JPH0343761Y2 - - Google Patents

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JPH0343761Y2
JPH0343761Y2 JP8771081U JP8771081U JPH0343761Y2 JP H0343761 Y2 JPH0343761 Y2 JP H0343761Y2 JP 8771081 U JP8771081 U JP 8771081U JP 8771081 U JP8771081 U JP 8771081U JP H0343761 Y2 JPH0343761 Y2 JP H0343761Y2
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JP
Japan
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vehicle body
fixed position
levers
lever
running
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JP8771081U
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JPS57202111U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えばコークス炉炉団と平行に走行す
るコークガイド車を、車体上のケージ(ドアリフ
タ)と所定の炉室の中心線が合致する定位置に高
精度で停止させるための車体定位置停止装置に関
するものである。
コークガイド車、押出機、装炭車、消火車等コ
ークス炉作業機械では、その定位置停止を運転者
のブレーキ操作技術に頼つて行なつていると、非
常に手間と時間がかかるばかりでなく、熟練運転
者が必要となるため、従来、種々の車体定位置停
止装置が創案されている。
しかし、電気的停止位置検出装置を車体駆動装
置に組合わせた従来の車体定位置停止装置では、
走行慣性もあつて車体の往復修正動作が必要とな
り、停止精度を上げようとするとその修正動作が
頻繁となつて時間がかかる。また、停止精度をさ
らに上げようとすると車体の往復振動が発生して
使用不能となるから停止精度を上げるにも限度が
ある。さらに、定位置に停止後その位置に車体を
固定するのにさらに別の装置が必要となり、不経
済となる、などの欠点があつた。
他方、従来の機械的車体定位置停止装置は、停
止許容誤差範囲内に車体を一旦停止させた後、レ
ールの間に設置してある停止規制体を反力受とし
て車体下部に設けてある車体走行方向に対向した
2個のシリンダにより車体を移動し定位置ブロツ
クをクランプする形で定位置に高精度で停止させ
るようにしたものであるが、シリンダのピストン
ロツド先端にその下方に延出する押圧片を取付
け、その押圧片下端部を停止規制体に当ててお
り、押圧片を押動時かかる回転モーメントに抵抗
して強固に支持する必要があること、及び、車体
の走行時定位置ブロツクに当らぬよう押圧片を上
端側を中心として反押圧側に回転させており、そ
の回転機構を前記の押圧片支持機構に組込む必要
があることから、構成は極めて複雑とならざるを
得ない。しかも押圧機構(シリンダ、押圧片支持
機構)は停止規制体に当たらない程度にレール敷
設面に近い高さ位置に設ける必要があるから、メ
ンテナンスが容易にできないなどの欠点があつ
た。
本考案は前記従来の問題点を解決するために創
案されたもので、レール上を走行する車体の下方
において地上側に停止規制体を設けると共に、該
レール上を走行する車体の下部に、車体走行方向
と直交する水平方向に移動可能な台車を支持し、
該台車に、車体走行方向に対向する一対のレバー
と該レバーを回転させるシリンダよりなる、前記
停止規制体を挾むことが可能なクランプ装置を設
けることにより、従来のような押圧片支持機構を
要することなく停止規制体を反力受として車体の
移動力を有効かつ確実に得ることができ、また、
クランプ装置は支持体の回転によりレール敷設面
より大巾に離してメンテナンスを容易化できる極
めて簡単な車体定位置停止装置を提供することを
目的とするものである。
以下、本考案を図示する実施例により説明す
る。
図中1はコークガイド車の車体で、コークス炉
2の前に敷設してあるレール3,3上を走行可能
に配置されており、その車体下部には車体走行方
向に対向する支持壁4,4が垂設されて、それぞ
れの上下方向中間部には車体走行方向と直交する
水平方向のガイドレール5,5が支持されると共
に、支持壁4,4間を臨む車体下部には油圧シリ
ンダ6がブラケツト7とピン8により支持されて
いる。
9は台車で、フレーム10の側部に上下方向支
持用車輪11が、またブラケツト12により巾方
向支持用ローラ13が取付けられると共に、フレ
ーム10の走行方向中間部に巾方向に対向しかつ
相反側に反つたくの字形のレバー14A,14B
が回転自在に取付けられ、、そのレバー枢着点間
中央下部には閉じ位置ストツパー15が設けられ
ており、レバー14A,14Bの外側にはそれぞ
れ開き位置ストツパー16,16が取付けられる
と共に、レバー14Aの上端部にピストンロツド
先端を、またレバー14Bの上端部にシリンダチ
ユーブをピン着することにより該上端部間には油
圧シリンダ17が取付けられている。そして該台
車9はその車輪11をガイドレール5に、またロ
ーラ13を支持壁4の下端部に転接させることに
より、レバー14A,14Bの下端部を支持壁
4,4の下方に突出させて車体1の下部に横行自
在に支持されると共に、油圧シリンダ6のピスト
ンロツド先端にブラケツト18とピン19により
連結されている。
20は停止規制体である定位置ブロツクで、車
体走行方向側面20a,20aが車体走行方向に
直角な垂直面とされており、該ブロツク側面20
a,20a間中央がコークス炉2の各炉室2aの
中心線と合致するよう前記レール3,3上を走行
する車体1の下方において地上側に列設されてい
る。
以上の構成において、油圧シリンダ6のロツド
突出作動により台車9を移動させると、レバー1
4A,14Bの下端部は第3図に示すように定位
置ブロツク列より外れる。この状態で車体1はレ
ール3,3上を走行させられる。
所定の炉室2aの前の定位置に車体1を停止す
る場合、まず運転者のブレーキ操作或いは他の適
当な手段により、レバー14A,14Bをそれぞ
れ定位置ブロツク20,20間に側方から定位置
ブロツク20に当てずに挿入しうる停止許容誤差
範囲内に粗停止し、次いでブレーキを開放し、ま
た油圧シリンダ6のロツド引込み作動により台車
9を移動闘してレバー14A,14Bを定位置ブ
ロツク20,20間に挿入し、それぞれのレバー
下端部を前記所定の炉室2aの前の定位置ブロツ
ク20を挾んで対向させた後、油圧シリンダ17
のロツド突出作動によりレバー14A,14Bを
ゆつくり回転して閉じる。
レバー14A,14Bの枢着点間中央が定位置
ブロツク20の側面20a,20a間中央に合致
していない場合、該定位置ブロツク20により近
い方のレバー14Aの下端部がまずブロツク側面
20aに当接してレバー14Aの回転の止まりそ
の分早く他のレバー14Bが回転する。このレバ
ー14Bがストツパー15に当接して回転が止ま
ると、このレバー14Bを反力受として油圧シリ
ンダ17のロツド突出力はレバー14Aの閉じ方
向の回転力となり、これが定位置ブロツク20を
反力受として台車9のフレーム10、ブラケツト
12、ローラ13,13と支持壁4とにより車体
1の移動力となり、車体1はゆつくりと移動し、
遂にはレバー14Aもストツパー15に当接して
回転が止まる。
このとき、車体1が停止できれば定位置ブロツ
ク20の側面20a,20a間中央の直上にレバ
ー14A,14Bの枢着点間中央が合致する定位
置に停止することとなるが、車体1は走行慣性力
により定位置に停止せず通過し、その結果レバー
14Bを開き方向に回転させようとするが、レバ
ー14Aを反力受として油圧シリンダ17のロツ
ド突出力がレバー14Bの閉じ方向の回転力とな
り、これが定位置ブロツク20を反力受として台
車9と支持壁4とにより車体1のブレーキ力とな
つて車体1の通過移動にブレーキをかけると共
に、車体1を押戻す力ともなる。しかして、移動
側のレバー14A又は14Bで車体1の走行慣性
力に対するブレーキ力と押戻し力が得られて車体
1の往復修正動作が行なわれ、遂には車体1は定
位置に停止する。
従つて、車体1上に平面に視てレバー14A,
14Bの枢着点中央と中心線が合致するようケー
ジやドアリフタを設置しておけば、これらをコー
クス炉2の所定炉室2aと芯合わせすることがで
きる。
コークガイド作業は、レバー14A,14Bに
より定位置ブロツク20をクランプし、又はブレ
ーキをかけて油圧シリンダ17のロツド引込み作
動によりクランプを開放した車体停止状態におい
て行なう。
車体1を再び走行する場合、その停止状態を開
放した後、油圧シリンダ6のロツド引込み作動を
行なつて台車9を元の位置に戻す。
なお、本実施例ではレバー14A,14Bの開
閉を1個の油圧シリンダ17によつて行なうため
レバー14A,14Bの閉じ位置を規定するスト
ツパー15を設けたが、レバー14A,14Bそ
れぞれにつきその回転用油圧シリンダを台車9の
フレーム10側に支持して設けてもよい。また、
クランプ装置を車体1に横向きに取付け、定位置
ブロツク20を床面に設ける代わりにレールの側
方の構造物から横向きに突出させる実施態様も可
能であり、この場合コークス炉の炉室の仕切部に
設けるバツクステーを定位置ブロツクの取付けに
利用できる。
以上の通り、本考案は車体走行方向に対向した
一対のレバーの下端部をレール上を走行する車体
の下方において地上側に設置してある停止規制体
を挾んで対向配置し、シリンダ作動によるその閉
じ時停止規制体を確実に車体移動時及びブレーキ
時の反力受となしうる構成であるから、レバーを
支持した車体は往復修正動作により定位置に確
実、迅速に停止できる。それゆえ車体を定位置に
停止後、その位置にしつかりと固定でき、それ以
後の作業を確実に行なうことが可能となる。ま
た、レバー、シリンダよりなるクランプ装置を台
車に支持して車体走行方向に直交する水平方向に
移動可能にした構成であるから、停止規制体列の
外にレバーを引出してそのレバー下端部と定位置
ブロツクとの衝突を確実に回避できると共に、メ
ンテナンスを容易化できる。しかも、前記の如く
押圧及び衝突回避機構を分離させたため、制御が
確実容易にでき、その自動化がより容易に可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は本考案の一実施例を
示す概略的平面図、拡大正面図、右側面図、第4
図は第3図の平面図である。 1……車体、2……コークス炉、、2a……炉
室、3……レール、4……支持壁、5……ガイド
レール、6,17……油圧シリンダ、7,12,
18……ブラケツト、8,19……ピン、9……
台車、10……フレーム、11……車輪、13…
…ローラ、14A,14B……レバー、15,1
6……ストツパー、20……定位置ブロツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レール上を走行する車体の下方において、地上
    側に停止規制体を設置すると共に、該レール上を
    走行する車体の下部に、車体走行方向と直交する
    水平方向に移動可能な台車を支持し、該台車に車
    体走行方向に対向する一対のレバーと、該レバー
    を回転させるシリンダよりなる前記停止規制体を
    挾むことが可能なクランプ装置を設けてあること
    を特徴とする車体定位置停止装置。
JP8771081U 1981-06-15 1981-06-15 Expired JPH0343761Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8771081U JPH0343761Y2 (ja) 1981-06-15 1981-06-15

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JP8771081U JPH0343761Y2 (ja) 1981-06-15 1981-06-15

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Publication Number Publication Date
JPS57202111U JPS57202111U (ja) 1982-12-23
JPH0343761Y2 true JPH0343761Y2 (ja) 1991-09-13

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JP8771081U Expired JPH0343761Y2 (ja) 1981-06-15 1981-06-15

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