JPH03297280A - 波形等化装置 - Google Patents

波形等化装置

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JPH03297280A
JPH03297280A JP2097673A JP9767390A JPH03297280A JP H03297280 A JPH03297280 A JP H03297280A JP 2097673 A JP2097673 A JP 2097673A JP 9767390 A JP9767390 A JP 9767390A JP H03297280 A JPH03297280 A JP H03297280A
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戸塚 雅子
Yuichi Ninomiya
佑一 二宮
Toshiro Omura
大村 俊郎
Sadao Kubota
窪田 定雄
Seiichi Numata
沼田 誠一
Takumi Okamura
巧 岡村
Noboru Kojima
昇 小島
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ノイズ検出手段を有した波形等化装置に係り
、特にこの波形等化装置による伝送路上のノイズを検出
する方法と、検出されたノイズに応じて最適な波形等化
を行なう波形等化装置に関する。
〔従来の技術〕
ハイビジョン放送方式の1つとして、MUSE(Mul
tiple 5ub−Nyqujst Samplin
g Encoding)方式がNHKによって開発され
た。このMUSE方式は、アナログの映像信号をサンプ
ル値として伝送する。サンプル値はコサインロールオフ
特性のインパルスレスポンスとして伝送されるが、伝送
路特性に歪がある場合にはサンプル値間の干渉を生じ、
伝送路歪となる。サンプル値伝送された信号の伝送路歪
を等化する波形等化装置として、特開昭64−8277
8号に記載のような波形等化装置が知られている。
この波形等化装置の構成を第2図に示し、動作の概略を
以下に述べる。アナログ信号が端子1がら入力され、A
/D変換器3においてサンプリングされ、デジタル信号
となる。このデジタル信号からフィルタ5で伝送路歪成
分を取り比す。また、前記デジタル信号は固定遅延回路
4でフィルタ5の遅延量と同じ遅延が施される。この遅
延されたデジタル信号から前記伝送路歪成分を混合器6
で減算する。これにより伝送路歪が除去され、端子2か
ら出力される。基準信号検出手段7は伝送路歪を検出す
るための基準信号を検出する。マイクロプロセッサユニ
ット(以下、MPUと記す)8は、検出された基準信号
の歪から、その歪成分を取り出すためのフィルタ係数を
計算し、フィルタ5のフィルタ係数を制御する。上記基
準信号検出からフィルタ係数の制御までを、伝送路歪が
所定の値より小さくなるまで繰り返すことにより、波形
歪を補正する。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術において、伝送路上のノイズが大きいとき
、同期を誤検出するため映像信号をデジタル処理する際
に最適なタイミング処理が施せないこと、デジタルフィ
ルタによる補間エラーを生じること、などの不都合があ
った。また、検出した基準信号に含まれるノイズ成分も
伝送路歪として扱うため、波形等化できない場合があっ
た。
本発明の目的は、 1、伝送路上のノイズの大きさに応じた最適な処理を各
信号処理部に施すため、ノイズレベルの検出を波形等化
用の基準信号で行う。
2、検出したノイズレベルに応じて波形等化の最適化を
図り、ノイズが大きいときにも波形等化を可能とする。
という2点にある。
〔課題を解決するための手段〕
前記第1の目的は、 手段1.基準信号検出手段で検出した波形等化用の伝送
基準信号のうち、平坦な部分の信号のみを検出する手段
(以下、基準レベル検出手段と記す)と、基準レベルの
理想値を発生する手段(以下、理想基準レベル発生と記
す)と、前記理想基準レベル発生手段と前記基準レベル
検出手段とからそれぞれ導かれる信号から伝送基準信号
に含まれるノイズを検出する手段(以下、ノイズ量検出
手段と記す)とを設け、ノイズレベルの検出を行う。
手段2.前記基準レベル検出手段と、この基準レベル検
出手段から導かれる信号を第1、第2の2つの出力のう
ちの1つを選択し、出力するスイッチと、このスイッチ
の第1の出力から導かれる前記検出基準レベルのSNを
向上する手段(以下、基準レベルSN向上手段と記す)
と、前記スイッチの第2の出力から導かれる信号と基準
レベルSN向上手段から導かれる信号とから伝送基準信
号に含まれるノイズを検出するノイズ量検出手段とを設
け、ノイズレベルの検出を行う。
という手段1.2のいづれかにより達成される。
また、前記第2の目的は、 手段3.前記手段1.2の内いずれか1つの手段(以下
、ノイズレベル検出手段と記す)と、このノイズレベル
検出手段で検出されたノイズレベルに応じて基準信号の
SNを向上する手段(以下、基準信号SN向上手段と記
す)とを設け、ノイズレベルの大きさにより基準信号の
SNを向上させる。
という手段3.により達成される。
〔作用〕
手段1の作用・・・基準信号検出手段で検出した波形等
化用の伝送基準信号を基準レベル検出手段に導く。基準
レベル検出手段は、検出基準レベルとして平坦な部分の
信号のみを検出し、ノイズ量検出手段に導く。一方、理
想基準レベル発生手段は伝送基準信号の理想基準レベル
値を発生し、ノイズ量検出手段に導く。ノイズ量検出手
段は、前記検出基準レベルと前記理想基準レベルとの差
をノイズ量として検出する。このノイズ量をノイズレベ
ルとして検出する。これにより、伝送基準信号から伝送
路ノイズが検出できる。
手段2の作用・・・基準信号検出手段で検出した波形等
化用の伝送基準信号を基準レベル検出手段に導く。基準
レベル検出手段は、検出基準レベルとして平坦な部分の
信号のみを検出する。スイッチは最初筒1の出力を選択
し、検出基準レベルを基準レベルSN向上手段に導く。
基準レベルSN向上手段は、検出基準レベルを数回に渡
って積分し。
その平均をとり、基準レベルのSN向上を図る。
このSN向上された基準レベルを理想基準レベルとして
ノイズ量検出手段に導く。次にスイッチは第2の出力を
選択し、検出基準レベルをノイズ量検出手段に導く。ノ
イズ量検出手段は、SN向上された基準レベルと基準レ
ベルとの差をノイズ量として検出する。このノイズ量を
ノイズレベルとして検出する。これにより、伝送基準信
号から伝送路ノイズが検出できる。
手段3の作用・・・基準信号検出手段で検出した波形等
化用の伝送基準信号を前記ノイズレベル検出手段に導き
、基準信号のノイズレベルを検出する。
検出したノイズレベルを基準信号SN向上手段に導き、
その大きさに応じて基準信号のSNを向上させることが
できるので、良好な波形等化を行うことができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。同
図において1〜7は第2図の従来例と同じである。破線
で囲まれた9は伝送路歪を検出するために伝送される基
準信号からノイズレベルを検出する手段(以下、ノイズ
レベル検出手段と記す)であり、前記伝送基準信号の基
準レベルを検出する手段101(以下、基準レベル検出
手段と記す)、前記伝送基準信号の理想的な基準レベル
を発生させる手段102(以下、理想基準レベル発生手
段と記す)、前記基準レベル検出手段の出力と、前記理
想基準レベル発生手段の出力とからノイズ量を検出する
手段103(以下、ノイズ量検出手段と記す)で構成さ
れる。10は前記伝送基準信号のSNを向上させる手段
(以下、基準信号SN向上手段と記す)、11は前記手
段を制御し、波形等化を行なうマイクロプロセッサユニ
ット(以下、MPUと記す)である。
以下、第1図の実施例において、本発明の1つであるノ
イズレベル検出手段9の動作について第3図を用いて説
明する。
第3図はMUSEシステムの場合の伝送基準信号の例を
示す図である。MUSEシステムの場合。
伝送基準信号として、MUSE信号の垂直同期期間に時
分割多重されているV I T S (Vertica
lInterval Te5t Signal)と呼ば
れるインパルスレスポンス信号を用いる。図のように、
VITSは中心315の値が最も大きく、かつ、301
,303.305.307、・・・・327.329は
基準レベル300である○クロスポイントの信号になる
。基準レベル検出手段101は、伝送基準信号から伝送
路歪の影響を受けない、ある一定レベル値を基準レベル
として検出する。例えばVITSの場合、左端付近の○
クロスポイント信号301,303、および右端付近の
Oクロスポイント信号327,329、などはそれらの
前後の信号起伏が小さいため、伝送路歪が大きくてもそ
の影響をほとんど受けないと考えてよいので、基準レベ
ル検出手段101は、信号301.303、および32
7.329などを基準レベルとして検出する。このよう
に検出した基準レベルはノイズ量検出手段103に導く
。一方、理想基準レベル発生手段102は基準信号の理
想基準レベル値2例えばVITSの場合、理想0クロス
ポイント値を発生し、ノイズ量検出手段103に導く。
ノイズ量検出手段103は、前記検出基拳レベル301
.303、および327.329と前記理想基準レベル
との差をノイズ量として検出する。このノイズ量をノイ
ズレベルとしてノイズレベル検出手段9の出力とする。
以上のように本−実施例によれば、伝送路歪が存在する
場合にも、その影響をほとんど受けない領域でノイズを
検出でき、ノイズ検出の精度を向上できる。また、伝送
路歪を検出し波形等化を行うための伝送基準信号を、伝
送路上のノイズを検出するのに兼用できるので、新たに
ノイズ検出のための信号を検出する必要がない。
第4図にノイズレベル検出手段9の他の実施例を示す。
本−実施例が第1図の実施例と異なるのは、理想基準レ
ベル発生手段102の代わりに、スイッチ403と基準
レベルSN向上手段404を用い、理想基準レベル値を
発生することなくノイズレベル検出を行う点である。そ
の他は第1図の実施例と同じであるので、以下、第1図
の実施例と異なる点について説明する。
端子401に伝送基準信号を入力する。基準レベル検出
手段101は、第1図の実施例と同様に基準レベルを検
出し、スイッチ403に導く。スイッチ403を最初図
示のように基準レベルSN向上手段404側にし、基準
レベルSN向上手段404に前記検出基準レベルを導く
。基準レベルSN向上手段404は、前記検出基準レベ
ルを数回に渡って積分し、その平均をとり、基準レベル
のSN向上を図り、このSN向上された基準レベルを理
想基準レベルとしてノイズ量検出手段103に導く。こ
こで例えば積分回数を2 回とすることで、原理的には
3mdBのSN向上を行なうことができる。次にスイッ
チ404を図示とは逆のノイズ量検出手段103側にし
、ノイズ量検出手段103に基準レベル検出手段101
からの検出基準レベルを導く。ノイズ量検出手段103
は、前記SN向上された基準レベルとこの検出基準レベ
ルとの差をノイズ量として検出する。このノイズ量はノ
イズレベルとして端子402より出力する。
以上のようにして、本−実施例においても、第1図の実
施例のノイズレベル検出手段9と同じ効果を得ることが
できる。さらに、本−実施例によれば、検出した基準信
号から第1図の構成例の理想基準レベルに相当するSN
向上した基準レベルを検出できるので、アナログ入力信
号のDCレベルが変動しても、問題ない。
第5図にノイズレベル検出手段9の他の実施例を示す。
本−実施例が第1図の実施例と異なるのは、第1図のノ
イズレベル検出手段9をMPUIIのソフトウェアで実
現している点である。その他は第1図の実施例と同じで
あるので、以下、第1図の実施例と異なる点について説
明する。
端子401に伝送基準信号を入力する。MPUIIは、
処理501で、基準信号から検出基準レベルとして、伝
送路歪の影響をほとんど受けない信号、例えばV I 
TS(7)場合、信号301.303、および327.
329などの両端付近のOクロスポイント信号を取り込
み、メモリに格納する。次に処理502で、あらかじめ
メモリに保存しである理想基準レベル値から前記検出基
準レベルを差し引き、絶対値演算を行い、それらの和を
ノイズレベルとする。
以上のように本−実施例によれば、第1図の実施例のノ
イズレベル検出手段9をソフトウェアに置き換えて、第
1図と同じ効果を得ることができる。さらに、本−実施
例によれば、回路構成を簡素化できる。
また、同様に第4図の実施例においても、ノイズレベル
検出手段9をソフトウェアに置き換えて、第4図と同じ
効果を得ることができ、回路構成を簡素化できる。
第6図に第1図の実施例のノイズ量検出手段103の一
構成例を示す。
端子601に前記理想基準レベルを入力する。端子70
6には前記検出基準レベルを入力する。減算器604は
前記理想基準レベルから前記検出基準レベルを差し引き
、その差信号を絶対値演算器605へ出力する。絶対値
演算器605は前記差信号の絶対値をとり、これをノイ
ズ量とする。このノイズ量を端子603から出力する。
以上のようにノイズ量検出手段を構成することで、簡単
にノイズ量を検出することができる。
第7図に第1図の実施例のノイズ量検出手段103の他
の一構成例を示す。
本−構成例が第6図の構成例と異なるのは、絶対値演算
器605から出力されるノイズ量をノイズ量積分手段7
01で積分し、端子603から出力する点である。ノイ
ズ量積分手段701でノイズ量をn回積分すれば、第8
図に示すようにSNに対する検出ノイズ量の判定範囲が
広くなる。従って、MPU1lでのSN判定精度を上げ
ることができる。
以上のようにノイズ量検出手段を構成することで、SN
判定精度の高いノイズ検品手段を実現できる。
以上、本発明のノイズレベル検出手段では、伝送路歪を
検出する伝送基準信号として、第3図のVITSffi
号301〜329を用い、そのうちノイズレベル検出用
として信号301.303、および327.329など
の両端付近の0クロスポイント信号を用いる場合を例に
とって説明したが、本発明は、伝送基準信号として第3
図の信号301〜329の場合のみに限定されるもので
はない。また、第3図の場合、ノイズレベル検出用の信
号は両端付近の301,303、および327.329
に限定されるものでなく、基準信号のセンター付近を除
くすべての場合を含む。
前述のような第1の発明を用いた、第2の発明である波
形等化システムの一実施例について第1図を用いて説明
する。
基準信号検出手段7で検出された伝送基準信号をノイズ
レベル検出手段9に導き、ノイズレベルを検出する。検
出したノイズレベルは、MPUIIに瀧く。MPUII
は、導かれたノイズレベルの大きさに応じて基準信号S
N向上手段10に前記伝送基準信号のSN向上の度合を
指示する。基準信号のSNを向上する手段としては、例
えば信号の積分回数を2回とすることで、原理的には3
mdBのSN向上を行なうことができる。この場合、M
PULLはノイズレベルの大小でmの大小を指示する。
MPUIIは、このノイズレベルの大小に従ってSN向
上された基準信号から伝送路歪を検出し、これを等化す
るフィルタ係数を算出し、フィルタ5に与え、波形等化
を行なう。
以上のようにして、本−実施例によれば、伝送路歪を求
めるために検出した基準信号の一部を用いて、伝送路の
ノイズレベルを検出し、ノイズレベルに応じて基準信号
のSNを向上することができるので、良好な波形等化を
行なうことが可能である。
第9図に第2の発明である波形等化システムの他の一実
施例を示す。
本実施例が第1図の実施例と異なるのは、第1図の手段
9〜11をM P UI2としてソフトウェアで実現し
ている点である。以下、MPU12の動作について第1
0図を用いて説明する。
端子401に前記伝送基準信号を入力する。MPU12
は前述のように処理1001でノイズレベルを検出する
6次にMPU12は、処理1002で前記検出ノイズレ
ベルの大きさから伝送路に発生しているノイズの大きさ
を判定し、前記検出ノイズレベルが大きい場合、100
3にて基準信号積分回数に大きな数A′を与え、前記検
出ノイズレベルが小さい場合、1004にて基準信号積
分回数に小さな数A″を与え、この値をメモリに保存す
る。MPU12は、次に処理1005にて波形等化を行
なうための基準信号取り込みを行なうが、この時、処理
1003または処理1004でメモリに格納しである積
分回数A′またはA I+を基準信号積分回数とし、処
理1005.1006.1007の繰り返しで基準信号
を取り込み、積分する。こうして積分した基準信号を処
理1008にてA′またはA l lで割ることにより
基準信号のSN向上を図り、そのSN向上された基準信
号を基に処理1009でフィルタ係数を演算し、フィル
タに与えることにより波形等化を行なう。1010では
、次の波形等化を行なうため基準信号積分回数をA′ま
たはA l lとし、1005へ戻る。以下、1005
〜1010の処理を誤差が小さくなるまで繰り返す。
以上のようにして、本−実施例では第1図の手段の一部
をMPUのソフトウェアに置き換えて、第1図と同じ効
果を得ることができる。さらに、本−実施例によれば回
路構成を簡素化できる。また、本−実施例ではノイズ量
の判定を「大」 「小」の2段階としたが、さらに細か
く判定して、基準信号のSN向上精度を何段階かに可変
できることは言うまでもない。
第1I図に第2の発明である波形等化システムの他の一
実施例を示す。
本−実施例が第10図の一実施例と異なるのは、ノイズ
量判定の前段にノイズ量判定レベルの設定処理をするこ
とにより、伝送方式の違いによる伝送路上で加わるノイ
ズの違いにも適応できるようにした点である。以下、M
PU12の動作について第11図を用いて説明する。
端子401に前記伝送基準信号を入力する。MPU12
は前述のように処理1001でノイズレベルを検出する
。端子1102は、処理1002でのノイズ量大小判定
の、判定レベルの設定を制御する信号を入力する。制御
信号としては、例えばAM/FM伝送方式を示す信号を
用いる。衛星放送で用いられるFM伝送方式では、伝送
路上のノイズは第12図(a)に示すような三角ノイズ
となり、CATVや地上放送で用いられるAM伝送方式
では、第12図(b)に示すようなフラットなノイズと
なる。このように、伝送路上で加わるノイズの性質が異
なるため、1001で検出されるノイズレベルも伝送方
式により変動する。そこで処理1101では、ノイズ量
の大小を判定する判定レベルをこの制御信号に従って設
定し、処理1002でこの判定レベルを用いて伝送方式
に応じたノイズ量の設定を行う。
以上のようにして、本−実施例では第1図の手段の一部
をMPUのソフトウェアに置き換えて、第1図と同じ効
果を得ることができる。さらに、本−実施例によれば伝
送方式が変わっても問題ない。
〔発明の効果〕
第1の発明によれば、伝送路歪検出用の伝送基準信号の
一部をノイズ検出に用いるので、新たにノイズ検出用の
信号を設けることなく、波形等化量上の伝送路歪検出手
段内でノイズレベルを検出することができる。
第2の発明によれば、第1の発明で検出されたノイズレ
ベルを用いて、基準信号のSNを向上することができる
ので、良好な波形等化を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
従来例を示すブロック図、第3図は基準信号の一例を示
す図、第4図および第5図はノイズレベル検出手段9の
他の一構成例を示すブロック図、第6図はノイズ量検出
手段103の一構成例を示すブロック図、第7図はノイ
ズ量検出手段103の他の一構成例を示すブロック図、
第8図はn回積分時の検出ノイズ量を示す図、第9図は
本発明の他の一実施例を示すブロック図、第10図はM
PU12の処理手順を示す図、第11図はMPU12の
他の処理手順を示す図、第12図は伝送方式と伝送路上
ノイズを示す図である。 1・・・アナログ信号入力端子、2・・波形等化された
デジタル信号出力端子、3・・・A/D変換器、4・・
・固定遅延手段、5・・・フィルタ、6・・・混合器、
7・・・基準信号検出手段、8・・マイクロコンピュー
タユニット、9・・・ノイズレベル検出手段、10・・
・基準信号のSN向上手段、11・・・マイクロコンピ
ュータユニット、12・・・マイクロコンピュータユニ
ット、101・・・基準レベル検出手段、102・・・
理想基準レベル発生手段、103・・・ノイズ量検出手
段、401・・・基準信号入力端子、402・・・ノイ
ズレベル出カ端子、4o3スイッチ、404・・・基準
レベルSN向上手段、601・・ノイズ量入力端子、6
02・・・理想基準レベル入力端子、603・・・減算
器、604・・・絶対値演算器、605・・・ノイズレ
ベル出力端子、701・・・ノイズ量積分手段第20 ゾー−− 男/ノ 区

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アナログ信号をサンプリングするA/D変換器と、
    前記A/D変換器の出力の伝送路歪を可変フィルタによ
    り補正する補正フィルタと、前記補正フィルタの出力信
    号から伝送路歪を検出するための伝送基準信号を検出す
    る基準信号検出手段と、伝送基準信号から伝送路歪を検
    出し、これを補正するように前記補正フィルタを制御す
    る波形等化制御手段とを具備した波形等化装置において
    、前記基準信号検出手段で検出された伝送基準信号の平
    坦な部分の信号を検出する基準レベル検出手段と、基準
    レベルの理想値を発生する理想基準レベル発生手段と、
    前記理想基準レベル発生手段と前記基準レベル検出手段
    とからそれぞれ導かれる信号の差から伝送基準信号のノ
    イズ量を検出するノイズ量検出手段とを具備することを
    特徴とする波形等化装置。 2、アナログ信号をサンプリングするA/D変換器と、
    前記A/D変換器の出力の伝送路歪を可変フィルタによ
    り補正する補正フィルタと、前記補正フィルタの出力信
    号から伝送路歪を検出するための伝送基準信号を検出す
    る基準信号検出手段と、伝送基準信号から伝送路歪を検
    出し、これを補正するように前記補正フィルタを制御す
    る波形等化制御手段とを具備した波形等化装置において
    、前記基準信号検出手段で検出された伝送基準信号の平
    坦な部分の信号を検出する基準レベル検出手段と、前記
    基準レベル検出手段から導かれた信号を2つの出力のう
    ちの1つを選択して出力するスイッチと、前記スイッチ
    の第1の出力から導かれる前記伝送基準レベルのSNを
    向上する基準レベルSN向上手段と、前記基準レベルS
    N向上手段から導かれる信号を理想基準レベルとし、こ
    の理想基準レベルと前記スイッチの第2の出力から導か
    れる信号との差から伝送基準信号のノイズ量を検出する
    ノイズ量検出手段とを具備することを特徴とする波形等
    化装置。 3、特許請求の範囲第1項において、前記波形等化制御
    手段はマイクロコンピュータユニットで成り、前記基準
    レベル検出手段と、前記理想基準レベル発生手段と、前
    記ノイズ量検出手段とを前記波形等化制御手段のソフト
    ウェアとして実現することを特徴とする波形等化装置。 4、特許請求の範囲第2項において、前記波形等化制御
    手段はマイクロコンピュータユニットで成り、前記基準
    レベル検出手段と、前記スイッチと、前記基準レベルS
    N向上手段と、前記ノイズ量検出手段とを前記波形等化
    制御手段のソフトウェアとして実現することを特徴とす
    る波形等化装置。 5、特許請求の範囲第1項または第2項において、前記
    ノイズ量検出手段は、混合器と絶対値演算器から成り、
    前記混合器により前記伝送基準レベルと前記理想基準レ
    ベルとの差を求め、前記絶対値演算器によりその差を絶
    対値演算することで前記伝送基準信号のノイズレベルを
    検出することを特徴とする波形等化装置。 6、特許請求の範囲第1項または第2項において、前記
    ノイズ量検出手段は、混合器と絶対値演算器とノイズ量
    積分手段から成り、前記混合器により前記伝送基準レベ
    ルと前記理想基準レベルとの差を求め、前記絶対値演算
    器によりその差を絶対値演算することでノイズ量を検出
    し、前記ノイズ量積分手段によりノイズ量を積分するこ
    とで前記伝送基準信号のノイズレベルを検出することを
    特徴とする波形等化装置。 7、特許請求の範囲第1項または第2項において、前記
    波形等化制御手段はマイクロコンピュータユニットで成
    り、前記基準信号検出手段の後段に基準信号のSNを向
    上する基準信号SN向上手段を具備し、前記基準信号S
    N向上手段の出力を前記波形等化制御手段に導き、波形
    等化制御手段はそのソフトウェアにて検出ノイズレベル
    が大きい場合には基準信号のSN向上の度合いを高くし
    、ノイズレベルが小さい場合には基準信号のSN向上の
    度合いを低くするように前記基準信号SN向上手段を制
    御することにより、ノイズが大きいときにも波形等化を
    可能とすることを特徴とする波形等化装置。 8、特許請求の範囲第1項または第2項において、前記
    波形等化制御手段はマイクロコンピュータユニットで成
    り、そのソフトウェアにて前記基準信号検出手段で検出
    された伝送基準信号から伝送路の伝送方式がAM方式で
    あるかFM方式であるかの違いによりノイズレベルの大
    小判定をする判定レベルの設定を行うことにより、伝送
    方式が変わってもノイズレベルに応じた波形等化を行う
    ことを特徴とする波形等化装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01231574A (ja) * 1988-03-11 1989-09-14 Nec Home Electron Ltd ゴースト除去装置

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