JPH0340944A - 多機能ガラス - Google Patents
多機能ガラスInfo
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- JPH0340944A JPH0340944A JP17307589A JP17307589A JPH0340944A JP H0340944 A JPH0340944 A JP H0340944A JP 17307589 A JP17307589 A JP 17307589A JP 17307589 A JP17307589 A JP 17307589A JP H0340944 A JPH0340944 A JP H0340944A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B17/00—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres
- B32B17/06—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material
Landscapes
- Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、安全上問題となる開口部の窓ガラスおよびド
ームの屋根材、ハーフミラ−のカーテンウオール等に適
用できる多機能ガラスに関し、特に防火ガラスの機能と
、外部からの衝撃にある程度耐える強化ガラスの機能、
さらに紫外線を遮断して可視光線を透過させる機能等を
備えさせたものである。
ームの屋根材、ハーフミラ−のカーテンウオール等に適
用できる多機能ガラスに関し、特に防火ガラスの機能と
、外部からの衝撃にある程度耐える強化ガラスの機能、
さらに紫外線を遮断して可視光線を透過させる機能等を
備えさせたものである。
［従来の技術］
一般に、防火ガラス及び強化ガラスとして知られている
ものに網入りガラスがある。網入りガラスは、針金など
を網状にしてガラスの内部に組み込んだものである。
ものに網入りガラスがある。網入りガラスは、針金など
を網状にしてガラスの内部に組み込んだものである。
また防火耐熱ガラスとしては、純粋な無水けい酸のみを
成分とする石英ガラスが知られている。
成分とする石英ガラスが知られている。
これは、膨張係数が小さく約１１００℃まで耐熱するこ
とができる。さらに、紫外線を遮断させる透明フィルム
を取り付けたガラスや、ガラス板の間に防火塗料の層を
積層させた防火ガラスなど単独の機能を有するものがあ
る。
とができる。さらに、紫外線を遮断させる透明フィルム
を取り付けたガラスや、ガラス板の間に防火塗料の層を
積層させた防火ガラスなど単独の機能を有するものがあ
る。
［発明が解決しようとする課題］
従来の技術で述べた網入りガラスは、ガラスにスチール
網などを入れるため、ガラスの本来持つ透明感を損なう
という問題がある。そのため、意匠的にも好ましくなく
あまり評価できるものではない。
網などを入れるため、ガラスの本来持つ透明感を損なう
という問題がある。そのため、意匠的にも好ましくなく
あまり評価できるものではない。
さらにガラスは、熱伝導率が良いので暖房した室内の熱
気を放出したり、直射熱の侵入によって冷房しいてる室
温を上昇させる。よって、室内冷暖房機に大きな負荷を
与える問題があった。また、個々に防火ガラスや紫外線
を遮断するガラスなどがあるが、これら多数の機能を備
えさせるには、製造上あるいは強度上種々の問題があっ
た。
気を放出したり、直射熱の侵入によって冷房しいてる室
温を上昇させる。よって、室内冷暖房機に大きな負荷を
与える問題があった。また、個々に防火ガラスや紫外線
を遮断するガラスなどがあるが、これら多数の機能を備
えさせるには、製造上あるいは強度上種々の問題があっ
た。
本発明は、これらの問題を解決するものであり、防火ガ
ラスの機能と強化ガラスの機能を備えるとともにガラス
本来の透明感を損なうことなく、紫外線を遮断して可視
光線を透過させる機能をも備えた多機能ガラスの提供を
目的とする。
ラスの機能と強化ガラスの機能を備えるとともにガラス
本来の透明感を損なうことなく、紫外線を遮断して可視
光線を透過させる機能をも備えた多機能ガラスの提供を
目的とする。
［課題を解決するための手段］
本発明の多機能ガラスは、最外袋となる２枚のガラス板
の間に、けい酸ソーダ系透明防火塗料層と、紫外線を遮
断させて可視光線を透過させる透明フィルム層とを積層
させた。
の間に、けい酸ソーダ系透明防火塗料層と、紫外線を遮
断させて可視光線を透過させる透明フィルム層とを積層
させた。
また、最外袋となる各ガラス板の内側にそれぞれ、透明
フィルム層を外側に透明防火塗料層を内側に積層させ、
一対の透明防火塗料層の間に、中間に透明防火塗料層を
介在させた２枚のガラス板をはさみ込むことにより、防
火耐熱を強化させてもよい。
フィルム層を外側に透明防火塗料層を内側に積層させ、
一対の透明防火塗料層の間に、中間に透明防火塗料層を
介在させた２枚のガラス板をはさみ込むことにより、防
火耐熱を強化させてもよい。
さらに、透明フィルム層の外側に導電性蒸着層を形成し
、その蒸着層の両端部に電極を設けて通電可能にさせる
ことにより結露を防止できる。また、最外袋となる２枚
のガラス板の間に液晶感温塗料層を介在させることによ
り、目隠しや日よけの機能を備えさせてもよい。
、その蒸着層の両端部に電極を設けて通電可能にさせる
ことにより結露を防止できる。また、最外袋となる２枚
のガラス板の間に液晶感温塗料層を介在させることによ
り、目隠しや日よけの機能を備えさせてもよい。
［作用］
上記手段の多機能ガラスでは、最外袋となる２枚のガラ
ス板の間に、けい酸ソーダ系透明防火塗料層と、紫外線
を遮断させて可視光線を透過させる透明フィルム層とを
積層させているため、紫外線は半分に遮断されるが、明
るさの源である可視光線は、透過率６０〜８０％と多量
に透過させることができる。火災のときは、まず加熱さ
れた最外袋のガラスが炎の熱によって割れる。さらに炎
の熱が防火塗料層に達すると、防火塗料が発泡して多く
の空気層を含んだ発泡層を形成する。この発泡層は、火
に対し抵抗するため、防火耐熱の機能を成す。
ス板の間に、けい酸ソーダ系透明防火塗料層と、紫外線
を遮断させて可視光線を透過させる透明フィルム層とを
積層させているため、紫外線は半分に遮断されるが、明
るさの源である可視光線は、透過率６０〜８０％と多量
に透過させることができる。火災のときは、まず加熱さ
れた最外袋のガラスが炎の熱によって割れる。さらに炎
の熱が防火塗料層に達すると、防火塗料が発泡して多く
の空気層を含んだ発泡層を形成する。この発泡層は、火
に対し抵抗するため、防火耐熱の機能を成す。
また、透明フィルム層の外側に導電性蒸着層を形成し、
その蒸着層の両端部に電極を設けて通電可能にさせると
、透明フィルムの発熱作用によりガラスが暖たまるので
、結露を防止することができる。さらに室内や室外の射
熱を８０〜９０％も反射するので輻射熱の流入を防止で
きる。
その蒸着層の両端部に電極を設けて通電可能にさせると
、透明フィルムの発熱作用によりガラスが暖たまるので
、結露を防止することができる。さらに室内や室外の射
熱を８０〜９０％も反射するので輻射熱の流入を防止で
きる。
そして、外側に導電性蒸着層を形成した透明フィルムに
、フィルム状の液晶感温塗料を組み合わせると、導電性
蒸着層の発熱を感知してガラスの透明度を変化させる目
隠しや日よけとなる。
、フィルム状の液晶感温塗料を組み合わせると、導電性
蒸着層の発熱を感知してガラスの透明度を変化させる目
隠しや日よけとなる。
［実施例］
以下、本発明の第１実施例を第１図により説明する。
本実施例の多機能ガラスは、２枚のガラス板１ａ、ｌｂ
の間にフィルム状のけい酸ソーダ系の透明防火塗料層２
と、紫外線を遮断させて可視光線を透過させる例えばポ
リエステル製の透明フィルム層３を積層させたものであ
る。
の間にフィルム状のけい酸ソーダ系の透明防火塗料層２
と、紫外線を遮断させて可視光線を透過させる例えばポ
リエステル製の透明フィルム層３を積層させたものであ
る。
この多機能ガラスを室内に取付ける場合は、ガラス板１
ａ、 ｌｂ間に積層させた透明フィルム層３を外側に向
かせ、防火塗料層２を内側に配置する。
ａ、 ｌｂ間に積層させた透明フィルム層３を外側に向
かせ、防火塗料層２を内側に配置する。
このように構成した多機能ガラスでは、太陽からの紫外
線を透明フィルム層３が遮断するため、防火塗料層２の
紫外線劣化をさけることができる。
線を透明フィルム層３が遮断するため、防火塗料層２の
紫外線劣化をさけることができる。
そのため、防火塗料層２の耐久性は向上する。
また多機能ガラスは防火機能を有し、火災時に、先ず最
外袋の加熱されたガラス板１ａが割れて、防火塗料層２
を加熱する。すると熱によっ°Ｃけい酸ソーダ系の防火
塗料が発泡して、第２図に示すように発泡層２°を形成
する。この発泡層２°は、多くの空気層を含んでおり、
火に対して抵抗するのでガラスを保護し防火耐熱の機能
をする。さらに防火塗料層２は、ガラスが受けた衝撃を
和らげる機能を有し、爆発等の衝撃に対してガラスを飛
散させるようなことはない。
外袋の加熱されたガラス板１ａが割れて、防火塗料層２
を加熱する。すると熱によっ°Ｃけい酸ソーダ系の防火
塗料が発泡して、第２図に示すように発泡層２°を形成
する。この発泡層２°は、多くの空気層を含んでおり、
火に対して抵抗するのでガラスを保護し防火耐熱の機能
をする。さらに防火塗料層２は、ガラスが受けた衝撃を
和らげる機能を有し、爆発等の衝撃に対してガラスを飛
散させるようなことはない。
次に第２実施例を第３図を使用して説明する。
本実施例の多機能ガラスは、耐熱時間を増すため４枚の
ガラス板４ａ、 ４ｂ、 ４ｃ、 ４ｄを積層してなっ
ている。それぞれのガラス板４ ａ ＋ ４ ｂ ＊
４ ｃ 、 ４ ｄの間には、フィルム状のけい酸ソー
ダ系透明防火塗料層２を積層するとともに、紫外線を遮
断させて可視光線を透過させる透明フィルム層３ａ、
３ｂを室内側と室外側の最外袋のガラス板４ａ、 ４ｄ
の内側に積層させている。さらに室内側のガラス板４ａ
に積層させた透明フィルム層３ａの外側表面に、例えば
酸化インジウム薄膜を蒸着させて導電性蒸着層５形成し
、その蒸着層５の両端部に電極６を設けて通電可能にさ
せる。この電極６に電圧をかけて電流を流すと、蒸着層
５の内部抵抗によって、ガラス板が暖まり結露を防止す
ることができる。この導電性蒸着層５を設けることによ
り、室内や室外からの射熱を反射させることができる。
ガラス板４ａ、 ４ｂ、 ４ｃ、 ４ｄを積層してなっ
ている。それぞれのガラス板４ ａ ＋ ４ ｂ ＊
４ ｃ 、 ４ ｄの間には、フィルム状のけい酸ソー
ダ系透明防火塗料層２を積層するとともに、紫外線を遮
断させて可視光線を透過させる透明フィルム層３ａ、
３ｂを室内側と室外側の最外袋のガラス板４ａ、 ４ｄ
の内側に積層させている。さらに室内側のガラス板４ａ
に積層させた透明フィルム層３ａの外側表面に、例えば
酸化インジウム薄膜を蒸着させて導電性蒸着層５形成し
、その蒸着層５の両端部に電極６を設けて通電可能にさ
せる。この電極６に電圧をかけて電流を流すと、蒸着層
５の内部抵抗によって、ガラス板が暖まり結露を防止す
ることができる。この導電性蒸着層５を設けることによ
り、室内や室外からの射熱を反射させることができる。
また第４図に示すように電極６を設けた導電性蒸着層５
にフィルム状の液晶感温塗料層７を積層すれば、液晶感
温塗料が導電性蒸着層５に加熱されて反応しガラスの透
明度を消すため、目隠しや日よけとして機能する。
にフィルム状の液晶感温塗料層７を積層すれば、液晶感
温塗料が導電性蒸着層５に加熱されて反応しガラスの透
明度を消すため、目隠しや日よけとして機能する。
なお、本発明は前記実施例に限るものではなく、ガラス
板間に防火塗料層、紫外線遮断フィルム層、蒸着層、液
晶感温塗料層を適宜の順序に組み合わせることが可能で
ある。
板間に防火塗料層、紫外線遮断フィルム層、蒸着層、液
晶感温塗料層を適宜の順序に組み合わせることが可能で
ある。
［発明の効果］
本発明の多機能ガラスは、積層させたガラス板の層間に
防火塗料層と紫外線を遮断させて可視光線を透過させる
透明フィルム層とを積層させてなっている。
防火塗料層と紫外線を遮断させて可視光線を透過させる
透明フィルム層とを積層させてなっている。
そのため、従来の防火ガラスである網入りガラスと比べ
てガラスの透明感を損なうことがない。
てガラスの透明感を損なうことがない。
また耐熱性を、ガラス板と防火塗料層との積層数で調整
できる。さらに、けい酸ソーダ透明防火塗料を多層積層
することにより、衝撃などが加わったときに衝撃を和ら
げられる。よって、ガラスが割れにくくかつ飛散を防止
でき、爆発等の衝撃に対しても抵抗し得る。また、安全
性を必要とする高層ビルの窓ガラス及びドームの屋根材
、ハーフミラ−のカーテンウオール等に適用すれば大変
安全である。
できる。さらに、けい酸ソーダ透明防火塗料を多層積層
することにより、衝撃などが加わったときに衝撃を和ら
げられる。よって、ガラスが割れにくくかつ飛散を防止
でき、爆発等の衝撃に対しても抵抗し得る。また、安全
性を必要とする高層ビルの窓ガラス及びドームの屋根材
、ハーフミラ−のカーテンウオール等に適用すれば大変
安全である。
ポリエステルを主成分にした透明フィルムは、紫外線を
遮断し、可視光線を透過する機能があるので冷房機の消
費電力を低減させ、経済的効果が大きい。また透明フィ
ルム層の外側に導電性蒸着層をもうけるとともに、この
蒸着層の両端に電極を設けて通電させると、結露を防止
することができるので便利である。また室内や室外から
の射熱を反射させるので冷暖房機の消費燃料を節約する
ことができる。そして、電極を設けた導電性蒸着層に液
晶感温塗料層を組み合わせると、変色させられるので、
目隠しや日よけとして使用できる。
遮断し、可視光線を透過する機能があるので冷房機の消
費電力を低減させ、経済的効果が大きい。また透明フィ
ルム層の外側に導電性蒸着層をもうけるとともに、この
蒸着層の両端に電極を設けて通電させると、結露を防止
することができるので便利である。また室内や室外から
の射熱を反射させるので冷暖房機の消費燃料を節約する
ことができる。そして、電極を設けた導電性蒸着層に液
晶感温塗料層を組み合わせると、変色させられるので、
目隠しや日よけとして使用できる。
さらに、導電性蒸着層は、電波を反射するので電磁シー
ルドとして使用することもできる。
ルドとして使用することもできる。
第１図は本発明の第１実施例を示す部分断面図、第２図
は火災時の作用を示す部分断面図、第３図は本発明の第
２実施例を示す部分断面図、第４図は目隠しや日よけ機
能を持たせた実施例の構成図である。
は火災時の作用を示す部分断面図、第３図は本発明の第
２実施例を示す部分断面図、第４図は目隠しや日よけ機
能を持たせた実施例の構成図である。
Claims (4)
- （１）最外装となる２枚のガラス板の間に、けい酸ソー
ダ系透明防火塗料層と、紫外線を遮断させて可視光線を
透過させる透明フィルム層とを積層させたことを特徴と
する多機能ガラス。 - （２）最外装となる各ガラス板の内側にそれぞれ、透明
フィルム層を外側に透明防火塗料層を内側に積層させ、
一対の透明防火塗料層の間に、中間に透明防火塗料層を
介在させた２枚のガラス板をはさみ込んだ請求項１に記
載の多機能ガラス。 - （３）透明フィルム層の外側に導電性蒸着層を形成し、
その蒸着層の両端部に電極を設けて通電可能にした請求
項１又は２に記載の多機能ガラス。 - （４）最外装となる２枚のガラス板の間に液晶感温塗料
層を介在させた請求項１、２又は３に記載の多機能ガラ
ス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17307589A JPH0340944A (ja) | 1989-07-06 | 1989-07-06 | 多機能ガラス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17307589A JPH0340944A (ja) | 1989-07-06 | 1989-07-06 | 多機能ガラス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0340944A true JPH0340944A (ja) | 1991-02-21 |
Family
ID=15953745
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17307589A Pending JPH0340944A (ja) | 1989-07-06 | 1989-07-06 | 多機能ガラス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0340944A (ja) |
Cited By (7)
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1989
- 1989-07-06 JP JP17307589A patent/JPH0340944A/ja active Pending
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