデザインされ ており、そしてそれから切断されるものとする。充填口は充填セグメントの一部 に固定される。

可撓性容器内に製品を貯蔵するための方法もまた、提供される。この方法はフィ ルムのウェブから構成された可撓性容器の充填口を製品をもって充填する工程と 、可撓性容器の一部をシールして該容器の二つのシールした部分を形成１５、そ して容器のシールした部分の一方を該容器の残りの部分から切断する工程とを含 んで構成される。

本発明の効果は改良された細胞培養培地の容器を提供することである。

本発明の別な効果は細胞培養培地の容器であって、細胞培養培地をもって該容器 の無菌充填を促進させるように構成、かつアレンジされた口を備えるものを提供 することである。

本発明の更に別の効果は半自動無菌充填機と共に利用することが出来る容器を提 供することである。

更に、本発明の効果は充填口であって、シールされて容易に無菌の封じ込め領域 をもたらすものを提供することである。

本発明の他の効果は単一の使用の後、その製品が容易に廃棄されることである。

本発明の別な効果は通気孔を設けない無菌溶液移送に容易に適応させることによ ってそのデザインが、汚染の可能性を最小どすることである。

本発明の他の効果は細胞培養培地の容器であって、最小量のスペース内に貯蔵す ることの出来るものを提供することである。

本発明の他の効果は細胞培養培地の容器であって、充填時ですら代表的なガラス 容器によって占められるスペースの何分の−かを要するものを提供することであ る。

更に、本発明の効果は新規な容器の構造を提供することである。

本発明の付加的な特徴および効果は現在好ましい実施態様の詳細な説明および図 面から明らかとなるであろう。

図面の簡単な説明 第１区は本発明の細胞培養培地用容器の一実施馨様のネ１視図を示している。

第２図は第１図の容器の開立面図を示しているう第３図は本発明の細胞培養培地 用容器の他の実施態様の斜視図を示している。

第４図は容器の充填部を切断した後の第３図の容器の斜視図を示している。

第５図は第３０の容器を充填する方法を概略的に示している。

好ましい　方、様の詳細’ｓｌＵ日 本発明は細胞培養培地および他の感応性液体のための可撓性、高バリヤー容器を 提供するものである。この容器は無菌充填用途のために構成される。容器は以下 の特徴を包含している。すなわち、放射線抵抗、無菌、非発熱原性、破砕防止、 無通気孔であり、また不活性、非反応性内面、高ガスバリヤ−特性、高水分バリ ヤー特性ならびに高い強度および耐屈曲亀裂特性を有している。

好ましいのは、この容器が一体的に取り付けられた高バリヤ・−充填口であって 、半自動、無菌充填機、特にそのノズルと接触面を作るようにデザインされたも のを備えることである。この容器は典型的なガラス細胞培養培地容器を超える数 多くの利点を提供する。このため、未充填で、畳んだ状態のこの容器は、典型的 なガラス容器によって必要とされるスペースの何分の−かを要するに過ぎない。

更に、この可撓性容器は予備滅菌することが可能で、かつ非発熱原性で、ユーザ ーによる洗浄および滅菌の必要性を省くものである。また、たとえ製品をもって 充填されたとしても、この可撓性容器は典型的なガラス瓶より高い実装密度を有 しており、それにより製品のＲＭおよびリリースに際して製品について必要とさ れる保管所スペースを減少させることになる。更に、可撓性容器の破砕防止性が 輸送および取扱い中の破損を可成り減少させる。

第１図を豐照すると、細胞培養培地１０を収容するための可視性容器が示されて いる。容器は側部１２および１４．上端縁１６ならびに下端縁１８を包含してい る。

容器１０はフィルムのウェブから構成され、そのウェブは端縁１８に沿って折畳 まれ、そして端縁１２．１４および１６に沿ってシールされる。好ましいのは、 フィルムのウェブが少なくとも１枚のヒートシール可能な層を含んで、これがフ ィルムのウェブの端縁を互いにヒートシール出来るものとすることである。

例示された容器１０の実施態様において、この容器は山形シール１３および１５ を含んでいる。この山形シール１３および１５は容器１０の送出し特性を改良す る。

好ましいのは、それから容器が構成されるフィルムのウェブが下記の特性を有す ることである。すなわち、フィルムは浸出汁−抽出分を殆どもしくは全く含まず 、従ってその中に収容すべき溶液とは非反応性である。このフィルムは高いガス バリヤ−特性を有し、それで酸素および二酸化炭素に対して良好なバリヤーを提 供する。フィルムは低乃至無水蒸気透過度を有している。このフィルムは良好な 透明度を有する結果、内容物を見ることが出来る。これは、関係者に対し汚染の 成長／’ｐＨ指示薬の変化を確認させるという点で重要である。好ましくは、フ ィルムが貯蔵温度、周囲温度乃至−８０’Ｃに耐え得るものとする。

更に、フィルムは周囲輸送温度および条件に耐え得るものとする。その上、この フィルムは使用に先立ち、培地を温められるものとなる０通常、細胞培養培地は ３７℃に加熱されている水浴中に容器を浸漬させることによって温められる。

好ましいのは、このフィルムがポリオレフィン物質を含む材料から構成されるこ とである。好ましくは、フィルムはまた、高バリヤー材料をも含むものとする。

ポリ塩化ビニリデンおよびエチル−ビニルアルコール（Ｅ％１ＯＨ）は、バリヤ ー材料として満足に機能することが判明している。好ましいのは、このフィルム が外層、内層およびコア層を含むラミネートであることである。ポリオレフィン 材料は好ましくは内層を形成し、バリヤー材料はコア層を形成し、そしてポリオ レフィンまたはポリエステル−ベース材料は外層を形成するものとする。好まし い実施態様において、外層および内層はポリエチレンベース材料、すなわち調合 物において、それらの少なくとも一方はポリエチレンを含んで成るものとする。

好ましいのは、これらの層が互いに放射線抵抗性、バイオ適合性（ｂｉｏｃｏ即 ａｔａｂｉｌｅ　＞接着剤によって接着されていることである。

限定ではなく、実施例として、細胞培養培地の容器として満足に機能することが ｔ’ｌ明しているフィルムについて述べることにしよう、このフィルムは、酢酸 エチル−ビニル約５重量２６および低密度ポリエチＩ／ン約９５重量５′６から 構成される外層、二軸延伸エチル−ビニルアルコール（ＥＶＯ）！　）から構成 されるコア層、および線状低密度ポリエチレンから構成される内層を含むラミネ ートである。このフィルムは以下の大兄の層厚を有している。それは外層的０． １ＪＯ２インチ厚、コア要約０　、　ＣＭ）０５インチ厚および内層的０．（Ｘ ）２インチ厚である。この種のフィルムは６５２０ラミネートフイルムとしてウ ィスコンシン州、ニューロントンのカーウッド・インコーホレーテッド（Ｃｕｒ ｖｏｏｄ。Ｉｎｃ、　）により販売されている。

このフィルムは、先に述べた基準に合致し、かつ良好な熱接着性を有する内層を 提供することが判明している。コア層は良好なバリヤー特性、特に気体透過性に 関するそれを有しており、そして外層は良好な強度および’ｌ屈曲ｆＩ４裂性を 備えたフィルムを提供する。この実施例中に示されたフィルムの実施態様におい て、これらの層はポリエステル接着剤によって互いにシールされている。

勿論、上記のフィルムは単に実施例として示されており、従って他の構成材料も （先に論述したように）フィルム用に利用することが出来、このフィルムは大兄 ３層を含んでいればよく、そしてそれらの層は異なった厚さを有することが出来 る。

第１図および第２図中に示すように、容器用は装具２０を含んでいる。この装具 加は容器によって形成される封じ込め領域にアクセスするための手段を提供し、 これは容器を充填し、および／または充填された内容物にアクセスするためのも のである。この目的のために、第１図および第２図に示した実施態様において、 この装具加は充填口ηならびにアクセス口２４および２６を備えている。

一実施態様において、容器１０を構成する際フィルム中に孔を開け、そして充填 口ｎならびにアクセス口２４および２６をしてそれを介して挿入せしめ、そして 装具９の本体の上部をフィルムに関してシールする。

充填口ｎは細胞培養培地をもって容器１０を充填するために利用される。好まし いのは、充填口２２が容易にシール出来る材料から構成されることである。

従って、容器１０が細胞培養培地をもって充填された後、充填口２２はシールさ れて細胞培養培地を容器１０内に封入することが出来る。好ましい実施態様にお いて、充填口ηは音波的に溶接可能な材料から構成されるものとする。好ましく は、この充填口ηはポリオレフィンから構成される。一実施態様において、充填 口ｎは高密度ポリエチレンから構成される。

使用に際し、基準的に容器は充填口に挿入されたノズルまたは他の手段によって 充填され、そして細胞培養培地がその中に供給される０次いで、そのノズルまた は他の手段は充填口から取り外され、そして充填口は音波的に溶接される。これ で、シールされた細胞培養培地を含有する容器１０が提供される。

例示されたように、装具加はアクセス口２４および２６を包含する。装具２０上 には２個のアクセス口が示されているが、多くても少なくてもアクセス口の利用 は可能であることが特に言及されるべきである。更に、所望により充填口座なら びにアクセス口２４および２６を別の装具に固定することも出来る。

アクセス口２４および２６は容器１０の内容物にアクセスするための手段を提供 する。このために、アクセス口２４および％は標準のスパイク／ルーア（ｌｕｅ ｒ）を受けるように設計されている。好ましいのは、アクセス口２４および２６ が取り外し可能なキャップによりシールされ、そして容器がアクセスされる際、 スパイクまたは同様な手段によって貫通される貫通可能な隔膜を備えていること である。勿論、アクセス口２４および２６を経由して容器にアクセスする他の手 段も利用可能である。

第１図および第２図に示すように、標準の装具およびロアレンジメントとは対照 的に本発明の容器１０は、装具頷、そして特に口２２．２４および２６が容器１ ０の面邸から外方に延びるように構成されている０代表的な可撓性容器において 、装具または口はその容器の面によって形成される平面に対し略平行である面に おいて、容器の下端縁から延びている。装具加の口η、２４および２６を容器ｌ Ｏの面２＄から外方に、すなわち容器１０の面２Ｓにより形成される平面に対し 垂直に延在させることにより、容器を容易かつ費用有効的に二次加工することが 出来、そして半自動無菌充填機を利用して細胞培養培地を充填し得る容器をもた らすという点で改良された容器が提供される。更に、装具アレンジメント加は容 器中に貯蔵された細胞培養培地を、それから容易にアクセスさせ得る容器１０を 提供するものである。

第３図を参照すると、本発明の容器３０の他の実施Ｒ様が示されている。再び、 容器刃は第１図および第２図に示された容器１０の実施態様に関し上に述べたの と同じ特性を有するフィルムの可撓性ウェブから構成される。同様に容器３０は 、容器１０の先の実施態様に関して上に論述したフィルムから構成することが出 来る。

容器の先の実施態様に類似して、フィルムのウェブは端縁３８に沿って折畳まれ 、そして側部３２および３４ならびに上端縁３６上でシールされる。しかし、第 １図および第２図に示された先の実施態様とは対照的に、側端縁３２および３４ は容器刃の長さに関して、該容器刃の上端縁３６に対し直角または垂直に延在し てはいない、その代わりに、側端縁４４および４６の部分は側端縁３２および３ ４の残りの部分からそれぞれ外方および内方に延びており、従って上端縁３６か ら垂直には延在していない。

例示されるように、側端縁４４は側端縁３２の残留部分から０６より大きい角度 θをもって外方に延在している。好ましいのはこの角度θがＯｏより大きいが、 Ｖ未満であることである。側端縁部４４は容器刃の部分と共に少なくとも部分的 に延びる充填セグメント４８を形成する。以下でより詳細に論述されるように、 この充填セグメント４８は容器を細胞培養培地をもって充填するために利用され 、そして充填工程の後容器３０から切断されるようにデザインされている。この 目的のために、充填口４９が容器刃の側端縁部４４に近接した位置において容器 ３０に固定されている。

先に述べたように、容器刃の第二側部又は部分４６を包含しており、この部分は また容器３０に沿って上端縁３６に対し垂直には延在していない、この点に関し 、側端縁部４６は側端縁部３４の残留部分から角度φにおいて内方へ延びてｔす る。角度φは０°より大きいが、Ｖ未満であるものとする。

第４図を９照すると、充填口４９を介して充填された後の容器３０が示されて藝 する０例示されるように、容器刃は充填セグメント４８を容器の残留部分から分 離させる周縁５３に沿ってシールされており、そしてその充填セグメントは容器 刃から切断されている。一実施態様において、充填セグメント４８は容器をシー ルしながら充填セグメントを切断する手段によって容器刃から切断される０例示 されるように、一度そのように切断されると容器刃は側端縁部４４ａであって、 今や残留部分３２から内方にＯｏより大きいが、□□□°未溝の角度αにおいて 内方に延びるものを含むことになる。第４図に示される容器刃は充填されており 、従って今やそれは装具４２のアクセス口５４および５６を介してユーザーによ りアクセス可能状態にある。

第５図を９照すると、第３図の容器（資）を充填する概略例示方法が示されてい る０例示されるように、工程５ａにおいて容器刃は無菌充填機５７のノズル５５ により充填口４９を介して充填される。工程５ｂにおいて、次に充填口４９は音 波溶接または何か他の手段によってシールされる。工程５Ｃにおいて、容器３０ は熱シール手段により充填セグメント４８の周縁に沿ってシールされる。容器３ ０がそのようにシールされた後、充填セグメント４８は次いでダイスまたは何か 他の手段によって切断される。しかし、充填セグメント４８を同時にシールおよ び切断するための手段が利用可能であることに特に言及されるべきである。５ｄ は所望に際して、今やアクセス可能である充填された容器３０を示している。

本明細書中に記載された現在好ましい実施態様に対する各種の変更および変形が 当業者には明らかであろうことが理解されるべきである。この種の変更および変 形は本発明の精神および範囲を逸脱することなく、またその結果として伴う効果 を減少させることなく行うことが出来る。従って、その種の変更および変形は添 付の請求の範囲によってカバーされるべきことが意図されている。

国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．可撓性フィルムから構成され、かつ細胞培養培地を収容するための封じ込め 領域を形成する本体であって、前面および後面を包含し、この前面および後面は その少なくとも三方の側に沿って互いにシールされているものと、細胞培養培地 をもって封じ込め領域を充填するための充填口であって、本体の表面にシールさ れ、そしてそれがその表面から垂直に延在するように構成、かつアレンジされて いるものとを含んで構成される細胞培養培地の容器。 ２．フィルムが高度のバリヤーであり、光学的に透明な、放射性殺菌可能フィル ムである請求項１の細胞培養培地の容器。 ３．フィルムがラミネートである請求項２の細胞培養培地の容器。 ４．充填口が、音波的に溶接可能である材料から構成される請求項１の細胞培養 培地の容器。 ５、可撓性フィルムが、少なくとも一部ポリオレフィンから構成される請求項１ の細胞培養培地の容器。 ６．フィルムが、ポリエチレン材料から構成される内層、バリヤー材料から構成 されるコア層およびポリエチレンまたはポリエステルーベース材料から構成され る外層を含んで成る請求項１の細胞培養培地の容器。 ７．充填口が成形可能なポリエチレンから構成される請求項１の細胞培養培地の 容器。 ８．それ自体に対して折畳まれたフィルムのウェブから構成され、かつ少なくと も三方の側でシールされて、細胞培養培地をもって充填すべき封じ込め領域を形 成する本体と、細胞培養培地をもって封じ込め領域を充填するための手段を提供 する少なくとも１個の口とを含んで成り、前記フィルムのウェブは少なくとも部 分的にポリオレフィン材料から構成され、そしてバリヤー層を含み、前記本体は 細胞培養培地によって充填される前には略平行な平面内にある２面を含み、前記 口は本体の１面に固定され、そして本体の面によって形成される少なくとも１平 面に対し垂直である面から外方に延在している細胞培養培地の容器。 ９．口が、音波的に溶接可能である材料から構成される請求項８の細胞培養培地 の容器。 １０．口がポリオレフィンから構成される請求項９の細胞培養培地の容器。 １１．フィルムのウェブ内にパンチされた孔の中に受けられるその部分を備える ことによって本体の面に口が固定され、そして前記その部分が孔から外方に延在 している請求項８の細胞培養培地の容器。 １２．本体が、少なくとも１個の山形シールであって、第一面の一部を第二面の 一部に対しシールするためのものを包含している請求項８の細胞培養培地の容器 。 １３．バリヤー層が、ポリ塩化ビニリデンおよびエチル−ビニルアルコールから 成る群から選択される材料から構成される請求項８の細胞培養培地の容器。 １４．フィルムが、酢酸エチル−ビニル５重量％およびポリエチレン９５重量％ から構成される外層、エチル−ビニルアルコールから構成されるコア層、および ポリエチレンから構成される内層を包含する請求項８の細胞培養培地の容器。 １５．封じ込め領域の内容物にアクセスするための第二の口を包合する請求項８ の細胞培養培地の容器。 １６．フィルムがラミネートであり、そして層はポリエステル接着剤によって互 いに固定されている請求項１４の細胞培養培地の容器。 １７．可撓性フィルムのウェブから構成され、かつ上端縁、下端縁および側端縁 を合んで成り、該側端縁は上端縁に対し垂直には延在しないその部分を含み、側 端縁の一部は該端縁の残留部分から０°より大きい角度θをもって外方に延在し 、更に充填口を包含する製品を収容するための容器。 １８．外方に延在する側端縁の部分が、本体の部分と共に容器の充填セグメント を形成し、充填口は容器の充填セグメントに固定される請求項１７の容器。 １９．側端縁の１個の一部が、側端縁の残留部分から内方に０°超過乃至９０° 未満の角度φにおいて延在している請求項１７の容器。 ２０．容器に固定されたアクセス口を包含する請求項１８の容器。 ２１．フィルムのウェブから構成された可撓性容器の充填口を製品をもって充填 する工程と、 可撓性容器の一部をシールして二つのシール部分を形成する工程であって、その 部分の一方が充填口を含むものと、そして充填口を備える容器のシール部分を該 容器の残留部分から切断する工程とを含んで構成される製品を貯蔵する方法。 ２２．容器のその部分をシールする前に充填口をシールする工程を含む請求項２ １の方法。 ２３．バッグの一部を同時にシールおよび切断する工程を含む請求項２１の方法 。 ２４．請求項２１の方法による製品。 ２５．請求項２２の方法による製品。 ２６．請求項２１の方法に従って調製され、容器は可撓性フィルムのウェブから 構成され、そして更に上端縁、下端縁、側端縁および充填口を包含する製品を収 容するための容器。