JPH0329496A - 超音波アレイトランスデューサ - Google Patents

超音波アレイトランスデューサ

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Publication number
JPH0329496A
JPH0329496A JP1160965A JP16096589A JPH0329496A JP H0329496 A JPH0329496 A JP H0329496A JP 1160965 A JP1160965 A JP 1160965A JP 16096589 A JP16096589 A JP 16096589A JP H0329496 A JPH0329496 A JP H0329496A
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JP
Japan
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ultrasonic wave
transducer
ultrasonic
array transducer
array
Prior art date
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Pending
Application number
JP1160965A
Other languages
English (en)
Inventor
Kohei Higuchi
行平 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
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Filing date
Publication date
Application filed by Agency of Industrial Science and Technology filed Critical Agency of Industrial Science and Technology
Priority to JP1160965A priority Critical patent/JPH0329496A/ja
Publication of JPH0329496A publication Critical patent/JPH0329496A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ロボットや各種産業機器等に装備し、比較的
近い距離にある対象物体との間の距離を測定したり、あ
るいはフエーズドアレイ処理による対象物の超音波距離
信号の映像化によりその大きさや形状を認識したりする
ための超音波アレイトランスデューサに関するものであ
る。
(従来の技術) 近年安価で高性能なマイクロコンピュータが普及し、そ
れらを用いることにより様々な産業分野で自動化あるい
はロボソト化が進められつつある。しかし、現在実用化
されているロボット或るいは自動機器は、ある定まった
形、定まった大きさ、または定まった重さの物を持ち上
げたり運んだり、或るいは加工・組立等の作業を一定の
プログラムによってしか行うことができないのが現状で
ある。一方、消費者層の多様化により、多品種少量生産
の傾向が強くなり、FMS(フレキシブルマニュファク
チアリングシステム: FlexibleManufa
cturing System)と呼ばれる自動化技術
の開発が叫ばれている。このような自動化の流れに於で
は、ロボット或るいは自動機械は、人間の感覚器官に代
わる様々なセンサを装備し、それらの情報をもとに迅速
で的確な行動を行う必要がある。
ロボットがある対象物を持ち上げることを考えた場合、
まず視覚センサにより対象物を見つけ、次に近接覚セン
サにより対象物に近づき、最後に触覚センサの情報をも
とに対象物の硬さや握っている状態を知り、対象物を落
とさずに持ち上げる。
これらのセンサの中で近接覚センサは、視覚センサでは
捕らえることのできない近距離の距離情報を得るもので
、超音波を利用したものが測距精度から適していると考
えられている。更に、煙等の充満した不可視環境におい
て対象物の映像化するためには超音波による近距離セン
サは必要不可欠なものである。
従来、この種の超音波トランスデューサとしてPZT等
の圧電体の共振を利用したものが数多く市販されている
が周波数特性が狭く、また均一な特性を必要とするアレ
イ化が困難であるという欠点があった。また静電容量型
の超音波トランスデューサとして例えば、特願昭60−
289290号、特願昭62−70242号、特願昭6
2−70243号明細書等、或るいは1986年に開催
されたアイトリプルイー1986超音波シンポジウム予
稿集(IEEE 1986 UltrasonicsS
ymposium Proceding)頁559がら
562、および1987年に開催されたトランスデュー
サ”87予稿集(Transducers ’87 D
igest of Technical Papers
)頁414がら417  でHiguchi( 樋 口
) 、3uzuki( 鈴 木)、Tanigawa(
谷川)らの新しい提案がある。第2図(a)にその代表
的な構造を示す。図中101はシリコン基板、102は
シリコン酸化膜、103は下部篭極、107はシリコン
の異方性エッチング法により形或された空気溜である。
104はCVD酸化膜、106はアルミニウム蒸着膜(
上部電極105)で電極形威されたポリエステル膜とな
っている。第2図(b)は、表面の模式図である。その
動作原理は、所謂コンデンサスピーカおよびコンデンサ
マイクロフォンと類似の原理である。すなわち、下部電
極103と上部電極105の間に約30からIOOVの
直流バイアスを与え、交流信号を加えるとポリエステル
膜106が振動し、空気溜107に閉じ込められた空気
のバネ作用で空気中に超音波が送波され、一方超音波が
外部から入ってきたときはその圧力変化でポリエステル
膜106が振動し上部電極105と下部電極103で形
或される一対のコンデンサの容量が変化しその変化を電
気信号に変えることで超音波信号の受信が可能になるも
のである。特に第2図のように下部電極をアレイ電極と
しアレイの各電極に各々位相の異なる交流信号を入力し
た場合は、各超音波素子がら位相の異なる超音波が発振
され合成波はその位相により前方の任意の方向に向ける
ことが可能となる。また任意の方向から入った超音波信
号は、各電極がらの電気信号を遅延合威することにより
距離画像として再生することができる。特にこの構造の
超音波トランスデューサを受渡器として用いた場合、非
常に微弱な信号を壜幅する必要があるため第2図(e)
に示すような回路でインピーダンス変換を行い、増幅器
に出力゛している。
(発明が解決しようとする課題} 以上、例を用いて従来の静電型超音波トランスデューサ
及びそのインピーダンス変換部の説明を行った。この型
の超音波トランスデューサは増幅部や、信号処理部を同
一シリコン基板上に形戊でき、かつシリコン表面上に精
度よく形戒された多数の穴の大きさを変化させることに
より周波数帯域を制御することができるという優れた特
長を有している。しかしながら、この種のセンサをロポ
ット等に搭載した場合、モータや電源部からの電磁ノイ
ズを非常に受けS/N比が劣化することがわかった。
本発明の目的は、上記の欠点を除去したノイズに強い超
音波アレイトランスデューサを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明によれば、超音波アレイトランスデューサを二組
準備し、一つは超音波受波用とし、他方は超音波が入射
しないように表面を被いダミーとし、各対応するアレイ
トランスデューサの出力信号を差動で受けることを特徴
とした超音波アレイトランスデューサが得られる。
({’I’ Jl+ ) 本発明の超音波アレイトランスデューサでは、構造上二
種類のアレイトランスデューサが形威されており、一つ
は超音波信号を受信する本来の意味での超音波アレイト
ランスデューサであり、他方はアレイトランスデューサ
の形をしているが表面は超音波が入射しないように実装
したダミーである。これら二種類のトランスデューサの
各チャネルからの信号を差動で受けることにより、電磁
ノイズ等の同相部分を除去し、S/N比を上げるもので
ある。
(実施例) 以下、本発明を実施例に基づいて説明する。従来例と同
様な製造方法により第1図(a)に示すような構或のア
レイトランスデューサを作る。ここでは説明の都合上図
面ではポリエステル膜は描いていない。同図の上半分1
1は超音波が入射できるようにし、一方下半分12は超
音波が入射しないようにハウジングする。つまり上手分
11の保護カバーは穴のあいたもの(例えばネット状〉
とし下半分12の保1迂カバーは穴のあいていないもの
とする。超音波が入射しないように実装されたアレイト
ランスデューサをここではダミートランスデューサと呼
ぶ。このようにして得られたトランスデューサを第1図
(b)の回路図に示すように結線する。図中15はアレ
イトランスデューサ、16はダミートランスデューサで
ある。第1図(a)でいえば上半分1lと下半分12の
境界線をはさんで対応するトランスデューサに共通に直
流バイアス電源17からバイアスを加え出力を差動増幅
器18に入力する。このようにして得られた超音波アレ
イトランスデューサのチャネル1,2,・・・の出力1
,2,・・・を測定したところ、同相ノイズが除去され
S/N比が約3倍程度改善されることがわかった。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明の超音波アレイトラン
スデューサは、電磁ノイズや電源部からもれ込んでくる
ノイズが除去され、その結果、感6度が向上した。また
、このような差動構戒をとることにより、絶縁耐圧の大
きな結合コンデンサを省略し、小型の増幅器を各チャネ
ルに接続し、増幅器内蔵の超音波アレイトランスデュー
サ形戒できる利点も得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す図であり、(a)図はト
ランスデューサの表面模式図であり、(b)図はその回
路部の図である。第2図は、従来の超音波アレイトラン
スデューサの図であり、(a)図は断面模式図、(b)
図は表面模式図、(c)図は信号出力回路の図である。 図中の番号は以下のものを示す。 15・・・アレイトランスデューサ 16・・・ダミートランスデューサ 101・・・シリコン基板 102・・・シリコン酸化膜 103・・・下部電極 104・・・CVD酸化膜 105・・・上部電極 106・・・ポリエステル膜 107・・・空気溜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  超音波アレイトランスデューサを二組準備し、一つは
    超音波受波用とし、他方は超音波が入射しないように表
    面を被いダミーとし、各対応するアレイトランスデュー
    サの出力信号を差動で受けることを特徴とした超音波ア
    レイトランスデューサ。
JP1160965A 1989-06-26 1989-06-26 超音波アレイトランスデューサ Pending JPH0329496A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1160965A JPH0329496A (ja) 1989-06-26 1989-06-26 超音波アレイトランスデューサ

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JP1160965A JPH0329496A (ja) 1989-06-26 1989-06-26 超音波アレイトランスデューサ

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Publication Number Publication Date
JPH0329496A true JPH0329496A (ja) 1991-02-07

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ID=15726003

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1160965A Pending JPH0329496A (ja) 1989-06-26 1989-06-26 超音波アレイトランスデューサ

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JP (1) JPH0329496A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004501524A (ja) * 2000-01-14 2004-01-15 ポンペイ,フランク,ジョセフ パラメトリックオーディオシステム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51120779A (en) * 1975-04-16 1976-10-22 Hitachi Ltd Asoustic probe
JPS62149299A (ja) * 1985-12-24 1987-07-03 Agency Of Ind Science & Technol アレイ型超音波トランスデユ−サ

Patent Citations (2)

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JP4856835B2 (ja) * 2000-01-14 2012-01-18 ポンペイ,フランク,ジョセフ パラメトリックオーディオシステム

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