JPH03401Y2 - - Google Patents

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JPH03401Y2
JPH03401Y2 JP8957285U JP8957285U JPH03401Y2 JP H03401 Y2 JPH03401 Y2 JP H03401Y2 JP 8957285 U JP8957285 U JP 8957285U JP 8957285 U JP8957285 U JP 8957285U JP H03401 Y2 JPH03401 Y2 JP H03401Y2
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JP
Japan
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layer
permeable
water
cushion
sand
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JP8957285U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は適度の弾性を有して良好なプレー感を
与えるとともに透水性を有してテニス,ゲートボ
ール等の球技に好適なスポーツ用コートに関す
る。
〔従来の技術〕
従来の透水性を有するスポーツコートは人工芝
状物に透水性を有するクツシヨン層をラミネート
した一体物であり、価格的に高価であつた。
また、所謂オムニコート(登録商標)のように
平担な土壌のうえに、パイルを植設した人工芝状
物を敷設し、この上面にパイルの先端が僅かに見
える程度に砂材を敷いて形成されるコートは、良
好なプレー感を有するため比較的広く使用されつ
つある。
しかしながら、このコートの欠点は、人工芝状
物の上面に敷設される砂材が経時的に固化,流失
するためこれを修正する手段が必要であり、ま
た、砂材が移動して片寄るため部分的にコートに
高低を生じ、特に、人工芝のパイルの先端が摩損
する場合にはその度合が一層大となる等、使用後
暫くの間は好適であつても、経時的にコートに荒
れが生じこの補修が煩わしく維持,管理に多大の
費用がかかる欠点があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案はかかる実状に鑑みてなされるもので、
上記の砂の移動即ち砂の逃げをなくし、また、砂
が固化する現象を防ぎ、しかも、優れたプレイ感
を上記コートと同等以上に保持し、維持管理も遥
かに容易である等多くの利点を有するスポーツ用
コートを提供するもので、特に砂の固化及び移動
について従来技術を根本的に改善しようとするも
のである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記の問題点を解決するために、 a アスフアルトコンクリートなどで形成される
透水性の第3層と、 b 第3層の上部にあつてその上面に適宜厚のク
ツシヨン部材を散在せしめてなる網状物であつ
て該クツシヨン部材のない間隙部分に前記部材
とほぼ同高に透水性砂材等を充填して形成され
る第2層と、 c 第2層の上部にあつてパイルを植設し透水性
を有して裏打ちされてなる人工芝状物の裏面の
一部を粘着剤又は接着剤により前記クツシヨン
部材に止着して形成される第1層とを 設けてなるスポーツコートを要旨として成立す
るものである。
以下図面を参照し実施例に基づいて本考案を説
明する。
〔実施例〕
第1図は本考案に係るスポーツ用コートを示す
断面的説明図である。
説明の都合上、最下層である第3層から述べ
る。第3層は、透水性の比較的良好なアスフアル
トコンクリート等から形成されて、必要に応じて
下部に集中排水溝1aを設ける。
次に、その上に設けられる第2層は、本考案
の最も重要な特徴部分で、特に、従来技術におけ
る砂材の固化及び移動を完全に防止し得て極めて
特異的なものである。即ち、第2層は、第2図に
も示す如く、網状物2の上面に適宜厚例えば5〜
7mmのクツシヨン部材3をほぼ規則正しく散在せ
しめてなるもので、網状物2は、例えば天然繊
維,合成繊維等からなる糸条物を経緯方向に配列
して編織成してなる比較的粗い目を有するシート
に合成樹脂等を付着して粗目空隙2aを形成して
なり、また、クツシヨン部材3は、塩ビ,ポリエ
チレン等の軟質プラスチツクのほぼ同高に揃えら
れた塊状物等で可撓性及び弾性に富み網状物の網
目に固着して形成されるものである。本考案にあ
つては、クツシヨン材3が載置されていない間隙
部分に透水性を有する砂材等4がクツシヨン材3
とほぼ同高に充填される。地盤に多少起伏がある
場合は、砂材等で凹凸をカバーすることができ
る。
この第2層は、砂材4の部分で透水性を有する
とともに、クツシヨン材3により弾性を保有せし
めうるものであるから、水はけがよく、しかも、
プレイ感のよいコートを生む基盤となつている。
次に、最上部の第1層は、基布5にパイル6
を植設し透水性を有する如く裏打ち7されてなる
人工芝状物8であつて、その裏面の一部がローラ
ー又はスプレーで、塗布される粘着剤又は接着剤
9により前記第2層のクツシヨン材3に止着せし
められるもので、止着部分以外では透水性が保持
される状態となつている。止着は本考案に係るコ
ートの使用時に第1層の人工芝状物が第2層から
遊離して弛み等を生じないようにするためであ
る。また第2層において、充填されている砂材
が、この人工芝状物による隠蔽のためその固化及
び移動が防止される著効を有する。
〔考案の効果〕
本考案は以上の構成に基づくものであつて、ア
スフアルトコンクリート等の粒状物からなる透水
性の第3層の上に、クツシヨン体と砂材等充填部
分とを上面に載置する構造を有する第2層を設
け、さらに、該第2層と軽く止着せしめられて、
この種コートを使用するスポーツ例えばテニス,
ゲートボール等の球技に好適な人工芝状物の第1
層を有するもので、夫々の層において容易に透水
可能な構造であつて、第1層上面に雨水等が長時
間滞留することがなく、また、上の2層、特に、
第2層はクツシヨン材を有するためコートのクツ
シヨン性が格段に良好であり、また、第2層に位
置せしめられる砂材は、クツシヨン材及び第1層
に係る人工芝の裏打ちの上部からのおおいによつ
て移動することがないとともに第1層で隠蔽され
るため自然的な固化が防止されて、経時的に好ま
しい状態が保持され、また、補修も容易であつて
曝露する第1層等は補修個所のみ切り取つてパツ
チワーク的に交換修理が可能である等多くの利点
を有するもので、多くのスポーツ用コートに適用
されて極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るスポーツ用コートの断面
的説明図、第2図は第2層を形成するクツシヨン
材を固着した網状物を示す斜視図である。 ,,……夫々第1,第2,第3層、1…
…粒状物、2……網状物、3……クツシヨン材、
4……砂材等、5……基布、6……パイル、7…
裏打ち、8……人工芝状物、9……粘着剤又は接
着剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 粒状物を敷設して形成される透水性の第3層
    と、第3層の上部にあつてその上面に適宜厚のク
    ツシヨン部材を散在せしめてなる網状物であつて
    該クツシヨン部材のない間隙部分に前記部材とほ
    ぼ同高に透水性砂材等を充填して形成される第2
    層と、第2層の上部にあつてパイルを植設し透水
    性を有して裏打されてなる人工芝状物の裏面の一
    部を粘着剤又は接着剤により前記クツシヨン部材
    の上面に止着して形成される第1層とを設けて構
    成されることを特徴とする透水性を有するスポー
    ツ用コート。
JP8957285U 1985-06-15 1985-06-15 Expired JPH03401Y2 (ja)

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JP8957285U JPH03401Y2 (ja) 1985-06-15 1985-06-15

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JP8957285U JPH03401Y2 (ja) 1985-06-15 1985-06-15

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JPS61206705U JPS61206705U (ja) 1986-12-27
JPH03401Y2 true JPH03401Y2 (ja) 1991-01-09

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JP6940066B2 (ja) * 2017-09-20 2021-09-22 株式会社ウエノシステック 人工芝構造体

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JPS61206705U (ja) 1986-12-27

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