JPH032931A - ファジィ推論演算方式 - Google Patents

ファジィ推論演算方式

Info

Publication number
JPH032931A
JPH032931A JP1135807A JP13580789A JPH032931A JP H032931 A JPH032931 A JP H032931A JP 1135807 A JP1135807 A JP 1135807A JP 13580789 A JP13580789 A JP 13580789A JP H032931 A JPH032931 A JP H032931A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuzzy
level
inference
level set
calculation method
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1135807A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyohiko Uehara
上原 清彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP1135807A priority Critical patent/JPH032931A/ja
Publication of JPH032931A publication Critical patent/JPH032931A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Executing Special Programs (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、ファジィ推論演算方式に関する。
(従来の技術) ファジィ推論は、各種制御の分野、人工知能の分野、意
志決定支援システムの分野など、多くの分野に4つたっ
てその応用が試みられ、その有効性が確認されている。
特に制御の分野で′は、ファジィ制御と称され、従来不
可能であった複雑なシステムの自動制御を可能にし、産
業上大きなインパクトを与えている。
これらの応用に於いて広く用いられるファジィ推論方式
は、前件部をAk後件部をBとする条件命題IF  A
  then  Bに事実A′を適合して、次式で示す
推論により、推論結果B′を得るものである。
条件命題:IF  A  then  B事    実
 : A′ 推論結果=B′ ところで、ファジィ推論の演算においては、従来、対称
とするファジィ集合が実数または自然数等の空間上にあ
る場合、そのファジィ集合をメンバーシップ関数で定義
して行っていた。−b−、ファジィ集合は、表現定理に
よればα−レベル集合の集合族によっても定義すること
が可能である。
α−レベル集合はファジィ集合の演算や関係式を計算す
る場合に非常に有効な表現形態である。
また、ファジィ推論処理システムをディジタル回路によ
り専用ハードウェアで実現する場合を考えると、ファジ
ィ集合を記憶するのに必要なメモリ容量や、ファジィ集
合を逐次修iEする場へ等に要する時間においてもα−
レベル集合の集合族による表現は有効である。
以下、この点に関し、詳細を補足する。
まず、空間U上のファジィ集合Aを定義するメンバーシ
ップ関数をμA  (u)とすると、Aのα−レベル集
合Aαは次式で定義される。
Aα= (u l μA  (Ll)≧α、u6U)α
((0,1,) 上式から明かなように、α−レベル集合はクリスプ集合
(非ファジィ集合)である。また、Aが凸ファジィ集合
の場合は、Aαは閉区間となる。
凸ファジィ集合とは、メンバーシップ関数μ(U)か次
式の条件を満足するファジィ集合をいう。
μ(λu+(1−λ)u)≧ rnin(μ(λu)、μ((1−λ)U))1≧λ≧
O 式(5)の条件を満たす関数を準凹関数という。
凸ファジィ集合の場合、α−レベル集合は閉区間となる
ため、ここでは次のように表現する。
Aα![u 1  、  u 、] 上述した定義に基づいて、ファジィ推論処理システムを
ディジタル回路により専用ハードウェアで実現する場合
を考える。
メンバーシップ関数を基本に考えると、1F意のファジ
ィ集合を記憶するのに必要なメモリ容量は全空間の要素
数Nたけ必要となる。これは、全空間の要素毎にメンバ
ーシップ・グレードを記憶する必要があるからである。
ところが、α−レベル集合で表現すると、メンバーシッ
プ・グレードをMレベルで表現する場合、2Mのメモリ
容量となる。すなわち、ここでは凸ファジィ集合を仮定
しているので、a−レベル集合は閉区間となり、その左
端と右端の2つの値を記憶すればよい。従って、すべて
のメンバーシップ・グレートにλIするα−レベル集合
を記tαすることを考えると、メンバーシップ・グレー
ドのレベル数Mの2倍に相自するメモリ容量が必要にな
る。
以上のことから、メンバーシップ関数を記tαする場合
は、全空間の要素数を多くすると、それに比例して必要
なメモリ容量が増加する。これに対して、レベル集合を
記憶する方法では、全空間の要素数に無関係となり、メ
ンバーシップ・グレートのレベル数にのみ依r7:する
。対象とするファジィ集合のダイナミックレンジを大き
く取るためにはレベル集合を記憶する方がa利である。
すなわち、次式の条件を満たす場合は、レベル集合の集
合族でファジィ集合を記憶する方がメモリ容量は少なく
てもよい。
N>>2M メモリ容量が少ないことは、メモリ容量自体の問題のみ
ならず、ファジィ集合の逐次修iE等を行う場合に、修
1L時間の短縮につながる。
同様の議論は拡張原理によるファジィ集合間の演算を行
う場合についても行える。
α−レベル集合は、ファジィ集合の演算や関係式を計算
する場合に非常に有効な表現形態である。
拡張原理によるファジィ集合間の演算は、メンバーシッ
プ関数による定義では、全空間の各要素についてメンバ
ーシップ・グレードを求めてファジィ集合を記憶するメ
モリに書き込まなくてはならない。ファジィ集合の2項
演算では、全空間の要素数がNの場合、N回のmin演
算と対象とする2項演算、メモリへの書き込みが必要と
なる。α−レベル集合による定義では、α−レベル集合
に相当する閉区間の左端、右端を与える数値の演算とな
るため、ディジタル処理を行うのに都合がよい。
凸ファジィ集合の2項の演算では、メンバーシップ・グ
レードのレベル数がMの場合、2〜1回の対象とする2
項の演算とメモリへの書き込みでよい。従って、拡張原
理によるファジィ推論の演算では、全空間の要素数が多
いほど、ファジィ集合はメンバーシップ関数による定義
よりもα−レベル集合による定義の方が有利である。
以上のことから、ファジィ推論エンジンをディジタル回
路によるハードウェアによって実現する場合、ファジィ
集合は、メンバーシップ関数により定義するよりも、α
−レベル集合により定義した方がよい。
(発明が解決しようとする課題) 従来、メンバーシップ関数をROMやRAMに記憶し、
メンバーシップ・グレードを求めたい要素に相当するア
ドレスによりアクセスする形態で、所望のメンバーシッ
プ・グレードを得ていた。
そのため、ファジィ集合を定義する全空間の要素数か多
い場合には、その要素数に比例したアドレス空間が必要
となり、多くのメモリ容量を必要とするという問題があ
る。これは、メモリ容は自身の問題のみならず、ファジ
ィ集合を学習等により逐次修i[する必要がある場合に
は、その処理時間の増大にもつながるという問題がある
。すなわち、全空間に対応するすべてのアドレスに格納
されているメンバーシップ・グレードをすべて書き直さ
なければならないのである。
そこで、本発明は、ファジィ集合を定義する全空間の要
素数が多くとも、少ないメモリ容はで、容易、迅速に処
理することができるファジィ推論演算方式を提供するこ
とを目的とする。
〔発明の11vt成〕 (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するための本発明は、条件命題の前件部
および後件部、事実、推論結果を規定するファジィ集合
をそれぞれAkB、A’  B’とし、AはI(個のフ
ァジィ集合Ak (Ic−1,2゜K)を論理積(AN
D)で結合したファジィ集合■Akとし、事実A′は に′個のファジィ集合Ak’  (k−1,2・・・・
・K’ )を論理積(AND)で結合したファジィ集合
1’jAh’ とするファジィ推論演算方式において、
前記条件命題の前件部のファジィ集合Aを定義する全空
間をUk、後件部のファジィ集合Bを定義する全空間を
Vとし、 前記事実のファジィ集合Ak のα−レベル集合と前記
条件命題の後件部のファジィ集合を定義する空間Vから
得られる直積Ak′α・A2’ α・・・・・Ak  
α・Vと、前記条件命題の前件部のファジィ集合n A
 b及び前記条件命題の後件部Bから得られるに+1項
のファジィ関係Rのa−レベル集合Rαとの論理積をと
り、 この論理積を前記空間V上に射影する事によって得られ
る集合が前記空間Uk上の要素に&、lする推論結果の
α−レベル集合と等しくなるための要素u’ = (u
’、、u’ 2 、・・・・・・uo )のファジィ集
合Aに対するメンバーシップ・グレードα°を予め、 このα゜を与える全ての要素U′に対する推論結果のα
−レベル集合が後件部のファジィ集合Bのとのα−レベ
ル集合になるかをレベルαて与えるテーブルを用意し、 前記α゜をキーとして前記テーブルをひくことて11t
られるレベルα から得られるBのα′−レベル集合B
α′を推論結果のファジィ集合B′のa−レベル集合B
′ αとすることを特徴とする。
(作用) 本発明のファジィ推論演算方式では、対象とするファジ
ィ集合がすべてα−レベル集合で規定でき、メンバーシ
ップ関数によりファジィ集合を規定する場合に比較して
、ファジィ集合を定義する全空間の要素数が多い場合で
も必要とするメモリ容量が少なくてよく、ファジィ集合
を学習などにより逐次修正する場合においても処理量が
少なくなる。
(実施例) 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。
まず、ここで対象とするファジィ推論は、次の形式に従
う拡張ファジィ推論によるものであるとする。
条件命題: l f [xisAk and xlsA
2ant1 ・−and x isA* ) ] th
en (YisB)事    実 :  (x  is
Ak  ’  )and(x  isA 2 ’  )
and−・・and(x IsA *  ) 推論結果:B′ ここで、Ah 、Ah  、B、B’は、いずれもファ
ジィ集合であり、ファジィ集合を定義する空間Uk、V
に対し以下の式で示されるものである。
また、前件部は、■Akで与えられ、八をmin演算と
して、次のように定義される。
推論結果B′は、AkとBから得られるに+1項ファジ
ィ関関係表n A * ’の合成演算によって求める。
ここでは、合成演算に11ax−1n合成を用いる。こ
の場合、推論結果B′は次式で求めることができる。
・・・八uh、(Llm))八u++  (ub lj
2%+・、  ljm  ; u):l’ /u  −
(3)上記のファジィ関係Rは次式で定義されるものに
R””’   μA+(u)  △II A2 (u 
)  Δμ^t(u)  △・・・△μAk (u) 
    ・・・ (6)但し、Δはmin演算を表す。
Rt)−μA+(u)* μ^2(u)* μ^t(1
7)*・ * μA−(u )    ・・・ (7)
但し、*は代数積を表す。
第1図は、本発明の実施例に係わるファジィ推論演算装
置の構成を示すブロック図である。
図示の通り、本例に示すファジィ推論演算装置は、入力
部1と、射影処理部2と、マツピングテーブル3と、B
α−メモリ4と、出力部5の直列回路で構成される。
射影処理部2ては、人力部1より人力される直viAk
+ ’ crXA2 (ZXAk  a×a    −
xAh’ α×Vとファジィ関係Rのα−レベル集合R
αの論理積をとり、空間V上に射影する事によって得ら
れる集合が空間Uk上の要素に対する推論結果のα−レ
ベル集合と等しくなるための要素0°−(uol + 
 u  2 +    ” u ’ @ )のファジィ
集合Aに対するメンバーシップ・グレードαを求めるも
のである。
マツピング・テーブル3は、α゜を!j、える要素U′
に対する推論結果のα−レベル集合が後件部のファジィ
集合Bのどのα−レベル集合になるかをレベルaて与え
るものである。
Bα−メモリ4は、α゜をキーとしてマツピング・テー
ブル3をひくことで得られるレベルα′から得られるB
α を与える。このBα′が推論結果のファジィ集合B
′のα−レベル集合B′ αとなる。
第2図はファジィ関係Rsに対する処理の説明図、第3
図はファジィ関係Rgに対する処理の説明図、第4図〜
第7図はファジィ関係Rs、Rg。
Rc、Rpにそれぞれ対応する処理フローチャー1・で
ある。
まず、ファジィ関係Rsを用いた場合の推論演算手法を
第1図、第2図及び第4図により示す。
射影処理部2では、ステップ401で次式によりα を
求める。
a” mm i n [μAh (uh、’ )、μ^
m (uh+’ )]ここで、u *+” u k、′
 はそれぞれファジィ集合Ak′のα−レベル集合を与
える閉区間の左端、右端である。
ステップ402で、マツピングテーブル3は、α゜≠0
を判別し、α゜≠0ならば、キーα に対し自身を与え
るものとする。すなわち、ファジィ関係Rsの場合は、
マツピングテーブル3からの出力はα゜となる。
従って、Ba−メモリ4にはこのα゜が人力され、ステ
ップ403でBa0が出力される。このBα°が推論結
果を与えるファジィ集合B′のα−レベル集合B′ α
となる。
ただし、ステップ402でα゜−0が判別された場合に
は、Ba−メモリ4は空間Vを与えるものとする。K−
2の場合についてこの処理を図示すると第2図のように
なる。
第2図において(a)(b)に示すファジィ集合のレベ
ル集合の左端及び右端が射影処理部2に与えられ、α゜
≠0のときこれら4個の端点のうち最小の値が採択され
、マツピングテーブル3を介してα゜またはVがBa−
メモリ4に出力され、ここでB′α−Ba0またはB′
α−φがjすられることが示されている。
次に、ファジィ関係Rgを用いた場合の推論演算手法を
第1図、第3図、第5図により示す。
射影処理部2ては、次式によりα を求める。
tl  :in t  n  [u^* (u 、’ 
 >+uA* (u k、′)、αコステップ501で
マツピング・テーブル3は、ファジィ関係Rsの場合と
同様、α。≠Oのときキーα に対しα゜自身を与える
ものとする。従って、Ba−メモリ4にはこのα゜が入
力され、Ba0が出力される。ステップ503てこのB
a。
が推論結果を与えるファジィ集合B′のα−レベル集合
B′ αとなる。但し、αo−0の場合、Ba−メモリ
4はこれをステップ502で判別してステップ504て
空間Vを与えるものとする。
第3図はに−2の場合についての処理を図示したもので
ある。図は(a)(b)に示す複数のファジィ集合の各
端点及びaが射影処理部2に1jえられ、マツピングテ
ーブル3及びBa−メモリ4でrn i n演算結果α
゜がα ≠0のとき、Ba−Ba、とされ、α゜−0の
ときBa が空間■とされることを示している。
ファジィ関係Rcを用いた場合の推論演算手法を第1図
、第6図に示す。
射影処理部2では、次式によりα°を求める(ステップ
601〜603)。
果が空集合φとなるか否か及びα、とαの大小関係によ
り、α゜を次式により求める(ステップ701〜705
)。
・・・ (8) マツピング・テーブル3は次式に従う(ステ11式%) 上式で与えられるα′により、α をレベルとするBの
α′−レベル集合Bα′を、推論結果を与えるファジィ
集合B′のα−レベル集合B′αとする(ステップ60
8〜610) ただし、α′がφの場合は、空集合φを
B′αとする。
最後に、ファジィ関係Rpを用いた場合の推論演算手法
を第7図に示す。
Aのレベルα、 wm lに対するα、−レベル集合A
α、とA′のレベルα1−1に対するα1−レベル集合
A′α、の論理積Aα1 nA’ (Zlの結αユくα
 の場合 ・・・(10) たたし、ここで、 al、、−tna  x  [μ^ (uhj’  )
、μ^ (uh、′ )]・・・ (11) とする。マツピング拳テーブルは次式に従う(ス%式%
) 上式で′iえられるα′により、α′をレベルとするB
のα′−レベル集合Bα を、推論結果を5えるファジ
ィ集合B′のα−レベル集合B′αとする。但し、α 
がφの場合は、空集合φをB′aとする。
以上説明したように、本例では、ファジィ集合を定義す
る全空間の要素数が多い場合でも必要と3るメモリ容量
が少なくて良く、ファジィ集合を学習などにより逐次修
正する場合に於いても処理量が少なくなる。また、拡張
原理によるファジィ集合間の演算は、レベル集合による
ファジィ集合の定義により非常に容易になり演算速度が
向上する。そのため、ファジィ推論エンジンに拡張原理
による演算を導入する場合において、ファジィ集合の表
現形態が統一され全体の処理効率が向上する。
更に、本手法ではα−レベル集合毎に独立して推論KW
が可能であるため、必要なメンバーシップ・グレードに
対する推論結果を得ることが可能である。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲で任意に変形して実施できる。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明は特許請求の範囲に記載の通りのフ
ァジィ推論演算方式であるので、ファジィ集合を定義す
る全空間の要素数が多くとも、少ないメモリ容量で、容
易、迅速に処理することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るファジィ推論装置を示
すブロック図、第2図及び第3図はファジィ関係Rs及
びRgの処理方式を示す説明図、第4図〜第7図はファ
ジィ関係Rs、Rg、Rc。 Rpの推論手順を示すフローチャートである。 1・・・人力部 2・・・射影処理部 3・・・マツピングテーブル 4・・・Bα−メモリ 5・・・出力部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)条件命題の前件部および後件部、事実、推論結果
    を規定するファジィ集合をそれぞれA、B、A′、B′
    とし、AはK個のファジィ集合A_k(k=1、2、・
    ・・・・・K)を論理積(AND)で結合したファジィ
    集合■A_kとし、事実A′はK′個のファジィ集合A
    _k′(k=1、2、・・・・・・K′)を論理積(A
    ND)で結合したファジィ集合■A_k′とするファジ
    ィ推論演算方式において、前記条件命題の前件部のファ
    ジィ集合Aを定義する全空間をU_k、後件部のファジ
    ィ集合Bを定義する全空間をVとし、 前記事実のファジィ集合A_k′のα−レベル集合と前
    記条件命題の後件部のファジィ集合を定義する空間Vか
    ら得られる直積A_1′α×A_2′α×・・・×A_
    k′α×Vと、前記条件命題の前件部のファジィ集合■
    A_k及び前記条件命題の後件部Bから得られるK+1
    項のファジィ関係Rのα−レベル集合Rαとの論理積を
    とり、 この論理積を前記空間V上に射影する事によって得られ
    る集合が前記空間U_k上の要素に対する推論結果のα
    −レベル集合と等しくなるための要素u゜=(u゜_1
    、u゜_2、・・・u゜_k)のファジィ集合Aに対す
    るメンバーシップ・グレードα゜を求め、 このα゜を与える全ての要素u′に対する推論結果のα
    −レベル集合が後件部のファジィ集合Bのどのα−レベ
    ル集合になるかをレベルαで与えるテーブルを用意し、 前記α゜をキーとして前記テーブルをひくことで得られ
    るレベルα′から得られるBのa′−レベル集合Bα′
    を推論結果のファジィ集合B′のα−レベル集合B′α
    とすることを特徴とするファジィ推論演算方式。
  2. (2)請求項1に記載のファジィ推論演算方式において
    、前記ファジィ集合A_k、A_k′のメンバシップ関
    数をそれぞれμ_A__k(u)、μ_A_k′(u)
    とし、A_k′のα−レベル集合を与える閉区間の左端
    右端をそれぞれu■、u■とするとき、前記α゜を、 α゜=m■n[μ_A_k(u■)、μ_A_k(U■
    )]によって求め、前記テーブルはα゜に対しα゜自身
    を与えるものとし、このテーブルをα゜をキーとして引
    くことで得られるα′が0でない場合はα′をレベルと
    するBのα′−レベル集合Bα′を、推論結果を与える
    ファジィ集合B′のα−レベル集合B′αとし、α′が
    0の場合は、空間V全体をB′αとすることを特徴とす
    るファジィ推論演算方式。
  3. (3)請求項1に記載のファジィ推論演算方式に於いて
    、前記ファジィ集合A_k、A_k′のメンバシップ関
    数をそれぞれμ_A(u)、μ_A_k′(u)とし、
    ファジィ集合A_n′のα−レベル集合を与える閉区間
    の左端右端をそれぞれu■、u■とするとき、前記α゜
    を、 α゜=m■n[μ_A_k(u■)、μ_A_k(μ■
    )、α]によって求め、前記テーブルはα゜に対しα゜
    自身を与えるものとし、このテーブルをα゜をキーとし
    て引くことで得られるα′が0でない場合はα′をレベ
    ルとするBのα′−レベル集合Bα′を、推論結果を与
    えるファジィ集合B′のα−レベル集合B′αとし、α
    ′が0の場合は、空間V全体をB′αとすることを特徴
    とするファジィ推論演算方式。
  4. (4)請求項1に記載のファジィ推論演算方式において
    、Aのα−レベル集合AαとA’のα−レベル集合A′
    αの論理積Aα■A′αの結果が空集合φとなるか否か
    により、前記α゜を、α゜=〔α、Aα∩A′α≠φの
    場合 〔φ、Aα∩A′α=φの場合とし、前記テーブルはこ
    のα゜により、 α′=〔α、α≦α゜の場合〔φ、α>α゜またはα゜
    =φの場合で、与えられるα′を与えるものとし、α′
    が0でない場合はα′をレベルとするBのα′−レベル
    集合Bα′を、推論結果を与えるファジィ集合B′のα
    −レベル集合B′αとし、α′がφの場合は、空集合φ
    をB′αとすることを特徴とするファジィ推論演算方式
  5. (5)請求項1に記載のファジィ推論演算方式において
    、 α_m=max[μ_A(u■)、μ_A(u■)]と
    したとき、 Aのレベルα_1=1に対するα_1−レベル集合Aα
    _1とA′のレベルα_1=1に対するα_1−レベル
    集合A′α_1の論理積Aα_1∩A′α_1の結果が
    空集合φとなるか否か及びα_mとαの大小関係により
    、前記α゜を、 α゜=〔1、Aα_1∩A′α_1≠φの場合〔a_m
    、Aα_1∩A′α_1=φかつα_m≧αの場合 〔φ、Aα_1∩A′α_1=φかつα_m<αの場合
    とし、前記テーブルはこのα゜により、 α′=〔α/α゜、α/α゜≦1の場合〔φ、α/α゜
    >1またはα゜=φの場合で与えられるα′を与えるも
    のとし、α′がφでない場合はα′をレベルとするBの
    α′−レベル集合Bα′を、推論結果を与えるファジィ
    集合B′のα−レベル集合B′αとし、α′がφの場合
    は、空集合φをB′αとすることを特徴とするファジィ
    推論演算方式。
JP1135807A 1989-05-31 1989-05-31 ファジィ推論演算方式 Pending JPH032931A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1135807A JPH032931A (ja) 1989-05-31 1989-05-31 ファジィ推論演算方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1135807A JPH032931A (ja) 1989-05-31 1989-05-31 ファジィ推論演算方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH032931A true JPH032931A (ja) 1991-01-09

Family

ID=15160284

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1135807A Pending JPH032931A (ja) 1989-05-31 1989-05-31 ファジィ推論演算方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH032931A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Yager Uninorms in fuzzy systems modeling
Cadiou et al. Recursive definitions of partial functions and their computations
WO1991014226A1 (en) Neuro-fuzzy fusion data processing system
US5189728A (en) Rule generating and verifying apparatus for fuzzy control
US5682466A (en) Information processing apparatus for obtaining output data from plural sets of input and output data values
KR100251443B1 (ko) 퍼지 논리 연산 수행 방법과 데이타 처리 시스템, 및 산술 연산 수행용 데이터 처리 시스템
US5537514A (en) Method of rearranging and method of coding fuzzy reasoning rules, and method of fuzzy reasoning processing in accordance with said rules
YEH Generating fuzzy rules from relational database systems for estimating null values
US5263127A (en) Method for fast rule execution of expert systems
EP0373492B1 (en) Processing unit using truth-valued flow
JPH032931A (ja) ファジィ推論演算方式
EP0372512A2 (en) Truth value generating basic circuit, and truth value generating circuit
Fryc et al. On fuzzy reasoning using matrix representation of extended fuzzy Petri nets
US5121466A (en) Processing unit using truth-valued flow
Chung et al. Building an influence diagram in a knowledge-based decision system
JPH10508124A (ja) 高分解能のファジィ推論プロセッサ用のルールデコーディングおよびルール評価装置
EP0372511A2 (en) Truth-valued-flow inference unit
Lee et al. A causal knowledge-driven inference engine for expert system
JPH08234986A (ja) 効率的なファジー論理操作を行なうためのデータ処理システムおよびその方法
Beuschel Virtual campus: scenarios, obstacles and experiences
Lin et al. Modeling and verification of fuzzy knowledge base with fuzzy colored Petri nets (FCPN)
EP0380785A2 (en) Programming unit for a truth value processing system
EP0472921B1 (en) Fuzzy inference system
Klein Towards a Generalization of Production Theory “Soft” Production Functions Using Fuzzy Set Theory
Nowicki et al. A hierarchical neuro-fuzzy system based on S-implications