JPH0335655Y2 - - Google Patents

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JPH0335655Y2
JPH0335655Y2 JP1985190522U JP19052285U JPH0335655Y2 JP H0335655 Y2 JPH0335655 Y2 JP H0335655Y2 JP 1985190522 U JP1985190522 U JP 1985190522U JP 19052285 U JP19052285 U JP 19052285U JP H0335655 Y2 JPH0335655 Y2 JP H0335655Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は運搬台車に係り、その目的は組み合
せて一物品であるが、分解すると異形物の集合体
となる集合写真用のヒナ段や組立式本棚の設置時
にその異形構成部材を運搬する際に用いられ、台
車上に形成された上下方向を開放する一方の空間
と、横方向を開放する他方の空間との二区画の収
容空間により前記異形物品を形状に応じて収まり
良く多数載せられ、かつこの物品を載せ、又は降
ろす作業を能率化でき、かつこの載せた物品をガ
タ・落車なく、無騒音で安全に運搬できる運搬台
車を提供することにある。
(従来技術及びその欠点) 従来、各種物品、例えば長尺・短形の板材等の
資材、又は箪笥・机・パイプ椅子.・棚板等の家
具を載せて運搬するには、第4図に示す運搬台車
aが用いられており、この運搬台車aは板材b
と、この板材bの一縁部に立設されたハンドルフ
レームcと、前記板材bの四隈位置に配設された
キヤスターdとから構成されている。
従つて、この従来の運搬台車aは板材b上の収
容空間が全く区画されておらず、この板材b上に
複数の物品を載せた場合には各物品相互のもたれ
合いによつてそれぞれを支持せねばならないの
で、形状の異なる物品を同時に載せると、載せた
状態の収まりが悪く、載せられる物品の形状が限
定されるともに点数が少なないことはもとより、
運搬移動時にガタ・ズレが生じ、各物品同士の衝
突音及び落車の恐れがあり、騒音発生・危険性の
問題があつた。
更に、収容空間の周囲にはハンドルフレームc
以外は何ら存在せず、三方が解放されているの
で、長尺の物品、例ええば組立式の本棚の枠材e
等を立てて運搬する場合に開放された方向に倒れ
ることがあり、他方、短形の物品、例えば組立式
の本棚の棚材等を積重ねて運搬する場合にズレが
生じて落車することがあり、危険性が高かつた。
一方、実開昭59−157963号にて台車上に収容空
間が区画された「折畳み椅子の運搬台車」が開示
されているが、この技術にて開示された台車は
「折り畳み椅子の運搬台車」であつて、他の各種
物品を載置、移動させるには適したものではなか
つた。
すなわち、先の技術では台車上に収容空間が区
画されてはいるが、この収容空間は「折り畳み椅
子」を潤滑に押し込むために設けられた回転自在
な回転筒からなる水平に段違いで架設された誘導
杆とこの誘導杆に載置された折り畳み椅子を受け
止める受軸材と車台の両側部に立設された側部材
とから形成された一つの収容空間であり、折り畳
み椅子のような長尺の単一物品のみを重ねて載
置、運搬するには充分ではあるが、形状の異なる
各種物品であつて、これらが組み合わさつて一つ
の物品となるものを分解して一度に載置、運搬す
るには適したものではなかつた。
つまり、この技術にて開示された「運搬台車」
では物品を上下方向、或いはこの公報にて記載さ
れた第2図に示される如く斜め方向のみに積み重
ねることはできるが、台車上の収容空間が一つで
あるため同時に形状の異なる物品を積層状態で収
まりよく載置する、例えば上下方向の載置と横方
向の載置とを同時にガタ・ズレを生じさせること
なく行なうことは不可能であつた。
(問題を解決するための手段) この考案は上記問題点を解決するためになされ
たもので、相対する一対の縦フレームと、この両
縦フレームを連結する連結材と、この連結材に支
持されて前記両縦フレーム間に介設された底板
と、この底板の四隈位置にそれぞれ配設されたキ
ヤスターととから成る運搬台車であつて、この運
搬台車には長手方向に介設された相対する一対の
平行な上・下横桟とこの上・下横桟間に介設され
た平行な一対の区画縦桟とからなり前記底板上の
収容空間Sを二分に区画してなる区画フレームが
介設され、この区画フレームで区画された一方の
収容空間は前記両縦フレーム間に横架されたコ字
状の囲繞フレームにより横方向が囲繞され上下方
向を開放するS−1空間として形成され、他方の
収容空間は前記両縦フレーム間に枕材が前記底板
の端縁近傍に横架されて横方向を開放するS−2
空間として形成されてなることを特徴する運搬台
車を提供することにより上記問題点を悉く解決す
る。
すなわち、この考案者は鋭意研究を行なつた結
果、台車上に上下方向に開放された収容空間と、
横方向に開放された収容空間との二区分の収容空
間を設けることにより形状の異なる物品を同時
に、収まり状態よく載置、運搬させることのでき
る運搬台車を提供することに成功したのである。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面にもとづいて説
明する。
第1図乃至第3図は全てこの考案の一実施例に
係る運搬台車を説明する図であり、図中1は運搬
台車を示す。
運搬台車1は相対する一対の縦フレーム2と、
この両縦フレーム2間にそれぞれ介設された連結
材3と、底板4と、区画フレーム5と、囲繞フレ
ーム6と、枕材7と、前記底板4の四隈位置にそ
れぞれ配設されたキヤスター8とから成る。
この実施例おいて縦フレーム2は、角パイプを
矩形枠状に保形され、その幅方向略中央部に縦桟
2′が介設されて成る。
この実施例において連結材3は、アングル材か
ら成り、その両端を前記両縦フレーム2に接合し
て同両縦フレーム2を連結している。
この実施例において、底板4は三枚の板材4′
とから成り、その各両端部は上記連結材3と区画
フレーム5とに支持されて前記両縦フレーム2下
部間に介設される。
この実施例において、区画フレーム5は、角パ
イプから成る平行な上下横桟5−1・5−2と、
この上下横桟5−1・5−2の中途部間に介設さ
れる角パイプから成る平行な二本の区画縦桟5−
3から成り、上下横桟5−1・5−2の各端部を
前記両縦フレーム2の縦桟2′に接合されており、
これにより区画フレーム5は前記底板4上の収容
空間SをS−1空間とS−2空間との二区分に区
画して、前記両縦フレーム2間に介設される。
この実施例において囲繞フレーム6は角パイプ
6−1と丸パイプ6−2とから成り、角パイプ6
−1の両端部を前記縦桟2′・縦フレーム2の、
また丸パイプ6−2両端を縦フレーム2のそれぞ
れ高さ方向略中央部に接合しており、これにより
この囲繞フレーム6は、前記区画フレーム5で区
画された収容空間Sの一方S−1空間をコ字状に
囲繞した前記縦フレーム2間の中途高さに横架さ
れる。
この実施例において、枕材7は、アングル材か
ら成り、その両端部を前記両縦フレーム2の下部
にそれぞれ接合しており、これによりこの枕材7
は、収容空間Sの他方S−2空間で前記底板4の
端縁4′に近接して前記両縦フレーム2間に横架
される。
この実施例にいて、キヤスター8は、前記両縦
フレーム2の下部両端に縦軸を介してそれぞれ枢
支されており、これによりこのキヤスター8は前
記底板4の四隈位置に配設される。
このキヤスター8には、安全のためストツパー
を設けてもよい。
この考案の一実施例に係る運搬台車1の構成は
以上説明した通りであるが、この考案はこの実施
例に限定されるものではなく、例えば各部材は丸
パイプ・コ字材・平板材・その他のものであつて
もよく、またその素材も鉄・アルミ等の金属・合
金その他のものであつてもよく、また特に区画フ
レーム5の介設位置も幅方向略中央から幅方向片
方に偏位させてもよく、また持に囲繞フレーム6
も同様、高さ方向略中央から上下方向片方に偏位
させてもよく、また特に枕材7も底板4端縁近傍
の任意の高さに位置させてもよい。
前述した運搬台車1は、各種物品、特に集合写
真用のヒナ段や組立式本棚を構成する長尺、短形
等の異形なユニツト部材を一度に載せて運搬する
のに用いられ、この運搬台車1に各種物品を載せ
るには、例えば組立式の本棚の場合は、枠材9等
長尺の部材を収容空間Sの一方S−1空間に上か
ら差し込んで並列状態で収容すればよく、囲繞フ
レーム6があるので、枠材9はこれに中途部を支
持されて略垂直に収まり良く収容され、他方、前
記本棚の棚材10等短形の部材は収容空間Sの他
方S−2空間に横から差し込んで積重ね状態で収
容すればよく、枕材7があるので棚材10は枕材
7を枕として傾斜し、区画フレーム5にもたれて
支持され、積重ね状態で収まり良く収容され、更
には枕材7が底板4の端縁4”に近接しているの
で、収容空間Sの他方S−2空間の広く開放され
た横側方から棚材10を障害なく差し込める。
運搬台車1で運搬を行うには、両縦フレーム2
のいずれかを握つて押し又は引けばくく、キヤス
ター8の回転を介して移動が行えるが、前述した
ように枠材9は囲繞フレーム6で支持されている
ので、移動時の震動、しきい等の段差乗り越し時
の傾きによつても転倒・落車の恐れがなく、一
方、棚材10は前述のように傾斜して区画フレー
ム5にもたれて支持されているので、上述の振
動、傾きによつてもガタ、落車の恐れがない。
運搬台車1から各種物品を降ろすには、枠材9
は上方向へ、棚材10は横向きへ抜き取ればよ
く、前述のように収容空間Sの他方S−2空間の
横方向は広く開放されているので、棚材10を障
害なく抜き取れる。
(効果) 以上説明したように、この考案は相対する一対
の縦フレームと、この両縦フレームを連結する連
結材と、この連結材に支持されて前記両縦フレー
ム間に介設された底板と、この底板の四隈位置に
それぞれ配設されたキヤスターとから成る運搬台
車であつて、この運搬台車には長手方向に介設さ
れた相対する一対の平行な上・下横桟とこの上・
下横桟間に介設された平行な一対の区画縦桟とか
らなり前記底板上の収容空間Sを二分に区画して
なる区画フレームが介設され、この区画フレーム
で区画された一方の収容空間は前記両縦フレーム
間に横架されたコ字状の囲繞フレームにより横方
向が囲繞され上下方向を開放するS−1空間とし
て形成され、他方の収容空間は前記両縦フレーム
間に枕材が前記底板の端縁近傍に横架されて横方
向を開放するS−2空間として形成されてなるこ
とを特徴とする運搬台車であるから下記の効果を
奏する。
この運搬台車はヒナ段や組立式本棚等を構成す
る形状の異なるユニツト部材を一度に載せて運搬
するのに用いられ、台車上の収容空間は区画フレ
ームにより二区分とされてなるので、長尺の物品
は収容空間の一方、上下方向を広く開放したS−
1空間に並列状態で収容すればよく、囲繞フレー
ムがあるので、長尺の物品はこれに中途部を支持
されて略垂直に収まり良く収容され、他方、短形
の物品は収容空間の他方、横方向を広く開放した
S−2空間に積層状態で収容すればよく、枕材が
あるので、短形の物品は枕材を枕として傾斜し、
区画フレームにもたれて支持され、積層状態で収
まり良く収容され、従つて従来のものに比べて長
尺、短形の各種形状の物品を形状に応じて収まり
よく同時に多数収容して運搬できる。
また、この運搬台車で運搬を行うにはキヤスタ
ーの回転を介して移動が行えるが、前述のように
長尺の物品は囲繞フレームで支持されているの
で、移動時の振動・しきい等の段差乗り越し時の
傾きによつても転倒・落車の恐れがなく、従来の
ものに比べて運搬移動時の安定性・安全性が確保
される。
一方、短形の物品は前述の通り区画フレームに
もたれてて支持されているので、上記移動時の振
動・傾きによつてもガタ・落車の恐れがなく、従
来のものに比べて運搬移動時の騒音軽減・安全性
が確保される。
更には、枕材が底板の端縁に近接して横架され
ているので、収容空間の他方が横方向に広く解放
され、短形物品の出し入れが障害なく行え、物品
を載せ又は降ろす作業が円滑に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る運搬台車の
斜視図、第2図は同平面図、第3図は同使用状態
説明図、第4図は従来技術説明図である。 1……運搬台車、2……縦フレーム、3……連
結材、4……底板、4”……端縁、5……区画フ
レーム、6……囲繞フレーム、7……枕材、8…
…キヤスター、S……収容空間、S−1……収容
空間の一方、S−2……収容空間の他方。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相対する一対の縦フレームと、この両縦フレー
    ムを連結する連結材と、この連結材に支持されて
    前記両縦フレーム間に介設された底板と、この底
    板の四隈位置にそれぞれ配設されたキヤスターと
    から成る運搬台車であつて、この運搬台車には長
    手方向に介設された相対する一対の平行な上・下
    横桟とこの上・下横桟間に介設された平行な一対
    の区画縦桟とからなり前記底板上の収容空間
    (S)を二分に区画してなる区画フレームが介設
    され、この区画フレームで区画された一方の収容
    空間は前記両縦フレーム間に横架されたコ字状の
    囲繞フレームにより横方向が囲繞され上下方向を
    開放するS−1空間として形成され、他方の収容
    空間は前記両縦フレーム間に枕材が前記底板の端
    縁近傍に横架されて横方向を開放するS−2空間
    として形成されてなることを特徴とする運搬台
    車。
JP1985190522U 1985-12-10 1985-12-10 Expired JPH0335655Y2 (ja)

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JPS6297076U JPS6297076U (ja) 1987-06-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5380785B2 (ja) * 2007-04-25 2014-01-08 村田機械株式会社 板材加工システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59157963U (ja) * 1983-04-09 1984-10-23 コクヨ株式会社 折り畳み椅子の運搬台車

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JPS6297076U (ja) 1987-06-20

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