JPH0347530Y2 - - Google Patents

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JPH0347530Y2
JPH0347530Y2 JP1983032918U JP3291883U JPH0347530Y2 JP H0347530 Y2 JPH0347530 Y2 JP H0347530Y2 JP 1983032918 U JP1983032918 U JP 1983032918U JP 3291883 U JP3291883 U JP 3291883U JP H0347530 Y2 JPH0347530 Y2 JP H0347530Y2
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JP
Japan
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frame
epoxy resin
buckle
decoration
fixed
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JP1983032918U
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JPS59139398U (ja
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Priority to JP3291883U priority Critical patent/JPS59139398U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はバツクルに関するものである。
バツクル、帯留、バツジ、ロケツト、イヤリン
グ、ペンダント、ボタン等は身飾品の一つである
ので、種々な形状、又は構造、或はこれらが組み
合わされて装飾されてきた。
その一つの実施態様として中空部を有する枠体
の中空部内に、一つ以上の飾りを合成樹脂により
固着させる形式がとられている。
このさい前記合成樹脂は通常透明であるので、
枠体内の飾りは枠体と無関係に静止する観を呈し
ている。この結果、従来のただ単に金属材料を彫
刻又は特定の型に鋳造する方法によつて得られる
身飾品に比して変化に富んだ身飾品を提供し得
た。
しかし、従来のこのような身飾品は枠体と合成
樹脂との密着性が悪いため飾りを含めた合成樹脂
が枠体と分離する欠点があつた。
また、従来より装飾体を樹脂等で被覆したもの
として、特公昭55−240号公報等の置物がある。
しかし、内部に装飾体を含むものは厚手になり、
樹脂部が離脱しやすく、これを振動やさまざまの
圧力の加わるバツクル等に用いることができなか
つた。
また、特開昭57−167300号公報には、孔の内壁
に掛止部を形成して0.5mm程度の薄手のステンド
グラス調の製品の加工方法が開示されているが、
エポキシ樹脂は硬化時の縮小が不可欠となるた
め、特開昭57−167300号公報の技術では、掛止部
として抉部を設けるにしても上板、中板、下板を
合着する方法が用いられ、内部に装飾物を封入す
ることはできなかつた。
また、バツクルは種々の力が加わり、特に化粧
部が離脱しやすい。
そこで、内部に装飾体を封入して厚手となつて
熱縮小率が大きくなつても、枠体から離脱しない
新規なバツクルの開発が望まれていた。
本考案はこのよう欠点を排除した中空部を有す
る枠体の中空部内に飾りをエポキシ樹脂で、全体
を被覆して枠体に固着した構造体を得、かつ、該
構造体が、該構造体の枠体より大きい中空部を有
する枠体の内周側縁の一部に固着したことを特徴
とするバツクルを提供し得たものである。
つぎに本考案の一実施態様であるバツクルを図
面で説明する。
第1図〜第3図は、第一枠体を示し、2は第一
枠体1の枠体で中空部3を有し、その内周壁4に
沿つて凹部5を設ける。
図面では凹部5を設けたが、この代りに第3図
に示すように凸部としてもよく、さらに凸部と凹
部とを混在させてもよい。
6は飾りで、中空部3内に配置され中空部内に
溶融したエポキシ樹脂を注入し、それを固化させ
て、飾り6を固化したエポキシ樹脂で固定すると
ともに、固化したエポキシ樹脂が枠2の内周壁上
の凹部、凸部又はそれらの混合と錯そうするの
で、枠体2、エポキシ樹脂及び飾り6とは一体に
強固に固着される。
飾り6は、例えば、各種金属、メタル、コイ
ン、石、貝、昆虫、甲殻類、花、草等の固形物体
を用いることができる。
また、飾り6はエポキシ樹脂によつて全体が被
覆される。
枠2の内周壁上を凹部、あるいは凸部とするこ
とによつて、エポキシ樹脂の硬化時の縮小率が大
きいときも、脱落を防止することができる。
飾り6の中空部への固定方法は、まず中空部3
内の3分の1位の深さまでエポキシ樹脂を注入し
て焼き付けた後、飾り6を置き、次いでエポキシ
樹脂を上部まで注入し固化させることによつて得
られる。
8はベルトの端部を固定させる突起で、ベルト
の端部に設けられた孔と嵌合される。9はベルト
の他の端部を固定する金具である。
本考案の実施態様は第4図〜第7図に示すよう
に飾り6を第一枠体1の中の内周壁面に凸部又は
凹部或はその混合体を設けてエポキシ樹脂3によ
つて固着した構造体1を、中空部7を有する第二
枠体2aの中空部7の内周壁に慣用手段10(破
線で示す)によつて固着させる。
つまり、第一枠体の中空部3には、その内周壁
に沿つて凹部または、凸部あるいはこれらの組み
合わせを設け、飾りをエポキシ樹脂で前述した方
法で固着し、中空部を飾り6、エポキシ樹脂3で
充填された構造体1を得る。
ついで、構造体1をバツクル本体となる第二枠
体に慣用手段でもつて固着させる。第二枠体との
固着は第5図に示すように中空部7の内周壁の少
なくとも一側面でおこなう。このとき、バツクル
本体は、第一枠体を固着した後も中空部7を有す
るように構成されており、このことより、中空部
のないバツクルよりも圧力を全面に受けず、かつ
また圧力の逃げ部を有し離脱を防止でき、これと
第一枠体を組合わすことによつて、内部に装飾体
を封入したものが離脱することなく激動をともな
うバツクルに利用することができる。
本考案はバツクル本体であるが、これに準じて
ネツクレス、ペンダント、イヤリング、ブレスレ
ツト、ブローチ、ロケツト、ボタン、バツジ、メ
タルに用いられることはいうまでもない。
本考案のバツクルは上述のように構成されてい
るので、エポキシ樹脂と身飾品の枠体とが強固に
固着され、また第一枠体と第二枠体に分離し、第
二枠体に中空部を設けることによつて、着用者の
激動によつてもこれら枠体、エポキシ樹脂及び枠
体の中空部内の飾りは一体となつて脱落すること
がない。
また、本考案のバツクルは透明樹脂によつて、
身飾品外部の色彩又は模様が透けて見えるので、
身飾品が多彩化される。
さらに、中空部に各種の多彩な固形物を固着す
ることができるため、従来にないフアンタジツク
な身飾品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施態様のバツクルの第一
枠体の平面図、第2図は第1図における−′
線に沿う断面図、第3図は本考案の他の実施態様
の第一枠体の第2図に準ずる断面図、第4図は本
考案のバツクルの斜視図、第5図は本考案のバツ
クルの一実施態様の平面図、第6図は第5図のバ
ツクルの裏面図、第7図は第5図の左側面図であ
る。 1:第一枠体、2:枠体、2a:第二枠体、
3:中空部(エポキシ樹脂)、4:内周壁、5:
凹部(又は凸部)、6:飾り、7:中空部、8:
突起、9:固定金具、10:慣用の固定手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 枠体の内周壁に掛止部を有する身飾品におい
    て、中空部3の内周側縁4に沿つて凸部、又は凹
    部5又はこれらの組合せたものを設け、該中空部
    内3に配置された飾り6をエポキシ樹脂3で全体
    を被覆して枠体2に固着した構造体1を得、か
    つ、該構造体1が、該構造体1の枠体より大きい
    中空部7を有する枠体2aの内周側縁の一部に固
    着したことを特徴とするバツクル。
JP3291883U 1983-03-09 1983-03-09 身飾品 Granted JPS59139398U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3291883U JPS59139398U (ja) 1983-03-09 1983-03-09 身飾品

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JP3291883U JPS59139398U (ja) 1983-03-09 1983-03-09 身飾品

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Publication Number Publication Date
JPS59139398U JPS59139398U (ja) 1984-09-18
JPH0347530Y2 true JPH0347530Y2 (ja) 1991-10-09

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ID=30163726

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JP3291883U Granted JPS59139398U (ja) 1983-03-09 1983-03-09 身飾品

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JP (1) JPS59139398U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4528392Y1 (ja) * 1967-08-21 1970-10-31
JPS57167300A (en) * 1981-04-10 1982-10-15 Nakazawa Gijutsu Kenkyusho Kk Decorative working method for ornament, etc.

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4528392Y1 (ja) * 1967-08-21 1970-10-31
JPS57167300A (en) * 1981-04-10 1982-10-15 Nakazawa Gijutsu Kenkyusho Kk Decorative working method for ornament, etc.

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59139398U (ja) 1984-09-18

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