JPH0348115Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0348115Y2 JPH0348115Y2 JP1985196978U JP19697885U JPH0348115Y2 JP H0348115 Y2 JPH0348115 Y2 JP H0348115Y2 JP 1985196978 U JP1985196978 U JP 1985196978U JP 19697885 U JP19697885 U JP 19697885U JP H0348115 Y2 JPH0348115 Y2 JP H0348115Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- shoot
- board
- shoot board
- tray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Pile Receivers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は用紙トレイに関し、さらに詳しく言
えば、電子黒板等のプリンタ部やフアクシミリの
原稿読取り部等から排出されるプリント用紙もし
くは原稿用紙を受止める用紙トレイに関するもの
である。
えば、電子黒板等のプリンタ部やフアクシミリの
原稿読取り部等から排出されるプリント用紙もし
くは原稿用紙を受止める用紙トレイに関するもの
である。
一般にこの種の用紙トレイは、第５図に示され
ているように、例えば電子黒板におけるプリンタ
１の用紙排出口２の下部に所定の角度をもつて斜
め方向に取付けられるシユート基板３を有し、こ
のシユート基板３の下端にはその端部を上方に折
返してなる用紙受け部４が形成されている。すな
わち、用紙排出口２から送り出されてくるプリン
ト用紙Ｐはシユート基板３上をすべりながら落下
しその下端が上記用紙受け部４にて支持されるこ
とになるが、従来のシユート基板３は単なる平板
状の構成であるため、特にプリント用紙Ｐに巻ぐ
せがついている場合には、その下端が丸まつてし
まいプリント用紙Ｐが用紙受け部４の下部に丸ま
つた状態で溜り込んでしまうおそれがあるととも
に、それに行かないまでもプリント用紙Ｐの枚数
がふえると次第にプリント用紙Ｐが脹らんでつい
には崩れて落下してしまうことがあつた。さらに
は、プリント用紙Ｐに丸みが生じるとそれに伴つ
てその上端が下がるため、次のプリント用紙Ｐの
下端がすでにトレイ上にあるプリント用紙Ｐの上
端に引掛り、最悪の場合には紙づまりを惹起する
という欠点があつた。
ているように、例えば電子黒板におけるプリンタ
１の用紙排出口２の下部に所定の角度をもつて斜
め方向に取付けられるシユート基板３を有し、こ
のシユート基板３の下端にはその端部を上方に折
返してなる用紙受け部４が形成されている。すな
わち、用紙排出口２から送り出されてくるプリン
ト用紙Ｐはシユート基板３上をすべりながら落下
しその下端が上記用紙受け部４にて支持されるこ
とになるが、従来のシユート基板３は単なる平板
状の構成であるため、特にプリント用紙Ｐに巻ぐ
せがついている場合には、その下端が丸まつてし
まいプリント用紙Ｐが用紙受け部４の下部に丸ま
つた状態で溜り込んでしまうおそれがあるととも
に、それに行かないまでもプリント用紙Ｐの枚数
がふえると次第にプリント用紙Ｐが脹らんでつい
には崩れて落下してしまうことがあつた。さらに
は、プリント用紙Ｐに丸みが生じるとそれに伴つ
てその上端が下がるため、次のプリント用紙Ｐの
下端がすでにトレイ上にあるプリント用紙Ｐの上
端に引掛り、最悪の場合には紙づまりを惹起する
という欠点があつた。
この考案は上記した従来の欠点に鑑みなされた
もので、その目的は、巻ぐせがついているような
プリント用紙であつても丸みをおびさせることな
くその用紙を確実に受止めることができるように
した用紙トレイを提供することにある。
もので、その目的は、巻ぐせがついているような
プリント用紙であつても丸みをおびさせることな
くその用紙を確実に受止めることができるように
した用紙トレイを提供することにある。
以下、この考案を添付図面に示されている実施
例を参照しながら詳細に説明する。
例を参照しながら詳細に説明する。
第１図に示されているように、この用紙トレイ
１０は、プリンタ等の用紙排出口２（第５図参
照）の下部に所定の角度をもつて取付けられるシ
ユート基板１１を有し、このシユート基板１１の
下部には用紙受け部１２が形成されているが、こ
の場合においては、上記用紙排出口２から排出さ
れるプリント用紙Ｐの排出方向をＡとすると、そ
の排出方向Ａに沿うシユート基板１１の中央部１
１ａは、このシユート基板１１の両側部１１ｂ，
１１ｂを含む仮想平面Ｌ（第２図参照）のいずれ
か一方に位置するように屈曲されている。この実
施例によると、シユート基板１１の中央部１１ａ
は、その表面側に向けてくの字状に折曲げられた
山状を呈し、これにより、プリント用紙Ｐに巻ぐ
せがつけられているような場合でもそのプリント
用紙Ｐがその排出過程において丸められることが
ないようにしている。すなわち、プリント用紙Ｐ
はこのシユート基板１１に沿つてくの字状もしく
はＣ字状に案内されるため、特にその下端と上端
とが排出方向Ａと直交する方向に丸められないよ
うになされている。なお、この実施例とは異な
り、シユート基板１１の中央部１１ａを第２図想
像線で示すように、裏側に向けてくの字状に折曲
げて谷状を呈するようにしてもよく、これによれ
ば、プリント用紙Ｐの中央部が上記実施例とは逆
に凹むことになるが、同様にプリント用紙Ｐを丸
みを生じさせることなく排出させることができ
る。
１０は、プリンタ等の用紙排出口２（第５図参
照）の下部に所定の角度をもつて取付けられるシ
ユート基板１１を有し、このシユート基板１１の
下部には用紙受け部１２が形成されているが、こ
の場合においては、上記用紙排出口２から排出さ
れるプリント用紙Ｐの排出方向をＡとすると、そ
の排出方向Ａに沿うシユート基板１１の中央部１
１ａは、このシユート基板１１の両側部１１ｂ，
１１ｂを含む仮想平面Ｌ（第２図参照）のいずれ
か一方に位置するように屈曲されている。この実
施例によると、シユート基板１１の中央部１１ａ
は、その表面側に向けてくの字状に折曲げられた
山状を呈し、これにより、プリント用紙Ｐに巻ぐ
せがつけられているような場合でもそのプリント
用紙Ｐがその排出過程において丸められることが
ないようにしている。すなわち、プリント用紙Ｐ
はこのシユート基板１１に沿つてくの字状もしく
はＣ字状に案内されるため、特にその下端と上端
とが排出方向Ａと直交する方向に丸められないよ
うになされている。なお、この実施例とは異な
り、シユート基板１１の中央部１１ａを第２図想
像線で示すように、裏側に向けてくの字状に折曲
げて谷状を呈するようにしてもよく、これによれ
ば、プリント用紙Ｐの中央部が上記実施例とは逆
に凹むことになるが、同様にプリント用紙Ｐを丸
みを生じさせることなく排出させることができ
る。
また、この実施例によると、用紙受け部１２は
その幅がシユート基板１１の幅よりも狭くなされ
ていて、シユート基板１１の下端両側部に切欠き
部１３，１３が形成されるようにしている。これ
により、シユート基板１１上に排出されたプリン
ト用紙Ｐは、第３図に例示されているように、そ
の下部両端が上記切欠き部１３，１３により解放
されてシユート基板１１を抱え込むようになるた
め、プリント用紙Ｐの排出方向Ａと直交する方向
への丸まりをより確実に防止することができる。
その幅がシユート基板１１の幅よりも狭くなされ
ていて、シユート基板１１の下端両側部に切欠き
部１３，１３が形成されるようにしている。これ
により、シユート基板１１上に排出されたプリン
ト用紙Ｐは、第３図に例示されているように、そ
の下部両端が上記切欠き部１３，１３により解放
されてシユート基板１１を抱え込むようになるた
め、プリント用紙Ｐの排出方向Ａと直交する方向
への丸まりをより確実に防止することができる。
次に、この用紙トレイの用紙受け部１２につい
て説明すると、この用紙受け部１２は、第４図に
よく示されているように、シユート基板１１の下
部に一体成形された断面Ｕ字状の受け部材からな
るが、この考案によると、上方に向けて折返され
ている前壁１２ａの内面には、シユート基板１１
上に排出されたプリント用紙Ｐの下端を後壁１２
ｂ側に向けて押える紙押え部材１４が設けられて
いる。この実施例において、紙押え部材１４はそ
の下部側が低く上部側において最大の高さを示す
楔状体からなるとともに、この紙押え部材１４は
シユート基板１１の中央部１１ａをはさんで左右
対称的に設けられている。したがつて、これによ
れば、プリント用紙Ｐの下端はこの紙押え部材１
４にてシユート基板１１に沿うように矯正される
ことになり、従来のようにその端部が排出方向Ａ
と直交する方向に丸まるようなことはない。
て説明すると、この用紙受け部１２は、第４図に
よく示されているように、シユート基板１１の下
部に一体成形された断面Ｕ字状の受け部材からな
るが、この考案によると、上方に向けて折返され
ている前壁１２ａの内面には、シユート基板１１
上に排出されたプリント用紙Ｐの下端を後壁１２
ｂ側に向けて押える紙押え部材１４が設けられて
いる。この実施例において、紙押え部材１４はそ
の下部側が低く上部側において最大の高さを示す
楔状体からなるとともに、この紙押え部材１４は
シユート基板１１の中央部１１ａをはさんで左右
対称的に設けられている。したがつて、これによ
れば、プリント用紙Ｐの下端はこの紙押え部材１
４にてシユート基板１１に沿うように矯正される
ことになり、従来のようにその端部が排出方向Ａ
と直交する方向に丸まるようなことはない。
さらに、この実施例においては、シユート基板
１１の上部には、シユート基板１１上に排出され
たプリント用紙Ｐの上端を覆うような突起１５が
設けられていて、次に排出されてくるプリント用
紙P2の下端がすでに排出されているプリント用
紙P1の上端につつかえないようにしている。こ
の場合、図示の例では３つの突起１５が設けられ
ていて、これらの突起１５によりすでに排出され
ているプリント用紙P1の上端の一部を覆うよう
にしているが、この突起１５はプリント用紙P1
の上端全部を覆うように変形し得ることは勿論で
ある。
１１の上部には、シユート基板１１上に排出され
たプリント用紙Ｐの上端を覆うような突起１５が
設けられていて、次に排出されてくるプリント用
紙P2の下端がすでに排出されているプリント用
紙P1の上端につつかえないようにしている。こ
の場合、図示の例では３つの突起１５が設けられ
ていて、これらの突起１５によりすでに排出され
ているプリント用紙P1の上端の一部を覆うよう
にしているが、この突起１５はプリント用紙P1
の上端全部を覆うように変形し得ることは勿論で
ある。
なお、上記実施例はプリンタから排出されるプ
リント用紙を対象として説明されているが、この
用紙トレイは例えばフアクシミリの送信部におけ
る原稿用紙排出部等にも適用可能である。
リント用紙を対象として説明されているが、この
用紙トレイは例えばフアクシミリの送信部におけ
る原稿用紙排出部等にも適用可能である。
上記した実施例の説明から明らかなように、こ
の考案によれば、プリント用紙Ｐの排出方向に沿
うシユート基板１１の中央部１１ａを同シユート
基板１１の両側部を含む仮想平面のいずれか一方
に位置するように屈曲するとともに、用紙受け部
１２の前壁１２ａの裏面側に紙押え部材１４を設
け、この紙押え部材１４にてプリント用紙Ｐの下
端をシユート基板１１に沿うように押えるように
したことにより、特に巻ぐせがつけられている場
合でも丸まりを生じさせることなくその用紙Ｐを
整然と受け止めることができる。
の考案によれば、プリント用紙Ｐの排出方向に沿
うシユート基板１１の中央部１１ａを同シユート
基板１１の両側部を含む仮想平面のいずれか一方
に位置するように屈曲するとともに、用紙受け部
１２の前壁１２ａの裏面側に紙押え部材１４を設
け、この紙押え部材１４にてプリント用紙Ｐの下
端をシユート基板１１に沿うように押えるように
したことにより、特に巻ぐせがつけられている場
合でも丸まりを生じさせることなくその用紙Ｐを
整然と受け止めることができる。
第１図はこの考案による用紙トレイの一実施例
を示した斜視図、第２図はその−線断面図、
第３図は同用紙トレイの切欠き部の作用を説明す
るための要部斜視図、第４図は第１図の−線
断面図、第５図は従来の用紙トレイを示した断面
図である。 図中、１０は用紙トレイ、１１はシユート基
板、１１ａは中央部、１１ｂは側部、１２は用紙
受け部、１３は切欠き部、１４は紙押え部材、１
５は突起である。
を示した斜視図、第２図はその−線断面図、
第３図は同用紙トレイの切欠き部の作用を説明す
るための要部斜視図、第４図は第１図の−線
断面図、第５図は従来の用紙トレイを示した断面
図である。 図中、１０は用紙トレイ、１１はシユート基
板、１１ａは中央部、１１ｂは側部、１２は用紙
受け部、１３は切欠き部、１４は紙押え部材、１
５は突起である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 プリンタ等の用紙排出口の下部に所定の傾斜角
をもつて取付けられるシユート基板を有し、該シ
ユート基板の下端に用紙受け部を形成してなる用
紙トレイにおいて、 上記用紙の排出方向に沿う上記シユート基板の
中央部が同シユート基板の両側部を含む仮想平面
のいずれか一方に位置するように屈曲されている
とともに、上記用紙受け部は前壁と後壁とを含む
ほぼＵ字状体からなり、上記前壁の裏面側には、
下部側が低く上部側において最大の高さを示す楔
状体からなり、上記シユート基板上に排出される
用紙の下端を上記後壁側に向けて押える紙押え部
材が上記中央部をはさんでその両側に位置するよ
うに一体に形成されていることを特徴とする用紙
トレイ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985196978U JPH0348115Y2 (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985196978U JPH0348115Y2 (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62103569U JPS62103569U (ja) | 1987-07-01 |
| JPH0348115Y2 true JPH0348115Y2 (ja) | 1991-10-15 |
Family
ID=31156284
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985196978U Expired JPH0348115Y2 (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0348115Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58125562A (ja) * | 1982-01-13 | 1983-07-26 | Fuji Xerox Co Ltd | 複写用紙収容装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56112153U (ja) * | 1980-01-24 | 1981-08-29 |
-
1985
- 1985-12-20 JP JP1985196978U patent/JPH0348115Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58125562A (ja) * | 1982-01-13 | 1983-07-26 | Fuji Xerox Co Ltd | 複写用紙収容装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62103569U (ja) | 1987-07-01 |
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