JPH0340591A - 立体像の撮影・表示方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、被写体を撮影装置で撮影し、再生表示装置に
再生表示するに当たって、立体画像として再生表示する
方法及び装置に間するものである。

〈従来の技術〉 従来、映画・テレビジョン・スチル写真等の撮影装置・
再生表示装置は、撮影装置によりフィルム・磁ステーブ
等の平面上に撮影・記録した被写体の像を、受像機等の
再生表示装置によりスクリーン・ブラウン管等の再生表
示画面に平面的に再生表示させるものであって、被写体
の遠近にもとづいて生ずる視角の大小を、再生表示画面
の平面上の距離の大小に置き換えて表示しており、表示
された画像は、人間の想像力によって、あたかも被写体
の像が立体的に再生表示されているように認識すること
ができるが、あくまでも被写体の立体１象ではなく、時
には４Ｊｌ識の仕方によっては遠近が逆になることがあ
る。

また、立体写真・立体映画と称して、一対の偏光レンズ
を使用して、あたかも人間の眼で見るように、撮影し、
−枚の再生表示画面に重ね合わせて、再生表示させ、偏
光眼鏡をかけて、被写体と同一の視角を得るようにして
、被写体の像を立体的に認識させる手段もある。この立
体写真・立体映画は、被写体を立体的に再生表示したも
のであるが、偏光眼鏡を掛けると言うわずられしがある
ことが問題である。

その他、レーザーホログラフィと称する光干渉を利用し
たものがあるが、装置が複雑で大掛かりとなると言う問
題点がある。

〈発明が解決しようとする課題〉 従来の映画・テレビジョン・スチル写真、立体写真・立
体映画、レーザーホログラフィにあっては、以上に示し
た問題点があることから、簡単に被写体の像を立体的に
再生表示することができる手段が求められている。

本発明は、上記課題を解決した立体像の撮影・表示方法
及び装置を提供することを目的としている。

（課題を解決するための手段〉 第１図を参考に説明する。上記目的を達成するために、
本発明に係る立体像の撮影・表示方法は、被写体ｌの映
像を、撮影カメラ２より被写体各点までの距離に対応し
て複数の画像に分け、表示部３を構成するｆＪＩ数の薄
膜液晶の積層体３ａにそれぞれに再生表示することより
なるものである。

さらに具体的に説明すると、複数の電磁波ビームを被写
体１に照射し、その電磁波ビームの被写体ｌよりの反射
波にもとづいて、撮影カメラ２より被写体１各点までの
距離を測定すること、その得られた距離及び被写体映像
をそれぞれ距離信号並びに映像信号に変換し、同期させ
て、送信機４により送信すること、及びその送信機４よ
り送信された距離信号並びに映像信号を受信１１５によ
り、映像を撮影カメラ２より被写体１各点までの距離に
対応する複数の画像に分け、液晶薄膜積層体３ａの各液
晶薄膜へ再生表示させることよりなるものである。

本発明に係る立体像の撮影・表示装置は、複数の電磁波
ビームを被写体ｌに照射し、その電磁波ビームの被写体
１よりの反射波にもとづいて、撮影カメラ２より被写体
１各点までの距離を測定する測距手段２ａを備えた撮影
装置、液晶薄膜積層体３ａを備えた表示部３、撮影カメ
ラ２より得られた距離及び被写体映像をそれぞれ距離信
号並びに映ＩＩＩ信号に変換し、同期させて、送信する
送信機４、その送信機４より送信されたに距１１１４１
Ｍ号並びに映像信号を、撮影カメラ２より被写体ｌ各点
までの距離に対応する複数の画像に分け、液晶薄膜積層
体３ａの各液晶薄膜へ再生表示させる受信機４よりなる
ものであるゆ 〈作用〉 上記のよう、に構成された立体像の撮影・表示方法及び
装置により、被写体の映像な、撮影カメラより被写体各
点までの距離に対応する複数の画像に分け、それぞれ液
晶薄膜積層体３ａの各液晶薄膜へ再生表示させることが
できるため、画像に奥行きを与え、画像を立体的に再現
し、自然体として視認することができる。

〈実施例〉 実施例について第１図を参考に説明すると、ｌは被写体
、２はその被写体１を撮影する撮影カメラ、３は撮影カ
メラ２によって撮影された被写体ｌの映像を立体的に再
生表示するところの液晶薄膜積層体３ａを備えた表示部
である。なお、３ｂはスピーカーである。撮影カメラ２
は、その内部に被写体各点までの距離を測定する測距手
段２ａを内蔵しており、被写体１に向けて、例えば赤外
線ビーム等の測距電磁波を発射させ、被写体１に当て、
その反射波を受信させることにより、発射より受信まで
の往復時間より被写体１の各点までの距離を測定するこ
とができるようにしである。

４．５はそれぞれ撮影カメラ２から表示部３へ必要な信
号を送信ならびに受信する有線もしくは無線の送信機及
びに受信機である。

次に作用について説明する。被写体１に撮影カメラ２な
向け、測距手段２ａより赤外線ビーム等の測距電磁波を
発射させ、被写体ｌの各点までの距離を測定しながら撮
影する。なお、その際測距電磁波は映像を立体的に再現
させるため、撮影カメラ２の異なる複数の位置より発射
させる。

撮影カメラ２で得られた距離及び映像を同期させて音声
と共に、送信機４により、それぞれ電気もしくは光を用
いた距離信号・映像信号汲び音声信号に変換し、受信機
６へ送信する。その距離信号・映像信号及び音声信号を
受信した受信機は、距離信号及び映像信号を、被写体各
点までの距離に応じた複数の画像に分け、液晶薄膜積層
体３ａの各液晶薄膜へ再生させる。そのため、画像を立
体的に再現し、奥行きを与え、自然体として視認するこ
とができ。なお、音声信号はスピーカー３ｂにより音声
として再生され、視聴者により一層の臨場感を与える。

なお、撮影カメラ２を複数個準４Ｉｉ資し、異なる複数
箇所から測距し、送信機４へそれぞれ信号を送るように
することもある。

その他、本発明はＣＡＤ・コンビュ・−ターグラフィッ
クスにも適用可能である。

（発明の効果〉 本発明は、以上説明したように構成されているため、従
来の映画・テレビジョン・スチル写真等に比較して、画
像を立体的に再現し、奥行きを与え、自然体として視認
することができる。

また、立体写真・立体映画に比較して、偏光眼鏡を掛け
ると」うわずられしがなく、視聴者は簡便に立体像を視
聴できる。

さらにレーザーホログラフィに比較して、装置特に受信
・再生表示装置が簡単で小規模であり、視聴者に受は入
れ易い。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の機器構成を示すブロック図で
ある。 ｌ　　　　被写体 ２　　　　撮影カメラ ２ａ　　　測距手段 ３　　　　表示部 ３ａ　　　液晶薄膜積層体 ３ｂ　　　スピーカー ４　　　　送信機 ５　　　　受信機

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ［１］被写体の映像を、撮影カメラ（２）より被写体（
   １）各点までの距離に対応して複数の画像に分け、表示
   部（３）を構成する複数の薄膜液晶の積層体（３ａ）そ
   れぞれに再生表示することよりなる立体像の撮影・表示
   方法。 ［２］複数の電磁波ビームを被写体に照射し、その電磁
   波ビームの被写体よりの反射、波にもとづいて、撮影カ
   メラ（２）より被写体（１）各点までの距離を測定する
   こと、その得られた距離及び被写体映像をそれぞれ距離
   信号並びに映像信号に変換し、同期させて、送信機（４
   ）により送信すること、及びその送信機（４）より送信
   された距離信号並びに映像信号を受信機（５）により、
   撮影カメラ（２）より被写体（１）各点までの距離に対
   応する複数の画像に分け、液晶薄膜積層体（３ａ）の各
   液晶薄膜へ再生表示させることよりなる立体像の撮影・
   表示方法。 ［３］複数の電磁波ビームを被写体（１）に照射し、そ
   の電磁波ビームの被写体（１）よりの反射波にもとづい
   て、撮影カメラ（２）より被写体（１）各点までの距離
   を測定する測距手段（２ａ）を備えた撮影装置、液晶薄
   膜積層体（３ａ）を備えた表示部（３）、撮影カメラ（
   ２）により得られた距離及び被写体映像をそれぞれ距離
   信号並びに映像信号に変換し、同期させて、送信する送
   信機（４）、及びその送信機（４）より送信されたに距
   離信号並びに映像信号を、撮影カメラ（２）より被写体
   （１）各点までの距離に対応する複数の画像に分け、液
   晶薄膜積層体（３ａ）の各液晶薄膜へ再生表示させる受
   信機（５）よりなる立体像の撮影・表示装置。