JPH0333594A - 管路用メンテナンス継手機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的」 本発明は管路用メンテナンス継手機構に係り、配設され
た管路の一部を部分補修などのために他の管と接続し、
バルブやメータあるいはフランジなどの取付けや交換を
なすような場合の工事や施工を容易且つ簡便化するため
の継手を提供しようとするものである。

（産業上の利用分野） 建築物や土層中など設けられた管路中における改修や枝
管の接続、バルブその他機器取付けないし交換のための
メンテナンス用継手機構。

（従来の技術） 管路の部分改修、分岐管の接続、バルブなどの機器取付
けないし交換をなすために採用される継手としては従来
から種々のものが提案され、実用化されている。即ちこ
のような目的で採用されている従来の継手としては第８
図から第１１図に示す如くである。

つまり第８図のものは管路を形成する本管に対し螺合す
るためのネジ部２１を有する継手部体２０．２０の間に
パッキング２２を介装し連結環２３を一方の部体２０に
おける段部２４に係止させて他方の部体２０に螺合２５
するものである。

又第９図のものは、本管２６にリングチップ２９と係合
する環状溝３２．３２と装着確認ライン３３を設け、本
体２７の雌螺部に係合するナッ１・２８と該本体２７と
の曲にリングパフ−１−ング３１、可動リング３０およ
びリングデツプ２９を介装せしめ、装着確認ライン３３
によって木管２６の神入深さを決定し、リングチップ２
９と原状溝３２．３２と位置合わせをなした状態で、ナ
ラ１〜２８を螺入し、リングチップ２９で本管２６を把
持拘束すると共にリングパフキング；３１でソールする
ものである。

更に第１０図のものは、中間部体３５の両側にナツト部
体３６．３６を夫々螺合せしめ、前記中間部体３５に形
成された段部３７，３７まで木管を押入し、パッキング
を介装して各ナツト部体３６の螺入により本管の外面に
シールするようにしたものである。

又第１１図のものは、Ｏリングのようなシール材４１を
接合端面間に介装した２つの継手部体４２．４２の外側
にナツト部体４３を用い、即し一方の継手部体４２に形
成された係止段４５にナツト部体４３を係止させて該ナ
ツト部体４３を他方の継手部体４２に螺合するようにし
たもので、接続すべき本管は」二記した側継手部体４２
における装着部４４に差込まれて全円周を継手部体４２
の端部４６において溶接するように戒っているものであ
る。

（発明が解決しようとする課題） 上記したような従来のものにおいては、何れにしてもそ
の接続の工作ないし操作が煩雑で、工数が大とならざる
を得ない。

即ち第８図のものにおいては接続すべき本管に対して継
手部体２０をそのネジ部２１に螺合するための雄螺条を
形成することが必要であり、このような雄螺条を形成す
るためには連設固定状態となっている木管を相当範囲に
おいて取出し或いは螺条形成工具を装着操作し得るよう
にしてから該雄螺条を形成することとなり、そうした本
管の取出しや螺条形成工具の装着操作可能状態を形成ず
べく壁層や地層を破壊し、次いでその後における修復範
囲が相当に大とならざるを得す、必然的に工数ないし必
要資材が大となる。

第９図のものにおいてはリングチップ２９と係合する環
状溝３２．３２および装着確認ライン３３を形成するた
めにやはり本管２６を相当箱間において取出すことが必
要で、前記第８図のものと同様に壁層や地層を相当大き
い範囲で破壊して取出し、次いでこれを補修すべきこと
となる。

第１０図のものは中間部体３５の中央部分に本管の内径
に合致させた小径部３８が形成されて木管からの流体の
流れを円滑とするようにしなＡＪればならないので、こ
のような中間部体３５に−・方の本管端部を中間部体３
５のスライドで抑太し得ても他方の本管は固定状態であ
ることからその段部３７まで柿太し得ないこととなり、
やはり少なくとも他方の本管に関して大きな移動操作が
要求され、その工数が大きいものとならざるを得ない。

然して第１１図のものも、その継手部体４２が２つであ
ることから本管の移動操作が必要ないとしても、そうし
た２つの継手部体４２４２のそれぞれと木管との間に溶
接による入念水密な固着を必要とするので、各部分の全
周において溶接棒を操作するだけの充分なスペースを採
ることが必要で、やはり工数の大きいものとならざるを
ＩＪない。

「発明の構成」 （課題を解決するための手段） 接続すべき本管と新管または機器ないし分岐管などにお
ける管状部もしくは本管との間にそれら本管または管状
部より外径を大とした介装部体を設け、該介装部体およ
び本管または管状部に股がってパッキングを覆製し、該
パッキングに対し雄螺条の形成された第１の緊締環と前
記雄螺条に螺合する雌螺条を有するナツト部体と係合し
た第２の緊締環を覆着しで緊締するようにしたことを特
徴とする管路用メンテナンス継手機構。

（作　用） 本管と管状部もしくは木管との間に介装部体はそれら本
管または管状部の固定した条件下で介装される。

前記本管と介装部体および管状部ないし木管に股がって
パッキングを覆製してから第１緊締環に対し第２緊締環
に係止したナラ１部体を螺合させることによりパッキン
グをそれら本管ないし管状部と介装部体に対し適切に締
着固定し、シールする。

（実施例） 本発明によるものの具体的な実施態様を添イ」図面に示
すものについて説明すると第１図に示すように本管１．
１または本管１と新たに装入された管状部１ａに対して
雄螺条２ａの形成された第１の緊締環２と、前記雄螺条
２ａに螺合する雌螺条４ａを有するナツト部体４と係合
した第２の緊締′環３とを用い、しかも上記のような本
管１．１または本管１と新たに装入されたバルブ等の機
器端部の如きをも含む管状部１ａの間にそれらの管体１
．１または１．ｌａより外径を大とした介装部体５を用
い、これに第２図および第３図に示すように中間部に前
記介装部体５を受入れる溝部６ａの形成されたパッキン
グ６を併用し、更には必要に応じてシールテープ７など
を採用して第５図に示すように締着するものである。

即ちその操作は第１図（Ａ）に示す如く、管体１．１ま
たは１．ｌａの外側に第１、第２の各緊締環２．３およ
びナンド部体４を装着した状態で、管体１，１または１
．ｌａの端部間に同図（Ｂ）のように介装部体５を位置
せしめる。介装部体５としては接続後に流体を流通せし
める場合には内孔５ａを有するリング状材を用いるが、
接続して流体の流通を停止せしめる場合（現場的にはこ
のような場合も多い）には盲板状のものを採用する。

上記のようにして介装部体５を組込んだならば第２図に
示すようなパッキング６を介装部体５および管体１，１
　（または１．ｌａ：以下単にｌ。

ｌという）の端部間に巻着する。即ちパッキング６は平
バンキングまたはリングパッキングが採用され、平パッ
キングの場合は中間に溝部６ａをもった帯状体として準
備され、このものの端部を第２図（Ａ）および第３図に
示すようにテーパ状として所定長さに切取り、その溝部
６ａに前述した如く管体１，１より大径とされた介装部
体５の周側を受入れてセントする。リングパッキングは
平パッキングの場合に上記のようにテーパ状とされた重
合部より流体の洩れる恐れのあるような場合にリング状
に形成されたものとし、その溝部を介装体５の側方から
嵌合させるようにする。更に必要に応じてパッキング６
の外面にシールテープ７を第４図に示すように巻き、こ
のような状態においてナツト部体４の雌螺条４ａを第１
緊締環２　ｃＤ雄螺条２ａに螺合させ、画業締環２，３
をナツト部体４で締着する。即ち両緊締環２．３の接合
面において前記したようなバンキング６ないしシールテ
ープ７の外面を緊圧して接続を完成する。画業締環２，
３の接合面には適当なＲ面を形成することによって緊圧
を容易とし、安定な定着を図ることができる。

上記したような本発明によるものは基本的には本管にお
ける若干の伸縮を許容するとしても引張力に対しては充
分でない傾向があり、即ち引張力の作用する条件下で採
用される場合には蛇腹式その他のフレキシブルチューブ
（管）を採用し、または第６図に示すような楔形ナツト
８を採用する。

なお前記したようなフレキシブルチューブの取付けは取
付管とすることにより従来継手の如何なるものとも取合
い可能となる。楔形ナツト８は本管１または管状部１ａ
を挿入する内孔に雌螺条８ａを形成すると共に外周テー
バ面にも雄螺条８ｂを形成し、しかもその円周一部に切
欠部９が形成されたものであり、このような楔形ナツト
８と取合う緊締環２または３には上記雄螺条８ｂと係合
するテーパ状の雌螺条２ｂまたは３ｂが形成されたもの
である。

蓋し所定位置に前記したような本発明の機構をセットし
た状態で、雌螺条２ｂまたは３ｂに対して楔形ナツト８
の雄螺条８ｂを螺入することによって楔形ナット８自体
がその切欠部９の範囲において縮径し、従ってその雌螺
条８ａは本管１または管状部１ａの外周面に対して係接
し、これを固定的に連結する。

上記したような本発明のものにおいて、本管１の一部を
切除して新しい管を管状体１として本管ｌのライン中に
採用する場合や、バルブなどの機器または分岐管の如き
を本管１のライン中に設置０ ける場合には本発明機構が新しい管の両端や機器などの
両側における管状部１ａと本管１の端部との間に対とし
て組込まれるが、本管１中に盲蓋たる介装部体５を設け
て流体の流動を停止せしめ、あるいは本管１の一部に生
じた穿孔その他の孔部分のみに対して通孔のある介装部
体５を設けるような場合においては本発明機構は１個で
よい。

なお鋼材その他の金属で形成される本発明機構の部材は
防食目的での塗装やメツキが施され、又所要の部分に電
食防止のための塗装や部材などが介装される。又上記し
たパッキング６については管内に流れる流体の種類、そ
の圧力条件などを考慮し樹脂系やゴム系の如きにおける
適当な材質のものを選ぶことができる。代表的材質とし
てはエチレンプロピレンゴム、エチレンプロピレンスポ
ンジ、ニトリルブチルゴム（ＮＢＲ）　、シリコンラバ
ー、パイトン、カルレソクなどが採用される。

「発明の効果」 以上説明したような本発明によるときは接続すべき本管
ないし新設管または機器類や分岐管など１ における管状部の端部間に介装部体を位置セしめ一方の
緊締環に係止したナンド部体を他方の緊締環に螺合させ
るだけであるから木管ライン中における施工部分のみに
対する壁面ないし土層などの破壊で目的の施工を適切に
達威せしめ、本管ラインの長さ方向や溶接またはネジ切
りのための広大な範囲に対する破壊や掘起こしを必要と
せず、接続後の修復をも含めた全般の施工量を著しく小
とし、又簡易円滑に施工接続を達威し得るものであり、
施工時間、労力および工費の何れからしても有利な接続
をなし得るものであるから工業的にその効果の大きい発
明である。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の技術的内容を示すものであって、第１図
は本発明の１例についての組付は状態を段階的に示した
説明図、第２図は本発明で用いるパソキングの説明図で
、側面図、断面図、平面図と底面図を併せて示し、第３
図はその介装部体に対する巻装操作の説明図、第４図は
その巻着状態の部分的断面図、第５図は本発明機構の組
付は状態２ についての断面図、第６図は本発明の別の実施態様にお
ける楔形ナンドの端面図と側面図、第７図はその本管な
いし管状体と緊締環に対する組付り状態についての断面
図、第８図から第１１図はそれぞれ従来の継手機構につ
いての断面図を示すものである。 然してこれらの図面において、■は本管、１ａは新管ま
たは機器などに関する管状部、２は緊締環、２ａはその
汀螺条、３も緊締環、４はナソト部体、４ａはその雌螺
条、５は介装部体、６はパソキング、６ａはその溝部、
７はシールテープ、８は楔形ナソト、８ａはその雌螺条
、８ｂはその雄螺条、９はその切欠部を示すものである
。 第 １０ は ４り

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 接続すべき本管と新管または機器ないし分岐管などにお
   ける管状部もしくは本管との間にそれら本管または管状
   部より外径を大とした介装部体を設け、該介装部体およ
   び本管または管状部に股がってパッキングを覆製し、該
   パッキングに対し雄螺条の形成された第１の緊締環と前
   記雄螺条に螺合する雌螺条を有するナット部体と係合し
   た第２の緊締環を覆着して緊締するようにしたことを特
   徴とする管路用メンテナンス継手機構。