JPH032813Y2 - - Google Patents

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JPH032813Y2
JPH032813Y2 JP17735385U JP17735385U JPH032813Y2 JP H032813 Y2 JPH032813 Y2 JP H032813Y2 JP 17735385 U JP17735385 U JP 17735385U JP 17735385 U JP17735385 U JP 17735385U JP H032813 Y2 JPH032813 Y2 JP H032813Y2
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JP
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pile
lower half
upper half
metal ring
socket
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JP17735385U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は一種の測量用くいの構造の改良に関
し、慣用のくいの実用上の欠点を解決すべく設計
したものである。
その要点は、上半節周辺に突出部を設けて逆止
作用をさせ地面との密着性をはかること、二節式
結合設計により測量点を確実に保持すること、頂
上部に十字形の溝を設けるとともに中央部に挿し
込み口を設けて航空測量や雨測量のときに標識物
を挿入するのに用いること、などである。
これを総合的に述べれば、一種の実用的な使用
価値のあるくいの設計を提供するものである。
慣用の測量用くいは、第3図に示すように、単
に一本の四角柱の底部を錐状に削つて、そのまま
地上の測量点に挿し込んで固定するものだけのも
のである。従つて使用中に下記ような欠点が現れ
る。
(1) 慣用の測量用くいの四角柱は表面が平滑であ
り、地面に対する把握力が弱い。このため、外
力を受けると、傾いたり、倒れたりする。
(2) 慣用の測量用くいは、一本造りで、外力を受
けて倒れたときは測量点から外れ、再び正確な
位置を定めるのに時間と労力を浪費する。
(3) 慣用のくいを挿し込んだ後に、もし航空測量
や再測量をするため、目標や標識を必要とする
ときは、その側にさらに一本の標的を立てなけ
ればならないので、地点は不確実になり、測量
の精度を欠き、かつ労力経費の浪費となる。
このように、慣用のくいには種々の欠陥がある
ので、本考案者はこれを改良すべく本構造設計を
案出した。
すなわち本考案の主要な目的は、一種の測量用
くいの改良構造設計を提供することにあり、その
要点は、上半節の周辺に若干の階段式突出物を設
けて逆止の効果を発揮させ、くいの地面に対する
把握力を確実にするものである。
本考案のもう一つの目的は、二節式結合の設計
により、有効に元来の測量点を保存することにあ
る。これにより、もし上半節が外力を受けて傾斜
したり倒れたりしたときでも、下半節は依然とし
て元来の測量点に止まる。また下半節には金属リ
ングを設けてあるので、金属探測器を用いて直ち
にその所在を確められる。故に再測量の必要はな
い。
本考案のもう一つの目的は、くいの頂上部に十
字形の溝を設けるとともに中央部に挿込口を設け
て、標的や標示板を安置できるようにし、航法測
量、再測量等の場合に別の標識を立てなくてもす
むようにしたことである。
尖つた錐状の削り面の設計およびその構造は、
第1図および第2図にみるとおりである。
本考案のくいは上半節と下半節との組み合わせ
からなる。下半節1の頂上部に一つのソケツト1
1を設ける。このソケツト11には、一つの金属
リング12が嵌められるようにする。金属リング
の内側には一重の薄紙を貼る。この金属リングは
しつかりとソケツトに嵌め込み、ソケツト内部と
一体にする。下半節1の下端は、斜面に削つたシ
ヤープな底部13を形成し、それをもつて容易に
地面に挿し込むことができる。上半節2はその周
辺に沿つて若干の平均に分布した階段式突出部2
1を設け、くいを打ち込むときはスムースに地中
に入り、引き抜くときはこの突出部21が反対方
向に対して逆止作用をするようにする。それゆ
え、たやすくは引き抜かれない。
また、上半節2の頂上部中央に一つの十字形溝
22を設け、その中央部に一つの挿込穴23を設
ける。上半節2の底部にはプラグ24を設ける。
プラグの寸法は、ちようど下半節の金属リング1
2の内径に合うようにする。両者は嵌め込んで一
体とする。本考案ははじめて上下節結合の設計方
式を採つたものであつて、くいが外力を受けて傾
斜して倒れたとき、あるいは抜かれたとき、下半
節を地中に挿込んだ把握力が上半節と下半節の結
合力より強いため、下半節はしつかりと地中の測
量点上に留まる。
また、金属リングを下半節1のソケツト11内
に嵌め込んであるので、万一くい上半節が遺失し
ても、容易に金属属探測器で測量点の位置を探せ
る。この場合、さらにもう一本の上半節2をソケ
ツトに嵌めれば、再び正確な測量用くいとして使
える。
本考案のくいの頂上部は十字形溝22があるの
で、これに標識物を挿し込めば航空測量や再測量
に使え、慣用のくいのように、その付近にさらに
別のくいを立てなくてよい。
総括的に言えば、まず本考案のくいは多斜面の
シヤープな形で底部を形成し、容易に打ち込みが
できる。くいの周辺に階段式に突出部を設けてあ
るので逆止作用があり、地面に対し把握力が強
い。また二節式で金属リングがあるので、たとえ
くいの上半節が外力により引き抜かれても、下半
節はなお地中に食い込んでいて、測量点は移動し
ない。ゆえに、再度測量点を定めなくてもよい。
くい頂上部の十字形溝および中央の挿込口は、基
準点を標示するほか標識物を挿込めるので、再測
量時に便利である。
このように本考案は慣用のくいの欠点を除去し
改良設計したものであつて、実用性に富む構造を
有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のくいの外観を示す斜視図で
ある。第2図は、本考案のくいを構成部品に分解
したところを示す斜視図である。第3図は、慣用
の測量用くいの外観を示す斜視図である。 1……下半節、2……上半節、11……ソケツ
ト、13……シヤープな錐状底部、21……突出
部、22……十字形溝、24……プラグ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主体が上半節と下半節の組み合せからなり、下
    半節の頂上部に一つのソケツトを設け、このソケ
    ツトの内側に一つの金属リングを強固に嵌め、金
    属リングの内側に一重の薄紙を貼り、また下半節
    の底部は4斜面以上の多斜面に削つてシヤープに
    するとともに上半節の周辺に若干の突出部を設
    け、くいが下向きに打ち込まれるときは順調に下
    降するがくいを上向きに抜くときは逆止作用をす
    るようにし、上半節の頂上部中央に一つの十字形
    溝を、またその中央部には挿し込み孔を設け、上
    半節の底部には一つのプラグを設け、その寸法を
    下半節の金属リング内径に嵌め込めるようにし、
    それによつて上下の両半節を結合して一体とした
    ことを特徴とする測量用くい。
JP17735385U 1985-11-18 1985-11-18 Expired JPH032813Y2 (ja)

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JP17735385U JPH032813Y2 (ja) 1985-11-18 1985-11-18

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JP17735385U JPH032813Y2 (ja) 1985-11-18 1985-11-18

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JPS6283918U JPS6283918U (ja) 1987-05-28
JPH032813Y2 true JPH032813Y2 (ja) 1991-01-25

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JPS6283918U (ja) 1987-05-28

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