JPH03500909A - 一体構造物を分解させるための装置 - Google Patents

一体構造物を分解させるための装置

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JPH03500909A
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ペシン アブラム イズライレビチ
チェバキン イワン バシリエビチ
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スペツィアリジロバニイ トレスト ポ レモントゥ プロミシレンニヒ ツダニイ イ スールジェニイ プレデプリヤティ チェルノイ メタルウルギイ ツェントラルノゴ ライオナ “ツェントルメタルウルグレモント”
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 一体構造物を分解させるだめの装置 〔技術分野〕 本発明は鉱山技術や土木エンジニアリングに関し、特には一体構造物を分解させ るための装置に関する。
〔背景技術〕
一体構造物を分解させるための公知の装置(ソ連邦、A1033819)は、2 つのスラストプレートによって形成された円筒ボディを備え、該2つのスラスト プレートが該ボディの長手軸線に直角に前進及び後退できるように往復可動に取 りつけられ、該装置が一体構造物に掘削された穴に装着されたときに、分解すべ き構造物に直接的なスラスト作用を及ぼすようになっている。弾性的な材料で作 られ且っ有孔の管状コアの形体の硬い直線状メンバを収めた膨張室が、円筒ボデ ィ内を同軸線状の位置で軸方向に延びる。コアの端部に設けられたパイプユニオ ンが、膨張室を高圧流体源に接続する作用をする。膨張室の端部はタップされた スリーブの形体の硬いフランジに気密状に接続され、該フランジにはそれぞれの 外ねじを設けたパイプユニオンが螺着される。各スラストプレートの内面は膨張 室の軸線と平行に延び且つ相互に鈍角をなす、2つの平面によって形成される。
各スラストプレートの内面の一部は膨張室の外面の一部と連続している。膨張室 のジオメトリ軸i線:に対して、直、径方、向−に、対1向:して配(置5さ枇 だ2つのウェッジ7形のインサー)モ、が、ボデ、イLの(913部、に2、即 ちスラストプレートの間に向き・を定められた力を生・成するように、作、・用 する。各スラストプレートの平面は膨張室の外面と接触し、膨張室の一部はそれ ぞれのスラストプレートと接触することな(、相互に、鋭角をなすウェッジ形の インサートの2つの側面はそれぞれのスラストプレートの内面の平面と連続的で ある。ウェッジ形のインサートは膨張室でもたらされた力をスラストプレートと 接触しない膨張室の部分内でスラストプレートへ伝達するように設計されている 。ウェッジ形のインサートはさらに膨張室と接触する接触する碩域内で膨張室の シール手段として作用する。スラストプレートは弾性材料で作られた幅の広いリ ングの形体の留め具によって膨張室にしっかりと保持され、この留め具は円筒状 ボディを外部から保護し、円筒状ボディの環状溝に嵌合される。
この公知の装置は膨張室が生成することのできるかなり低い圧力、一般に100 MPaを越えない、のために広い範囲の応用ができない。構造物の掘削された穴 の壁に及ぼされるこの装置の力は結果として低い。ポイントは、硬い直線状メン バの端面及びこの端面にしっかりと保持されたフランジの端面にかかる圧縮流体 によってもたらされる高い軸方向の荷重がそれを長くさせ、フランジの端面とス ラストプレートの端面との間にギャップが形成されるようになる。このギャップ を100MPa以上の圧力の下で包むのは弾性材料の膨張室がギャップの中に膨 張してくるという問題がある。この場合に可能な対策は硬い直線状メンバを過度 に長くすることであるが、するとこの硬い直線状メンバの硬度を上昇しなければ ならない。
これは管状メンバの直径を増大することによって達成される。しかし、ある制限 を越えた増大は不可能であり、この制限は膨張室内の空間の大きさによって決定 されるが、この大きさはさらに膨張室の壁の厚さ及び装置の断面の全寸法をめる 。膨張室の壁の厚さ及び装置の断面の全寸法を変えることなく膨張室内の空間の 大きさを増大すると、ウェッジ形のインサート及びスラストプレートの両者の移 動の長さくストローク)が減少する。管状メンバの断面積はそのボア及び流体を 膨張室に導入させるその側壁の有孔によってさらに減少する。
さらに一体構造物を分解させるための公知の装置(PCT/SU8710 O0 08)は、その内面が多角形断面になっているボディを備えている。このボディ は該ボディの長手軸線に直角に前進及び後退できるように往復可動に取りつけら れた少なくとも2つのスラストプレートによって形成され、該装置が一体構造物 に掘削された穴に装着されたときに、分解すべき構造物に直接的なスラスト作用 を及ぼすようになっている。このボディ内には断面菱形の仕切り手段が設けられ 、これは長手軸線に沿って同軸上の位置を延びる。この仕切り手段はボディ内を 2つの部分に分割し、各々の部分に弾性的な材料で作られて高圧流体源に接続す る膨張室と、該膨張室と接触して各膨張室の側に位置するウェッジ形のインサー トとが収められる。各ウェッジ形のインサートは不平行四辺形の断面であり、そ れぞれの膨張室と接触していない各ウェッジ形のインサートの平面がスラストプ レートの内面及び仕切り手段の内面に接触する。流体が膨張室に導入されるとき 、これらは膨張してスラストプレート及び仕切り手段に接触するようになり、そ れら及びウェッジ形のインサートに圧力を及ぼす。
ウェッジ形のインサートはさらに膨張室で生成した力を膨張室と接触していない スラストプレートの領域へ伝達し、仕切り手段は膨張室のボディの長手軸線に向 かう膨張をチェックする。その結果、この膨張はスラストプレート及びウェッジ 形のインサートに向かう向きになり、分解すべき構造物に圧力を及ぼすようにな る。言い換えれば、仕切り手段はバックアップ機能を実施することになる。それ は菱形の断面のロンドとその端面にかたく保持されたフランジとから構成される 。フランジに螺着されたパイプユニオンが圧縮流体を膨張室に導入する作用をし 、膨張室の端部がバイブユニオンに気密状に取りつけられる。スラストプレート は膨張室及び相互に対して留め具によって押圧され、この留め具はスラストプレ ートの全長に沿って等間隔で配置される弾性的な外側リングで構成される。上記 構成の一体構造物を分解させるための装置は直線状の管状メンバを省略したもの であり、そのバックアップ機能は弾性的な膨張室の間に配置される仕切り手段に よって行われる。このデザインの特徴は構造の剛性を高め、且つボディ内の膨張 室、広がったスラストプレート、とよびウェッジ形のインサートによって占めら れる以外の全空間の利用をできるようにしたものである。弾性的な膨張室の横方 向の寸法はボディの断面積に影響しない。
−この従来の一体構造物を分解させるための装置は石切場において大きな石のブ ロックを破壊するのに有効な道具である。
それは穴の間のクラックを引き起こすばかりでなく全分離平面に沿って構造物の 不可さまでクランクを進行させる。スラストプレートのストロークが大きいほど 、装置が作動する穴の与えられたフィート数のための分離表面積が大きくなる。
しかし、従来の装置は強化コンクリート構造を処理することはできなかった。仕 切り手段によって生成する破壊応力及びスラストプレートによって生成される引 っ張り力が同じステージで起こり、且つ非常に低いので強化材を破壊点まで引き 伸ばすことができなかった。
〔発明の開示〕 本発明の主目的は、一体構造物に作用する追加の分解力を段々に大きくなる大き さで生成進捗させるように仕切り手段及び追加の成分を相互に設けた一体構造物 を分解させるための装置を提供することである。
この目的は、少なくとも2つのスラストプレートによって形成されたボディを備 え、該受なくとも2つのスラストプレートが該ボディの長手軸線に直角に前進及 び後退できるように往復可動に留め具手段によって取りつけられ、さらに該ボデ ィ内に空間を生成する仕切り手段を備え、該空間の各々には流体源に接続される 膨張室と該膨張室、該仕切り手段及びそれぞれのスラストプレートの内面と接触 するウェッジ形のインサートが設けられている一体構造物を分解させるための装 置において、該仕切り手段が、該ボディの長手軸線に対して対称に配置された該 スラストプレートの数だけの等しい成分の形体で設けられ且つ該ボディの長手軸 線に対面する表面が該長手軸線と平行に延びる2つの交差平面で形成され、追加 のウェッジ形のインサートが該ボディの長手軸線に対面する表面に沿って移動可 能に該成分の間に設けられ、さらに該追加のウェッジ形のインサートと接触する 追加の膨張室が該ボディの長手軸線と同軸で該追加のウェッジ形のインサートの 間に設けられることを特徴とする一体構造物を分解させるための装置を開示する ことによって達成される。
好ましくは、本発明の装置によれば、外側に面する該追加のウェッジ形のインサ ートの側が強化部材を備えている。
好ましくは、本発明の装置によればさらに、該ボディの長手軸線に面する該追加 のウェッジ形のインサートの表面が相互に出会い且つ該追加の膨張室を収容する ための空間を形成するリセスを有し、シール手段が該追加の膨張室と該追加のウ ェッジ形のインサートとの間で出会った表面内に設けられる。
好ましくは、本発明の装置によればさらに、シール手段が円弧断面のガスケット の形体で設けられる。
好ましくは、本発明の装置によれば、各追加のウェッジ形のインサートの断面が 不平行四辺形であり且つ不平行四辺形の大きな辺に平行な線に沿って出会う3つ の部分からなり、それによって他の追加の膨張室が不平行四辺形の小さな辺を形 成する各追加のウェッジ形のインサートの該2つの部分の間に該2つの部分に接 触するように設けられる。
好ましくは、本発明の装置によればさらに、不平行四辺形断面の小さな辺を形成 する各追加のウェッジ形のインサートの該2つの部分が不平行四辺形の大きな辺 に直角に延びる線に沿って相互に出会うように取りつけられ、該2つの部分の出 会う表面にさらに追加の膨張室を収容する空間を形成するリセスが設けられる。
好ましくは、本発明の装置によればさらに、各追加のウェッジ形のインサートが 、該さらに追加の膨張室と不平行四辺形の小さな辺を形成する各追加のウェッジ 形のインサートの該2つの部分との間で該2つの部分の出会った表面内にシール 手段を備える。
実際的には、本発明の装置によれば、追加のウェッジ形のインサートの該シール 手段が円弧断面の又は三角形断面のガスケットの形体で設けられる。
上記開示したデザインの一体構造物を分解させるための装置は幾つかのステージ で特別の分解力を及ぼし、スラストプレートのストロークが増大するにつれてそ の効果が高まるように複数のステージで付加された分解力を生じさせる。これは 、仕切り手段が2つの等しい成分で構成され、その間に配置された追加の膨張室 が追加のウェッジ形のインサートによって直径方向に対向する側で囲まれて、ボ ディの長手軸線に面する仕切り手段の等しい成分の表面に沿って前進及び後退で きるように往復可動になついることによるものである。
穴の中に挿入される際に追加の膨張室による作用を受ける追加のウェッジ形のイ ンサートは、追加のウェッジ形のインサートによって直接に作用されるスラスト プレートが穴の壁に圧力を及ぼすときにその全長に沿った全行程で集中した応力 及びクランクの平面での引っ張り力の両者を生じさせる。
強化部材は追加のウェッジ形のインサートの外面の強度を強化する。
追加のウェッジ形のインサートの表面のリセスは追加の膨張室が収容される空間 を形成し、この膨張室の全表面を有効な目的にもたらす。それらは追加の弾性的 な膨張室のまわりの空間をアールし、その周囲の全行程に一様な荷重を生成する 。
追加のウェッジ形のインサートの出会う部分に設けられるシール手段はそれらの 間に存在するクリアランスをシールする。これは追加の膨張室の材料がサッギン グするのを防止し、よって流体の圧力がかなり増大されてその結実装置のスラス トプレートによってもたらされる力を増大できる。
円弧断面のガスケットの形体で設けられるシール手段は圧縮流体がそこへ供給さ れるときに装置の作動の信頼性を増加させる。それらはまた弾性的な追、加の膨 張室の形状をととのえ、生成した荷重がその周aΦ全行程に沿って一様に分布す るようになる。
追加のウェッジ形のインサートに収容さ−れる1他の追加の膨張室は、スラスト プレートが他の追加の膨張室によって遠ざかるように動かされる各追加のウェッ ジ形のインサートの部分によって作用を受けるときにスラストプレートが及ぼす ことのできる付加された力の源である。この付加された力は、強化材がコンクリ ートのヘビーゲージの部分や密度の濃い部分であるときに強化材を破壊するのに 必要となる。
各追加のウェッジ形のインサートの部分の出会う表面に設けられたシール手段は クリアランスをシールし且つ弾性的な他の追加の膨張室の材料がサッギングする のを防止する。
円弧断面のガスケットの形体で設けられるシール手段は圧縮流体がそこへ供給さ れるときに他の追加の膨張室の形状をととのえ、生成した荷重がその周囲の全行 程に沿って一様に分布するようになる。
三角形断面のガスケットの形体で設けられるシール手段はクリアランスをシール し且つ弾性的な他の追加の膨張室の材料がサッギングするのを防止するばかりで なく、ウェッジ形のインサートの可動部分のストロークを延ばし、このようにし て装置のスラストプレートによって展開される力を増加させる。
開示された一体構造物を分解させる装置は広く展開された認識を得、且つ作動に おいて便利である。
〔図面の簡単な説明〕
本発明のこれらの及びその他の利点は図面を参照して例として上げた実施例の説 明からよく理解されるであろう。図面において、 第1図は零発1明による一体構−,造物を分解させる、た・めの装置の部分破断 圧面概略図、 第2図は第1図の線n −u 、のi断面図、第3図は本発明による一体構造物 を分解させるための装置の離れるように動・くように・配、置されたスラストプ レートと2つの等しい成分として形成された仕切り手段とを備えたアッセンブリ の略図、 第4図は第11図の線TV−IVの断面図、第5図は第1i図の線■−vの断面 図、第6図は追加のウェッジ形インサートの三角形状のシール手段の発展したも のを示す図、 第7図は追加のウェッジ形インサートの円弧形及び三角形状の断面形状のシール 手段のさらに発展したものを示す図、第8図は第1図の矢印Aに沿った図である 。
〔発明の最良の形体〕
本発明によって実現され且つ例えば古い強化コンクリート構造を破壊し、岩を砕 くためにスラスト力を与えるようにデザインされた一体構造物を分解させるため の装置を、以後簡明化のために開示の装置と呼ぶ。
開示の装置は円筒ボディ1(第1図)からなり、該円筒ボディlは実施例におい ては長手状に設けられた2つのスラストプレート2で形成されたものであって、 矢印aによって示されるように、円筒ボディ1の長手軸線3に直角に前進及び後 退するように往・復号・動5に設けられる。
仕切り手段4が円筒ボディ1に長手軸線3と同軸の位置に設けられ、これは菱形 の断面(図示せず)を有し、且つ円筒ボディ1内に空間5を形成する。弾性部材 で作られた膨張室6が空間5に収容され、それらの壁6が円筒ボディ1の内面7 と仕切り手段4に接触する。
膨張室6の端部はパイプユニオン8に取りつけられ、即ち大きなベースにおいて 接合された2つの切頭コーンによって形成されたヘッド9に取りつけられる。パ イプユニオン8にはパルプ(図示せず)が設けられ、膨張室6に流体を充填した ときに通路10を遮断するようになっている。これらのバルブはこの目的のため にあらゆる公知のデザインのものとすることができる。
パイプユニオン8に取りつけられた膨張室6の端部は、スリーブ13、リングエ 4、及びナツト15の助けで2つのフランジ11.12に固定される。各スリー ブ13はパイプユニオン8に取りつけられ、各リング14はそのテーパー面が膨 張室6の端部と接触するようにスリーブ13に取りつけられる。ナツト15がス リーブ13に取りつけられたときに、リングI4のテーパー面が膨張室6の端部 にしっかりと押され、それで膨張室6はパイプユニオン8のへっど9のテーパー 面にしっかりと取りつけられる。弾性的なガスケット16、例えば公知のものが スリーブ13の端部と仕切り手段4の端面17との間に設けられ、ギャップをシ ールし且つ膨張室6が鋭角的なエツジによって損傷するのを保護するようになっ ている。
仕切り手段4の端面17に取りつけられたフランジ11.12は各々2つのガイ ドプレート18とその間のディスタンスピース19とで構成される。スリーブ1 3はガイドプレート18の溝20に嵌合され、スリーブ13のカラー21の各々 の高さがディスタンスピース19の高さよりも小さい。これは膨張室6が膨張す る隙間を与える。スラストプレート2はピン23に取りつけられたスプリング2 2として形成された止め具手段によって相互に対して固定される。
第2図は膨張室6が円筒ボディ1に配置される様子を明瞭に示している。2つの スラストプレート2によって形成された円筒ボディ1の内面7は、多角形断面で ある。膨張室6の各々は仕切り手段4と円筒ボディ1の内面7によって形成され る空間5内に収容される。一対のウェッジ形のインサート24が空間5の各々内 に収容される。不平行四辺形の断面であるので、各月のウェッジ形のインサート 24は、断面で不平行四辺形の大きい辺25が相互に対面し、小さな辺26が仕 切り手段4と円筒ボディ1の内面7に接触するように配置される。膨張室6の各 々は実際それぞれの対のウェッジ形のインサート24の間に配置され且つスラス トプレート2と円筒ボディ1(第1図)の長手軸線3に関して対称に配置された 2つの等しい成分27(第3図)からなる仕切り手段4との両者に接触する。こ れらの成分27(第3図)は矢印aによって示されるように、円筒ボディ1の長 手軸線3に直角に前進及び後退するように往復可動に設けられる。長手軸線3に 面する各成分27の表面8は、角度αをなし且つ長手軸線3に平行に延びる2つ の平面29によって形成される。角度αは実施例の場合には90度よりも大きい 。不平行四辺形断面の2つの追加のウェッジ形のインサート30(第2図)が、 矢印b’(第3図)によって示されるように表面28に沿って前進及び後退する ように往復可動に成分270間に配置される。追加の膨張室33が、仕切り手段 4の成分27と追加のウェッジ形のインサート30の長手軸線3と対面し且つ不 平行四辺形断面の大きい辺32′を形成する表面32とによって形成される空間 31に設けられる。追加の膨張室33は追加のウェッジ形のインサート30及び 仕切り手段4の成分27と接触する。
外側に面し且つ第1図でスラストプレート2の間に見えている、追加のウェッジ 形のインサート30の表面34は各々、断面で不平行四辺形の小さい辺34′を 形成する(第2図及び第3図)。
硬い合金、例えば商標名ボベディッ) (Pobedit )として公知のもの でつくられたバーの形体の補強部材35が、追加のウェッジ形のインサート30 の表面34に取りつけられ(第1.3.4図)、円筒ボディ1の長手軸線3から 最も遠い各補強部材35の外面が、円筒ボディ1の外面36の半径である長手軸 線3からの距離R(第4図)の位置に配置される。補強部材35は追加のウェッ ジ形のインサート30の全長に沿って延びる。
第3図から留意されるべきことは、追加のウェッジ形のインサート30は、円筒 ボディ1の長手軸線3に対面し且つ不平行四辺形の大きい辺32′を形成する表 面32が相互に出会うように配置されることである。追加の膨張室33をを収容 する空間31の境界を形成するリセス37(第4図)が出会う表面32に設けら れる。
装置は例えばゴムで作られ且つ円弧断面のガスケット38の形体のシール手段を 備える。ガスケット38は追加の膨張室33と追加のウェッジ形のインサート3 0の間で出会う表面32内に配置される。ガスケット38はリセス37に嵌合さ れ、リセス37の断面は厳格な用語の意味での円弧というよりもむしろ追加の膨 張室33及びシール部材即ちガスケット38の両者に嵌合するように形成される 。
第5図を参照すると、各追加のウェッジ形のインサートは、不平行四辺形断面の 大きな辺32′ (第3図)に平行に延びる線42に沿って相互に出会う3つの 部分39.40.41からなる。弾性的な材料の追加の膨張室43が各追加のウ ェッジ形のインサー1−430の部分40.410間に設けられ、追加の膨張室 43の外面が相互に対面するこれらの部分40.41の表面(これらの部分40 .41のこの構成は示されていない)に接触するようになっている。不平行四辺 形断面の小さな辺34′ (第3図)を形成する各追加のウニ・フジ形のインサ ートの部分40.41(第5図)は、不平行四辺形断面の大きな辺32′ (第 3図)に直角に延びる線44に沿って相互に出会う。
部分40.41が線44に沿って相互に対面する表面において相互に出会うよう に配置されたとき、これらの表面にリセス45が設けられ、さらに追加の膨張室 43が収容される空間を形成する。この構成は部分40.41と他の追加の膨張 室43との間でより延長された接触を提供する。
各追加の膨張室30は他の追加の膨張室43と部分40.41との間の出会う表 面内にシール手段を備える。
追加のシール手段はこの場合例えばゴムで作られ且つ円弧断面を与えられたガス ケット46、あるいはゴムで作られ且つ三角形断面のガスケット47(第6図) として形成される。
リセス45の断面はガスケット46(第5図)又はガスケット47(第6図)に 適合する断面とされる。
第7図に示される本発明の発展例においては、線44に対面する追加の膨張室4 3の側に設けられたガスケット46は円弧断面のものであり、追加の膨張室43 の反対側に設けられたガスケット47は三角形断面のものである。
第1図の矢印Aに沿った図である第8図を参照すると、円゛筒ボディ1の長手軸 線3の右側にねじ48が見え、これは仕切り手段の成分27の1つ(第2図、第 3図)をその成分27が作動時に動かされることができるようにフランジ11・ 12のガイドプレート18(第1図)にしっかりと保持させる。
第8図においては、膨張室6.33.43の端部に取りつけられたパイプユニオ ン8がスリーブ13、リング14、及びナツト15の助けでフランジ11.12 に保持されるのが分かる。
また、第8図においては、スラストプレート2が装置の端面に対称に対として配 置されたスプリング22によって一緒に固く保持されるのが分かる。
本発明によって実現され且つ第1図から第8図に示された一体構造物の分解のた めの装置は次のように作動する。
開示の装置を痛い構造物、例えば強化コンクリート構造の掘削されるべき穴(図 示せず)に配置する準備において、メーンホース(図示せず)が装置側に位置す る各パイプユニオン12(第1図)に接続され、よって膨張室6.33.43の 空間が圧縮流体源(図示せず)に接続される。それぞれのバルブによって各パイ プユニオン12の通路を開放することによって、圧縮流体が膨張室6.33.4 3の空間に流入し、パイプユニオン12からバルブを通って空気を排出する。
弾性的な膨張室6.33.43の対向端部に位置するパイプユニオン12から流 体が流入し始めるとき、膨張室6.33.43が流体で充填されるのを指示され ると、圧縮流体源が分離され、且つパイプユニオン12の通路がそぞれのバルブ によって閉じられる。
開示の装置はそれから穴の中に配置され、弾性的な膨張室6.33.43の空間 が遮断される。
圧縮流体源が再び接続されるとき、流体が追加の膨張室33の空間に供給され、 追加の膨張室33が膨張して追加のウェッジ形のインサー)30に圧力を及ぼす 。追加のウェッジ形のインサー)30は離れるように運動して、その強化部材3 5によって穴の壁に食いつき、クランクを生じさせる。さらに離れるように運動 して、追加のウニ7ジ形のインサート30はスラストプレート2に作用し、スラ ストプレート2が矢印aによって示される方向に移動し、クランクを広げ強化材 を伸ばす。これで一体構造物の分解の初期のステージが完了する。
次のステージは膨張室6のパイプユニオン12のバルブの開放とともに始まる。
追加の膨張室33の圧力は変わらずに維持される。
圧縮流体が膨張室6に導入されるにつれて、膨張室6は膨張し始め、スラストプ レート2及びウェッジ形のインサート24に圧力を及ぼし、その結果、スラスト プレート2は矢印aの方向の移動を続ける。膨張室6によって直接に作用され且 つウェッジ形のインサート24を介して膨張室6の圧力を持続することによって 、スラストプレート2はさらにクランクを広げ強化材を破壊点まで引き伸ばす。
これで一体構造物の分解の次のステージが完了する。
巨大な構造及び密度の高い強化材を処理するのにおいて、弾性的な膨張室6.3 3の流体の圧力を変わらずに維持する間、追加の膨張室43の空間は開放されて いる。これは分解の最終ステージの始めを意味する。流体が追加の膨張室43の 空間に導入されるにつれて、流体は追加の膨張室43の部分40.41に圧力を 及ぼし、これはさらにスラストプレート2を離れるように動かし、さらにクラン クを広げ強化材を破壊させる。
装置の圧力を解除する際に、スプリング22がスラストプレート2を初期位置へ 戻す。
装置は次の穴に挿入され、このサイクルが繰り返される。
105mmの直径の穴から作動を行うように設計された、開示の装置のパイロッ トモデルは、直径100mm、長さ1mをもつものである。流体圧力が150M Pa下で作動して、それは次のようにして合計6000tの破壊のスラストを示 した。即ち、4000tは4つの膨張室6に帰するものであり、1000tは追 加の膨張室33に帰するものであり、1000tは他の追加の膨張室43に帰す るものであった。この性能は開示の装置を一体構造の強化コンクリート構造を分 解するに適したものにした。
〔産業上の利用可能性〕
一体構造物を分解する開示の装置は、基礎及びその他の強化コンクリート構造を 破壊し、一連の穴から大きな自然の石のブロックを切断し、ブランケットデポジ ットの作業において強い屋根をくりぬき、炭層のガス抜きをし、分解により露出 された大きな岩盤の応力ひずみ挙動を探査するのに利用されることができる。
F1日1j F#E、8 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも2つのスラストプレート(2)によって形成されたボディ(1) を備え、該少なくとも2つのスラストプレート(2)が該ボディ(1)の長手軸 線(3)に直角に前進及び後退できるように往復可動に留め具手段によって取り つけられ、さらに該ボディ(1)内に空間(5)を生成する仕切り手段(4)を 備え、該空間(5)の各々には流体源に接続される膨張室(6)と該膨張室(6 )、該仕切り手段(4)及びそれぞれのスラストプレート(2)の内面と接触す るウエッジ形のインサート(24)が設けられている一体構造物を分解させるた めの装置において、該仕切り手段(4)が、該ボディ(1)の長手軸線(3)に 対して対称に配置された該スラストプレート(2)の数だけの等しい成分(27 )の形体で設けられ且つ該ボディ(1)の長手軸線(3)に対面する表面(28 )が該長手軸線(3)と平行に延びる2つの交差平面(29)で形成され、追加 のウエッジ形のインサート(30)が該ボディ(1)の長手軸線(3)に対面す る表面(28)に沿って移動可能に該成分(27)の間に設けられ、さらに該追 加のウエッジ形のインサート(30)と接触する追加の膨張室(33)が該ボデ ィ(1)の長手軸線(3)と同軸で該追加のウエッジ形のインサート(30)の 間に設けられることを特徴とする一体構造物を分解させるための装置。 2.外側に面する該追加のウエッジ形のインサート(30)の側(34)が強化 部材(35)を備えていることを特徴する請求項1に記載の一体構造物を分解さ せるための装置。 3.該ボディ(1)の長手軸線(3)に面する該追加のウエッジ形のインサート (30)の表面(32)が相互に出会い且つ該追加の膨張室(33)を収容する ための空間(31)を形成するリセス(37)を有し、シール手段が該追加の膨 張室(33)と該追加のウエッジ形のインサート(30)との間で出会った表面 内に設けられることを特徴する請求項1に記載の一体構造物を分解させるための 装置。 4.該ボディ(1)の長手軸線(3)に面する該追加のウエッジ形のインサート (30)の表面(32)が相互に出会い且つ該追加の膨張室(33)を収容する ための空間(31)を形成するリセス(37)を有し、シール手段が該追加の膨 張室(33)と該追加のウエッジ形のインサート(30)との間で出会った表面 内に設けられることを特徴する請求項2に記載の一体構造物を分解させるための 装置。 5.該シール手段が円弧断面のガスケットの形体で設けられることを特徴する請 求項1又は2に記載の一体構造物を分解させるための装置。 6.各追加のウエッジ形のインサート(3.0)の断面が不平行四辺形であり且 つ不平行四辺形の大きな辺(32′)に平行な線(42)に沿って出会う3つの 部分(39、40、41)からなり、それによって他の追加の膨張室(43)が 不平行四辺形の小さな辺(34′)を形成する各追加のウエッジ形のインサート (30)の該2つの部分(40、41)の間に該2つの部分(40、41)に接 触するように設けられることを特徴する請求項1から5に記載の一体構造物を分 解させるための装置。 7.不平行四辺形断面の小さな辺(34′)を形成ずる各追加のウエッジ形のイ ンサート(30)の該2つの部分(40、41)が不平行四辺形の大きな辺(3 2′)に直角に延びる線に沿って相互に出会うように取りつけられ、該2つの部 分(40、41)の出会う表面にさらに追加の膨張室(43)を収容する空間を 形成するリセス(45)が設けられることを特徴する請求項6に記載の一体構造 物を分解させるための装置。 8.各追加のウエッジ形のインサート(30)が、該さらに追加の膨張室(43 )と不平行四辺形の小さな辺(34′)を形成する各追加のウエッジ形のインサ ート(30)の該2つの部分(40、41)との間で該2つの部分(40、41 )の出会った表面内にシール手段を備えることを特徴する請求項7に記載の一体 構造物を分解させるための装置。 9.追加のウエッジ形のインサート(30)の該シール手段が円弧断面のガスケ ット(46)の形体で設けられることを特徴する請求項8に記載の一体構造物を 分解させるための装置。 10.追加のウエッジ形のインサート(30)の該シール手段が三角形断面のガ スケット(47)の形体で設けられることを特徴する請求項8に記載の一体構造 物を分解させるための装置。
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