JPH0339781Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0339781Y2 JPH0339781Y2 JP5565182U JP5565182U JPH0339781Y2 JP H0339781 Y2 JPH0339781 Y2 JP H0339781Y2 JP 5565182 U JP5565182 U JP 5565182U JP 5565182 U JP5565182 U JP 5565182U JP H0339781 Y2 JPH0339781 Y2 JP H0339781Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- aperture
- strobe
- camera
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 12
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 6
- 240000007320 Pinus strobus Species 0.000 description 25
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 10
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ストロボ内蔵型カメラ、さらに詳
細にはストロボ発光用のコンデンサの収納室を新
規に設けたストロボ内蔵型カメラに関するもので
ある。
細にはストロボ発光用のコンデンサの収納室を新
規に設けたストロボ内蔵型カメラに関するもので
ある。
ストロボ内蔵型カメラは、使い易い大衆向けカ
メラとして普及されているが、同時に携帯に便利
なようにコンパクト化が求められている。したが
つて、内蔵されるストロボ装置も発光量の小さい
ものが選ばれるようになり、ストロボ発光用とし
て一般的に使われるコンデンサの容量も発光量に
応じて決められている。
メラとして普及されているが、同時に携帯に便利
なようにコンパクト化が求められている。したが
つて、内蔵されるストロボ装置も発光量の小さい
ものが選ばれるようになり、ストロボ発光用とし
て一般的に使われるコンデンサの容量も発光量に
応じて決められている。
ところが、ストロボを発光させるために必要な
コンデンサの容量はその発光量がたとえ小さくて
も一定限度の大きさが必要であり、その容量に対
応する形状も一定以上の大きさを有することとな
る。その結果、ストロボ内蔵型カメラに用いられ
る発光用コンデンサの大きさは、少なくともスト
ロボ装置の電源として一般的に使われる単三形乾
電池の大きさと同等以上の大きさを有している。
したがつて、発光用のコンデンサのカメラ内への
収納場所はカメラ全体の大きさを決定する重要な
要因となる。
コンデンサの容量はその発光量がたとえ小さくて
も一定限度の大きさが必要であり、その容量に対
応する形状も一定以上の大きさを有することとな
る。その結果、ストロボ内蔵型カメラに用いられ
る発光用コンデンサの大きさは、少なくともスト
ロボ装置の電源として一般的に使われる単三形乾
電池の大きさと同等以上の大きさを有している。
したがつて、発光用のコンデンサのカメラ内への
収納場所はカメラ全体の大きさを決定する重要な
要因となる。
しかしながら、カメラ内には撮影に必要な各種
機構が集約して設けられており、ことにいわゆる
全自動化の高度に進んだカメラにあつてはその集
約度はきわめて大である。そのため、発光用のコ
ンデンサの収納室を設ける場合にはこれら各種機
構の性能を犠牲にすることのないように十分に考
慮する必要がある。
機構が集約して設けられており、ことにいわゆる
全自動化の高度に進んだカメラにあつてはその集
約度はきわめて大である。そのため、発光用のコ
ンデンサの収納室を設ける場合にはこれら各種機
構の性能を犠牲にすることのないように十分に考
慮する必要がある。
かかる背景から、従来のストロボ内蔵型カメラ
の場合、発光用コンデンサの収納場所を確保する
ためにカメラ本体の拡大を余儀なくされたり、各
種機構の装備省略が必要となるなどの問題点があ
つた。
の場合、発光用コンデンサの収納場所を確保する
ためにカメラ本体の拡大を余儀なくされたり、各
種機構の装備省略が必要となるなどの問題点があ
つた。
この考案は、上記従来技術の有する問題点に鑑
みてなされたもので、その目的とするところは、
カメラの縦幅、横幅、高さを従来に較べて大きく
したり、かつ、各種機構の省略をしたりすること
なくストロボ発光用のコンデンサをカメラ内に内
蔵させることのできるストロボ内蔵型カメラを提
供することにある。
みてなされたもので、その目的とするところは、
カメラの縦幅、横幅、高さを従来に較べて大きく
したり、かつ、各種機構の省略をしたりすること
なくストロボ発光用のコンデンサをカメラ内に内
蔵させることのできるストロボ内蔵型カメラを提
供することにある。
この考案に係わるストロボ内蔵型カメラの特徴
は、ストロボ発光部を上部に有し、パトローネ室
およびスプール室がアパーチヤを挟んで対向する
ように設けられると共に、そのアパーチヤの上部
にフイルム巻取機構とシヤツターチヤージ機構と
が設けられたストロボ内蔵型カメラにおいて、そ
のスプール室とパトローネ室とに巻き取られるフ
イルムに穿設されたパーフオレーシヨンと係合す
るスプールのスプロケツトギヤをアパーチヤの上
部側にのみ設けることによつて、前記スプロケツ
トギヤの下方を含めてそのパトローネ室とスプー
ル室との間であつてアパーチヤの下方に、ストロ
ボ発光用のコンデンサを収納するにたる空間を形
成し、その空間にストロボ発光用のコンデンサを
設けたところにある。
は、ストロボ発光部を上部に有し、パトローネ室
およびスプール室がアパーチヤを挟んで対向する
ように設けられると共に、そのアパーチヤの上部
にフイルム巻取機構とシヤツターチヤージ機構と
が設けられたストロボ内蔵型カメラにおいて、そ
のスプール室とパトローネ室とに巻き取られるフ
イルムに穿設されたパーフオレーシヨンと係合す
るスプールのスプロケツトギヤをアパーチヤの上
部側にのみ設けることによつて、前記スプロケツ
トギヤの下方を含めてそのパトローネ室とスプー
ル室との間であつてアパーチヤの下方に、ストロ
ボ発光用のコンデンサを収納するにたる空間を形
成し、その空間にストロボ発光用のコンデンサを
設けたところにある。
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第1図から第4図まではこの考案の一実施例を
示すものである。図において、符号1はカメラ本
体であり、このカメラ本体1の中央部にはアパー
チヤ2が形成され、このアパーチヤ2を挟みカメ
ラ本体1の背面から見て左右両側にはそれぞれス
プール室3およびパトローネ室4が対向するよう
に設けられている。そして、パトローネ室4には
フイルムパトローネ5が装填され、アパーチヤ2
に接するフイルム6のリーダー部7はスプール室
3に取り付けられるスプール8に係止されてフイ
ルム6が巻き取られるようにされている。
示すものである。図において、符号1はカメラ本
体であり、このカメラ本体1の中央部にはアパー
チヤ2が形成され、このアパーチヤ2を挟みカメ
ラ本体1の背面から見て左右両側にはそれぞれス
プール室3およびパトローネ室4が対向するよう
に設けられている。そして、パトローネ室4には
フイルムパトローネ5が装填され、アパーチヤ2
に接するフイルム6のリーダー部7はスプール室
3に取り付けられるスプール8に係止されてフイ
ルム6が巻き取られるようにされている。
また、アパーチヤ2の上方位置であつてスプー
ル室3の近傍には、そのアパーチヤ2の上部側に
のみスプロケツトギア9を収容するスプロケツト
室10が形成されている。このスプロケツトギア
9の爪11はフイルム6の上端部に穿設されたパ
ーフオレーシヨン12に係合し、スプロケツトギ
ア9の回転によりフイルム6の移送が行われるよ
うにされている。
ル室3の近傍には、そのアパーチヤ2の上部側に
のみスプロケツトギア9を収容するスプロケツト
室10が形成されている。このスプロケツトギア
9の爪11はフイルム6の上端部に穿設されたパ
ーフオレーシヨン12に係合し、スプロケツトギ
ア9の回転によりフイルム6の移送が行われるよ
うにされている。
さらに、カメラ本体1の正面から見て右側には
ストロボ発光部13が設けられ、この発光部13
の下方には電源用の乾電池14が収納される電池
室15が形成されている。そして、上述したスプ
ロケツトギヤ9がアパーチヤ2の上部側にのみ設
けられたことによつて、スプロケツトギヤ9の下
方を含めてパトローネ室4とスプール室3との間
であつてそのアパーチヤ2の下方に、ストロボ発
光用のコンデンサ16を収納するにたる空間とし
てのコンデンサ収納室17が設けられている。
ストロボ発光部13が設けられ、この発光部13
の下方には電源用の乾電池14が収納される電池
室15が形成されている。そして、上述したスプ
ロケツトギヤ9がアパーチヤ2の上部側にのみ設
けられたことによつて、スプロケツトギヤ9の下
方を含めてパトローネ室4とスプール室3との間
であつてそのアパーチヤ2の下方に、ストロボ発
光用のコンデンサ16を収納するにたる空間とし
てのコンデンサ収納室17が設けられている。
なお、図において符号18はカメラ本体1の上
部に設けられるフアインダ、19はシヤツターボ
タンであり、20はフイルム巻取およびシヤツタ
ーチヤージ機構部、21はフイルム枚数計数部、
22はフイルム巻取機構部である。また、23は
スプール室3の下方に設けられるフイルム巻戻機
構部、24はカメラ本体1の背蓋である。さら
に、25はカメラ本体1の正面に取り付けられる
レンズ、26はスプロケツトギア9を軸支するス
プロケツト軸である。なお、スプロケツトギア9
とフイルム6との係合解除はカメラ本体1の下部
に延びるスプロケツト軸26を図示しない解除機
構の作動により行なうようにされている。この場
合、上記係合解除はスプロケツト軸26の上方の
みで行なうようにしても良く、下方に延びるスプ
ロケツト軸26が省略されるようになる。
部に設けられるフアインダ、19はシヤツターボ
タンであり、20はフイルム巻取およびシヤツタ
ーチヤージ機構部、21はフイルム枚数計数部、
22はフイルム巻取機構部である。また、23は
スプール室3の下方に設けられるフイルム巻戻機
構部、24はカメラ本体1の背蓋である。さら
に、25はカメラ本体1の正面に取り付けられる
レンズ、26はスプロケツトギア9を軸支するス
プロケツト軸である。なお、スプロケツトギア9
とフイルム6との係合解除はカメラ本体1の下部
に延びるスプロケツト軸26を図示しない解除機
構の作動により行なうようにされている。この場
合、上記係合解除はスプロケツト軸26の上方の
みで行なうようにしても良く、下方に延びるスプ
ロケツト軸26が省略されるようになる。
このように、この考案は構成されるからパトロ
ーネ室4からスプール室3に巻き取られるフイル
ム6は、その上方に穿設されたパーフオレーシヨ
ン12がカメラ本体1の上方に配設されたスプロ
ケツトギア9と係合することにより移送されるこ
ととなる。パーフオレーシヨン12はフイルム6
のリーダー部7においては上方にのみ穿設されて
いるからフイルム6の巻き取り開始時、およびそ
の後の巻き取り動作において何らの支障はない。
ーネ室4からスプール室3に巻き取られるフイル
ム6は、その上方に穿設されたパーフオレーシヨ
ン12がカメラ本体1の上方に配設されたスプロ
ケツトギア9と係合することにより移送されるこ
ととなる。パーフオレーシヨン12はフイルム6
のリーダー部7においては上方にのみ穿設されて
いるからフイルム6の巻き取り開始時、およびそ
の後の巻き取り動作において何らの支障はない。
また、ストロボ発光用のコンデンサ16はスプ
ール室3およびパトローネ室4の間であつてアパ
ーチヤ2の下方を臨む部位に形成されるコンデン
サ収納室17に収納されるから、フイルム6の露
光には何ら影響がなくしかも十分な余裕をもつて
コンデンサ16の収納スペースが確保される。
ール室3およびパトローネ室4の間であつてアパ
ーチヤ2の下方を臨む部位に形成されるコンデン
サ収納室17に収納されるから、フイルム6の露
光には何ら影響がなくしかも十分な余裕をもつて
コンデンサ16の収納スペースが確保される。
以上、説明したように、この考案に係わるスト
ロボ内蔵型カメラは、フイルムに穿設されたパー
フオレーシヨンと係合するスプロケツトギヤをア
パーチヤの上部側にのみ設けることによつて、そ
のスプロケツトギヤの下方を含めてパトローネ室
とスプール室との間あつてアパーチヤの下方に、
ストロボ発光用のコンデンサを収納するにたる空
間を設けたから、カメラの縦幅、横幅、高さを従
来に較べて大きくすることなく、しかも、カメラ
の各種の撮影機能を損なうことなくストロボ発光
用のコンデンサを内蔵させることができる効果を
奏する。また、この収納室はカメラ本体内に形成
されるからカメラ装置の外観を損ねるような虞は
ない。
ロボ内蔵型カメラは、フイルムに穿設されたパー
フオレーシヨンと係合するスプロケツトギヤをア
パーチヤの上部側にのみ設けることによつて、そ
のスプロケツトギヤの下方を含めてパトローネ室
とスプール室との間あつてアパーチヤの下方に、
ストロボ発光用のコンデンサを収納するにたる空
間を設けたから、カメラの縦幅、横幅、高さを従
来に較べて大きくすることなく、しかも、カメラ
の各種の撮影機能を損なうことなくストロボ発光
用のコンデンサを内蔵させることができる効果を
奏する。また、この収納室はカメラ本体内に形成
されるからカメラ装置の外観を損ねるような虞は
ない。
第1図はこの考案の一実施例を示し、背蓋を開
いて背面から見た場合の斜視図、第2図は第1図
において背蓋を閉じ−に沿つて見た場合の正
面概略図、第3図は第1図において背蓋を閉じた
場合の−断面図、第4図は第1図において背
蓋を閉じた場合の−断面図である。 2……アパーチヤ、3……スプール室、4……
パトローネ室、6……フイルム、9……スプロケ
ツトギア、12……パーフオレーシヨン、16…
…ストロボ発光用のコンデンサ。
いて背面から見た場合の斜視図、第2図は第1図
において背蓋を閉じ−に沿つて見た場合の正
面概略図、第3図は第1図において背蓋を閉じた
場合の−断面図、第4図は第1図において背
蓋を閉じた場合の−断面図である。 2……アパーチヤ、3……スプール室、4……
パトローネ室、6……フイルム、9……スプロケ
ツトギア、12……パーフオレーシヨン、16…
…ストロボ発光用のコンデンサ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ストロボ発光部を上部に有し、パトローネ室お
よびスプール室がアパーチヤを挟んで対向するよ
うに設けられると共に前記アパーチヤの上部にフ
イルム巻取機構とシヤツターチヤージ機構とが設
けられたストロボ内蔵型カメラにおいて、 前記スプール室と前記パトローネ室とに巻き取
られるフイルムに穿設されたパーフオレーシヨン
と係合するスプールのスプロケツトギヤを前記ア
パーチヤの上部側にのみ設けることによつて、前
記スプロケツトギヤの下方を含めて前記パトロー
ネ室と前記スプール室との間であつて前記アパー
チヤの下方に、ストロボ発光用のコンデンサを収
納するにたる空間を形成し、該空間にストロボ発
光用のコンデンサを設けたことを特徴とするスト
ロボ内蔵型カメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5565182U JPS58159527U (ja) | 1982-04-19 | 1982-04-19 | ストロボ内蔵型カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5565182U JPS58159527U (ja) | 1982-04-19 | 1982-04-19 | ストロボ内蔵型カメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58159527U JPS58159527U (ja) | 1983-10-24 |
JPH0339781Y2 true JPH0339781Y2 (ja) | 1991-08-21 |
Family
ID=30066220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5565182U Granted JPS58159527U (ja) | 1982-04-19 | 1982-04-19 | ストロボ内蔵型カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58159527U (ja) |
-
1982
- 1982-04-19 JP JP5565182U patent/JPS58159527U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58159527U (ja) | 1983-10-24 |
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