JPH0339403Y2 - - Google Patents

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JPH0339403Y2
JPH0339403Y2 JP1983114540U JP11454083U JPH0339403Y2 JP H0339403 Y2 JPH0339403 Y2 JP H0339403Y2 JP 1983114540 U JP1983114540 U JP 1983114540U JP 11454083 U JP11454083 U JP 11454083U JP H0339403 Y2 JPH0339403 Y2 JP H0339403Y2
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JP
Japan
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lid
curled
locking
locking member
metal container
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Application number
JP1983114540U
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JPS6024728U (ja
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Priority to JP11454083U priority Critical patent/JPS6024728U/ja
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、蓋部と底部とを分離し得る金属製容
器に関するものである。
この種の金属製容器は、一般には例えば実公昭
54−28214号公報に記載の第3図に示すように蓋
部1と底部2の関係を有しており、蓋部1を底部
2の開放部の上から覆い、部分的に側面が二重構
造になるように被着する形式のものが多い。この
場合に、蓋部1と底部2との嵌め合いを確実にか
つ容易に行うためには、蓋部1の内径と底部2の
外径との嵌め合い公差として適正な数値が要求さ
れる。また、蓋部1の端縁には外側に膨らむカー
ル部3を形成し、必要に応じて底部2の周壁には
蓋部1に対するストツパとなる隆条4や段部を形
成し、これらのカール部3、隆条4等は蓋部1、
底部2の周壁面から外側に突出することになり、
デザイン的にも洗練されない問題点がある。
本考案の目的は、上述の問題点を解消し、底部
内に設けた係止部材により底部と蓋部相互間の良
好な嵌め合いを実現し、蓋部、底部の周壁面から
外側に突出する部分のないデザイン的にも優れた
金属製容器を提供することにあり、その要旨は、
蓋部と底部とを別体に分離し、蓋部及び底部にこ
れらの縁部を内側に丸めたカール部を形成し、前
記蓋部と底部との前記カール部同志を突き合わせ
て閉止する金属製容器において、収納部を有する
合成樹脂製の平皿状係止部材の上縁部を前記底部
のカール部に係止することにより該係止部材を前
記底部内に装着し、該係止部材から前記蓋部のカ
ール部と係合するための複数個の係止片を上方に
突出し、該係止片の前記蓋部のカール部と接する
面を外側に傾斜させたことを特徴とするものであ
る。
以下に、本考案を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
図面は本考案に係る金属製容器をペンシルケー
スに利用した場合の実施例を示している。蓋部1
0、底部11は金属板により形成されており、互
いに別体に分離し得るようになつている。蓋部1
0と底部11の縁部は同形であり、これらの縁部
はそれぞれ第2図の断面図に示すように内側に丸
く曲設されたカール部12,13となつており、
これらのカール部12,13が突き合わされるよ
うにして蓋部10と底部11とは閉止される。こ
こで底部11内の両端部には、蓋部10のカール
部12に係合し、上方に突出する複数個の係止片
14を有し、消しゴム、クリツプ等の収納部を持
つ合成樹脂製の平皿状の係止部材15,16が装
着されている。これらの係止部材15,16の装
着は、係止部材15,16を底部11内に押し込
み、係止部材15,16の縁部を第2図に示すよ
うに底部11のカール部13に係合することによ
りなされている。また、係止片14は稍々外側に
傾斜して膨出され、蓋部10のカール部12を内
側から圧接するようになつている。
本考案の実施例は上述のような構成を有するの
で、蓋部10と底部11とを閉じ合わせると、係
止片14が蓋部10のカール部12を内側から押
圧しながら係合して弾性的に良好な嵌め合いがな
され、この係止片14を介して蓋部10と底部1
1とは確実にロツクがなされる。この場合は、主
としてカール部12の弾発性と係止片14の弾性
力により係止作用が発揮される。この嵌め合いは
完全に容器内でなされれ、外部には隆条も段部も
全く突出することもなく、極めて簡潔なデザイン
の容器が得られる。また、蓋部10を底部11か
ら外すには、底部11を押えて蓋部10を軽く引
き上げればよい。
実施例においては、2個の係止部材15,16
を用いたが、1個の平皿状の係止部材を底部11
に敷設するようにしてもよく、係止片14の個数
は少なくとも両側に1個ずつ設ければ足りる場合
もある。
また、係止部材15,16は実施例に示すよう
に他の用途とも兼用させるようにすることが好適
である。例えば、容器をメモホルダとした場合に
は、係止部材にメモ用紙を狭着させるようにした
り、手帳用鉛筆を収納できるようにしてもよい。
以上説明したように本考案に係る金属製容器
は、簡単な構造の係止部材を底部に装着しこの係
止部材に係止片を設けることにより、周壁面が平
担でデザイン的に簡潔なものとなり、例えば蓋部
から底部にかけて連続した模様を画くこともで
き、蓋部と底部との嵌め合いも弾性的に良好にな
し得る効果がある。また、蓋部と底部とに全く同
一の部材を用いて容器を構成できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
図面第1図、第2図は本考案に係る金属製容器
の一実施例を示し、第1図はその斜視図、第2図
は横断面図であり、第3図は従来の金属製容器の
断面図である。 符号、10は蓋部、11は底部、12,13は
カール部、14は係止片、15,16は係止部材
である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 蓋部と底部とを別体に分離し、蓋部及び底部
    にこれらの縁部を内側に丸めたカール部を形成
    し、前記蓋部と底部との前記カール部同志を突
    き合わせて閉止する金属製容器において、収納
    部を有する合成樹脂製の平皿状係止部材の上縁
    部を前記底部のカール部に係止することにより
    該係止部材を前記底部内に装着し、該係止部材
    から前記蓋部のカール部と係合するための複数
    個の係止片を上方に突出し、該係止片の前記蓋
    部のカール部と接する面を外側に傾斜させたこ
    とを特徴とする金属製容器。 2 前記蓋部と底部に同一部材を用いた実用新案
    登録請求の範囲第1項に記載の金属製容器。
JP11454083U 1983-07-23 1983-07-23 金属容器の嵌め合い機構 Granted JPS6024728U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11454083U JPS6024728U (ja) 1983-07-23 1983-07-23 金属容器の嵌め合い機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11454083U JPS6024728U (ja) 1983-07-23 1983-07-23 金属容器の嵌め合い機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6024728U JPS6024728U (ja) 1985-02-20
JPH0339403Y2 true JPH0339403Y2 (ja) 1991-08-20

Family

ID=30264732

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11454083U Granted JPS6024728U (ja) 1983-07-23 1983-07-23 金属容器の嵌め合い機構

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4276154B2 (ja) * 2004-09-30 2009-06-10 理研軽金属工業株式会社 茶コンテナ
US7878324B2 (en) * 2007-11-30 2011-02-01 Philip Morris Usa Inc. Pocket-size container for consumer items

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5514161Y2 (ja) * 1974-09-17 1980-03-31

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Publication number Publication date
JPS6024728U (ja) 1985-02-20

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