JPH0331504A - 油圧式バルブラッシュアジャスタ - Google Patents

油圧式バルブラッシュアジャスタ

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Publication number
JPH0331504A
JPH0331504A JP16477889A JP16477889A JPH0331504A JP H0331504 A JPH0331504 A JP H0331504A JP 16477889 A JP16477889 A JP 16477889A JP 16477889 A JP16477889 A JP 16477889A JP H0331504 A JPH0331504 A JP H0331504A
Authority
JP
Japan
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cylinder
oil
plunger
peripheral wall
protrusion
Prior art date
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Pending
Application number
JP16477889A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimitsu Shida
志田 敏光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Oozx Inc
Original Assignee
Fuji Valve Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Valve Co Ltd filed Critical Fuji Valve Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 I棗上旦と里圀互 本発明は、直動型動弁系用の油圧式ノ〈ルブラ・ノシュ
アジャスタに関し、更に詳細には、軽量で且つ保油空間
の大きな油圧式バルブラッシュアジャスタに関する。
従来の技術 直動型動弁系用の油圧式バルブラ・クシュアジャスタ(
以下、略してHLAという)は、カムの運動に追従して
往復動する。HLAは軽量なほどその追従性が良(、エ
ンジンの高速化を実現するにはHLAの軽量化が必要と
なる。
直動型動弁系用のHLAでは、ボディの冠面にカムが直
接当接するので、ボディは比較的大径になる。従って、
HLAのボディは、)ILAの中心部であるラッシュコ
ントロール部に比して太き(且つ重くなりがちである。
HLAの軽量化をはかるため、ボディ周壁とシリンダと
の間に空間を形成し、形成された空間を油保持空間とし
て利用する方法がよく知られている。
第3図は、従来の直動型動弁系用の油圧式バルブラッシ
ュアジャスタの構成を概略的に示している。図示のバル
ブラッシュアジャスタは、上端が閉塞された円筒状ボデ
ィ3を備えている。ボディ3の閉塞壁2には、ボディ3
と同軸に円筒状のシリンダ7が設けられている。ボディ
3の周壁とシリンダ7の周壁と遮蔽部材6とによって、
油保持室IOが形成されている。
図示のHLAのボディの油保持室の内壁は、まず冷鍛等
の非切削的な工法で加工成形される。次いで、切削加工
により図示のような段部が形成される。形成された段部
に遮蔽部材を当接させ、当接させた遮蔽部材の下方のボ
ディの周壁の一部及びシリンダの周壁の一部をポンチ等
の手段によって塑性変形させる「カシメ工法」によって
、遮蔽部材を段部に液密に取り付ける。
段部は、遮蔽部材の軸線方向の位置決めに役立つばかり
でなく、「カシメ工法」によって遮蔽部材を段部に液密
に取り付けるときに加えられる軸線方向力の支持手段と
しても役立つ。このため、遮蔽部分の当接領域は、上記
軸線方向力を支持するのに充分な大きさを必要とする。
すなわち、図中の部材寸法のうちds  da及びD4
D−が大きくなり、その結果、ボディの周壁及びシリン
ダの周壁が厚肉になってしまう。
発 が解決しようとする課題 このように、従来の直動型動弁系用のHLAでは、ボデ
ィの周壁及びシリンダの周壁が厚肉構造になっていた。
従って、HLAの重量のうち大部分を占めるボディの重
量を軽量化することができず、従って所望の追従性を確
保することができず、エンジンの高速化を実現するのが
容易でないという問題があった。
そこで、本発明は、軽量で且つ保油空間の大きな、直動
型動弁系用の油圧式バルブラッシュアジャスタを提供す
ることを目的とする。
課題を解決 るための 本発明によれば、上端が閉塞され且つ上端面がカムと直
接当接する円筒状ボディと、該ボディの上端壁に同軸に
取り付けられたシリンダと、該シリンダ内に摺動自在に
嵌入され且つ下端面がエンジンバルブの軸端面と当接す
るようになったプランジャとを備え、上記ボディの内周
と上記シリンダの外周との間には油保持室が形成され、
上記プランジャ内には高圧室が形成された、直動型動弁
系用の油圧式バルブラッシュアジャスタにおいて、上記
ボディの周壁には周方向内方に突出する第1の突出部が
形成され、上記シリンダの周壁には周方向外方に突出す
る第2の突出部が形成され、上記第1の突出部と第2の
突出部との間には遮蔽部材が液密に取り付けられている
、ことを特徴とする油圧式バルブラッシュアジャスタを
提供する。
失態1 以下、添付図面を参照して本発明による油圧式バルブラ
ッシュアジャスタの実施例を説明する。
第1図は、本発明に係るラッシュアジャスタの一実施例
の構成を示す図である。
図示のバルブラッシュアジャスタは、上端が閉塞された
円筒状ボディ3を備えている。ボディ3は、シリンダヘ
ッドに設けられたボア(図示せず)に摺動自在に取り付
けられている。ボディ3の閉塞壁、すなわち上端壁2に
は、ボディ3と同軸に円筒状のシリンダ7が設けられて
いる。上端壁2の上面、すなわち冠面には、図示を省略
したカムが直接当接している。ボディ3の周壁の内側に
は周方向内方に突出した第1の突出部4が形成され、シ
リンダ7の周壁の外側には周方向外方に突出した第2の
突出部8が形成されている。
第1の突出部4と第2の突出部8との間には、環状の平
板からなる遮蔽部材6が液密に取り付けられている。ボ
ディ3の周壁とシリンダ7の周壁と遮蔽部材6とによっ
て、油保持室lOが形成されている。
シリンダ7内にはプランジャ11が摺動自在に嵌入され
、ボディの上端壁2とシリンダ7とプランジャ11との
間には、高圧室15が形成されている。プランジャ11
の下端は、図示を省略したエンジンバルブの軸端面に当
接している。ボディ3の周壁には、シリンダヘッドの油
ギヤラリ(図示せず)に連通した第1給油孔16が設け
られ、その結果油ギヤラリは油保持室lOに連通ずるよ
うになっている。シリンダ7の周壁には第2給油孔17
が形成されている。プランジャ11には、第2給油孔1
7を介して油保持室lOに連通し且つチエツクバルブ1
2を介して高圧室15に連通ずるプランジャ油通路18
が形成されている。こうして、油ギヤラリに連通した油
保持室lOは、第2給油孔17、プランジャ油通路18
及びチエツクバルブ12を介して高圧室15に連通ずる
ようになっている。
プランジャ11の上端面とボディの上端壁2との間には
、プランジャ11をエンジンバルブの軸端部の方へ付勢
するように作用するリターンスプリング14が設けられ
ている。上記チエツクバルブ12は、リテーナ13との
間に設けられたスプリング(図示せず)によって所定位
置に保持されている。
以上のように構成された油圧式バルブラッシュアジャス
タは、次のように動作する。
カムの動きに伴ってボディ3には下方へ押すような力が
働く。この下方押圧力は、ボディ3から高圧室15を介
してプランジャ11へと伝わり、エンジンバルブ3を押
し開く。この間、プランジャ11は弁バネ(図示せず)
の作用を受け、高圧室15内に高圧が発生するため、高
圧室15内の油の一部はプランジャ11の外周面とシリ
ンダ7の内周面との隙間から流出する。この油の流出分
だけ、プランジャ11は上方へ押し上げられる。
バルブが閉じて着座すると、プランジャ11は弁バネの
作用から開放され、動弁系には僅かなりリアランスが形
成されようとするが、リターンスプリング14の作用に
よってプランジャ11は下方へ押し下げられるため、上
記クリアランスは瞬時のうちに補償される。このとき、
高圧室15は油保持室10に対して負圧になるため、油
保持室lO内の油は第2給油孔17、プランジャ油通路
18及びチエツクバルブ12を介して高圧室15に流入
する。油保持室10には、シリンダヘッドの油ギヤラリ
から第1給油孔16を介して油が供給される。上記サイ
クルを繰り返しながら、動弁系のクリアランスは常に零
に保たれる。
エンジンが停止したときエンジンバルブが開いたままで
あると、プランジャ11は冠面2に当接するまで変位し
て高圧室15の容積が減少するので、次のエンジンの始
動時には比較的大量の油が必要となる。しかしながら、
HLAに対する油ギヤラリからの油の供給が間に合わな
くても、油保持室10の容積が充分大きければ、油保持
室10内に保持された油でエンジン始動時に必要な油の
消費をまかなうことができる。従って、油保持室lOの
容積は大きければ大きいほど有利である。
第2a図及び第2b図に、遮蔽部材の取付は方法の一例
を示す。まず、ボディ3の周壁とシリンダ7の周壁との
間に例えばポンチ等の手段を強制的に挿入し、ボディ3
の周壁及びシリンダ7の周壁の一部を塑性変形させて、
第1の突出部4及び第2の突出部8を形成すると同時に
、第1の突出部4及び第2の突出部8の下方にそれぞれ
環状溝22及び23を形成する。次いで、環状平板部分
21とリム部20とからなる遮蔽部材6を、環状平板部
分21が第1の突出部4及び第2の突出部8に当接させ
(第2a図参照)、リム部20の端面に上方押圧力を加
えて塑性変形させて、遮蔽部材を液密に取り付ける(第
2b図参照)。
本実施例では、環状−平板部分とリム部とからなる遮蔽
部材を例にとって本発明を説明したが、環状平板部分の
みからなる遮蔽部材を突出部に当接させ、遮蔽部材の下
方のボディ周壁及びシリンダ周壁の一部を塑性変形させ
る、いわゆる「カシメ工法」によって液密に取り付けて
もよい。
1ユ旦勲1 以上の説明から明らかなように、本発明による油圧式バ
ルブラッシュアジャスタでは、ボディの周壁及びシリン
ダの周壁にそれぞれ第1及び第2の突出部を形成し、こ
の2つの突出部の間に遮蔽部材を液密に取り付けている
ので、ボディの周壁及びシリンダの周壁を薄肉構造にす
ることができる。従って、軽量で且つ保油空間の大きな
油圧式バルブラッシュアジャスタを実現することができ
る。その結果、所望の追従性を確保することができ、エ
ンジンの高速化を実現するのが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の油圧式バルブラッシュアジャスタの
一例の構成を示す図であり、 第2a図及び第2b図は、遮蔽部材の取付は方法の一例
を示す図であり、 第3図は、従来の油圧式バルブラッシュアジャスタの構
成を示す図である。 3・・ボディ、 7・争シリンダ、 11φ・プランジャ、 15・・高圧室 第20図 狽 第2b図 η

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上端が閉塞され且つ上端面がカムと直接当接する
    円筒状ボディと、該ボディの上端壁に同軸に取り付けら
    れたシリンダと、該シリンダ内に摺動自在に嵌入され且
    つ下端面がエンジンバルブの軸端面と当接するようにな
    ったプランジャとを備え、上記ボディの内周と上記シリ
    ンダの外周との間には油保持室が形成され、上記プラン
    ジャ内には高圧室が形成された、直動型動弁系用の油圧
    式バルブラツシュアジャスタにおいて、 上記ボディの周壁には周方向内方に突出する第1の突出
    部が形成され、上記シリンダの周壁には周方向外方に突
    出する第2の突出部が形成され、上記第1の突出部と第
    2の突出部との間には遮蔽部材が液密に取り付けられて
    いる、ことを特徴とする油圧式バルブラッシュアジャス
    タ。
JP16477889A 1989-06-27 1989-06-27 油圧式バルブラッシュアジャスタ Pending JPH0331504A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5683508A (en) * 1979-12-05 1981-07-08 Eaton Corp Hydraulic pressure tappet for directtacting valve gear
JPS6196109A (ja) * 1984-10-12 1986-05-14 イナ・ベルツラーゲル・シエツフレル・コマンデイートゲゼルシヤフト 油圧式に自動調節可能なタペツト

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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