JPH0338747Y2 - - Google Patents

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JPH0338747Y2
JPH0338747Y2 JP18468485U JP18468485U JPH0338747Y2 JP H0338747 Y2 JPH0338747 Y2 JP H0338747Y2 JP 18468485 U JP18468485 U JP 18468485U JP 18468485 U JP18468485 U JP 18468485U JP H0338747 Y2 JPH0338747 Y2 JP H0338747Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、例えばテープレコーダやCDプレー
ヤ等の音響機器、そのほかテレビやラジオなど、
複数のスイツチを有し、これらスイツチ群をパネ
ル(キヤビネツト)前面に配列した操作摘みに対
するプツシユ操作を介して入切操作できるように
構成してある電気機器のスイツチ操作装置であつ
て、詳しくは、一つの平面内に等間隔で直線状に
並列位置する複数のスイツチ群と、前記平面に対
して離間位置し、かつ、それと平行又は略平行姿
勢の別の平面内で上下複数段に分けて整列配置す
る、前記スイツチ群と同数の操作摘み群とを、偏
心シヤフト群を介して各別操作自在に連動させて
ある電気機器のスイツチ操作装置に関する。
〈従来の技術〉 この種の操作装置においては、スイツチ個々が
非常に小さく、かつそれらスイツチ群の間隔ピツ
チも非常に狭く、これに対して各操作摘みは正確
な手指操作が行なえるような範囲の大きさのもの
にする必要があることから、上述の如く上下複数
段に分けて整列配置されるのが普通であり、その
ために両者を連動させるシヤフトとして一般に偏
心シヤフトが使用されるのである。
而して、従来のこの種装置においては、第4図
で示すように、等間隔で直線状に並列位置する複
数のスイツチ03a,03b,……03n群と上
下複数段に分けて整列配置された同数の操作摘み
02a,02b,……02n群とを各別操作自在
に連動させるための偏心シヤフト01a,01
b,……01n群として、その長手方向の同一箇
所において同一量偏心(クランク)加工した全く
同一仕様のものを個別的に使用し、これらをクラ
ンク部の向き姿勢の調整によつて相互に干渉しな
いように組付け配置していたのである。
〈考案が解決しようとする問題点〉 然し乍ら、上記した従来装置による場合は、組
付けに際して、前述の各偏心シヤフト01a,0
1b,……01nを、それらのスライド用ガイド
板04,05にあけた孔に一本一本挿通させる必
要があつて、多大な組付け手数を要し、しかも、
偏心シヤフトの形状、スイツチ間隔ならびに、意
匠面での操作摘み群の整列要求から、これら操作
摘み群の隣接間隔寸法a,bが一律的に決定され
てしまい、操作摘みの操作面ならびにデザイン面
での制約が多い難点があつた。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、このような実情に鑑み、製作組付け
時の部品点数の削減を図り、特に組付けを容易な
ものにするとともに、操作摘みの配列に自由性が
あつて、デザイン面でのフレキシビリテイーに優
れた電気機器の操作装置を提供する点に目的を有
する。
上記の目的を達成するために本考案に係る電気
機器のスイツチ操作装置は、冒頭詳記のものであ
つて、前記スイツチ群側の直線シヤフト部群と前
記操作摘み群側の直線シヤフト部群ならびに両直
線シヤフト部群どうしを必要偏心状態で一体連設
する繋ぎ板部群とからなる前記の各偏心シヤフト
群は、前記の偏心用繋ぎ板部群の相隣るものどう
しが後切断可能な繋ぎ片群を介して連設される状
態で一体に樹脂成形して構成されているととも
に、これら各偏心シヤフト群の両直線シヤフト部
群を各別にスライド自在に挿通支持するガイド板
を設けたという構成に特徴を有するものである。
〈作用〉 このような特徴構成を有する本考案に係る電気
機器のスイツチ操作装置による時は、両直線シヤ
フト部及び繋ぎ板部が繋ぎ片を介して連設される
状態で一体に樹脂成形された複数の偏心シヤフト
群を一部品として取扱い乍ら、それらの両直線シ
ヤフト部を夫々、ガイド板に一気に挿通支持させ
るといつた組付け要領を実施できる。そして、こ
のような組付け状態で前記の繋ぎ片を切断するこ
とによつて、各偏心シヤフトが個別にスライド可
能で、各々対応するスイツチと操作摘みとを連動
させることができるものである。また、前記の如
く一体樹脂成形される偏心シヤフト群の個々シヤ
フトに関しては、前記の繋ぎ板部での偏心量や偏
心方向を任意に設定することにより、一体成形に
よる製作コストの低減化は達成しつつ、操作摘み
群の配列、つまり第1図のa,b,cで示される
間隔寸法を自由に設定することができるものであ
る。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
第1図乃至第3図において、3a,3b,……
3nは、一つの平面内に等間隔を隔てて直線状に
並列位置させて単一の枠6に取付けたプツシユ式
のスイツチ群であつて、これは機器本体(図外)
の内部に組込まれている。2a,2b,……2n
は、パネル前面板のように、前記スイツチ3a,
3b,……3n群が並列位置する平面に対して離
間位置し、かつその平面と平行姿勢の別の平面内
で上下二段に分けて整列配置された操作摘み群で
あつて、前記スイツチ3a,3b,……3nと同
数であるとともに、夫々正面視矩形状で手指によ
るプツシユ操作時に隣りの摘みを誤つて操作しな
い大きさ(面積)のものに構成されている。1
a,1b,……1nは、前記スイツチ3a,3
b,……3n群と前記操作摘み2a,2b,……
2n群との間に亘つてそれら両者を連動させるべ
く配置された偏心シヤフト群であつて、これら各
偏心シヤフト1a,1b,……1n群は夫々、前
記スイツチ3a,3b,……3n群と同様に同一
平面内に並列位置する直線シヤフト部1a1,1
b1,……1n1群と、前記操作摘み2a,2b,…
…2n群と同様に同一平面内で上下二段に配列位
置する直線シヤフト部1a2,1b2,……1n2群な
らびに、これら両直線シヤフト部1a1,1b1,…
…1n1、1a2,1b2,……1n2群どうしを各々の
必要偏心状態で一体連設する繋ぎ板部1a3,1
b3,……1n3群とからなり、このような偏心シヤ
フト1a,1b,……1n群は、前記の偏心用繋
ぎ板部1a3,1b3,……1n3群が同一平面内に位
置し、それらの相隣るものどうしが平面視略U字
形状で前方に突出する後切断可能な繋ぎ片1a4
1b4,……1n4を介して連設される状態で第1図
の如く、一体に樹脂成形(具体的には射出成形)
して構成されている。4は前記偏心シヤフト1
a,1b……1n群の一方の直線シヤフト部1
a1,1b1,……1n1を各別にスライド自在に挿通
支持する孔4a,4b,……4nをもつたシヤフ
トスライド用ガイド板であつて、このガイド板4
は前記シヤフト1a,1b,……1n群の操作変
位量に等しいか、又はそれよりもやや大なる奥行
寸法をもつボツクス状のものに構成され、前記偏
心シヤフト1a,1b,……1n群の前記繋ぎ板
部1a3,1b3,……1n3を内装するものであり、
機器内部に位置固定状態に組付けられる。5は前
記偏心シヤフト1a,1b,……1n群の他方の
直線シヤフト部1a2,1b2,……1n2を各別にス
ライド自在に挿通支持する孔5a,5b,……5
nをもつたシヤフトスライド用ガイド板であつ
て、このガイド板5は前記のボツクス状ガイド板
4の前面開放部を蓋するように、該ボツクス状ガ
イド板4の前面に固定されるものであり、かつ、
その上下中央部位置には組付け状態において前記
の各繋ぎ片1a4,1b4,……1n4が前方に貫通突
出するための孔5a1,5b1,……5n1が形成され
ていて、組付け完了後、この孔5a1,5b1,……
5n1から突出位置する前記の繋ぎ片1a4,1b4
……1n4をナイフやカツター等で切断することに
より、組付けまでは一体物であつた各偏心シヤフ
ト1a,1b,……1nが個々にスライド動作可
能となるのである。図中7a,7b,……7nは
スイツチ3a,3b,……3n群を非動作状態に
維持するように前記偏心シヤフト1a,1b,…
…1nを前方側に移動付勢するスプリングであ
る。
尚、前記ガイド板4は必ずしもボツクス状のも
のである必要がなく、唯単なる扁平プレート状の
ものであつても良い。
また、前記繋ぎ片1a4,1b4,……1n4の切断
時期は完全な組付け完了後でなくても、要は直線
シヤフト部1a1,1b1,……1n1及び1a2,1
b2,……1n2がガイド板4及び5に挿通支持され
たのちであれば良く、かつこの繋ぎ片1a4,1
b4,……1n4の形状も図示したもの以外、カツタ
ー等で容易に切断できるものであれば良い。
〈考案の効果〉 以上詳述したことからも明らかなように、本考
案による時は、 (イ) 製作から組付け完了又は組付け途中までは、
前記複数の偏心シヤフト1a,1b,……1n
群を一体のままで一部品として取扱うことがで
きるから、製作組付け時の部品点数が少なく、
特に各シヤフト1a,1b,……1nのスライ
ド用ガイド板4,5への挿通作業を少ない手数
にて非常に容易にかつ能率良く行ない得る。
(ロ) しかも、製作が一発樹脂成形であるから、コ
ストの上昇は抑えた状態で各々のシヤフト1
a,1b,……1nの偏心量等を、自由に設定
することができ、これによつて操作摘み2a,
2b,……2n群の配列に自由性があり、殊に
機器前面の操作摘み群配列に関係する操作面並
びにデザイン面でのフレキシビリテイーを既記
の従来例に比し顕著に大とし得るに至つたので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は組付け前の斜視図、第2図は組付け完
了後の斜視図、第3図は第2図の縦断面図、第4
図は従来例の分解斜視図である。 1a,1b,……1nは偏心シヤフト、2a,
2b,……2nは操作摘み、3a,3b,……3
nはスイツチ、4,5はスライド用ガイド板であ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一つの平面内に等間隔で直線状に並列位置す
    る複数のスイツチ3a,3b,……3n群と、
    前記平面に対して離間位置し、かつ、それと平
    行又は略平行姿勢の別の平面内で上下複数段に
    分けて整列配置する、前記スイツチ3a,3
    b,……3n群と同数の操作摘み2a,2b,
    ……2n群とを、偏心シヤフト1a,1b,…
    …1n群を介して各別操作自在に連動させてあ
    る電気機器のスイツチ操作装置であつて、前記
    スイツチ3a,3b,……3n群側の直線シヤ
    フト部1a1,1b1,……1n1群と前記操作摘み
    2a,2b,……2n群側の直線シヤフト部1
    a2,1b2,……1n2群ならびに両直線シヤフト
    部1a1,1b1,……1n1、1a2,1b2,……1
    n2群どうしを必要偏心状態で一体連設する繋ぎ
    板部1a3,1b3,……1n3群とからなる前記の
    各偏心シヤフト1a,1b,……1n群は、前
    記の偏心用繋ぎ板部1a3,1b3,……1n3群の
    相隣るものどうしが後切断可能な繋ぎ片1a4
    1b4,……1n4群を介して連設される状態で一
    体に樹脂成形して構成されているとともに、こ
    れら各偏心シヤフト1a,1b,……1n群の
    両直線シヤフト部1a1,1b1,……1n1及び1
    a2,1b2,……1n2群を各別にスライド自在に
    挿通支持するガイド板4及び5を設けてあるこ
    とを特徴とする電気機器のスイツチ操作装置。 前記両ガイド板4,5のうち、一方のもの4
    が、前記シヤフト1a,1b,……1n群の操
    作変位量に等しい又はそれよりもやや大なる奥
    行寸法をもつボツクス状のものに構成され、か
    つ他方のガイド板4が前記ボツクス状ガイド板
    5の蓋となるように構成されている実用新案登
    録請求の範囲第項に記載の電気機器のスイツ
    チ操作装置。
JP18468485U 1985-11-30 1985-11-30 Expired JPH0338747Y2 (ja)

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JP18468485U JPH0338747Y2 (ja) 1985-11-30 1985-11-30

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JPS6292528U JPS6292528U (ja) 1987-06-13
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