JPH0341829A - 移動局位置登録方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、移動無線システムにて移動局の位置を登録
する移動局位置登録方法に関するものである。

〔従来の技術〕

第５図は例えば特開昭６０−３８９４０号公報に示され
た従来の移動局位置登録方法が適用される移動無線シス
テムを示すシステム構成図である。

図において、ｌは交換局、２ａ〜２ｊはこの交換局１に
接続された基地局であり、３は基地局２８〜２Ｊを交換
局１に接続している有線回線である。

４８〜４ｊは各基地局２ａ〜２ｊの位置登録ゾ−ン、５
はこれらの位置登録ゾーン４８〜４．０Ｊが互いに交差
したクロスオーバゾーンである。６は前記位置登録ゾー
ン４ａ〜４ｊにて形成されるサービスエリア内を移動す
る移動局である。

次に動作について説明する。ここで、第６図はこのよう
に構成された移動無線システムにおける、従来の移動局
位置登録方法を説明するための、前記基地局２８〜２ｊ
と移動局６との間で送受される信号を示すタイミング図
である。

移動局６の位置情報が必要となった場合、基地局２ａ〜
２ｊは制御無線チャネルの下りチャネルを用いて位置登
録要求信号ａを連続して送出する。

無通話状態にある移動局６は基地局２８〜２ｊからの位
置登録要求信号ａを待っており、現在位置している位置
登録ゾーン、例えば位置登録ゾーン４ａの基地局２ａか
らの制御無線チャネルの下りチャネルにて、この位置登
録要求信号を受け取ると、当該基地局２ａより空き信号
すが送出されている通話無線チャネルの下りチャネルの
検出を行う。移動局６は空き信号すが送出されている通
話無線チャネルの下りチャネルを検出すると、それに対
応する通話無線チャネルの上りチャネルにて位置登録信
号Ｃを送出する。基地局２ａは受け取った位置登録信号
Ｃに基づく移動局６の位置情報を交換局１に送り、その
位置登録を行う。

また、基地局２ａはこの位置登録信号Ｃの同期がとれた
時点からその受信が終了するまで、当該位置登録信号Ｃ
が送られてきた通話無線チャネルの上りチャネルに対応
した下りチャネルに信号送出禁止信号ｄを送出する。こ
れによって、同一の上りチャネルに他の移動局６から位
置登録信号Ｃが送出されることを防止している。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の移動局位置登録方法は以上のように構成されてい
るので、位置登録処理のためには最低３つの無線チャネ
ルが必要であり、また、各位置登録ゾーン４８〜４ｊが
交差するクロスオーバゾーン５においては、隣接する基
地局２８〜２ｊから同一タイミング、同１チヤネルで送
出された位「ｉ登録要求信号ａが重なり、当該位置登録
要求信号ａが壊されてしまうことがあるばかりか、移動
局６は位置登録信号Ｃを送出する度に通話無線チャネル
の空きチャネルを捜す必要があるなどの問題点があった
。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、制御無線チャネルの上り、下りそれぞれｌチ
ャネルずつを用い、クロスオーバゾーンにおいて位置登
録要求信号が重ならず、位［Ｕ緑信号送出時にいちいち
空きチャネルを捜す必要のない移動局位置登録方法を得
ることを目的とする。

〔課題を・解決するための手段〕

この発明に係る移動局位置登録方法は、位置登録要求信
号を制御無線チャネルの下りチャネルを用いて基地局よ
り移動局へ送出し、この位置’Ｊｆ−録要求信号を受け
た移動局からの位置登録信号を、制御無線チャネルの上
りチャネルを用いて基地局に返送するとともに、交換局
より各基地局への位置登録要求信号送出の指示を、クロ
スオーバゾーン内で異なる基地局からの位ｍ登録要求信
号が衝突することのないタイミングとなるように時間を
ずらして送出するようにしたものである。

〔作用〕

この発明における移動局位置登録方法は、交換局より各
基地局への位置登録要求信号送出の指示を、クロスオー
バゾーン内で異なる基地局からの位置登録要求信号が衝
突することのないタイミングとなるように時間をずらし
て送出し、各基地局は前記指示に従って、制御無線チャ
ネルの下りチャネルを用いて位置登録要求信号を移動局
へ送出し、この位置登録要求信号を受けた移動局は、位
置登録信号を制御無線チャネルの上りチャネルを用いて
基地局に返送することにより、制御無線チャネルの上り
、下りそれぞれ１チヤネルずつで、クロスオーバゾーン
にて位置登録要求信号が重なることがなく１位置登録信
号送出時にいちいち空きチャネルを捜す必要のない移動
局位置登録方法を実現する。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図において、７は要求信号Ａと基地局識別信号Ｂとを含
み、各基地局によって制御焦線チャネルの下りチャネル
に送出される位置登録要求信号である。また、８は登録
信号Ｃ１移動局識別信号りおよび基地局識別信号Ｂを含
み、制御無線チャネルの上りチャネルによって移動局よ
り基地局に返送される位置登録信号である。

次に動作について説明する。ここで、この移動局位置登
録方法も、第５図に示すような移動無線システムに適用
される。

移動局６の位置情報が必要になると、制御無線チャネル
の・下りチャネルを用いて各Ｊ＆地局２８〜２ｊより位
置登録要求信号７が送出される。この場合、位置登録要
求信号７は連続的に送出されるのではなく、交換局１よ
り有線間ｌｌｌＡ３を介して送られてくる位置登録要求
信号送出の要求信号に基づいて、第１図にＴユで示され
る期間だけ送出される。また、交換局１ではこの要求信
号を、内蔵するメモリ内等に設定されたデータに従って
、Ｔ０周期で各基地局２ａ〜２ｊに送出する。

第２図はこの交換局１の内蔵するメモリ等に設定された
データの一例を示す説明図である。このデータの１．Ｉ
Ｉ、・・・の各列内には、互いの位置登録ゾーン４ａ〜
４ｊが交差することのない基地局２ａ〜２ｊのコードが
書き込まれている。交換局ｌはこのデータの第１列をま
ず読み出して基地局２ａ１２ｇ＋・・・に同時に位置登
録要求信号送出の要求信号を送出し、Ｔ工経過後に次の
第■列を読み出して前記要求信号を基地局２ｂ、２ｈ、
・・・に同時に送出する。以下、第■列以降についても
同様に処理し、そのデータの内容によって該当する基地
局２ａ〜２ｊに前記要求信号を順次送出する。

前記データの最後の列の処理が終了するとまた第■列に
戻り、第１図にＴ２で示す周期でこの一連の処理が繰り
返される。

従って、共通のクロスオーバゾーン５を有する基地局２
ａ〜２ｊからは同時に位置登録要求信号が送出されるこ
とはない、無通話時の移動局６は制御無線チャネルの下
りチャネル受信状態にあり、基地局２８〜２ｊから構成
される位置登録要求信号７を待っている。移動局６は制
御無線チャネルの下りチャネルにて、基地局１例えば２
ａからの位置ｐＪ、録要求償号７を受け取ると、登録信
号Ｃに自局の移動局識別信号りと、受け取った位置登録
要求信号７内の基地局２ａの基地局識別信号Ｂを付加し
て位置登録信号８を生成し、制御無線チャネルの上りチ
ャネルにて基地局２ａへ返送する。

上りの制御無線チャネルにてこの位置登録信号８を受け
取った基地局２ａは、それに含まれている基地局識別信
号Ｂと自局の基地局識別信号との比較を行う。両者が同
一であれば、受け取った位置登録信号８に基づく移動局
６の位置情報を有線間、＄Ｉ３を介して交換局１に送っ
てその位置４ｆ、録を行い、異なっていれば前記位置登
録は行わない。

なお、上記実施例では、移動局６が特別な機能を備えて
いないものを示したが、例えばトラヒックの低減機能、
位置登録信号の衝突防止機能等を持たせてもよい。

即ち、上記実施例によれば、クロスオーバゾーン５にお
いて異なる基地局２ａ〜２ｊからの位置登録要求信号７
が重なって壊れるようなことはないが、クロスオーバゾ
ーン５に位置する移動局６が、異なる時刻に異なる基地
局２ａ〜２ｊからの位置登録要求信号７に対応して位置
登録信号８を送出することになり、トラヒックの増大を
もたらすことになる。第３図はそのようなトラヒックの
増大を防止する機能の処理手順を示すフローチャートで
ある。

移動局６は位置登録処理が実行される都度、その計時値
がリセットされる登録タイマを備えており、ステップＳ
ＴＩにて位置登録要求信号７の受信を監視している。位
置登録要求信号７の受信を検出すると、ステップＳＴ２
にて前記登録タイマの計時値と、第１図に示す周期Ｔ２
との比較を行う。計時値が周期Ｔ２を越えていればステ
ップＳＴ３にて位置登録の処理を実行して位置登録信号
８を返送する。また、計時値が周期Ｔ２を越えていなけ
れば位置登録の処理を実行せずに処理を終了する。これ
によって、クロスオーバゾーン５に位置する移動局６が
、ある基地局、例えば基地局２ａからの位置登録要求信
号７に応答して位置登録処理を行った後、Ｔ２経過前に
他の基地局２ｂからの位置登録要求信号７を受けても位
置登録処理を行わず、トラヒックの増大を防止すること
ができる。

また、上記実施例によれば、同一の位置登録ゾーン、例
えば位置登録ゾーン４ａ内の移動局６が。

基地局２ａからの位置登録要求信号７に応答して一斉に
位置登録信号８を送出した場合、それらの位置登録信号
８が衝突を起こして壊れることがある。第４図はそのよ
うな衝突防止機能を説明するためのタイミング図である
。各移動局６は乱数を発生する機能を備えていて、基地
局２ａ〜２ｊからの位置登録要求信号７を受信すると、
当該機能によって発生した乱数に対応したタイミングで
位置登録信号８の送出を行う。これによって第４図に示
すように、各移動局６からの位置登録信号８の発生タイ
ミングがずれ、衝突によって位１ｔＹｆ録信号８が壊れ
るのを防止できる。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、交換局よりタイミン
グをずらせて位置登録要求信号送出の指示を各基地局へ
送り、各基地局はその指示に従って、制御無線チャネル
の下りチャネルを用いて位置登録要求信号を移動局へ送
出し、移動局はそれに応答して位置登録信号を、制御無
線チャネルの上りチャネルを用いて基地局に返送するよ
うに構成したので、制御無線チャネルの上り、下りそれ
ぞれ１チヤネルずつで１位置登録ゾーン号がクロスオー
バゾーンで重なることがなく、位［ｉ！　２録信号送出
時にいちいち空きチャネルを捜す必要のない移動局位置
登録方法が得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による移動局位置登録方法
を示すタイミング図、第２図は位置登録要求信号送出の
要求を発生させるため交換局内に設定されたデータの一
例を示す説明図、第３図はトラヒックの増大を防止する
機能の処理手順を示すフローチャート、第４図は位置登
録信号の衝突防止機能を説明するためのタイミング図、
第５図はこの発明と従来の移動局位置登録方法が適用さ
れる移動無線システムを示すシステム構成図、第６図は
従来の移動局位置登録方法を示すタイミング図である。 １は交換局、２ａ〜２ｊは基地局、４８〜４ｊは位置登
録ゾーン、５はクロスオーバゾーン、６は移動局、７は
位置登録要求信号、８は位置登録信号。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 交換局と、前記交換局に接続され、各々が所定の位置登
   録ゾーンを有する複数の基地局と、前記位置登録ゾーン
   の集合によって形成されるサービスエリア内を移動する
   複数の移動局とを備え、前記移動局と前記基地局は、通
   話を行う通話無線チャネルと位置登録処理のための信号
   等の制御信号を送受する制御無線チャネルとを持ち、前
   記通話無線チャネルと制御無線チャネルが、それぞれ前
   記移動局から前記基地局への上りチャネルおよび前記基
   地局から前記移動局への下りチャネルで構成された移動
   無線システムにて、前記移動局の位置を前記交換局に登
   録する移動局位置登録方法において、前記基地局は前記
   交換局の指示に従って、前記制御無線チャネルの下りチ
   ャネルを用いて前記移動局に位置登録を要求する位置登
   録要求信号を送出し、前記位置登録要求信号を受け取っ
   た前記移動局は、前記制御無線チャネルの上りチャネル
   を用いて当該移動局の位置を登録するための位置登録信
   号を前記基地局に返送し、前記交換局は、前記位置登録
   ゾーンが交差するクロスオーバゾーン内で、前記位置登
   録要求信号送出の指示を、時間をずらして前記各基地局
   に送ることを特徴とする移動局位置登録方法。