JPH0331727Y2 - - Google Patents
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- JPH0331727Y2 JPH0331727Y2 JP1984027766U JP2776684U JPH0331727Y2 JP H0331727 Y2 JPH0331727 Y2 JP H0331727Y2 JP 1984027766 U JP1984027766 U JP 1984027766U JP 2776684 U JP2776684 U JP 2776684U JP H0331727 Y2 JPH0331727 Y2 JP H0331727Y2
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Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本考案は外部にねじが切られた首を有する容器
に使用する不正防止式金属製キヤツプに関する。
〔従来技術と考案が解決しようとする課題〕
従来この種の不正防止式キヤツプ（以下キヤツ
プと省略する）として、第１図及び第２図に示す
ものが知られている。これらの図に示すキヤツプ
１は、アルミニウム等の金属から形成されたもの
であつて、円盤状の頂板部２の周縁部に、この頂
板部２に対して直角方向に延びる筒部３が連設さ
れてなる。この筒部３には、その下端部から所定
寸法中央部側に周方向に延びる複数のスリツト
４，５が形成されると共に、隣接するスリツト
４，５間に周方向に所定の幅をもつたブリツジ６
が形成されている。そして、前記筒部３は前記ス
リツト４，５及びブリツジ６によつて、頂板部２
側の上方部７とピルフアープルーフリング部８と
に区画されている。前記スリツト４，５として
は、周方向長さが長いスリツト４と短いスリツト
５とが交互に同数個形成されている。
前記ピルフアープルーフリング部８には、円周
方向に略等間隔を置いて筒部３の軸線と平行に延
びる複数のスコア９が形成されている。
また、これらのスコア９と前記スリツト４，５
及びブリツジ６との位置関係を説明すると、各ス
コア９は、その頂板部２側の端部が前記短いスリ
ツト５の中央部に近接する位置にあたるように形
成されている。従つて、燐在する１対のスコア
９，９間には１対のブリツジ６，６があつて、か
つ各ブリツジ６は、スコア９の近傍に設けられて
いる。
次に、上記従来のキヤツプ１の使用方法及び作
用を説明する。
上記キヤツプ１を、首部にねじが形成された瓶
等の容器（図示しない）に対して使用するには、
まずキヤツプ１を容器の首部に覆せ、頂板部２を
容器に対し所定の力で押圧して容器を閉塞させた
状態に保ち、この状態で転動ローラ等により筒部
３の上方部７に容器のねじに合致したねじ７ａを
形成すると共に、前記ピルフアープルーフリング
部８を容器のねじの下方に形成された鍔部に合わ
せて成形し、ピルフアープルーフリング部８の下
部側を前記容器鍔部の下面に係合させる。これに
よつて、容器はキヤツプ１によつて閉塞され、こ
の閉栓状態は筒部３上方部７に形成されたねじと
容器のねじとの螺合及びピルフアープルーフリン
グ部８下部と容器鍔部との係合とにより維持され
る。
上記のキヤツプ１を容器から取り外すには、キ
ヤツプ１と容器とを結合しているねじを緩める方
向にキヤツプ１を回転させればよい。この開栓操
作において、ピルフアープルーフリング部８には
容器鍔部をのり越えるためにその半径方向外方に
向けて拡径しようとする力が作用し、この力のた
め各スコア９部分が切断される。そして、ピルフ
アープルーフリング部８は、それぞれが２個のブ
リツジ６，６で上方部７と連結された複数のセグ
メント８ａ，８ａ…に分割されると共に、容器鍔
部をのり越えてセグメント８ａの下端部が第２図
に示すように半径方向外方に開いた状態となり、
キヤツプ１は容器から取り外される。
また、一旦開封したキヤツプ１を容器首部にね
じ付けて、容器を再度シールすることもできる。
しかして、上記キヤツプ１にあつては、一旦シ
ール状態を解除した後には、ピルフアープルーフ
リング部８のスコア９が切断された状態となり、
このキヤツプ１を再度容器にねじ付けても開封し
たことが確認可能であつて、万が一の不正が防止
される。
ところで、上記のようなキヤツプ１にあつて
は、各ブリツジ６がピルフアープルーフリング部
８のスコア９近傍に設けられた構成であつたた
め、次のような不都合を生じる場合があつた。
キヤツプ１の開栓操作時や閉栓操作時にセグ
メント８ａの下端縁部が半径方向外方に開くと
同時に、周方向の端部の上部側が半径方向内方
に変位して容器の鍔部に接触するが、このキヤ
ツプ１においては上記の変形の支点となるブリ
ツジ６からセグメント８ａの周方向端部までの
寸法が小さいためセグメント８ａ端部に作用す
るスプリングバツクによる力（内方に復元しよ
うとする力）が大きい。このため、セグメント
８ａ端部が開栓及び閉栓操作時に容器の鍔部外
周面を強く擦ることになり、容器の鍔部外周面
にアルミ粉等が付着して、衛生上もあまり好ま
しくなく、更には容器の再使用にあたつての洗
浄に手間がかかる。
上記のように、ピルフアープルーフリング部
８のセグメント８ａの端部に作用するスプリン
グバツクの力が大きいため、キヤツプの開閉操
作に大きい力を要する。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、容器鍔部の外周面にキヤツプ材料のアルミ
粉等が付着し難く、かつ開閉操作を小さい力で
行うことができるキヤツプを提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の不正防止式金属製キヤツプは、ピルフ
アープルーフリング部に形成された隣在するスコ
ア間の周方向の寸法を４等分した４区画のうちの
中央側２区画に対応する各範囲内にそれぞれ２個
のブリツジを形成することを課題解決の手段とし
た。
〔作 用〕
本考案の不正防止式金属製キヤツプは、ピルフ
アープルーフリング部に形成された隣在するスコ
ア間の周方向の寸法を４等分した４区画のうちの
中央側２区画に対応する各範囲内にそれぞれ２個
のブリツジを形成したものであるから、隣接する
スコア間のピルフアープルーフリング部が変形す
る支点となるブリツジからスコアまでの寸法が充
分に大きい。このため、隣接するスコア間のピル
フアープルーフリング部の端部に作用するスプリ
ングバツク力が従来のものより小さくなる。
また本考案の不正防止式金属製キヤツプは、上
記構造をもつため、隣接するスコア間のピルフア
ープルーフリング部の変形が容易となる。
〔実施例〕
以下、本考案を図面を参照して詳細に説明す
る。
第３図及び第４図は、本考案の一実施例を示す
図である。これらの図に示すキヤツプ１０が、前
述した従来のキヤツプ１と異なる点は、ピルフア
ープルーフリング部８に形成されたスコア９に対
するブリツジ１１の位置である。すなわち、この
キヤツプ１０においては、隣在する２個のスコア
９，９の間にそれぞれ２個のブリツジ１１，１１
が設けられているが、これらのブリツジ１１，１
１は第４図に示すように、隣在するスコア９，９
間の周方向の寸法Ｌを４等分した寸法（４＝
Ｌ）の４個の小区画のうち中央側２区画に対応す
る範囲内に位置するように設けられている。従つ
て、ブリツジ１１からピルフアープルーフリング
部８のセグメント８ａ端部までの周方向の寸法
は、前記スコア間寸法Ｌの４分の１よりも大きく
設定されている。また、筒部３を上方部７とピル
フアープルーフリング部８とに区画する２種類の
スリツト１２，１３は、前記スコア９の上端部に
近接するスリツト１２が他方のスリツト１３より
長寸法に形成されている。
上記のようにスリツト１２，１３、ブリツジ１
１及びスコア９の相対位置が定められたキヤツプ
１０は、例えばプレス成形法により頂板部２と筒
部３とを形成した後に、ローリングマシン等によ
り前記スリツト１２，１３とスコア９とを同時成
形して製造することができる。なお、第３図に示
すように筒部３にローレツト１５を設ける場合に
は、スリツト１２，１３及びスコア９と同時に、
前記ローレツト１５…を形成することが望まし
い。
上記のようなキヤツプ１０は、前述した従来の
キヤツプ１と同様に容器の首部に覆せた状態で上
方部７にねじを形成すると共に、ピルフアープル
ーフリング部８の下部を折り込んで容器鍔部に係
合させて使用される。そして、このキヤツプ１０
においても、容器の密封状態を解除した場合に、
各スコア９の部分が切断されるが、このキヤツプ
１０では、スコア９の切断後に分割された各セグ
メント８ａの変形の支点となるブリツジ１１から
セグメント８ａの端部までの寸法が隣在するスコ
ア間の寸法Ｌの４分の１より大きく、このためセ
グメント８ａ端部に作用するスプリングバツクに
よる力が従来のキヤツプよりも小さい。
従つて、このキヤツプ１０では、キヤツプの開
栓及び閉栓操作に伴つて、セグメント８ａの下端
縁が外方に開いた際にセグメント８ａ端部が容器
鍔部に押し付けられる力が従来のキヤツプに比べ
て小さい。このため、このキヤツプによれば、開
栓及び閉栓操作時にセグメント８ａ端部が容器鍔
部に強く擦り付けられることがないため、容器鍔
部にアルミ粉等が付着し難く、かつ操作に要する
力も従来のものより小さくてすむ。
また、このキヤツプによれば、ブリツジ１１か
らセグメント８ａ端部までの間の寸法が充分に大
きく、その変形が容易であるため、キヤツプを一
旦開封した後にはスコア９での切断部分が明瞭な
状態で残り、使用済であることの確認が従来のも
のより容易となつて、不正防止の効果が大きい。
なお、上記実施例においてはキヤツプにスコア
９を６個所形成した例を示したが、スコアの個数
は、キヤツプの径を考慮して定めればよく、通常
は少なくとも４個以上を形成することが好まし
い。
（実験例 １）
次にスコア９…間におけるブリツジ１１…の位
置のみを変えたキヤツプを各種製作して、各キヤ
ツプの開栓および閉栓に要するトルクを測定し
た。
製作したキヤツプは、公称径28mmのもので、
厚さ0.24mmのアルミニウム板から成形された。
キヤツプにはスコア９…を４箇形成することと
し、スコア９の部分の材料の残留厚さは0.1mm
に設定された。またブリツジ１１の幅は1.0mm
に設定された。
各キヤツプのブリツジ１１…の位置は以下の通
りである。
samp.No.1のキヤツプのブリツジ１１…は、ス
コア９，９から、スコア９，９間を12等分した距
離分内側に入つた位置に設けられた。
samp.No.2のキヤツプのブリツジ１１…は、ス
コア９，９から、スコア９，９間を６等分した距
離分内側に入つた位置に設けられた。
samp.No.3のキヤツプのブリツジ１１…は、ス
コア９，９から、スコア９，９間を４等分した距
離分内側に入つた位置に設けられた。
samp.No.4のキヤツプのブリツジ１１…は、ス
コア９，９から、スコア９，９間を３等分した距
離分内側に入つた位置に設けられた。
samp.No.5のキヤツプのブリツジ１１…は、ス
コア９，９から、スコア９，９間を12等分した距
離の５倍分内側に入つた位置に設けられた。
これら５種類のキヤツプを通常のキヤツピング
マシンを用いて瓶口に装着した後、開栓してその
際に要するセカンド開栓トルクを測定した。この
後開栓したキヤツプを瓶口に装着して、その際に
要する閉栓トルクを測定した。なお、ここでセカ
ンド開栓トルクとは、スコア切断時に要するトル
クである。またここで閉栓トルクとは、キヤツプ
の切断されたピルフアープルーフリング部が容器
の鍔部を乗り越える時に要するトルクである。
結果を第１表に示す。
INDUSTRIAL APPLICATION The present invention relates to a tamper-proof metal cap for use on containers having externally threaded necks. [Problems to be solved by the prior art and the invention] Conventionally, as this type of tamper-proof cap (hereinafter abbreviated as cap), those shown in FIGS. 1 and 2 are known. The cap 1 shown in these figures is made of metal such as aluminum, and has a disc-shaped top plate 2 and a cylindrical part 3 extending perpendicularly to the top plate 2 at the peripheral edge thereof. It will be done. A plurality of slits 4 and 5 are formed in the cylindrical portion 3, and a plurality of slits 4 and 5 are formed circumferentially extending from the lower end portion toward the central portion by a predetermined distance, and a predetermined width is formed between adjacent slits 4 and 5 in the circumferential direction. bridge 6
is formed. The cylindrical portion 3 is connected to the top plate portion 2 by the slits 4 and 5 and the bridge 6.
It is divided into an upper side part 7 and a pilfer-proof ring part 8. As the slits 4 and 5, the same number of slits 4 and slits 5 having a long circumferential length and a short slit 5 are alternately formed. A plurality of scores 9 are formed on the pilfer-proof ring portion 8 at approximately equal intervals in the circumferential direction and extending parallel to the axis of the cylindrical portion 3. Also, these scores 9 and the slits 4 and 5
To explain the positional relationship with the bridge 6, each score 9 is formed such that its end on the top plate 2 side is located close to the center of the short slit 5. Therefore, there is a pair of bridges 6, 6 between the pair of scores 9, 9, and each bridge 6 is provided near the score 9. Next, the usage and operation of the conventional cap 1 will be explained. To use the cap 1 for a container such as a bottle (not shown) having a threaded neck,
First, the cap 1 is placed over the neck of the container, and the top plate 2 is pressed against the container with a predetermined force to keep the container closed. At the same time, the pilfer-proof ring part 8 is molded to match the flange formed below the thread of the container, and the lower side of the pilfer-proof ring part 8 is fitted to the flange of the container. the lower surface of the part. As a result, the container is closed by the cap 1, and this closed state is achieved by the screwing between the screw formed in the upper part 7 of the cylindrical part 3 and the screw of the container, and the lower part of the pilfer-proof ring part 8 and the container flange. maintained by engagement with. In order to remove the cap 1 from the container, it is sufficient to rotate the cap 1 in the direction of loosening the screw connecting the cap 1 and the container. In this opening operation, a force is applied to the pilfer-proof ring 8 to expand its diameter radially outward in order to climb over the container flange, and this force causes each score 9 to be cut off. be done. The pilfer-proof ring part 8 is divided into a plurality of segments 8a, 8a, . The lower end is opened radially outward as shown in Figure 2,
Cap 1 is removed from the container. Alternatively, the cap 1, once opened, can be screwed onto the neck of the container to reseal the container. Therefore, in the case of the cap 1, once the sealing state is released, the score 9 of the pilfer-proof ring portion 8 is cut off,
Even if the cap 1 is screwed onto the container again, it is possible to confirm that the cap has been opened, thereby preventing any tampering. By the way, in the case of the cap 1 as described above, since each bridge 6 was provided near the score 9 of the pilfer-proof ring portion 8, the following disadvantages may occur. When the cap 1 is opened or closed, the lower end edge of the segment 8a opens radially outward, and at the same time, the upper end of the circumferential direction displaces radially inward and comes into contact with the flange of the container. However, in this cap 1, the dimension from the bridge 6, which is the fulcrum of the above deformation, to the circumferential end of the segment 8a is small, so the force due to spring back acting on the end of the segment 8a (force to restore inward) is small. ) is large. For this reason, the end of the segment 8a strongly rubs the outer circumferential surface of the flange of the container during opening and closing operations, and aluminum powder, etc., adheres to the outer circumferential surface of the flange of the container, which is not very sanitary. It takes time and effort to clean the container before reusing it. As mentioned above, since the spring back force acting on the end of the segment 8a of the pilfer-proof ring portion 8 is large, a large force is required to open and close the cap. The present invention was developed in view of the above circumstances, and aims to provide a cap that prevents the cap material, such as aluminum powder, from adhering to the outer circumferential surface of the container flange, and which can be opened and closed with a small amount of force. shall be. [Means for Solving the Problems] The tamper-proof metal cap of the present invention has a tamper-proof metal cap that is located at the center of four sections obtained by equally dividing the circumferential dimension between adjacent scores formed on the pilfer-proof ring. The solution to this problem was to form two bridges in each area corresponding to the two side sections. [Function] The tamper-proof metal cap of the present invention corresponds to the two central sections of the four sections obtained by equally dividing the circumferential dimension between adjacent scores formed on the pilfer-proof ring. Since two bridges are formed in each range, the dimension from the bridge to the score, which serves as a fulcrum for deforming the pilfer-proof ring portion between adjacent scores, is sufficiently large. Therefore, the spring back force acting on the ends of the pilfer-proof ring portion between adjacent scores is smaller than that of the conventional structure. Further, since the tamper-proof metal cap of the present invention has the above structure, the pilfer-proof ring portion between adjacent scores can be easily deformed. [Example] Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to the drawings. 3 and 4 are diagrams showing an embodiment of the present invention. The cap 10 shown in these figures differs from the conventional cap 1 described above in the position of the bridge 11 relative to the score 9 formed on the pilfer-proof ring portion 8. That is, in this cap 10, there are two bridges 11, 11 between two adjacent scores 9, 9, respectively.
are provided, but these bridges 11,1
1 is the adjacent score 9,9 as shown in Figure 4.
Dividing the circumferential dimension L between the two into four equal parts (4=
It is provided so as to be located within a range corresponding to the two central sections of the four small sections L). Therefore, the circumferential dimension from the bridge 11 to the end of the segment 8a of the pilfer-proof ring portion 8 is set to be larger than one quarter of the inter-score dimension L. Furthermore, the two types of slits 12 and 13 that divide the cylindrical portion 3 into the upper portion 7 and the pilfer-proof ring portion 8 are formed such that the slit 12 near the upper end of the score 9 is longer than the other slit 13. has been done. As shown above, slits 12 and 13, bridge 1
1 and the score 9 are determined by forming the top plate part 2 and the cylindrical part 3 by, for example, a press molding method, and then simultaneously molding the slits 12, 13 and the score 9 by using a rolling machine or the like. It can be manufactured using In addition, when the knurling 15 is provided in the cylindrical part 3 as shown in FIG. 3, the slits 12, 13 and the score 9 are simultaneously
It is desirable to form the knurls 15. The above-described cap 10 has a thread formed in the upper part 7 so that it can be placed over the neck of the container in the same manner as the conventional cap 1 described above, and the lower part of the pilfer-proof ring part 8 is folded in and attached to the container flange. Used in engagement. And this cap 10
Even in cases where the container is unsealed,
A portion of each score 9 is cut, but in this cap 10, the dimension from the bridge 11, which is the fulcrum of deformation of each segment 8a divided after the score 9 is cut, to the end of the segment 8a is the distance between adjacent scores. is larger than one quarter of the dimension L of the cap, so that the force due to spring back acting on the end of the segment 8a is smaller than that of a conventional cap. Therefore, in this cap 10, when the lower edge of the segment 8a opens outward as the cap is opened and closed, the force with which the end of the segment 8a is pressed against the container flange is lower than that in conventional caps. It's small. Therefore, according to this cap, the end of the segment 8a does not rub strongly against the container flange during opening and closing operations, making it difficult for aluminum powder etc. to adhere to the container flange, and the force required for operation is also lower than that of the conventional cap. It's smaller than the one. Furthermore, according to this cap, the dimension between the bridge 11 and the end of the segment 8a is sufficiently large and deformation is easy, so that once the cap is opened, the cut section at score 9 is clearly visible. This makes it easier to confirm that the product has been used and that it has been used, which is highly effective in preventing fraud. Although the above embodiment shows an example in which six scores of 9 are formed on the cap, the number of scores may be determined by considering the diameter of the cap, and usually at least four or more scores are formed. preferable. (Experimental Example 1) Next, various caps were manufactured in which only the position of the bridge 11 between scores 9 was changed, and the torque required to open and close each cap was measured. The manufactured cap has a nominal diameter of 28 mm,
Molded from 0.24mm thick aluminum plate.
Four scores of 9 are formed on the cap, and the residual thickness of the material at the score of 9 is 0.1 mm.
was set. Also, the width of Bridge 11 is 1.0mm
was set. The positions of the bridges 11 of each cap are as follows. The bridge 11 of the cap of samp. No. 1 was installed at a position inside the score 9, 9 by a distance obtained by dividing the distance between the scores 9, 9 into 12 equal parts. The bridge 11 of the cap of samp. No. 2 was placed inward from the scores 9, 9 by a distance equal to 6 equal parts between the scores 9, 9. The bridge 11 of the cap of samp. No. 3 was installed at a position that was inward from the scores 9, 9 by a distance obtained by equally dividing the distance between the scores 9, 9 into four. The bridge 11 of the cap of samp. No. 4 was installed at a position that was inside from the scores 9, 9 by a distance equal to three equal parts between the scores 9, 9. The bridge 11 of the cap of samp. No. 5 was installed at a position five times the distance from the scores 9, 9, which was obtained by dividing the distance between the scores 9, 9 into 12 equal parts. These five types of caps were attached to the mouth of the bottle using a conventional capping machine, and then the caps were opened and the second opening torque required at that time was measured. Thereafter, the opened cap was attached to the mouth of the bottle, and the closing torque required at that time was measured. In addition, the second opening torque here is the torque required at the time of score cutting. The closing torque here is the torque required when the cut pilfer-proof ring of the cap passes over the flange of the container. The results are shown in Table 1.
【表】
値は平均値を示す。
この実験の結果、samp.No.3，４，５のものは
開栓、閉栓操作時にセグメント端部が容器首部の
鍔部を擦する力が小さいことが判明した。そし
て、第１表の結果から明らかで有るように、
samp.No.3，４，５のものはsamp.No.1，２のも
のに比較して開栓トルク、閉栓トルクとも極めて
良好な値を示している。特にsamp.No.2のものと
samp.No.3との間での改善傾向が顕著である。よ
つて、スコア間を４等分した４区画のうちの中央
側２区画にブリツジを設けると、開栓、閉栓操作
時にセグメント端部が容器首部の鍔部を擦する力
が大幅に減少して、開栓、閉栓操作が容易になる
ことが判明した。
（実験例２）
次に実験例１と同様の実験をキヤツプの径を変
えて行つた。
製作したキヤツプは、公称径38mmのもので、
厚さ0.25mmのアルミニウム板から成形された。
キヤツプにはスコア９…を６箇所形成することと
し、スコア９の部分の材料の残留厚さは0.15mm
に設定された。またブリツジ１１の幅は1.0mm
設定された。
各キヤツプのブリツジ１１…の位置は以下の通
りである。
samp.No.6のキヤツプのブリツジ１１…は、ス
コア９，９から、スコア９，９間を12等分した距
離分内側に入つた位置に設定された。
samp.No.7では、スコア９，９間を６等分した
距離分スコア９，９から内側に入つた位置にブリ
ツジ１１…が設けられた。
samp.No.8では、スコア９，９間を４等分した
距離分スコア９，９から内側に入つた位置にブリ
ツジ１１…が設けられた。
samp.No.9では、スコア９，９間を３等分した
距離分スコア９，９から内側に入つた位置にブリ
ツジ１１…を設けた。
samp.No.10では、スコア９，９間を12等分し
た距離の５倍分スコア９，９から内側に入つた位
置にブリツジ１１…を設けた。
結果を第２表に示す。[Table] Values indicate average values.
As a result of this experiment, it was found that in samples No. 3, 4, and 5, the force with which the segment end rubbed against the flange of the container neck during opening and closing operations was small. And, as is clear from the results in Table 1,
The samps No. 3, 4, and 5 show extremely good opening and closing torque values compared to the samps No. 1 and 2. Especially with samp.No.2.
There is a noticeable improvement trend compared to samp.No.3. Therefore, if bridges are provided in the two central sections of the four sections divided into four equal parts between the scores, the force with which the end of the segment rubs against the flange of the container neck during opening and closing operations will be greatly reduced. It was found that opening and closing operations became easier. (Experimental Example 2) Next, an experiment similar to Experimental Example 1 was conducted by changing the diameter of the cap. The manufactured cap has a nominal diameter of 38 mm,
Molded from 0.25mm thick aluminum plate.
Score 9... is formed in 6 places on the cap, and the residual thickness of the material at the score 9 part is 0.15 mm.
was set to . Also, the width of Bridge 11 is 1.0mm
set. The positions of the bridges 11 of each cap are as follows. The bridge 11 of the cap of samp. No. 6 was set at a position that was inside the score 9, 9 by a distance that was divided into 12 equal parts between the scores 9, 9. In samp.No. 7, the bridge 11... was provided at a position inward from scores 9, 9 by a distance equal to six equal parts between scores 9, 9. In samp.No.8, the bridge 11... was provided at a position inward from scores 9, 9 by a distance obtained by dividing the distance between scores 9, 9 into four. In samp.No.9, the bridge 11... was provided at a position inward from scores 9, 9 by a distance obtained by dividing the score 9, 9 into three equal parts. In samp.No. 10, the bridge 11 was provided at a position that was five times the distance between the scores 9 and 9, which was divided into 12 equal parts, and was inside the scores 9 and 9. The results are shown in Table 2.
以上説明したように、本考案の不正防止式金属
製キヤツプは、ピルフアープルーフリング部に形
成された隣在するスコア間の周方向寸法を４等分
した４区画のうちの中央側２区画に対応する範囲
内にそれぞれ２個のブリツジを設けてなるもので
あるから、隣接するスコア間のピルフアープルー
フリング部が変形する支点となるブリツジからス
コアまでの寸法が充分に大きい。このため、隣接
するスコア間のピルフアープルーフリング部の端
部に作用するスプリングバツク力が従来のものよ
り小さくなる。従つて、本考案の不正防止式金属
製キヤツプによればキヤツプの開栓及び閉栓操作
時に隣接つるスコア間のピルフアープルーフリン
グ部の端部が容器首部の鍔部を擦る力が小さいた
め、鍔部にアルミ粉等が付着し難く、かつ操作に
要する力も小さくてすむ。加えて、本考案の不正
防止式金属製キヤツプによれば、隣接するスコア
間のピルフアープルーフリング部の変形が容易と
なるため、一旦開封してスコアを切断すると、切
断部分が従来のものより明瞭な状態で残り、不正
防止式効果が高められる等の利点を得ることがで
きる。
As explained above, the tamper-proof metal cap of the present invention has two sections on the central side of the four sections obtained by equally dividing the circumferential dimension between adjacent scores formed on the pilfer-proof ring. Since two bridges are provided in each corresponding range, the dimension from the bridge to the score, which serves as a fulcrum on which the pilfer-proof ring portion between adjacent scores is deformed, is sufficiently large. Therefore, the spring back force acting on the ends of the pilfer-proof ring portion between adjacent scores is smaller than that of the conventional structure. Therefore, according to the tamper-proof metal cap of the present invention, when the cap is opened and closed, the force of the edge of the pilfer-proof ring between adjacent vine scores rubbing against the flange of the container neck is small, so the flange It is difficult for aluminum powder etc. to adhere to the parts, and the force required for operation is small. In addition, according to the tamper-proof metal cap of the present invention, the pilf-proof ring between adjacent scores is easily deformed, so once the package is opened and the score is cut, the cut portion will be smaller than the conventional one. It is possible to obtain advantages such as remaining in a clear state and improving the anti-tamper effect.
第１図は従来のキヤツプの要部正面図、第２図
は従来のキヤツプの使用済の状態を示す正面図、
第３図は本考案の一実施例を示す正面図、第４図
は同底面図である。
２……頂板部、３……筒部、７……上方部、８
……ピルフアープルーフリング部、９……スコ
ア、１０……キヤツプ、１１……ブリツジ、１
２，１３……スリツト。
Fig. 1 is a front view of the main parts of a conventional cap, Fig. 2 is a front view of the conventional cap in a used state,
FIG. 3 is a front view showing an embodiment of the present invention, and FIG. 4 is a bottom view of the same. 2...Top plate part, 3...Cylinder part, 7...Upper part, 8
...Pilf-proof ring part, 9...Score, 10...Cap, 11...Bridge, 1
2,13... Slits.
Claims (1)
略直角方向に向けて延びる筒部が連設され、この
筒部はその周方向に延びる複数のスリツト及びこ
れらスリツト間のブリツジにより上方部とピルフ
アープルーフリング部とに区画されてなり、この
ピルフアープルーフリング部には周方向に略等間
隔を置いて周方向に対して直角方向に延びる複数
のスコアが形成されてなる不正防止式金属製キヤ
ツプにおいて、 前記ブリツジは、前記隣在するスコア間を周方
向に４等分した４区画のうちの中央側２区画に対
応する各範囲内にそれぞれ２個が形成されてなる
ことを特徴とする不正防止式金属製キヤツプ。[Claims for Utility Model Registration] A cylindrical portion extending substantially perpendicularly to the top plate is provided on the periphery of the disc-shaped top plate, and this cylindrical portion has a plurality of slits and a plurality of slits extending in the circumferential direction. The bridge between these slits divides the slit into an upper part and a pilfer-proof ring part, and the pilfer-proof ring part has a plurality of scores extending at right angles to the circumferential direction at approximately equal intervals in the circumferential direction. In the tamper-proof metal cap formed with a tamper-proof metal cap, the bridges are two in each area corresponding to the two central sections of the four sections obtained by dividing the adjacent scores into four sections in the circumferential direction. A tamper-proof metal cap characterized by being formed with.
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2776684U JPS60139740U (en) | 1984-02-28 | 1984-02-28 | Tamper-proof metal cap |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2776684U JPS60139740U (en) | 1984-02-28 | 1984-02-28 | Tamper-proof metal cap |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60139740U JPS60139740U (en) | 1985-09-14 |
| JPH0331727Y2 true JPH0331727Y2 (en) | 1991-07-05 |
Family
ID=30525017
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2776684U Granted JPS60139740U (en) | 1984-02-28 | 1984-02-28 | Tamper-proof metal cap |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60139740U (en) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55154255A (en) * | 1979-05-16 | 1980-12-01 | Crown Cork Japan | Wrong doing prevention container lid |
-
1984
- 1984-02-28 JP JP2776684U patent/JPS60139740U/en active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55154255A (en) * | 1979-05-16 | 1980-12-01 | Crown Cork Japan | Wrong doing prevention container lid |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60139740U (en) | 1985-09-14 |
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