JPH0336389A - 自動扉 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ 本発明は、外部スイッチの操作で扉の開動作の停止制御
もしくは必要に応じて駆動方向を変更できる自動扉に関
する。

〔従来技術］ 従来の自動扉は、検知器から出力された開命令信号を開
閉制御手段で受信し、この信号によって扉を全開状態と
している。この扉の全開状態を保持する時間は、開閉制
御手段の内部に設定された時間保持設定手段によって一
定時間に制御され、この一定時間が経過した後、開閉制
御手段からの信号で扉を閉じる方向に駆動し、扉を全閉
状態とし、次の開信号を待つように構成されている。

〔発明が解決しようとする課１１１ ところで、扉の開閉動作はスイッチ操作によって開動作
から全開、一定時間保持の後、閉動作に移る一連の固定
されたものであり、扉を特定の開位置で停止保持するこ
とができないため、荷物の搬入や搬出のときに、扉を通
過する度に扉が開閉されるので、その開閉時間を待つこ
とが煩わしいという問題があった。

本発明は、外部スイッチの操作により、扉の開閉動作中
にモータの駆動を停止し、再操作信号によって扉の駆動
方向を任意に変更できるようにした自動扉を提供するこ
とを目的とするものである。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、上記目的を達成するために、外部スイッチか
らの開閉信号により駆動制御されるモータ駆動によって
開閉され、開動作時の全開位置にて所定時間全開保持さ
れた後、閉動作に切換わる自動扉において、上記外部ス
イッチ操作による上記扉の開閉動作中において、上記ス
イッチの操作信号が出力されると、この信号入力により
上記扉の開閉動作を停止するようモータ駆動を停止し、
スイッチ再操作信号が入力されたとき、上記停止動作を
解諭して扉の開もしくは閉動作を行うようモータを特定
方向に自転駆動する開閉制御部を備えたものである。

［作用］ 本発明によれば、外部スイッチとして、タッチスイッチ
（ブツシュスイッチ）を使用した例において、全閉状態
であるときに、外部スイッチを押すと開動作を始め、全
開状態となる以前に再びスイッチを押すと、扉は停止す
る。そして、停止状態を解除するには、再度スイッチを
押すと、再び開動作を始め、全開状態になった位置で一
定時間停止した後、閉じる方向に動作を開始する。さら
に、全閉状態になる前にスイッチを押すと、扉は停止し
、再びスイッチを押すと、閉じる動作を再開し、全閉状
態で停止する。このように、扉の開閉動作中にスイッチ
を押すと、その時の開位置で扉が停止され、再度の操作
にて開閉動作を再開するものであり、スイッチ操作の繰
り返しで停止、開閉動作を任意に調整できる。また、全
開状態になる前または全開状態になる前のスイッチ操作
によって一旦停止させた後、再度スイッチが押されたと
きの再動作時に、常に全開または全開方向にモータが駆
動することもできる。

［実施例］ 第１図を参照すると、本発明を実施する自動扉では、戸
口のドア枠１．２の上部にモータ３によって自転される
駆動プーリー４が設けられ、また離れた位置にアイドル
プーリー５が設けられ、これらの駆動プーリー４とアイ
ドルプーリー５の間にタイミングベルト６が掛けられ、
このタイミングベルト６の一部に扉７の支持部８が固着
され、さらに、扉７の支持部８の上部に永久磁石９が固
着されている。この永久磁石９と対向する扉７の移動部
分のタイミングベルト６の近傍の所要個所に全開、全閉
前の所定位置から扉の開閉動作速度を減速する減速位置
検出用と、全開、全閉位置検出用のリードスイッチ１０
ａ、１０ｂ、ｌＯｃ。

１０ｄ及び制御回路１１が設けられ、戸口の枠１にタッ
チスイッチ１２が装着されている。

また、第２図を参照すると、本発明を実施する自動扉の
制御装置では、モータ３で駆動される駆動プーリー４と
アイドルプーリー５にかけられたタイミングベルト６の
近傍に設けられたリードスイッチ１０ａ〜１０ｄ及びド
ア枠１の表裏に設けられたタッチスイッチ１２．１３は
制御回路１１に接続され、また制御回路１１はコネクタ
１４を介して商用周波数電源のコンセント１５に接続さ
れている。

次に、本発明の実施例を第３図のフローチャートにより
説明する。まず、制御回路１１がスタートすると、扉７
は全開状態になっている（ステップ１）、ここで、タッ
チスイッチ１２または１３がオンかどうかが判断され（
ステップ２）、オンの場合は、開動作が開始される（ス
テップ３）。

そして、リードスイッチ１０ｄによる永久磁石９の位置
で全開かどうかが判断され（ステップ４）、全開でなけ
れば、タッチスイッチ１２または１３が再度オンされた
かどうかが判断され（ステップ５）、オンされたときに
、扉７は停止する（ステップ６）、その後、ステップ２
に戻って、タッチスイッチ１２または１３がオンかどう
かが判断され、オンの場合は、開動作が開始される。そ
して、全開かどうかが判断され、全開であれば、扉７が
停止される（ステップ７）、ことで、再度スイッチ１２
または１３がオンかどうかが判断され（ステップ８）、
オンであれば、ステップ７に戻って扉７の停止が保持さ
れる。またステップ８でタッチスイッチ１２または１３
がオンでなければ、りイマーが時間経過したかどうかが
判断され（ステップ９）、経過しなければ、３！７は停
止したままで、タッチスイッチ１２または１３のオンが
判断される。ここで、タイマーの時間（予め設定した全
開保持時間）が経過すれば、モータ３が駆動され、扉７
は閉動作が開始される（ステップ１０）。

そして、リードスイッチ１０ａによる永久磁石９の位置
検出で扉７が全閉したかどうかが判断され（ステップ１
１）、扉７が全閉されてなければ、タッチスイッチ１２
または１３がオンになったかどうかが判断され（ステッ
プ１２）、オンでなければ、ステップ１１に戻って、扉
７が全開かどうかが判断される。この扉７が駆動中にタ
ッチスイッチ１２または１３がオンになると、扉７はそ
の状態で停止する（ステップ１３）。そして、再びタッ
チスイッチ１２または１３がオンかどうかが判断され（
ステップ１４）、タッチスイッチ１２または１３がオン
になるまでスイッチの状態を監視し、タッチスイッチ１
２または１３がオンになると、ステップ１０に戻り、扉
７が再駆動され、ステップ１１の全開かどうかが判断さ
れ、ｓ７が全開になると、扉７が停止しくステップ１５
）。

ステップ２に戻る。

本発明の実施例では、このように、タッチスイッチ１２
または１３がオンになり、扉７が開駆動または閉駆動さ
れているときに、タッチスイッチ１２または１３がオン
にされると、その位置で扉７が停止するので、長い荷物
を運ぶときに途中で扉が閉じて挟まったり、さらに、荷
物を何回も運ぶときにも、扉７がタッチスイッチ１２ま
たは工３をオンにしたときの状態で開いているので、長
時間の荷物の出し入れに便利であり、さらに、室外や別
の部屋の空気を取り入れたいときに、扉７を半開きの状
態にすることができるという効果がある。

なお、上記実施例では、扉７の開閉動作中にタッチスイ
ッチ１２または１３がオンにされて、扉７が停止した後
、再度タッチスイッチ１２または１３がオンにされたと
き、扉が停止する前の移動方向に扉７を駆動するように
したが、タッチスイッチ１２または１３が再度オンにさ
れたときに。

扉７を常に一方向（例えば全開方向または全開方向）に
駆動されるようにしてもよい。

［発明の効果］ 本発明は、以上のように構成されているので。

タッチスイッチがオンされて全開または全閉動作がされ
ているときに、再度タッチスイッチがオンされたとき、
扉を停止するようにしたので、数人の人が続いて通過す
る場合、開閉動作中の任意位置でタッチスイッチをオン
にしてモータを停止し、その開状態をスイッチ再操作す
るまで保持することができるので、長い荷物を持った人
が通過するときに、途中で扉が閉じて荷物が挟まるのを
避けたり、さらに、荷物の搬入、搬出時にも自由に扉を
開放したままにでき、非常に便利であるという利点があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施する自動扉の構成図、第２図は本
発明を実施する制御装置のブロック図、第３図は本発明
の実施例の動作を説明するフローチャートである。 ３・・・モータ、４・・・駆動プーリー、５・・・アイ
ドルプーリー、６・・・タイミングベルト、１０ａ〜１
０ｄ・・・リードスイッチ、１２．１３・・・タッチス
イッチ、１４・・・制御回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　外部スイッチからの開閉信号により駆動制御される
   モータ駆動によって開閉され、開動作時の全開位置にて
   所定時間全開保持された後、閉動作に切換わる自動扉に
   おいて、上記外部スイッチ操作による上記扉の開閉動作
   中において、上記スイッチの操作信号が出力されると、
   この信号入力により上記扉の開閉動作を停止するようモ
   ータ駆動を停止し、スイッチ再操作信号が入力されたと
   き、上記停止動作を解除して扉の開もしくは閉動作を行
   うようモータを特定方向に自転駆動する開閉制御部を備
   えてなる自動扉。