JPH03293807A - 圧電素子の製造方法 - Google Patents

圧電素子の製造方法

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JPH03293807A
JPH03293807A JP9736890A JP9736890A JPH03293807A JP H03293807 A JPH03293807 A JP H03293807A JP 9736890 A JP9736890 A JP 9736890A JP 9736890 A JP9736890 A JP 9736890A JP H03293807 A JPH03293807 A JP H03293807A
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JP
Japan
Prior art keywords
unit
frequency
piezoelectric element
end part
frequency adjustment
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Pending
Application number
JP9736890A
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English (en)
Inventor
Ryuhei Yoshida
吉田 竜平
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、圧電基板に振動電極を設けてなるユニット
に周波数調整用被膜を形成してその周波数を調整し、こ
れをカットして圧電素子を切り出す圧電素子の製造方法
に関する。
[従来の技術] 例えば、第4図に示すように、圧電基板22の両面に振
動電極23a、23bを形成してなる圧電素子21を製
造するための従来の方法としては、ユニットに周波数調
整用被膜を形成して周波数の調整を行った後、このユニ
ットをカットして圧電素子を切り出す方法がある。この
方法においては、第5図に示すように、圧電基板22の
両面に振動電極23a、23bを形成してユニット31
を作成した後、ユニット31の周波数を測定する。それ
から、ユニット31の長手方向に沿って、電極23a、
23bの重なり部分(lit動部)24に、周波数調整
用被膜としてレジストインク25を一定の厚みで塗布し
、ユニット31の周波数を降下させて所定の周波数に調
整する。その後、このユニット31をカットすることに
より圧電素子21(第4図)を切り出している。
〔発明が解決しようとする課題] しかし、上記従来の製造方法においては、通常、表面研
磨工程におけるラップ精度のばらつきから、ユニット3
1の厚みは一定ではなく、第6図に示すように、ユニッ
ト31の中央部では厚みが大きく、端部(周辺部)に向
かって厚みが小さくなっている。この中央部と端部では
、その厚みに通常的0.1〜1.0μm程度の差がある
ところで、周波数と振動部24の厚みとの間には、 fXt=C(一定) (ただし、 f:周波数、 t:素子の厚み、C:周波
数定数) という関係がある。したがって、第7図および第8図に
示すように、ユニット31の振動部24にレジストイン
ク25を一定の厚みで塗布することにより素子(振動部
24)の厚みを大きくして周波数の調整を行っても、ユ
ニット31の厚みのばらつきの影響は除去されず、圧電
素子21を切り出すユニット31の位置により、切り出
された圧電素子21の発振周波数にばらつきが生じると
いう問題点がある。
この発明は、上記の間組点を解決するものであり、ひと
つのユニットから周波数の集中度の高い複数の圧電素子
を得ることができる圧電素子の製造方法を提供すること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記問題点を解決するために、この発明にかかる圧電素
子の製造方法は、 圧電基板の表面に電極を形成してなるユニットに周波数
調整用被膜を形成して周波数の調整を行った後、前記ユ
ニットをカットして圧電素子を切り出す圧電素子の製造
方法であって、 前記周波数調整用被膜をスクリーン印刷によって形成す
るとともに、 前記スクリーン印刷において、ユニットの中央部に対応
する部分からユニットの端部に対応する部分仲向かつて
メツシュの粗さを密から粗に変化させた印刷パターンを
用いて印刷を行い、ユニットの中央部には薄く、端部に
は厚く周波数調整用被膜を形成することを特徴とする。
し作用] この発明の圧電素子の製造方法にお0ては、メツシュの
粗さを、ユニットの中央部に対応する部分では密に、ユ
ニットの端部に対応する部分で番よ粗になるように所定
のWl調で変化させた印刷ノくターンを用いてスクリー
ン印刷がおこなわれ、ユニットの中央部には薄く、端部
には厚く周波数調整用被膜が形成され、ユニット全体の
厚みのばらつきが修正され、一つのユニットから周波数
の集中度の高い複数の圧電素子を得ることができる。
[実施例] 以下、この発明の実施例を図に基づいて説明する。第1
図はこの発明の圧電素子の製造方法を説明する図であり
、ユニットに周波数調整用被膜を形成した状態を示す斜
視図、第2図は第1図のユニットを矢印Aの方向から見
た状態を示す図である。これらの図に示すように、圧電
基板2の両面に振動電極3a、3bを形成して作成した
ユニ・yト11の両面の、振動t&3a、3bの相対向
する部分〈振動部)4には周波数調整用のレジストイン
ク(周波数調整用被膜)5が塗布されている。
このレジストインク5は、ユニット11の中央部に対応
する部分では密に、ユニット11の端部に対応する部分
では粗になるように所定の階調で変化させた印刷パター
ン(マスク)を用いてスクリーン印刷を行うことにより
塗布する。すなわち、上述のようにメツシュの粗さを調
整した印刷パターン(図示せず)をユニット11上に置
き、該印刷パターン上にレジストインクを供給して、ユ
ニット11両面の振動部T#13a、3bの対向する部
分4を覆うように塗布する。このとき、印刷パターンの
中央部はメツシュが密でレジストインクの通過量が少な
いなめ、ユニット11の中央部には薄くレジストインク
が塗布され、印刷パターンの端部はメツシュが粗くレジ
ストインクの通過量が多いため、ユニット11の端部に
は厚くレジストインク(周波数調整用被膜)が塗布され
る。その結果、第2図に示すように、ユニット11全体
を通して振動部4の厚みのばらつきが修正され、ユニッ
ト11をカプトすることにより、周波数の集中度の高い
複数の圧電素子が得られる。なお得られる圧電素子は第
4図に示す圧電素子21と同機の構成を有する。
なお、上記実施例で用いた印刷パターンのメツシュの、
中央部から端部に向かって密から粗に変化するパターン
には、例えば、第3図(a)に示すような直線状、第3
図(b)に示すような双曲線状、および第3図(c)に
示すような階段状などのパターンが考えられるが、メツ
シュの粗さのパターンはこれらに特に限定されるもので
はなく、中央部から端部に向かって密から粗になってい
る種々のパターンを用いることができる。
また、上記実施例では周波数調整用被膜を形成する材料
として、レジストインクを用いているが、その材料は、
特に限定されるものではなく、スクリーン印刷を行うこ
とが可能な種々の材料を用いることができる。
[発明の効果] 以上のように、この発明の圧電素子の製造方法は、メツ
シュの粗さが、中央部から端部に向かつて密から粗にな
っている印刷パターンを用いてユニットに周波数調整用
被膜を形成するように構成しているので、ユニットの中
央部には薄く、端部には厚く周波数調整用被膜が形成さ
れ、ユニット全体の厚みのばらつきが修正される。した
がって、ラップ作業の精度を特に高く保持することなく
、ひとつのユニットから、周波数の集中度の高い複数個
の圧電素子を切り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例にかかるユニットを示す斜
視図、第2図は第1図のユニットを矢印Aの方向から見
た状態を示す図、第3図(a)。 (b)、(C)はこの発明の実施例にかかる製造方法に
おいて用いられる印刷パターンの粗密の状態を示すグラ
フ、第4図は従来の圧電素子の製造方法により製造され
た圧電素子を示すf4#1図、第5図はその圧電素子を
切り出すユニットを示す斜視図、第6図は第5図のユニ
ットを矢印Bの方向から見た状態を示す図、第7図は第
6図のユニットに周波数調整用被膜を形成した状態を示
す図、第8図は第7図の■−■線による断面図である。 2・・・・・・圧電基板 3a、3b・・・・・・振動電極 4・・・・・・振動部 5・・・・・・周波数l!整整波被 膜1・・・・・・ユニブト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧電基板の表面に電極を形成してなるユニットに
    周波数調整用被膜を形成して周波数の調整を行った後、
    前記ユニットをカットして圧電素子を切り出す圧電素子
    の製造方法において、 前記周波数調整用被膜をスクリーン印刷によつて形成す
    るとともに、 前記スクリーン印刷において、前記ユニットの中央部に
    対応する部分からユニットの端部に対応する部分に向か
    ってメッシュの粗さを密から粗に変化させた印刷パター
    ンを用いて印刷を行い、前記ユニットの中央部には薄く
    、端部には厚く周波数調整用被膜を形成すること を特徴とする圧電素子の製造方法。
JP9736890A 1990-04-11 1990-04-11 圧電素子の製造方法 Pending JPH03293807A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007000929A1 (ja) * 2005-06-29 2007-01-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 圧電共振器、圧電フィルタ、それを用いた共用器及び通信機器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007000929A1 (ja) * 2005-06-29 2007-01-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 圧電共振器、圧電フィルタ、それを用いた共用器及び通信機器
US7675389B2 (en) 2005-06-29 2010-03-09 Panasonic Corporation Piezoelectric resonator, piezoelectric filter, and duplexer and communication device using the same

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