JPH0346688Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0346688Y2
JPH0346688Y2 JP1545389U JP1545389U JPH0346688Y2 JP H0346688 Y2 JPH0346688 Y2 JP H0346688Y2 JP 1545389 U JP1545389 U JP 1545389U JP 1545389 U JP1545389 U JP 1545389U JP H0346688 Y2 JPH0346688 Y2 JP H0346688Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bread
ozone
baking
ingredients
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1545389U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02106147U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1545389U priority Critical patent/JPH0346688Y2/ja
Publication of JPH02106147U publication Critical patent/JPH02106147U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0346688Y2 publication Critical patent/JPH0346688Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉 本考案は小麦粉、水及びイースト菌等のパン材
料を焼成ケース内に投入してこれを混練し、一次
発酵及び二次発酵させた後に焼成させてパンを製
造する製パン器に関するものである。 〈従来の技術〉 従来、家庭において簡単にパンを製造する装置
として、焼成ケース内にパン材料を投入してこれ
を攪拌混練し、発酵させた後に焼成させてパンを
製造するものは良く知られている。 そして従来では、パン材料を化学的に熟成させ
るためにイースト菌が広く使用されており、更に
この化学的熟成を促進するために、臭素酸カリウ
ムやビタミンCが添加されている。 〈考案が解決しようとする問題点〉 ところで熟成促進剤として使用されている前記
臭素酸カリウムは僅かではあるが人体に悪影響を
及ぼす可能性があり、その為その使用量が限定さ
れて充分な熟成促進効果が期待できず、又その使
用について自主規制の動きもある。加えてこのよ
うな熟成促進剤はパン材料中に加工者がわざわざ
添加しなければならず面倒である。 そこで本考案は上記のような問題点を解決した
製パン器を提供することを主たる目的とするもの
である。 〈問題を解決する為の手段〉 上記の目的を達成する為に本考案は、パン焼成
ケース内にパン材料を投入して混練、発酵、焼成
を行う製パン器に於いて、パン加工工程中に適当
量のオゾンを製パン器のパン焼成ケース内のパン
材料に供給すべく構成したものである。 〈作用〉 本考案は、このような構造としたものであるか
ら、パン加工工程中に適当量のオゾンがオゾン注
入口から焼成ケース内のパン材料中に供給され、
これによりパン材料の熟成を促進してパン加工時
間を短縮でき、且つオゾンの持つ殺菌、漂白効果
によつて衛生的で綺麗なパンを焼き上げることが
できる。 〈実施例〉 以下図面について本考案の実施例を説明する。 第1図は本考案に係る製パン器の概略的な全体
図を示すもので、パンを焼き上げるための基本的
なメカニズムは従来公知のものと同じであつて、
開閉蓋1を上端に備えた本体ケース2内に焼成ケ
ース3が着脱自在並に設けられており、該ケース
3の底部にパン材料を攪拌する為の攪拌羽根4が
設けられている。而して符号5は前記攪拌羽根4
を回転させるためのモーターであり、6は焼成ケ
ース3内で熟成されたパン材料を焼き上げる為の
熱線ヒーター、7は送風フアンで外部から取り入
れた空気をヒーター8で暖めて送風口9から焼成
ケース3に向かつて送風するものであり、10は
該送風フアンを駆動する為のモーターである。而
して本考案では前記製パン器の本体ケース内にオ
ゾン発生器11が設けられており、ここで作られ
たオゾンが焼成ケース3内に向かつて開口したオ
ゾン注入口12から焼成ケース内に供給出来るよ
うにパイプ13を介して前記オゾン発生器11と
オゾン注入口12とが連通されている。そして前
記オゾンは焼成ケース3内でパン材料が混練され
る工程中徐々に該パン材料中に吹き込まれるよう
に形成されている。 尚、前記実施例では、オゾン注入口12は攪拌
羽根4の回転軸4aの中心を貫通して形成した
が、焼成ケース3の側壁に直接形成してもよい。 このオゾンの供給タイミングや時間等は製パン
器を駆動する電気的制御回路中に組み込んで自動
的に行われるものであつて、焼き上げられるパン
の種類に応じて自由に調整出来るようにしておく
ことが好ましい。 尚、下記の表は考案者が実験した結果を示すも
ので、表中〜欄はオゾンを注入した場合を示
し、欄はオゾンを注入しない場合を示すもので
ある。尚、オゾンはパン加工工程中の1stミキシ
ング並びに2stミキシング中に供給した。
【表】 上記表中の「高さ」とは、焼き上がりパンの高
さを示すものである。この実験から容易に理解出
来るように、オゾンを供給した場合には、供給し
ない場合の欄より焼き上がり高さが高くなり、
それだけふつくらと焼き上がつていることを示す
ものであり、また〜欄のように加工時間も短
縮することが出来るものである。 尚、本考案は図示した製パン器のみに特定され
るものでなく、本体ケースに焼成ケースを持ち、
この焼成ケース内に投入したパン材料を焼成ケー
ス内で混練し、発酵させ、そして焼き上がるよう
にした製パン器の全てについて本考案が適応され
ることは勿論である。〈考案の効果〉 本考案は以上詳述したごとく、パン焼成ケース
内にパン材料を投入して混練、発酵、焼成を行う
製パン器に於いて、パン加工工程中に適当量のオ
ゾンを製パン器におけるパン焼成ケース内のパン
材料に供給すべく構成したから、パン加工工程中
にパン材料に供給されたオゾンによつてパン材料
の熟成が促進されてパン加工時間を短縮すること
ができ、同時にオゾンの持つ殺菌、漂白効果によ
つて衛生的で綺麗なパンを焼き上げることがで
き、かくて初頭にのべた従来欠点を解決すること
が出来る顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部断面正面
図である。 3……パン焼成ケース、11……オゾン発生
器、12……オゾン注入口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パン焼成ケース内にパン材料を投入して混練、
    発酵、焼成を行う製パン器に於いて、パン加工工
    程中に適当量のオゾンを製パン器におけるパン焼
    成ケース内のパン材料に供給すべく構成して成る
    製パン器。
JP1545389U 1989-02-13 1989-02-13 Expired JPH0346688Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1545389U JPH0346688Y2 (ja) 1989-02-13 1989-02-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1545389U JPH0346688Y2 (ja) 1989-02-13 1989-02-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02106147U JPH02106147U (ja) 1990-08-23
JPH0346688Y2 true JPH0346688Y2 (ja) 1991-10-02

Family

ID=31227520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1545389U Expired JPH0346688Y2 (ja) 1989-02-13 1989-02-13

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0346688Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2867658B1 (fr) * 2004-03-19 2008-06-27 Green Technologies Sarl Utilisation de l'ozone pour l'amelioration du petrissage

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02106147U (ja) 1990-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3998062B2 (ja) 自動製パン器およびそれを利用したパンの製造方法
JPH0346688Y2 (ja)
CN113229300A (zh) 一种自动和面装置
JP2800215B2 (ja) 自動製パン機
JP4222959B2 (ja) 自動製パン器
JPH0417642B2 (ja)
JP2014184093A (ja) 製パン機
JPH0219115A (ja) 自動製パン機
JPH0445667Y2 (ja)
JPH0213419A (ja) 自動製パン機
JPH01164331A (ja) 自動製パン機
JPH0525551Y2 (ja)
JPS63248334A (ja) パンの製造法
JPH0713617Y2 (ja) 自動製パン機
JPH0214727Y2 (ja)
JPH0614711Y2 (ja) 自動製パン機
JPH02109520A (ja) パン製造機
JPH01111541U (ja)
JPS63245633A (ja) 混ねつ方法
JPS63313539A (ja) パンの製造方法
JPS63309212A (ja) 自動製パン機
JP2010137000A (ja) 自動製パン器
JPH01110320A (ja) 自動製パン機
JPS63226315A (ja) パン焼き器
JPH0439300B2 (ja)