JPH0342403B2 - - Google Patents

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JPH0342403B2
JPH0342403B2 JP57053213A JP5321382A JPH0342403B2 JP H0342403 B2 JPH0342403 B2 JP H0342403B2 JP 57053213 A JP57053213 A JP 57053213A JP 5321382 A JP5321382 A JP 5321382A JP H0342403 B2 JPH0342403 B2 JP H0342403B2
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printing plate
calibration
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printing
sensor
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JP57053213A
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JPS58169011A (ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/28Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring areas

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はオフセツト印刷技術に係り、特に印刷
絵柄面積率計のキヤリブレーシヨン方法に関す
る。
オフセツト印刷機におけるインキ供給量の調節
はインキツボ毎にインキキー開度を調整すること
により行い、インキキー開度は刷版における該当
部分の絵柄面積率つまり該当部分を構成する画線
部と非画線部との和に対し曲線部がいかなる割合
であるかに基いて定められる。
この絵柄面積率の測定は刷版面を光学走査しそ
の反射光量によつて画線部と非画線部とを識別す
ることにより行うもので、光学走査はオフセツト
印刷版の天地方向に複数個並設した光電センサを
横方向に移動させつつ行う。そして光学走査によ
り得られた信号のレベル検出を行つて画線部と非
画線部とを識別する。
ここにおいて、オフセツト印刷版のうち、PS
版(Pre−Sentitized Plate)は製造工程上、そ
の表面に光学的反射率のムラを持つことが避けら
れない。
このムラは極く微細なものであればよいが、
屡々絵柄面積率の測定に誤差を生じるものであ
り、これに伴いインキ供給量制御の誤差を生じる
ことになる。
しかしながら、従来は特開昭56−24508に示す
ようにこのための対策は特に講じられていない。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、刷
版面の光学的反射率のムラが刷版製造時の流れ方
向(以下製造方向という)には殆んどなくその直
角方向に現れることに着目し、刷版の天地方向、
左右方向の各非画線部を利用して刷版面における
光学的反射率のムラの分布状態に関するデータを
取出し、このデータに基き絵柄面積率の測定に際
して補正を行う、刷版絵柄面積率計のキヤリブレ
ーシヨン方法を提供するものである。
以下添付図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。
第1図はPS版の断面構造を示したものである。
これはアルミニウム板1の一面に砂目部2を設
け、この砂目部2自体を非画線部として使用し画
線部は感光性樹脂層3を塗布して構成する。つま
り砂目部2は保水性を有し、樹脂層3に油性イン
キが塗布されても砂目部2にはインキが付着しな
い。これにより画線部と非画線部とが構成され
る。
第2図は第1図に示したPS板を製造するため
の工程を示したものである。PS板の基材は0.3mm
程度の厚さの圧延法により製造されたコイルであ
り、このコイルを符号4で示す。このコイル4か
ら引出されたアルミ板は脱脂装置5により表面に
付着している油脂分を除かれた上で、砂目立て装
置6に挿入される。
砂目立ては、表面を粗面化し保水性を高めるた
めに行われるもので、機械研摩や電解研摩の後に
陽極酸化等が行われて処理が完了する。
砂目立て処理の後、砂目面上に塗布装置7によ
つて感光性樹脂層が塗布され、乾燥装置8で乾燥
された上でコイル9として巻取られる。
PS版はこのように一定方向に移動しつつ処理
がなされる。
第3図a,bはこの製造方向と裁断された刷版
との関係を示したもので、同図aは製造時にPS
版が移動する方向(以下製造方向という)を天地
方向とした場合、同図bは製造方向と直角方向を
天地方向とした場合をそれぞれ示している。この
うち同図aが一般的であり、同図bは機械的強度
の点から同図aよりも一般的ではない。
何れにしても刷版の裁断は製造方向に対し常に
一定の方向に行われるものではない 一方、刷版面の光学的反射率のムラほ製造方向
に殆んどなくその直角方向に現れる。
したがつて刷版面の光学的反射率のムラを検出
するには天地方向および左右方向の両者について
それぞれ検出することが必要である。そして、こ
の検出は天地方向、左右方向の各々における非画
線部を一端から他端まで行う。通常の場合、刷版
はその周縁部分が非画線部分であるから、天地方
向に関しては天地縁辺または地部縁辺によつて、
左右方向に関しては左側または右側の縁辺によつ
て光学的反射率を検出する。ここで例えば地部に
はキヤリブレーシヨンマークと称する画線部中の
ベタ部と同様のベタマークが付されているから、
これは区別して取扱うことを要する。
次に本発明により絵柄面積率の測定結果を補正
する方法を具体的に説明する。
この方法は、刷版の左右方向の一方の縁辺およ
び天地方向の一方の縁辺を第1および第2のキヤ
リブレーシヨン領域として設定し、第4図、第5
図に示すような刷版絵柄面積率計で刷版面から得
た検出値中、前記各キヤリブレーシヨン領域から
の検出値によりキヤリブレーシヨン係数を算出
し、このキヤリブレーシヨン係数により前記刷版
絵柄面積率の検出値を補正するようにしたもので
ある。
絵柄面積率計およびその検出値 絵柄面積率計は、オフセツト印刷版の天地方向
に複数個配列したセンサを左右方向に移動させて
刷版面を走査し、刷版上に照射した光の反射光量
を検出し、この反射光量から刷版の絵柄面積を測
定するものである。そして天地方向に配列した複
数個のセンサ中m番目のセンサにおいて所定時間
間隔毎に行われる走査のn回目の走査時の検出値
をVm、nと呼ぶ。
第1のキヤリブレーシヨン領域 刷版の左右方向の何れかの縁辺、例えば左端縁
の非画線部を第1のキヤリブレーシヨン領域とす
る。この領域から取出した検出信号を刷版の天地
方向の反射ムラとセンサの感度ムラの補正に用い
る。
第2のキヤリブレーシヨン領域 刷版の天地方向の何れかの縁辺、例えば咬尻部
を第2のキヤリブレーシヨン領域とする。この領
域から取出した検出信号を刷版の左右方向の反射
ムラの補正に用いる。
この領域は、センサの0番目のセンサによつて
反射光量の検出が行われるので、このセンサをキ
ヤリブレーシヨンセンサと呼ぶ。
第1のキヤリブレーシヨン係数 第1のキヤリブレーシヨン領域において1乃至
i回目の走査検出が行われるとき、m番目のセン
サおよびキヤリブレーシヨンセンサの各検出値
(Vm、mおよびVo、n)から第1のキヤリブレ
ーシヨン係数Cm′を下記(1)式によつて計算する。
Cm′=1/i×in=1 Vo、n/Vm、n ……(1) 正規化検出値 せンサの検出値Vm、n、キヤリブレーシヨン
センサの検出値Vo、nおよび第1のキヤリブレ
ーシヨン係数Cm′から、刷版の絵柄領域における
センサの正規化検出値Em、nを下記(2)式によつ
て計算する。
Em、n=Cm′×Vm、n/Vo、n ……(2) ただし、刷版非画線部の正規化検出値は1であ
る。また1/Vo、n=Cn2としてCn2を第2のキヤ リブレーシヨン係数と呼び(2)式を下記(2)′式のよ
うに表わすことができる。
Em、n=Cm′×Cn′×Vm、n ……(2)′ キヤリブレーシヨンマークの処理 キヤリブレーシヨンセンサがキヤリブレーシヨ
ンマーク(画線ベタマーク)を検出した場合、例
えばrnsにおいて検出値Vo、nが画線ベ
タマークの検出値であるときはVo、n(rn
s)に代えて下記(3)式で示される。Vp、nを(2)
式に適用する。
■■■ 亀の甲 [0001] ■■■ これは簡易法としてVp、r−1で代替しても
よいし、Vp、r−1+Vp、s+1/2を使つてもよ い。
キヤリブレーシヨンマークの識別 検出値Vp、nが非画線部の検出値であるかキ
ヤリブレーシヨンマークの検出であるかの識別は
例えば下記方法1または2により行う。
(方法1) キヤリブレーシヨンマークを刷版の特定の位置
に付す。この結果上記r、sが所定値となるから
識別できる。
(方法2) キヤリブレーシヨンマークの反射率は非画線部
と比較し通常1/2以下であつて非常に小さいので、
例えば非画線部の検出値の0.7以下であればキヤ
リブレーシヨンマークとみなす。つまり、第1の
キヤリブレーシヨン領域において1〜i回目の走
査時の検出が行われるとき下記(4)式まで与えられ
るKが0.7以下のときキヤリブレーシヨンマーク
の検出とみなす。
■■■ 亀の甲 [0002] ■■■ 正規化対応値 印刷機のh番目のインキキーに対応した刷版領
域での正規化検出値Em、nがjmk、p
nqの範囲であるときh番目のインキキーに対
応する正規化対応値Fhを下記(5)式によつて計算
する。
Fh=1/(j−k−1)(p−q−1)km=j qn=p Em、n
……(5) 正規化平均値 キヤリブレーシヨンマークの検出値Vp、n(r
ns)の正規化平均値Minを下記(6)式によつ
て計算する。
Min=1/(s−1)−rsn=r Vp、n/1/iin=1 Vp
n ……(6) 絵柄面積率 印刷機のh番目のインキキーに対応した刷版絵
柄面積率〔%〕は下記(7)式によつて計算する。
p=Fh−Min/1−Min×100 ……(7) これにより刷版の光学的反射率のムラに起因す
る誤差を含まない絵柄面積率が得られる。このよ
うな演算はマイクロコンピユータ等を利用した公
知方法で行い得る。
第4図は絵柄面積率計のセンサと刷版との位置
関係を示したもので、同図に示す如く一列状に配
設された光電センサ10の下方には別途後述する
搬送装置によつて印刷版20が搬送されるように
なつており、ここで検出走査が線状に行われる。
しかして、ここで、使用される印刷版20には印
刷版の咬え21(咬え尻22又は印刷に悪影響を
及ぼさない部分)に長方形状又はその他の形状の
キヤリブレーシヨンマーク23が付されており、
あるいは画線部中のベタ部分が当該マークとして
設定されており、このキヤリブレーシヨンマーク
23によつて非画線部(Al砂目部)24と画線
部25とを識別するようになつている。また、光
電センサ10は線状の照射面を形成し得るような
1対の柱状蛍光灯11及び12を具備すると共
に、その蛍光灯11及び12の中間部には第5図
に示す如き一列状に配設されたSp,S1,S2,…So
の光電検出器13が設けられている。しかして、
この光電検出器13(S0〜So)の回路構成は第5
図に示す如く、印刷版20からの反射光を受光し
て光電変換するフオトダイオードPDと、この出
力を一方の入力とする演算増幅器(他方の入力は
接地されている)OPと、この演算増幅器OPの入
出力間に接続された抵抗R及びコンデンサCとで
成つている。
上記実施例では、刷版の天地方向および左右方
向のそれぞれに少くとも1つの非画線部があるも
のとして説明したが、実際には例えば左右方向に
非画線部のないことがある。この場合には、刷版
製造時に同一ロツトから製造された他の刷版を利
用して光学的反射率のムラを検出する。一般に刷
版は製造時における陽極酸化の裏側への回り込み
等による製造方向判別に用い得る表象があるか
ら、これを利用して検出しようとする刷版と同一
条件の検出ができる。また、他の刷版を用いずに
白い基準部材を利用してもよい。
本発明は上述のように、刷版の天地方向および
左右方向の非画線部またはこれに代るものを利用
して刷版面における光学的反射率のムラの分布デ
ータを取出し、このデータに基き絵柄面積率の測
定結果を補正するようにしたため、版そのものの
ムラは勿論のこと、光源光量の分布ムラやセンサ
感度のばらつきを含めた補正ができ、絵柄面積率
計の測定精度を著しく向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はオフセツト印刷版中のPS版の構造を
示す断面図、第2図はPS版の製造工程の説明図、
第3図は刷版とPS版の製造方向との関係を示す
説明図、第4図は絵柄面積率計におけるセンサと
刷版との位置関係を示す図、第5図は同センサに
よる検出走査の説明図である。 1……アルミニウム板、2……砂目部、3……
感光性樹脂層、4……アルミニウム板ロール、5
……脱脂装置、7……感光樹脂層塗布装置、8…
…乾燥装置、9……PS版ロール、10……セン
サ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 オフセツト印刷用刷版の検出領域を走査しな
    がら光を照射しセンサで検出せるその反射光量か
    ら測定した前記刷版の絵柄面積率を、測定時に混
    入する誤差に応じて補正する刷版絵柄面積率計の
    キヤリブレーシヨン方法において、前記刷版の左
    右方向の何れか1つの縁辺非画線部またはこれに
    代わり得る部材を第1のキヤリブレーシヨン領域
    とし、この領域の検出信号により前記刷版の天地
    方向の反射ムラ、前記センサの感度ムラおよび光
    源光量の分布ムラを補正し、前記刷版の天地方向
    の何れか1つの縁辺またはこれに代わり得る部材
    を第2のキヤリブレーシヨン領域とし、前記刷版
    の左右方向の反射ムラを補正すると共に、前記キ
    ヤリブレーシヨン領域の何れかに設けられたキヤ
    リブレーシヨンマークを用いて画線部ペタ部のキ
    ヤリブレーシヨン値を取出すようにしたことを特
    徴とする刷版絵柄面積率計のキヤリブレーシヨン
    方法。
JP57053213A 1982-03-31 1982-03-31 刷版絵柄面積率計のキヤリブレ−シヨン方法 Granted JPS58169011A (ja)

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JPS58169011A JPS58169011A (ja) 1983-10-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58201010A (ja) * 1982-05-19 1983-11-22 Komori Printing Mach Co Ltd 絵柄信号の校正方法
JPS6352005A (ja) * 1986-08-22 1988-03-05 Toppan Printing Co Ltd 絵柄面積率測定方法
JP2609522B2 (ja) * 1987-05-25 1997-05-14 株式会社小森コーポレーション 自動濃度管理装置におけるカラーパッチの有効・無効判別方法

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