JPH0336957B2 - - Google Patents

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JPH0336957B2
JPH0336957B2 JP19280088A JP19280088A JPH0336957B2 JP H0336957 B2 JPH0336957 B2 JP H0336957B2 JP 19280088 A JP19280088 A JP 19280088A JP 19280088 A JP19280088 A JP 19280088A JP H0336957 B2 JPH0336957 B2 JP H0336957B2
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roller
transfer belt
heating
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Toshuki Aiiso
Kazuo Murofushi
Kazuhiro Fujimoto
Noboru Kanetani
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KOBAYASHI SEISAKUSHO KK
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KOBAYASHI SEISAKUSHO KK
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、多孔性湿潤ウエブ、例えば薄物印刷
用紙等の薄物繊維状ウエブの製造過程で該ウエブ
中に含浸した水分等の液体分を除去するウエブの
液体分除去装置に関する。
[従来の技術] 第9図は従来の抄紙ラインの一部を示す模式図
である。ヘツドボツクス、ウエツトパートを経て
成形されたウエブ1は、プレスパート2、ドライ
ングパート3にて水分を除去された後、キヤレン
ダパート4にて仕上げられ製品となる。ドライン
グパート3では、蒸気の吹込みにより加温された
円筒状ドライヤセル5にウエブ1を接触せしめ、
ウエブ温度を徐々に上昇させて水分を蒸発させて
除去することとしている。ドライングパート3の
入口でのウエブ水分は50%〜60%、ウエブ1を製
品にするためのドライングパート3の出口でのウ
エブ水分は7%である。したがつて、ウエブ1の
水分を50%〜60%から7%まで低減するために必
要なドライヤセル5の数量は、ウエブ1の進行速
度および厚さにより異なるが、一般には50〜70本
であり、ドライングパート3のライン長3Lも50
〜70m必要となる。
上記従来のドライングパート3におけるライン
長を短縮化可能とするに有用と思われる技術とし
て、USP4324613に係る水分除去装置がある。こ
の水分除去装置は、一対の加熱ローラと通気性ロ
ーラの間のニツプ領域に、フエルトにて搬送され
るウエブを通過させるものである。この水分除去
装置の加熱ローラは、上記ニツプ領域を通過する
ウエブに高い接触圧下で熱を送り、ウエブ中の水
分を急速に蒸気に変換せしめ、この蒸気がウエブ
を貫通し、該ウエブ中に残存する自由水をフエル
トの側に搬出することとなる。したがつて、この
水分除去装置によれば、水分除去効率が良く、前
述のドライングパート3のライン長を短縮できる
ものと思われる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、本発明者の考察によれば、上記
USP4324613の水分除去装置にあつては、加熱ロ
ーラの熱源が、その表面に吹付けられるホツトガ
ス、あるいはその表面に埋込まれた熱線の電気抵
抗熱等であり、加熱ローラの表面の全面を定常的
に均一な高温状態に維持するのに困難がある。こ
のことは、加熱ローラが形成するニツプ領域を通
過するウエブをくまなくかつ激烈に加熱すること
を困難とし、加熱ローラとの境界でウエブ中の水
分を極めて急速に(爆発的に)蒸気に変換せしめ
ることを困難とすることを意味し、蒸気による自
由水の搬出量もそれほど多くを期待できない。
本発明は、加熱ローラの表面の全面を定常的に
均一な高温状態に維持し、加熱ローラが形成する
ニツプ領域を通過するウエブをくまなくかつ激烈
に加熱し、加熱ローラとの境界でウエブ中の液体
分を極めて急速に(爆発的に)蒸気に変換せし
め、この蒸気によりウエブ中の自由液体を多量に
搬出除去できるようにし、液体分除去効率を確実
に向上することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 請求項1に記載の本発明は、多孔性の坦持面を
備え、この坦持面上にウエブを坦持して移送する
移送ベルトと、移送ベルトに坦持されているウエ
ブに熱接触して回転する加熱ローラと、移送ベル
トのウエブを坦持する坦持面の裏面に圧接し、加
熱ローラとの間に移送ベルトとウエブとを挟圧す
るニツプ領域を形成する圧接装置とを有してな
り、加熱ローラは、上記ニツプ領域を通過するウ
エブに高い接触圧下で熱を送り、ウエブ中の液体
分を急速に蒸気に変換せしめ、この蒸気が、ウエ
ブを貫通し、該ウエブ中に残存する自由液体を移
送ベルトの多孔性の坦持面の側に搬出するように
構成したウエブの液体分除去装置において、加熱
ローラが、ローラ本体の内部に、ローラ本体を誘
導加熱するための磁束を発生させる磁束発生部を
備えるとともに、ローラ本体の周壁部の肉厚内
に、真空状態で熱媒を封入した気密室を備えるよ
うにしたものである。
請求項2に記載の本発明は、前記加熱ローラと
圧接装置が形成するニツプ領域に対するウエブラ
イン上流側に、ウエブの表裏両面から該ウエブの
全体を予熱するウエブ予熱装置を配置したもので
ある。
[作用] 請求項1に記載の本発明によれば、加熱ローラ
は、磁束発生部による交番磁束により電流を誘導
しローラ本体の周壁部に発熱を起こすとともに、
気密室がヒートパイプの如く作用してローラ本体
の上記周壁部の温度を均一にし、結果として、表
面温度を定常的に均一な高温状態に維持すること
となる。
したがつて、熱負荷にバラツキのあるウエブが
進入してくる場合にも、上記加熱ローラは圧接装
置とともに形成するニツプ領域にて高い接触圧で
ウエブに密接し、このウエブを加熱ローラから浮
き上がらせずに常にくまなくかつ激烈に加熱す
る。これにより、ウエブ中の液体分は加熱ローラ
との境界で極めて急速に(爆発的に)蒸気に変換
せしめられ、この蒸気がウエブ中の自由液体を移
送ベルトの多孔性の坦持面の側に多量に搬出する
こととなる。
よつて、請求項1に記載の本発明によれば、液
体分除去効率が極めて良好となり、小さな設備ス
ペースで所望の水分除去作業を達成できる。
請求項2に記載の本発明にあつては、ウエブ予
熱装置にて表裏を含む全体を予熱されたウエブ
を、上述の加熱ローラと圧接装置のニツプ領域に
導入することになる。したがつて、予熱装置に
よりウエブ中の液体を蒸発直前まで予熱しておく
ことができ、加熱ローラの熱エネルギをより有効
に急速で爆発的な蒸気変換のために用いることが
でき、また、予熱装置によりウエブ中の液体を
昇温してその粘度(脱液抵抗)を低下させておく
ことができ、加熱ローラにて生じた蒸気による液
体の搬出抵抗を予め軽減できる。すなわち、、
により、上述の請求項1に記載の本発明による
液体分除去作用を有効に補完することとなる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例に係る水分除去装置
を示す模式図、第2図は水分除去装置の要部を拡
大して示す模式図、第3図は加熱ローラを示す模
式図、第4図は本発明を抄紙ラインに適用した一
例を示す模式図、第5図は本発明を抄紙ラインに
適用した他の例を示す模式図、第6図は本発明の
水分除去効果を示す線図である。
水分除去装置10は、第1図に示す如く、移送
ベルト11、加熱ローラ12、圧接ローラ13
(圧接装置)を有して構成され、移送ローラ14
にて案内されて搬送されるウエブ1の水分を除去
する。
移送ベルト11は、孔あきスチールベルト、グ
ラスフアイバーベルト、カーボンフアイバーベル
ト等からなり、多孔性の坦持面11Aを備え、こ
の坦持面11Aの上にウエブ1を坦持して移送す
る(第2図参照)。移送ベルト11は機台15に
設けられる支持ローラ16に周回状に巻き回され
る。移送ベルト11は、ウエブ中の水分を吸水
する機能、ウエブ表面を平滑化する機能、張
力に耐える機能を備える。
加熱ローラ12は、移送ベルト11に坦持され
ているウエブ1に熱接触して回転する。ここで、
本実施例の加熱ローラ12は、第3図に示す如く
構成され、機台15に設けられる軸受17にロー
ラ本体18を支持され、不図示の駆動モータにて
ローラ本体18を回転可能としている。ローラ本
体18は、その内部に軸受19を介して固定軸2
0を静止状態で支持し、固定軸20の一部にて形
成される鉄心21とこれに巻装される誘導コイル
22とが構成する磁束発生部23を内蔵してい
る。磁束発生部23はローラ本体18を誘導加熱
するための磁束を発生させる。また、加熱ローラ
12は、ローラ本体18の周壁部の肉厚内に気密
室18Aを設け、ここに真空状態で熱媒(水、油
等)を密封している。
圧接ローラ13は、移送ベルト11のウエブ1
に坦持する坦持面11Aの裏面に圧接し、加熱ロ
ーラ12との間に移送ベルト11とウエブ1とを
挟圧するニツプ領域N1を形成する。ここで、本
実施例の水分除去装置10は、機台15における
加熱ローラ12の下部両側に一対の支持台24を
設け、各支持台24に設けた軸受25に各圧接ロ
ーラ13を回転可能に支持することにて、2本の
圧接ローラ13のそれぞれを加熱ローラ12の外
周に沿う2位置のそれぞれに設置している。ま
た、各圧接ローラ13は、それらの軸受25を支
持台24に対して位置調整できる調整ねじ26
(ニツプ位置調整装置)を付帯的に備えており、
これにより、各圧接ローラ13が形成する各ニツ
プ領域N1が相互になす間隔を調整できることと
している。なお、各圧接ローラ13の支持台24
と機台15との間には加圧調整シリンダ27(ニ
ツプ圧調整装置)が介装され、各圧接ローラ13
と加熱ローラ12との間のニツプ圧を適宜調整で
きることとしている。
さらに、水分除去装置10にあつては、加熱ロ
ーラ12と圧接ローラ13が形成するニツプ領域
N1に対するウエブライン上流側に、ウエブ1の
表裏両面から該ウエブ1の全体を予熱するウエブ
予熱装置28を配置している。ウエブ予熱装置2
8は、マイクロウエーブ、遠・近赤外線ヒータ等
からなり、第1図に示す如く、上下のヒータ29
A,29Bを開閉可能な状態で機台15に支持す
ることにて構成される。30はヒータ開閉シリン
ダである。
しかして、上記水分除去装置10は、例えば抄
紙ラインの前述したドライングパート3に、第4
図に示す如く1組の加熱ローラ12および圧接ロ
ーラ13と、1基のウエブ予熱装置28とを設置
することにて使用される。この使用態様は、第5
図に示す如く、1基のウエブ予熱装置28に加え
て2組の加熱ローラ12および圧接ローラ13を
設置する態様、あるいはウエブ予熱装置28を用
いず1組以上の加熱ローラ12および圧接ローラ
13を設置する等、多様に変形できる。
次に、上記実施例の作用について説明する。
上記実施例によれば、加熱ローラ12は、誘
導コイル22に交流電圧を印加されることに
て、磁束発生部23による交番磁束により電流
を誘導されてローラ本体18の周壁部に発熱を
起こすとともに、気密室18Aがヒートパイプ
の如く作用してローラ本体18の上記周壁部の
温度を均一にし、結果として、表面温度を定常
的に均一な高温状態に維持することとなる。
したがつて、熱負荷にバラツキがあるウエブ
1が進入してくる場合にも、第2図に示す如
く、上記加熱ローラ12は圧接ローラ13とと
もに形成するニツプ領域N1にて高い接触圧で
ウエブ1に密接し、このウエブ1を加熱ローラ
12から浮き上がらせずに常にくまなくかつ激
烈に加熱する。これにより、ウエブ中の水分は
加熱ローラ12との境界で極めて急速に(爆発
的に)蒸発に変換せしめられ、この蒸気がウエ
ブ中の自由水を移送ベルト11の多孔性の坦持
面11Aの側に多量に搬出することとなる。な
お、上述の如く加熱ローラ12との境界で生じ
た蒸気は、ウエブ1がニツプ領域N1から解放
せしめられる加熱ローラ12の出側にて大気に
放散する。第2図において、Wは水分、Fは繊
維、Aは空気、Vは気化水分である。
よつて、上記実施例によれば、水分除去効率
が極めて良好となり、小さな設備スペースで所
望の水分除去作業を達成できる。
また、上記実施例によれば、2本の圧接ロ
ーラ13が、1つの加熱ローラ12に対し、2
つのニツプ領域N1を形成するとともに、両
圧接ローラ13の間に張り設けられる移送ベル
ト11もその張力に基づいて加熱ローラ12と
の間にウエブ1を挟圧し上述のニツプ領域N1
におけると略同様な水分除去作用を営む準ニツ
プ領域N2を形成する。したがつて、単一の加
熱ローラ12の熱エネルギによるウエブ中の水
分蒸発化およびこの蒸気によるウエブ中の自由
水の搬出による水分除去作用が、複数のニツプ
領域N1、および準ニツプ領域N2にて行われ
ることになり、結果として、1つの加熱ローラ
12あたりの水分除去量が大となり、水分除去
効率を向上できる。
また、ニツプ位置調整装置としての調整ねじ
26により、各圧接ローラ13が形成する各ニ
ツプ領域N1が相互になす間隔を調整できる。
したがつて、各ニツプ領域N1がウエブ1にお
よぼす水分除去作用のタイミング、準ニツプ領
域N2の長さ(時間)を調整できることとな
り、加熱ローラ12回りに形成される上記ニツ
プ領域N1や準ニツプ領域N2の加圧力状態を
調整する等、水分除去状態を容易に調整し、水
分除去の作業性を向上できる。
なお、上記水分除去装置10にあつては、加
熱ローラ12がその加熱源を内蔵し、その周囲
に加熱源を付帯するものでないから、加熱ロー
ラ12の周囲の広い範囲に2以上の圧接ローラ
13を容易に設置できる。
また、上記実施例にあつては、ウエブ予熱装
置28にて表裏を含む全体を予熱されたウエブ
1を、上述の加熱ローラ12と各圧接ローラ1
3のニツプ領域N1に導入することになる。し
たがつて、予熱装置28によりウエブ中の水
分を蒸発直前まで予熱しておくことができ、加
熱ローラ12の熱エネルギをより有効に急速で
爆発的な蒸気変換のために用いることができ、
また、予熱装置28によりウエブ中の水分を
昇温してその粘度(脱水抵抗)を低下させてお
くことができ、加熱ローラ12にて生じた蒸気
による水分の搬出抵抗を予め軽減できる。すな
わち、、により、上述の本発明による水分
除去作用を有効に補完することとなる。
なお、第4図に示した抄紙ラインでの実験結
果によれば、ウエブ搬送速度150m/分の時、
水分除去装置10の入口ウエブ水分Winと出口
ウエブ水分Woutの関係は第6図に示すとおり
であつた。すなわち、入口ウエブ水分51%に対
し、出口ウエブ水分は24%となり、ドライング
パート3の全長3Lは従来の50〜70mが30〜48
mに短縮できた。すなわち、従来のドライヤセ
ルの数量を50〜30%削減でき、設備スペースを
従来より40〜20%節減できることが認められ
た。
また、第5図に示した抄紙ラインでは、ドラ
イングパート3の全長3Lが10〜15mに短縮で
きた。なお、第4図、第5図において、10L
は水分除去装置10の全長である。
第7図は本発明の他の実施例を示す模式図であ
る。第7図において12は前記第1図の実施例に
おけると同一構造の加熱ローラ、13も前記実施
例におけると同一の圧接ローラである。この実施
例が前記第1図の実施例と異なる点は、各圧接ロ
ーラ13毎に独立した移送ベルト100を設けた
ことにある。16は支持ローラである。なお、移
送ベルト100は、1本のみによりウエブ中
の水分を吸水する機能、ウエブ表面を平滑化す
る機能、張力に耐える機能の3機能を備えても
よいが、2本のベルト100Aとベルト100
Bに分離し、ベルト100Aにて上記との機
能を備え、ベルト100Bにて上記の機能を備
えてもよい。
第8図は本発明の他の実施例を示す模式図であ
る。第8図において12は前記第1図の実施例に
おけると同一構造の加熱ローラ、13も前記実施
例におけると同一の圧接ローラである。この実施
例が前記第1図の実施例と異なる点は、1つの加
熱ローラ12に対して1つの各圧接ローラ13
(圧接装置)のみを対応配置させたことにある。
200は移送ベルト、16は支持ローラである。
なお、移送ベルト200は、1本のみにより前
記、、の3機能を備えてもよいが、2本
のベルト200Aとベルト200Bに分離し、ベ
ルト200Aにて前記との機能を備え、ベル
ト200Bにて前記の機能を備えてもよい。
また、本発明の圧接装置はローラ状でなく、固
定シユー状であつてもよい。
[発明の効果] 本発明によれば、加熱ローラの表面の全面を定
常的に均一な高温状態に維持し、加熱ローラが形
成するニツプ領域を通過するウエブをくまなくか
つ激烈に加熱し、加熱ローラとの境界でウエブ中
の液体分を極めて急速に(爆発的に)蒸気に変換
せしめ、この蒸気によりウエブ中の自由液体を多
量に搬出除去できるようにし、液体分除去効率を
確実に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る水分除去装置
を示す模式図、第2図は水分除去装置の要部を拡
大して示す模式図、第3図は加熱ローラを示す模
式図、第4図は本発明を抄紙ラインに適用した一
例を示す模式図、第5図は本発明を抄紙ラインに
適用した他の例を示す模式図、第6図は本発明の
水分除去効果を示す線図、第7図は本発明の他の
実施例を示す模式図、第8図は本発明の他の実施
例を示す模式図、第9図は従来の抄紙ラインを示
す模式図である。 1……ウエブ、10……水分除去装置、11…
…移送ベルト、11A……坦持面、12……加熱
ローラ、13……圧接ローラ、18……ローラ本
体、18A……気密室、23……磁束発生部、2
8……ウエブ予熱装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 多孔性の坦持面を備え、この坦持面上にウエ
    ブを坦持して移送する移送ベルトと、移送ベルト
    に坦持されているウエブに熱接触して回転する加
    熱ローラと、移送ベルトのウエブを坦持する坦持
    面の裏面に圧接し、加熱ローラとの間に移送ベル
    トとウエブとを挟圧するニツプ領域を形成する圧
    接装置とを有してなり、加熱ローラは、上記ニツ
    プ領域を通過するウエブに高い接触圧下で熱を送
    り、ウエブ中の液体分を急速に蒸気に変換せし
    め、この蒸気が、ウエブを貫通し、該ウエブ中に
    残存する自由液体を移送ベルトの多孔性の坦持面
    の側に搬出するように構成したウエブの液体分除
    去装置において、加熱ローラが、ローラ本体の内
    部に、ローラ本体を誘導加熱するための磁束を発
    生させる磁束発生部を備えるとともに、ローラ本
    体の周壁部の肉厚内に、真空状態で熱媒を封入し
    た気密室を備えたものであることを特徴とするウ
    エブの液体分除去装置。 2 前記加熱ローラと圧接装置が形成するニツプ
    領域に対するウエブライン上流側に、ウエブの表
    裏両面から該ウエブの全体を予熱するウエブ予熱
    装置を配置した請求項1記載のウエブの液体分除
    去装置。
JP19280088A 1988-08-03 1988-08-03 ウエブの液体分除去装置 Granted JPH0247384A (ja)

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