JPH0336131A - 画像形成装置の給紙搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、静電写真複写機やプリンター等の画像形成装
置に装備される給紙搬送装置の改良技術に関する。

〔従来の技術〕

上記画像形成装置の一例として、第３図に示すように、
例えば複数個の給紙部５１を備えた給紙デスク５２に画
像形成装置本体５３をｒ６ｉ１３！すると共に、この画
像形成装置本体５３の給紙部５４に、給紙路５５を備え
た給紙アタッチメント５６を給紙カセットに代えて装填
し、かつ、前記給紙路５５を一部に利用して前記給紙デ
スク５２の最下段の給紙部５１から画像形成装置本体５
３の転写装置５７にわたる主給紙経路５日を構成すると
共に、残りの給紙部５１の給紙経路５９を前記主給紙経
路５８に合流させ、更に、当該給紙経路５９に第１及び
第２搬送ローラ６０．６１の対を配置すると共に、前記
主給紙経路５８の経路途中に第３及び第４搬送ローラ６
２．６３を配置したもの（特公昭６１−７６２２号公報
参照）がある。

か＼る構成の画像形成装置によれば、装置本体側の給紙
部５４に給紙アタッチメント５６を装填することで、給
紙デスク側の給紙部５１に装填された給紙カセット６４
による給紙形態をとることができるもので、給紙能力を
増強させ得る点に特徴がある。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、給紙デスク側の給紙カセット６４から給紙さ
れる用紙を装置本体側に送り込む上で、前記主給紙経路
５８の途中に搬送ローラ６２．６３を設けることは余儀
無いのであるが、該搬送ローラ６２゜６３を設けること
自体と当該ローラ６２．６３の一方に対する駆動系を要
することが給紙搬送系のコストアンプを招く原因となっ
ている。

本発明は、合理的な改良技術によって給紙搬送系のコス
トダウンを図ることを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

上記の目的を達成するために本発明は、複数個の給紙部
の１個から転写装置に至る主給紙経路に残りの給紙部の
給紙経路を合流させると共に、給紙経路の合流部近傍に
第１及び第２搬送ローラの対を配置し、かつ、当該第１
及び第２搬送ローラに対して前記主給紙経路の給紙方向
下流側に相当する搬送ローラに、被動回転自在な１本の
第３搬送ローラを当接配置させた点に特徴を有する。

（作用〕 上記の特徴ＷＩ威によれば、第１及び第２搬送ローラの
回転に伴って第３搬送ローラが被動回転することで、用
紙の給紙搬送が行われる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は静電写真複写機を一例とした画像形成装置を示
し、給紙デスク１に画像形成装置本体２を搭載して威る
。

前記画像形成装置本体２は、下部が開放された給紙部３
を本体ケース４の下部−例に設け、この本体ケース４に
感光体５を横架すると共に、当該感光体５のまわりに、
帯電装置６、現像装置７、転写装置８、用紙分離装置９
、及び、クリーニング装置ｌＯを配設し、かつ、前記給
紙部３から転写装置８にわたって装置本体側の主給紙経
路１１ａを配設すると共に、この主給紙経路１１ａの途
中にレジストローラ１２の対を設け、更に、転写・分離
後の用紙を定着装置１３に給紙する排紙経路１４と、定
着後の用紙を排紙トレイ１５に排紙する排紙ローラ１６
を設けると共に、前記本体ケース４の上部空間に光学系
移動式の露光装置１７を配設して威る。

一方、前記給紙デスク１は、夫々が給紙ローラ１８を有
する上下複数個の給紙部１９を移動ラック２０の内部に
設けると共に、装置本体側の給紙部３の下部開放部分に
臨ませる状態で前記移動ラック５の上部−側に給紙開口
２１を開設し、かつ、最下段の給紙部１９から前記給紙
開口２１にわたってデスク側の主給紙経路１１ｂを設け
ると共に、残りの給紙部１９の給紙経路２２を主給紙経
路１１ｂに合流させである。

更に、第２図にも示すように、前記主給紙経路１１ｂの
搬送始端側と、各給紙経路２２の合流部近傍の夫々に、
第１及び第２搬送ローラ２３．２４の対を配置すると共
に、前記主給紙経路１１ｂの給紙方向下流側（第１図及
び第２図において上部側）に相当する第１搬送ローラ２
３に、被動回転自在な１本の第３搬送ローラ２５を当接
配置させて成る。

ここで、前記給紙デスク側の第１及び第２搬送ローラ２
３．２４は、給紙に供するものも供しないものも一連に
連動駆動される駆動形態がとられており、従って、前記
第１ｍ送ローラ２３に当接配置させた第３搬送ローラ２
５も第１及び第２搬送ローラ２３、２４と一体になって
被動回転されるようになっている。

尚、図中の２６は装置本体側の給紙部３に装填される給
紙力セント、２７は上記の給紙カセット２６に代えて給
紙部３に装填される給紙アタッチメントであって、給紙
部３への装填下で給紙ローラ２８に付勢当接する従動ロ
ーラ２９と、給紙デスク側の給紙開口２１から装置本体
側の主給紙経路１１ａの始端にわたる給紙路３０を備え
ている。３１は給紙デスク側の給紙部１９に装填される
給紙カセットである。

上記の構成によれば、前記装置本体側の給紙部３に給紙
カセット２６を装填した状態では、当該給紙カセット２
６に収容されている用紙が給紙ローラ２８によって主給
紙経路１１ａに繰り出されると共に、当該用紙の先端が
レジストローラ１２の対に到達した時点で斜行の規正が
威され、かつ、当該レジストローラ１２対が所定のタイ
ごングで駆動されることで転写装置８へと給紙される。

一方、前記給紙カセット２６に代えて給紙部３に給紙ア
タッチメント２フを装填すると共に、給紙デスフ側の給
紙カセット３１の任意の１個を給紙対象として選択した
状態では、当該選択された給紙カセット３１内の用紙が
給紙ローラ１８によって繰り出されると共に、前記第１
及び第２搬送ローラ２３２４の対ならびに第１及び第３
搬送ローラ２３．２５の対によって前記主給紙経路１１
ｂを給紙される。

そしてこの用紙は、給紙開口２１から前記給紙アタッチ
メント２７の給紙路３０を経て装置本体側の主給紙経路
１１ａに搬送され、かつ、当該用紙の先端がレジストロ
ーラ１２対に到達した時点で斜行の規正が威されると共
に、当該レジストローラ１２対が所定のタイミングで駆
動されることで転写装置８へと給紙される。

尚、実施例では、給紙デスク１に画像形成装置本体２を
搭載し、かつ、当該画像形成装置本体２の給紙部３に給
紙アタッチメント２７を装填させるタイプの画像形成装
置を例示したが、画像形成装置本体２を給紙デスク１に
搭載させた状態で、給紙デスク１側の主給紙経路１１ｂ
が画像形成装置本体２側の主給紙経路ｉｔａに連結され
るタイプのものや、給紙デスクｌと画像形成装置本体２
を一体化させた所謂コンソールタイプの画像形成装置、
その他複数個の給紙部１９を備えるプリンター等を本発
明の実施対象にすることができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、給紙にとって必要な一対
の第１及び第２搬送ローラの内、主給紙経路の給紙方向
下流側に相当する搬送ローラを有効に利用して、これに
被動回転自在な１本の第３搬送ローラを当接配置し、給
紙搬送の系を構成した点に特徴を有するものであって、
従来の給紙搬送系に比べて搬送ローラがＩ本で済む上、
当該搬送ローラに対する駆動系を要しないことから、給
紙搬送系のコストを大幅にダウンさせることができるに
至ったのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は給紙力セントに代えて給紙アタッチメントを給
紙部に装填する状態を示す画像形成装置の概略縦断側面
図、第２図は給紙搬送装置の部分拡大図、第３図は従来
例の画像形成装置の概略縦断側面図である。 ８・・・転写装置、１１　ａ　、　１１　ｂ・・・主給
紙経路、１９・・・給紙部、２２・・・給紙経路、２３
．２４・・・第１及び第２の搬送ローラ、２５・・・第
３の搬送ローラ。 出　願　人　　　　三田工業株式会社 代　理　人　　　　弁理士　藤本英夫

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数個の給紙部の１個から転写装置に至る主給紙経路に
   残りの給紙部の給紙経路を合流させると共に、給紙経路
   の合流部近傍に第１及び第２搬送ローラの対を配置し、
   かつ、当該第１及び第２搬送ローラに対して前記主給紙
   経路の給紙方向下流側に相当する搬送ローラに、被動回
   転自在な１本の第３搬送ローラを当接配置させてあるこ
   とを特徴とする画像形成装置の給紙搬送装置。