JPH0339389Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0339389Y2 JPH0339389Y2 JP1985024263U JP2426385U JPH0339389Y2 JP H0339389 Y2 JPH0339389 Y2 JP H0339389Y2 JP 1985024263 U JP1985024263 U JP 1985024263U JP 2426385 U JP2426385 U JP 2426385U JP H0339389 Y2 JPH0339389 Y2 JP H0339389Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- container body
- cap
- cylindrical partition
- partition wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 23
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 14
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 14
- 230000035622 drinking Effects 0.000 description 4
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 2
- 235000013361 beverage Nutrition 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本案は、２液混合容器に係る。
「従来の技術」
この種容器として、例えば、実公昭56−20356
号公報記載の考案が知られている。該考案の容器
は、底壁周縁から胴部を介して口頚部を起立し、
底壁の中央部に***部を形成した容器体と、口頚
部の外面に頂壁周縁から垂下した短周壁を螺合さ
せると共に、頂壁の下面中央部から垂下した筒状
仕切り壁下端を上記***部の側壁外面に嵌合さ
せ、該筒状仕切り壁によつて容器体内を内外二室
に仕切つたキヤツプとからなり、該キヤツプを弛
め方向へ回動させると、キヤツプが螺上昇して筒
状仕切り壁の下端が***部の側壁外面から外れ、
内外二室に収容された異種液体を混合するよう形
成している。
号公報記載の考案が知られている。該考案の容器
は、底壁周縁から胴部を介して口頚部を起立し、
底壁の中央部に***部を形成した容器体と、口頚
部の外面に頂壁周縁から垂下した短周壁を螺合さ
せると共に、頂壁の下面中央部から垂下した筒状
仕切り壁下端を上記***部の側壁外面に嵌合さ
せ、該筒状仕切り壁によつて容器体内を内外二室
に仕切つたキヤツプとからなり、該キヤツプを弛
め方向へ回動させると、キヤツプが螺上昇して筒
状仕切り壁の下端が***部の側壁外面から外れ、
内外二室に収容された異種液体を混合するよう形
成している。
「考案が解決しようとする課題」
上記従来例は、容器体の口頚部外面にキヤツプ
を螺合させたから、輸送時等の震動によりキヤツ
プが弛み、容器体内の液体が漏れ出す虞があり、
また、該キヤツプの弛みにともなつて、筒状仕切
り壁が螺上昇するため、内外二室内の液体が不用
意に混合する虞があつた。そのような不都合を解
消するために、例えば、口頚部外面とキヤツプの
短周壁内面とに係合突条をそれぞれ形成し、それ
等係合突条を相互に係合させることも考えられ
る。しかしながら、そのような構成とした場合、
キヤツプを取外す際に、一方の手で容器体を持
ち、かつ他方の手でキヤツプを引上げると、キヤ
ツプの係合突条が口頚部外面の係合突条を乗越え
た直後に、容器体が大きく揺れて、液体がこぼれ
易くなる不都合が生じる。
を螺合させたから、輸送時等の震動によりキヤツ
プが弛み、容器体内の液体が漏れ出す虞があり、
また、該キヤツプの弛みにともなつて、筒状仕切
り壁が螺上昇するため、内外二室内の液体が不用
意に混合する虞があつた。そのような不都合を解
消するために、例えば、口頚部外面とキヤツプの
短周壁内面とに係合突条をそれぞれ形成し、それ
等係合突条を相互に係合させることも考えられ
る。しかしながら、そのような構成とした場合、
キヤツプを取外す際に、一方の手で容器体を持
ち、かつ他方の手でキヤツプを引上げると、キヤ
ツプの係合突条が口頚部外面の係合突条を乗越え
た直後に、容器体が大きく揺れて、液体がこぼれ
易くなる不都合が生じる。
本案は、容器体口頚部とキヤツプとに係合突条
をそれぞれ付設して、それ等係合突条を相互に係
合させることでキヤツプの弛みを防止し、かつ、
その係合をスムーズに外すことができる構成とし
た２液混合容器を提供することを目的とする。
をそれぞれ付設して、それ等係合突条を相互に係
合させることでキヤツプの弛みを防止し、かつ、
その係合をスムーズに外すことができる構成とし
た２液混合容器を提供することを目的とする。
「課題を解決するための手段」
底壁２の外周縁から周壁を、かつ、底壁２の中
央部から螺合用筒壁３を、それぞれ起立し、周壁
の上部内面に第１係合突条１１を付設ししたカツ
プ形の容器体１と、上記周壁の上部内面に、頂壁
周縁から垂下した短周壁７の下部外面を嵌合させ
ると共に、該短周壁の下端外面に付設した第２係
合突条１６を上記第１係合突条１１の下面に係合
させたキヤツプ９とからなり、上記頂壁の中央部
下面から垂下した筒状仕切り壁４下端を上記螺合
用筒壁３に、容器体１に対するキヤツプ９の螺上
昇によつて第１、第２係合突条１１，１６の係合
を外すことが可能に螺合させ、かつ、その筒状仕
切り壁４によつて容器体１内を内外二室５，６に
仕切るよう形成した。
央部から螺合用筒壁３を、それぞれ起立し、周壁
の上部内面に第１係合突条１１を付設ししたカツ
プ形の容器体１と、上記周壁の上部内面に、頂壁
周縁から垂下した短周壁７の下部外面を嵌合させ
ると共に、該短周壁の下端外面に付設した第２係
合突条１６を上記第１係合突条１１の下面に係合
させたキヤツプ９とからなり、上記頂壁の中央部
下面から垂下した筒状仕切り壁４下端を上記螺合
用筒壁３に、容器体１に対するキヤツプ９の螺上
昇によつて第１、第２係合突条１１，１６の係合
を外すことが可能に螺合させ、かつ、その筒状仕
切り壁４によつて容器体１内を内外二室５，６に
仕切るよう形成した。
「作用」
上記にて、使用時にはキヤツプ９を、筒状仕切
り壁４が上方に移動して螺合用周壁３から離脱す
る方向に回転操作し、この操作によりまず短周壁
７が容器体１の周壁上部内面から外れ、その後筒
状仕切り壁４が螺合用周壁３から離脱し仕切りが
外れることから内、外２室５，６の異種液が容器
体１内にて混合する。従つて、混合液体が飲料に
供するものである場合は、容器体１は飲用カツプ
としてそのまま用いればよい。尚、容器体１から
離脱したキヤツプ９と筒状仕切り壁４の一体物
は、混合液の撹拌用として利用することができ
る。
り壁４が上方に移動して螺合用周壁３から離脱す
る方向に回転操作し、この操作によりまず短周壁
７が容器体１の周壁上部内面から外れ、その後筒
状仕切り壁４が螺合用周壁３から離脱し仕切りが
外れることから内、外２室５，６の異種液が容器
体１内にて混合する。従つて、混合液体が飲料に
供するものである場合は、容器体１は飲用カツプ
としてそのまま用いればよい。尚、容器体１から
離脱したキヤツプ９と筒状仕切り壁４の一体物
は、混合液の撹拌用として利用することができ
る。
「実施例」
１は、容器体であり、該容器体は、底壁２の外
周壁から周壁を、かつ、底壁２の中央部上面から
螺合用筒壁３を、更に、該螺合用筒壁内方の底壁
部分上面から嵌合壁１２を、それぞれ起立し、上
記周壁の上部内面に第１係合突条１１を付設して
いる。
周壁から周壁を、かつ、底壁２の中央部上面から
螺合用筒壁３を、更に、該螺合用筒壁内方の底壁
部分上面から嵌合壁１２を、それぞれ起立し、上
記周壁の上部内面に第１係合突条１１を付設して
いる。
上記容器体は、キヤツプ９により閉塞してい
る。該キヤツプは、頂壁の周縁から短周壁７を、
かつ、頂壁の中央部下面から筒状仕切り壁４を、
それぞれ垂下したものであり、上記短周壁７は、
容器体周壁の上部内面に嵌合させ、かつ、その短
周壁の内面下端に付設した第２係合突条１６を既
述第１係合突条１１の下面に係合させている。ま
た、上記筒状仕切り壁４は、容器体１内を内外二
室５，６に仕切るものであり、その上端部を頂壁
中央部下面から垂下した内外二重の筒壁１８，８
間に嵌合させ、かつ、その下端外面に周設した螺
条１３を、既述螺合用筒壁３内面に周設した螺溝
に螺合させている。該筒状仕切り壁の上端部外面
には、第３係合突条１４が周設してあり、該第３
係合突条を、上記外筒壁８の下端内面に周設した
第４係合突条１７上面に係合させている。また、
その第３係合突条１４の外周面には、第２図が示
すように、縦溝状の係合溝部１５を形成し、該係
合溝部内に、上記外筒壁８の上部内面に形成した
突部１０を嵌合させている。従つて、筒状仕切り
壁４は、キヤツプ頂壁に対して回動不能であり、
キヤツプを回動すると、キヤツプ頂壁と同体に螺
上昇することになる。
る。該キヤツプは、頂壁の周縁から短周壁７を、
かつ、頂壁の中央部下面から筒状仕切り壁４を、
それぞれ垂下したものであり、上記短周壁７は、
容器体周壁の上部内面に嵌合させ、かつ、その短
周壁の内面下端に付設した第２係合突条１６を既
述第１係合突条１１の下面に係合させている。ま
た、上記筒状仕切り壁４は、容器体１内を内外二
室５，６に仕切るものであり、その上端部を頂壁
中央部下面から垂下した内外二重の筒壁１８，８
間に嵌合させ、かつ、その下端外面に周設した螺
条１３を、既述螺合用筒壁３内面に周設した螺溝
に螺合させている。該筒状仕切り壁の上端部外面
には、第３係合突条１４が周設してあり、該第３
係合突条を、上記外筒壁８の下端内面に周設した
第４係合突条１７上面に係合させている。また、
その第３係合突条１４の外周面には、第２図が示
すように、縦溝状の係合溝部１５を形成し、該係
合溝部内に、上記外筒壁８の上部内面に形成した
突部１０を嵌合させている。従つて、筒状仕切り
壁４は、キヤツプ頂壁に対して回動不能であり、
キヤツプを回動すると、キヤツプ頂壁と同体に螺
上昇することになる。
「考案の効果」
本案は、上記構成とするものであり、容器体１
の周壁上部内面に第１係合突条１１を、かつ、キ
ヤツプの短周壁７下側外面に第２係合突条１６
を、それぞれ付設し、それ等第１、第２両係合突
条１１，１６を相互に係合させたから、既述従来
例の如く、容器体の周壁上部外面にキヤツプを螺
合させた場合のように、輸送時等の震動によりキ
ヤツプが弛んで容器体内の液体が漏れ出す等の不
都合が解消され、また、キヤツプ頂壁の中央部下
面から垂下した筒状仕切り壁４下端を、容器体の
底壁中央部から起立した螺合用筒壁３に、容器体
１に対するキヤツプ９の螺上昇によつて第１、第
２係合突条１１，１６の係合を外すことが可能に
螺合させたから、該螺合が弛む方向にキヤツプを
回動させると、キヤツプが徐々に螺上昇し、当該
螺上昇によつて第１、第２係合突条１１，１６の
係合が外れることになり、よつて、その係合を外
す際に、「考案が解決しようとする課題」で述べ
たように、容器体が大きく揺れて、容器体内の液
体がこぼれ出す虞がない。更に、筒状仕切り壁４
を含むキヤツプ９全体を容器体１から取外す構成
とし、かつ容器体をカツプ形としたから、混合液
体が飲用に供するものである場合、容器体１をそ
のまま飲用カツプとして用いることができ、かつ
筒状仕切り壁４を撹拌用のさじとして使用するこ
とができるから、携帯用として最適である。
の周壁上部内面に第１係合突条１１を、かつ、キ
ヤツプの短周壁７下側外面に第２係合突条１６
を、それぞれ付設し、それ等第１、第２両係合突
条１１，１６を相互に係合させたから、既述従来
例の如く、容器体の周壁上部外面にキヤツプを螺
合させた場合のように、輸送時等の震動によりキ
ヤツプが弛んで容器体内の液体が漏れ出す等の不
都合が解消され、また、キヤツプ頂壁の中央部下
面から垂下した筒状仕切り壁４下端を、容器体の
底壁中央部から起立した螺合用筒壁３に、容器体
１に対するキヤツプ９の螺上昇によつて第１、第
２係合突条１１，１６の係合を外すことが可能に
螺合させたから、該螺合が弛む方向にキヤツプを
回動させると、キヤツプが徐々に螺上昇し、当該
螺上昇によつて第１、第２係合突条１１，１６の
係合が外れることになり、よつて、その係合を外
す際に、「考案が解決しようとする課題」で述べ
たように、容器体が大きく揺れて、容器体内の液
体がこぼれ出す虞がない。更に、筒状仕切り壁４
を含むキヤツプ９全体を容器体１から取外す構成
とし、かつ容器体をカツプ形としたから、混合液
体が飲用に供するものである場合、容器体１をそ
のまま飲用カツプとして用いることができ、かつ
筒状仕切り壁４を撹拌用のさじとして使用するこ
とができるから、携帯用として最適である。
第１図は、本案容器の一実施例の半部縦断面
図、第２図は、同実施例の一部拡大図である。 １……容器体、４……筒状仕切り壁、９……キ
ヤツプ。
図、第２図は、同実施例の一部拡大図である。 １……容器体、４……筒状仕切り壁、９……キ
ヤツプ。
Claims (1)
- 底壁２の外周縁から周壁を、かつ、底壁２の中
央部から螺合用筒壁３を、それぞれ起立し、周壁
の上部内面に第１係合突条１１を付設したカツプ
形の容器体１と、上記周壁の上部内面に、頂壁周
縁から垂下した短周壁７の下部外面を嵌合させる
と共に、該短周壁の下端外面に付設した第２係合
突条１６を上記第１係合突条１１の下面に係合さ
せたキヤツプ９とからなり、上記頂壁の中央部下
面から垂下した筒状仕切り壁４下端を上記螺合用
筒壁３に、容器体１に対するキヤツプ９の螺上昇
によつて第１、第２係合突条１１，１６の係合を
外すことが可能に螺合させ、かつ、その筒状仕切
り壁４によつて容器体１内を内外二室５，６に仕
切つたことを特徴とする２液混合容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985024263U JPH0339389Y2 (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985024263U JPH0339389Y2 (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61141222U JPS61141222U (ja) | 1986-09-01 |
| JPH0339389Y2 true JPH0339389Y2 (ja) | 1991-08-20 |
Family
ID=30518258
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985024263U Expired JPH0339389Y2 (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0339389Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5101941B2 (ja) * | 2007-07-25 | 2012-12-19 | 麒麟麦酒株式会社 | 複合カップ |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5231234U (ja) * | 1975-08-27 | 1977-03-04 | ||
| JPS5620356U (ja) * | 1979-07-23 | 1981-02-23 | ||
| JPS5841336B2 (ja) * | 1974-07-31 | 1983-09-12 | アマン・ウギマ−ク・ソシエテ・アノニム | ドウコウカエイキユウジシヤクゴウキンオヨビ ソノセイホウ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5841336U (ja) * | 1981-09-11 | 1983-03-18 | 株式会社吉野工業所 | 二液混合容器 |
-
1985
- 1985-02-21 JP JP1985024263U patent/JPH0339389Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5841336B2 (ja) * | 1974-07-31 | 1983-09-12 | アマン・ウギマ−ク・ソシエテ・アノニム | ドウコウカエイキユウジシヤクゴウキンオヨビ ソノセイホウ |
| JPS5231234U (ja) * | 1975-08-27 | 1977-03-04 | ||
| JPS5620356U (ja) * | 1979-07-23 | 1981-02-23 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61141222U (ja) | 1986-09-01 |
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