JPH0339402Y2 - - Google Patents

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JPH0339402Y2
JPH0339402Y2 JP1985172478U JP17247885U JPH0339402Y2 JP H0339402 Y2 JPH0339402 Y2 JP H0339402Y2 JP 1985172478 U JP1985172478 U JP 1985172478U JP 17247885 U JP17247885 U JP 17247885U JP H0339402 Y2 JPH0339402 Y2 JP H0339402Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、計量キヤツプにかかり、特にキヤツ
プの天板部内面に、高さで内容物を計量する計量
突部を設けた計量キヤツプに関するものである。
〔従来の技術〕
第7図および第8図は、実公昭44−12136号公
報にて開示された計量キヤツプを示すもので、図
中符号40は計量キヤツプである。この計量キヤ
ツプ40は容器41の口部を覆うもので、椀状に
形成されている。この計量キヤツプ40の内周面
には計量線42が形成されている。またこのキヤ
ツプ40の中央部には、水位表示用突出部43が
設けられている。
この計量キヤツプ40で計量する場合には、キ
ヤツプを水平において、被計量物の上面が水位表
示用突出部43にある所定の目盛および周面にあ
る計量線42に合うようにして行つていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この計量キヤツプ40においては、傾いた状態
で計量を行うと、計量の基準となる水平線Aから
下の部分Bの容積が基準水平線Aから上の部分C
の容積より大きい。このためこの計量キヤツプ4
0では、傾いた状態で計量が行われると大きな誤
差を生じる。このため、この計量キヤツプ40で
計量を行う時にはこれを水平に保つて中央に突設
された水位表示用突出部43の水位表示と内周面
に設けられた計量線42の両方に水位を一致させ
なければ正確な計量を行うことができない。
この考案は前記事情に鑑みてなされたもので、
傾いた状態でも正確な計量を行える計量キヤツプ
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、キヤツプの内部空間を略円柱状に形
成すると共に、キヤツプの天板部内面に、キヤツ
プ内に注がれる内容物を高さで計量するための計
量突部を突設し、かつ、この計量突部を、キヤツ
プ天板部の中心に位置して設けたもので、計量突
部の高さに合わせて内容物をキヤツプ内に注ぐこ
とによつて、計量を行うものである。
〔作用〕
この計量キヤツプは内部空間が略円柱状に形成
されているので、キヤツプを傾けたときキヤツプ
の中心線上の1点を通過する水平線より下の部分
の容積と上の部分の容積とがほとんど等しくな
る。この結果、キヤツプの中心部では被計量物の
表面高さがほとんど変化しない。そしてこの計量
キヤツプではこのような中心部に計量突部が形成
されているので、被計量物の表面高さがほとんど
変化しないキヤツプの中心部で計量が行われるこ
ととなる。
〔実施例〕
以下、本考案の第1実施例を第1図および第2
図を参照して説明すると、このキヤツプ1は、プ
リエチレン、ポリプロピレンなどの合成樹脂によ
つて、開口部に向かつて成形型からの抜きテーパ
ー程度に傾斜する有頭円筒状に形成されたもの
で、その筒状壁部1aの内周面には口部に嵌合し
てキヤツプ1の閉状態を保持する2条の周突起
2,2が突設されるとともに、キヤツプ1の天板
部1bの内面には、キヤツプ1内に注がれる内容
物Aを高さで計量するための円柱状の計量突部3
が、内方(第1図上方)に突出した状態に設けら
れ、かつ、この計量突部3は、天板部1bの中心
に位置して設けられた基本構成となつている。そ
して、この計量突部3の高さ寸法L1は、キヤツ
プ1内に注がれる内容物の計量すべき設定量の高
さ寸法と等しい大きさに設定されており、また好
ましくはこの計量突部3の外周に軸方向に沿つて
等間隔に目盛りなどが刻設される。
次いで、以上のように構成された本実施例の作
用を説明する。
この計量キヤツプ1で内容物を計量するには、
第2図などに示すように、計量キヤツプ1を逆に
向け、この計量キヤツプ1内に計量突部3の高さ
に合わせて内容物を注げば良い。この計量部3
は、内容物の計量すべき設定量の高さ寸法と等し
い大きさに形成されているため、計量突部3の高
さまで内容物Aを注ぐことによつて、容易にこれ
を計量することができるものである。また、本実
施例の計量キヤツプ1にあつては、内部空間が略
円柱状であり、かつ計量突部3がキヤツプ1の天
板部1bの中心に位置して設けられているので、
キヤツプ1が傾いた状態でも水面の位置が変化し
ない中心部で計量が行われる。
すなわちこの計量キヤツプ1は内部空間が略円
柱状に形成されているので、キヤツプ1を傾けた
ときキヤツプ1の中心線上の1点を通過する水平
線より下の部分の容積と上の部分の容積とがほと
んど等しくなる。この結果、キヤツプ1の中心部
では被計量物の表面高さがほとんど変化しない。
そしてこの計量キヤツプ1ではこのような中心部
に計量突部3が形成されているので、内容物Aの
表面高さがほとんど変化しないキヤツプの中心部
で計量が行われることとなる。
従つてこの計量キヤツプ1にあつては、キヤツ
プ1を傾けた状態でも正確に内容物Aの計量を行
うことができる利点がある。
第3図は本考案の第2実施例を示すもので、第
1図などに示した計量突部3に代えて、計量キヤ
ツプ4の天板部4aに、大径筒部5aとこれに連
続して上方に設けられた小径筒部5bとからなる
計量突部5を突設したもので、計量突部5をこの
ような2段構造とすれば、内容物Aを2種類の量
目で計量することができる利点がある。
なお、本実施例の計量突部5の高さ寸法L2
前述した計量突部3と同様に、計量すべき内容物
Aの設定量の高さ寸法と等しくされることは勿論
である。
また、第4図は本考案の第3実施例を示すもの
で、内周面にめねじ6が形成されたねじ式のキヤ
ツプ7に適用した例を示すものである。このキヤ
ツプ7の天板部7a内面に突設された計量突部8
は、全体が上方に行くに従つて小径となる四角錐
状に形成され、その外周面には「30g,」など
の表示部9が形成されている。なお、本実施例に
あつても計量突部8の高さ寸法L3は、計量すべ
き内容物Aの設定量(図示例では30g)の高さ寸
法と等しくされ、これによつて、内容物Aを計量
突部8の高さまで注いた時に、キヤツプ7には約
30gの量が計量されたことになるものである。
第5図は、内周面に嵌合溝10を持つワンタツ
チ式のキヤツプ11に適用した本考案の第4実施
例を示すもので、このキヤツプ11の天板部11
aの内面に突設された計量突部12は、キヤツプ
天板部11aと一体の嵌合凸部13と、この嵌合
凸部13に嵌合して上方に順次積み重ねられる複
数の計量用突片14とから構成されている。ま
た、前記嵌合凸部13の上端には、計量用突片1
4に嵌合する膨出部13aが設けられ、また計量
用突片14には、この膨出部13aを同様の大き
さ・形状を持つ頭部14bとが設けられた構成と
なつている。
なお、このような構成の計量キヤツプ11によ
れば、計量用突片14を嵌合凸部13に連結する
ことによつて、計量突部12の高さを変えること
ができる上、各計量用突片14の色を違えること
によつて、各計量用突片14を目盛りとして使用
することができる。
また、前記各実施例では、計量用キヤツプを容
器の口部に直接被せる構造のものを示したが、例
えば第6図第5実施例に適用した計量キヤツプ1
5のように、この計量キヤツプ15が被せられる
容器16の口部17に中栓18を嵌めてある場合
には、計量キヤツプ15の内面に突設した計量突
部3が中栓18の注出口18aに挿入され、これ
を止め栓として併用することができる利点があ
る。なお、この計量キヤツプ15の天板部15a
の内面外周には、中栓18を押し付ける環状のリ
ブ19が設けられている。また、第6図におい
て、符号20で示すものは、計量キヤツプ15の
周突起2に係合する係止突部であり、図示例で
は、口部17に一周する形態に設けられている。
〔考案の効果〕
本考案の計量キヤツプは、キヤツプの内部空間
が略円柱状に形成されているうえ、内容物の量を
高さで決める計量突部が天板部の中心に設けられ
ているので、計量時にキヤツプが傾いていても正
確な計量を行うことができる。
すなわちこの計量キヤツプ1は内部空間が略円
柱状に形成されているので、キヤツプを傾けたと
きキヤツプの中心線上の1点を通過する水平線よ
り下の部分の容積と上の部分の容積とがほとんど
等しくなる。この結果、キヤツプの中心部では被
計量物の表面高さがほとんど変化しない。そして
この計量キヤツプではこのような中心部に計量突
部が形成されているので、被計量物の表面高さが
ほとんど変化しないキヤツプの中心部で計量が行
われることとなる。
従つて本考案の計量キヤツプによれば、計量時
にキヤツプが傾いていても正確な計量を行うこと
ができる。
加えてこの効果は、被計量物が粉体である場合
にも有効である。すなわち粉体を計量する場合
は、計量キヤツプをゆすつても、粉体の表面を水
平にすることが困難である。このため粉体の表面
が多少傾斜している状態で計量を行わざるを得な
い。このようなときでも、本考案の計量キヤツプ
によれば、被計量物の表面高さがほとんど変化し
ないキヤツプの中心部で計量突部による計量が行
われるので、誤差の少ない計量を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の第1実施例を示
すもので、第1図は計量キヤツプの断面図、第2
図は作用を説明するために示した断面図、第3図
は本考案の第2実施例を示す断面図、第4図は本
考案の第3実施例を示す断面図、第5図は本考案
の第4実施例を示す断面図、第6図は本考案の第
5実施例を示す断面図、第7図は従来の計量キヤ
ツプが装着された容器を示す正面図、第8図は従
来の計量キヤツプを示す断面図である。 1……計量キヤツプ、1a……筒状壁部、1b
……天板部、2……周突起、3……計量突部、5
a……大径筒部、5b……小径筒部、5,8,1
2……計量突部、14……計量突片、16……容
器、17……口部、18……中栓、18a……注
出口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 容器本体の口部に装着されこれを閉塞するキ
    ヤツプにおいて、キヤツプの内部空間が略円柱
    状であり、かつこのキヤツプの天板部内面に
    は、キヤツプ内に注がれる内容物を高さで計量
    するための計量突部が突設され、かつこの計量
    突部は、キヤツプ天板部の中心に位置して設け
    られていることを特徴とする計量キヤツプ。 (2) 前記計量突部の高さ寸法は、キヤツプ内に注
    がれる内容物の計量すべき設定量の高さ寸法と
    等しい大きさに設定されていることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の計量キ
    ヤツプ。
JP1985172478U 1985-11-09 1985-11-09 Expired JPH0339402Y2 (ja)

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JPS6280841U JPS6280841U (ja) 1987-05-23
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JPS6280841U (ja) 1987-05-23

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