JPH033906Y2 - - Google Patents
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- JPH033906Y2 JPH033906Y2 JP12127682U JP12127682U JPH033906Y2 JP H033906 Y2 JPH033906 Y2 JP H033906Y2 JP 12127682 U JP12127682 U JP 12127682U JP 12127682 U JP12127682 U JP 12127682U JP H033906 Y2 JPH033906 Y2 JP H033906Y2
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- Expired
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- 238000009833 condensation Methods 0.000 claims description 9
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Landscapes
- Refrigerator Housings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、冷蔵庫、シヨーケース等の断熱箱体
に凝縮器の一部を取付けた断熱箱に関する。
に凝縮器の一部を取付けた断熱箱に関する。
従来例の構成とその問題点
出願人が凝縮器の取付方法として先に提案して
いる特願昭54−77435号明細書には断熱箱を形成
する外箱に凹溝を形成し、この凹溝内に配設され
異形に変形して挿入後に凝縮パイプを拡管するも
のが示されていた。しかし、この凝縮パイプは外
箱のコーナー部を90゜曲げ部も異形にしていたた
め、丸管のパイプを異形にし、更に90゜曲げを行
うという加工で、曲げ部に応力腐食が発生し易く
なるという問題点があつた。
いる特願昭54−77435号明細書には断熱箱を形成
する外箱に凹溝を形成し、この凹溝内に配設され
異形に変形して挿入後に凝縮パイプを拡管するも
のが示されていた。しかし、この凝縮パイプは外
箱のコーナー部を90゜曲げ部も異形にしていたた
め、丸管のパイプを異形にし、更に90゜曲げを行
うという加工で、曲げ部に応力腐食が発生し易く
なるという問題点があつた。
考案の目的
本考案は、応力腐食が発生することなく、十分
な放熱効果を得ることを目的とする。
な放熱効果を得ることを目的とする。
考案の構成
前記偏平管の一平面と段差なく直線状に連設し
た丸管とを有し、前記偏平管と丸管との間に段差
なく直線状に連設された面を、前記凹溝内面壁に
接触するように配設させた。
た丸管とを有し、前記偏平管と丸管との間に段差
なく直線状に連設された面を、前記凹溝内面壁に
接触するように配設させた。
実施例の説明
以下に、本考案の一実施例を図を参考に説明す
る。1は冷蔵庫等に用いる断熱箱で、鋼板からな
る外箱2と、合成樹脂製の内箱3と、両箱2,3
間に充填された発泡断熱材4とから成る。断熱箱
1は上部に、冷凍室5、下部に冷蔵室6を形成
し、両室5,6間には、両室5,6を仕切る仕切
壁7を設けている。8は外気に接する面積を最も
多く確保でき、十分な放熱効果を得るように外箱
2の前面、後面の端部を折曲して形成した凹溝で
ある。この凹溝8内に、凝縮パイプ9を配設して
いる。この凝縮パイプ9は丸管に対し予め異形に
変形されたパイプを凹溝8内に挿入し、外箱2と
内箱3とを係合して、凹溝8の壁に密着させるも
のである。10は凝縮パイプ9の90゜曲げ部に配
設された丸管であり、曲げ部の近傍から偏平管1
1を連続して形成している。また、丸管10か
ら、偏平管11に移行する部分では、丸管10と
偏平管11とが、同一平面12を有し、偏平管1
1は、この同一平面12を基準面として異形にし
ている。また、丸管10から偏平管11に移行す
る部分の反同一面側の段差部13は、大きな半径
を有した形状でなだらかに連続して形成してい
る。従つて同一平面12は、外箱2に形成した凹
溝8内面壁に連続して接触している。凹溝8は、
丸管10の部分で、同一平面12に対向する側の
壁を除いている。
る。1は冷蔵庫等に用いる断熱箱で、鋼板からな
る外箱2と、合成樹脂製の内箱3と、両箱2,3
間に充填された発泡断熱材4とから成る。断熱箱
1は上部に、冷凍室5、下部に冷蔵室6を形成
し、両室5,6間には、両室5,6を仕切る仕切
壁7を設けている。8は外気に接する面積を最も
多く確保でき、十分な放熱効果を得るように外箱
2の前面、後面の端部を折曲して形成した凹溝で
ある。この凹溝8内に、凝縮パイプ9を配設して
いる。この凝縮パイプ9は丸管に対し予め異形に
変形されたパイプを凹溝8内に挿入し、外箱2と
内箱3とを係合して、凹溝8の壁に密着させるも
のである。10は凝縮パイプ9の90゜曲げ部に配
設された丸管であり、曲げ部の近傍から偏平管1
1を連続して形成している。また、丸管10か
ら、偏平管11に移行する部分では、丸管10と
偏平管11とが、同一平面12を有し、偏平管1
1は、この同一平面12を基準面として異形にし
ている。また、丸管10から偏平管11に移行す
る部分の反同一面側の段差部13は、大きな半径
を有した形状でなだらかに連続して形成してい
る。従つて同一平面12は、外箱2に形成した凹
溝8内面壁に連続して接触している。凹溝8は、
丸管10の部分で、同一平面12に対向する側の
壁を除いている。
このように、外箱2に形成した凹溝8と、この
凹溝8内に配設され、偏平形に変形した凝縮パイ
プ9とを備え、この凝縮パイプ9は、曲げ部は、
丸管10のままで、曲げ部の近傍により偏平管1
1を連続して形成している。更に、曲げ部の丸管
10から、偏平管11に移行する部分では、丸管
10と偏平管11とが、同一平面12を有し、偏
平管11は、この同一面12を基準面として、偏
平にし、同一平面12を外箱2に形成した凹溝8
内面壁に連続して接触させるように設けることに
よつて、凹溝8壁との接触を確実に得ることがで
き、十分な放熱効果を発揮することができる。
凹溝8内に配設され、偏平形に変形した凝縮パイ
プ9とを備え、この凝縮パイプ9は、曲げ部は、
丸管10のままで、曲げ部の近傍により偏平管1
1を連続して形成している。更に、曲げ部の丸管
10から、偏平管11に移行する部分では、丸管
10と偏平管11とが、同一平面12を有し、偏
平管11は、この同一面12を基準面として、偏
平にし、同一平面12を外箱2に形成した凹溝8
内面壁に連続して接触させるように設けることに
よつて、凹溝8壁との接触を確実に得ることがで
き、十分な放熱効果を発揮することができる。
考案の効果
以上の説明からも明らかなように、本考案の断
熱箱は、外箱に形成した凹溝内に偏平形に変形し
た凝縮パイプを挿入し、この凝縮パイプは外箱の
コーナ部に沿うように曲げ部を形成し、この曲げ
部は丸管のままで、曲げ部近傍より変形させ、か
つ、この曲げ部の丸管と直線部の偏平管とは偏平
管の一平面と断面形状において段差なく直線状に
連設した丸管とを設けたものであるから、凝縮パ
イプの一面は外箱との接触を確実に得ることがで
き、十分な放熱効果を発揮することができるもの
である。しかも、コーナ部は丸管のままであるか
ら、コーナ部の残存応力が比較的小さく、割れ、
ひびが生じにくいので応力腐食が発生しにくいも
のである。
熱箱は、外箱に形成した凹溝内に偏平形に変形し
た凝縮パイプを挿入し、この凝縮パイプは外箱の
コーナ部に沿うように曲げ部を形成し、この曲げ
部は丸管のままで、曲げ部近傍より変形させ、か
つ、この曲げ部の丸管と直線部の偏平管とは偏平
管の一平面と断面形状において段差なく直線状に
連設した丸管とを設けたものであるから、凝縮パ
イプの一面は外箱との接触を確実に得ることがで
き、十分な放熱効果を発揮することができるもの
である。しかも、コーナ部は丸管のままであるか
ら、コーナ部の残存応力が比較的小さく、割れ、
ひびが生じにくいので応力腐食が発生しにくいも
のである。
第1図は、本考案の一実施例を示す断熱箱の斜
視図、第2図は第1図のA−A線における断面
図、第3図は第1図のB−B線における断面図、
第4図は第1図のC部拡大分解図、第5図は第4
図の凝縮パイプのD方向からの矢視図である。 1……断熱箱、2……外箱、3……内箱、4…
…発泡断熱材、8……凹溝、9……凝縮パイプ、
10……丸管、11……偏平管、12……同一
面。
視図、第2図は第1図のA−A線における断面
図、第3図は第1図のB−B線における断面図、
第4図は第1図のC部拡大分解図、第5図は第4
図の凝縮パイプのD方向からの矢視図である。 1……断熱箱、2……外箱、3……内箱、4…
…発泡断熱材、8……凹溝、9……凝縮パイプ、
10……丸管、11……偏平管、12……同一
面。
Claims (1)
- 外箱と、内箱と、この両箱間に充填した発泡断
熱材と、前記外箱の開口周縁を内側に折曲して形
成した凹溝と、この凹溝内に配設した凝縮パイプ
を有し、この凝縮パイプは直線部を構成する偏平
管と、前記凝縮パイプの曲げ部を構成し、前記偏
平管の一平面と断面形状において段差なく直線状
に連設した丸管とを有し、前記偏平管と丸管との
間に段差なく直線状に連設された面を、前記凹溝
内面壁に接触するように配置させた断熱箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12127682U JPS5925082U (ja) | 1982-08-09 | 1982-08-09 | 断熱箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12127682U JPS5925082U (ja) | 1982-08-09 | 1982-08-09 | 断熱箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5925082U JPS5925082U (ja) | 1984-02-16 |
JPH033906Y2 true JPH033906Y2 (ja) | 1991-01-31 |
Family
ID=30277634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12127682U Granted JPS5925082U (ja) | 1982-08-09 | 1982-08-09 | 断熱箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5925082U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018004248A (ja) * | 2017-10-11 | 2018-01-11 | 日立アプライアンス株式会社 | 冷蔵庫 |
-
1982
- 1982-08-09 JP JP12127682U patent/JPS5925082U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5925082U (ja) | 1984-02-16 |
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