JPH0336129Y2 - - Google Patents

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JPH0336129Y2
JPH0336129Y2 JP5473786U JP5473786U JPH0336129Y2 JP H0336129 Y2 JPH0336129 Y2 JP H0336129Y2 JP 5473786 U JP5473786 U JP 5473786U JP 5473786 U JP5473786 U JP 5473786U JP H0336129 Y2 JPH0336129 Y2 JP H0336129Y2
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light emitting
photothyristor
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light
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、公衆電話機の着信回路に関するもの
である。
〔従来の技術〕
公衆電話機においては、着信に際し硬貨投入の
有無にかかわらず応答を可能とするため、呼出信
号の到来を検出し、着信応答用の直流ループを閉
成する着信回路を備えており、従来は、呼出信号
の検出にリレーを用いていたが、大形かつ大重量
となる欠点を有し、これの対策としては本出願人
の別途出願による「公衆電話機の着信回路」(特
公昭58−47113)が提案されている。
すなわち、このような従来技術においては、到
来する呼出信号を整流回路で整流しコンデンサで
平滑して直流にし、この直流出力により発光素子
を駆動し、着信応答用の直流ループへ直列に挿入
されたフオトサイリスタを発光素子の発光により
オンとし、直流ループの閉成を可能としている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、このような従来技術においては、発光
素子を直流駆動するための整流回路をこのために
専用に用意しなければならず、また、通話中にも
整流回路もフオトサイリスタ回路も通話直流ルー
プ回路に接続されているので、通話信号の交流成
分が整流回路に流れて発光素子は殆ど通電状態に
なり、無駄な電流が消費され、整流回路、コンデ
ンサ、発光素子の寿命もそれだけ短くなる。ま
た、フオトサイリスタも通話中は常時オン状態に
あるのでそれだけ寿命が短くなる。
〔問題点を解決するための手段〕
このような問題を解決するために、本考案はつ
ぎの手段により構成するものである。
呼出信号を整流してトーンリンガ1を駆動する
整流器DBの出力側へトーンリンガと直列に接続
された第1の発光素子LD1,LD2と、着信応答
用の直流ループへ直列に挿入され第1の発光素子
の発光によりオンとなる第1のフオトサイリスタ
PS1と、第1のフオトサイリスタと直列に挿入
されたコンデンサC3と、コンデンサの放電電流
または第1の発光素子の発光によりオンとなり、
前記第1のフオトサイリスタに対し逆極性として
かつ前記コンデンサと第1のフオトサイリスタの
直列回路に並列に接続された第2のフオトサイリ
スタPS2と、第2のフオトサイリスタと直列に
挿入された第2の発光素子LD3と、第2の発光
素子の発光によりオンとなり着信検出信号を送出
する受光素子PTと、この着信検出信号により動
作し、トーンリンガを駆動する整流器回路および
第1、第2のフオトサイリスタ、第1、第2の発
光素子からなる着信を検出する回路を、通話直流
ループ回路から切り離すリレー手段LP,RVとを
備えたものである。
〔作用〕
したがつて、呼出信号の到来に応じ、トーンリ
ンガが鳴動すると共に第1の発光素子が発光し、
これの発光により第1のフオトサイリスタがオン
となり、オフフツクによる応答により応答用の直
流ループが閉成され、第1のフオトサイリスタと
直列に挿入されたコンデンサがループ電流により
充電され、このループ電流流通に応じて交換機が
リングトリツプを行ない、線路の線間電圧極性が
反転すると、コンデンサの充電電荷が放電し、こ
れによつて第2のフオトサイリスタもオンとな
り、直流ループの閉成が維持される。
また、第2のフオトサイリスタと直列に挿入さ
れた第2の発光素子が発光し、これに応じて受光
素子がオンとなり着信検出信号を送出するため、
これによつて着信応答の判断が自在となる。そし
て、着信検出信号によりリレー手段が動作して整
流器回路と着信検出回路が通話直流ループから切
り離される。
なお、第2のフオトサイリスタに対し順方向の
線間電圧極性のまま呼出信号が到来する場合は、
第1の発光素子の発光によつても第2のフオトサ
イリスタがオンとなつているため、オフフツクに
応じて前述と同様に直流ループが閉成し、交換機
のリングトリツプが支障なく行なわれる。
〔実施例〕
以下、実施例を示す回路図によつて本考案の詳
細を説明する。
同図においては、交換機からの線路が接続され
る線路端子L1,L2に対し、フツクスイツチHS0
並列に接続されたリレーRVの接点rvを介し、直
流阻止用のコンデンサC1および2程度の高抵
抗値を有する抵抗器R1を経てダイオードD1〜D4
によるダイオードブリツジDBが整流器として橋
絡接続されており、これの整流出力には100μF程
度のコンデンサC2が接続されていると共に、第
1の発光素子としての発光ダイオードLD1,LD2
を介し、トーンリンガ(以下、TRG)1が接続
され、これに対しては印加電圧規制用の定電圧ダ
イオードZD1および抵抗器R2が並列に接続されて
いる一方、発光ダイオードLD1,LD2に対しては
印加電圧制限用のバリスタVR1が並列に接続され
ている。
また、線路端子L1側の接点rvと通話回路(以
下、TKC)2との間には、リレーLPの接点lP1
及びlP2により、着信応答用の直流ループ回路が
接続されており、この直流ループ中に線路端子
L2からL1の方向へ第1のフオトサイリスタ(以
下、サイリスタ)PS1、コンデンサC3およびダイ
オードD5が直列に挿入されていると共に、これ
らに対し逆極性として、第2のサイリスタPS2
第2の発光素子としての発光ダイオードLD3およ
びダイオードD6による直列回路が並列に接続さ
れている。
なお、各サイリスタPS1,PS2のゲートとカソ
ードとの間には、バイアス路用の抵抗器R3,R4
および、雑音吸収用のコンデンサC4,C5が各個
に接続されている一方、コンデンサC3には充電
電圧規制用の定電圧ダイオードZD2が並列に接続
され、これのサイリスタPS1側とPS2のゲートと
の間へ、コンデンサC3の放電電流制限用の抵抗
器R5、および、放電電流に対し順方向としたダ
イオードD7が挿入されていると共に、サイリス
タPS2のカソードとコンデンサC3のダイオードD5
側との間には、放電電流に対し順方向としてダイ
オードD8が接続されており、これらは、接点lp1
lp2の各ブレイク極および抵抗器R6を介し、フツ
クスイツチHS0がオンとなるのに応じ線路端子
L1,L2間へ接続されるものとなつている。
このほか、発光ダイオードLD3と並列に、バリ
スタVR1と同様の目的によりバリスタVR2が接続
されていると共に、サイリスタPS2および発光ダ
イオードLD3と並列に、硬貨の投入に応じてオン
となる硬貨検出接点CCが接続されている。
一方、局電源または別途の電源(例えば二次電
池等)によつて後述の電源+5Vが供給されるマ
イクロプロセツサ等のプロセツサおよびメモリ等
からなる制御部(以下、CNT)3が設けてあり、
これに対し、受光素子として用いる受光トランジ
スタPTのコレクタ電位、および、フツクスイツ
チHS1の出力が与えられており、これらの入力に
応じてCNT3が制御上の判断を行ない、トラン
ジスタQ1〜Q3を制御し、永久磁石等により動作
保持を行なうラツチング形のリレーLP,RVの動
作巻線Pおよび復旧巻線Sへ通電し、これらに動
作または復旧を行なわせるものとなつている。
また、受光トランジスタPTのコレクタおよび
フツクスイツチHS1のメイク極には、プルアツプ
用の抵抗器R7,R8を介して電源5Vが印加され、
これらの電位を常時は「H」(高レベル)に維持
しており、トランジスタQ1〜Q3のベース・エミ
ツタ間には、各個にベース抵抗器R9〜R11が接続
されていると共に、各リレーLP,RVの各巻線
P,Sに対しては、サージ電圧吸収用のダイオー
ドD9〜D11が並列に接続されている。
なお、発光ダイオードLD1とサイリスタPS1
発光ダイオードLD2とサイリスタPS2、発光ダイ
オードLD3と受光トランジスタPTとは各々が光
学的に結合されており、各発光ダイオードの発光
に応じ、対応するものがオンとなり、サイリスタ
PS1,PS2においては、通電が切断されるまでオ
ン状態を保持するものとなつている。
したがつて、オンフツク状態においては、各リ
レーLP,RVが復旧しているため、線路端子L2
正極とする直流に対し16Hzの交流を重畳した呼出
信号が到来すると、接点rvのブレイク極およびコ
ンデンサC1を介して交流分がダイオードブリツ
ジDBにより整流され、コンデンサC2により平滑
化されてTRG1を駆動し、これが鳴動すると共
に、TRG1と直列の発光ダイオードLD1,LD2
発光し、この発光によりサイリスタPS1,PS2
オンへ転じ、通電の可能な状態となる。
TRG1の鳴動に応じてオフフツクを行なえば、
フツクスイツチHS0がオンとなり接点rvのメイク
極を側路するため、線路端子L2を正極とする直
流が抵抗器R6−接点lp2−サイリスタPS1−定電
圧ダイオードZD2、−ダイオードD5−接点lp1の直
流ループへ通じ、これによつてコンデンサC3
充電されると共に、交換機側ではリングトリツプ
がなされ、今度は線路端子L1を正極とする直流
のみが印加される。
すると、発光ダイオードLD1,LD2の発光は消
滅するが、コンデンサC3の充電電荷が抵抗器R5
−ダイオードD7−サイリスタPS2のゲート・カソ
ード間−ダイオードD8のルートにより放電し、
この放電電流によつてサイリスタPS2がオンへ転
じ、接点lp1−サイリスタPS2−発光ダイオード
LD3−ダイオードD6−接点lp2−抵抗器R6のルー
トにより直流ループが閉成され、これの通電にし
たがつて発光ダイオードLD3が受光し、受光トラ
ンジスタPTがオンへ転じ、CNT3の入力を
「L」(低レベル)とし、これを着信検出信号とし
て与える。
CNT3は、これに応じてトランジスタQ2のベ
ースへ「H」を与え、これをオンとするため、リ
レーLP,RVが共に動作保持を行ない、接点rv,
lp1,lp2の各ブレイク極がオフになると共に、各
メイク極がオンとなり、ダイオードブリツジDB
およびTRG1の回路が切離されると共に、サイ
リスタPS1,PS2の回路も切離されるのに対し、
TKC2による直流ループが閉成し、硬貨を投入
せず硬貨検出接点CCがオフのままであつても応
答通話が自在となる。
また、通話の終了に応じてオンフツクを行なえ
ば、フツクスイツチHS1のオフにより、一旦
「L」となつていたCNT3の入力が再び「H」と
なるため、これに応じてCNT3がトランジスタ
Q1,Q3をオンとし、各リレーLP,RVの復旧巻
線Sへ通電して復旧させ、各接点rv,lp1,lp2
初期状態とする。
以上に対し、市外台等からの着信に際しては、
線路端子L1を正極とする直流に対し16Hzの交流
を重畳した呼出信号が到来するため、発光ダイオ
ードLD2の発光によりオンとなつているサイリス
タPS2を介し、オフフツクに応じて直ちに直流ル
ープの閉成がなされ、これによつて交換機側のリ
ングトリツプおよびCNT3の制御動作が上述と
同様になされ、応答通話が自在となる。
なお、発信の場合は、オフフツクにつぐ硬貨の
投入により硬貨検出接点CCがオンとなり、これ
を介して直流ループの閉成が行なわれると共に、
受光トランジスタPTのコレクタが「H」のまま
フツクスイツチHS1の出力が「L」となることに
より、CNT3が発信と判断し、各リレーRV,
LPを動作させると共に、図上省略した経路によ
り各種の制御を行ない、課金による通話を許容す
るものとなる。
したがつて、ダイオードブリツジDBは、発光
ダイオードLD1,LD2とTRG1との兼用となり、
かつ、呼出信号の到来中のみ発光ダイオード
LD1,LD2が発光すればよいため、コンデンサC2
に大容量のものを必要とせず、経済的になると共
に、全般的な小形、軽量化が容易となる。
ただし、発光ダイオードLD1,LD2をいずれか
一方のみとし、サイリスタPS1,PS2の共用とし
てもよく、各発光ダイオードLD1〜LD3および受
光トランジスタPTとしては、他の発光素子およ
び受光素子を用いても同様であり、接点rvの代り
にフツクスイツチを用いることも任意である等、
種々の変形が自在である。
〔考案の効果〕
以上の説明により明らかなとおり本考案によれ
ば、トーンリンガを用いているためにこれを駆動
する整流器を利用して呼出信号の整流を行うこと
ができ、整流回路を兼用できて呼出信号整流用の
専用の整流回路が不要になり、小形化、軽量化、
低価格化が容易となる。また、着信応答後は整流
回路は通話ループ回路から切り離されるために、
無駄な消費電流が減少し、発光素子の寿命も延び
る。また、着信検出回路のフオトサイリスタ等も
着信応答後は通話ループ回路から切り離されるの
で、余計な電力消費が減少し、かつ各素子の寿命
も延びる。この結果、各種の公衆電話機において
多大な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示す回路図である。 1……TRG(トーンリンガ)、2……TKC(通
話回路)、3……CNT(制御部)、L1,L2……線路
端子、HS0,HS1……フツクスイツチ、D1〜D11
……ダイオード、LD1〜LD3……発光ダイオード
(発光素子)、PS1,PS2……フオトサイリスタ、
PT……受光トランジスタ(受光素子)、C1〜C4
……コンデンサ、R1〜R11……抵抗器、ZD1
ZD2……定電圧ダイオード、LP,RV……リレ
ー、rv,lp1,lp2……接点。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 到来した呼出信号により発光素子を駆動し、着
    信応答用の着信ループへ直列に挿入されたフオト
    サイリスタを前記発光素子の発光によりオンとす
    る公衆電話機の着信回路において、 前記呼出信号を整流してトーンリンガを駆動す
    る整流器の出力側へ前記トーンリンガと直列に接
    続された第1の発光素子と、 前記着信応答用の直流ループへ直列に挿入さ
    れ、前記第1の発光素子の発光によりオンとなる
    第1のフオトサイリスタと、 該第1のフオトサイリスタと直列に挿入された
    コンデンサと、 該コンデンサの放電電流または前記第1の発光
    素子の発光によりオンとなり、前記第1のフオト
    サイリスタに対し逆極性としてかつ前記コンデン
    サと第1のフオトサイリスタの直列回路に並列に
    接続された第2のフオトサイリスタと、 該第2のフオトサイリスタと直列に挿入された
    第2の発光素子と、 該第2の発光素子の発光によりオンとなり着信
    検出信号を送出する受光素子と、 該受光素子からの着信検出信号により動作し、
    前記トーンリンガを駆動する整流器回路および前
    記第1、第2のフオトサイリスタ、第1、第2の
    発光素子からなる着信を検出する回路を、通話直
    流ループ回路から切り離すリレー手段と を備えたことを特徴とする公衆電話機の着信回
    路。
JP5473786U 1986-04-14 1986-04-14 Expired JPH0336129Y2 (ja)

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