JPH034745Y2 - - Google Patents

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JPH034745Y2
JPH034745Y2 JP1985004582U JP458285U JPH034745Y2 JP H034745 Y2 JPH034745 Y2 JP H034745Y2 JP 1985004582 U JP1985004582 U JP 1985004582U JP 458285 U JP458285 U JP 458285U JP H034745 Y2 JPH034745 Y2 JP H034745Y2
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generator
soundproof
air intake
case
intake port
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JP1985004582U
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JPS61120029U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、防音形エンジン発電機の換気冷却風
の吸風装置に関する。
<従来の技術> 従来、防音ケース内にエンジンとこれで駆動さ
れる発電機を収容した防音形エンジン発電機で
は、ケース内を換気冷却するために、第4図に示
すようにする構造が考えられている。
即ち、防音ケース2の前壁2aと底壁2bに冷
却風の吸風口13,15をそれぞれ開口し、ラジ
エータ6の冷却フアン17の起動で上記各吸風口
13,15から外気を吸入し、防音ケース2内を
前から後ろに向けて走らせて換気冷却するととも
に、その一部を発電機4の内部を通風冷却し、ラ
ジエータ6から排風室21に押圧され、排風口2
2から外部に放出される。
そして、防音ケース2の前壁2aに開口する吸
風口13が内部通風式の発電機4の冷却風取入口
の近くに開口させてあることから、防音形エンジ
ン発電機1を雨天やほこりの多い雰囲気中で使用
した時に、吸風口13から冷却風とともに吸入さ
れた雨水やほこり等がそのまま発電機4内に吸入
されるのを防止するために、鉄板製の導風ケース
24を吸風口13と発電機4との間に中仕切状に
配置し、吸風口13から吸入された雨水等を導風
ケース24に付着させて冷却風から分離するよう
にしてある。
<考案が解決しようとする問題点> 上記のように構成したものでは、導風ケース2
4に例えば雨水が付着すると、これが導風ケース
24を伝つて流れ落ちる時に、導風ケース24の
下縁の通風口25から滴下する時に、ここを流れ
る冷却風にのつて発電機4内に吸入されてしまう
おそれがあり、雨滴やほこり等が発電機4内に侵
入すると、絶縁破壊を起してしまう。
しかも、導風板24が薄い鉄板で形成されてい
ることから、振動して発音しやすいうえ、防音ケ
ース2内の騒音が透過しやすく、吸風口13から
騒音がもれて防音性能が低下するという問題があ
つた。
本考案は、上記問題に鑑み提案されたもので、
導風ケースの雨水やほこり付着保持能力を高めて
発電機内への雨水等の侵入を防止するともに、導
風ケースの遮音性能を高めて防音性能を高められ
るようにすることを目的とする。
<問題点を解決するための手段> 本考案は、上記目的を達成するために、例えば
第1図乃至第3図に示すように、吸風口13と発
電機4との間に仕切状に設けた導風ケース24の
吸風口13側の面24aに、ゴム膜又は軟質合成
樹脂製の制振遮音材26とと、吸水性を有するゴ
ム又は軟質合成樹脂の連続気泡膜製の吸音材27
とを、順に貼付けるようにしたものである。
<作用> 上記のように構成した吸風装置は、ラジエータ
フアン17の起動で、吸風口13から雨水やほこ
りを含んだ冷却風が冷却風に混入する雨水等が吸
音材27に吹き当つて吸着されて分離され、冷却
風だけが防音ケース2内に吸入される。
また、エンジン5や発電機4の振動や騒音で導
風ケース24が振動して発音するのを制振遮音材
26が防止する。
さらに、エンジン5や発電機4から放出される
騒音が導風ケース24を透過するのを制振遮音材
26が遮断し、乱反射しながら吸風口13に来る
騒音を吸音材27が吸収するので、防音ケース2
内の騒音が吸風口13から漏出するのが防止され
る。
<実施例> 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
第1図は導風ケース部分の縦断側面図、第2図
は防音形エンジン発電機の縦断側面図、第3図は
防音形エンジン発電機の横断平面図をそれぞれ示
す。
図において、符号1はエンジン発電機全体を示
し、このエンジン発電機1は防音ケース2内の防
音室3に内部通風式発電機4と、これを駆動する
エンジン5及びラジエータ6を前から順に配置し
てある。
エンジン5の上方にはマフラ7とエアクリーナ
8とを左右に配置して固定してあり、発電機4の
上方には燃料タンク9を取付けてある。
防音ケース2の前壁2aには計器板10と端子
板11とを上下に配置した制御盤12を取付けて
あり、制御盤12の下方には冷却風取入口13が
設けてある。
また、エンジン5の下方のオイルパン14に対
面する部分の防音ケース2の底壁2bと防音ケー
ス2の左右の側壁2c・2dの上寄り部にそれぞ
れ冷却風取入口15・16を開口させてあり、ラ
ジエータフアン17が駆動されると、ラジエータ
フアン17より発電機4側の防音室3内が負圧に
なり、この負圧力で上記各冷却風取入口13,1
5,16から外気が吸入され、防音室3内を流れ
る。そして、その一部が発電機4内に内装された
冷却フアン18で冷却風入口19から吸い込まれ
排風出口20に流れる間に発電機4内を通風冷却
した後、防音室3を流れる冷却風とともにラジエ
ータ6を通風冷却し、排風室21から防音ケース
2の上壁2eの後寄部に明けられた排風口22を
介して外部に放出されるようになつている。
防音ケース2の前壁2aと側壁2c・2dに形
成される吸風口13・16は多段のルーバー23
で形成されており、前壁2aに形成された吸風口
13と発電機4の冷却風入口19との間には導風
ケース24を設けてある。
この導風ケース24は鉄板製で吸風口13を覆
う形状にし、下部を開口して通風口25を形成し
てある。
また導風ケース24の吸風口13側の面24a
にはゴム等の弾性材料からなる制振遮音材26と
スポンジ等の吸水性を有する吸音材27を順に貼
り付けてあり、吸音材27の表面は凹凸に形成し
て表面積を大きく形成してある。上記のように構
成した吸風装置は、ラジエータフアン17の起動
で各吸風口13・16・15から冷却風を防音ケ
ース2内に吸入して防音室3内を換気冷却する。
このとき、防音ケース2の前壁2aに形成され
た吸風口13は、ルーバー13に案内され導風ケ
ースの上方に向けられて吸音材27に吹き付けら
れる。こうして、吸音材27に冷却風が吹き付け
られると、その中に含まれる雨水やほこり等が吸
音材27に付着して冷却風から分離されて保持さ
れるので、導風ケース24の通風口25から発電
機4の内部や防音室3内に雨水やほこりが侵入す
るのが防止される。
次に、エンジン5や発電機4の振動で導風ケー
ス24が共振して発音するのを制振遮音材26が
防止する。
また、発電機4やエンジン5から放散される騒
音が例えば第1図点線Aで示すように導風ケース
24を透過して吸風口13から外部に漏出しよう
とするのを制振遮音材26が防止するとともに、
点線Bで示すように乱反射して吸風口13から漏
出しようとする騒音は吸音材27が吸収して吸風
口13からの騒音の漏洩を防止する。
<効果> 本考案は、以上に説明したように構成され作用
するので、次の効果を奏する。
即ち、発電機の近傍に開口する吸風口から冷却
風とともに吸入された雨水やほこりは、吸音材に
吸着して分離除去されるので発電機の絶縁破壊や
異常摩耗をなくすことができる。
しかも、エンジン発電機の振動や騒音で導風ケ
ースが発音したり、防音ケース内の騒音が導風ケ
ースを透過したりするのを制振遮音材が防止する
うえ、防音ケース内の騒音が乱反射して吸風口か
ら漏出しようとするのを吸音材が吸収するので吸
風口からの騒音の漏洩をよく防止でき、防音性能
が大巾に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の実施例を示し、第
1図は導風ケース部分の縦断側面図、第2図は防
音形エンジン発電機の縦断側面図、第3図は防音
形エンジン発電機の横断平面図であり、第4図は
従来例を示す第2図相当図である。 1……防音形発電機、2……防音ケース、2a
……2の側壁(前壁)、4……発電機、13……
吸風口、24……導風ケース、24a……24の
面、26……制振遮音材、27……吸音材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 防音形エンジン発電機1の換気冷却風の吸風口
    13を発電機4の近くで防音ケース2のケース側
    壁2aに開口し、吸風口13から防音ケース2内
    に吸入した換気冷却風を下向きに案内する導風ケ
    ース24を吸風口13と発電機4との間に中仕切
    状に配置してケース側壁2aに固定してなる防音
    形エンジン発電機の換気冷却風の吸風装置におい
    て、導風ケース24の吸風口13側の面24aに
    制振遮音材26と連続気泡材料製の吸音材27と
    を順に貼り付けて構成した事を特徴とする防音形
    エンジン発電機の換気冷却風の吸風装置。
JP1985004582U 1985-01-16 1985-01-16 Expired JPH034745Y2 (ja)

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JP1985004582U JPH034745Y2 (ja) 1985-01-16 1985-01-16

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JP1985004582U JPH034745Y2 (ja) 1985-01-16 1985-01-16

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JPS61120029U JPS61120029U (ja) 1986-07-29
JPH034745Y2 true JPH034745Y2 (ja) 1991-02-07

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JPS61120029U (ja) 1986-07-29

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