JPH0339266Y2 - - Google Patents

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JPH0339266Y2
JPH0339266Y2 JP15617486U JP15617486U JPH0339266Y2 JP H0339266 Y2 JPH0339266 Y2 JP H0339266Y2 JP 15617486 U JP15617486 U JP 15617486U JP 15617486 U JP15617486 U JP 15617486U JP H0339266 Y2 JPH0339266 Y2 JP H0339266Y2
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JP
Japan
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stationery
roughened
plastic film
writing
ink
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JP15617486U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はプラスチツクフイルム製便せんに関す
るものである。
〔従来の技術〕
通常、手紙等を書く便せんは紙を束ねたものが
使用されていて、プラスチツクフイルムが使用さ
れた例は知られていない。
本考案者はプラスチツクフイルム製便せんの筆
記面の全面に亙り粗面化処理をして、該粗面に罫
線を印刷したものを開発した。
このものは、耐水性があり、筆記性を付与する
ことはできたが、紙製の便せんと比較して、感覚
的に味わいがなく、業務上の用途以外には使用さ
れないものであつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案はプラスチツクフイルム製の便せんに筆
記性を付与し、しかも、紙製便せんとは、全く、
異なる軌新な趣味的感覚を有する便せんを提供す
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は長方形のプラスチツクフイルムの表面
に、該表面と識別可能な筆記用粗面化インキ塗布
部分を設けることにより、罫線を省略した便せん
を提供するものである。
本考案に使用するプラスチツクフイルムはどの
ような樹脂のものであつても使用できる。例えば
ポリエチレン、ポリプロピレン、スチレン等のポ
リオフイン樹脂及びナイロン、ポリエステル、ポ
リカーボネート、ポリイミド等の耐熱性樹脂など
も好みに応じて使用できる。これらのプラスチツ
クフイルムは顔料により着色したもの又は表もし
くは裏に印刷を施したものを好適に使用できる。
本考案において使用する粗面化インキは、塗布
面とプラスチツク表面とが識別可能になり、か
つ、塗布面に筆記性を付与するものであればどの
ようなものでも使用できるが、例えばポリウレタ
ン樹脂、ポリアミド樹脂、セルロース樹脂、塩素
化ポリプロビレンを炭化水素、エステル、アルコ
ール等の溶剤に溶かし、これにシリカ、ガラスそ
の他の無機紛末を混合したものが使用できる。例
えば、通称マツトインキと呼ばれているものも、
好適に使用できる。
本考案において、プラスチツクフイルム表面と
の識別可能性とは、筆記部分の境界線が識別で
き、需要者が使用に際し、筆記すべき部分を明確
に把握できることであり、これは塗布される粗面
化インキの性状と該プラスチツクフイルムの表面
の色と質感の関係によつて決まる。
本考案は便せんの表面の筆記部分のみに、粗面
化インキを塗布する点に特徴がある。
プラスチツクフイルムの円滑な光択のある非粗
面化表面に筆記用粗面部分が浮き出るように存在
する点に斬新な感覚の趣味的便せんが得られる。
そして、プラスチツクフイルムとして透明又は
種々の着色したもの、模様、色彩等を印刷したも
のを使用できて、さらに、多彩な趣向を凝らすこ
とができる。
本考案の便せんでは、筆記部分である粗面化イ
ンキの塗布部分が識別できるように浮き出ている
ので、文字を書く基準線としての罫線は必要でな
い。しかし、美感上の趣向により、筆記用粗面化
部分を線で縁取ることもできる。
また、極端な場合、筆記用粗面部分を1文字分
毎に非粗面化表面に点在させて設けることもでき
る。本考案の便せんは多数枚例えば100枚程度を
束ねて使用することもできる。この場合、便せん
の上縁を融着し、その下にミシン目を入れておく
と便利である。
〔実施例〕
本考案を実施例により、詳細に説明する。第1
図は本考案の便せんのうち、もつとも典型的な形
態の粗面化部分2をプラスチツクフイルム1の表
面に設けた実施例である。この細長い筆記用粗面
化部分2に文章を書くものである。
この実施例の長方形の便せんフイルム1の表面
の筆記用粗面化部分にはマツトインキが塗布され
ていて粗面化部分2を形成している。
マツトインキとは通常艶消し用に表面に塗布さ
れるもので、例えば大日本インキ化学工業株式会
社製のXOX−1206を本実施例では使用している。
第2図は本考案の便せんであつて、数文字が書
ける程度に筆記用粗面化部分2を区切つたもので
ある。
第1図及び第2図の粗面化部分の間の空白部分
はプラスチツクフイルム1の非粗面化表面が露出
している。このプラスチツクフイルム1として透
明なもの及び着色したものを使用すれば非粗面化
部分の配色が選択できる。さらに、非粗面化部分
に変化を持たすために、表側に印刷したプラスチ
ツクフイルム1、又は、裏側に印刷したプラスチ
ツクフイルム1を使用することもできる。この印
刷模様により、非粗面化部分に種々の多彩な模様
と色彩を施すことができる。
通常、薄いプラスチツクフイルムを重ね合わせ
ると、互いに、くつついて剥がれにくい。本考案
では、マツトインキの塗布により、フイルムの表
面がざらざらになり、便せんから一枚ずつ便せん
フイルムをめくり易くなつている。従つて、便せ
んを重ねて使用しても取り扱いに便利である。ま
た、マツトインキの中に帯電防止剤を混ぜたもの
を塗布すれば、さらに剥がし易くなるので望まし
い。
さらに、剥がし易くするために、プラスチツク
フイルムの材質は腰の強いものを用いるのが望ま
しい。また、帯電防止剤を含有するフイルムを用
いることもできる。
〔考案の効果〕
本考案のプラスチツクフイルム製便せんは良好
な筆記能を有するとともに、斬新な趣味的感覚を
付与でき、また、一枚ずつ剥がし易く、紙より薄
くて軽量で、破れにくく、耐水性があり、有用で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案のプラスチツクフイ
ルム製便せんの実施例の平面図であり、第3図は
第1図の便せんの横断面図である。 図中の符号は、1;便せんフイルム、2;粗面
化インキ塗布面、3;粗面化インキ層、4;印刷
インキ層である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長方形のプラスチツクフイルムの表面に該表面
    と識別可能な筆記用粗面化インキ塗布部分を設け
    ることにより、罫線を省略した便せん。
JP15617486U 1986-10-14 1986-10-14 Expired JPH0339266Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15617486U JPH0339266Y2 (ja) 1986-10-14 1986-10-14

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15617486U JPH0339266Y2 (ja) 1986-10-14 1986-10-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6363476U JPS6363476U (ja) 1988-04-26
JPH0339266Y2 true JPH0339266Y2 (ja) 1991-08-19

Family

ID=31077548

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JP15617486U Expired JPH0339266Y2 (ja) 1986-10-14 1986-10-14

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JP (1) JPH0339266Y2 (ja)

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JPS6363476U (ja) 1988-04-26

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