JPH03286918A - 火炉の還元性腐食低減装置 - Google Patents

火炉の還元性腐食低減装置

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JPH03286918A
JPH03286918A JP8486590A JP8486590A JPH03286918A JP H03286918 A JPH03286918 A JP H03286918A JP 8486590 A JP8486590 A JP 8486590A JP 8486590 A JP8486590 A JP 8486590A JP H03286918 A JPH03286918 A JP H03286918A
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JP
Japan
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furnace
wall
pulverized coal
air port
lower air
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Application number
JP8486590A
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English (en)
Inventor
Yoshimitsu Tsumita
積田 佳満
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、火炉の還元性腐食低減装置に関するもので、
たとえば、多数の蒸発管とその間にフィンを有する炉壁
パネルを濡え、かつ、二段燃焼を行なう微粉炭焚きボイ
ラ火炉などの還元性腐食低減装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種のボイラ火炉は、たとえば、第2図に示す
ような構成からなっている。
同図において、21は多数の蒸発管とその間にフィンを
有する炉壁パネルからなる二段燃焼微粉炭焚きボイラ火
炉、22は上段バーナ、23は下段バーナ、24はオー
バーエアポートである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、公害規制の強化に伴ない、最近この種の
ボイラ火炉21においては、より低窒素酸化物の要求が
なされ、これに対する対策として、バイアス燃焼を行な
う場合、ボイラ火炉21の炉壁内面が還元性雰囲気ガス
(Feを腐食させるH2SやCOガスなど)にさらされ
るため、腐食による減肉が発生するという問題点がある
本発明は、上記のような問題点を解決しようとするもの
である。すなわち、本発明は、炉壁内面が還元性雰囲気
ガスにさらされることを極力防止するようにした火炉の
還元性腐食低減装置を提供することを目的とするもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、多数の蒸発管と
その間にフィンを有する炉壁パネルを備え、かつ、二段
燃焼を行なう微粉炭焚き火炉において、微粉バーナより
下位の火炉コーナ部の火炉壁にローア−エアポートを設
けるか、あるいは微粉炭バーナのバーナゾーンの直上部
炉周の前記フィンにウオールエアポートを設けるか、ま
たはそのローア−エアポートとウオールエアポートの両
方を設けたものにした。
〔作用〕
本発明によれば微粉炭バーナより下位の火炉のコーナ部
、あるいはバーナゾーンの直上部炉周、またはその両方
に、つまり、Feを腐食させるH2SやCOガスの濃度
の大きい所に、エアポートが設けられているので、その
部の炉壁内面が還元性雰囲気ガスにさらされることが緩
和され、これにより、前述の減肉が著しく低減される。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例を示している。
同図においては、lは多数の蒸aVとその開にフィンを
有する炉壁パネルからなる二段燃焼微粉炭焚きボイラ火
炉、2はその一方の火炉壁、3は他方の火炉壁、4は上
段微粉炭バーナ、5は下段微粉炭バーナ、6は該微粉炭
バーナ5より下位の火炉コーナ部の前記一方の火炉壁2
に設けられたローア−エアボルト、7は該微粉炭バーナ
5より下位の火炉コーナ部の前記他方の火炉壁3に設け
られたローアエアポート、8は該上段微粉炭バーナ4の
バーナゾーンの直上部炉周の前記フィンに設けられた上
段ウオールエアポート、9は該下段微粉炭バーナ5のバ
ーナゾーンの直上部炉周の前記フィンに設けられた下段
ウオールエアポート、10はインターステジエアボ〜ト
、11はオーバーエアポートである。そして、前記ロー
ア−エアポート6と7は円孔で、かつ、段違いに設けら
れている。また前記ウオールエアポート8と9はスリッ
ト孔で、かつ、蒸発管数本に対して1つの割合いで、等
ピッチで、フィンに切欠き状に設けられており、しかも
、炉全周にわたって配列状に設けられている。
第1図に示すように構成された火炉の還元性腐食低減装
置においては、微粉炭バーナ4,5より下位のボイラ火
炉1のコーナ部にローア−エアポート6.7が設けられ
、バーナゾーンの直上部炉周にウオールエアポート8,
9が設けられているので、つまり、Feを腐食させるH
2SやCOガスの濃度の大きい所にローア−エアポート
6.7およびウオールエアポート8゜9が設けられてい
るので、その部の炉壁内面が還元性雰囲気ガスにさらさ
れることが防止され、これにより、炉壁内面の減肉が著
しく低減される。またローア−エアポート6とローア−
エアポート7が段違いになっているので、気流の干渉が
防止される。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、金属を腐食させ
るガスの濃度の大きい所にエアポートを設け、酸素を供
給できるので、その部の炉壁内面が還元性雰囲気ガスに
さらされることがなくなって腐食が防止され、したがっ
て、前記炉壁内面の減肉が著しく低減される効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示した一部切欠斜視図、第
2図は従来の技術の一例を示した一部切欠斜視図である
。 1・・・ボイラ火炉、2,3・・・火炉壁、4.5・・
・微粉炭バーナ、6,7・・・ローア−エアポート、8
.9・・・ウオールエアホト。 茶 喝

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、多数の蒸発管とその間にフィンを有する炉壁パネル
    を備え、かつ、二段燃焼を行なう微粉炭焚き火炉におい
    て、微粉炭バーナより下位の火炉コーナ部火炉壁に設け
    られたローアーエアポートを備えていることを特徴とす
    る、火炉の還元性腐食低減装置。 2、多数の蒸発管とその間にフィンを有する炉壁パネル
    を備え、かつ、二段燃焼を行なう微粉炭焚き火炉におい
    て、微粉炭バーナのバーナゾーンの直上部炉周の前記フ
    ィンに設けられたウオールエアポートを備えていること
    を特徴とする、火炉の還元性腐食低減装置。 3、多数の蒸発管とその間にフィンを有する炉壁パネル
    を備え、かつ、二段燃焼を行なう微粉焚き火炉において
    、微粉炭バーナより下位の各火炉コーナ部の火炉壁それ
    ぞれに設けられたローアーエアポートと、微粉炭バーナ
    のバーナゾーンの直上部炉全周にわたつて一部の前記フ
    ィンに設けられたウオールエアポートとを備えているこ
    とを特徴とする、火炉の還元性腐食低減装置。 4、ローアーエアポートが円孔で、かつ、一方の火炉壁
    のローアーエアポートと他方の火炉壁のローアーエアポ
    ートとが上下に段違いに設けられている請求項1または
    3記載の火炉の還元性腐食低減装置。 5、ウオールエアポートがスリット孔で、かつ、蒸発管
    数本に対して1つの割合でフィンに切欠き状に設けられ
    ている請求項2または3記載の火炉の還元性腐食低減装
    置。 6、ウオールエアポートが等ピッチで設けられている請
    求項2、3または5記載の火炉の還元性腐食低減装置。
JP8486590A 1990-04-02 1990-04-02 火炉の還元性腐食低減装置 Pending JPH03286918A (ja)

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