JPH03295797A - 鳥衝突防止装置 - Google Patents

鳥衝突防止装置

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JPH03295797A
JPH03295797A JP9722890A JP9722890A JPH03295797A JP H03295797 A JPH03295797 A JP H03295797A JP 9722890 A JP9722890 A JP 9722890A JP 9722890 A JP9722890 A JP 9722890A JP H03295797 A JPH03295797 A JP H03295797A
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JP
Japan
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aircraft
sound
pressure gas
hydraulic
airplane
Prior art date
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Pending
Application number
JP9722890A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumasa Sugiyama
杉山 勝昌
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は航空機に適用される鳥衝突防止装置に関する。
〔従来の技術〕
航空機においては鳥の衝突を避けるために従来は第7図
およびその一部の拡大図である第8図に示すように鳥の
きらう目玉のマーキングを行っている。
〔発明が解決しようとする課題〕
鳥と航空機の衝突は、飛行安全性に重大な影響を与える
とともに、部品費用、修理・補修費用などの経済上の損
失も大きく航空機を運航している会社にとっては大問題
である。
近年、飛行回数の増加、航空機の高速化・大型化、航空
機の低騒音化に伴う鳥の衝突回避能力の相対的低下、自
然保護思想の葛湯による鳥類生臭数の増加、自然環境破
壊から飛行場周辺が生奥地として最本適した場所になっ
たこと等により航空機への鳥衝突が増加している。
鳥が航空機J2に衝突する個所は一般的に、胴体前部の
レドーム、操縦席窓、エンジン等の航空機前面への衝突
が多く、水平尾翼、垂直尾翼への衝突は多くない。特に
エンジンへの鳥の衝突については、精密構造のため、エ
ンジン交換、ファンブレード交換が必要となり1機体他
部位への衝突に比べ損害(費用)が大きく、これを低減
できれば、運航会社にとっては大きなメリットとなる。
一般的に鳥衝突は、低高度以下で発生しており。
離着陸時に90チ以上発生している。すなわち、空港周
辺から鳥がいなくなれば、はとんど鳥と航空機との衝突
はなくなる。
従来は、航空機12の部位(%にエンジン22のスピナ
ー20)に第8図に示すような目玉のマーキング21を
行っている。しかし鳥13から目玉のマーキング2ノか
エンジン22の中にあるスピナー20の上に描かれてい
るため、見に〈<。
また薄暮、夜間にも航空機12は飛行するか、鳥13に
は、これを視認することが不可能であり。
十分な効果を上げていない。
この発明は、従来のものがもつ以上のような問題点を解
消させ、航空機12を安全かつ安価に運航できるシステ
ムを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成させるために、本発明は次のような構成
としている。すカわち、薄暮、夜間でも、航空機12の
存在が鳥13にもわかるように航空機12に音を発生さ
せる空砲を搭載する。この空砲は、高圧ガス貯器内の高
圧ガスを74イロツトが計器操作板を操作する′信号に
より弁が開となり、瞬間的に高圧ガスが空砲より噴出す
る際に音が発生する装置として作用する。
また、滑走路の近傍に数多くの空砲を設け、管制官によ
る操作スイッチの操作により、弁が開となり、高圧ガス
貯器内の高圧ガスが空砲から噴出し、そこで音が発生し
、この音で鳥13をおどして退散させる。航空機の滑走
路上の滑走とともに。
空砲の発する位置を変えて(航空機12の進行方向に空
砲の発する位置を変えていく)、鳥を退散させる。この
空砲の発する位置を変えるには、制御装置の制御により
実施され、それぞれの電気信号が配線によって各空砲に
伝達され1発砲して鳥を退散させる。
〔作用〕
第1図および第2図は空砲1を航空機12に搭載する場
合で、空砲15、弁2.高圧配管3、高圧ガス貯器4、
油圧配管7.油圧装置6.制御装置8゜配線9等から構
成され、パイロット11の計器操作板10の操作により
音が空砲1から発生し、鳥13を退散でき、航空機12
と鳥13との衝突を防止することができる。
パイロット11により計器操作板10が操作されると、
その電気信号が配線9を通って制御装置8に伝達され、
これにより制御された信号が油圧装置6に導かれ、油圧
配管7を介して油圧アクチエエータ50作用により弁2
が開となり、高圧ガス貯器4内の高圧ガスが高圧配管3
を通って空砲1より高圧ガスが噴出して音が発生する。
この音の発生する時間間隔、弁の開の状態の時間等は、
制御装置8の働きにより任意の値に設定できる。
空港を航空機12が離陸する場合、空港に航空機12が
着陸する場合に、パイロット11が計器操作板J(11
を操作することによシ音の発生する時期を選定する。こ
のように、音を発しながら航空機12が進んでいけば、
鳥13は航空機より離れるように退散していく。
第3図乃至第5図は空砲1を滑走路27のそばに設置し
た場合を示し空砲1.弁2、高圧配管3、高圧がス貯器
4、油圧アクチュエータ5、油圧配管7、油圧装置6、
制御装置14%配線19等から構成され、管制官16の
操作スメツチ15操作により、音が空砲1から発生し、
鳥13を退散でき、航空機12と鳥13との衝突を防止
することができる。
管制官16により、操作スイッチ15が操作されるとそ
の電気信号が配線9を通って制御装置14に伝達され、
これで制御された信号が油圧装置6に導かれ、油圧配管
7を介して、油圧アクチエエータ5の作用により弁2が
開となって、高圧ガス貯器4内の高圧ガスが高圧配管3
を通りて空砲1より高圧ガスが噴出して音が発生する。
この音の発生する時間間隔、弁の開の状態の時間等は、
制御装置14の働きにより、任意に設定できる。空港を
航空機が離陸する場合、空港に航空機が着陸する場合に
、管制官が操作スイッチを操作することにより音の発生
する時期を選定する。
このように滑走路のそばで、航空機が進行する方向に前
もって音が発生するようにしておけば、鳥は航空機より
離れるように退散していく。
〔実施例〕
本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。
第1実施例 本発明の第1実施例を第1図および第2図を参照しなが
ら説明する。第1図は第1実施例に係る全体の図を示し
、第2図は、各構成要素とその作用の流れを示すブロッ
ク図である。
空砲IFi航空機12の前部に搭載され、弁2゜油圧ア
クチエエータ5.油圧配管7.油圧装置6゜制御装置8
.配890高圧配管3.高圧ガス貯器4等から本システ
ムは構成される。
パイロット11による計器操作板10の操作により、そ
の操作の電気信号が配線9を通って制御装置8に伝達さ
れる。この制御装置8により、音の発生する時間間隔(
第6図参照)、弁2の開状態の時間等が任意の値に設定
され制御される。これらの制御された信号が油圧装置6
に導かれ、油圧配管7を介して、油圧アクチュエータ5
の作用によシ弁2が制御され、高圧ガス貯器4内の高圧
ガスが高圧配管3を通り空砲1よシ高圧がスが外部に噴
出して音を発生する。航空機12が空港よシ離陸する場
合には、離陸滑走開始前から音を発生させ、ある高度(
約300m)になると音の発生を停止する。航空機12
が空港に着陸する場合には、上記と反対に、ある高度(
約300m)以下になると、音の発生を開始し、着陸滑
走後航空機12が滑走路を離れるまで音を発生し続は航
空機12が滑走路を離れて、誘導路に入る所で音の発生
を停止する。このように、航空機12から音を発しなが
ら航空機12が進んでいけば、目の見えない鳥13でも
音によってにげて退散していき。
航空機12と鳥13とが衝突することが防止できる。
第2実施例 本発明の第2実施例を第3図乃至第5図を参照しながら
説明する。第3図は第2実施例に係る横から見た断面図
で、第4図は同じく上方から見た図で、第5図は各構成
要素とその作用の流れを示すブロック図である。
空砲1は滑走路27のそばに多数設置され、弁2、油圧
アクチエエータ5.油圧配管7.油圧装置6.制御装置
14.配線19.高圧配管3.高圧ガス貯器4等から本
システムは構成される。
管制官室で作業している管制官16による操作スィッチ
15操作によりその操作の電気信号が配線9を通って制
御装置14に伝達される。この制御装置8により、音の
発生する時間間隔(第6図参照)、弁2の開状態の時間
等が任意の値に設定され制御される。これらの制御され
た信号が油圧装置6に導かれ、油圧配管7を介して、油
圧アクチエエータ5の作用により弁2が制御され、高圧
ガス貯器4内の高圧ガスが高圧配管3を通り空砲1より
高圧ガスが外部に噴出して音を発生する。
航空機12が空港より離陸する場合には、離陸滑走開始
前から、航空機12に近い空砲1からはじめた順々に空
砲1から音を発生させ、近くにいるかもしれない鳥13
を追い払りて、航空機12を離陸させる。
航空機12が空港に着陸する場合には、航空機12が着
陸進入してくる一番近い空砲をならし続け、空港の滑走
路近くに航空機12がきたら、空砲1を順々に、航空機
12の進行方向に音の発生を変えていき、航空機12の
進行方向の鳥13f:追い払って航空機12を着陸させ
る。
〔発明の効果〕
以上のべてきたように本発明によれば、従来の方法に比
して鳥が航空機に衝突する事故をはるかに防止でき、空
港から航空機が離陸する場合、空港へ航空機が着陸する
場合の航空安全が確保され、航空機の修理に要する人工
費、経費等を大巾に減少できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係る全体図であり、第2
図は第1図の実施例のブロック図であシ。 第3図は本発明の第2実施例を示す図であり、第4図は
その上方から見た図であり、第5図はそのブロック図で
あシ、第6図は音発生の間隔を示す図であシ、第7図は
従来の方法による装置を示す図であり、第8図は第7図
の装置の一部を示す図である。 1・・・空砲、2・・・弁、3・・・高圧配管、4・・
・高圧がス貯器、5・・・油圧アクチエエータ、6・・
・油圧装置、7・・・油圧配管、8・・・制御装置、9
−・・配線、10・・・計器操作板、11−・・ノイロ
ット、12−・・航空機。 13・−鳥、14・・・制御装置、J 5−・・操作ス
イッチ、16・・・管制官、17−・・時間、18・−
・音発生、19・−・配線、20・・・スピナー 21
・・・目玉のマーキング、22・・・エンジン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 遠隔的に制御可能で加圧ガスにより駆動されて音響を発
    生する装置を航空機上、または滑走路の近傍に配置し、
    その発音およびその時間間隔を制御して鳥を退散させる
    ことを特徴とする鳥衝突防止装置。
JP9722890A 1990-04-12 1990-04-12 鳥衝突防止装置 Pending JPH03295797A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012098809A1 (ja) * 2011-01-20 2012-07-26 三菱重工業株式会社 防氷装置、翼、航空機および防氷方法
CN112461290A (zh) * 2020-11-09 2021-03-09 国网四川省电力公司阿坝供电公司 一种空气炮驱鸟监测***

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