JPH0345795Y2 - - Google Patents

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JPH0345795Y2
JPH0345795Y2 JP15896485U JP15896485U JPH0345795Y2 JP H0345795 Y2 JPH0345795 Y2 JP H0345795Y2 JP 15896485 U JP15896485 U JP 15896485U JP 15896485 U JP15896485 U JP 15896485U JP H0345795 Y2 JPH0345795 Y2 JP H0345795Y2
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screw
lamp
boss
resin part
hole
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JP15896485U
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  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、被固定部品を固定される樹脂部品
のボス構造に関する。
(従来の技術) 樹脂部品に被固定部品をねじ止め固定する場
合、樹脂部品には、ねじを螺合させるボスが形成
される。第5図において、符号50は、合成樹脂
からなる自動車のリヤフロアコンソールを示して
いる。リヤフロアコンソール50は、図示されな
いフロアパネルに固定されるロアボツクス51
と、このロアボツクスに嵌合されるアツパボツク
ス52と、アツパボツクスに設けられたリツド5
3とからなつている。ロアボツクス51の傾斜し
ている後側壁54には、後席用足元ランプ55が
装着されている。後側壁54には、第6図に示す
ように、ランプ55のランプカバー55aが嵌合
し突出させられる窓孔54aが形成されている。
後側壁54の内面には、被固定部品としてのラン
プ55を固定するねじ56を螺合させるためのボ
ス57が一体形成されている。ボス57の孔57
aは、矢印aで示す型抜き方向と同方向に形成さ
れている。ランプ55には、第7図に示すよう
に、取付部55b,55bが形成されている。各
取付部55bには、ねじ58,58によつて板金
部材59,59が固定されている。板金部材の両
端部は、各ボス57,57の端部と平行になるよ
うにそれぞれの向きに折り曲げられると共にねじ
56が係合する孔を形成されている。そして、ラ
ンプ55は、そのランプカバー55aを窓孔54
aに嵌合させたのち、板金部材59,59をボス
57,57…にねじ止めされることにより固定さ
れる。
(考案が解決しようとする問題点) 第6図に示すように、傾斜している後側壁54
にランプ55を取り付ける場合、ボス57の孔5
7aは、型抜き方向aと平行に形成せざるを得な
いため、矢印bで示す取付方向と樹脂部品の型抜
き方向aとが交叉してしまう。そのために、ラン
プ55とボス57との間には、両者の傾きを補う
ための板金部材59が必要となる。すなわち、部
品点数が多くなると共にそのための工数も必要と
し、しかも取付けのためのスペースも広く要求さ
れるという問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、部品点数を少なくし且つ取付スペー
スが狭くてもこれを取り付け得る樹脂部品のボス
構造の提供を目的としていて、型抜きされる樹脂
部品の型抜き方向を深さとし、螺合されるねじの
螺進中心線を含み、かつ上記型抜き方向と直交す
る面に沿う長孔を開口部とする溝状のねじ孔を形
成されたボスの構造にある。
(作用) 被固定部品とボスとを互いに固定するねじは、
型抜きされる樹脂部品の型抜き方向を深さとし、
螺合されるねじの螺進中心線を含み、かつ上記型
抜き方向と直交する面に沿う長孔を開口部とする
溝状のねじ孔に螺合させられる。このとき、ねじ
は、上記型抜き方向と交叉する向きに溝状のねじ
孔を螺進させられる。
(実施例) 以下、図示の一実施例に基づいて本考案を詳細
に説明する。
第2図において、符号1は、樹脂部品としての
リヤフロアコンソールのロアボツクスを示してい
る。ロアボツクス1の傾斜している後側壁2に
は、固定部品としてのランプ3のランプカバー4
を嵌合し突出させる窓孔5(第1図参照)が形成
されている。この窓孔の対向する両側縁には、ボ
ス6,6がそれぞれ一体成形により形成されてい
る。
ボス6には、ねじ孔7が形成されている。ねじ
孔7は、第4図にも示すように、ロアボツクス1
を型から抜くときの型抜き方向aに深さを有し、
後述するねじ8の螺進中心線b(ランプ3の取付
方向と平行である)を含み、かつ型抜き方向a
(第2図参照、第3図においては紙面に垂直な方
向)と直交する面cに沿う長孔を開口部9とする
溝状の孔である。すなわち、ねじ孔7は、第2図
において上下方向に偏平な断面形状を有し、水平
方向に延びている。このねじ孔7の幅wの寸法
は、ねじ8の外径の寸法よりも僅かに小さくなる
ように設定されている。
ランプ3は、第1図及び第2図に示すように、
取付部3a,3aに挿通したねじ8,8をボス
6,6のねじ孔7,7に螺合させることでロアボ
ツクス1に固定される。このとき、ねじ8は、ラ
ンプ3の取付け方向bと同方向に螺進するのであ
るが、ねじ孔7に対しては、その深さ方向(型抜
き方向a)と交叉する向きに螺進させられる。ね
じ8は、溝状のねじ孔7内において上下方向の位
置が不安定となりそうであるが、この位置は、ラ
ンプ3と窓孔5との嵌合により所定の位置に保持
される。
(考案の効果) 以上のように、本考案の樹脂部品のボス構造に
よれば、被固定部品の取付け方向と樹脂部品の型
抜き方向が交叉していても、取付角度を補正する
板金部材を用いることなく部品の取付けが可能と
なる。従つて、部品点数が減少しこれに伴う作業
も少なくなるので、コストを下げることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、
第2図は樹脂部品としてのリヤフロアコンソール
に被固定部品としてのランプを取り付けた状態を
示す縦断面図、第3図は第2図中の−線に沿
う断面図、第4図は溝状のねじ孔を示す縦断面
図、第5図は樹脂製のリヤフロアコンソールを示
す斜視図、第6図は従来の樹脂部品のボス構造の
一例を示す縦断面図、第7図は同上の分解斜視図
である。 1……樹脂部品としてのリヤフロアコンソー
ル、3……ランプ、6……ボス、7……溝状のね
じ孔、8……ねじ、9……長孔、a……型抜き方
向、c……ねじの螺進中心線bを含む上記型抜き
方向と直交する面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被固定部品を固定するねじを螺合される樹脂部
    品に形成されたボスの構造であつて、型抜きされ
    る樹脂部品の型抜き方向を深さとし、螺合される
    ねじの螺進中心線を含み、かつ上記型抜き方向と
    直交する面に沿う長孔を開口部とする溝状のねじ
    孔を形成された樹脂部品のボス構造。
JP15896485U 1985-10-17 1985-10-17 Expired JPH0345795Y2 (ja)

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JP15896485U JPH0345795Y2 (ja) 1985-10-17 1985-10-17

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JP15896485U JPH0345795Y2 (ja) 1985-10-17 1985-10-17

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Publication Number Publication Date
JPS6267730U JPS6267730U (ja) 1987-04-27
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JP15896485U Expired JPH0345795Y2 (ja) 1985-10-17 1985-10-17

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JP2016125604A (ja) * 2015-01-05 2016-07-11 多摩川精機株式会社 傾斜面ネジ固定構造、ネジ固定用溝付き固定対象物、傾斜面ネジ固定方法および傾斜面ネジ固定構造具備物

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Publication number Publication date
JPS6267730U (ja) 1987-04-27

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