JPH0328575Y2 - - Google Patents

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JPH0328575Y2
JPH0328575Y2 JP1984145318U JP14531884U JPH0328575Y2 JP H0328575 Y2 JPH0328575 Y2 JP H0328575Y2 JP 1984145318 U JP1984145318 U JP 1984145318U JP 14531884 U JP14531884 U JP 14531884U JP H0328575 Y2 JPH0328575 Y2 JP H0328575Y2
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JP
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crystal oscillator
frequency
oscillation
frequency dividing
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  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は水晶発振器モジユールに関するもので
ある。
〔従来の技術〕
現在、水晶発振器、分周器および出力バツフア
を封止容器内に封入した水晶発振器モジユールが
各方面にわたつて使用されている。発振周波数が
高い場合には、このモジユールから漏洩電界が生
じ、特に、1ボード上に複数のモジユールを近接
して配置したものでは、それぞれの漏洩電界によ
り相互干渉が生じてしまい、発振周波数が変化し
てしまうことがあつた。この問題点を回避するた
めに不要なモジユールについてはその発振を停止
させておくことが考えられるが、これによると再
起動に時間がかかり、しかも出力信号の位相が不
定となつてしまうものであつた。そこで従来は、
不要時には発振を保持したまま分周段をリセツト
しておくものがあつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来のものでは、漏洩電界の問題および再
起動の時間の問題については解決できるが、再起
動時における各分周出力の位相が不定となつてし
まう欠点があつた。そのため複数のモジユールを
用い、各モジユールの各分周出力の位相の整合を
とる必要がある装置においては極めて不都合であ
つた。
本考案は、漏洩電界、再起動の時間および分周
出力の位相の各問題点を悉く解決するようにした
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、水晶発振器および分周段は低電圧で
動作させておき、出力バツフアの動作を禁止する
ようにしたものである。
〔実施例〕
図面において、OSは水晶発振器で、水晶振動
子Q、インバータV1、帰還抵抗R1および負荷容
量C1,C2からなる。F1〜F4は分周段を構成する
フリツプフロツプ回路、B1〜B5は出力バツフア、
V2,V3はインバータである。Sはスイツチング
回路、R2は電流制限抵抗で、これらによつて制
御回路を構成するものである。
以上の構成は総て封止容器(図示せず。)内に
封入してある。
つぎに動作について説明する。出力バツフア
B1〜B5から周波数出力が必要な場合には、入力
端子を“1”に保持して出力バツフアB1
B5を動作させるとともにスイツチング回路Sを
オンにする。これによつて、インバータV1,V2
およびフリツプフロツプ回路F1〜F4に、電源電
圧が低降されることなく印加され、十分な電圧の
発振出力および分周出力が得られる。これらは出
力バツフアB1〜B5を介して外部に出力される。
そして発振および分周出力が不要なときには、
入力端子に禁止信号“0”を供給する。こ
れにより出力バツフアB1〜B5の動作が禁止され、
発振出力および分周出力の発生が禁止される。そ
のため、漏洩電界を制御でき、是の発振器モジユ
ルへの悪影響を排除できる。
一方、上記禁止信号によつてスイツチング回路
Sがオフになり、インバータV1,V2およびフリ
ツプフロツプ回路F1〜F4には電流制限抵抗R2
介して電源が供給される。そのため最低動作電圧
で、発振および分周動作が保持され、消費電流を
低減することができる。
このように発振および分周動作は継続している
ので、禁止を解除したときに、発振動作の再起動
に時間を要せず、分周出力も禁止前の位相状態を
保持している。
なお上記の例では、総ての構成を封止容器内に
封入したが、負荷容量C1,C2については封止容
器の底部外面に形成するようにしてもよい。例え
ば第2図のように、金属製の封止容器Mの底面に
セラミツク板CEを設け、この上に電極EL1,EL2
を形成する。そして誘電体層Aを挟んで電極EL3
をほぼ全面にわたつて形成してある。電極EL1
EL3によつて負荷容量C1を形成し、電極EL2
EL3によつて負荷容量C2を形成するものである。
そして電極EL3を封止容器Mとともにアースして
おくことにより、封止容器全体がシールドされる
ものである。
〔効果〕
本考案によれば、分周段からの分周出力を受け
る出力バツフアの動作を禁止信号によつて禁止す
るとともにこの禁止信号によつて発振および分周
の動作を低電圧で保持するようにしたので、低電
圧で発振および分周動作を保持したまま出力信号
を禁止することができ、漏洩電界を抑制できると
ともに再起動時の発振立上り時間をなくすことが
でき、さらに分周出力の位相ずれもなくすことが
できる。したがつて水晶発振器モジユールを複数
個近接して配置した装置において、特に効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示した論理回路
図、第2図は封止容器の一例を示した一部破断正
面図である。 OS……水晶発振器、F1,F4……フリツプフロ
ツプ回路、B1〜B5……出力バツフア、……
入力端子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 水晶発振器、この水晶発振器の出力を分周する
    分周段、この分周段からの分周出力を受ける出力
    バツフアおよび上記水晶発振器と上記分周段の電
    源電圧を制御する制御回路を封止容器内に封止し
    てあり、 上記出力バツフアの動作を禁止する禁止信号の
    入力端子を設け、 この入力端子からの上記禁止信号を上記制御回
    路に供給して上記水晶発振器と上記分周段の電源
    電圧を低降させてその動作を保持することを特徴
    とする水晶発振器モジユール。
JP1984145318U 1984-09-26 1984-09-26 Expired JPH0328575Y2 (ja)

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JPS6160514U JPS6160514U (ja) 1986-04-23
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5229144A (en) * 1975-09-01 1977-03-04 Mitsubishi Electric Corp Oscillation circuit
JPS5212446B2 (ja) * 1973-12-10 1977-04-07
JPS5850803A (ja) * 1981-09-21 1983-03-25 Hitachi Ltd 発振回路

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5212446U (ja) * 1975-07-16 1977-01-28

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JPS6160514U (ja) 1986-04-23

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