JPH0334835B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0334835B2
JPH0334835B2 JP59218807A JP21880784A JPH0334835B2 JP H0334835 B2 JPH0334835 B2 JP H0334835B2 JP 59218807 A JP59218807 A JP 59218807A JP 21880784 A JP21880784 A JP 21880784A JP H0334835 B2 JPH0334835 B2 JP H0334835B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
enclosure
containment vessel
coolant
water
conduit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59218807A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60100794A (ja
Inventor
Andoryuu Ruusu Robaato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Westinghouse Electric Corp filed Critical Westinghouse Electric Corp
Publication of JPS60100794A publication Critical patent/JPS60100794A/ja
Publication of JPH0334835B2 publication Critical patent/JPH0334835B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C15/00Cooling arrangements within the pressure vessel containing the core; Selection of specific coolants
    • G21C15/18Emergency cooling arrangements; Removing shut-down heat
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C11/00Shielding structurally associated with the reactor
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C9/00Emergency protection arrangements structurally associated with the reactor, e.g. safety valves provided with pressure equalisation devices
    • G21C9/004Pressure suppression
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)
  • Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、加圧水型原子炉における冷却材喪失
事故の場合に環境を保護するものであつて、原子
炉系統の格納容器外にあり放射性の一次冷却水を
圧送及び循環する設備を含む保護システムに関す
るものである。
冷却材喪失事故の場合に冷却材流体を原子炉容
器内に注入するのに使用するシステムは数多く案
出されてきた。一般に、これ等のシステムは一次
冷却材系統におけるどんな破断も検知する手段
と、緊急冷却水を原子炉容器に注入して原子炉炉
心を冷却するポンプ及び弁とを有する。炉心と接
触後の緊急冷却水は収集し、熱交換器によつて冷
却しながら再循環し、停止が行なわれるまで炉心
の更なる冷却のためリサイクルしなければならな
い。
原子力発電プラント用の緊急冷却系統の例は下
記の米国特許に記載されている。即ち、米国特許
第3649451号明細書は、ホウ素含有水のような冷
却材流体を使用して原子炉容器を含むドライウエ
ルを原子炉容器以下のレベルまで満たし、一次冷
却系統の冷却材喪失源からの冷却材流体を使用し
て前記ドライウエルを炉心を保護するのに十分な
レベルまで満たす格納容器システムを開示してい
る。米国特許第3702281号明細書は、緊急冷却水
源が原子炉のシールドにもなつており、また緊急
冷却水の循環用ポンプが格納容器の外側に設けら
れている原子炉系統を開示している。米国特許第
3718539号明細書においては、原子炉の格納容器
が完全に外側格納遮蔽構造内に入つており、該構
造内には発電プラントから放出された蒸気を凝縮
するための蒸気止めプールも含まれている。この
系統内には種々の炉心冷却装置が組み込まれてい
る。米国特許第3859166号においては、冷却材貯
蔵タンク兼用水溜めが格納容器内に配設されてお
り、一方、原子炉の種々の冷却系統用ポンプ装置
が格納容器外に配設されている。
従つて、緊急冷却系統は一般に緊急冷却水源の
タンクその他の容器を含み、このタンクを格納容
器の外側又は内側に配設することができる。ま
た、再循環した緊急冷却水を冷却するための熱交
換ユニツトを格納容器の外側又は内側に配設する
ことができる。しかし、緊急冷却水循環系統と共
に使用するポンプ装置(その内の複数は運転を保
証するため別個に配設されている)は、格納容器
とは別の環境においてポンプ装置に対する日常の
検査及び保守を行い得るように、格納容器外に配
設することが好ましい。
ポンプ装置を格納容器の外側に配設すれば、潜
在的に高放射性の流体を、冷却材喪失事故の場合
に、格納容器外側の配管中を再循環させる必要が
ある。このような格納容器外側の配管が破断すれ
ば、放射性流体が環境に放出されることになる。
流体は設備及び機器にかかり、補助建屋への接近
を拒む。格納容器外側での配管破断により起こり
うる汚染を回避するため、格納容器内側にポンプ
装置を配置することも提案され、限られた程度で
はあるが使用されてきたが、この配置は冷却材喪
失事故の後にポンプ装置に接近することを考えて
おらず、また通常の発電プラント運転中には限ら
れた接近のみを許容するに過ぎない。
本発明の目的は、冷却材喪失事故の際に使用す
るものであつて、緊急冷却材の循環用ポンプは格
納容器の外側に配設されており、流体が循環する
導管及びポンプは破損しても環境を汚染すること
のないシステムを提供することである。
この目的から、本発明は、緊急冷却水を供給す
る緊急冷却水貯蔵タンクと、格納容器の外部に配
設され、主冷却材喪失事故の場合に使用して、冷
却材としての緊急水を前記格納容器の壁を通して
引き出し該格納容器の壁を通して戻すと共に、原
子炉炉心の冷却材として使用する前に熱交換器に
貫流させる手段とを有する加圧水型原子炉装置に
おいて、前記格納容器の壁近くでその外側に配設
される囲いと、外側入口ケーシング内に囲まれ、
前記格納容器の内部及び前記囲いの内部を連絡す
ると共に、緊急冷却水貯蔵部に接続される入口導
管と、外側出口ケーシングを貫き、前記囲いから
前記格納容器内へ延びる出口導管と、前記緊急冷
却水貯蔵タンクからの冷却材を、前記出口導管を
介して前記格納容器の内部にポンプ送りする前記
囲い内のポンプ装置とを備えていて、該ポンプ装
置は、前記囲い外から取り出し交換可能であり、
また、所定強度を有する前記囲いが、前記ポンプ
装置と前記入口導管及び出口導管とを前記格納容
器の外部において取り囲んで封止すると共に、前
記入口導管が、前記囲いの前記所定強度より小さ
い強度を有する破裂デイスクを備えていて、前記
囲い内の前記出口導管の破損と、その結果生じる
前記囲い内の圧力上昇の際に、前記破裂デイスク
が破裂して、冷却材が前記囲いから前記入口導管
に戻るのを許容し、前記囲いの破裂を防止するよ
うに構成したことを特徴とするものである。
本発明は、添付図面に例示したその好適な実施
例に関する下記の説明から一層容易に明らかとな
ろう。
本発明は、加圧水型原子炉の一次冷却材系統に
おける冷却材喪失事故の場合、冷却材循環用のポ
ンプを、格納容器の外側において、雰囲気に対し
て封止されている囲い内に配置するものである。
全ての導管及びポンプ装置が別々の囲い内にある
この配置は、囲いからの汚染水が雰囲気にさらさ
れるのを避けると共に、このような汚染水を局部
的な、封止された領域に閉じ込める。通常、依存
可能な冷却材源を確保するように、一つの原子炉
系統について複数のかかるポンプ及び再循環系統
が設けられている。
図面において、第1図は本発明の一実施例を示
しており、冷却材の導管及びポンプ装置は格納容
器内の水溜め領域にある格納容器壁近くの金属製
タンク内に設けられている。格納容器1は原子炉
容器、一次冷却材ループ、蒸気発生器、二次蒸気
及び水ループのような加圧水型原子炉装置の通常
の諸構成要素や、高圧冷却系統、低圧冷却系統、
スプレー系統のような諸緊急クルーダウン系統の
幾つかの部分を含んでおり、これ等は全て通常の
構造のものであり、図示はしない。
格納容器1は基底3及び側壁5を有し、基底3
には水溜め7が設けられていて、原子炉の炉心を
水で溢水する冷却材喪失事故その他の緊急停止の
後に溢水を収集する。格納容器1の側壁5の近傍
且つ格納容器1の外側に配置されているのは囲い
9であつて、該囲い9は、その内部11を雰囲気
から遮蔽する金属材料のような材料で形成されて
いる。図示の竪型ポンプ或は水平ポンプのような
ポンプ13はその駆動用のモータ15と共に囲い
9内で完全に支持されている。所望ならば、モー
タ15は囲い内に配設する必要はないが、適切は
封止装置が設けられていてモータ及びポンプ間の
囲い壁を封止していれば、囲いの外側にあつても
よい。
入口導管17は格納容器内の水溜め7とポンプ
13の入口19との間を連絡している。入口導管
17は格納容器の側壁5を通過する際に遮蔽導
管、即ち外側入口ケーシング21によつて囲まれ
ており、またベローズのようなフランジ23が設
けられていて格納容器の側壁5及び囲い9の壁2
5で入口導管17と遮蔽導管21との間の領域を
封止する。弁27及び破裂デイスク29は囲い9
内の入口導管17に配設されている。ポンプ13
の出口33及び格納容器1の内部を連絡する出口
導管31も格納容器の側壁5を貫通する際、遮蔽
導管、即ち外側出口ケーシング35によつて囲ま
れており、フランジ37が格納容器の側壁5及び
囲い9の壁25の双方で出口導管31と遮蔽導管
35との間の領域を封止している。弁39は囲い
9内で出口導管31に配設されている。出口導管
31は、格納容器1内の位置で、逆止弁41を有
すると共に管43に放出する。管43は格納容器
1内の原子炉冷却系統に接続されている。第1図
の実施例においては、格納容器1及び囲い9の外
側の貯蔵タンク45は燃料交換又は緊急用の冷却
材水源となつており、導管47が囲いの側壁25
を貫通しポンプ13の別の入口49に連絡してお
り、導管47には弁51及び逆止弁53がある。
原子炉の一次冷却材が喪失した場合、再循環系
統が作動する。最初に、貯蔵タンク45からの緊
急冷却水がポンプ13によつて出口導管31を通
り格納容器1に流入する。この冷却材水は格納容
器1内の種々の冷却系統に用いられ原子炉を溢水
する。高温になつた溢水冷却材は水溜め7に集ま
り、冷却され再循環されねばならない。水溜め7
に集まつた冷却材水は入口導管17を経て弁27
によりポンプ13に向けられ、該ポンプ13から
圧送されて弁39及び出口導管31を通り、格納
容器1に戻る。格納容器1内の図示しない熱交換
器は再循環した水を冷却しそれを原子炉の溢水の
際における再使用のため流すように使用される。
格納容器1の内部と囲い9の内部との間で入口導
管17又は出口導管31のどちらかが破断した場
合、外側ケーシング21及び35には水が入り、
再循環には影響が及ばない。入口導管17が囲い
9内、即ちポンプ13の吸込み側で損傷すると、
囲いは単に水で満たされるだけであり、格納容器
と同じ約2.8〜4.2Kg/cm2の圧力になり、ポンプを
通る水の再循環は依然として続くが、囲いの外側
の環境は保護される。囲い9の内側の位置で出口
導管31が損傷すると、囲いは水で満たされ、ポ
ンプ作用により圧力が上がつて、破裂デイスク2
9に破裂を生ぜしめる圧力になる。破裂デイスク
29が破断すると、囲い内の冷却材は囲い内の入
口導管17に戻り、ポンプが停止するまで囲い内
に冷却材の閉じた再循環ループができる。一般的
には、約7〜10.5Kg/cm2の圧力で破断する破裂デ
イスクが好適である。ポンプが停止すると、複数
のポンプの内の別のポンプが冷却材の再循環のた
めに使用され、損傷した導管からの囲い9内の冷
却材流体は環境に対して封止される。
入口導管17又は出口導管31の損傷、或はポ
ンプの損傷の場合でさえも、流体は何等環境に放
出されず、作業員が直接に処置を取つたり、自動
的な処置を取つたりすることを必要としない。
第2図に示した実施例においては、燃料交換及
び緊急用の冷却水源は格納容器1内にある。図示
のように、弁27及び破裂デイスク29を有する
入口導管17並びに弁39を有する出口導管31
と同様に、ポンプ13は囲い9内に入つている。
金属製囲い9はコンクリートその他の外側覆い5
5内に入るものとして図示されており、ポンプ1
3のモータ15は囲い9の外側に配設され、シー
ル57が設けられている。外側覆い55はポンプ
モータ15への接近のためマンホール59を有す
る。水源61は格納容器1内に設けられており、
入口導管17が符号63で示すようにこの水源と
連絡している。水は格納容器内のバリヤー65間
に格納容器の床レベル以下に入つており、水の上
にカバー67が設けられている。バツフル69は
水の流れを制御すると共に、もし存在すれば固体
物を沈降させるために使用する。格納容器の床に
は水溜め71がバリヤー65及び凹部73によつ
て形成されている。バリヤー65の上壁部75
は、図示のように、格納容器1の床3より下方に
ある。液面指示器77を使用して水61のレベル
を監視することができる。
本発明のこの実施例は、緊急冷却水源が格納容
器1内の水61である点を除いて、第1図の実施
例と同様の方法で動作する。冷却材の喪失事故の
場合、溢水が格納容器1内の原子炉に注入される
とき、注入水は水溜め71内にドレンされ、その
レベルがバリヤー65の上壁部75に達すると、
水はバツフル69を越えて流れ、入口導管17、
ポンプ13及び出口導管31を通つて格納容器内
に配設された熱交換器に再循環し、原子炉の炉心
を更に冷却するため再使用される。
第3図及び第4図に示された実施例において
は、囲いは燃料交換及び緊急水の貯蔵タンクとし
ても機能する。図示のように、囲い9はコンクリ
ート製その他のパツド81上に乗つた水平横置き
の円筒形囲いであり、パツド81は垂下する縦部
分83を有しその中にポンプ13の下方部分が入
つている。囲い9の大きさは、緊急及び燃料交換
用の水85の容器として機能できるようなもので
ある。入口導管17は囲い9内に破裂デイスク2
9及び弁27を有し、出口導管31は囲い内に弁
39を有する。格納容器1内の水溜め7からの注
入水は移動して囲い内に入り、格納容器1内の熱
交換器に戻される。ポンプ13は、入口導管17
内に直接の結合部を有するというよりも、貯蔵さ
れた水85の水面下に入口19を有し、入口導管
17は注入水をポンプ13の入口19から離れた
位置で囲い内に弁27を介して放出する。入口導
管17には格納容器1内で別の弁87が設けられ
ていて、囲い9内の弁27が損傷した場合の後備
遮断弁として機能している。
第5図及び第6図に示された更に別の実施例に
おいては、囲い9は、ポンプ及び循環導管を含む
他に、熱交換ユニツトを含んでいる。図示のよう
に、囲い9は分割壁95によつて二つの部分91
及び93に分割されている。注入水は、格納容器
1の水溜め7から外側ケーシング21内に囲まれ
た入口導管17を通り、囲い9の部分91内のポ
ンプ13に指向される。ポンプ13は竪型ポンプ
として図示されているが横型でもよい。入口導管
17は破裂デイスク29及び逆止弁97も含む。
ポンプ13はモータ15によつて駆動され、再循
環配管を囲い9の部分93内に入れた状態で、水
を、分割壁95を貫通する接続導管99を介して
熱交換ユニツト101に指向させる。接続導管9
9は、所望ならばそこを通る流れを遮断できるよ
うに、弁103を含む。再循環水を冷却する熱交
換器101からの水は、囲い9の部分93の内部
と格納容器1の内部との間で外側ケーシング35
によつて囲まれた、弁39を含む出口導管31内
を流れる。緊急冷却水源は囲い9の外側にあるも
のとして示してあるが、格納容器内でもよく、こ
の水の流れは管47及び弁53を介して入口49
に行き、ここからポンプ13の入口19に流入す
る。
この実施例においては、原子炉の炉心の通常の
クールダウン又は燃料交換中、冷却水を冷却し循
環させるため、囲い9内のポンプ13及び熱交換
器101を使用するための用意がなされている。
封止フランジ109を有する外側ケーシング10
7内に入つている残留熱除去用の入口導管105
は、格納容器1の側壁5及び囲い9の壁25を貫
通する。この残留熱除去用入口導管105は弁1
11を有すると共に、囲い9の第1部分91内の
入口導管17と連絡している。囲い9の第2部分
93にある出口導管31は残留熱除去用出口導管
113と連絡しており、弁115を有する該出口
導管113は、囲い9の内部と格納容器1の内部
との間に封止用フランジ119を有する外側ケー
シング117内に入つている。
第7図に略示したように、熱交換ユニツト10
1は囲い9の第2部分93内に配設された接続導
管99及び出口導管31を有する。支持及び封止
装置121が熱交換器101と囲い9の頂壁との
間の接続部を封止する。熱交換器101において
冷却され、そして出口導管31を貫流する循環水
から間接的に熱を除去する二次的冷却材水は管1
23から入つて、管125から出る。 上述した
残留熱除去系統は次ぎのようにして使用する。例
えば通常の停止又は燃料交換のため、原子炉を二
次冷却系統によつて達成される温度以下原子炉の
炉心を冷却すべきときには、原子炉の炉心からの
水を残留熱除去用入口導管105に送る。その後
水は弁111を通つて入口導管17に入りポンプ
13に行き、入口19を通つてポンプに行く。ポ
ンプ13は水を接続導管99及び弁103を介し
て熱交換ユニツト101に送る。熱交換ユニツト
101において冷却後の水は、出口導管31を貫
流する。弁39が閉位置にあり、弁115が開位
置にあれば、冷却された残留熱除去水は、残留熱
除去用出口導管113を通つて原子炉の炉心に戻
り、更に再循環する。上述した配列は緊急冷却材
系統及び残留熱除去系統の双方が囲い9内に入り
環境に対して封止されるようにする。
【図面の簡単な説明】
第1図は、格納容器の側壁の近くに緊急冷却材
循環用のポンプ装置を有する囲いと、格納容器及
び囲いの双方の外側にある緊急水貯蔵タンクとを
示す概略図、第2図は、緊急水貯蔵タンクが格納
容器内に配設されている別の実施例の第1図に類
似する概略図、第3図は、緊急水貯蔵タンクが囲
い内に配設されている更に別の実施例の概略断面
図、第4図は第3図の−線断面図、第5図
は、再循環緊急冷却水の熱交換器が部分的に囲い
内に配設されている他の実施例の概略平面図、第
6図は第5図の−線断面図、第7図は第5図
に示した熱交換器の概略図である。 1……格納容器、5……格納容器の壁、7……
水溜め(緊急冷却水貯蔵部)、9……囲い、11
……囲いの内部、13……ポンプ装置、17……
入口導管、21……外側入口ケーシング、29…
…破裂デイスク、31……出口導管、35……外
側出口ケーシング、45……緊急冷却水貯蔵タン
ク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 緊急冷却水を供給する緊急冷却水貯蔵タンク
    と、格納容器の外部に配設され、主冷却材喪失事
    故の場合に使用して、冷却材としての緊急水を前
    記格納容器の壁を通して引き出し該格納容器の壁
    を通して戻すと共に、原子炉炉心の冷却材として
    使用する前に熱交換器に貫流させる手段とを有す
    る加圧水型原子炉装置において、前記格納容器の
    壁近くでその外側に配設される囲いと、外側入口
    ケーシング内に囲まれ、前記格納容器の内部及び
    前記囲いの内部を連絡すると共に、緊急冷却水貯
    蔵部に接続される入口導管と、外側出口ケーシン
    グを貫き、前記囲いから前記格納容器内へ延びる
    出口導管と、前記緊急冷却水貯蔵タンクからの冷
    却材を、前記出口導管を介して前記格納容器の内
    部にポンプ送りする前記囲い内のポンプ装置とを
    備えていて、該ポンプ装置は、前記囲い外から取
    り出し交換可能であり、また、所定強度を有する
    前記囲いが、前記ポンプ装置と前記入口導管及び
    出口導管とを前記格納容器の外部において取り囲
    んで封止すると共に、前記入口導管が、前記囲い
    の前記所定強度より小さい強度を有する破裂デイ
    スクを備えていて、前記囲い内の前記出口導管の
    破損と、その結果生じる前記囲い内の圧力上昇の
    際に、前記破裂デイスクが破裂して、冷却材が前
    記囲いから前記入口導管に戻るのを許容し、前記
    囲いの破裂を防止するように構成したことを特徴
    とする加圧水型原子炉装置。
JP59218807A 1983-10-19 1984-10-19 加圧水型原子炉装置 Granted JPS60100794A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US543599 1983-10-19
US06/543,599 US4576782A (en) 1983-10-19 1983-10-19 Nuclear reactor loss of coolant protection system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60100794A JPS60100794A (ja) 1985-06-04
JPH0334835B2 true JPH0334835B2 (ja) 1991-05-24

Family

ID=24168711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59218807A Granted JPS60100794A (ja) 1983-10-19 1984-10-19 加圧水型原子炉装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4576782A (ja)
EP (1) EP0139527A1 (ja)
JP (1) JPS60100794A (ja)
KR (1) KR850003274A (ja)
ES (1) ES8607599A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2219686B (en) * 1988-06-13 1993-01-06 Rolls Royce & Ass Water cooled nuclear reactors
US9583221B2 (en) 2011-06-15 2017-02-28 Bwxt Nuclear Energy, Inc. Integrated emergency core cooling system condenser for pressurized water reactor
US11373768B2 (en) 2013-03-12 2022-06-28 Bwxt Mpower, Inc. Refueling water storage tank (RWST) with tailored passive emergency core cooling (ECC) flow
CN105431908B (zh) 2013-03-15 2017-09-22 BWXT m动力股份有限公司 用于长期反应堆冷却的无源技术
US9779840B2 (en) * 2013-10-28 2017-10-03 Bwxt Mpower, Inc. PWR decay heat removal system in which steam from the pressurizer drives a turbine which drives a pump to inject water into the reactor pressure vessel
US9875817B2 (en) 2014-06-09 2018-01-23 Bwxt Mpower, Inc. Nuclear reactor support and seismic restraint with in-vessel core retention cooling features
RU2623754C1 (ru) * 2016-03-29 2017-06-29 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Саратовский государственный технический университет имени Гагарина Ю.А." (СГТУ имени Гагарина Ю.А.) Смесь для получения композиционных строительных материалов

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5165292A (en) * 1974-10-31 1976-06-05 Westinghouse Electric Corp Genshirofuzokukiki oyobi genshiroyozairyo no yoki

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL113562C (ja) * 1959-02-24
US3438857A (en) * 1967-03-21 1969-04-15 Stone & Webster Eng Corp Containment vessel construction for nuclear power reactors
US3649451A (en) * 1968-09-23 1972-03-14 Westinghouse Electric Corp Nuclear reactor containment system
GB1291706A (en) * 1969-01-16 1972-10-04 Atomic Energy Authority Uk Improvements in nuclear reactors
US3718539A (en) * 1971-03-31 1973-02-27 Combustion Eng Passive nuclear reactor safeguard system
DE2216615A1 (de) * 1972-04-06 1973-10-18 Siemens Ag Sicherheitsarmatur
US3859166A (en) * 1972-12-01 1975-01-07 Combustion Eng Combined storage tank and sump for nuclear reactor
AT356766B (de) * 1974-01-25 1980-05-27 Kraftwerk Union Ag Frischdampf-absperreinrichtung fuer druck- wasserreaktoren
DE2531168B2 (de) * 1975-07-11 1977-04-28 Kraftwerk Union AG, 4330 Mülheim Kernreaktoranlage
DE2642960A1 (de) * 1976-09-24 1978-03-30 Hartmann & Braun Ag Einrichtung zur ueberwachung der ausserhalb des sicherheitsbehaelters verlaufenden leitungen eines mehrfach ausgefuehrten notkuehlsystems eines leichtwasserreaktors
FR2429478A1 (fr) * 1978-06-23 1980-01-18 Commissariat Energie Atomique Chaudiere nucleaire a neutrons rapides et a metal liquide caloporteur
FR2515853A1 (fr) * 1981-11-05 1983-05-06 Framatome Sa Dispositif de refroidissement du circuit primaire d'un reacteur nucleaire a eau sous pression
US4587080A (en) * 1982-02-05 1986-05-06 Westinghouse Electric Corp. Compartmentalized safety coolant injection system

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5165292A (en) * 1974-10-31 1976-06-05 Westinghouse Electric Corp Genshirofuzokukiki oyobi genshiroyozairyo no yoki

Also Published As

Publication number Publication date
KR850003274A (ko) 1985-06-13
JPS60100794A (ja) 1985-06-04
ES536751A0 (es) 1986-06-01
ES8607599A1 (es) 1986-06-01
US4576782A (en) 1986-03-18
EP0139527A1 (en) 1985-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3865688A (en) Passive containment system
KR960008856B1 (ko) 역류 냉각제 흐름로를 갖는 액상금속 냉각 원자로에 대한 수동 냉각 시스템
KR950009881B1 (ko) 원자로 설비
US10290379B2 (en) Passive containment cooling and filtered venting system, and nuclear power plant
US4473528A (en) Passive containment system
US4090087A (en) Radiation shield for nuclear reactors
US4587080A (en) Compartmentalized safety coolant injection system
JPH04125495A (ja) 原子炉設備
US3649451A (en) Nuclear reactor containment system
KR930011015B1 (ko) 원자로용 핵분열 생성물 분류추출 시스템
JP4908561B2 (ja) 原子炉格納容器及びこれを用いた原子力プラント
US5825838A (en) Reactor flooding system for a retaining molten core materials in a reactor vessel by the improved external vessel cooling capability
CN109243634A (zh) 反应堆安全***
TW201711052A (zh) 操作平台界線及核電廠
JPH0334835B2 (ja)
JP2004333357A (ja) 原子炉格納容器
JPS60181696A (ja) 原子炉格納構造におけるpH値調節装置
JP2934341B2 (ja) 原子炉格納容器冷却設備
JP2548838B2 (ja) 加圧水型原子炉の炉心崩壊熱除去装置
JP4340521B2 (ja) 原子炉建屋
JP2823984B2 (ja) 格納容器冷却系
RU2721384C1 (ru) Система аварийного охлаждения ядерной энергетической установки
JP2523974B2 (ja) 原子炉格納容器
JPH0440397A (ja) 原子炉圧力容器冷却装置
JPH0672092U (ja) 原子炉格納容器