JPH03312Y2 - - Google Patents

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JPH03312Y2
JPH03312Y2 JP1986014802U JP1480286U JPH03312Y2 JP H03312 Y2 JPH03312 Y2 JP H03312Y2 JP 1986014802 U JP1986014802 U JP 1986014802U JP 1480286 U JP1480286 U JP 1480286U JP H03312 Y2 JPH03312 Y2 JP H03312Y2
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air supply
supply port
nozzle
cylinder
welding
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、レーザ加工用トーチに関し、特に、
1つのトーチを用いて溶接、溶断の2つの作業を
行い得るように構成してなるレーザ加工用トーチ
に関する。
〔従来の技術〕
従来より用いられている炭酸ガスレーザ切断用
ノズル、および、レーザ溶接用ノズルは、第3図
に示されるような構成のものが用いられている。
例えば、レーザ加工用トーチ1aとして、第3図
に示されるような構成のものを用い、その側部の
溶接用給気口11aより導入されるアシストガス
を、ノズル8aから噴出させるような構成になつ
ている。
しかし、その場合の、ノズル8aのガス噴出孔
の径dと、その先端部と被加工物との間隔hとの
関係は、第3図に示されるような状態で設定され
ており、さらに、一例として薄鋼板用のレーザ切
断用ノズルの場合とレーザ溶接用ノズルの場合と
では、第3図に示されるように、その孔の径d
も、アシストガスの種類も異なるものであること
から、その2種類の作業を同一のレーザ加工用ト
ーチを用いて行うことができないのが現状であ
る。
また、実開昭57−26984号公報に示されている
ような、レーザ加工ノズルにおいては、1つのノ
ズルに対して、スプラツシユ防止用、切断用、酸
化防止用等のガス流路をそれぞれ設け、それらの
ガス流路を選択することによつて、レーザビーム
による溶接、切断、表面焼入れ等の作業に対応可
能なものとして構成されているものが示されてい
る。
しかしながら、ノズルをそのように構成した場
合には、そのノズルの孔の径を変えることができ
ず、理想的な状態でのノーザ加工の作業を行う点
に関しては、十分ではない。
〔考案が解決しようとする問題点〕
したがつて、従来のレーザ加工用トーチにおい
ては、溶接、切断の作業を行うためには、上記し
たように、切断用のレーザ加工用トーチを用い
て、所定の作業を行つた後、溶接を行う際には、
その設備の稼働を停止させ、ノズルの交換を行
い、その後で別の作業を行うようにすることが必
要とされている。
そして、そのような段取りの変更等が要求され
ることによつて、作業能率が低下する外に、2種
類の部材の保管と管理が複雑である等の欠点が発
生している。
本考案は、上記した従来のレーザ加工用トーチ
の欠点を解消するもので、1つのトーチを用いる
ことによつて、2種類の作業を容易に行い得るよ
うにする装置を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段および作用〕
本考案のレーザ加工用トーチは、レーザ光線の
伝搬路と、気体流路を構成し、この流路の先端に
流体排出口を、流路の途中には切断用給気口と溶
接用給気口とを有する筒体と、筒体の端部に大径
部が支持されるとともに、螺旋状に巻かれて筒体
の長さ方向に出没可能な渦板製のスパイラルノズ
ルとを備えている。
そして、該スパイラルノズルの伸縮の動作と、
前記切断用給気口と溶接用給気口との開閉の動作
を連動させ、前記筒体に設けた2つの開口を交互
に開閉できるように構成したものである。
また、本考案のノズルをレーザ切断用ノズルと
して用いる場合には、シリンダによつてスパイラ
ルノズルを伸ばすとともに、切断用給気口を開
き、アシストガスの酸素を供給できるようにな
る。また、レーザ溶接用ノズルとして用いる場合
には、溶接用給気口を開くとともに、切断用給気
口を閉じ、スパイラルノズルを短くして、その開
口の径を大きくし、所定の種類のガスを噴出させ
るようにしている。
したがつて、本考案のレーザ加工用トーチにお
いては、1個のノズルを用いることによつて、レ
ーザ光線を用いた作業を容易に行うことが可能で
あり、異なつた種類の作業を行う場合にも、その
段取り等に手間を要することはない。
〔実施例〕
図示された例にしたがつて、本考案のレーザ加
工用トーチの構成を説明する。第1図に示される
ように、本考案のレーザ加工用トーチ1は、円筒
状の筒体5と、その下方のスパイラルノズル8と
から構成されている。もちろん、筒体5の上の部
分には、レーザ光線を集光するためのレンズ等の
他の部材が設けられていることは、従来のものと
同様である。
また、筒体5の側部には、エアーシリンダ2が
設けられていて、このエアーシリンダ2には、配
管3,10が接続され、これらの配管を介してシ
リンダ駆動用の流体が供給されるようになつてい
る。
その他に、筒体5には、切断用給気口9と、溶
接用給気口11とが上下の関係で設けられてお
り、その2つの開口を交互に閉止できるようなガ
イド6が、その筒体5の内面で上下動可能に設け
られている。そして、筒体5に向けて開口された
給気口からは、その作業の気体が供給されるよう
になつている。
上記したガイド6は、前記エアーシリンダ2に
より、そのシリンダーロツド4を介して駆動され
るようになつているもので、さらに、そのガイド
6の下部に、ロツド7を介してスパイラルノズル
8の一部が接続されている。
本考案のスパイラルノズル8は、薄板を螺旋状
に巻いて構成しているもので、その大径部の上端
部を筒体5の下端部に固定し、その途中の部分を
ロツド7を介して、移動され得るような構造を用
いている。したがつて、本考案のスパイラルノズ
ル8においては、エアーシリンダ2の駆動によつ
て、ガイド6とスパイラルノズル8とが同時に移
動されるようになつている。
例えば、第1図に示される実施例においては、
配管3を介してエアーが供給されるので、ピスト
ンが下降され、それによつて、ロツド4を介して
ガイド6が下降されることになるので、筒体5内
部に開口する2つの孔のうち、上の切断用給気口
9が開かれ、下の溶接用給気口11が閉じられる
ことになる。さらに、そのガイド6の下降の動作
によつて、そのロツド7を介してスパイラルノズ
ル8が押し下げられ、それによつてスパイラルノ
ズル8が下に向けて伸ばされ、その結果、ノズル
下端部の開口が小さくなる。
したがつて、この状態は、レーザ切断用ノズル
として用いられる場合の例を示しており、切断用
給気口9からはアシストガスの酸素ガスが噴出さ
れ、そのレーザによる切断の作業を容易に行い得
るようにされる。
また、第2図に示される例においては、配管1
0を介してエアーが供給されるようになり、それ
によつて、エアーシリンダ2のピストンが上に移
動されることになるために、ロツド4を介してガ
イド6が上に移動され、それとともに、ロツド7
を介してスパイラルノズル8を引き上げることに
なるために、ノズルは縮小され、その先端部の孔
の径が大きくされる。
この動作によつて、筒体5の内部に開口してい
る2つの孔のうち、上の切断用給気口9が閉じら
れ、下の溶接用給気口11が開かれる。この状態
は、溶接用にノズルがセツトされた状態を示すも
のであり、溶接用給気口11からアシストガスと
してのアルゴンガスを供給され、溶接作業が容易
に行い得るようにされている。
〔考案の効果〕
本考案のレーザ加工用トーチは、上記したよう
な構成を有するものであるから、1つのノズルを
用いて、2種類の作業を容易に行い得るものとな
る。
また、本考案のレーザ加工用トーチにおいて
は、レーザ切断用ノズルとレーザ溶接用ノズルと
の切換えが非常に容易にできるものであるため
に、その作業能率を大幅に向上させることが可能
であり、さらに、従来のノズルのように、2種類
の部品を用意する必要がないために、部材の管理
が用意に行なわれることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のレーザ加工用トーチの構成
と、レーザ切断用ノズルとして用いる場合の断面
図を示し、第2図はレーザ溶接用ノズルとして用
いる場合の断面図を示すものであり、第3図は従
来例を示す説明図である。 図中の符号、1……レーザ加工用トーチ、2…
…エアーシリンダ、3……配管、4……シリンダ
ーロツド、5……筒体、6……ガイド、7……ロ
ツド、8……スパイラルノズル、9……切断用給
気口、10……配管、11……溶接用給気口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レーザ光線の伝搬路と、気体流路を構成し、こ
    の流路の先端に流体排出口を、流路の途中には切
    断用給気口と、溶接用給気口とを有する筒体と、
    筒体の端部に大径部が支持されるとともに、螺旋
    状に巻かれて筒体の長さ方向に出没可能な薄板製
    のスパイラルノズルとを備え、該スパイラルノズ
    ルの伸縮の動作と、ノズル口径拡大、縮少の動作
    と、前記切断用給気口と溶接用給気口との開閉の
    動作を連動させ、前記筒体に設けた2つの開口を
    交互に開閉できるように構成したことを特徴とす
    るレーザ加工用トーチ。
JP1986014802U 1986-02-04 1986-02-04 Expired JPH03312Y2 (ja)

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JPS62127385U JPS62127385U (ja) 1987-08-12
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JP5654780B2 (ja) * 2010-06-17 2015-01-14 株式会社レーザックス レーザ切断・レーザ溶接両用ノズル、それを用いたレーザ加工機、およびレーザ切断・レーザ溶接両用ノズルを用いた板突き合わせ溶接方法

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