JPH03290632A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH03290632A
JPH03290632A JP2092015A JP9201590A JPH03290632A JP H03290632 A JPH03290632 A JP H03290632A JP 2092015 A JP2092015 A JP 2092015A JP 9201590 A JP9201590 A JP 9201590A JP H03290632 A JPH03290632 A JP H03290632A
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JP
Japan
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window
circuit
aperture
zoom lens
signal
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Pending
Application number
JP2092015A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Kurashige
知行 倉重
Takuya Imaide
宅哉 今出
Hiroyasu Otsubo
宏安 大坪
Hiroyuki Tarumi
垂水 浩幸
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Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Video Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2092015A priority Critical patent/JPH03290632A/ja
Publication of JPH03290632A publication Critical patent/JPH03290632A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、撮像装置に係り、特に、その露光制御に関す
る。
[従来の技#i] 家庭用ビデオカメラでは、被写体の明るさが変化しても
出力信号の振幅が一定に保たれるように、すなわち、白
ピークが一定のレベルとなるように、入射光量に応じて
自動的に絞りを変化させるようにしたオートアイリス機
構(自動露光制御機構。
以下、AE機構という)が設けられている。AE機構に
ついては、たとえば特開昭56−19274号公報など
に記載されているが、以下、ビデオカメラに一般的に用
いられるAE機構について簡単に説明する。
第11図はかかるAE機構を示す構成図であって、lは
レンズ、2は絞り、3は撮像素子、4は信号処理回路、
5は出力端子、6は入力端子、7はウィンドウ回路、8
は検波回路、9は絞り駆動回路、10はスイッチ、11
は固定電圧源、12は可変電圧源である。
同図において、図示しない被写体からの光はレンズ1、
絞り2を通り、撮像素子3に入射されて被写体像が結像
される。撮像素子3はこの被写体像を走査し、この被写
体像を表わす電気信号を出力する。この電気信号は信号
処理回路4で処理されてビデオ信号が生成され、出力端
子5からカメラ出力として出力される。
信号処理回路4で生成されたビデオ信号の輝度信号はウ
ィンドウ回路7に供給され、入力端子6からのウィンド
ウパルスによって決定されるウィンドウ領域内の部分が
抜き取られる。このように抜き取られた輝度信号は検波
回路8で検波され、この輝度信号の振幅に応じて検波電
圧が絞り駆動回路9に供給される。検波回路8による検
波方法としては、ウィンドウ領域内の輝度信号の平均値
に応じた検波電圧を得る平均値検波、最大振幅値に応じ
た検波電圧を得るピーク値検波、これらの中間値の検波
電圧を得る検波などが用いられる。
絞り駆動回路9は、検波回路8からの検波電圧を固定電
圧源11からの基準電圧しての一定電圧とレベル比較し
、その比較結果に応じて絞り2を開閉するに れにより、撮像素子3の入射光量が増減しても、これに
応じて絞り2が開閉し、適正な露光状態が維持されて出
力端子5でのカメラ出力の振幅が一定に保たれる。
ところで、ビデオカメラで被写体を撮像する場合、逆光
や順光の条件により、目標被写体に対してその周囲が極
端に明るかったり、暗かったりするときがある。このよ
うな場合には、目標被写体が暗くなったり、明かる過ぎ
たりする。ウィンドウ回路7は、このような場合でも、
適正な露光条件で目標被写体を撮像できるようにするた
めのものである。
ウィンドウ回路7においては、画面の一部を抜き取るよ
うに、ウィンドウが設定される。第10図は画面上で表
した実際に用いられるウィンドウの例を示すものであっ
て、斜線でハツチングした領域の輝度信号が除かれ、白
抜きの領域の輝度信号が抜き取られて検波回路8に供給
される。
第12図(a)は画面上部の輝度信号が除かれるように
設定されたウィンドウの例を示すものである。実際のと
ころ、ビデオカメラで屋外撮像するときには1画面上部
に青空が入り、画面中央部に人物などの目標被写体が入
る場合が多い。このような場合、青空の明るさによって
目標被写体が暗くなることがある。特に、目標被写体が
日陰の中に在る場合には、たとえば人物の顔などが薄暗
くなる。このような場合、第12図(a)に示すように
ウィンドウを設定しておけば、青空の部分を除いて露光
制御が行なわれ、目標被写体が適正な露光が状態で、す
なわち、目標被写体から得られるカメラ出力の白ピーク
が一定のレベルとなるように、撮像されることになる。
この場合、再生画面上では、青空の部分が飽和して白く
つぶれるなどの問題が生ずるが、目標被写体を不適正な
露光状態で撮像することから比べると、格別大きな問題
ではない。
第12図(b)は画面周辺の輝度信号が除かれ、画面中
央部の輝度信号が抜き取られるように設定されたウィン
ドウの例を示すものである。このウィンドウによると、
逆光、順光といった条件に対し、かなり精度よく露光制
御が行なえる。しかし、その反面、目標被写体がウィン
ドウ領域からずれると、目標被写体のこのウィンドウ領
域からずれた部分が、ウィンドウ領域内の部分に比べて
、白くつぶれてしまったり、暗く沈みこんでしまったり
するという問題もある。
ところで、以上の説明では、説明を簡単にするために、
ウィンドウ回路7で設定されるウィンドウの画面上での
位置、大きさを一定とし、ウィンドウ領域外での輝度信
号は露光制御に全く寄与しないとしたが、実際には、ウ
ィンドウ領域内の輝度信号を重視するが、ウィンドウ領
域外の輝度信号も考慮し、これらウィンドウ領域内、外
の輝度信号に重みづけを行なって検波電圧を生成し、こ
の検波電圧によって露光制御を行なう場合が多い。
しかしながら、上記のようにウィンドウを用いて露光制
御を行なうことは、逆光や順光による悪影響をある程度
抑圧できるものの、極端な逆光や順光の場合、その悪影
響を完全に抑圧できるものではない。このために、ビデ
オカメラにおいては、第11図に示すように、固定電圧
源11とは別にボタンやボリウムなどの操作手段によっ
て出力電圧を変化させることができる可変電圧源12が
設けられ、極端な逆光や順光の場合には、スイッチ10
によって可変電圧源12の出力電圧を絞り駆動回路9の
基準電圧とし、この基準電圧を調整することによって逆
光や順光の悪影響を抑圧できるようにしている。
°[発明が解決しようとする課題] ところで、上記従来技術によると2画面上のウィンドウ
の大きさ、位置が固定されており、また。
ウィンドウ領域の内、外で重みづけされていても、これ
ら重み係数は一定である。このために、固定電圧源11
の出力電圧を絞り駆動回路9の基準電圧としておくと、
目標被写体をどのようにとっても同じ露光制御が行なわ
れてしまい、適正な露光状態で撮像できない場合もある
すなわち、目標被写体がビデオカメラの撮像視界内の人
物など一部のものであるときには、上記のように、この
目標被写体がウィンドウ領域内に入るようにして撮像す
れば、比較的適正な露光状態が得られるとしても、目標
被写体がビデオカメラの撮像視界全体にわたる全景であ
る場合には、ウィンドウ領域内で適正な露光状態が得ら
れ、全景に対しては適正な露光状態とはならない場合が
ある。
そこで、全景に対して適正な露光状態を得るためには、
スイッチ10が可変電圧源12を選択するようにし、ユ
ーザが操作手段を操作して可変電圧源12の出力電圧を
調整する必要がある。
このようなユーザによる調整はがなり頻繁に行なわれ、
AE機構が設けられているにもかがわらず、使い勝手の
点で問題があった。
本発明の目的は、かかる問題を解消し、ユーザの操作の
手間を省いて、ユーザが望む被写体に対して適正な露光
状態で撮像できるようにした撮像装置を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成すめために、本発明は、ズームレンズの
ズーム倍率を検出する手段と、該ズーム倍率に応じたビ
デオ信号の処理を行なって絞りの制御信号を生成する手
段とを設ける。
また、本発明は、目標被写体に対する逆光、順光の程度
を判定する判定回路と、該判定回路の判定結果に応じて
異なる・大きさのウィンドウが設定され撮像によって得
られたビデオ信号の該ウィンドウ領域内の部分を抜き取
るウィンドウ回路と。
該ウィンドウ回路で抜き取られたビデオ信号を検波する
検波回路と、該検波回路の検波出力に応じて絞りの開閉
量を制御する絞り縦動回路とを設ける。
[作用コ ズーム倍率を小さくしてズームレンズを広角側に設定す
る場合には、一般に、風景などの広範囲を目標被写体と
し、ズーム倍率を大きくしてズームレンズを望遠に設定
する場合には、一般に、風景中の人物など撮像視界内の
一部を目標被写体とする。したがって、ズームレンズを
広角側にした場合と望遠側にした場合とでは、最適な露
光状態に対する絞りの状態は異なることになる。
そこで1本発明では、撮像によって得られたビデオ信号
を処理して絞りの制御信号を生成するに際し、ズームレ
ンズのズーム倍率に応じてこのビデオイ=号の処理が異
ならせられ、これによってズーム倍率にかかわらず、常
に目標被写体を最適な露光状態で撮像できるようにして
いる。
ズームレンズが広角側に設定されているとき、ウィンド
ウ回路に画面中央の狭いウィンドウが設定されている場
合には、このウィンドウ領域内の被写体に対して最適な
露光状態となるから、ウィンドウ領域外では露光過剰と
なる場合がある。また、ズームレンズが望遠側に設定さ
れているとき。
ウィンドウ回路に略画面全体にわたる広いウィンドウが
設定されているときには1画面中央部での目標被写体に
対して露光不足となり、暗く沈んだ状態で目標被写体が
撮像されることがある。前者が順光が強い場合であり、
後者が逆光が強い場合である。
このような順光、逆光に対しては、得られたビデオ信号
の直流レベルなどビデ、オ侶号の信号分布が影響を受け
る。
そこで、本発明は、ビデオ信号の信号分布から逆光、順
光の程度を検出し、これに応じてウィンドウ回路で設定
されるウィンドウの大きさを変化させる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図は本発明による撮像装置の一実施例を示す構成図
であって、13はズームレンズ、14はズームリング、
15はポテンショメータ、16は絞り制御回路、17は
基準電圧源であり、第11図に対応する部分には同一符
号をつけて重複する説明を省略する。
同図において、信曽処理回路4で生成された輝度信号は
絞り制御回路16に供給され、基準電圧源17からの基
準電圧をもとに処理されて絞り2の制御信号(以下、絞
り制御信号という)が生成されるのであるが、また、ポ
テンショメータ15は、ズームレンズ13のズームリン
グ14の回動角を検出することにより、ズームレンズ1
3のズーム倍率を表わすズーム情報を出方し、絞り制御
回路16では、このズーム情報に応じて絞り制御信号の
生成処理が異ならされる。
ユーザが撮像装置で撮像する場合、撮像対象となる目標
被写体は大路次の2つに分類できる。
(1)風景、状況などの撮像視界全体 (2)人物の表情、動きなどのように、撮像視界内の特
定の一部 極く特殊な場合を除いて、上記(1)の目標被写体を撮
像する場合には、ズームレンズ13のズーム倍率を小さ
くして広角側とし、上記(2)の目標被写体を撮像する
場合には、ズームレンズ13のズーム倍率を大きくして
望遠側とする。そして、上記(1)の目標被写体を撮像
する場合には、撮像視界全体に対して適正な露光状態と
なるようにする必要があるし、(2)の目標被写体を撮
像する場合には、撮像視界中のこの目標被写体を含む一
部の領域に対して適正な露光状態となるようにする必要
がある。
絞り制御回路16では、第11図に示した従来技術のよ
うに、第12図(a)、(b)のようなウィンドウが設
定された輝度信号が抜き出され、検波されて基準電圧源
17からの基準電圧と比較され、絞り2の制御信号が生
成されるのであるが、さらに、ポテンショメータ15か
らのズーム情報により、たとえば基準電圧源17からの
基準電圧を変化させたり、検波出力や制御信号の利得を
変化させるなど、制御信号生成のための信号処理を異な
らせる。これにより、たとえば第12図(a)に示すよ
うなウィンドウが設定されている場合には、ズームレン
ズ13が望遠側のとき、広角側のときよりも絞り2の開
きが大きくなるようにし、第12図(b)に示すような
ウィンドウが設定されている場合には、ズームレンズ1
3が広角側のとき。
望遠側のときよりも絞り2の開きが小さくなるようにし
て、順光、逆光の影響を軽減でき、常に最適な露光状態
で目標被写体を撮像することができる。
第2図は本発明による撮像装置の他の実施例を示す構成
図であって、18は判定回路であり、第1図、第11図
に対応する部分には同一符号をつけている。
同図において、ウィンドウ回路7には、広範囲ウィンド
ウ用のウィンドウパルスWPIと、狭範囲ウィンドウ用
のウィンドウパルスWP2が供給されている。
一方、信号外ll1i回路4で生成された輝度信号は、
ウィンドウ回路7に供給されるとともに1判定回路18
に供給され、輝度信号の周波数分布などから逆光、順光
の程度が判定される。判定回路18のこの判定に応じて
、ウィンドウ回路7はウィンドウパルスWPI、WP2
のいずれか一方を選択し、これらのパルス幅に応じた大
きさのウィンドウを設定する。
そして、第11図に示した従来技術と同様に。
ウィンドウ回路7で設定されたウィンドウ領域内の輝度
信号が抜き出され、検波回路8で検波されて検波電圧が
生成される。絞り駆動回路9はこの検波電圧に応じて絞
り2を開閉制御する。
いま、ズームレンズ13が広角側に設定されているとき
、ウィンドウパルスWP2によって第12図(b)のよ
うに画面中央に狭い範囲のウィンドウが設定されている
場合、このウィンドウ領域内に対して最適な露光状態が
得られるから、このウィンドウ領域内よりも領域外で輝
度が高いと、再生画面では、ウィンドウ領域外の画像が
信号の飽和によって白くつぶれる場合がある。これは順
光が強すぎるからであり、ズームレンズ13を広角側に
するのは撮像視野全体を目標被写体とするのであるから
、このように画面全体にわたるコントラストが得られな
いのは好ましくない。
また、ズームレンズ13が望遠側に設定されているとき
、ウィンドウパルスWPIによって第12図(a)のよ
うに画面の略全体にわたる広い範囲のウィンドウが設定
されている場合、人物などの目標被写体の周辺で輝度が
高いと、逆光が強くなり、再生画面では、この目標被写
体の輝度が低くなるために、その画像が暗く沈んだもの
となる。
ところで、前者の順光が強い場合、信号処理回路4から
出力される輝度信号の直流レベルが異常に高くなり、ま
た、後者の逆光が強い場合、輝度が低い目標被写体が撮
像視界の広い範囲を占めるので、輝度信号の直流レベル
が異常に低くなる。
したがって1判定回路18は、この輝度信号の直流レベ
ルにより、順光、逆光を判定することができる。勿論、
輝度信号の他の信号分布から順光、逆光の程度を判定す
ることもできる。
ウィンドウ回路7では、上記前者の場合、判定回路18
で順光、逆光が強いと判定されたとき、ウィンドウパル
スWP2からウィンドウパルスwP1へ切り換えられ、
広い範囲のウィンドウが設定されるし、上記後者の場合
には、ウィンドウパルスWPIからウィンドウパルスW
P2へ切り換えられ、狭い範囲のウィンドウが設定され
る。
このようにして、目標被写体に対して、常に逆光、順光
の悪影晋を受けることなく、最適な露光制御が行なわれ
る。
第3図は本発明による撮像装置のさらに他の実施例を示
す構成図であって、19はウインドウノ(ルス選択回路
、20はズーム倍率判定回路であり。
第1図および第11図に対応する部分には同一符号をつ
けている。
第3図において、ズーム判定回路20番よ、ポテンショ
メータ15からのズーム情報により、ズームレンズ13
のズーム倍率を判定し、この判定結果に応じてウィンド
ウパルス選択回路19番才ウィンドウパルスWPI〜W
P4のいずれか1つを選択する。ウィンドウ回路7では
1、ウインドウノ(パルス選択回路19で選択されたウ
インドウノ(ルスに応じた範囲のつ′イントウが設定さ
れる。
ウィンドウパルスWP1〜WP2は、第4図(a)。
(b)に示すように、1水平走査期間H毎および1フイ
一ルド期間V毎に発生する高レベルのノ(パルスであっ
て、ウィンドウパルスWP1の)(ルス幅が最も広く、
ウィンドウパルスWPI、WP2.WP3゜WF2の順
にパルス幅が狭くなる。
ここでは、ズーム倍率判定回路20において、ズームレ
ンズ13のズーム倍率が4つの領域、たとえば。
1〜3倍の第1の領域 3〜5倍の第2の領域 5〜7倍の第3の領域 7〜10倍の第4の領域 に区分されており、第1の領域が最も広角側、第4の領
域が最も望遠側となる。
ズームレンズ13に設定されているズーム倍率が上記第
1の領域にあるときには、ウィンドウパルス選択回路1
9は第4図に示すウィンドウパルスWPIを選択する。
同様にして、ズームレンズ13に設定されているズーム
倍率が上記第2.第3もしくは第4の領域にあるときに
は、ウィンドウパルス選択回路19は夫々ウィンドウパ
ルスwP2、WF2もしくはWF2を選択する。したが
って、ウィンドウ回路7に設定されるウィンドウは、ウ
ィンドウパルス選択回路19がウィンドウパルスWPI
を選択したとき最も範囲が広く、ウィンドウパルス選択
回路19がウィンドウパルスWP4を選択したとき最も
範囲が狭い。
第5図は画面上でみたウィンドウ回路7で設定されるウ
ィンドウを示すものであって、破線でもってウィンドウ
領域を表わしている。
第5図(a)はズームレンズ13のズーム倍率を上記第
1の領域内に設定し、ウィンドウパルスvPlが選択さ
れた場合を示しており、ウィンドウは、第12図(a)
のように、画面上部を除いて広い範囲に設定される。こ
のウィンドウ領域内の輝度信号がウィンドウ回路7で抜
き取られ、検波回路8で検波されてその検波電圧に応じ
て絞り2が開閉制御される。したがって、撮像視野的全
体の風景や状況などを最適な露光状態で撮像できる。
また、第5図(b)はズームレンズ13のズーム倍率を
上記第4の領域内に設定し、ウィンドウパルスWP4が
選択された場合のウィンドウ領域を示しており、破線で
示すように、画面の中央部に狭い範囲でウィンドウが設
定される。この場合には、望遠でとられる人物の顔など
のウィンドウ領域内の目標被写体が最適な露光状態とな
るように、絞り2の開閉が制御される。
ウィンドウパルスWP2.WP3が選択されたときには
、第5図(a)で示したウィンドウと第5図(b)で示
したウィンドウとの間の大きさのウィンドウが設定され
る。
以上のように、この実施例では、ズームレンズ13のズ
ーム倍率に応じて設定されるウィンドウ領域が変化し、
これによって、たとえばNTSC方式である場合、常に
白ピークが714 m V(100IRE)となるよう
に、目標被写体が最適な露光状態で撮像される。
なお、この実施例では、ズームレンズ】3のズーム倍率
を4つの領域に区分したが、これに限らず、2以上の領
域に区分すればよい、また、ウィンドウ領域内、外で重
みづけするようにしても、同様の効果が得られる。
第6図は本発明による撮像装置のさらに他の実施例を示
す構成図であって、第1図、第11図に対応する部分に
は同一符号をつけている。また、第7図は第6図におけ
る各部の信号を示す図であって、第6図に対応する信号
には同一符号をつけている。
第6図および第7図において、ウィンドウ回路7には、
広パルス幅のウィンドウパルスWPIと狭パルス幅のウ
ィンドウパルスWP2が供給されている。ウィンドウ回
路7では、第8図に示すように、ウィンドウパルスWP
Iによって画面上部を除いた一点鎖線で示す広範囲のウ
ィンドウとウィンドウパルスWP2によってこの広範囲
のウィンドウ内の破線で示す狭範囲のウィンドウとが設
定されるが、これにより、画面が広範囲のウィンドウ領
域内で狭範囲のウィンドウ領域を除いた領域Aと、狭範
囲のウィンドウ領域内の領域Bとに区分される。
信号処理回路4からの輝度信号S1は、ウィンドウ回路
7において、ウィンドウパルスWPIで設定された第8
図の一点鎖線で示すウィンドウ領域内の部分が抜き取ら
れ、検波回路8に輝度信号S2として供給されるのであ
るが、このとき、ポテンショメータ15から出力される
ズーム情報v2により、ズームレンズ13のズーム倍率
に応じて第8図に示す領域Aでの利得が変化させられる
すなわち、ズームレンズ13のズーム倍率が最小で広角
であるときには、第7y!IS、のaで示すように、領
域Aの利得は領域Bの利得に等しい。
そして、ズーム倍率が大きくなるにつれて領域Aの利得
が減少して第7図S、のす、cと変化し、ズーム倍率が
最大で望遠のときには、第7図82のdに示すように、
領域Aの利得は最小となる。
このように、この実施例では、ズームレンズ13のズー
ム倍率に応じて領域Aの利得を変化させることにより、
露光制御に対する領域Aの寄与の度合が変化することに
なり、したがって、第3図に示した実施例のように、ズ
ーム倍率に応じて設定されるウィンドウの大きさが変化
するのと等価なものとなる。
したがって、この実施例では、第3図に示した実施例と
同様の効果が得られるが、ウィンドウパルスとしては最
も広い範囲のウィンドウを形成するためのウィンドウパ
ルスと最も狭い範囲のウィンドウを形成するためのウィ
ンドウパルスとの2つのウィンドウパルスのみでよく、
ウィンドウパルス発生手段の構成が簡略化されるし、ま
た、第3図におけるズーム倍率判定回路20やウィンド
ウパルス選択回路19が不要となり、さらには、第3図
に示した実施例のようなウィンドウパルスの切換時での
ノイズの発生を防止することもできる。
第9図は第6図におけるウィンドウ回路7の一具体例を
示す回路図であって、21〜24は入力端子、25.2
6はスイッチ、27は定電圧源、2°8は出力端子、R
slwR,、、Roは抵抗、Q工〜Q、はトランジスタ
であり、第6図に対応する部分、信号には同一符号をつ
けている。
同図において、入力端子23には信号処理回路4(第6
図)から出力される輝度信号S□が供給される。この輝
度信号S□は、一方では、スイッチ25により、入力端
子22から供給されるウィンドウパルスWPIのパルス
期間抜き取られ、他方では、スイッチ26により、入力
端子21から供給されるウィンドウパルスWP2のパル
ス期間抜き取られる。したがって、スイッチ25の出力
信号P□は第7図82のaで示すような信号となり、抵
抗Rm、を介してトランジスタQ□tQzのエミッタに
供給される。また、スイッチ26の出力信号P2は第7
図82のdで示すような信号となり、抵抗R02を介し
てトランジスタQ、、Q、のエミッタに供給される。
トランジスタロ工、Q4のベースには定電圧源27から
電圧v8が印加され、トランジスタQ、、Q。
のベースには入力端子24からズーム情報電圧v2が印
加されている。また、トランジスタQ、、Q。
のコレクタは電源端子に接続されており、トランジスタ
Q2.Q、のコレクタは、出力端子28に接続されてい
るとともに、抵抗Rcを介して電源端子にも接続されて
いる。
ズーム情報電圧v2は、第10図に示すように。
ズーム倍率が最小のとき(広角のとき)i&大であって
電圧vRよりも高く、ズーム倍率が大きくなるとともに
低下して電圧Vlよりも低くなり、最大のズーム倍率(
望遠)で最小となる。また、ズ−ム情報電圧v2が最小
のときには、トランジスタQ、、Q3がカットオフし、
ズーム情報電圧vzが最大のときには、トランジスタQ
、、Q、がカットオフする。
いま、R、1= R−x = Rcとすると、ズーム倍
率が最小でズーム情報電圧V!が最大とすると、トラン
ジスタQ、、Q、がカットオフするから、信号電流は、
スイッチ25がウィンドウパルスWPIでオンしたとき
のみ、抵抗RC、トランジスタQ2、抵抗Relを介し
て流れ、出力端子28に、第7図82のaで示すように
、抜き取られた輝度信号S2が得られる。
ズーム情報電圧v2をその最大値から順次低下させてい
くと、スイッチ25がオンする期間、トランジスタQ、
に信号電流が流れ始めて順次増大し、これとともにトラ
ンジスタQ、に流れる信号電流が減少していく、このた
めに、出力端子28に得られる輝度信号S2のレベルは
、第7図82のす、cでのウィンドウパルスWPIのパ
ルス期間内でウィンドウパルスWP2のパルス期間外で
示すように、レベルが低下していく、入力端子21から
入力されるウィンドウパルスWP2によってスイッチ2
6もオンするときには、抵抗R0,にも信号電流が流れ
、その一部が抵抗Re、トランジスタQ4を介し、残り
がトランジスタQ3を介して流れる。したがって、抵抗
Rcに流れる信号電流はトランジスタQ、、 Q、に流
れる信号電流の合成電流であり、また、トランジスタQ
、、Q、に流れる信号電流が等しく、トランジスタQ、
、 Q、に流れる信号電流も等しいから、この場合の出
力端子28に得られる輝度信号S2は、ズーム情報電圧
v2が最大である上記の場合と同じレベルである。
ズーム情報電圧V工が最小となると、トランジスタQ、
、Q、がカットオフし、ウィンドウパルスWP2によっ
てスイッチ26がオンしたときのみ、入力された輝度信
号S1に対する信号電流がトランジスタQ4を介するよ
うに抵抗Rcに流れ、出力端子28に、第7図82のd
で示すように、ウィンドウパルスWP2で抜き取られた
輝度信号S2が得られる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、ユーザの操作を
必要とすることなく、順光、逆光のもとでも、ユーザが
所望する任意の目標被写体を常に最適な露光状態で撮像
することができ、使い勝手が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は夫々本発明による撮像装置の実施例を
示す構成図、第4図は第3図に示した実施例の動作を示
す図、第5図は第3図におけるウィンドウ回路で設定さ
れるウィンドウの例を示す図、第6図は本発明による撮
像装置の他の実施例を示す構成図、第7図は第6図にお
ける各部の信号を示す図、第8図は第6図におけるウィ
ンドウ回路で設定されるウィンドウの例を示す図、第9
図は第6図におけるウィンドウ回路の一具体例を示す回
路図、第10図はズーム倍率に対する第9図のズーム情
報電圧の関係を示す図、第11図は従来の撮像装置の一
例を示す構成図、第12図は第11図におけるウィンド
ウ回路に設定されるウィンドウの例を示す図である。 2・・・・・・絞り、3・・・・・・撮像素子、7・・
・・・・ウィンドウ回路、8・・・・・・検波回路、9
・・・・・・絞り輛動回路。 13・・・・・・ズームレンズ、14・・・用ズームリ
ング、15・・・・・・ポテンショメータ、16・・・
・・・絞り制御回路、18・・・・・・判定回路、19
・・・・・・ウィンドウパルス選択回路、20・・・・
・・ズーム倍率判定回路。 第 図 第 図 PI 第 図 (0) (b) 第 1゛る WP+ 第 図 第 図 (a) (b) 第 ア 図 第 4 第 9 図 1 第 0 図 ス゛−A#申 0 第 1 図 第 2 図 (a) (b)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ズームレンズ、絞りを介して被写体を撮像し、ビデ
    オ信号を得るようにした撮像装置において、 該ズームレンズのズーム倍率を検出する手段と、 該手段の検出出力が供給され、該ズーム倍率に応じた該
    ビデオ信号の処理を行なつて制御信号を生成する手段と を設け、該制御信号によつて該絞りを開閉制御すること
    を特徴とする撮像装置。 2、ズームレンズ、絞りを介して被写体を撮像し、ビデ
    オ信号を得るようにした撮像装置において、該ビデオ信
    号から該被写体に対する逆光、順光の程度を判定する判
    定回路と、 該判定回路の判定結果に応じて異なる大きさのウィンド
    ウが設定され、該ビデオ信号の該ウィンドウ領域内の部
    分を抜き取るウィンドウ回路と、 該ウィンドウ回路の出力信号を検波する検波回路と、 該検波回路の検波出力に応じて該絞りの開閉量を制御す
    る絞り駆動回路と を設け、被写体に対する逆光、順光による影響を低減可
    能に構成したことを特徴とする撮像装置。 3、ズームレンズ、絞りを介して被写体を撮像し、ビデ
    オ信号を得るようにした撮像装置において、該ズームレ
    ンズのズーム倍率を判定する判定回路と、 該判定回路の判定結果に応じて異なる大きさの複数種の
    ウィンドウの1つが選択されて設定され、該ビデオ信号
    の設定された該ウィンドウ領域内の部分を抜き取るウィ
    ンドウ回路と、該ウィンドウ回路の出力信号を検波する
    検波回路と、 該検波回路の検波出力に応じて該絞りの開閉量を制御す
    る絞り駆動回路と を設けたことを特徴とする撮像装置。 4、ズームレンズ、絞りを介して被写体を撮像し、ビデ
    オ信号を得るようにした撮像装置において、該ズームレ
    ンズのズーム倍率を検出する手段と、 第1のウィンドウ領域と該第1のウィンドウ領域内に含
    まれる第2のウィンドウ領域とが設定され、該ビデオ信
    号の該第1のウィンドウ領域内の部分を抜き取るととも
    に、該ビデオ信号の該第1のウィンドウ領域内であつて
    該第2のウィンドウ領域外の領域内の部分の利得を前記
    手段によつて検出されたズーム倍率に応じて変化させる
    ウィンドウ回路と、 該ウィンドウ回路の出力信号を検波する検波回路と、 該検波回路の検波出力に応じて該絞りの開閉量を制御す
    る絞り駆動回路と を設けたことを特徴とする撮像装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0559479A2 (en) * 1992-03-05 1993-09-08 Sony Corporation Iris control
JP2001222048A (ja) * 2000-02-08 2001-08-17 Olympus Optical Co Ltd カメラ

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EP0559479A3 (en) * 1992-03-05 1994-09-07 Sony Corp Iris control
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