JPH0345249Y2 - - Google Patents

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JPH0345249Y2
JPH0345249Y2 JP1983040760U JP4076083U JPH0345249Y2 JP H0345249 Y2 JPH0345249 Y2 JP H0345249Y2 JP 1983040760 U JP1983040760 U JP 1983040760U JP 4076083 U JP4076083 U JP 4076083U JP H0345249 Y2 JPH0345249 Y2 JP H0345249Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
photoreceptor
charging means
charging
charges
sensitive
Prior art date
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JP1983040760U
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JPS59147153U (ja
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、PPC複写機、詳しくはその帯電装
置に関するものである。
従来技術 従来、正負いずれか一方の電荷にのみ感度をも
つ感光体を使用する複写システムにおいて、正負
両方の帯電を行う装置はあつた。しかし、本考案
に示したような配慮はなされていないので、その
結果、感光体に感度が無い電荷が重畳していつ
た。
だが、セレン系ドラム等においては、その値は
せいぜい数百ボルト程度であり、さほど問題には
なつていなかつた。
しかしながら、有機感光体のあるもの(たとえ
ば、リコーR−OPC)においては、電荷の重畳
が千数百ボルトにまで達するものがあることがわ
かつた。その場合、これを放置しておくと感光体
疲労がひどくなる上に感光体寿命も縮められてし
まう。
感度の無い電荷は光が感光体に当つてもおちな
いので、コピー動作の直後にメンテナンス等のた
め感光体に触れたりすると感電の危険もある。
また、二成分現像においては、感光体にキヤリ
ヤが付着するなどの弊害もある。
目 的 上記の現象に鑑み、本考案は、正負いずれか一
方の電荷にのみ感度を持つ感光体を使用する電子
写真装置において、感光体が感度を持たない電荷
を付与する第1帯電手段と、残留トナーを除去す
るトナー除去部と、この電子写真装置の複写終了
時、第1帯電手段によつて感光体上に帯電された
領域よりも感光体移動方向においてわずかに広い
範囲で、感光体が感度を持つ電荷を付与する第2
帯電手段と、この電子写真装置の複写終了時、第
2帯電手段によつて感光体上に帯電された領域よ
りも感光体移動方向においてわずかに広い範囲
で、光照射により電荷を消散させるイレース手
段、とを有し、感光体表面の移動方向に沿つて、
上記第1帯電手段、上記トナー除去部、上記第2
帯電手段、上記イレース手段の順序に配置され、
上記第1帯電手段、上記第2帯電手段、上記イレ
ース手段の各装置の感光体に対する巾は、 第1帯電手段<第2帯電手段≦イレース手段と
し、上記第2帯電手段は作像時に使用する帯電手
段と兼用させることにより、一方の電荷が感光体
上に重畳していくことを防止する装置を提供する
ことを目的とする。
構 成 本考案は、上述のとおりの構成よりなり、今そ
の一実施例を図面に沿つて説明すると次のとおり
である。
第1図は、本考案装置の原理図を示す平面図で
あつて、図中、1は、正負いずれか一方の電荷に
のみ感度をもち、他方の電荷がのつた場合、光を
照射しても電位がおちない感光体である。前記感
光体は矢印方向に移動している。
2は、感光体1に対し感度がない電荷を帯電さ
せる装置であつて、感光体表面に近接し、かつそ
の移動方向に対し直角に設置し、その長さは前記
感光体表面の巾よりも若干短かく設定されてい
る。前記装置のチヤージ・ワイヤは高電圧の一方
の極と結ばれている。
3は、感光体1に対し感度がある電荷を帯電さ
せる装置で、上述、帯電装置2よりも移動表面下
流側で、これに平行して設けられ、その表面巾方
向の長さは、前記帯電装置2の長さよりも若干長
いものとする。同装置のチヤージ・ワイヤは装置
2の場合と逆極性の高圧極と接続される。
4は、ランプ列で、表面の移動方向に直角に、
その巾全体にわたつて均等に複数個設置する。前
記ランプ列4は感光体移動方向最下流側に設けて
ある。
上記装置において、システム作動時には帯電装
置2で感光体1表面にのつた電荷は、感光体1表
面が矢印方向に移動する途中に帯電装置3の帯電
プロセスで打消される。帯電装置2の感光体巾方
向の長さは装置3のそれよりも短かく、装置3の
長さでカバーされるから、装置2により電荷はあ
ますところなく打消される。
装置3で感光体1表面にのつた電荷は、感光体
が感度をもつている電荷なので、電荷がのつてい
る感光体表面がランプ4列の下を移動してゆくと
きにランプ4によつて打消される。そして、ラン
プ4は感光体巾全体をカバーしているので電荷は
すべて消散する。
第2図は、上記装置の作動終了時のタイミング
チヤートで、時間tを横軸にとり、縦軸はそれぞ
れ上位ON、下位をOFFとし、左側の各数字は上
述システムにおける装置2,3および4を示すも
のとする。同図において明らかなように、ランプ
4列の作動終了以前に装置3はOFFとなり、装
置2は装置3よりもより早く作動を止めるように
なつている。
したがつて、第1図示のシステムは、第2図示
のタイミングチヤートに従つて各プロセスが終了
してゆけば、同システム動作時、装置2でのつた
電荷は感光体表面の移動に伴なつて装置3の帯電
プロセスで打消され、また、装置3でのつた電荷
はランプ4列によつて消散するから、動作終了後
も動作中も電荷が感光体にたまつてゆくというこ
とはない。
第3図は、本考案装置を適用した複写機のプロ
セス部分の概略側面図である。図中、1は、有機
感光体で負の電荷にのみ感度をもつ。前記感光体
はエンドレスベルト状になつていて各ローラに張
架し、図で反時計方向に回動するように設けら
れ、その外周側面にクリーニング性向上のための
帯電2、トナー除去部7、帯電3、露光、イレー
ス手段4、現像6、及び、転写・分離手段5のプ
ロセスを施す各装置が設定されている。この複写
機では、トナー回収の必要から、クリーニング前
に感光体に正電荷をさせ、クリーニング後に現像
装置6に戻す。そこで、本考案を適用することが
有効である。なお、5は複写紙に対する転写、分
離のための帯電装置を示す。
正の帯電装置2の帯電巾は、その下流側のチヤ
ージヤ3の負帯電巾よりも小さくしてあること第
1図示の場合と同様である。また、この装置で
は、第1図のランプ列の機能をイレース部で行う
ようにしているが、その巾は負帯電巾よりも広く
してある。
このようにして、前記装置では感光体1に対す
る正電荷の重量を防いでいる。
第1図の原理図において、装置3,4のチヤー
ジヤやランプは、各プロセスのチヤージヤと上記
複写機のように兼用させてもよい。
効 果 以上のとおりであるから、本考案装置によれ
ば、感光体に感度のない電荷が重畳して、高電位
になることを防ぐことができる。
また、キヤリヤ付着による画像劣化を防止す
る。即ち、トナー除去部の前に第1帯電手段を設
けることでクリーニング性を向上させることが出
来るとともに、電子写真装置は動作を終了させて
も、感光体上には各手段における電荷が残ること
はない。
感光体上に電荷が重畳してしまうと、メンテナ
ンス等で感光体に触れたとき感電することや、ま
た、電荷が残つていると、二成分現像のとき、キ
ヤリヤが付着してしまい、先のような不具合を生
じたり、もしくは、残留電荷が転写装置や帯電装
置に入り込んでしまい、故障の原因となるが、本
考案によれば、このような故障を防止することが
できる。
また、作像に用いる帯電手段と、感光体が感度
を持たない電荷を打ち消す為の第2帯電手段を兼
用しているため、除電用の帯電手段を別に設ける
必要がなく、省スペース化及びコストダウンが図
れる。
本考案装置は、実施例に説明したPPC複写機
のみならず、フアクシミリとかレーザビーム・プ
リンタ等などの分野における利用範囲も広い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案装置の平面原理図、第2図
は、同装置における動作終了時のタイミングチヤ
ート、第3図は、本考案装置が施された複写機の
概略側面図である。 1……感光体、2および3……相互に逆極性の
帯電装置、4……ランプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 正負いずれか一方の電荷にのみ感度を持つ感光
    体を使用する電子写真装置において、 感光体が感度を持たない電荷を付与する第1帯
    電手段と、 残留トナーを除去するトナー除去部と、 この電子写真装置の複写終了時、第1帯電手段
    によつて感光体上に帯電された領域よりも感光体
    移動方向においてわずかに広い範囲で、感光体が
    感度を持つ電荷を付与する第2帯電手段と、 この電子写真装置の複写終了時、第2帯電手段
    によつて感光体上に帯電された領域よりも感光体
    移動方向においてわずかに広い範囲で、光照射に
    より電荷を消散させるイレース手段、 とを有し、感光体表面の移動方向に沿つて、上記
    第1帯電手段、上記トナー除去部、上記第2帯電
    手段、上記イレース手段の順序に配置され、 上記第1帯電手段、上記第2帯電手段、上記イ
    レース手段の各装置の感光体に対する巾は、 第1帯電手段<第2帯電手段≦イレース手段と
    し、上記第2帯電手段は作像時に使用する帯電手
    段と兼用されていることを特徴とする電子写真装
    置。
JP4076083U 1983-03-23 1983-03-23 電子写真装置 Granted JPS59147153U (ja)

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JP4076083U JPS59147153U (ja) 1983-03-23 1983-03-23 電子写真装置

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JP4076083U JPS59147153U (ja) 1983-03-23 1983-03-23 電子写真装置

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JPS59147153U JPS59147153U (ja) 1984-10-01
JPH0345249Y2 true JPH0345249Y2 (ja) 1991-09-25

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ID=30171373

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS548452B2 (ja) * 1974-07-03 1979-04-16

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6144213Y2 (ja) * 1977-06-20 1986-12-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS548452B2 (ja) * 1974-07-03 1979-04-16

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JPS59147153U (ja) 1984-10-01

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