JPH03285065A - 蒸発源 - Google Patents
蒸発源Info
- Publication number
- JPH03285065A JPH03285065A JP8724290A JP8724290A JPH03285065A JP H03285065 A JPH03285065 A JP H03285065A JP 8724290 A JP8724290 A JP 8724290A JP 8724290 A JP8724290 A JP 8724290A JP H03285065 A JPH03285065 A JP H03285065A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- evaporation
- heater
- port
- cylindrical heater
- inlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 230000008020 evaporation Effects 0.000 claims abstract description 61
- 239000002994 raw material Substances 0.000 claims description 24
- 239000010409 thin film Substances 0.000 abstract description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 5
- 239000000758 substrate Substances 0.000 abstract description 5
- 239000010408 film Substances 0.000 description 3
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- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 3
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- 238000007738 vacuum evaporation Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は真空蒸着装置に用いられる蒸発源に関するも
のであり、特に、酸化物を蒸発させるために利用される
ものである。
のであり、特に、酸化物を蒸発させるために利用される
ものである。
(従来の技術)
従来の蒸発源は第6図に示されるように上部の開口した
有底形状の容器21内に、蒸発される多数の酸化物22
を置き、容器21外周に配設された高周波誘導コイル(
図示せず)によって、酸化物22を高周波誘導加熱して
、蒸発させるものである。
有底形状の容器21内に、蒸発される多数の酸化物22
を置き、容器21外周に配設された高周波誘導コイル(
図示せず)によって、酸化物22を高周波誘導加熱して
、蒸発させるものである。
(発明が解決しようとする課題)
従来の蒸発源は上記のように有底形状の容器21内に置
かれた酸化物22を高周波誘導加熱により蒸発させてい
るが、第7図に示されるように酸化物22の蒸発レート
は時間の経過とともに減少していた。そのため、酸化物
22を長時間同一蒸発レートで蒸発させることができな
ないうえ、基板(図示せず)に蒸着される薄膜の膜質を
同一にすることもできなかった。それゆえ、20分以上
の長時間の蒸発を行うことが出来ない等の問題が起きた
。
かれた酸化物22を高周波誘導加熱により蒸発させてい
るが、第7図に示されるように酸化物22の蒸発レート
は時間の経過とともに減少していた。そのため、酸化物
22を長時間同一蒸発レートで蒸発させることができな
ないうえ、基板(図示せず)に蒸着される薄膜の膜質を
同一にすることもできなかった。それゆえ、20分以上
の長時間の蒸発を行うことが出来ない等の問題が起きた
。
この発明の目的は、従来の問題を解決して、長時間の蒸
発を可能にして、生産性を向上させることのできる蒸発
源を提供することにある。
発を可能にして、生産性を向上させることのできる蒸発
源を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために、この発明の蒸発源は、一端
の入口と他端の出口との間の壁に蒸発口を形成し、内部
に列をなして入れられている複数の蒸発原料を上記蒸発
口より蒸発させる加熱器と、この加熱器内の上記複数の
蒸発原料を連続的または間欠的に移動させる移動自在な
押込み機構とを備えたことを特徴とするものである。
の入口と他端の出口との間の壁に蒸発口を形成し、内部
に列をなして入れられている複数の蒸発原料を上記蒸発
口より蒸発させる加熱器と、この加熱器内の上記複数の
蒸発原料を連続的または間欠的に移動させる移動自在な
押込み機構とを備えたことを特徴とするものである。
(作用)
この発明においては、筒状加熱器内に列をなして入れら
れている複数の蒸発原料を蒸発口より蒸発するようにな
るが、このとき、押込み棒によって、筒状加熱器内に列
をなして入れられている複数の蒸発原料は連続的または
間欠的に移動させられるようになる。そのため、蒸発口
において蒸発原料は常に一定の条件で蒸発するようにな
り、基板(図示せず)に蒸着される薄膜の膜質を同一に
することができるようになる。そのゆえ、長時間の蒸発
が可能になる。
れている複数の蒸発原料を蒸発口より蒸発するようにな
るが、このとき、押込み棒によって、筒状加熱器内に列
をなして入れられている複数の蒸発原料は連続的または
間欠的に移動させられるようになる。そのため、蒸発口
において蒸発原料は常に一定の条件で蒸発するようにな
り、基板(図示せず)に蒸着される薄膜の膜質を同一に
することができるようになる。そのゆえ、長時間の蒸発
が可能になる。
(実施例)
以下、この発明の実施例について図面を参照しながら説
明する。
明する。
第1図および第2図は第1実施例を示しており、これら
の図において、左右に配置された電極lは金属、セラミ
ック又は炭素系材料でできた円筒状加熱器2を水平に支
持している。円筒状加熱器2の一端の入口2aと他端の
出口2bとの間の上部の壁にはスリット状の蒸発口2C
が形成されているが、入口2aと蒸発口2cとの間は所
定の長さがとられ、そこで後述の蒸発原料3をストック
している。円筒状加熱器2内には昇華性のよい酸化物よ
りなる複数の蒸発原料3が列をなして入れられ、蒸発原
料3が蒸発口2cより蒸発されるようになっている。円
筒状加熱器2内には矢視のよう動く移動自在な押込み棒
4が円筒状加熱器2の端の入口2aより入れられ、この
押込み棒4によって、円筒状加熱器2内の複数の蒸発原
料3が移動されるようになっている。なお、図中、5は
円筒状加熱器2の上方に配置されたマスクで、蒸着部分
を選択するものである。
の図において、左右に配置された電極lは金属、セラミ
ック又は炭素系材料でできた円筒状加熱器2を水平に支
持している。円筒状加熱器2の一端の入口2aと他端の
出口2bとの間の上部の壁にはスリット状の蒸発口2C
が形成されているが、入口2aと蒸発口2cとの間は所
定の長さがとられ、そこで後述の蒸発原料3をストック
している。円筒状加熱器2内には昇華性のよい酸化物よ
りなる複数の蒸発原料3が列をなして入れられ、蒸発原
料3が蒸発口2cより蒸発されるようになっている。円
筒状加熱器2内には矢視のよう動く移動自在な押込み棒
4が円筒状加熱器2の端の入口2aより入れられ、この
押込み棒4によって、円筒状加熱器2内の複数の蒸発原
料3が移動されるようになっている。なお、図中、5は
円筒状加熱器2の上方に配置されたマスクで、蒸着部分
を選択するものである。
このような第1実施例においては、円筒状加熱器2内に
列をなして入れられている複数の蒸発原料3は蒸発口2
cより蒸発するようになるが、このとき、押込み棒4が
移動すると、円筒状加熱器2内の複数の蒸発原料3は連
続的に移動するようになる。そのため、蒸発口2cにお
いて蒸発原料3は常に一定の条件で蒸発するようになり
、基板(図示せず)に蒸着される薄膜の膜質を同一にす
ることができるようになる。そのゆえ、長時間の蒸発が
可能になる。
列をなして入れられている複数の蒸発原料3は蒸発口2
cより蒸発するようになるが、このとき、押込み棒4が
移動すると、円筒状加熱器2内の複数の蒸発原料3は連
続的に移動するようになる。そのため、蒸発口2cにお
いて蒸発原料3は常に一定の条件で蒸発するようになり
、基板(図示せず)に蒸着される薄膜の膜質を同一にす
ることができるようになる。そのゆえ、長時間の蒸発が
可能になる。
次に、第3図は第2実施例を示しており、同図によれば
、円筒状加熱器2の一端の入口2aの横側には、距離を
おいて、押込み棒4が設けられ、また、円筒状加熱器2
の一端の人口2aと押込み棒4との間には蒸発原料3を
上昇させるための昇降自在なりフタロが設けられている
。
、円筒状加熱器2の一端の入口2aの横側には、距離を
おいて、押込み棒4が設けられ、また、円筒状加熱器2
の一端の人口2aと押込み棒4との間には蒸発原料3を
上昇させるための昇降自在なりフタロが設けられている
。
したがって、リフタ5で蒸発原料3を上昇させ、これを
円筒状加熱器2の一端の入口2aと同一位置にした後、
押込み棒4を移動して、蒸発原料3を円筒状加熱器2の
一端の入口2aに入れる。そうすると、既に円筒状加熱
器2内に入れられていた蒸発原料3は新しく入口2aよ
りいった蒸発原料3によって移動され、蒸発口2cでは
新しい蒸発原料3による蒸発がなされるようになる。ま
た、既に蒸発に使用された蒸発原料3は円筒状加熱器2
の他端の出口2bより放出されるようになる。
円筒状加熱器2の一端の入口2aと同一位置にした後、
押込み棒4を移動して、蒸発原料3を円筒状加熱器2の
一端の入口2aに入れる。そうすると、既に円筒状加熱
器2内に入れられていた蒸発原料3は新しく入口2aよ
りいった蒸発原料3によって移動され、蒸発口2cでは
新しい蒸発原料3による蒸発がなされるようになる。ま
た、既に蒸発に使用された蒸発原料3は円筒状加熱器2
の他端の出口2bより放出されるようになる。
なお、上記の場合、押込み棒4の移動が間欠的であるた
め、円筒状加熱器2内での蒸発原料3の移動も間欠的と
なる。
め、円筒状加熱器2内での蒸発原料3の移動も間欠的と
なる。
ところで、上記各実施例では、円筒状加熱器2を使用し
ているが、この代わりに、舟形加熱器または第4図に示
す形状の加熱器2であってもよい。
ているが、この代わりに、舟形加熱器または第4図に示
す形状の加熱器2であってもよい。
また、蒸発原料3は酸化物以外にも昇華性かよければ如
何なるものであってもよい。更に、円筒状加熱器2を外
部ヒータで加熱してもよい。更にそのうえ、第5図に示
すように円筒状加熱器2を幅の広いフィルム7の幅、方
向に多数配列すれば、幅の広いフィルムについても良好
な膜質の蒸着膜を形成することができる。また、円筒状
加熱器2の外周にリフレクタを配置してもよい。更に、
蒸発口2cの形状はスリット以外の形状をしいてもよい
。
何なるものであってもよい。更に、円筒状加熱器2を外
部ヒータで加熱してもよい。更にそのうえ、第5図に示
すように円筒状加熱器2を幅の広いフィルム7の幅、方
向に多数配列すれば、幅の広いフィルムについても良好
な膜質の蒸着膜を形成することができる。また、円筒状
加熱器2の外周にリフレクタを配置してもよい。更に、
蒸発口2cの形状はスリット以外の形状をしいてもよい
。
(発明の効果)
この発明は、上記のような構成をしているため、筒状加
熱器内に列をなして入れられている複数の蒸発原料を蒸
発口より蒸発するようになるが、このとき、押込み棒に
よって、筒状加熱器内に列をなして入れられている複数
の蒸発原料は連続的または間欠的に移動させられるよう
になる。そのため、蒸発口からの蒸発レートが時間の経
過とともに減少することが少なくなり、基板(図示せず
)に蒸着される薄膜の膜質を同一にすることができるよ
うになる。そのゆえ、1時間以上の長時間の蒸発が可能
になり、生産性が向上するようになる。
熱器内に列をなして入れられている複数の蒸発原料を蒸
発口より蒸発するようになるが、このとき、押込み棒に
よって、筒状加熱器内に列をなして入れられている複数
の蒸発原料は連続的または間欠的に移動させられるよう
になる。そのため、蒸発口からの蒸発レートが時間の経
過とともに減少することが少なくなり、基板(図示せず
)に蒸着される薄膜の膜質を同一にすることができるよ
うになる。そのゆえ、1時間以上の長時間の蒸発が可能
になり、生産性が向上するようになる。
第1図はこの発明の第1実施例の平面図、第2図はこの
発明の第1実施例の断面図、第3図はこの発明の第2実
施例の立面図である。第4図はこの発明のその他の実施
例の斜視図、第5図はこの発明の更にその他の実施例の
平面図である。第6図は従来の蒸発源の斜視図、第7図
は従来の蒸発源を用いて酸化物を蒸発するときの蒸発レ
ートを示すグラフである。 図中、 2 ・ ・ 2 a ・ 2 b ・ 2 C・ 3 ・ ・ 4 ・ ・ 円筒状加熱器 円筒状加熱器の入口 円筒状加熱器の入口 蒸発口 蒸発原料 押込み棒
発明の第1実施例の断面図、第3図はこの発明の第2実
施例の立面図である。第4図はこの発明のその他の実施
例の斜視図、第5図はこの発明の更にその他の実施例の
平面図である。第6図は従来の蒸発源の斜視図、第7図
は従来の蒸発源を用いて酸化物を蒸発するときの蒸発レ
ートを示すグラフである。 図中、 2 ・ ・ 2 a ・ 2 b ・ 2 C・ 3 ・ ・ 4 ・ ・ 円筒状加熱器 円筒状加熱器の入口 円筒状加熱器の入口 蒸発口 蒸発原料 押込み棒
Claims (1)
- 1.一端の入口と他端の出口との間の壁に蒸発口を形成
し、内部に列をなして入れられている複数の蒸発原料を
上記蒸発口より蒸発させる加熱器と、この加熱器内の上
記複数の蒸発原料を連続的または間欠的に移動させる移
動自在な押込み機構とを備えたことを特徴とする蒸発源
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8724290A JPH03285065A (ja) | 1990-03-31 | 1990-03-31 | 蒸発源 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8724290A JPH03285065A (ja) | 1990-03-31 | 1990-03-31 | 蒸発源 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03285065A true JPH03285065A (ja) | 1991-12-16 |
Family
ID=13909345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8724290A Pending JPH03285065A (ja) | 1990-03-31 | 1990-03-31 | 蒸発源 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03285065A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2812757C2 (ru) * | 2022-06-24 | 2024-02-01 | Цобеле Холдинг Спа | Устройство для испарения летучих веществ, содержащее тампон и теплоотражательный элемент |
-
1990
- 1990-03-31 JP JP8724290A patent/JPH03285065A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2812757C2 (ru) * | 2022-06-24 | 2024-02-01 | Цобеле Холдинг Спа | Устройство для испарения летучих веществ, содержащее тампон и теплоотражательный элемент |
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