JPH0346460Y2 - - Google Patents

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JPH0346460Y2
JPH0346460Y2 JP1983052665U JP5266583U JPH0346460Y2 JP H0346460 Y2 JPH0346460 Y2 JP H0346460Y2 JP 1983052665 U JP1983052665 U JP 1983052665U JP 5266583 U JP5266583 U JP 5266583U JP H0346460 Y2 JPH0346460 Y2 JP H0346460Y2
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secondary coil
coil
case
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circuit board
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JP1983052665U
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JPS59158275U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、電磁的に結合自在に設けられた充
電用トランスの1次コイルおよび2次コイルを備
えた蓄電池の充電用の電磁結合型充電装置に関
し、効率よく蓄電池を充電できるようにすること
を目的とする。
一般に、電磁的に結合自在に設けられた充電用
トランスの1次コイルおよび2次コイルを備えた
蓄電池の充電用の電磁結合型充電装置は、たとえ
ば第1図に示すように構成されている。同図にお
いて、1は高周波交流電源、2は円筒形フエライ
トコア等に巻回され両端が電源1に接続され電源
1とともに1次側構成部3を構成する充電用トラ
ンス4の1次コイル、5は1次コイル2に電磁的
に結合自在に設けられたトランス4の2次コイ
ル、6はアノードが2次コイル5の一端に接続さ
れ2次コイル5からの交流を整流して直流を出力
する整流用ダイオード、7は両端がダイオード6
のカソードおよび2次コイル5の他端に接続され
たリツプル除去用コンデンサ、8はコンデンサ7
に並列に設けられダイオード6からの直流により
充電される蓄電池、9は蓄電池8に並列に設けら
れた負荷であり、蓄電池7からの直流電力により
駆動され、ダイオード6、コンデンサ7および負
荷9により回路部10が構成されるとともに、2
次コイル5、蓄電池8および回路部10により2
次側構成部11が構成されている。
そして、従来、第2図に示すように、ステンレ
ス(SUS−316L)等からなる偏平な金属ケース
12内に、周縁部がケース12の内周に沿つた形
状の回路基板13が配設されるとともに、回路基
板13上に、外周がケース12の内周に沿つた形
状の中空ボビン14が載置され、ボビン14に2
次コイル5が巻回されて形成され、ボビン14の
中空部分に蓄電池8が配設されるとともに、回路
部10が回路基板13に取り付けられてボビン1
4の残りの中空部分に配設され、回路基板13上
の配線パターンにより2次コイル5、蓄電池8お
よび回路部10が結線され、2次側構成部11が
ケース12内に収納されている。
また、第3図に示すように、エツチングにより
ポリイミド基板15上に積層された薄箔材である
銅箔16を渦巻状にして形成された平面コイル1
7により2次コイル5が構成され、第4図に示す
ように、ステンレス(SUS−316L)等からなる
円筒状の金属ケース18内の下端部に平面コイル
17が配設されるとともに、平面コイル17上に
蓄電池8が載置され、ケース18内の上端部に配
設された回路基板19に回路部10が取り付けら
れて蓄電池8の上側に配設され、回路基板19上
の配線パターンにより平面コイル17すなわち2
次コイル5蓄電池8および回路部10が結線さ
れ、2次側構成部11がケース18内に収納され
ている。なお、20は2次側構成部11を包被し
たテフロン、パイレーン等の保護シートである。
このとき、たとえば第2図に示す電磁結合型充
電装置の場合、ケース12の上側面および下側面
から2次コイル5の上端面および下端面までの両
距離が異なるため、蓄電池8を充電する際に、1
次コイル2をケース12の下側に近接して配設し
たとき、1次コイル2をケース12の上側に近接
して配設したときよりも1次コイル2の端面と2
次コイル5との間の距離が大きくなり、2次コイ
ル5に誘起する電圧が1次コイル2をケース12
の上側に配設したときよりも小さくなる。
さらに、第4図に示す電磁結合型充電装置の場
合、1次コイル2をケース18の上側に近接して
配設したとき、1次コイル2をケース12の下側
に近接して配設したときよりも1次コイル2の端
面と2次コイル5すなわち平面コイル17との間
の距離が大きくなり、平面コイル17に誘起する
電圧が1次コイル2をケース18の下側に配設し
たときよりも小さくなるため、ケース12,18
の配設のしかたによつては効率よく蓄電池8を充
電することができなくなり、2次側構成部11が
収納された両ケース12,18を配設する際、2
次コイル5の位置を考慮して配設しなければなら
ず、非常に煩わしく手間がかかるとともに、前記
両電磁結合型充電装置を人工中耳に適用した場合
には、両ケース12,18ごと生体内に植込まな
ければならず、植込み位置に制約があるため、ケ
ース12,18内の2次コイル5の位置を考慮し
てケース12,18を最適状態に植込むことがで
きないという不都合を生じる。
この考案は、前記の点に留意してなされたもの
であり、交流電源に接続された充電用トランスの
1次コイルと、前記第1次コイルに電磁的に結合
自在に設けられた前記トランスの2次コイルと、
正、負端子が整流部を介して前記2次コイルに接
続された蓄電池と、回路部と、回路基板とを備
え、前記2次コイル、蓄電池、回路部および回路
基板をケース内に収納した電磁結合型充電装置に
おいて、、前記ケースの上側面および下側面から
前記2次コイルの上端面および下端面までの両距
離を等しくした電磁結合型充電装置を提供するも
のである。
したがつて、この考案の電磁結合型充電装置に
よると、ケースの上側面および下側面から前記ケ
ース内の2次コイルの上端面および下端面までの
両距離を等しくしたことにより、1次コイルをケ
ースの上側、下側のいずれに近接して配設して
も、前記2次コイルに誘起する起電力が等しくな
り、効率よく蓄電池を充電することができる。
つぎに、この考案を、その実施例を示した第5
図以下の図面とともに詳細に説明する。
まず、1実施例を示した第5図について説明す
る。
同図において、第1図および第2図と同一記号
は同一のものもしくは対応するものを示し、第1
図および第2図と異なる点は、金属ケース12内
に、外周がケース12の内周に沿つた形状でケー
ス12の内側の高さとほぼ同一高さの中空ボビン
21を配設するとともに、ボビン21の中空部分
の下端部に、周縁部がボビン21の内周に沿つた
形状の回路基板22を配設し、ボビン21に2次
コイル5を巻回して形成するとともに、回路基板
22の左半部上に電池8を載置し、回路基板22
の右半部上に回路部10を載置して取り付け、回
路基板22上の配線パターンにより2次コイル
5、蓄電池8および回路部10を結線して2次側
構成部11をケース12内に収納した点である。
したがつて、前記実施例によると、回路基板2
2、蓄電池8および回路部10をボビン21の中
空部分に配設したため、ケース12の上側面およ
び下側面からケース12内の2次コイル5の上端
面および下端面までの両距離を等しくすることが
でき、1次コイル2をケース12の上側、下側の
いずれに近接して配設しても、2次コイル5に誘
起する起電力が等しくなり、効率よく蓄電池8を
充電することができる。
つぎに、他の実施例を示した第6図および第7
図について説明する。
それらの図面において、第3図および第4図と
同一記号は同一のものもしくは対応するものを示
し、第3図および第4図と異なる点は、2個の前
記平面コイル17を電気的に直列接続して2次コ
イル5を構成し、両平面コイル17を金属ケース
18内の上端部および下端部に配設し、下方の平
面コイル17上に蓄電池8を載置するとともに、
上方の平面コイル17の下側に、回路部10が取
り付けられて結線された回路基板23を配設し、
両平面コイル17、ダイオード6、コンデンサ
7、蓄電池8および負荷9からなる2次側構成部
24をケース18内に収納した点である。なお、
25は2次側構成部24を包被したテフロン、パ
イレーン等の保護シートである。
したがつて、前記実施例によると、2次コイル
5を構成する2個の平面コイル17をケース18
内の上端部および下端部に配設したことにより、
ケース18の上側面から2次コイル5の上端面す
なわち上方の平面コイル17までの距離と、ケー
ス18の下側面から2次コイル5の下端面すなわ
ち下方の平面コイル17までの距離とを等しくす
ることができ、効率よく蓄電池8を充電すること
ができる。
さらに、2次コイル5を両平面コイル17から
構成したことにより、小型化を図ることができ
る。
つぎに、さらに他の実施例を示した第8図およ
び第9図について説明する。
それらの図面において、第6図および第7図と
同一記号は同一のものもしくは対応するものを示
し、第6図および第7図と異なる点は、エツチン
グによりポリイミド基板26上に積層された薄箔
材である銅箔27を渦巻状にしてポリイミド基板
26の上端部および下端部に平面コイル28を形
成するとともに、エツチングによりポリイミド基
板26の中央部に形成された銅箔からなる配線パ
ターン29により両平面コイル28を電気的に直
列接続して2次コイル5を構成し、ポリイミド基
板26の上端部および下端部を第8図中の1点鎖
線の位置で折曲し、両平面コイル28を内側にし
て折曲したポリイミド基板26を金属ケース18
内に収納するとともに、下方の平面コイル28の
銅箔27上に絶縁保護コーテイング層30を介し
て蓄電池8を載置し、上方の平面コイル28の銅
箔27の下側に、回路部10が取り付けられた回
路基板31を配設し、回路基板31上の配線パタ
ーンにより両平面コイル28、蓄電池8および回
路部10を結線し、両平面コイル28、蓄電池8
および回路部10からなる2次側構成部32をケ
ース18内に収納した点である。なお、33は2
次側構成部32を包被したテフロン、パイレーン
等の保護シートである。
したがつて、前記実施例によると、2次コイル
5を両平面コイル28により構成したことによ
り、小型化を図ることができ、両平面コイル28
をポリイミド基板26に形成された配線パターン
29により電気的に接続したことにより、リード
線で両平面コイル28を接続する場合に比べ、断
線等の発生が防止されるため、結線の信頼性を向
上することができる。
また、ケース18の上側面から2次コイル5の
上端面すなわち上方の平面コイル28までの距離
と、ケース18の下側面から2次コイル5の下端
面すなわち下方の平面コイル28までの距離とを
等しくすることができ、効率よく蓄電池8を充電
することができる。
なお、第10図に示すように、前記の第9図の
場合と逆に両平面コイル28を外側にしてポリイ
ミド基板26を折曲し、折曲されたポリイミド基
板26の上端部の内側に回路部10の配線パター
ン34を形成し、当該配線パターン34に回路部
10を取り付けて両平面コイル28、蓄電池8お
よび回路部10を結線するようにしても、この考
案を同様に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は従来の電磁結合型充電装
置を示し、第1図は結線図、第2図aは一例の正
面図、同図bは同図aの平面図、第3図aは平面
コイルの一部の正面図、同図bは同図aの平面
図、第4図は他の例の正面図、第5図以下の図面
はこの考案の電磁結合型充電装置の実施例を示
し、第5図は1実施例の正面図、第6図および第
7図は他の実施例を示し、第6図は結線図、第7
図は正面図、第8図および第9図はさらに他の実
施例を示し、第8図は一部の展開図、第9図は正
面図、第10図はさらに他の実施例の正面図であ
る。 1……交流電源、4……充電用トランス、2,
5……1次コイル、2次コイル、6……ダイオー
ド、8……蓄電池、12,18……ケース、21
……ボビン、17,28……平面コイル、26…
…ポリイミド基板、27……銅箔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 交流電源に接続された充電用トランスの1次
    コイルと、前記1次コイルに電磁的に結合自在
    に設けられた前記トランスの2次コイルと、
    正、負端子が整流部を介して前記2次コイルに
    接続された蓄電池と、回路部と、回路基板とを
    備え、前記2次コイル、蓄電池、回路部および
    回路基板をケース内に収納した電磁結合型充電
    装置において、前記ケースの上側面および下側
    面から前記2次コイルの上端面および下端面ま
    での両距離を等しくした電磁結合型充電装置。 充電用トランスの2次コイルを中空ボビンに
    巻回して形成し、蓄電池を前記ボビン内に配設
    した実用新案登録請求の範囲第1項に記載の電
    磁結合型充電装置。 充電用トランスの2次コイルを、基板上に簿
    箔材により形成され電気的に直列接続された2
    個の平面コイルから構成し、前記両平面コイル
    をケース内の上端部および下端部に配設した実
    用新案登録請求の範囲第1項に記載の電磁結合
    型充電装置。
JP1983052665U 1983-04-11 1983-04-11 電磁結合型充電装置 Granted JPS59158275U (ja)

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JPS59158275U JPS59158275U (ja) 1984-10-24
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