JPH0343968B2 - - Google Patents
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- JPH0343968B2 JPH0343968B2 JP60140742A JP14074285A JPH0343968B2 JP H0343968 B2 JPH0343968 B2 JP H0343968B2 JP 60140742 A JP60140742 A JP 60140742A JP 14074285 A JP14074285 A JP 14074285A JP H0343968 B2 JPH0343968 B2 JP H0343968B2
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/14467—Joining articles or parts of a single article
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/16—Making multilayered or multicoloured articles
- B29C45/1603—Multi-way nozzles specially adapted therefor
- B29C45/1606—Multi-way nozzles specially adapted therefor using a rotatable valve
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/16—Making multilayered or multicoloured articles
- B29C45/1642—Making multilayered or multicoloured articles having a "sandwich" structure
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10S264/57—Processes of forming layered products
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（発明の技術分野）
本発明は二種類の溶融樹脂材料を型の成形用空
隙内に注入し外及層（以下スキン層と称する）と
中核層（以下コア層と称する。）を形成する所謂
サンドイツチ成形に関し、特に別との樹脂を１つ
のスプルーを通して空隙に注入する樹脂の欠換機
構と切換プロセスに関する。
隙内に注入し外及層（以下スキン層と称する）と
中核層（以下コア層と称する。）を形成する所謂
サンドイツチ成形に関し、特に別との樹脂を１つ
のスプルーを通して空隙に注入する樹脂の欠換機
構と切換プロセスに関する。
（従来技術）
１つの型の成形用空隙に二種類の樹脂を順次注
入して成形品をスキン層とコア層の樹脂で積層
し、コア層の周囲をスキン層で覆うサンドイツチ
射出成形機の必要とされる条件に次のものがあ
る。
入して成形品をスキン層とコア層の樹脂で積層
し、コア層の周囲をスキン層で覆うサンドイツチ
射出成形機の必要とされる条件に次のものがあ
る。
() 成形時に二種類の樹脂材料が成形用空隙内
で混じり合わないこと。
で混じり合わないこと。
() 近年種々の事務用機器OA（オフイス・オー
トメーシヨン）機器の開発により、それ等機器
の箱体や部品に高精密高強度プラスチツクスの
使用が行なわれ、又部品機能の向上のために高
速、高圧射出成形が行なわれており、そのため
樹脂材料の切換のための弁機構に高い内部圧力
が作用する。そのため連続繰返し成形する際、
繰返し応力による分機構の弾、塑性変形を生じ
成形品の精度への影響及び成形機の耐久性への
影響を及ぼすに至る。特にサンドイツチ成形の
場合、例えばスキン層に比較的強度が弱く、表
面仕上げの良好な材料を用い、コア層に強度の
高い（例えば繊維強化された樹脂）材料を用い
る材料組合せの場合、材料の流動性により弁機
構に生じた隙間から材料が漏れると、洩漏材料
により弁機構を痛め、成形品への悪影響の原因
となる。
トメーシヨン）機器の開発により、それ等機器
の箱体や部品に高精密高強度プラスチツクスの
使用が行なわれ、又部品機能の向上のために高
速、高圧射出成形が行なわれており、そのため
樹脂材料の切換のための弁機構に高い内部圧力
が作用する。そのため連続繰返し成形する際、
繰返し応力による分機構の弾、塑性変形を生じ
成形品の精度への影響及び成形機の耐久性への
影響を及ぼすに至る。特にサンドイツチ成形の
場合、例えばスキン層に比較的強度が弱く、表
面仕上げの良好な材料を用い、コア層に強度の
高い（例えば繊維強化された樹脂）材料を用い
る材料組合せの場合、材料の流動性により弁機
構に生じた隙間から材料が漏れると、洩漏材料
により弁機構を痛め、成形品への悪影響の原因
となる。
それ故、高圧射出成形にも耐え得る弁機構が
必要とされ、又、洩漏材料により弁機構を痛め
ない機構が要求される。
必要とされ、又、洩漏材料により弁機構を痛め
ない機構が要求される。
上記の問題点を克服するためのサンドイツチ射
出成形機として特公昭50年第28464号公報が知ら
れている。上記公報に示された射出成形機の特徴
は２つの射出シリンダーからの樹脂材料を１つの
湯口通路を通つて型内の成形用空隙に注入する弁
機構にあり、その特徴とする処は弁本体の定位置
で回転する弁を備え、該弁に第１の射出シリンダ
ーからの樹脂を前記成形用空隙に注入する第１の
孔と、第２の射出シリンダーからの樹脂を同一空
隙内に注入するための第２の孔を設け、該弁を回
転させて第１の孔と第２の孔の通路を開閉する様
にした構成であります。
出成形機として特公昭50年第28464号公報が知ら
れている。上記公報に示された射出成形機の特徴
は２つの射出シリンダーからの樹脂材料を１つの
湯口通路を通つて型内の成形用空隙に注入する弁
機構にあり、その特徴とする処は弁本体の定位置
で回転する弁を備え、該弁に第１の射出シリンダ
ーからの樹脂を前記成形用空隙に注入する第１の
孔と、第２の射出シリンダーからの樹脂を同一空
隙内に注入するための第２の孔を設け、該弁を回
転させて第１の孔と第２の孔の通路を開閉する様
にした構成であります。
上記公告公報の技術に依れば前述したサンドイ
ツチ成形に要求される条件のうち、樹脂材料が混
じり合わないようにする点に関する問題は解決で
きるが、高圧力射出成形による弁機構の変形及び
洩漏樹脂によつて生ずる問題の解決は未だ解決さ
れていない。
ツチ成形に要求される条件のうち、樹脂材料が混
じり合わないようにする点に関する問題は解決で
きるが、高圧力射出成形による弁機構の変形及び
洩漏樹脂によつて生ずる問題の解決は未だ解決さ
れていない。
又、前記公告公報の弁の構成はそれぞれ別々の
樹脂用の孔を個別に設けるため、各射出シリンダ
ーと各孔の入口との位置合せ、及び湯口と各孔の
出口との位置合せを必要とし弁の構造が複雑であ
る、等の問題を有している。
樹脂用の孔を個別に設けるため、各射出シリンダ
ーと各孔の入口との位置合せ、及び湯口と各孔の
出口との位置合せを必要とし弁の構造が複雑であ
る、等の問題を有している。
（発明の目的）
本発明は前述したサンドイツチ射出成形機に要
求される条件を満たす弁機構を備えたサンドイツ
チ射出成形機を提供することを目的とし、特に本
発明は光学機器や事務用機器等の部品で大量生産
が要求される部品に適するサンドイツチ射出成形
機を提供する。
求される条件を満たす弁機構を備えたサンドイツ
チ射出成形機を提供することを目的とし、特に本
発明は光学機器や事務用機器等の部品で大量生産
が要求される部品に適するサンドイツチ射出成形
機を提供する。
更に本発明は前述問題点（）における溶融樹
脂材料が弁機構内に漏れ、洩漏樹脂による弁機構
の損傷を防ぐ機能を持つた弁機構を備えたサンド
イツチ成形機を提供することを目的とする。
脂材料が弁機構内に漏れ、洩漏樹脂による弁機構
の損傷を防ぐ機能を持つた弁機構を備えたサンド
イツチ成形機を提供することを目的とする。
（実施例の説明）
次に第１図乃至第１０図を参照して本発明の実
施例を説明する。第１図は本発明に係る弁機構を
含むサンドイツチ成形機の要部断面図を示す。図
において、符号１は該成形機全体を指し、該成形
機１は第１樹脂材料用の通路２Ａと第２樹脂材料
用の通路２Ｂを有する弁保持体２と、第１及び第
２の射出シリンダーユニツト４，６と、成形用空
隙８Ａを有する型８と、スプルーブツシユ１０等
から成り立つている。
施例を説明する。第１図は本発明に係る弁機構を
含むサンドイツチ成形機の要部断面図を示す。図
において、符号１は該成形機全体を指し、該成形
機１は第１樹脂材料用の通路２Ａと第２樹脂材料
用の通路２Ｂを有する弁保持体２と、第１及び第
２の射出シリンダーユニツト４，６と、成形用空
隙８Ａを有する型８と、スプルーブツシユ１０等
から成り立つている。
弁保持体２には弁１２を嵌合する孔２Ｃが設け
られ、該孔２Ｃは前記通路２Ａ，２Ｂと継つてい
る。
られ、該孔２Ｃは前記通路２Ａ，２Ｂと継つてい
る。
弁保持体２の各通路２Ａ，２Ｂの入口側は前記
射出シリンダー４，６の射出用筒部４Ａ，６Ａの
注入口と継つている。
射出シリンダー４，６の射出用筒部４Ａ，６Ａの
注入口と継つている。
１４はスプルーブツシユ１０を保持するブツシ
ユ保持部材でありスプルーブツシユ１０には型８
の成形用空隙８Ａと弁保持体２のスプルー２Ｄと
を継ぐスプルー１０Ａが設けてある。
ユ保持部材でありスプルーブツシユ１０には型８
の成形用空隙８Ａと弁保持体２のスプルー２Ｄと
を継ぐスプルー１０Ａが設けてある。
弁保持体の前記嵌合孔２Ｃに嵌め込まれる弁１
２は第２図に示す様に円筒形状を成しその軸方向
中央部を略半円状に切り欠いた１つの切欠部１２
Ａを設け、その切欠部１２Ａの切欠端には切刃１
２a1，１２a2を備えている。第１図に示す弁１２
の断面は弁１２の切欠部１２Ａの中央部の断面を
示す。該弁１２は軸線Ｏ、を中心にして不図示の
空圧シリンダ又はモータ等の駆動手段によつて
ｘ・ｙ方向の往復回転運動が与えられる様にす
る。
２は第２図に示す様に円筒形状を成しその軸方向
中央部を略半円状に切り欠いた１つの切欠部１２
Ａを設け、その切欠部１２Ａの切欠端には切刃１
２a1，１２a2を備えている。第１図に示す弁１２
の断面は弁１２の切欠部１２Ａの中央部の断面を
示す。該弁１２は軸線Ｏ、を中心にして不図示の
空圧シリンダ又はモータ等の駆動手段によつて
ｘ・ｙ方向の往復回転運動が与えられる様にす
る。
次に第３図乃至第６図は本実施例の装置に依る
サンドイツチ成形の各工程を示すものであり図に
よつて説明していく。第１図の装置の構成の説明
は状態は未だ、各射出シリンダー４，６から樹脂
材料を注入しないスタート状態を示す。該スター
ト状態では弁１２の切欠部２Ｃは通路２Ａと弁保
持体側のスプルー２Ｄと継り、通路２Ｂは弁１２
の円筒部によつて塞がれている。
サンドイツチ成形の各工程を示すものであり図に
よつて説明していく。第１図の装置の構成の説明
は状態は未だ、各射出シリンダー４，６から樹脂
材料を注入しないスタート状態を示す。該スター
ト状態では弁１２の切欠部２Ｃは通路２Ａと弁保
持体側のスプルー２Ｄと継り、通路２Ｂは弁１２
の円筒部によつて塞がれている。
第１図のスタート位置から第３図に示すように
第１及び第２の射出シリンダーユニツト４，６よ
りそれぞれ弁保持体の各通路２Ａ，２Ｂに溶融樹
脂Ａ，Ｂを注入すると第３図に示すように第１射
出シリンダーからのスキン層を成す樹脂Ａは通路
２Ａ・弁の切欠部１２Ａ・スプルー２Ｄ，１０Ａ
を通つて型の成形用空隙８Ａ内に注入される。コ
ラ層を成す樹脂Ｂは通路２Ｂ内に充填されるが弁
１２によつてスプルー２Ｄへの流入は阻止され
る。スキン層樹脂Ａを所定量型内に注入後、前記
不図示の駆動手段によつて弁１２を図示y1方向に
回動する。弁１２をy1方向に所定角度回動した第
４図はコア層注入状態を示す。第３図のスキン層
注入状態から弁１２をy1方向へ回動すると弁１２
の円筒部によつて通路２Ａを塞ぐと同時に通路２
Ｂと弁の切欠部１２Ａと及びスプルー２Ｄが継が
る。
第１及び第２の射出シリンダーユニツト４，６よ
りそれぞれ弁保持体の各通路２Ａ，２Ｂに溶融樹
脂Ａ，Ｂを注入すると第３図に示すように第１射
出シリンダーからのスキン層を成す樹脂Ａは通路
２Ａ・弁の切欠部１２Ａ・スプルー２Ｄ，１０Ａ
を通つて型の成形用空隙８Ａ内に注入される。コ
ラ層を成す樹脂Ｂは通路２Ｂ内に充填されるが弁
１２によつてスプルー２Ｄへの流入は阻止され
る。スキン層樹脂Ａを所定量型内に注入後、前記
不図示の駆動手段によつて弁１２を図示y1方向に
回動する。弁１２をy1方向に所定角度回動した第
４図はコア層注入状態を示す。第３図のスキン層
注入状態から弁１２をy1方向へ回動すると弁１２
の円筒部によつて通路２Ａを塞ぐと同時に通路２
Ｂと弁の切欠部１２Ａと及びスプルー２Ｄが継が
る。
この弁１２の回動の際に弁の切欠部１２Ａの端
に設けた切刃によつてスキン層樹脂Ａを切断す
る。
に設けた切刃によつてスキン層樹脂Ａを切断す
る。
第４図に示すように弁１２を回動するとコア層
樹脂Ｂは前記接続通路を通つて型の成形用空隙内
に注入する。注入したコア層樹脂Ｂはスキン層樹
脂Ａを型の成形用空隙の内周方向に押し下げなが
ら空隙内を満たすように充填される。コア層樹脂
Ｂが所定量注入し終ると次に第５図に示す再度ス
キン層樹脂Ａを弁の切欠部１２Ａに注入する工程
に移る。弁１２は第５図に示すように第４図の位
置からx1方向に回動し通路２Ａと切欠部１２Ａを
再び開き、通路２Ｂを再び閉じる位置に戻つて停
止する。第５図の状態に戻ると、スキン層樹脂Ａ
は再び切欠部１２Ａを通つてスプルー２Ｄ，１０
Ａに注入されるがこのスキン層樹脂Ａの注入量は
スプルー２Ｄ，１０Ａ内のコア層樹脂Ｂを型内に
押し込むためと、弁の切欠部１２Ａ内をスキン層
樹脂Ａで満たす量に設定する。
樹脂Ｂは前記接続通路を通つて型の成形用空隙内
に注入する。注入したコア層樹脂Ｂはスキン層樹
脂Ａを型の成形用空隙の内周方向に押し下げなが
ら空隙内を満たすように充填される。コア層樹脂
Ｂが所定量注入し終ると次に第５図に示す再度ス
キン層樹脂Ａを弁の切欠部１２Ａに注入する工程
に移る。弁１２は第５図に示すように第４図の位
置からx1方向に回動し通路２Ａと切欠部１２Ａを
再び開き、通路２Ｂを再び閉じる位置に戻つて停
止する。第５図の状態に戻ると、スキン層樹脂Ａ
は再び切欠部１２Ａを通つてスプルー２Ｄ，１０
Ａに注入されるがこのスキン層樹脂Ａの注入量は
スプルー２Ｄ，１０Ａ内のコア層樹脂Ｂを型内に
押し込むためと、弁の切欠部１２Ａ内をスキン層
樹脂Ａで満たす量に設定する。
上記第５図の工程が終ると弁１２を更にx2方向
に回動する。この回動は第６図に示すように弁１
２のx2方向の回動によつて弁の円筒部で弁保持体
のスプルー２Ｄを閉じる位置に来て停止する。こ
の回動の際、弁の切欠部１２Ａの端の切刃１２a2
によつてスプルー２Ｄのスキン層樹脂Ａは切断さ
れる。以上の第１図乃至第６図の工程にてサンド
イツチ成形工程は終了し、以後型の冷却後型８を
開き、成形体１６を抜き出すことにより成形作業
は終了する。
に回動する。この回動は第６図に示すように弁１
２のx2方向の回動によつて弁の円筒部で弁保持体
のスプルー２Ｄを閉じる位置に来て停止する。こ
の回動の際、弁の切欠部１２Ａの端の切刃１２a2
によつてスプルー２Ｄのスキン層樹脂Ａは切断さ
れる。以上の第１図乃至第６図の工程にてサンド
イツチ成形工程は終了し、以後型の冷却後型８を
開き、成形体１６を抜き出すことにより成形作業
は終了する。
型から成形品１６を抜き出した後、再び型を閉
じ、弁１２をy2方向に回動する。弁１２を第３図
の位置に戻すとスキン層樹脂Ａが前述した様に型
の成形用空隙８Ａ内に注入され、以後第４図乃至
第６図の工程の繰り返しによつて再びサンドイツ
チ成形が行なわれる。
じ、弁１２をy2方向に回動する。弁１２を第３図
の位置に戻すとスキン層樹脂Ａが前述した様に型
の成形用空隙８Ａ内に注入され、以後第４図乃至
第６図の工程の繰り返しによつて再びサンドイツ
チ成形が行なわれる。
第７図乃至第９図Ｄは本発明に依る弁機構の改
良案を示す。前述第１図乃至第６図に示す実施例
のサンドイツチ成形機を大量生産製品の部品例え
ばレンズ鏡筒のヘリコイド筒等に使う場合には前
記第１図乃至第６図に述べた工程を連続でかつ高
速運転を行なう。この場合、溶融樹脂材料の一部
は弁１２と弁保持体２との間の隙間に漏れること
がある。
良案を示す。前述第１図乃至第６図に示す実施例
のサンドイツチ成形機を大量生産製品の部品例え
ばレンズ鏡筒のヘリコイド筒等に使う場合には前
記第１図乃至第６図に述べた工程を連続でかつ高
速運転を行なう。この場合、溶融樹脂材料の一部
は弁１２と弁保持体２との間の隙間に漏れること
がある。
この洩漏樹脂は弁１２の外周面と弁保持体２の
嵌合孔２Ｃの内周面を痛め、弁機構自体の精度を
損い、その結果成形品に悪い影響を及ぼしてい
た。
嵌合孔２Ｃの内周面を痛め、弁機構自体の精度を
損い、その結果成形品に悪い影響を及ぼしてい
た。
第７図以下に示す弁１８は上述の洩漏樹脂対策
を考慮した改良を示す。第７図において１８は中
央部１８Ａが円筒形で、該中央円筒部１８Ａの両
端に載頭円筒形のテーパー部１８Ｂ，１８Ｃを有
し、テーパー部の先端子は弁保持体に該弁１８を
保持する円筒保持部１８Ｄ，１８Ｅから成る弁で
ある。１８Ｆは前記円筒部１８Ａの中心に設けた
切欠部である。第８図は第７図示の弁１８を弁保
持体２０に組み込んだ要部断面図を示す。第８図
において２０は弁１８を保持する弁保持体であ
る。２２，２４は弁の円筒保持部１８Ｄ，１８Ｅ
を軸受する軸受を示す。弁保持体２０の構造は前
記第１図の実施例と同様の構造であり２つの通路
２０Ａ，２０Ｂは不図示の第１及び第２の射出シ
リンダーの注入口に継がる。
を考慮した改良を示す。第７図において１８は中
央部１８Ａが円筒形で、該中央円筒部１８Ａの両
端に載頭円筒形のテーパー部１８Ｂ，１８Ｃを有
し、テーパー部の先端子は弁保持体に該弁１８を
保持する円筒保持部１８Ｄ，１８Ｅから成る弁で
ある。１８Ｆは前記円筒部１８Ａの中心に設けた
切欠部である。第８図は第７図示の弁１８を弁保
持体２０に組み込んだ要部断面図を示す。第８図
において２０は弁１８を保持する弁保持体であ
る。２２，２４は弁の円筒保持部１８Ｄ，１８Ｅ
を軸受する軸受を示す。弁保持体２０の構造は前
記第１図の実施例と同様の構造であり２つの通路
２０Ａ，２０Ｂは不図示の第１及び第２の射出シ
リンダーの注入口に継がる。
２６は不図示の型の成形用空隙と継がるスプル
ー２６Ａを備えたスプルーブツシユである。第８
図の弁１８と弁保持体２０の構造において、弁１
８のテーパー部１８Ｂ，１８Ｃ及び円筒保持部１
８Ｄ，１８Ｅと弁保持体の弁を嵌め込む孔２０Ｃ
との間には隙間Ｃを設ける。
ー２６Ａを備えたスプルーブツシユである。第８
図の弁１８と弁保持体２０の構造において、弁１
８のテーパー部１８Ｂ，１８Ｃ及び円筒保持部１
８Ｄ，１８Ｅと弁保持体の弁を嵌め込む孔２０Ｃ
との間には隙間Ｃを設ける。
第７図・第８図に示した実施例の弁機構は前記
隙間Ｃによつて弁からの洩漏樹脂を回収するもの
であり第９図Ａ〜Ｄを参照して説明する。第９図
Ａにおいて、弁１８の切欠部１８Ｆから弁と弁保
持体の間の微小隙間に浸入した樹脂が漸増し洩漏
樹脂Ｐが第９図Ｂのように隙間Ｃに浸入すると弁
１８の回転により弁のテーパー部の上部１８B1
の位置で第９図Ｃに示すように剪断され、剪断さ
れた樹脂の塊りは弁のテーパー部１８Ｂ，１８Ｃ
に沿つて流れ、弁の円筒保持部１８Ｄ，１８Ｅに
形成した不図示の排出溝を経て外部に排出され
る。
隙間Ｃによつて弁からの洩漏樹脂を回収するもの
であり第９図Ａ〜Ｄを参照して説明する。第９図
Ａにおいて、弁１８の切欠部１８Ｆから弁と弁保
持体の間の微小隙間に浸入した樹脂が漸増し洩漏
樹脂Ｐが第９図Ｂのように隙間Ｃに浸入すると弁
１８の回転により弁のテーパー部の上部１８B1
の位置で第９図Ｃに示すように剪断され、剪断さ
れた樹脂の塊りは弁のテーパー部１８Ｂ，１８Ｃ
に沿つて流れ、弁の円筒保持部１８Ｄ，１８Ｅに
形成した不図示の排出溝を経て外部に排出され
る。
前述の実施例に示したように本発明は弁保持体
２の嵌合孔２Ｃに円筒形の中央位置に半円状切欠
部１２Ａを設けた弁１２を往復回動可能に嵌め込
み、該切欠部１２Ａを弁保持体に設けた別個の通
路２Ａ，２Ｂと接続するようにした弁機構を備え
たものである。
２の嵌合孔２Ｃに円筒形の中央位置に半円状切欠
部１２Ａを設けた弁１２を往復回動可能に嵌め込
み、該切欠部１２Ａを弁保持体に設けた別個の通
路２Ａ，２Ｂと接続するようにした弁機構を備え
たものである。
本発明に依ればスキン層樹脂Ａとコア層樹脂Ｂ
は同一の切欠部１２Ａを通る様に構成されている
ため弁１２の構造は簡潔な形状に出来、そのため
堅牢な構造となり、高温度・高圧力の射出成形作
業によつても装置の故障が無く、又、通路２Ａ，
２Ｂとスプルー２Ｄとの接続は単一の切欠部１２
Ａによつて行なうことができるために通路の開閉
にともなう部品精度も従来装置に比し大巾に緩る
めることができる。
は同一の切欠部１２Ａを通る様に構成されている
ため弁１２の構造は簡潔な形状に出来、そのため
堅牢な構造となり、高温度・高圧力の射出成形作
業によつても装置の故障が無く、又、通路２Ａ，
２Ｂとスプルー２Ｄとの接続は単一の切欠部１２
Ａによつて行なうことができるために通路の開閉
にともなう部品精度も従来装置に比し大巾に緩る
めることができる。
（効果）
以上説明したように本発明に依れば二種類の樹
脂材料を単一のスプルーを経て型の成形用空隙内
に注入する弁に単一の切欠部を設け、弁の往復回
転によつて第１の射出シリンダーユニツトと第２
の射出シリンダーユニツトの通路を開閉制御する
ことによりサンドイツチ成形を行なうものであ
り、二種類の樹脂材料の通過孔単一の切欠部とし
たことにより弁の構造を簡潔に出来たので弁及び
弁保持体を堅牢にすることができ、高温・高圧力
のサンドイツチ成形作業によつても弁及び弁保持
体の精度を保つことができる。更に本発明は弁１
８に載頭円錐部１８Ｂ，１８Ｃを設け、弁と弁保
持体との間に洩漏樹脂の除去用空隙Ｃを設けたこ
とにより洩漏樹脂を剪断しつつ排出除去すること
ができ樹脂漏れによる悪影響を解消することがで
きた。
脂材料を単一のスプルーを経て型の成形用空隙内
に注入する弁に単一の切欠部を設け、弁の往復回
転によつて第１の射出シリンダーユニツトと第２
の射出シリンダーユニツトの通路を開閉制御する
ことによりサンドイツチ成形を行なうものであ
り、二種類の樹脂材料の通過孔単一の切欠部とし
たことにより弁の構造を簡潔に出来たので弁及び
弁保持体を堅牢にすることができ、高温・高圧力
のサンドイツチ成形作業によつても弁及び弁保持
体の精度を保つことができる。更に本発明は弁１
８に載頭円錐部１８Ｂ，１８Ｃを設け、弁と弁保
持体との間に洩漏樹脂の除去用空隙Ｃを設けたこ
とにより洩漏樹脂を剪断しつつ排出除去すること
ができ樹脂漏れによる悪影響を解消することがで
きた。
更に本発明は射出温度の異なる二種類の樹脂材
料の温度制御が容易に行なえる利点を有する。前
述した特公昭50年第28464号公報に示された弁機
構においては１つの弁にそれぞれ別個の樹脂用の
孔が２つ設けられておりスキン層用樹脂温度T1
とコア層用樹脂温度T2に弁の孔の周囲温度を個
別に制御することは困難である。それ故弁の温度
をT1，T2のどちらか一方に調節した場合に樹脂
材料の分解又は凝固を起こすことになる。
料の温度制御が容易に行なえる利点を有する。前
述した特公昭50年第28464号公報に示された弁機
構においては１つの弁にそれぞれ別個の樹脂用の
孔が２つ設けられておりスキン層用樹脂温度T1
とコア層用樹脂温度T2に弁の孔の周囲温度を個
別に制御することは困難である。それ故弁の温度
をT1，T2のどちらか一方に調節した場合に樹脂
材料の分解又は凝固を起こすことになる。
本発明に依れば、例えば弁の温度をスキン層樹
脂とコア層樹脂のうちの低融点材料の射出温度に
設定する。
脂とコア層樹脂のうちの低融点材料の射出温度に
設定する。
第３図のスキン層樹脂注入工程の後、弁１２が
y1方向に回動し、コア層樹脂Ｂを注入する第４図
の工程において、コア層樹脂Ｂを射出圧力によつ
て弁の切欠部に流入する過程を第１０図にて説明
する。まず第３図のスキン層樹脂注入終了の時点
では弁の切欠部１２Ａにはスキン層樹脂材料Ａが
充填されている。次に第１０図に示すようにコア
層樹脂材料Ｂを第２射出シリンダーユニツトより
注入すると、コア層樹脂材料Ｂは初めにスキン層
樹脂材料Ａの中を通つてスプルー２Ｄに向けて進
む。コア層樹脂材料Ｂの注入量が徐々に増加する
につれ第４図に示すように弁の切欠部はコア層樹
脂材料Ｂで充填される。第１０図の工程において
本発明の場合弁の流通口は単一の切欠部１２Ａの
孔であり、コア層樹脂Ｂはスキン層樹脂の中を通
つて注入されるのでコア層樹脂Ｂは弁１２及び弁
保持体２の表面と接触することはない。それ故、
コア層樹脂Ｂは弁や弁保持体の温度の影響を受け
ることなく弁の切欠部を通つて型の成形用空隙内
に注入することができる。
y1方向に回動し、コア層樹脂Ｂを注入する第４図
の工程において、コア層樹脂Ｂを射出圧力によつ
て弁の切欠部に流入する過程を第１０図にて説明
する。まず第３図のスキン層樹脂注入終了の時点
では弁の切欠部１２Ａにはスキン層樹脂材料Ａが
充填されている。次に第１０図に示すようにコア
層樹脂材料Ｂを第２射出シリンダーユニツトより
注入すると、コア層樹脂材料Ｂは初めにスキン層
樹脂材料Ａの中を通つてスプルー２Ｄに向けて進
む。コア層樹脂材料Ｂの注入量が徐々に増加する
につれ第４図に示すように弁の切欠部はコア層樹
脂材料Ｂで充填される。第１０図の工程において
本発明の場合弁の流通口は単一の切欠部１２Ａの
孔であり、コア層樹脂Ｂはスキン層樹脂の中を通
つて注入されるのでコア層樹脂Ｂは弁１２及び弁
保持体２の表面と接触することはない。それ故、
コア層樹脂Ｂは弁や弁保持体の温度の影響を受け
ることなく弁の切欠部を通つて型の成形用空隙内
に注入することができる。
第１図は本発明に係る成形機の構成を示す要部
断面図。第２図は第１図に用いる弁の斜視図。第
３図乃至第６図はサンドイツチ成形の工程を説明
する図であり、第３図はスキン層Ａを注入する工
程説明図。第４図はコア層Ｂを注入する工程説明
図。第５図はスキン層Ａを弁の切欠部に注入する
工程説明図。第６図は弁によつて弁保持体の通路
を閉じる工程説明図。第７図は本発明の改良案の
弁の一部断面図。第８図は第７図の弁を用いた弁
保持体の構成図。第９図Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄは第８図
の構成による洩漏樹脂の排出を説明する図。第１
０図はコア層樹脂を注入する過程の説明図。 ２……弁保持体、２Ａ，２Ｂ……通路、２Ｃ…
…孔、４，６……特出シリンダーユニツト、８…
…型、８Ａ……型の成形用空隙、１０……スプル
ーブツシユ、１２，１８……弁、１２Ａ……弁の
切欠部、１２a1，１２a2……切刃、Ｃ……洩漏樹
脂の除去用空隙。
断面図。第２図は第１図に用いる弁の斜視図。第
３図乃至第６図はサンドイツチ成形の工程を説明
する図であり、第３図はスキン層Ａを注入する工
程説明図。第４図はコア層Ｂを注入する工程説明
図。第５図はスキン層Ａを弁の切欠部に注入する
工程説明図。第６図は弁によつて弁保持体の通路
を閉じる工程説明図。第７図は本発明の改良案の
弁の一部断面図。第８図は第７図の弁を用いた弁
保持体の構成図。第９図Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄは第８図
の構成による洩漏樹脂の排出を説明する図。第１
０図はコア層樹脂を注入する過程の説明図。 ２……弁保持体、２Ａ，２Ｂ……通路、２Ｃ…
…孔、４，６……特出シリンダーユニツト、８…
…型、８Ａ……型の成形用空隙、１０……スプル
ーブツシユ、１２，１８……弁、１２Ａ……弁の
切欠部、１２a1，１２a2……切刃、Ｃ……洩漏樹
脂の除去用空隙。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 第１の射出シリンダーから第１の樹脂材料を
導入する第１の通路と第２の射出シリンダーから
第２の樹脂材料を導入する第２の通路を備えた弁
保持体と、 前記樹脂材料を注入し製品を成形する空隙を有
する型と、 前記弁保持体に設けた嵌合孔に回転保持され軸
方向の中心位置に切欠部を設けた弁と、 前記弁の中心部は円筒形で、前記円筒形の両端
は載頭円錐形を成しており、前記弁の載頭円錐形
部と弁保持部の前記嵌合孔内面との間に漏洩樹脂
の除去用空隙を設けたことを特徴とする射出成形
機。 ２ 前記射出成形機において、 前記弁の切欠部の端面に切刃を設けたことを特
徴とする特許請求の範囲第１項記載の射出成形
機。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60140742A JPS61297116A (ja) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | 射出成形機 |
| US06/876,079 US4715802A (en) | 1985-06-27 | 1986-06-19 | Injection molding machine |
| GB08615309A GB2177968A (en) | 1985-06-27 | 1986-06-23 | Injection moulding cored articles |
| DE19863621475 DE3621475A1 (de) | 1985-06-27 | 1986-06-26 | Umschaltventil fuer eine spritzgussmaschine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60140742A JPS61297116A (ja) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | 射出成形機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61297116A JPS61297116A (ja) | 1986-12-27 |
| JPH0343968B2 true JPH0343968B2 (ja) | 1991-07-04 |
Family
ID=15275659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60140742A Granted JPS61297116A (ja) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | 射出成形機 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4715802A (ja) |
| JP (1) | JPS61297116A (ja) |
| DE (1) | DE3621475A1 (ja) |
| GB (1) | GB2177968A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022118545A1 (ja) | 2020-12-02 | 2022-06-09 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 正極活物質、リチウム二次電池及び正極活物質の製造方法 |
Families Citing this family (32)
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-
1985
- 1985-06-27 JP JP60140742A patent/JPS61297116A/ja active Granted
-
1986
- 1986-06-19 US US06/876,079 patent/US4715802A/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-06-23 GB GB08615309A patent/GB2177968A/en not_active Withdrawn
- 1986-06-26 DE DE19863621475 patent/DE3621475A1/de not_active Ceased
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Also Published As
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| US4715802A (en) | 1987-12-29 |
| GB2177968A (en) | 1987-02-04 |
| JPS61297116A (ja) | 1986-12-27 |
| DE3621475A1 (de) | 1987-01-08 |
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