JPH0344692Y2 - - Google Patents

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JPH0344692Y2
JPH0344692Y2 JP1984064756U JP6475684U JPH0344692Y2 JP H0344692 Y2 JPH0344692 Y2 JP H0344692Y2 JP 1984064756 U JP1984064756 U JP 1984064756U JP 6475684 U JP6475684 U JP 6475684U JP H0344692 Y2 JPH0344692 Y2 JP H0344692Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、主として複数本の電線等の線条物を
結束するための結束機用結束具に関するものであ
る。
〔従来技術〕
複数本の電線を集束するための結束具として、
ナイロンやポリプロピレン等の合成樹脂で一体成
形したバンド部の一端に係合孔を設け、他端にこ
の係合孔に係合する係合頭部や係合突起等の係合
部を設けたものが考えられる。この結束具におい
て、係合部を係合孔に係合させる装着作業性を向
上するためには、係合孔に係合頭部や係合突起等
を挿通する際の抵抗が少なく、かつ係合孔におけ
る挿通方向を確認したり、係合頭部等を指でつま
んで係合孔の位置に合わせる必要がある。しかし
ながら、抵抗なく簡単に挿入できることは、逆に
係合後に、係合部が係合孔から簡単に離脱してし
まう恐れがあることにもなり、この相容れない両
条件の解決や、無作為な挿通を可能にした結束具
が要望される。
一方、結束作業の作業能率をより向上させるた
めに、結束機を用いた結束作業が行なわれてい
る。
この結束機12は略ピストン形をしており、第
7図に示すように結束機12の先端部に案内溝1
4が設けられており、レバー(図示せず)操作に
よつて、この案内溝14に1本の結束具10を挿
入し、この結束具10の上に電線等の被結束物1
3を置いた状態で、結束具10を薄肉部1aで折
り曲げて2枚の厚肉部A,Bの間に被結束物13
を教示させるように構成したものである。
そして、結束操作においては、第8図に示すよ
うにレバー操作によつて押出しレバー15を矢印
D方向に前進させて結束具10を案内溝14の先
端まで前進させる。
押出しレバー15には、折曲げレバー16がピ
ン17を中心として揺動するように設けられてお
り、押出レバー15の前進の途中で、押出しレバ
ー15の先端部が結束具10の厚肉部Aの端部を
押圧して厚肉部Bを持ち上げ、第8図に示すよう
に結束具10をV 字形に折り曲げた状態にす
る。
そして、折曲げレバー16の端部は止めピン1
8によつて動きが止められ、この結果、折曲げレ
バー16は矢印E方向に回動して第9図に示す状
態となり、係合突起が係合孔内に結束される。
しかしながら、第10図に示すように従来の結
束具では厚肉部Bが矢印E方向に逃げて、折曲げ
レバー16から外れてしまい、結束が不可能にな
るトラブルが発生した。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、上述の要望、欠点を解決し、
手作業においては、簡単に、かつ無作為に結束作
業をすることができ、特に、結束機による結束作
業に使用することができる結束具を提供すること
にある。
〔考案の概要〕
上記目的を達成する本考案の結束機用結束具具
は、薄肉部1aの両側に厚肉部A,Bを延長して
形成し、一方の厚肉部Bの端部に係合突起4を、
他方の厚肉部Aの端部に係合孔5を設け、前記薄
肉部1aで折り曲げたときに前記係合突起4の噛
合歯3を前記係合孔内に設けた突片6に係合させ
るようにした合成樹脂で一体的に形成した結束具
において、前記噛合歯3を連続して複数形成し、
前記薄肉部1aで折り曲げたときの前記係合突起
4と厚肉部Bとの接合部近傍の背面を厚肉部Bの
延長方向に削つて凹部7を形成するか、または該
接合部近傍の背面に厚肉部Bの延長方向に間隔を
おいて突条8を設けて前記厚肉部Bが結束機の押
曲げレバーから外れないようにした案内部Cを形
成すると共に、前記突片6を前記係合孔5内の外
端部側に揺動自在に設けたことを特徴とするもの
である。
〔実施例〕
以下、本考案を図に示す実施例により説明す
る。
第1図〜第3図は合成樹脂で一体に成形した本
考案による結束具を示し、1は主体となるバンド
部であり、その中央部にバンド部1を横断して薄
肉部1aを有し、左右に厚肉部1a,A,1b,
Bを配置した一体形状になつている。合成樹脂で
成形されている薄肉部1aは厚肉部1bよりも可
撓性が大であるので、バンド部1はこの中央部に
設けた薄肉部1aにおいて矢印X方向に二折り状
に屈曲可能になつている。
前記バンド部1の一端側には、バンド部1の屈
曲方向に突出した係合突起4が一体に形成されて
おり、また、バンド部1の他端側には係合孔5が
形成されている。
そして、前記係合突起4の外側、即ち、バンド
部1側からみた係合突起4の外側の側面には、係
合突起4の高さ方向の断面視鋸歯状の噛合歯3が
所定長さに渡つて形成されている。この噛合歯3
は前記係合突起4のバンド部1の付け根方向に向
かつて傾斜している。
また、前記係合孔5には係合孔5の外端部側に
突片6が揺動自在に設けられ、係合孔5の内側に
向かつて突出している。この突片6は係合孔5の
一縁に基部6aが植設されたようになつており、
前記係合孔5内では、係合突起4の進入方向で、
しかも前記噛合歯3に接触して揺動しながら係合
するように斜め方向に突出して厚肉部1bと一体
的に成型されている。
そしてこの突片6は合成樹脂からなる片持梁状
であるため、それ自身が撓みを有している。さら
に、この係合孔5の突片6に対向する側には、突
片6の傾斜面と同様に係合孔斜するテーパ面5a
が形成されており、上記係合突起4が挿入しやす
いようになつている。
上記結束具における係合突起4の厚さTbは、
前記テーパ面5aの先端部と係合孔5内に突出す
る突片6の先端部との間隔Taより大きくしてあ
り、係合突起4を係合孔5に挿入すると、突片6
が噛合部3に押されて撓みながら係合突起4を係
合孔5内に受け入れるようになつている。
また、係合突起4の幅Tdは、係合孔5の幅Tc
よりも若干小さく設定されている。
本考案に係る結束具は、例えば特開昭59−
187511号公報に開示された結束機によつて結束に
供されるものであるが、この結束機による結束操
作は第7図〜第9図について前述したとおりであ
り、第10図について述べたように、折曲げレバ
ー16が厚肉部Bの背面を押圧する際に厚肉部B
が外れることがある。このレバーよりの外れは当
然結束不良となるものであり、これを避ける配慮
が必要である。本考案においては、この折曲げレ
バー16の外れを防止する構造が採用され、係合
突起4と厚肉部Bとの接合部近傍に、このレバー
を案内するための案内部Cが設けられている。
第5図および第6図は、バンド部1の係合突起
4が突設されている側の端部の断面形状を示すも
のである。
第5図は案内部Cの実施例を示し、バンド部1
の係合突起4と厚肉部Bとの接合部近傍の背面を
厚肉部Bの延長方向に削つて凹部7が形成され、
この凹部7が結束機の折曲げレバーに接触してバ
ンド部1が押曲げレバーより外れることを防止す
る。
第6図の実施例ではバンド部1の背面にレバー
を収容できる間隔Hで突条8を形成したものであ
り、前記第5図の実施例と同様にバンド部1が結
束のために押曲げられる間このバンド部1が押曲
げレバーより外れないように案内する。
このような結束機により係合突起4の突出され
た側に結束具を折り畳み、複数本の電線Wを折曲
げたバンド部1のフラツトトな面で挟み、その状
態で結束具の一端の係合突起4を他端の係合孔5
に差し込めば良い。
すると、係合突起4は突片6を撓ませながら係
合孔5内に進入し、係合突起4の外側に設けられ
た基部4a側に傾斜する噛合歯3が、係合突起4
の先端側から一つずつ突片6に係合しながら係合
突起4が係合孔5内に係入する。そして、電線W
の束にバンド部1が完全に巻きついて、係合突起
4が係合孔5内にそれ以上進入しなくなつた状態
で、係合突起4は突片6により自動的にロツクさ
れる。
係合突起4と突片6との係合位置は、挟む電線
Wの量により異なり、電線Wの量が多ければ、突
片6は係合突起4の先端側の噛合歯3に係合し、
電線Wの量が少なければ、突片6は係合突起4の
基部側の噛合歯3に係合する。
このように、係合突起4を係合孔5に挿入する
ときは、弾性を有する突片6が係合突起4の噛合
歯3の斜面に押されて撓むため、係合突起4は簡
単に係合孔5に挿入することができる。ところ
が、係合突起4が一旦係合孔5に挿入されてしま
うと、突片6は弾性力により元の状態に復帰しよ
うとして、その先端部が次々に係合突起4の噛合
歯3に噛み合うため、係合突起4と突片6とはど
の位置でも常に係合した状態にロツクされ、離脱
することができなくなる。
また、本考案の結束具では、係合突起4の厚肉
部Bとこの接合部近傍の背面に結束機の押曲げレ
バーを案内する案内部Cが設けられているので、
結束機の押曲げレバーから結束具が外れることが
防止される。
本考案の結束具は、実施例のように複数本の電
線Wの結束に限らず、合成樹脂フイルム袋の開口
部を絞つて結束封止すること等のような他の結束
にも適用可能である。
〔考案の効果〕
上述したように、本考案の結束機用結束具によ
れば、係合突起と厚肉部との接合部近傍背面に、
結束機の押曲げレバーを案内する案内部Cを設
け、結束具が結束機の押曲げレバーから外れない
ようにしてある。
そしてこの案内部Cは、本考案によれば、係合
突起4と厚肉部Bとの接合部背面近傍を削つて凹
部を形成するか、または該接合部背面に間隔をお
いて突条8を設けることによつて形成される。
例えば、電線等の被結束物を連続物に結束する
場合には、結束機の使用によつて手作業による結
束に比較して作業能率を著しく向上させることが
できるばかりでなく、手作業の場合のように個人
差や疲労度による結束強度の変化が全くなく、被
結束物を常に一定かつ可能な限りの強度で結束す
ることができる。
従つて結束作業を確実にすることができると共
に、作業能率を向上させることができる。
また本考案では、突片6が係合孔5内の外端部
側に揺動自在に設けられている。
従つて、被結束物の容積が増大すればする程、
第4図に示した係合孔5内に係合突起4が係止さ
れた状態において、係合突起4が設けられた側の
厚肉部Bには外側に開く力が強く作用し、この結
果、係合突起4により強く突片6と係止するよう
になる。
かかる被結束物の容積増大の場合の結束は、手
作業による結束も勿論可能である。結束機の使用
によつてのみ、連続的かつ定常的作業が可能であ
る。
更に本考案においては、係合突起4に噛合歯3
が連続して複数形成されている。
従つて、被結束物の大小に応じて係合突起4の
係合孔5への挿入程度を調節して係合孔5に設け
られた突片6と係合させることができ、被結束物
の大小にかかわらず、常に一定した結束強度で被
結束物を締め付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による結束具の平面図、第2図
は第1図の−断面図、第3図は同結束具の裏
面図、第4図は上記結束具により複数本の電線を
結束した状態を示す縦断面図、第5図は第3図の
−部の一実施例の断面図、第6図は第3図の
−部の他の実施例の断面図、第7図、第8
図、第9図および第10図は結束機による従来の
結束具の結束状況を示す説明図である。 1……バンド部、1a……薄肉部、A,B……
厚肉部、3……噛合歯、4……係合突起、5……
係合孔、6……突片、7……凹部、8……突条、
C……案内部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 薄肉部1aの両側に厚肉部A,Bを延長して形
    成し、一方の厚肉部Bの端部に係合突起4を、他
    方の厚肉部Aの端部に係合孔5を設け、前記薄肉
    部1aで折り曲げたときに前記係合突起4の噛合
    歯3を前記係合孔内に設けた突片6に係合させる
    ようにした合成樹脂で一体的に形成した結束具に
    おいて、前記噛合歯3を連続して複数形成し、前
    記薄肉部1aで折り曲げたときの前記係合突起4
    と厚肉部Bとの接合部近傍の背面を厚肉部Bの延
    長方向に削つて凹部7を形成するか、または該接
    合部近傍の背面に厚肉部Bの延長方向に間隔をお
    いて突条8を設けて前記厚肉部Bが結束機の押曲
    げレバーから外れないようにした案内部Cを形成
    すると共に、前記突片6を前記係合孔5内の外端
    部側に揺動自在に設けたことを特徴とする結束機
    用結束具。
JP6475684U 1983-12-24 1984-05-04 結束具 Granted JPS60177050U (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6475684U JPS60177050U (ja) 1984-05-04 1984-05-04 結束具
DK389684A DK159334C (da) 1983-12-24 1984-08-14 Bindestrop
AT84109701T ATE31970T1 (de) 1983-12-24 1984-08-15 Klemmstueck.
EP84109701A EP0147523B1 (en) 1983-12-24 1984-08-15 A tying device
DE8484109701T DE3468730D1 (en) 1983-12-24 1984-08-15 A tying device
US06/642,473 US4571787A (en) 1983-12-24 1984-08-20 Tying device
KR2019840008642U KR880002602Y1 (ko) 1983-12-24 1984-09-01 결속구
CA000464160A CA1255077A (en) 1983-12-24 1984-09-27 Tying device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6475684U JPS60177050U (ja) 1984-05-04 1984-05-04 結束具

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Publication Number Publication Date
JPS60177050U JPS60177050U (ja) 1985-11-25
JPH0344692Y2 true JPH0344692Y2 (ja) 1991-09-19

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ID=30596134

Family Applications (1)

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JP6475684U Granted JPS60177050U (ja) 1983-12-24 1984-05-04 結束具

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JPS5147579U (ja) * 1974-10-07 1976-04-08

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JPS5059581U (ja) * 1973-09-27 1975-06-02

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JPS5147579U (ja) * 1974-10-07 1976-04-08

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JPS60177050U (ja) 1985-11-25

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